AIの今後について、AGI→知能爆発(Intelligence Explosion:AIが自分自身を改良し続け、急速に超知能に進化する)→産業爆発(Industrial Explosion:産業の生産性や規模が爆発的に拡大する)みたいな流れなのかなと思っていたのですが、順序として...
低所得の高卒非正規。 2030年までにアーリーリタイアして配当金生活するのが目標です。
AIの今後について、AGI→知能爆発(Intelligence Explosion:AIが自分自身を改良し続け、急速に超知能に進化する)→産業爆発(Industrial Explosion:産業の生産性や規模が爆発的に拡大する)みたいな流れなのかなと思っていたのですが、順序として...
ゴールドは長年にわたってその価値を保ち続けており、「1オンス金貨1枚で一カ月間生活できる購買力がある」とか「1オンス金貨があれば現代では高級スーツが買えるが、古代ローマでは元老院議員が着る高価な服が買えた」みたいな話があったりします。 ふと住宅価格はどうなんだろうと気になったので...
前々回の記事のデータを使って、今回はゴールド価格・ゴールド時価総額・米名目GDPの長期推移を見てみました。 過去記事: 金本位制時代の対GDP比のゴールド時価総額を概算してみる まずは50年ローリング上昇率(米ドル建て)は以下のようになります。 金本位制下ではそもそも米ドル建て...
コメント欄でSBI証券のセキュリティ窓口に電話したらアプリ経由のログインや新規売買の制限をしてもらえると教えていただいたので、早速やってみました。 と言っても電話するのは面倒だなあと思ったので、お問い合わせフォームからでもできるというのを見かけてそちらから米国株以外の外国株の売買...
全世界のGDP比でみると、現在のゴールドの時価総額は1980年のピークよりも高い水準にあります。 過去記事: 対GDP比のゴールド時価総額、1980年のピークを突破してしまう ズレがあったとしても1969年以降で最高水準まできていることは間違いないと思うのですが、全世界の名目G...
対GDP比のゴールド時価総額、1980年のピークを突破してしまう
ゴールドはキャッシュフローがないためフェアバリューを測ることはできませんが、超長期的にみればゴールドの時価総額は全世界の名目GDP成長率と同等のペースで増大すると考えています。 過去記事: ゴールドは長期では配当込み株式には勝てない 対GDP比のゴールド時価総額は大雑把な割高/...
2025年4月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比2.1%増の807でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米国...
最近はゴールド高騰&株価下落により、特定期間を切り取ってS&P500よりもゴールドのほうがリターンが良かったみたいな言説が増えた感じがします。 今回は1968年以降でゴールドがS&P500をアウトパフォームしているというグラフを見たので、配当込みの指数できちんと比較してみました。...
危機に瀕するジェレミー・シーゲルの「グローバル・ソリューション」
高齢化が進む先進国では、退職者が必要とする財・サービスを誰が生産し、退職後に売却される資産を誰が購入するのか、という問題があります。 ジェレミー・シーゲルは『株式投資の未来』のなかで、途上国の労働者にとって先進国の資産は魅力的であるため、成長著しい途上国の若い労働者が生産を担い、...
【低CAPE復調?】GVALが5年リターンで初めてVTを上回る
以前主力ETFとして保有していた低CAPE国に投資するGVAL(Cambria Global Value ETF)というETFがあります。 2014年の設定以来ずっと低迷していたのですが、今年に入ってからは逆行高となっており、5年トータルリターンでは足元でVTを上回っています。 ...
長期的な期待リターンを推し量るための指標のひとつに家計金融資産の株式比率があります。 過去記事: 家計金融資産の株式比率が上昇すると将来のリターンは低下する 久しぶりにFREDを確認してみると、足元(2024Q4)では43.47で過去最高を更新していました。 ※株式比率は FR...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2025年3月末)
2025年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年12月末) ※今回使ったデータはす...
アメリカの大統領の権限はイメージほど強くないみたいな話もありますが、大統領令で議会の承認を経ずにできることはかなり多いような気がします。対象国の関税率を貿易赤字/輸入額/2とかいうめちゃくちゃな計算で決めたとか言われている今回の相互関税も大統領令です。 (反ワクチン陰謀論者RKJ...
過去100年程度の各国の実質GDP成長率をみてみると、新興国は一時的に高い成長率が持続することがあっても成熟国は2%程度に落ち着いており、自然な状態ではこれがサスティナブルな成長率なのかなと思っています。 過去記事: 実質GDP成長率と木の成長率 一方、最近よく目にする「AGI...
2025年3月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比4.2%減の790でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は...
前回の記事では単純にゴールド価格と米名目GDPを比べただけでしたが、今回はゴールドの希薄化も含めて時価総額で考えてみました。前も同じようなことをやったことがあるのですが、今回はもっと長期になります。 過去記事: ゴールド価格と米名目GDPを比べてみた まず、ゴールド価格に地上在...
ジェレミー・シーゲルの有名なチャートではゴールドのインフレ調整後リターンは1%未満となっていますが、1971年のニクソンショック以降ではかなりの高リターンを記録し続けています。 過去記事: ゴールドの200年のインフレ調整後リターンは年率0.9%という話 最新は特にパフォーマン...
Xでイーロン・マスクの「死とは記憶の喪失なので、痛みなく完全に分解されてすぐに再構築されたら、それは実質的には死とは呼べないかも」みたいな発言(元動画?は観ていない)を見かけました。 私は自分が生きているあいだに実現可能かどうかは置いておいて、身体の義体化とか最終的にはマインドア...
2022年のロシア資産の凍結以来、政府による資産凍結・没収に興味をもっています。 銀行預金や証券は政府がその気になれば最も容易に凍結・没収することができますし、不動産も住宅はなかなか対象にならないかもしれないとはいえ国家と切り離せない極めて脆弱な資産なので、これに対抗するためには...
西側諸国の株式に投資するETFの場合には特に気にする必要は特にないと思うのですが、非西側の株式の場合は(代替可能であれば)米国ETFよりも東証ETFとか国内の投信を選んだほうがいいんじゃないかなと思っています。 たとえばロシア株ETFの場合、結果的にはすべて結局清算になった訳です...
当ブログは匿名で個人情報も載せていないため今までは普通に純資産額をそのまま記載していたのですが、今月から若干ぼかして指数化した数値に切り替えることにしました。 2025年2月末の純資産(2016年12月=100)は前月比-14.1%減の824でした。 投資対象は株式、債券、オ...
「なぜなら私たちは、何も持たずに世に生まれ、世を去る時は何も持って行くことが出来ないからです。」 テモテへの手紙一6章7節 聖書には、地上に積んだ富は死後には役に立たず、持って行くことはできないと書かれています。 たしかに大半の資産は所有者が死亡したら遺言や相続手続きに則って分...
World Gold Councilによる地上に存在するゴールドの総量の推計値が更新されており、2024年末は216,265トン※だったそうです。 ※2023年末は212,582トンだったので1年で1.7%(3,683トン)増加したということになります。 出典: World Go...
2025年1月末の資産は前月(10,096万円)比328万円増の10,424万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 DeepSeekでNVDA...
やはりAIの恩恵を主に受けるのは消費者なのではと改めて思った
アスワス・ダモダラン教授は技術革新はコストを削減して価格を引き下げる効果はあっても株式リターンが高くならない説を主張しており、今回のDeepSeekの件でもAIがコモディティ化することで企業には不利、消費者に有利だと言っているようです。 当ブログでも自身のリタイア計画に大きな影響...
ゴールドETFは最もコストが安いものではGLDMで経費率0.10%、東証ETFでは金の果実(1540)が0.44%です。 同じ投資対象の場合は分配金にかかる税金のために東証ETFのほうが有利になることが多いですが、ゴールドETFに限っては分配金もなくコスト差が大きいので、GLDM...
小型株は長期にわたってアンダーパフォームが続いており、大型株対比で安く見えます。 しかし一方で小型株の多くは赤字企業のためにRussell 2000の予想PER※は26.30であり、これはS&P500(23.43)どころかNASDAQ100(25.12)よりも高いため、株価が大型...
過去40年間はPC(1980年代)、インターネット(1990年代)、スマートフォン(2000年代)、SNS普及と大手テックブーム(2010年代)と急激な変化が起きたのにも関わらず、株式リターンは50年前よりもわずかに高かっただけだったため、技術革新はコストを削減して価格を引き下げ...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年12月末)
2024年12月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年9月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年9月末) ※今回使ったデータはすべてRes...
今回は2025年1月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
もともと私はLeanFIRE志向で、比較的若いあいだに無駄に長時間働くのであればギリギリで老後仮に少し足りなくなったらそのときはそのときでもいいかと思っていました。 子育てをする訳でもなければ、地位財みたいなものには興味もないし、お金のかかる趣味は何もないので、まあセルフ生活保護...
とうとう当ブログも開始8年目に突入してしまいました。 前にも書いたんですが、私が株式投資を始めたのは友人に働きたくないならやってみたらいいんじゃない?って勧められたのがきっかけで、その後は投資の話ばかりしていたらブログにでも書いたら?って言われて始めたんですよね。当時後押しがなく...
2024年12月末の資産は前月(10,001万円)比95万円増の10,096万円でした。12月はほぼ横ばいでしたが、通年では2023年に引き続き、2024年も大幅増となりました。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(...
つい先日も確定拠出年金を一時金受け取りする際の退職金控除改悪が話題になっていましたが、将来どれだけ改悪されるのかは全くわからないので今の制度に合わせて最適化することはあまり意味がないなと私は常々思っています。 退職金控除はそもそも退職金がもらえるような身分ではなく、私のしょぼいD...
トランプ再選を正確に予測していたとして、Polymarketをはじめとする予測市場が日本でも大きな注目を集めました。 たとえばトランプが最初の100日でビットコイン準備金を創設する確率はこれを書いている時点では35%になっています。 出典:Polymarket ふと思ったんですが...
2022年に世界恐慌並のドローダウンを記録したオールシーズンズ・ポートフォリオ
レイ・ダリオのオールシーズンズ・ポートフォリオには長期国債が40%も含まれているため、金利上昇に転じたあとはパフォーマンスが悪化しており、最近ではあまり話題にならなくなっているように思えます。私も存在をすっかり忘れていました。 過去10年を振り返ると、コロナショックを無風で乗り切...
GoogleのAI研究者によると、近いうちに知性の価格はゼロに近づいていくんだそうです。 If you are not planning for the price of intelligence to go to zero, the next 3-5 years are goi...
月次の資産記事で最近2件ほど「資産の急増は生前贈与/収入増によるものですか?」的なコメントをいただいたので補足?の記事です。 資産記事の一番後ろには株式ポートフォリオのパフォーマンスを載せているのですが、これは今のところ全世界株インデックスとほぼ同程度となっています。 書き方が悪...
2024年11月末の資産は前月(8,322万円)比1,679万円増の10,001万円でした。 トランプ再選は公衆衛生的にはかなり厳しそうなので個人的にはハリス政権のほうが良かったなあと思っているのですが、資産面では恩恵を受けています。アメリカのリベラル層も嘆きながら資産増やしてる...
少し前から闇バイトでTelegramやSignalが利用されていると報道されているなかSNSでは一部でアプリの規制を求める声があがっており、交通事故が起きるから自動車を規制しろみたいなめちゃくちゃな考え方をする人の多さにちょっと引いていたのですが、今度は高市早苗氏が通信傍受の強化...
ビットコイン価格がトランプ再選以降上昇しているからか、大昔から使い古されてきた「ビットコインには裏付けがないからダメ」という批判を再び見かけるようになりました。 資産の裏付けは一般的には何らかの価値を保証するための担保となるものがあって、それを支える国家や組織などの主体があること...
先日、Meiji Seikaファルマのコスタイベ(レプリコンワクチン)を接種してきました。 既存ワクチンに比べると少ない接種量で高い抗体価が持続するという点に加え、国産ワクチン開発は安全保障上も重要なのに反ワクチンのターゲットになってしまっているので、少しでも応援になればいいかな...
最近、『信長の正体』という本を読みました。 私はあまり歴史に興味を持ってこなかったので、何となく坂上田村麻呂とかそのあたりで蝦夷を征服したあとは戦国時代みたいな戦乱期を除くと概ね北海道と沖縄を除く日本全国を統治し続けてきたみたいな曖昧なイメージを持っていました。 しかしこの本によ...
最近SNS上でREITはゴミ箱論やREITに投資するのは情弱みたいな話をよく見かけるなあと思っていたら、いつの間にかREITのGoogleとトレンドが過去最低水準になっていました。 GoogleトレンドとJ-REITのグロスリターンを並べてみるとこんな感じになります。 Googl...
少し前に政府がサイバー攻撃を未然に防ぐためにIPアドレスなどのメタ情報を平時から監視する方向で検討に入ったというニュースがありました。 過去記事: 通信の秘密とE2EE、VPN これは政府によるものなので政府が信頼できる人にとってはそんなに心配するほどのものでもないのかもしれま...
ずっとメインでSBI証券&住信SBIネット銀行を使っていたので今まで意識したことがなかったのですが、この組み合わせだとSBI証券で売却した資金はSBIハイブリッド預金に入るので、住信SBIネット銀行の普通預金口座に移したい場合には手動で振替をやる必要があるんですよね。 (現時点で...
AGI・ASI実現予測がどんどん前倒しになってきているので、それまでのあいだを耐えられるだけの資産があればギリギリのリーンFIREでも余裕なのでは?的な気持ちが最近は強くなっています。 過去記事: AGI、ASI実現予測の前倒しでリーンFIREでもいけそうな気が 少子化はどうせ...
2024年10月末の資産は前月(7,818万円)比504万円増の8,322万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米国70.2%...
AGI、ASI実現予測の前倒しでリーンFIREでもいけそうな気が
主に労働力不足に起因する将来のインフレに備えるとかなり余裕をもったFIREじゃないと卒業リスクが高い気がするとか、景気循環を考えて次の不況を乗り越えてからのほうがいいだろうかとか、ここ数年は以前と比べてリタイア計画にはかなり慎重気味です。 でも最近はAGI、ASI実現予測がどんど...
割安な株式が失われていくなか、過去10年横ばいあるいは下落で相対的に安く見えるラテンアメリカの主要40銘柄で構成されるILF(iシェアーズ ラテンアメリカ 40 ETF)を買っていこうかなと思っています。 出典:Portfolio Visualizer ラテンアメリカ40といって...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年9月末)
2024年9月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年6月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年6月末) ※今回使ったデータはすべて...
伝統的な60/40からレイ・ダリオのオールシーズンズ戦略みたいなものまで、相関の低いアセット同士を組み合わせてリターンをあまり犠牲せずにリスクを下げる分散投資も良いですが、個人的には別の意味での分散投資のほうに気をかけています。 世の中にある資産のほとんどは国家の暴力なしには所有...
2024年9月末の資産は前月(7,408万円)比410万円増の7,818万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 2024年9月末の株式部分(DC・積立NISA除く)のポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米国6...
ブラックロックがビットコインについてのレポートで、伝統的なカウンターパーティーリスクがなく、中央集権的なシステムに依存せず、地政学リスクから切り離されていると書かれています。 Bitcoin, as the first decentralized, non-sovereign m...
ヒズボラが盗聴対策でポケベルやトランシーバーを通信手段に使ったら爆弾を仕込まれて一斉爆破、民間人が巻き込まれるというテロ事件のニュースを見て改めてサプライチェーン攻撃(物理)の怖さを思い知りました。 今までも西側と非西側のあいだで投資をしていると資産凍結や接収されるリスクが増して...
天然ダイヤモンドと上位互換的な人工ダイヤモンドとの価格差は拡大し続けているらしい
以前、1960~2019年のダイヤモンドのCAGRは4.3%という記事を書いたのですが、ダイヤモンド価格は2022年をピークにそれなりに下がっているようです。 過去記事: 1960~2019年のダイヤモンドのCAGRは4.3%らしい 最近みたチャートによると、天然ダイヤモンドは...
4%ルールは有名ですが、これはドル建てで米国株に投資しているアメリカ人にとってはそれなりに大丈夫でも、円建てで投資している日本人にとっては為替リスク分ボラティリティが上乗せされてしまうので破産確率は若干上がってしまうはずです。 以前4%取り崩しでの破産確率を調べてみたことがあるの...
ゴールドETFに比べるとビットコインETFはかなりリスクが高そう
先週、FBIが北朝鮮によるビットコインETFに対するソーシャルエンジニアリング攻撃について警告しているというニュースがありました。 参考: FBI: North Korean Cyber Criminals Are Targeting Crypto ETF Industry 米...
ビル・アックマン氏はブラジル最高裁がXの同国内サービス停止とStarlinkの口座凍結を命じたことを受けて、ブラジルが投資不可能な市場に転落しつつあると批判しているようです。 参考: アックマン氏、ブラジル「投資不可能な市場」に転落へ-X禁止を批判 ロシアはウクライナ侵攻で西側...
東証ETFでEDVよりもデュレーションの長い237A(iシェアーズ米国債25年超 ロングデュレーションETF)と238A(iシェアーズ米国債25年超 ロングデュレーションETF(為替ヘッジあり)が上場しました。 出典: 東証マネ部 米国ETFではさらにデュレーションが長いZROZ...
2024年8月末の資産は前月(8,411万円)比1,003万円減の7,408万円でした。月次の最大下落幅を記録しました。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 2024年8月末の株式部分(DC・積立NISA除く)のポートフォリオは以下の...
最近、バフェット指標(時価総額/名目GDP)を使って全世界株・ゴールド・ビットコインのリターン予想というのをやっているのですが、今回は肝心の米国株について作ってみました。 過去記事: 2050年までの全世界株のリターン予想、ゴールド・ビットコインとの比較 過去記事: 2050...
2050年までの全世界株、ゴールド、ビットコインのリターン予想(GDP成長率を変更した場合)
下記記事で全世界株、ゴールド、ビットコインの2050年までのリターン予想というのを作ったのですが、拾ってきた2050年時点の世界の実質GDP(2021年基準)は227.9兆ドルという数値が高すぎるのではという気がしたので、実質GDP成長率を変えた場合を作ってみました。 過去記事...
Proton AGが提供するビットコインのノンカストディアル(自己管理)ウォレット「Proton Wallet」が一般ユーザーでも使えるようになっていました。 https://proton.me/wallet Protonアカウントを持っている人なら簡単に使えますし、メールアドレ...
ゴールドはニクソンショック以降高いリターンを生んできましたが、バフェット指数的な考え方で世界の名目GDPに対する時価総額の比率を考えると、今後のリターンはかなり悪くなるんじゃないかなと思っています。 過去記事: 2050年時点のゴールドとビットコインの価格予想 前回の記事で私の...
2050年までの全世界株のリターン予想、ゴールド・ビットコインとの比較
前回の記事と同じ考え方で今から2050年までの全世界株(ACWI)のリターンを予想してみました。 過去記事: 2050年時点のゴールドとビットコインの価格予想 まず、MSCI ACWIの7月末時点の上位10銘柄の時価総額は15.89兆ドルでウェイトは21.23%だったそうなので...
以前、ゴールドの時価総額はだいたい全世界のGDPの5%〜15%のあいだで動いているといえるのでは?という記事を書きました。 過去記事: 全世界の株式時価総額、ゴールド時価総額と全世界のGDP これをもとに2050年時点のゴールド価格を大雑把に計算してみることにします。 2050...
私はたぶん当ブログを始めたときからリスク資産比率がほぼ100%、さらにここ数年は野村Webローンで薄っすらレバレッジをかけているので100%超が常態化しています。 給料が入ったら即必要最低限以外は運用に回すのを続けていると余剰キャッシュを持っているのが気持ち悪く感じるようになって...
久しぶりに体感的に大きめの急落がやってきたので、過去5年間の各資産の円建てパフォーマンスを振り返ってみました。 まずはVT(全世界株)、IAU(ゴールド)、EDV(米長期債)、VCLT(米長期社債)で。5年間の円建てトータルリターンはBTC(+622.2%)、VT(+137.7%...
先日、総務省の全国家計構造調査をもとに「老後に備えてためた金融資産が、80歳を過ぎても平均で1〜2割しか減っていない」という日経の記事が少し話題になっていました。 これでふと疑問に思ったのですが、こういう家計調査ってどれくらい真面目に申告されているんでしょうか。特にあまり開示した...
もともとサイドFIREは選択肢として微妙だなあと思っていたので完全なFIRE(って何て呼ぶんでしょうね。フルFIRE?完全FIRE?そもそもFIRE自体が完全なリタイアを指してると思うのでFIREでいいのか…)志向ではありました。 接客業は客とコミュニケーションとりたくないので嫌...
Bitcoin 2024カンファレンスでトランプ氏は事前報道通り、アメリカが保有するビットコイン(シルクロード等から没収したもの)を売却せずに準備金にすると言ったそうです。 本人は大して興味がなさそうな雰囲気がかなりありますが、シンシア・ルミス上院議員は具体的に5年間で100万B...
2024年7月末の資産は前月(8,338万円)比73万円増の8,411万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 2023年7月末の株式部分(DC・積立NISA除く)のポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全体の配当利...
ビットコインのシードフレーズのエントロピーは12単語で128ビット、24単語で256ビットです。 ※エントロピーはパスワードのランダム性を表す指標で、log2(N^L)で計算されます。Nは使用される文字の種類の総数、Lはパスワードの長さ。 パスワードに必要なエントロピーはGPT4...
日本国憲法第21条第2項で保障されている通信の秘密について少し気になる記事がありました。 政府はサイバー攻撃に先手を打って被害を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」を巡り、インターネットの住所に当たるIPアドレスや通信量の変化などの付随的な「メタ情報」について、政府機関による監視を平...
【1870年~2015年】各国の短期国債、長期国債、株式、住宅の実質リターン
アンティ・イルマネン著『期待リターンII』に載っていた『The Rate of Return on Everything, 1870–2015( PDF )』という論文によると、超長期のグローバルの短期国債、長期国債、株式、住宅の実質リターンと名目リターンは以下のようになっている...
今回は2024年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年6月末)
2024年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年3月末) ※今回使ったデータはすべ...
2024年6月末の資産は前月(8,224万円)比114万円増の8,338万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 2023年6月末の株式部分(DC・積立NISA除く)のポートフォリオは以下の通りです。 いつの間にか上位3...
米国株・債券の20年・30年・40年・50年・60年ローリング実質リターン
引き続き下記論文の長期データから米国株・債券の20年・30年・40年・50年・60年ローリング実質リターンを比較してみました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data まずは20年の株式と債券...
前回、前々回の記事では1794~2019年の米国株と債券の実質リターンについて書きました。 過去記事: 米国株の債券に対する超過リターンは不安定 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい 今回は Longtermtrendsというサイト にあった米政府債務(対G...
前回の記事で取り上げた論文の最後に1794~2019年の年次のインフレ率、名目株式リターン、名目債券リターンが載っていたので、それを使って米国株の債券に対する超過リターンをグラフにしてみました。 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい まずは50年ローリングの名...
Xで面白い論文の存在を知りました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data 米国株のパフォーマンスを1793年からの測定した(左)って論文見つけた😂 株式の優位性を説いた例の図(右)と違って...
【没収・デフォルト・増税】インカムよりも比較的安全そうなキャピタルゲイン
立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
【FIRE目標】高卒非正規雇用の円REER調整後生涯賃金指数
日本円の購買力低下が続くなか、以前の感覚でFIRE目標を設定するのは難しくなっていると思っています。 最近は私の純資産も8,000万円台になっており、そろそろ辞めれるのでは?的なコメントをいただくこともあるのですが、個人的には今の8,000万円は以前のそれよりもかなり購買力が低い...
【効率的フロンティア】ポートフォリオにどれくらいビットコインを配分するか
ビットコイン現物ETFが承認されてからは、従来のポートフォリオに少額のビットコインを加えればそれほどリスクに大きな影響を与えずにリターンを改善できる、みたいな話を目にするようになりました。
上場企業で最も多額のビットコインを保有しているMSTR(マイクロストラテジー)は疑似ビットコインETFみたいな状態になっていますが、このところは時価総額が保有しているビットコインの評価額を大幅に上回っており、足元のプレミアム(時価総額/保有ビットコイン評価額-1)は100%前後で...
【ビットコインとゴールド】自己管理 vs 分別管理 vs ETF
ビットコインやゴールドの長期保有では自己管理(セルフカストディ)が基本だと思いますが、ETFや分別管理(暗号資産交換業者や金融機関等に分別管理(特定保管)で預ける)という方法もあります。 DMM Bitcoinの不正流出以降、セルフカストディが一部で話題?になっていますが、今回は...
「S&P500は右肩上がりだが、M2で割ると史上最高値は1929年なので株価の上昇は米ドルが減価しているせい」という趣旨のポストを見かけたので、今回はこれについて少し調べてみました。 M2のデータは1959年以降のものしか見つけられなかったのですが、米国のM2と名目GDPはほとん...
低CAPE国に投資するGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。 過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) パフォーマンス低迷のためか途中からアクティブ運用に切り替わり、その後サクソバンク証券では脱法ETF化してしまったので...
2024年5月末の資産は前月(7,847万円)比377万円増の8,224万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.1%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が34.7%です。 株式ポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全...
ゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識した日
5/31はゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識する日になりました。 まずはゴールド。インドの中銀が約100トンのゴールドをイギリスからインドに移したそうです。 参考: RBI moves 1 lakh kg of gold from UK back to I...
社会実情データ図録 によると、アメリカの銃保有率は世帯で46%、個人で33%だそうです。 アメリカでどれだけ乱射事件が起きても銃を禁止できないのは合衆国憲法修正第二条によって所持する権利が保障されているからというのはあっても、そもそも広く普及しすぎてしまっているので禁止することは...
東京のドル建て不動産価格指数(住宅地・戸建住宅・マンション)
マンション価格が大幅に上昇していますが、一方でこの10年間で円安が大幅に進んだために外国からみると日本のマンションは未だに高くはないのでは、という話もあったりします。 今回は東京都の不動産価格指数をドル建てにしてみるとどうなるのかを見てみました。 まずはそのまま円建てだとこうなり...
【朗報】FC2がビットコイン決済(Lightning Network)に対応
最近クレジットカード決済の検閲が一部で話題ですが、FC2はビットコイン決済に対応したという噂を聞いて早速確かめにアカウントを作成しました。 BTC決済だと3%ポイント還元があるそうです。 出典:FC2 よほど高額決済でない限りはオンチェーンだと手数料が割高になってしまいますが、低...
カン・チュンドさんのブログで、無分配の投信が今後も伸びていくと国としては逸失税収が無視できなくなるので分配金支払いが義務化される可能性があるのでは?という記事がありました。 参考: 将来、投資信託は『分配金』出すべしと義務化される可能性について 金融所得を社会保険料の対象にする...
【コーポレートアクション一般口座払い出し問題】野村證券でのMMMのスピンオフ
先月、MMMのスピンオフで、親株(MMM)4株につきSOLV(ソルベンタム)1株の割当てられました。 外国株のスピンオフ等コーポレートアクションでは子株だけでなく親株もろとも一般口座に払い出されることがあります。これが面倒なので今回のMMMスピンオフでも事前に一旦売却してあとで買...
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AIの今後について、AGI→知能爆発(Intelligence Explosion:AIが自分自身を改良し続け、急速に超知能に進化する)→産業爆発(Industrial Explosion:産業の生産性や規模が爆発的に拡大する)みたいな流れなのかなと思っていたのですが、順序として...
ゴールドは長年にわたってその価値を保ち続けており、「1オンス金貨1枚で一カ月間生活できる購買力がある」とか「1オンス金貨があれば現代では高級スーツが買えるが、古代ローマでは元老院議員が着る高価な服が買えた」みたいな話があったりします。 ふと住宅価格はどうなんだろうと気になったので...
前々回の記事のデータを使って、今回はゴールド価格・ゴールド時価総額・米名目GDPの長期推移を見てみました。 過去記事: 金本位制時代の対GDP比のゴールド時価総額を概算してみる まずは50年ローリング上昇率(米ドル建て)は以下のようになります。 金本位制下ではそもそも米ドル建て...
コメント欄でSBI証券のセキュリティ窓口に電話したらアプリ経由のログインや新規売買の制限をしてもらえると教えていただいたので、早速やってみました。 と言っても電話するのは面倒だなあと思ったので、お問い合わせフォームからでもできるというのを見かけてそちらから米国株以外の外国株の売買...
全世界のGDP比でみると、現在のゴールドの時価総額は1980年のピークよりも高い水準にあります。 過去記事: 対GDP比のゴールド時価総額、1980年のピークを突破してしまう ズレがあったとしても1969年以降で最高水準まできていることは間違いないと思うのですが、全世界の名目G...
ゴールドはキャッシュフローがないためフェアバリューを測ることはできませんが、超長期的にみればゴールドの時価総額は全世界の名目GDP成長率と同等のペースで増大すると考えています。 過去記事: ゴールドは長期では配当込み株式には勝てない 対GDP比のゴールド時価総額は大雑把な割高/...
2025年4月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比2.1%増の807でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米国...
最近はゴールド高騰&株価下落により、特定期間を切り取ってS&P500よりもゴールドのほうがリターンが良かったみたいな言説が増えた感じがします。 今回は1968年以降でゴールドがS&P500をアウトパフォームしているというグラフを見たので、配当込みの指数できちんと比較してみました。...
高齢化が進む先進国では、退職者が必要とする財・サービスを誰が生産し、退職後に売却される資産を誰が購入するのか、という問題があります。 ジェレミー・シーゲルは『株式投資の未来』のなかで、途上国の労働者にとって先進国の資産は魅力的であるため、成長著しい途上国の若い労働者が生産を担い、...
以前主力ETFとして保有していた低CAPE国に投資するGVAL(Cambria Global Value ETF)というETFがあります。 2014年の設定以来ずっと低迷していたのですが、今年に入ってからは逆行高となっており、5年トータルリターンでは足元でVTを上回っています。 ...
長期的な期待リターンを推し量るための指標のひとつに家計金融資産の株式比率があります。 過去記事: 家計金融資産の株式比率が上昇すると将来のリターンは低下する 久しぶりにFREDを確認してみると、足元(2024Q4)では43.47で過去最高を更新していました。 ※株式比率は FR...
2025年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年12月末) ※今回使ったデータはす...
アメリカの大統領の権限はイメージほど強くないみたいな話もありますが、大統領令で議会の承認を経ずにできることはかなり多いような気がします。対象国の関税率を貿易赤字/輸入額/2とかいうめちゃくちゃな計算で決めたとか言われている今回の相互関税も大統領令です。 (反ワクチン陰謀論者RKJ...
過去100年程度の各国の実質GDP成長率をみてみると、新興国は一時的に高い成長率が持続することがあっても成熟国は2%程度に落ち着いており、自然な状態ではこれがサスティナブルな成長率なのかなと思っています。 過去記事: 実質GDP成長率と木の成長率 一方、最近よく目にする「AGI...
2025年3月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比4.2%減の790でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は...
前回の記事では単純にゴールド価格と米名目GDPを比べただけでしたが、今回はゴールドの希薄化も含めて時価総額で考えてみました。前も同じようなことをやったことがあるのですが、今回はもっと長期になります。 過去記事: ゴールド価格と米名目GDPを比べてみた まず、ゴールド価格に地上在...
ジェレミー・シーゲルの有名なチャートではゴールドのインフレ調整後リターンは1%未満となっていますが、1971年のニクソンショック以降ではかなりの高リターンを記録し続けています。 過去記事: ゴールドの200年のインフレ調整後リターンは年率0.9%という話 最新は特にパフォーマン...
Xでイーロン・マスクの「死とは記憶の喪失なので、痛みなく完全に分解されてすぐに再構築されたら、それは実質的には死とは呼べないかも」みたいな発言(元動画?は観ていない)を見かけました。 私は自分が生きているあいだに実現可能かどうかは置いておいて、身体の義体化とか最終的にはマインドア...
2022年のロシア資産の凍結以来、政府による資産凍結・没収に興味をもっています。 銀行預金や証券は政府がその気になれば最も容易に凍結・没収することができますし、不動産も住宅はなかなか対象にならないかもしれないとはいえ国家と切り離せない極めて脆弱な資産なので、これに対抗するためには...
西側諸国の株式に投資するETFの場合には特に気にする必要は特にないと思うのですが、非西側の株式の場合は(代替可能であれば)米国ETFよりも東証ETFとか国内の投信を選んだほうがいいんじゃないかなと思っています。 たとえばロシア株ETFの場合、結果的にはすべて結局清算になった訳です...
カン・チュンドさんのブログで、無分配の投信が今後も伸びていくと国としては逸失税収が無視できなくなるので分配金支払いが義務化される可能性があるのでは?という記事がありました。 参考: 将来、投資信託は『分配金』出すべしと義務化される可能性について 金融所得を社会保険料の対象にする...
先月、MMMのスピンオフで、親株(MMM)4株につきSOLV(ソルベンタム)1株の割当てられました。 外国株のスピンオフ等コーポレートアクションでは子株だけでなく親株もろとも一般口座に払い出されることがあります。これが面倒なので今回のMMMスピンオフでも事前に一旦売却してあとで買...
資産課税について調べていると、日本の財産税はだいたい75年サイクルという記事を見つけました。 参考: 財産税は75年毎「忘れた頃にやって来る」(PDF) 1946年の預金封鎖&財産税は認知度が高そうです。株式や不動産などあらゆる資産が課税対象となり、個人財産10万円(現在の貨幣...
BTIの配当のADR手数料は今まで1株当たり$0.005だったのですが、今回から$0.01に上がってしまいました。 出典:citi ADR手数料率(ADR手数料/配当)の推移はこのようになっています。今回は1.36%でした。 昔は年2回配当(5月が多くて10月が少ない)だったので...
ダイヤモンドは圧倒的シェアを誇るデ・ビアスが供給をコントロールして価格上昇させているみたいな話をよく聞きます。 具体的にパフォーマンスはどれくらいなんだろうと気になって調べてみると、1960~2019年のドル建てCAGRは4.3%だったそうです。 (チャートは2013年で切れてい...
株式配当への増税・改悪が続いており、所得税と住民税の課税方式を一致させる改正(所得税は総合課税、住民税は申告不要が塞がれる)が行われたかと思うと、次は金融所得を社会保険料の対象にすることが検討されているそうです。 今のところは配当のみで譲渡益は影響なさそうなので高配当株から無分配...
キャシー・ウッド氏のビットコイン予測価格はインフレし続けており、最近では2030年までに1BTC=380万ドル(約6億円)に達する可能性があると主張しているそうです。 参考: 「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO 以前、ゴールドの時価総額は全世界のGDP...
有事のために農地を確保しておくみたいな終末論者の人って収穫した作物をどうやって略奪者から守るんだろうと不思議だったのですが、今日読んだ下記記事ではそもそも貨幣経済が壊れたあとには農機、肥料、種子、農薬をどうやって調達するのかということが書かれていて、たしかに収穫物を守る以前に育て...
2024年4月末の資産は前月(8,014万円)比168万円減の7,847万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.9%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が33.8%です。 2023年4月末の株式ポートフォリオは以下の通りです。...
前回は超長期的にみれば全世界の株式市場やゴールドの時価総額は全世界のGDPと同じペースでしか増加することはできないので、株式の株主還元やゴールドの希釈を加味すると長期的なリターンは株式>GDP成長率>ゴールドになるという記事でした。 過去記事: 長期的には株式リターン>GDP...
「全世界株式は全世界のGDP成長率と同等程度のリターンしか生まない、ゴールドは2004年のETF登場以降で大半の国の株式をアウトパフォームしており、全世界株よりもゴールドのほうが構造的にリターンが良い」という趣旨のコメントをいただいたので、これに関して私の理解を書いておきます。 ...
旧Twitterでこんなポストを見かけました。 野村総合研究所の『富裕層ピラミッド』、いつまで日本円で分類してるの?価値が暴落していく日本円で評価しても意味がない。ということで『次世代の富裕層ピラミッド』を作成しました。ビットコイン保有量で分類してます。次世代の富裕層は 1BTC...
ゴールド建てではS&P500はまだ最高値を更新していません。 過去記事: ゴールド建てS&P500トータルリターン指数 ゴールドではなくてM2で割ったらどうなるのかということで、まずは配当を含まないWilshire 5000をFREDで見てみました。 並べるとこうなります。 O...
少し前にSNSで知って興味を持っている『iFreeHOLD米国国債(T-Zero2044)』という投信があります。 一般的な国債インデックスファンドとは異なり、1銘柄のみ(この投信の場合は2044年に償還を迎えるストリップス債(ゼロクーポン債))に投資するという(たぶん)ありそう...
ジェレミー・シーゲル曰く、ゴールドの200年のインフレ調整後リターンは年率0.9%だそうです。 (以前は年率0.6%とかだったと思うので、直近の上昇で若干高くなっているようです。) 200年間、実質ベースで年率1%未満とするとまあそんなものかという感じがしますが、一方でこれまで人...
2024年3月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2023年12月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2023年12月末) ※今回使ったデータはす...
いつのまにか私の主力ETFだったERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)が取引停止されてからもう2年以上が経ちました。 清算が決まってからもうだいぶ経ちますが損失も確定しないままので損益通算にも使えないですし、NGEと並んでウェイトが結構高かったのでアンダーパフォームに大...
自国通貨の減価によるところがかなり大きい気はするものの、とりあえず円建て資産ではニート時代になんとなく考えていた生涯賃金を超えました。 過去記事: ニート時代になんとなく思っていた生涯賃金に到達 インフレと税金が存在しない世界だったとしたら、非正規労働者の生涯賃金くらいに達した...
2024年3月末の資産は前月(6,562万円)比1,452万円増の8,014万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が64.27%、債券が0.28%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が35.45%です。 2023年3月末の株式ポートフォリオは以下の...