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悠石
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保土ケ谷区
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久山町
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2017/01/01

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  • 老いの繰り言 身体は目に見る心かな

    秘めたるの自然のこころ花と咲き人のこころの立ち居振り舞い面影の吃音今もそのままに恩師に会って子供にもどり親密もおのれと不離の身体を敵とするかに病身を見て老いの繰り言身体は目に見る心かな

  • 余滴々 顔は笑顔にこころは暗く

    何してもおのれ正しいサイコパスロボットならば最高パスも実用の価値しか見ずに笑顔してリッチに成ろうアメリカ的か無用なる真理は無視に有用な真理を使い格差を広げ余滴々顔は笑顔にこころは暗く

  • 老いの繰り言 不立文字が大いに語り

    逆向きに知るへと向う相反の東と西の長所に学び不合理と奇跡を笑う合理とは好きな囲いに飼われた家畜選り好みしないこころに美醜なくそれはそれなり美しいもの老いの繰り言不立文字が大いに語り

  • 余滴々 目では見れない見えるもの

    ただ一語無常で足りる仏教の言葉は乱れ千ページかな言えば嘘流れのいのち掴むにはそのもの成って生きるかなくて一聞の百見よりは勝るかな見れども見えぬ目に見るよりは余滴々目では見れない見えるもの

  • 老いの繰り言 自然の気楽さ

    あるままに務めるのみに見られるは人に任せる自然の営み波絶えて静かこころに映り来る屈託無くも生きるものたち腹這いか近くうろつき鳴きもせず玄関あたり一匹の猫老いの繰り言自然の気楽さ

  • 余滴々 喜ぶべきを喜ばず

    平凡が実は非凡の成り立ちの不思議思わず平凡嫌いおのれさえ分からぬままに他のことは分かることなどあり得るだろか知り尽くしなお及ばずに残るものあるの単純これぞ揺るがず余滴々喜ぶべきを喜ばず

  • 老いの繰り言 住するなくてこころを生じ

    脱皮してこころ柔らか赤裸にもいのちの息吹直に身に受けことに会い流れるいのち一瞬に放つ火花のヒラメク感じキラメキを川面に撒いて川流れ玉を連ねて流れる生や老いの繰り言住するなくてこころを生じ

  • 余滴々 睥睨されては閉口し

    ことあればジャップと囃す西の人外道というか毛唐というかヘイゲイとヘゲモニーあったゴンげ(権化)とて今やカラスか尾羽打ち枯らす極端は人間らしさ失わせ夜空のスターかモンスターかへ余滴々睥睨されては閉口し

  • 老いの繰り言 山の彼方の空遠く

    あやつられパペットなった気楽さに食えさえすれば何でも御座れああすればこうなるものと山をはるやむにやまれぬ大和魂ひと括りわが人生の馬鹿に生き馬鹿と分かった一生でした老いの繰り言山の彼方の空遠く

  • 余滴々 パンかラーメンに生きるのか

    生と死の痛切消えた生存の通説なりに無難に過ごし拉致さえにラッチ上がらぬドアの国未来の展望らちなく閉ざし真面目さの消えたこの世の慰めは自然に残る沈黙のみに余滴々パンかラーメンに生きるのか

  • 老いの繰り言 時を生きるは時間を越えて

    見えなくも電器屋見える電流か見る人見える時の生成心臓の動きあらわす心電図われにはあれど無縁なごとく住み替えて時間を時へ移す生皮剥き果汁吸うにも似たる老いの繰り言時を生きるは時間を越えて

  • 余滴々 時間を使い使われず

    集中のこころの熱に火を発し時間は燃えて熱へと変わり時間とは無縁に生きる動物の時間したがえ時間を使い秘かにも流れるいのち流動を時と言うとも時間と言わず余滴々時間を使い使われず

  • 老いの繰り言 夢に等しい人生か

    宛てなくも漂うこころ小舟かないのちに結ぶ一縷のいかり夜のしじま部屋の暗さに溶け入ってわれも無くしてしじまに沈み名句だと喜び覚めて夢の中思いだすにも手がかり消えて老いの繰り言夢に等しい人生か

  • 余滴々 歴史の可能に試されて

    人間の何か出尽くし三千年今見ることのデジャービュかな二股に生きる両棲人間の神秘と機械行き来をしつつ色空にただあるだけのあるままを色即空と分けるは人か余滴々歴史の可能に試されて

  • 老いの繰り言 答えは問処にありか

    鐘の音の音色変わる撞きようの問い方応じ自然も語り問いようにどんな人かを表すか知らねば問えぬ問いのありよう問う処ひそむ答えにヒント受け啐啄(そつたく)同時疑い晴れて老いの繰り言答えは問処にありか

  • 老いの繰り言 全てはドラマチック

    心身の余分を削いだ端的にものに触れては花火を発し一瞬に辺り清めて澄んだ声時を昇華に鳴くやウグイス散るサクラ狂えよ舞えよ風雪に耐えた一年この時忘れ老いの繰り言全てはドラマチック

  • 余滴々 自己よりは経験が先

    奇妙にも頭で歩く不自然をみなが一緒と普通に思いマグマ踏み歩く地上の危うさを場当たり生きてばったり終わり放浪し帰るわが家か道元のこころ整え安らいあたえ余滴々自己よりは経験が先

  • 老いの繰り言 嘆かずにおれようか

    たましいの熱した時に打たずして密度の無さや脆くも崩れ見るさえに体と挙措にさらけ出す理想の低さ臆面無しに一枚におおう虚像を暴くなら中に隠れた腐敗を見せて老いの繰り言嘆かずにおれようか

  • 余滴々 何がよいやら神のみぞ知る

    災難を引き受け生きよ良寛のいのち向き合う覚めたる目かな目に見えぬ損得あると気づくなら羨むほどの何かはあらん手作りのもの見るメジャー奥に秘め軽重測り優先定め余滴々何がよいやら神のみぞ知る

  • 老いの繰り言 騒ぎに痛みを忘れ

    感性の感度の鈍さ固さ増しテロやそこらで破壊は無理にお国より金と人気に殉じれば国をあげての栄誉を与え属領の責任なさに慣らされて南の島の能天気かな老いの繰り言騒ぎに痛みを忘れ

  • 余滴々 この国や、クオバディス

    国とてもぶれる気分の躁鬱に今は鬱へのだらだら道か両手に算盤論語の渋沢に一万札では不満と察し徴兵に拒否する意志の表明に出会わず済んだわが偶然よ余滴々この国や、クオバディス

  • 老いの繰り言 流れて強い自然かな

    清濁を呑んで平気な強い胃を持たぬ限りは生きれぬこの世自然から生じた素性われなればわれさえ知れば自然も知れてかど無くし石も丸くに丸い円人も磨かれ円熟となり老いの繰り言流れて強い自然かな

  • 余滴々 身体を心配する人こそ心配

    静かさは頭に遠く下腹部に鎮坐まします人体の妙バラバラに身心生きて身体も部品にまでに貶められて夜の眠り朝には覚める人生の寄る辺は未だ深い眠りに余滴々身体を心配する人こそ心配

  • 老いの繰り言 見過ごすものは見過ごしならず

    焼け落ちたノートルダムをそのままに残すがいかに有益ならん些事をなす困難言った天心の見る目の深くものを見透しモグラ出て叩くがごとく現象のパッチワークの分かり良さかな老いの繰り言見過ごすものは見過ごしならず

  • 余滴々 味噌臭きは上味噌ならず

    喪失の辛い思いに熟されて脱臭されるこころの臭み得失の見えぬ秤で測るなら表の得を裏に損をして意にならぬ辛い苦汁を味わって思い至るか料簡狭さ余滴々味噌臭きは上味噌ならず

  • 老いの繰り言 亡き子を偲ぶ

    満開の桜の盛りに散った子をかって花見のその木に偲び道の上桜の下で死んだ子を西行法師の願いに重ねかき抱き鳴らしたギター子の後に弾く人無くて虚しく響き老いの繰り言亡き子を偲ぶ

  • 余滴々 美しく無いゆえ標語は美しく

    政治との関わる話汚れたと耳まで洗った古人や慕わし令言の仁の乏しい美辞麗句令和と言うもどうでも永和変わりない包む中味を表装に目先を変えて変わる元号余滴々美しく無いゆえ標語は美しく

  • 老いの繰り言 言葉の秘める面白さ

    ボラ呼ぶに白からトドまで出世させ仲間のごとき日本の魚出生の違う言語が通じ合う人の住む世のどこさえ同じ本能と切れた途端に意識してわれは見るもの全ては見られ老いの繰り言言葉の秘める面白さ

  • 余滴々 動物とさして違わず

    寝転んで記憶を反芻噛み締めてわれはさながら牛同然にベル鳴れば唾液出てくる犬のごとおれおれ聞いて息子と思い印籠を見れば額ずく素直さの躾をされた犬にも似るか余滴々動物とさして違わず

  • 老いの繰り言 生きたものにリズムは宿り

    波の音生きた自然の息するか引いては返すいのちのリズム中心の空無に回る秒針のあるを刻んで時は過ぎゆき過去越えて淀まず流れサラサラとこころを今に尽くす音楽老いの繰り言生きたものにリズムは宿り

  • 余滴々 花の移りに心は騒ぎ

    一斉に蝶の舞うかな道の上散り敷く花の風に吹かれて素肌にルビー散りばめ花蘇芳ハートの青葉扇子にかざし花々に浮きたつこころ冷やされて雨にともない冷気は来たり余滴々花の移りに心は騒ぎ

  • 老いの繰り言 心身一つのいのちかな

    心身をこめて燃やして一瞬の火花となってものと輝き繋がりに全てが帰してわがことと内外消えた世界見え初め神死すもイエスは生きて愛の人自由に生きるモデル表わし老いの繰り言心身一つのいのちかな

  • 余滴々 見え方のどうにも変わり

    こころの目移し替えては見えるもの死角はないか自問を続けフィクション嘘と避けて読まぬ人ノンフィクションの嘘を思わず死の暗さいつも身に負い生きつつも意識の灯り暗さを照らし余滴々見え方のどうにも変わり

  • 老いの繰り言 気づけば近いこころの癒し

    痛いほどこころのツボを外さないショパンの調べこころを癒し汲む程に湧き出す水の清くなり詠めば詠むほど澄みゆく歌心自らに足れる幸せ感じつつ比較のこころ今や遠くへ老いの繰り言気づけば近いこころの癒し

  • 余滴々 こだわりに周りは暗く

    諦めの無地のこころに世を映し感じるままに渡るはこの世妄想の何かを見抜くあきらめにこころ解かれて自由はえられ疑いに洗い清めて偏見の曇る視界の曇りを晴らし余滴々こだわりに周りは暗く

  • 老いの繰り言 思いは裏切られ

    そのうちと後に回した決心の矢先に不運やにわに襲い意外にも快癒と見せて寛解のカタストロフを伴い来たり風向きに目眩みされた疾患に逆風なって初めて気づき老いの繰り言思いは裏切られ

  • 余滴々 動き動かず(アパティア)

    運命を受けて素直な動物のストアの知恵を学ばず生きてからくりに乗じるこころ見破ってかいらい人形危うく逃れ世の動き渦巻く流れ一点に無風のところ身を置き眺め余滴々動き動かず(アパティア)

  • 老いの繰り言 無関心の美しさ

    美醜超え詩神のやどる無のところ万象寄って個性を歌い鳥の声聴きよう応じ変わるならとりよう次第に言葉も変わり空に星箱根の山の薄闇に白さも白く木蓮の花老いの繰り言無関心の美しさ

  • 余滴々 誕生に死は添い来たり

    死んだ気にならねば見えぬ生の意味生きるばかりの目には閉ざされ死を知らぬ科学はいったい生や知るメカニカルなる一面のみに死は只に虚無へ帰する区切りなら生もあがきの一時の騒ぎ余滴々誕生に死は添い来たり

  • 老いの繰り言 アトム化向かい

    うつむいて食する夫婦黙々と携帯眺めけったいな眺めタガ外ればらけた桶と成り終わり一体感の周りに消えて寸法に頼る愚かさ知る大工木癖見抜いて木組みに活かし老いの繰り言アトム化向かい

  • 余滴々 理念は根付かず

    自覚へと深まり見せぬアニミズム倭国のままにまどろみ続き尊いと全てを見せる覚醒のアニミズムとは似て非なるかな罪も無く代わる恥すら消えた国どうぞご自由お好きに召され余滴々理念は根付かず

  • 老いの繰り言 わざわざ外へ行かずも

    注目を目当てに生きる空疎さに死の真面目さに人や目覚めてあるさえの不思議思えばそと向い燃えるこころの火は治まってわがすべてわれを表わすこととなり皿を洗うも喜びにさえ老いの繰り言わざわざ外へ行かずも

  • 余滴々 旗に踊らず

    赤を見て突っ込む牛と同じかなシンボル向かい熱狂の人あるままを覆うシンボルはぎ取れば優劣無しにいきるものたち金色に姿かがやく釈尊のボロを纏って乞食されて余滴々旗に踊らず

  • 老いの繰り言 遥かな憧れ

    波の音聴き入る浜にただ一人白砂はるか人影もなく悠久のヴルタヴァ川の岸に立ち浮かぶ調べのスメタナの曲空高く飛び交う鳥の暫くに生きるを忘れ遊びたわむれ老いの繰り言遥かな憧れ

  • 余滴々 真っ直ぐは人工の道

    無駄重ね無駄だと悟る回り道後で思える他の道は無く出来合いの人生あゆむ道もなくおのれ一人に手作りしつつ心情の詩へと結んだ一篇のわれを写して写真のごとく余滴々真っ直ぐは人工の道

  • 老いの繰り言 亡き人の消えても去らず

    子を思うこころの時は過ぎもせず今も目の前生前のごと仏間明け共に聴きいるクラシック息子も今はなすことも無く思い超え生死つらぬくわがいのち寝ても覚めてもわれを離れず老いの繰り言亡き人の消えても去らず

  • 余滴々 満開の桜に酔いしれ

    鬼気迫り渾身込めて束の間を全身咲かす桜の古木われ唱う時よ止まれと一瞬の花に埋まった荘厳のさま満開のサクラの花の見事さによぎる思いのはかないいのち余滴々満開の桜に酔いしれ

  • 老いの繰り言 感じるは決め手のごとく

    感じるに余すとこなくわれの何嫌でも自ずと現れきたる感じ取る傾き見ればどんな人誤らずして見定めついて言葉では足らぬ真理の感じのみ言葉にしては争い起こり老いの繰り言感じるは決め手のごとく

  • 余滴々 守りを解いて自由は開け

    まこととの出会いに分かる解放の自由の味のいかなるものか取り組みの仕方を変えて叶うかな何がほんとか知りうる高み生まれつく納得せねば落ち着かぬ性分駆られひたすら求め余滴々守りを解いて自由は開け

  • 老いの繰り言 停滞の静かは死の静か

    煩悩の深くあるほど否という無の豊かさはいよいよ募り停滞に流れの水も臭くなりこだわるこころ毒気を放ち過ぎたこと囚われ生きて泣いて出て恨み引きずり呻きに去るか老いの繰り言停滞の静かは死の静か

  • 余滴々 サクラと海棠

    満開にあたりを照らし桜木の降り立つ神の神々しさよ真っ青な天涯覆うサクラ花プラネタリウムの満天の星ほんのりとピンクの頬の海棠にメジロ誘われ花から花へ余滴々サクラと海棠

  • 老いの繰り言 花の命の短さよ

    経めぐれば見果てぬ夢の迫りくる散り敷く花に墓標は並び忘却の雲散霧消へ記憶から記録に写真埃をかぶり五分の意地一寸さえの虫にありまして五尺の自尊の強さ老いの繰り言花の命の短さよ

  • 老いの繰り言 理想はいつか幻滅に

    理想でか自由にすぎぬ人間の自由はつねにわがままになり日の丸の赤も色褪せ今やもうイエローカードの黄色くらいに現実は見るに耐えぬかバーチャルのリアリティへと興奮もとめ老いの繰り言理想はいつか幻滅に

  • 三月の自選五行詩(その5)

    エゴあれどゴエに反転こころ変え呉越を越えて平和は来たり五里霧中われを失う絶望に何処とも知れず光や射しこみ底浚い沁みだす水の澄むごとく人の思いも浚って清くご破算に過去のすべては忘れ去り涸れたこころに生気は満たし因と果を結ぶ思考を無意識に栓をひねって水飲むカラスおのれほど興の尽きない相手なく寝ても覚めてもワークショップに学問が世過ぎになった成れの果て俊英たちの老いて為す無き学寮の暗い穴から巣立ったは狡いトンビか知恵のフクロウ淋しさを知るか知らずか窓を這う汚れた虫の姿を消して生きものに影と寄り添う個としてか生の叶わぬ生きる淋しさ三月の自選五行詩(その5)

  • 余滴々 中途半端が人間か

    善きことを思うか好きな習慣におのれを慣らし益しな人かな根っ子から根絶やしできぬ煩悩にこころの畑手入れは死まで試みに常に会わさる確信の紙の一重に揺らぎを支え余滴々中途半端が人間か

  • 三月の自選五行詩(その4)

    沁み通る名状しがたい経験に想像力のつばさは開きこれ見よの奇跡ともあれ気にせずもわれにはまわり奇跡に見えて同胞の群れて頼って慣れてよし主体はお留守ムードに生きてこころ向き貧しくあれば暮らし向き豊かにあれどなにごとならんどうにでも住む場や変わる感じ取るこころに応じ地獄か涅槃だらだらに目覚めに至ることやある目覚めは常にハッと気づきに奥の闇鏡にあればにもの映りわれも闇から全てを映し挿し木した啓翁桜の花咲いてほんの二輪に夫婦で見入り足下の液化に崩れ揺らぐかなイベント浮かれ油断する間に咲き匂うコブシの覆う花の庭あるじ知らずも人の床しく三月の自選五行詩(その4)

  • 余滴々 無駄事讃歌

    人生の取柄も少し生まれるか無駄事なすにすべて成り果て面壁も企業で過ごす幾年も無駄へと至る別々の道文字にして無駄の証を歌に詠む無駄のたしかさ小石のたしか余滴々無駄事讃歌

  • 老いの繰り言 弱いは強く強いは弱く

    日常に味わう滋味を気付かせる禅の教える人生の知恵暴風も柳に風と吹きすぎて壁あるばかり風圧募り象徴にイワシでえも尊とばれ多義性はらむ象徴の意味老いの繰り言弱いは強く強いは弱く

  • 三月の自選五行詩(その3)

    魚影消え覗き見れども川の中コンクリ囲う都会の流れ古希となりものの奴隷の悪夢へと戦後の輝き次第に薄れ解脱説く教団作る宗教の自家撞着に着るもの増やし雲間から漏れる日差しの驚きを淀む暮らしの隙間に感じ風穴を持ち場に開けて沈滞のよどむ空気もすこしは通い一斉にコブシの花の道埋めて白い雲海地に立ち込めて言詮を越えたいのちのあるままを言葉に迷い夢見の中へ緩めれば寄り添う闇のせり上がる覚めていればの人の明るさ感覚の鈍麻に替えて関心は無限に及ぶ人のちぐはぐ鳥たちの青い大空羽ばたいておのれいのちの空ある知るや三月の自選五行詩(その3)

  • 余滴々 異国のゴルフ

    ギャラリーは草はむ羊ただ一人自然を相手異国のゴルフ独居して日ごと過ごしたゴルフ場ボールを友に異国の原に密生のクレソン見つけプレイ止め小川に入る気楽なゴルフ余滴々異国のゴルフ

  • 三月の自選五行詩(その2)

    パイプから昇る紫煙に重ね見るつかのま過ぎるわが人生か雨だれに結ぶ水泡ワニの目に露天の風呂にあちこち浮いて黒々の樹々と山々森閑を星降る空のすっぽり覆い姫修羅の色も鮮やか雨に濡れ肌色匂う艶やかさかな生の謎訊ねる旅の一回り閉じれば空に満月懸かり苦に耐えて開ける隙間の一ミリに一望させるこの世の姿あぶり絵の無地に浮きだす文様におのれ現わすこころの熱気力んではボールも飛ばぬ不思議さに拘りとれて生気を放ち猫の目の則天去私に漱石の人間みつめ小説書いて溺れたと気づいて遅いぬるま湯のこの世に浸かり良い気に眠り三月の自選五行詩(その2)

  • 老いの繰り言 幼い頃の思い出

    お八つには竹の子食べてわれ育ち知らずにわれも節つけ伸びて疲れ果て蓮華の原に大の字に見上げた空に広がる青さ薪集め井戸から水に風呂焚いて自然の恵む湯の暖かさ老いの繰り言幼い頃の思い出

  • 余滴々 決意に生気は宿り

    結びつく過去と未来は瞬間に今は掴むに掴めぬ流れ生命の流れの今に棹差して感じと決断瞬時に起こり感じつつ決断しない生き方の船頭まかせどこ往く船や余滴々決意に生気は宿り

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