▼今回のテーマは「障害受容」です。 私は「上から目線のイヤな言葉やなあ~」とずーと思ってきました。障害を負ったこともない医師やセラピストが、冷たい目で我々の心を、物体の様に観察しランク付けするイメージです。 1.障害受容に至る過程 通常の障害受容は図-1のように進むと言われます。「ショック期」からー>「否認」ー>「怒り」ー>「抑うつ」と進んで最後にー>「受容」に至るらしいのです。 「未だ障害受容できてない人」「いまこれぐらいの段階や」と治療側が仲間内で評価しあう。「ホンマにほっとけや!受容できていようといまいと、余計なお世話じゃ」と毒ずきたくなります。信頼関係のない患者と医師やセラピストの間で、これほど使い方が難しい言葉もない。実際、私に「吠えられた」OTが私のことを仲間のOTに「障害受容できてない」と言ったのをこの耳で聞きまし..