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2016/11/13

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  • 瀬戸内海を支配した村上水軍

      瀬戸内海を支配していた村上水軍には三つの村上家(能島、因島、来島)があった。その中の能島村上家の本拠地が、目の前の小さな能島である。手前が水軍の旗となる。 この島の沿岸海域は、潮の流れが速く複雑で、敵が容易に近くことができなかった。 この島を拠点に広く瀬戸内海の運航を支配し、村上海賊と呼ばれた。 「海賊は、今でいえば警察だった」と、少々わかりにくい説明もあったが、船の安全も守っていたのだろう。 ある時は海賊、ある時は警備隊、ある時は漁民、そして事が起これば、まとまって水軍となり、大名や石山本願寺(浄土真宗)を助けたのである。誠にあっぱれである。農民に比べ独立性、自由度が高く行動が広範囲である。   やり投げで、世界選手権銅メダリストの村上 幸史(むらかみ ゆきふみ)選手も瀬戸内の島出身である。村上..

  • 瀬戸内海しまなみ海道 大島の石

      瀬戸内海しまなみ海道の大島(愛媛県今治市)を走っていて、目に飛び込んできた採石場。   調べてみると、愛媛県今治市の「大島の石」は有名で、国会議事堂などにも使われているそうです。   それよりもっと身近に、昔から墓石に使われることも多いそうです。   あなたのご先祖のお墓、瀬戸内海大島産かも?   それじゃ~また              

  • 海の道が見えた瀬戸内海大三島

    広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の大三島を訪れた。 この島を車で走っていると、宗方(むなかた)という地名にでくわした。   宗像(むなかた)は、言わずと知れた九州北部の町で、福岡市と北九州市の中間に位置し、日本最古の神社「宗像大社」がある。この神社は海神を奉(まつ)る総本社で、全国にムナカタと呼ばれる地名があるのだ。 古来、九州と瀬戸内海の島々は船で活発に往来があったのではないか、直観的にそう感じた。   調べてみると、大三島には、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)がある。「三島大明神」とも称され、三島神社は四国を中心に新潟県や北海道まで分布するそうである。   古く九州の地から瀬戸内海、さらに全国に広がっていく海のルートがあったのだろう。それが後年北前船として淡路島や三国、能登、新潟、北海道など各地の港町に繁栄を..

  • たどり着けなかった美術館

      山口県の「香月泰男美術館」まで足を伸ばそう。 島根県大田市の三瓶山の西駐車場に着いたのは早朝だったので、時間の余裕ができた。 シベリア抑留のの絵画、玩具の人形。前々から香月泰男さんのファンだったので、その作品を直接見る事は念願だった。       4時間程かかって、山口県長門市の丘の上にある美術館の下に着いた。 そこからは急な坂道で、おまけに車止めがある。 しかし「車両乗り入れの必要な方は右側のインターホンをご利用ください 」との看板がある。「助かった!」とインターホンを押した。 しばらく待っていると女性が坂道を降りてきた。受付の方というよりも学芸員の雰囲気だ。 「今日は造園屋さんが伐採工事しており、途中にトラックが止まっているのでここから入るのは無理です」とつれない言葉。   ..

  • 自然の中の様に、空気が澄んだトイレ

    これまで色々なところを旅し、そのたび多くの身体障害者用のトイレを利用してきたが、これまでの中で最高のトイレと巡り会った。   島根県太田市の三瓶山(さんべさん)西の原駐車場の身障者トイレである。   壁面全てが天然木材で、ものすごく落ち着ける。明るく清潔で、もちろん洗浄、乾燥機能付きである。   多くの身障者トイレは、広いが白色系で寒々としている。   しかし入ってすぐ気付いたが、トイレなのに自然の中の様に、空気も澄んでいて、天然の温かさがある。   素晴らしいトイレだった。       それじゃ~また        

  • 体の不自由に服を合わせて

    【神戸新聞 2022年11月13日】   病気をしてから服にうるさくなった。 別に、急におしゃれになったわけではない。 着やすくて歩きやすい服を求めるようになったのだ。 苦労しながらなんとか服を着ても、ちゃんと着れていない。みっともないなどと女房に容赦なく指摘されて凹む。 だから不自由な身体に合せた着やす衣服は切実な問題だ。 但し自分の好きなデザインも外せない要素だ。そうなると既製服のお直しが一番現実的だと思う。しかもリーズナブルな値段で。 「キヤスク」の様な取り組みが広がってほしいと思う。 公式サイト https://kiyasuku.com    それじゃ~また        

  • 「男女5人京都物語」の終わりに

      昭和世代の方なら覚えておられる方もが多いのではないか、TVドラマ「男女7人夏物語」。 明石家さんま、大竹しのぶなど7人の若手俳優が出演して大ヒットした。こんなシチュエーションの青春を過ごされ方、実際多かった思う。私にもそんな青春があった。18歳の時京都で出会った5人。もちろんドラマのような美男美女ではない。 どん底大学で出会った男3人に、女2人(看護学生とOL)。そこから2組のカップルが誕生し夫婦になった。私は1人余った(涙) どん底の男たちは、もう無茶苦茶で、だれもまともに就職できなかった。そんな男をこの女性2人は見捨てなかった。 あれから40年、女性1人は50代の初めに亡くなり、先日男の1人が亡くなった。気がつけば5人のうち2人が既に亡い。もう1人の女性もガン闘病中だ。   ..

  • 島根県奥出雲、皆既月食の夜

    中国地方旅の初日、目指すところは、島根県の奥出雲である。ちょうどこの日は皆既月食の日である。 紅葉狩りを楽しみながら、夜は、余分な光が少ない山の中でゆっくり皆既月食を見物し写真も撮ろう。 しかし、出かけてみると紅葉の盛りはまだ先。それではと、皆既月食撮影を始めたが、一眼レフカメラは重く、片手で夜空に向かって撮影するとブレブレになる。三脚を持ってくれば良かったか。   しかしプロでもないのだから綺麗に取る必要はない。むしろこの片手で撮った方が、個性が出て面白いのでは、と思い直した、ヘタの言い訳か(笑)   障害は個性だという人がいる。が、生活全般においては不便の連続で、私はできればこんな個性は勘弁してほしい。 しかし、文化芸術の分野では、個性たり得ると思う。 ..

  • 写真自由句(3)片麻痺障害を生きる-1

    緊急搬送された病院で、慌てて駆けつけた親族に医者が言った一言。 回復期病院に転院した時、看護師に言われた一言。 いずれも同じでした 「自己管理の失敗」 他にも医者に「もう一生歩くことは出来ないでしょう」 「本当なら助からないのを助けたのに、これ以上何を望むのか」と言われた方々がいます。 倒れたショックで落ち込む中、容赦なく浴びせかけられる治療側の暴言。片麻痺障害という後遺症は、こんなどん底からのスタートです。       突然、脳卒中になり片側の手足が動かない。回復期になり多少思考もはたらき始めたこの頃、ほとんどの人は心の中で一度は、”死”を思うのではないでしょうか。私もそうでした。 その時ふっと若死にした友人の奥さんのつぶやきが聞こ..

  • 夕日に向かって走れ

      これ、はなはだ危険である 午後、西に向かっての走行は片手運転にとって最もピンチの時である。 前方は、まぶしさの余り真っ白。カーナビやスピード・メータ等の計器類は全く見えない。 両手運転なら片手でハンドルを持ってゆっくりサングラスをかければいいのであるが、片手運転ではハンドルから手を離すのは極めて危険である。 私は高速道では、自動運転に設定にしているので、車線はみ出しなども感知して修正してくれる。それでも長い間手を離し続けることはできない。都市部近郊では、白線が消えかかってる所などたくさんあるからである。 私はカーナビを見るために運転専用の遠中メガネをかけているので、一層手間が掛かる。 これまでは、車用サンバイザーを降ろし、遠中メガネの上にサングラスをかけていたが、夕日に全く歯が立たなかった。   目の能力もか..

  • 2022年の株式投資の結果報告と、これからの方針

    2022年は米国株投資家にとって厳しい一年となった。  S & P 500指数は日経平均を 10ポイント下回り年初より17%の大幅下落となった。 私も年末の1ヶ月で、金融資産の7%強、〇百万失った。 買いシグナルは12月に何度も点灯したのであるが、  NISA を使い切ったこと、来年の下落もあるだろうと様子見を決め込んだ。 ただ年末に比較的下げ幅の少なかった日本株アクティブファンドを売却した。 これについては、ここからの伸びしろは小さいと感じたこと。アセット・アロケーション(資産配分)における日本株の構成比率が基準値を越えていたこと。特定口座での購入であったこと。さらなる下落局面に備えキャシュを増やしておきたいことなどが理由である。   ◆投資リターンは、インデックス投資>厳選投資 2..

  • 写真自由句(2) 片麻痺リハビリ

    多くの人がここを通過し、自主リハビリを続けていく。 明日は、今よりもう少し良くなろうと「あすなろ」の意志との希望を抱いて。 一歩進んで、一歩下がるで、何度も心が折れそうになる。自分自身との戦いなのだろう。    倒れてから、数日で、リハビリが始まった。驚いた!若いセラピストが、子供を相手にする様に話しかけてくるのだ。 病棟では、他に喜んでくれる人はいなかった。 これでウロウロされて転倒でもされたら大変だとの心配が先に立つのだろう。治療側と患者の心情とは大きな隔たりがある。   脳の損傷が大きい場合、健常者風歩きしようとすると、どうしても無理が出る。力み、過緊張、痙性の悪循環だ。セラピストからは健常歩きとの違いを絶..

  • 写真自由句(1)片麻痺でも旅がしたい

    これが、別れかもしれない・・。 12年前、出張先で脳卒中で倒れ緊急搬送されたの で、今も旅立ちの時、ふっとそう感じます。 妻もちょっと不安そうな表情を浮かべる時があります。 でも怯えて縮こまるのは私たちらしくありません。 出発します。 【兵庫県生野銀山跡】 【兵庫県宍粟】 【福井県大野市 九頭竜ダム湖】 【福井県大野市 宝慶寺】中国で道元と一緒に修行していた中国僧「寂円」は、道元が日本に帰国した1年後、道元を慕い永平寺にやってきた。   その後道元の死ぬまで側で修行を続けた。道元の死後は永平寺を離れ、大野の山奥の小さな寺「宝慶寺」で、死ぬまで修行を続けた。       【青..

  • 謹賀新年

    【山梨県精進湖から望む富士】 本年もよろしくお願い致します。 今年も、車一人旅を続けます。 長距離移動のみでなく、小さなエリアでゆっくり過ごす旅もいいなあ~と思っています。   ブログも継続します。今年より新たに、写真と自由律句を組み合わせた「写真自由句」に取り組みます。テーマを設定しブログでまとめたいと思います。   初めての取り組みの場合、質より量です。まずは、恥を省みず(Twitter)にどんどん上げていきたいと思います。よろしければご覧になってください。         皆さま良き年になりますように      それじゃ~また    

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片麻痺の横歩き
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