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2016/11/13

  • 下半身まひ ロボットが歩行支援

    【神戸新聞2023年4月9日】  ◇画像をクリックすると拡大されます。        私は、左片麻痺ですが、麻痺側に膝が上手く曲がらない。 頑張って歩行リハビリすればするほど膝が突っ張っていく。 ですからこんな器具あればいいなあ~と常日頃感じていた。下半身まひとあるが、片足だけの装着も片足だけでも使えそうに思う。 問題は一台数百万という値段と、訓練できる施設が限定されること。はやくこの問題が解決されること切に望みます。   それじゃ~また        

  • 春、ようやく旅に出ます

    次男の婚約、両家の顔合わせ などで 、なかなか旅立つことができなかったのですが、 ようやく 今年初めての車一人旅に出ます。  Twitter やブログで紹介されていて、いいなぁ~と感じた場所にも行ってみるつもりです 。ご紹介いただいた方々、ありがとうございます。   歩行などの調子はそんなに良くはないのですが、怖がって縮こまるのは嫌いです。その分、細心の注意を払いながら行動したいと思います。それが小さな自信につながります。   それじゃ~また            

  • 「薬のやめどき」医師長尾和宏

      ◆「薬のやめどき」医師長尾和宏著 先生の主張は「薬は幸せな人生にどこまで役に立つのか。 そのためには やめどきを間違えないことだ」ということだ。     薬のやめどき 作者: 長尾 和宏 出版社/メーカー: ブックマン社 発売日: 2016/12/22 メディア: 単行本(ソフトカバー)   ◆どうして多剤投与が起きるのか 臓器別 医療による細分化 、患者の高齢化 、さらに薬好きの国民性が重なり 、多剤投与による無駄な費用が増大し 、誰も止められなくなってきているだけだ 。だから自然増 と言うべきだ 。本当はもっと減らせる 医療費の中で一番 減らせる部分はまず 薬剤費なのだ。   ◆医療のやめどきを知らない医師 「やめ..

  • 障害者雇用新助成金に感じる違和感

      【神戸新聞2023年3月22日】   いかにもお役人が考えそうな机上の政策である。 まあ、これはこれでいいだが、役所は長年法定雇用率をごまかしてきた。メガネを掛けただけの人間を障害者にカウントするなどひどいものだった。そしてその責任を取ってはいない。 少なくとも長年のズルの埋め合わせとして民間企業の法定雇用率の倍を基準に設定すべきだと思う。 そうやって実際に障害者を雇い入れ、苦労して手に入れたノウハウを民間企業に提供してほしい。     <吠え!吠え!>   自分たちは大して苦労せず、民間企業ばかりに苦労を押し付け、達成できなければ罰金を徴収する。 ええ加減にせんかい!!    それじゃ~また         役人

  • 妻への詫び状

    ◆妻への詫び状(1)  結婚して数年たったころ、今も一緒に暮らしていると古い友人に言うと、驚かれた。 今にして思えば、確かにコミュ力もなく性格も悪かった。   ◆妻への詫び状(2) 妻にどうしても聞けないことがある。 「俺と結婚して良かった?」 答えと確率予想(日頃の言動から) 浮気や賭け事しない。暴力も一切なし、ただ人生がギャンブル 1 失敗60% 2 経済面は、ギリギリ良かった30% 3 良かった10% 死ぬ前には、一度聞くつもり。     ◆妻への詫び状(3) 「今が一番いい」と言う妻。 脳卒中で仕事を失くし、要介護2の俺が、ほぼ家にいる暮らし。 それでも、これまでよりは、ましだと・・・? ほんま救われた。     ..

  • 止まるは地獄,、行くも地獄なのか?

    ◆2024年から新NISAが始まる 国のメッセージを読み解けば、 「もう公的年金だけで老後の生活は到底支えられません 不足分は投資により自己責任で作ってください。 国も年金積立金は投資で運用します。 どうか新NISA制度を利用して自己責任(損失補填はしません)で資金運用にチャレンジしてください。」ということであろう   ◆止まるは地獄,、行くも地獄となるか? 特に、今は世界的に株価は低迷している。 それでも私は行くつもりです。長期スパンで見れば、平均年5%の収益は信じています。        それじゃ~また     meganesaru707新NISA成長枠、公募投資信託の3分の2が対象外 金融庁方針 - 日本経済新聞 https://t.co/SiLIv..

  • 悲しみは止まらない

    ◆長く生きていると誰でも一つや二つ本当に苦しい目に会う時がある。別離、災害、裏切り、病気などである。 なぜ自分がこんな目に会わなければならないのだ⁈その理不尽さに打ちひしがれる。 今、幸福そうに見える人でも、過去には消してしまいたいような出来事もあるものだ。   ◆時が解決する面もあるとはいえ、いつまでも生々しく蘇る記憶もある。   半世紀近く前の事で、うなされることががあり、目覚めて我ながら驚く。   深い悲しみは止まらないのだ。   それが、生きて行くことなら受け入れるしかない。死の間際まで続くのだろう。      それじゃ~また          

  • 車いす視点のバリアフリーマップ

    【神戸新聞2023年3月19日】   ◆このようなバリアフリーマップへの取り組みがあることは、これまでもちょこちょこ聞いていたのですが、姫路でもNPOにより取り組まれているということです。 観光振興のため、この様な地図が、多くの街で作成されることを切に願います。トイレの場所等、車椅子の方だけでなく高齢者の方にも喜ばれると思います。     ◆内閣府 まち(都道府県・指定都市バリアフリーマップ等ホームページ一覧)            

  • 祈り

            木下晋さんの作品「祈心」です。   鉛筆で描かれています。   10年近く前、元大工の義父が脳梗塞で不自由になった手で近所のお地蔵さんに屋根付けました。 そこに近所の人がお供えしています。   皆さん手を合わせ何を祈ったのか    やはり 庶民の暮らしには「祈り」があります。それは世界に共通するように思います。 邪悪な人には欲望はあっても、暮らしに「祈り」はない。 それじゃ~また         

  • 「開き戸」を「 引き戸」に変えると快適

    【工事後/引き戸】 【工事前/開き戸】   ◆洗面場兼風呂の脱衣所となる部屋の扉を、開き戸から 引き戸に変えた。 開き戸の場合、後ろにステップしながらドアを開けなければならない。 普段、室外では、装具と杖を使って、室内では壁に手をついて歩行している身にとっては、この動作は非常に難しかった。 また車椅子になった時を考えると、自走でも押してもらうにしても、どうしょうもなく不便だ。 それで前々から引戸に変更することを考えていた。   ◆今回は吊り下げ式の扉である。 これによって床にレールをつけなくても済む。段差ゼロだ。開け閉めが若干重いのかなと思って、取っ手だけは大きめの物にした。 結果、スムーズに開け閉めできる。もちろん車イスでの出入りもOK..

  • 庭のみのり

    小さな庭にも様々な恵みがあります。母が植えたものが多いですが、みょうがの様に自然と生えてきた物もあります。    庭のミカンです。 下、段々色濃くなってきた状態です。   (写真上) ミョウガの茎です  (写真下)庭の手入れしていた我が女房 「まだ、こんな立派なミョウガあった!」 と大興奮。      庭のイチジクです。下が実りの時です。    庭に自生しているシソを、プランターに植え替えてみたら、ぐんぐん大きくなりました。夏の麵友(めんとも)です。 左がみかんの木、右がイチジクの木です。 杜仲茶の収穫が済みました。1年分のお茶..

  • 庭の花(番外)

    台所から見た桜並木です。植樹した頃、地域住民の名札が下がっており、みんなせっせと世話しました。 父の名札もありました。鉄骨建築屋でしたので、立派過ぎる害鳥除けがしてありました。    ツツジの咲くころ、田植えの終わった田に山が映り込んでいます。            

  • 多種大量の処方箋は減塩出来るのか

    meganesaru707https://t.co/BKF4gc6ltK03/26 00:27 【神戸新聞 2023年2月】   ◆夢のような話です。 薬は、毎日7種類飲んでいます。 血糖、血圧、心臓、血流、筋肉弛緩と我ながら病気のオンパレードですから処方された薬を飲み続けています。 ◆二度ほど見直しを、お願いしましたが、結局変わらずでした。 それが、こんな主張をされる医者がおられる。 薬には副作用は付き物なのは誰もが知ることです。私も思い当たりますが、心臓や血流の疾患ですので、一生飲み続ける他ないと諦めていました。 ◆しかし、長尾先生の言われる様に、減薬できれば、副作用はなくなり経済的負担は軽減され、薬不足を心配することもない。  本当に出来るのでしょうか・・・?  その見極めの為には、その..

  • 車イス体験をしよう

    【神戸新聞 2023年3月3日】 大賛成です。 できれば小学や中学の義務教育で、そうでなければ高校では、ぜひ体験して頂きたいと思います。 百聞は一見にしかずです。車椅子を乗ったり、車椅子を押してもらったりすれば街の段差等の道路等のインフラ。車イスに乗る気持ちは分かってくると思います。 車椅子でエレベーターになかなか乗れなかったり、乗り合わせた人に狭いなどと言われたりすることが起きています。そんなことが起きないように。   それじゃ~また          

  • ジェネリック薬が手に入らない

      【神戸新聞2023年2月16日】     薬は、毎日7種類飲んでいます。 血糖値、血圧、心臓、血流、筋肉弛緩と我ながら病気のオンパレードです。 今の所、薬の入手に不便はありませんが、筋肉弛緩剤などネットで調べると生産が逼迫しているなどと載っており不安に感じることはあります。 皆さんは問題なく手に入っていますか? 問題はジェネリック薬なのでしょう。海外の安い原材料に頼る構造と企業の姿勢は知っておいた方がよさそうです。 薬は欠かせないものにかかわらず、ジェネリック薬は何とも危うい生産構造に感じられます。 それじゃ~また            

  • 2023年春の旅

      いよいよ待ちに待った春だ!旅心も高揚します。   2023年春の旅は、紀伊半島から吉野~伊賀~甲賀~近江を巡る旅を予定しています。 関西は地元ですので、観光で一度は行った町も多いですが、今回は、ゆっくりと巡回してみようと思います。 まず温かい紀伊半島から、吉野へ、忍者の町の伊賀と甲賀、近江商人の町である東近江を巡りたいと思っています。 ただ例によって気まま旅。行先は途中で変わるかもしれません。   それじゃ~また            

  • 梅の花

    梅の花が好きです。  さくらは、散っても美しい。水面(みなも)に浮かぶ花びらはことさら美しい。 梅は咲いている時が全て。だからいとおしい。 じっと寒さに耐える。梅のつぼみ 開花まで、もう一息。 早く咲け咲け梅の花。 庭に ようやく一輪 遅梅かな。   早く咲く梅もあります。ですが、遅れて咲いた梅には愛おしさを感じます。 梅も人も同じです。 ようやく満開となりました。

  • SNSの知人は旅を豊かにする

    と言っても SNS で知り合った方たちと、実際に出会い交流するというわけではない。 まあSNS での知合いと言っても、時々コメントを交わすぐらいの淡いお付き合いである。でも何年か経つと、どの地方のどの町に住んでおられるか、どのように暮らされているのか、風貌なども徐々に分かってくる。 だからといってその町に行った機会に連絡を取ってお会いしようとは思わない。 私も重度の障害者で思う場所に自由に行ける訳ではない。また知り合いの多くは私と同病の方が多く、出かけられるのは容易でない方も多い。 ただその町を通り過ぎる時に、その方を思い浮かべ、町の匂いを感じ、この町のどこら辺りにお住まいになっているのだろうと想像する。そして、これからも良き日々をお過ごし下さいと心から念じる。  東北旅行の際は、会津若松のOさん、仙台のTさん、青森のRさん..

  • 障害者差別「ある88%」

    【神戸新聞2023年2月22日】   歴史を考えてみても世の中から差別的なことはなくならないと思います。ただ人にああ言われたこう言われた、ということより具体的な行為や就職などの改善を何より望みたいと感じます。 皆さんのご意見はいかがでしょうか、私は今仕事をしていないので直接的な差別行為というのには日常はあまり受けません。   お仕事されている方々等で、差別的な扱いを受けたなど、具体例をコメントで教えていただければ幸いです 。     それじゃ~また   障害者に関する世論調査(内閣府)        

  • 庭の花(3)

    サザンカ、凍てつく朝です。     牡丹咲です。 スノーフレーク(鈴蘭水仙) 花言葉は「純潔、汚れなき心」 植えっぱなしですが、毎年開花してくれます。 ムスカリです。妻が、玄関横の花壇に集めて5年目になりますが、小さな花でも見応えがありますね。 庭の梅が開花しました。 ユキヤナギです。

  • 「母との関係がしんどい」連日電話投稿が続く

      【神戸新聞イイミミ 2023年2月5日~8日】   神戸新聞の読者電話投稿欄「イイミミ」で「母との関係がしんどいとい」との投稿あって、その後関連する投稿が続きました。 それだけ、この身近な問題で悩む人が多かったのでしょう。 2/7の投稿の様に「年老いた母へ親への対処法を教えてくれる講座や相談窓口でありませんか」本当にそんな気持ちになります。 そんな中で2/8に「優しい言葉をかけて褒めてあげると母の態度が変わってきた」という投稿がありました。これは貴重なアドバイスだと思います。 年老いて、周りから認められる事は少なくなる。そして老いていくことへの不安を抱えているのに、最も身近な子が、その事を理解してくれない。それでイラついて当たり散らす。 ですからまず「優しい言葉かけ、ほめてあげる..

  • 庭の小さな生き物

     小さな庭には、小さな生き物たちが生息しています。 あれ⁈ 久しぶりやん! 今年の夏も暑かったなあ~ 台風の影響で、風が強くなってきました。 カマキリも、飛ばされない様、必死になってつかまっています(ガンバレ!) 朝、庭でセミの抜け殻見つけました。   我家の庭に止まった赤とんぼです 。    紫陽花とカマキリ 静かな週末です。  家守り(ヤモリ)です。 みかんを枝にさして置いたら、ムクドリがやってきます     庭のメダカです。

  • 車か生活保護か迫る選択

    「最低限度の生活」とは 車か生活保護か迫る選択   【神戸新聞2023年2月15日】 生活に貧窮すれば生活保護の申請を当然考える。ただそのためには車を捨てなければならない。車を捨てれば買い物や通院ができない。あ~どうすりゃいいのさ(涙)  地方に暮らしていると車なしの生活というのは考えられない。食品スーパーやコンビニ行くにも3 ㎞ 以上、病院はさらに遠い。 路線バスなど遠の昔に廃線になっている。 コミュニティバスといったもが市で運営されているが、本数も少なく不便で利用者は極度に少ない。 一方で、車に乗っていると自立して生活しているとみなされ介護保険の対象とはならない。少額の年金暮らしにもかかわらず家や車を持っていることで生活保護の対象にもならない。 テレビ等で高齢になったら..

  • 車椅子の方の立場で考える

    【神戸新聞 2023年1月26日】 便利になったのは、消費者なのか、それとも銀行や店なのか。 最近こんな疑問を持つことが多い。健常者には便利でも高齢者には不便ということも多い。そもそも機器を使う側でなく、使わせる側に一番恩恵があるんじゃないか? スーパーのレジだけでなく、行政のチョットした補助金申請にもスマホでQRコード読み取って!とくる。 私は片麻痺で片手しか使えない。おまけに年相応の老眼。だから、ここ10年ガラケーと10インチのタブレットの組み合わせ。タブレット店内までは持ち歩かん。 電池持ちが良く、軽くて小さいガラケーは、電話とメールが主の私には欠かせない。ライン?これ以上クイックレスポンス求められたくはない。   兎に角にも、この組み合わせの便利さを維持したいと思ってきたのだが、店等でスマホを使わせる仕組みが..

  • コミュニケーションを取りにくい人達

      田舎暮らしをして10年が過ぎたが、どうもコミュニケーションを取りにくい人達がいる。 リハビリ散歩で出会う人は、気持ちいい方が多い。「いつも見ていて感心しています」など嬉しいこと言っていただく。   ただ中に、「今日はいいお天気ですね」と挨拶すると「でも、明日は崩れるそうですよ」と、簡単には同意しない人がいる。   他にも、少し顔なじみになると、いつも一方的に自分のことばかり喋る人。 そして幼馴染等の友人知人の奥さんで、気位が高く疑り深い人も。 地方には伝統校といわれる公立高校がある。多くはその高校を出ている。 そして大学卒業後、地元に戻って就職し結婚。 私が、話したことに対して後で「そんなはずない!」と言っているそうである。私は面白可笑しく自分の体験を語るが、ウソは言わない。 両親も私も自営業者。両親..

  • 山陰地方と山陽地方への旅まとめ

    全行程は1356kmでした。     中国地方への旅のまとめです。 当初は山陰側の奥出雲から山陽側の瀬戸内海に抜けて、しまなみ海道の島々を巡る予定でした。 そこは、例によって進路変更。 結局、山口県の長門まで足を伸ばし、そこから瀬戸内海の福山市、しまなみ海道の島々を巡り最後は広島県の世羅高原、帝釈峡まで北上し帰宅しました。 4泊5日の旅でした。      主な立ち寄り先とブログ記事です。   ◆島根県雲南市、太田市三瓶山   島根県奥出雲、皆既月食の夜 自然の中の様に、空気が澄んだトイレ ◆山口県長門市、萩市 たどり着けなかった香月泰男美術館 ◆山口県山口市   「男女5人京都物語」の終わりに ◆広島県福山市鞆の浦(とものうら) ポニョの町で..

  • 片麻痺の緊張と拘縮を除き動きやすく

    ご紹介するのは、松本和子先生著の「動きづくりのリハビリテーション・マニュアル」です。松本先生は、長年養護学校で肢体不自由の機能訓練に従事されてきた方です。 私がおすすめする理由は、片麻痺の緊張と拘縮を除く  リハビリテーション・メニューが豊富なことです。   動きづくりのリハビリテーション・マニュアル 作者: 松本 和子 出版社/メーカー: 中央法規出版 発売日: 1996/02 メディア: 単行本 しかも図を使ってわかりやすく説明されています。 他にも応用動作で横歩き、後方歩行も紹介されており屋外リハビリ・メニューを作るのに大変参考になりました。   本書は、異常な動きを消して正常な動きを引き出すための動きづくりとして3スッテプで構成されます。   1.まず緊張と拘縮を取り除く   2.過緊張と拘縮のある筋の拮抗筋の強化..

  • 旅行と旅

    一人旅を始めて3年目に入る。最近感じるのが、旅と旅行とは違うということだ。 夫婦や友人などと複数人で、観光地巡りをして、夜は観光ホテルや旅館で、地元の美味しい料理とお酒を堪能し、ゆっくり会話し温泉でくつろぐ。それが旅行だと思う。 私も昨年の暮れに富士山周辺を夫婦で旅行した。十分楽しめ、良いリフレッシュとなった。   一方旅にはそんな要素はない。持ち物を詳細に計画して準備する旅は、神経を研ぎ澄ます山への単独登頂やヨットの単独航海に近い。    50代半ばでヨーロッパ90日野宿しながら歩き旅をした知人は、旅は99%はしんどい。しかし残りの1%に無上の喜びが訪れる。1%の喜びが、99%のしんどさを凌駕すると言う。 洋菓子2店舗、カフェ1店舗を経営してきた彼は、ホテルを泊り歩く経済力は十分持っている。長年..

  • 親子の距離の取り方

    【神戸新聞 2023年2月3日】   親子の距離の取り方というのは本当に難しいと思う、特に母親と。 動物は一般的に幼児の頃は大いに可愛いがり、大人に近づく早い段階で突き放す。それ以降は興味は示さない。明治期の日本もおおむねそんな感じだったらしい。 ところが戦争を経た近代、これがうまくいかない。愛情が必要な時期に十分でなかったり、付き放し自立を促す時期に、うまく突き放すことができない。 結果、親離れ子離れの失敗が起こる。ただ親の失敗はその親の失敗でもある。 庶民の知恵という伝統を失くし、情報過多で思考力を失くした現代人。一層親子関係は難しい。 この投稿者の方の様に、子の方で距離を置くことが必要に感じる。   それじゃ~また ..

  • 庭の花(2)

    庭のツワブキです。       挿し木の紫陽花、生き生きしています。 タンポポを見習いたい       ツツジ、満開になりました。 これは農道の彼岸花です。    玄関わきに植えた芝桜、どんどん増えています。 菖蒲(しょうぶ)咲きそろってきました。

  • 夫婦で富士山の景観巡り

    「お父さん、今日はお願いします」いつになく殊勝な女房の声で、早朝家を出た。 前々から富士山をゆっくりと見てみたいと言っていた。それで、結婚記念日に合わせて富士裾野の精進湖畔の観光ホテルを予約した。 女房と旅行するのは3年ぶりだ。 関西からだと高速道で7時間程度は見ておかなければならないので夕方までつけるよう朝早く出発した。 私は普段、車中泊一人旅である。今回は普段とは旅のスタイルが異なり、多少ワクワク感がある。 観光ホテルで、美味しいものを食べて、地元のお酒を飲んで、ゆっくり会話しくつろいだ。部屋には露天風呂もついていたが、さすがに寒く、早々断念した。 ホテル以外はひたすら富士の姿を追い求める、そんな旅だ。しかし一日目は曇りで、富士は姿を表さない。   翌日は晴れ模様。部屋からは富士山が眺め..

  • しんどい お母ちゃん

    【神戸新聞 2023年2月1日】   まあしんどいお母ちゃんやね。大概の人はこの人をなんとかしようとするよりも離れようとするでしょうが、親子ならそんなわけにもいきません。 他人とコミュニケーションが取れず増々し孤立し、さらに粗探しがひどくなる悪循環だと思います。 まあこんな親に育てられて運が悪い。しかし反面教師がいる利点もあります。 ひどい親だと子供は反面教師にし大人になるのが早い 。 たとえ親子だろうと、こんな人とは出来る限り淡い関係でいるより仕方ない。 それじゃ~また            

  • 庭の花(1)

    小さな庭。生前母が植えていたものが多く。今取り立てて世話していませんが、毎年開花します。 脳卒中で中途障害者になった後、色とりどりの花たちに慰められ、感動ももらっています。 そんな花たちをご紹介します。 エンジェルトランペットです。毒性があるそうです。 天使にまで毒があるのか、皆さん くれぐれも油断召されるな。       アマリリスです。この花は、年によって咲く数が大きく違っています。一輪だけの時もありました。   みかんの花です。       ニチニチソウです。     イヌサフランが満開です。花が好きだった母が植えてました。 綺麗なピンク色ですが、コル..

  • ポニョの町で恩人探し (広島県福山市鞆の浦)

    脳卒中倒れた時にお世話になった恩人を10年探している。 その人は、脳卒中で緊急搬送された病院の看護実習生であった。 彼女は3週間、急性期病棟で毎日接してくれた。リハビリ室への送り迎え、食事の介護や排泄。 倒れたショックで、ほとんど口を聞けない私の車イスを押して、側に寄り添ってくれていた。 しかし脳を損傷していた私は、回復期病院への転院後、彼女の名前をすっかり忘れてしまったのだ。 彼女を探すこともこのブログを始めた一つのきっかけでもあった。100万人に見てもらえれば、さがすきっかけぐらいは掴めると思っていたが、同じ病院でリハビリ受けた人が一人、働いていた人が一人あったのみで結局、彼女へはたどり着けなかった。 覚えていたのは、広島県福山市出身であること、おじいさんが魚師だったことだけだった。 福山市で漁師の町といえば、鞆..

  • ポータブル電源節約メニュー

        ポータブル電源節約メニュー。 調理、冷蔵庫と、電気毛布など使っていたら、あっという間に電池の残量が黄信号に。苦肉の料理がこれ。   しかし意外にいける。キャベツ、玉ねぎなど野菜たっぷりにウインナーとパスタ。これ一品で他は要らない。、身体はポカポカに温まります。   材料は、玉ねぎ、キャベツ、ウインナー、パスタ。 調味料は、ブイヨン、塩コショウ、ケチャップ、オリーブオイル。 全て、適当に入れる。   電池残不安の場合は、途中で止めタオルに包んで置いておく。 苦肉の策から好転は、よくある話。美味くて2日連続で作って食った。   それじゃ~また      

  • 生食パンがウマイ

      ポータブル電源の残量が無くなったため、 仕方なく食パンをそのまま、ゆっくり嚙んでいると 塩味が効いていて、何ともウマイ 食パンってこんなに美味しくなっているのか! 毎朝トーストされたものを、十数年年食っていたが、初めて気付いた。 こんな発見あるから旅はいい   それじゃ~また              

  • 瀬戸内海を支配した村上水軍

      瀬戸内海を支配していた村上水軍には三つの村上家(能島、因島、来島)があった。その中の能島村上家の本拠地が、目の前の小さな能島である。手前が水軍の旗となる。 この島の沿岸海域は、潮の流れが速く複雑で、敵が容易に近くことができなかった。 この島を拠点に広く瀬戸内海の運航を支配し、村上海賊と呼ばれた。 「海賊は、今でいえば警察だった」と、少々わかりにくい説明もあったが、船の安全も守っていたのだろう。 ある時は海賊、ある時は警備隊、ある時は漁民、そして事が起これば、まとまって水軍となり、大名や石山本願寺(浄土真宗)を助けたのである。誠にあっぱれである。農民に比べ独立性、自由度が高く行動が広範囲である。   やり投げで、世界選手権銅メダリストの村上 幸史(むらかみ ゆきふみ)選手も瀬戸内の島出身である。村上..

  • 瀬戸内海しまなみ海道 大島の石

      瀬戸内海しまなみ海道の大島(愛媛県今治市)を走っていて、目に飛び込んできた採石場。   調べてみると、愛媛県今治市の「大島の石」は有名で、国会議事堂などにも使われているそうです。   それよりもっと身近に、昔から墓石に使われることも多いそうです。   あなたのご先祖のお墓、瀬戸内海大島産かも?   それじゃ~また              

  • 海の道が見えた瀬戸内海大三島

    広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の大三島を訪れた。 この島を車で走っていると、宗方(むなかた)という地名にでくわした。   宗像(むなかた)は、言わずと知れた九州北部の町で、福岡市と北九州市の中間に位置し、日本最古の神社「宗像大社」がある。この神社は海神を奉(まつ)る総本社で、全国にムナカタと呼ばれる地名があるのだ。 古来、九州と瀬戸内海の島々は船で活発に往来があったのではないか、直観的にそう感じた。   調べてみると、大三島には、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)がある。「三島大明神」とも称され、三島神社は四国を中心に新潟県や北海道まで分布するそうである。   古く九州の地から瀬戸内海、さらに全国に広がっていく海のルートがあったのだろう。それが後年北前船として淡路島や三国、能登、新潟、北海道など各地の港町に繁栄を..

  • たどり着けなかった美術館

      山口県の「香月泰男美術館」まで足を伸ばそう。 島根県大田市の三瓶山の西駐車場に着いたのは早朝だったので、時間の余裕ができた。 シベリア抑留のの絵画、玩具の人形。前々から香月泰男さんのファンだったので、その作品を直接見る事は念願だった。       4時間程かかって、山口県長門市の丘の上にある美術館の下に着いた。 そこからは急な坂道で、おまけに車止めがある。 しかし「車両乗り入れの必要な方は右側のインターホンをご利用ください 」との看板がある。「助かった!」とインターホンを押した。 しばらく待っていると女性が坂道を降りてきた。受付の方というよりも学芸員の雰囲気だ。 「今日は造園屋さんが伐採工事しており、途中にトラックが止まっているのでここから入るのは無理です」とつれない言葉。   ..

  • 自然の中の様に、空気が澄んだトイレ

    これまで色々なところを旅し、そのたび多くの身体障害者用のトイレを利用してきたが、これまでの中で最高のトイレと巡り会った。   島根県太田市の三瓶山(さんべさん)西の原駐車場の身障者トイレである。   壁面全てが天然木材で、ものすごく落ち着ける。明るく清潔で、もちろん洗浄、乾燥機能付きである。   多くの身障者トイレは、広いが白色系で寒々としている。   しかし入ってすぐ気付いたが、トイレなのに自然の中の様に、空気も澄んでいて、天然の温かさがある。   素晴らしいトイレだった。       それじゃ~また        

  • 体の不自由に服を合わせて

    【神戸新聞 2022年11月13日】   病気をしてから服にうるさくなった。 別に、急におしゃれになったわけではない。 着やすくて歩きやすい服を求めるようになったのだ。 苦労しながらなんとか服を着ても、ちゃんと着れていない。みっともないなどと女房に容赦なく指摘されて凹む。 だから不自由な身体に合せた着やす衣服は切実な問題だ。 但し自分の好きなデザインも外せない要素だ。そうなると既製服のお直しが一番現実的だと思う。しかもリーズナブルな値段で。 「キヤスク」の様な取り組みが広がってほしいと思う。 公式サイト https://kiyasuku.com    それじゃ~また        

  • 「男女5人京都物語」の終わりに

      昭和世代の方なら覚えておられる方もが多いのではないか、TVドラマ「男女7人夏物語」。 明石家さんま、大竹しのぶなど7人の若手俳優が出演して大ヒットした。こんなシチュエーションの青春を過ごされ方、実際多かった思う。私にもそんな青春があった。18歳の時京都で出会った5人。もちろんドラマのような美男美女ではない。 どん底大学で出会った男3人に、女2人(看護学生とOL)。そこから2組のカップルが誕生し夫婦になった。私は1人余った(涙) どん底の男たちは、もう無茶苦茶で、だれもまともに就職できなかった。そんな男をこの女性2人は見捨てなかった。 あれから40年、女性1人は50代の初めに亡くなり、先日男の1人が亡くなった。気がつけば5人のうち2人が既に亡い。もう1人の女性もガン闘病中だ。   ..

  • 島根県奥出雲、皆既月食の夜

    中国地方旅の初日、目指すところは、島根県の奥出雲である。ちょうどこの日は皆既月食の日である。 紅葉狩りを楽しみながら、夜は、余分な光が少ない山の中でゆっくり皆既月食を見物し写真も撮ろう。 しかし、出かけてみると紅葉の盛りはまだ先。それではと、皆既月食撮影を始めたが、一眼レフカメラは重く、片手で夜空に向かって撮影するとブレブレになる。三脚を持ってくれば良かったか。   しかしプロでもないのだから綺麗に取る必要はない。むしろこの片手で撮った方が、個性が出て面白いのでは、と思い直した、ヘタの言い訳か(笑)   障害は個性だという人がいる。が、生活全般においては不便の連続で、私はできればこんな個性は勘弁してほしい。 しかし、文化芸術の分野では、個性たり得ると思う。 ..

  • 写真自由句(3)片麻痺障害を生きる-1

    緊急搬送された病院で、慌てて駆けつけた親族に医者が言った一言。 回復期病院に転院した時、看護師に言われた一言。 いずれも同じでした 「自己管理の失敗」 他にも医者に「もう一生歩くことは出来ないでしょう」 「本当なら助からないのを助けたのに、これ以上何を望むのか」と言われた方々がいます。 倒れたショックで落ち込む中、容赦なく浴びせかけられる治療側の暴言。片麻痺障害という後遺症は、こんなどん底からのスタートです。       突然、脳卒中になり片側の手足が動かない。回復期になり多少思考もはたらき始めたこの頃、ほとんどの人は心の中で一度は、”死”を思うのではないでしょうか。私もそうでした。 その時ふっと若死にした友人の奥さんのつぶやきが聞こ..

  • 夕日に向かって走れ

      これ、はなはだ危険である 午後、西に向かっての走行は片手運転にとって最もピンチの時である。 前方は、まぶしさの余り真っ白。カーナビやスピード・メータ等の計器類は全く見えない。 両手運転なら片手でハンドルを持ってゆっくりサングラスをかければいいのであるが、片手運転ではハンドルから手を離すのは極めて危険である。 私は高速道では、自動運転に設定にしているので、車線はみ出しなども感知して修正してくれる。それでも長い間手を離し続けることはできない。都市部近郊では、白線が消えかかってる所などたくさんあるからである。 私はカーナビを見るために運転専用の遠中メガネをかけているので、一層手間が掛かる。 これまでは、車用サンバイザーを降ろし、遠中メガネの上にサングラスをかけていたが、夕日に全く歯が立たなかった。   目の能力もか..

  • 2022年の株式投資の結果報告と、これからの方針

    2022年は米国株投資家にとって厳しい一年となった。  S & P 500指数は日経平均を 10ポイント下回り年初より17%の大幅下落となった。 私も年末の1ヶ月で、金融資産の7%強、〇百万失った。 買いシグナルは12月に何度も点灯したのであるが、  NISA を使い切ったこと、来年の下落もあるだろうと様子見を決め込んだ。 ただ年末に比較的下げ幅の少なかった日本株アクティブファンドを売却した。 これについては、ここからの伸びしろは小さいと感じたこと。アセット・アロケーション(資産配分)における日本株の構成比率が基準値を越えていたこと。特定口座での購入であったこと。さらなる下落局面に備えキャシュを増やしておきたいことなどが理由である。   ◆投資リターンは、インデックス投資>厳選投資 2..

  • 写真自由句(2) 片麻痺リハビリ

    多くの人がここを通過し、自主リハビリを続けていく。 明日は、今よりもう少し良くなろうと「あすなろ」の意志との希望を抱いて。 一歩進んで、一歩下がるで、何度も心が折れそうになる。自分自身との戦いなのだろう。    倒れてから、数日で、リハビリが始まった。驚いた!若いセラピストが、子供を相手にする様に話しかけてくるのだ。 病棟では、他に喜んでくれる人はいなかった。 これでウロウロされて転倒でもされたら大変だとの心配が先に立つのだろう。治療側と患者の心情とは大きな隔たりがある。   脳の損傷が大きい場合、健常者風歩きしようとすると、どうしても無理が出る。力み、過緊張、痙性の悪循環だ。セラピストからは健常歩きとの違いを絶..

  • 写真自由句(1)片麻痺でも旅がしたい

    これが、別れかもしれない・・。 12年前、出張先で脳卒中で倒れ緊急搬送されたの で、今も旅立ちの時、ふっとそう感じます。 妻もちょっと不安そうな表情を浮かべる時があります。 でも怯えて縮こまるのは私たちらしくありません。 出発します。 【兵庫県生野銀山跡】 【兵庫県宍粟】 【福井県大野市 九頭竜ダム湖】 【福井県大野市 宝慶寺】中国で道元と一緒に修行していた中国僧「寂円」は、道元が日本に帰国した1年後、道元を慕い永平寺にやってきた。   その後道元の死ぬまで側で修行を続けた。道元の死後は永平寺を離れ、大野の山奥の小さな寺「宝慶寺」で、死ぬまで修行を続けた。       【青..

  • 謹賀新年

    【山梨県精進湖から望む富士】 本年もよろしくお願い致します。 今年も、車一人旅を続けます。 長距離移動のみでなく、小さなエリアでゆっくり過ごす旅もいいなあ~と思っています。   ブログも継続します。今年より新たに、写真と自由律句を組み合わせた「写真自由句」に取り組みます。テーマを設定しブログでまとめたいと思います。   初めての取り組みの場合、質より量です。まずは、恥を省みず(Twitter)にどんどん上げていきたいと思います。よろしければご覧になってください。         皆さま良き年になりますように      それじゃ~また    

  • 本年度も当ブログをご覧いただき本当にありがとうございました。

      2年目を迎えた片麻痺の車一人旅は、今年度は4地方に出かけました。 春の九州北部地方。初秋の白山巡回の北陸、琵琶湖のある近江地方。秋は福島県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県の東北6県を旅しました。さらに晩秋の山陰、瀬戸内の中国地方を訪れました。   かなり片麻痺一人旅に慣れてきて、楽しく旅ができました。      特に、身体が不自由そうだと、多くの人から声をかけていただき助けて頂きました。本当に感謝です。 見知らぬ親切な方々と会話出来ることで、旅が一層たのしい物になりました。   また身体が不自由でも懸命に生きておられる方々を目にし、心から感動し励まされました。     来年度もよろしくお願いします。 皆様良いお年をお迎えください ..

  • 田舎暮らしが10年を過ぎました。

      気が付けば、夜明けとともに起きだし、日暮れにとともに外での活動を止める暮らしになりました。   朝4時に起きだし夜11時には床に就きます。   これは旅の途中に出会った老婆です。雨の中、心配になるほどゆっくりですが荷物運搬キャリーを押して、一歩、一歩懸命に歩いていました。 がんばれ!がんばれ!と思わず声が出ました。将来の自分の姿でもあります。ただ、この老婆のように、過去でも未来でも無く、今を懸命に生きたいと思いました。     朝4時頃に起きだし、まず戸を開けて新鮮な光と空気を取り込む。それから瞑想と足指ストレッチが一日の始まりです 午後3時頃から、リハビリのため散歩をするのですが、日が暮れてくるとやめ時です。家に帰って部屋で、静かに過ごします。   夕食時には、焼酎..

  • 中国地方、山陰と山陽の旅

     【上は広島県福山市の瀬戸内の海。下は山口県萩市の日本海】   2022年11月は、今年最後の一人旅と中国地方へ出かけました。 当初は山陰側の奥出雲から山陽側の瀬戸内海に抜けて、しまなみ海道の島々を巡る予定でした。 そこは、例によって進路変更。 結局、山口県の長門まで足を伸ばし、そこから瀬戸内海の福山市、しまなみ海道の島々を巡り最後は広島県の世羅高原、帝釈峡まで北上し帰宅しました。 4泊5日の旅でした。    主な立ち寄り先です。全行程は1356kmでした。   島根県雲南市、太田市三瓶山 山口県長門市、萩市 山口県山口市 広島県福山市、尾道市 愛媛県今治市 しまなみ海道 広島県帝釈峡      2022..

  • 片麻痺旅の車内仕様

     片麻痺での一人旅を始め1年あまり、車内仕様は、試行錯誤の連続です。 中でもイスとテーブルは何度も変えました。他にも、旅が長くなるに従い、クーラーボックスを変え、結局は冷蔵庫に行きつきました。 そんなこんなで、徐々にスタイルが固まってきました。 meganesaru707軽バンの片麻痺一人旅仕様です。床をフラットすると麻痺で思うように動けないので、椅子、テーブル、ベッドの洋式です。 https://t.co/HDUQCE9sMq09/20 02:26  基本、片手でできるDIYですので大したことは出来ません。 車中泊は、旅が好きなのか、車のDIYが好きなのか、人それぞれの楽しみ方はあると思いますが、私は旅派です。 自宅と比べ多少不自由な方が、旅の味わいがあると思ってい..

  • 2022年秋 東北の旅 まとめ

    2022年10月、東北地方6泊7日の旅のまとめです。 主な立ち寄り地と記事のリンクは以下です。 1.新潟県 長岡市 良寛の里 2.福島県 会津若松市   豊かな会津盆地から下北半島へ 不治の障害ゆえ恋人と別離 3.福島県 猪苗代湖 4.福島県 白河の関 5.福島県 須賀川市 円谷幸吉記念館 6.福島県 いわき市 百姓ばっば「吉野せい(作家)」開墾の地 7.福島県 いわき市 草野心平記念館   8. 福島県 大熊町~南相馬市 廃墟となった町々 9.宮城県 塩釜市 長井勝一漫画美術館(ガロ編集長)   10.宮城県 南三陸町 JR志津川駅 11.岩手県 田野畑村 民俗資料館 北三陸リアス式海岸 北山崎 12.青森県 八戸市 13.青森..

  • 最後の瞽女、小林ハルさん永眠の地

    東北旅の終わりに、最後の瞽女、小林ハルさんの永眠の地を訪ねた。 小林ハルさんについて以前書いた記事はこちらである。   障害を生きる 最後の瞽女小林ハルさんと鉛筆画家木下晋さんの出会い それにしても胎内(たいない)と呼ばれる町の観音様のすぐそばとは。     ようやく母の胎内に戻り、観音様の側で安らかに小林ハルさんは眠っている訳である。 とてつもなく過酷な人生であったが、最後はこの地で30年の穏やかな暮らしがあったのだ・・。本当に良かった。 105才で永眠されるまでの29年間を過ごされた老人ホーム「胎内やすらぎの家」は視覚障害者の方への専門的な支援行う老人ホームであり、この施設内にハルさんのお墓もある。 新潟の長岡や高田の瞽女なども多く入居しており、施設のイベントでは、仲間たちと一緒に演奏し歌った。また弟子..

  • 土門拳記念館の困難

      私が山形県で楽しみにしていたのは酒田市の「土門拳記念館」を訪れることだった。 原発投下後の悲惨な人々の写真、九州の炭鉱の子供たちの写真、仏像の写真など、私は土門拳の写真のファンなのである。 ところが、著名な建築家が設計したと言うこの記念館、身体障害者には非常に厳しかった。 障害者用の駐車場があるのだが、これが遠い。一般の駐車場の方が入り口に近いのだ。 それから私は歩行器を押して入り口に向かったが、これが大きな鉄の扉で、片手の力ではどうにも開かない。 幸い、外を掃除をされていた職員の方がおられ、入り口を開けくださった。 帰りもこの扉を開けようと、苦戦していると、見かねた受付の職員の方が、わざわざ出てきてくれて開けてくれた。身体障害者だけでなく高齢者や女性も開けるのは厳しいと思う。 館内の売店にも階段を使わない..

  • 米作り、農民の苦悩は数百年続いている

    十和田湖から秋田県に入って、驚いたのが日差しの強さである。 その日は青森県の下北半島の付け根、三沢市を出発したが、寒い日であった。ところが、十和田湖を経由して秋田県に入った途端、えらく日差しがまぶしいのだ。 このような日差しの強さは、昨年11月に訪れた愛媛県の佐多岬半島以来である。佐田岬はご存じ温州みかんの代表的産地である。 下北半島は、水稲不適合地域で、一方秋田県は「あきたこまち」に代表される米どころである。 だが、秋田も下北も雪国で寒冷地であることに変わりはないのだ。 秋田は寒冷な気候に適した「あきたこまち」の様な品種を生み出せたが、岩手や青森は太平洋から吹いてくる冷風(やませ)により、江戸時代後半まで懸命な努力にかかわらずそんな品種は生み出せなかったのだ。 この差はやはり太陽の恵み(日照)だと、直観的にわかる。 ..

  • 寺山修司記念館

          知らなかった。 三沢には、寺山修司記念館があるのだ。   斗南藩観光記念村の帰り寄ってみた。直ぐ近くなのだ。 若い頃には、寺山修司の著書も映画にも一通り触れていた。 映画「田園に死す」で、線路を歩く八千草薫の美しさに度肝ぬかれた。私は未だあの時の八千草薫以上に美しい女性を知らない 記念館に着いたのがやや早く開館まで1時間ほど時間があった。 車の中でパンフレット眺めて、ぼんやりとしていたのであるが、今の私は寺山修司に大して興味がない・・そんな気持ちが段々とわき上がってきた。 そうなってくるとこれから十和田湖を経由し花巻や平泉を訪れようとした気持ちも萎んできた。 今は、権力者の富の証の金色堂にも、宮沢賢治にも興味はなくなってきているのだ。     ..

  • 会津藩士の再起

    下北半島の元会津藩士の過酷な暮らしを救ったのは意外にも明治政府による「廃藩置県」であった。 これにより藩はなくなり移動も自由になった。ある者は会津に戻り、またある者は東京に出た。 しかし引き続き下北に残り、ここで暮らしを立て直すべく奮闘した人々もいた。代表は、元会津藩士・旧斗南藩少参事であった広沢安任である。 広沢は、当地が古くから南部藩最大の馬の放牧場であったことに目をつけ、貧困に苦しんでいた旧会津藩士のため政府に上申し、土地を無償で借り受け近代的な牧場を開いた。   地域の特性を生かして暮らす、そんな基本を怠って硬直した江戸幕府の政策失敗のツケは結局、弱い庶民に回ってくる。   全国一律に稲作に固守しなければ、地方の特徴を生かし多様な道が開けるのだ。  しかし元会津藩士たちの聡明さが、ついに再起に繋げたのだ。 どんな..

  • 歩行器は、旅でもすこぶる便利です。

    今回の車一人旅では、歩行器(シルバーカー)をフルに利用しました。これがすこぶる便利なのです。 ◆コンビニやスーパーでの買い物時 買い物かごを座席の上に置いて買い物し、レジが終わると商品は、座席の下のかごの中に納めます。 ◆施設見学時 写真の様に、パンフレットは座席に挟んで、購入した土産品は下のかごへ。 ◆雨の日も安心 杖の様に滑る危険性はなく、安定感があり、安心して歩行できます。 これで傘も差せます。 ◆手すりのない階段 一段一段昇り降りしますので時間はかかりますが、コツを掴めば、安定しています。 ◆旅行中でも1万歩 私の様に、重度障害でかろうじて歩行している人間は、杖に頼るより、より自然な歩行になり楽なのです。だから歩行数が自然に増えます。   それじゃ~また   ..

  • 会津28万石から7千石の米作不適合地への転封

    夜、岩手県から青森県に入った。雨が降り気温もどんどん下がってきた。 青森県の太平洋側(南部藩)に来たのは、戊辰戦争で敗れた会津藩が、いわれなき朝敵と見なされ、藩ごと転封された土地だからだ。 それを斗南(となみ)藩と言う。28万石の会津藩は7千石の地に封じ込められた。その荒野に藩士と家族1万7千人が移り住んで、飢餓に追い込まれたのだ。 その跡地を見てみたかった。最初は八戸市の西側の三戸郡中心に移り住んだのであるが、そこからさらに下北半島へ移動させられた。 八戸市のネットカフェ で一泊し、翌日下北半島の入口三沢を目指した。 三沢は言わずと知れた空港・基地の街である。   ただただ広い平原が広がっているのだが、ここは米作りには全く不向きだ。太平洋からヤマセという冷たい風が吹いて来るからだ。 新政府により豊かな会津盆地から..

  • 片麻痺から回復しなかったが、夢は達成できた。

    宮城県から北上する三陸沿岸道路は復興支援道路であり、海はほとんど見えない。 長年の夢であった三陸リアス式海岸は見ることができないのだ。 30代の時、石川県の霊峰白山(はくさん)のホテルで偶然、車で日本一周をしている初老の方と知り合った。 これまで、どこが一番良かったかと何気に尋ねた時、即座に三陸のリアス式海岸と答えられた。 その時、俺も60才で仕事を引退し、キャンピングカーを購入し三陸リアス式海岸を見に行こうと決めた。 54歳で脳卒中で倒れ重度の障害が残り、翌年東日本大震災が起きた。 夢は完全についえたと思った。 それでも、日本の各地を車旅しようと、リハビリを続けた。 しかし、重度の障害は、力めば力む程、むしろ身体は強張り、痙性が進んで一層歩き難くなった。 10年が過ぎ、もうこれ以上身体が大きく回復しない..

  • 東北地方、太平洋側の農民の惨事

      奥羽(東北地方の太平洋側)の北部(岩手、青森)の農民は、日本の歴史上、本当に凄惨な暮らしを強いられた。 本来は、縄文時代の古墳が発見されるなど、漁業を中心に畑作、山の幸を加えれば、豊かな土地であったにもかかわらずだ。 全ての不幸の始まりは、武士による年貢取り立て。その土地に不向きな米作を強要されたことだ。 ここは太平洋側からの冷たい風である山背(やませ)が吹いて、南国産の米作など元来不向きな土地なのだ。 山背、冷害、凶作のパターンで農民は飢餓にあえいだ。 最近、Yu-Tuber歴史家が「農民は飢餓の年は、藩により備蓄米の放出があり幸せだった」と物知り顔で、平然と言うのを聞いてぶったまげた。 歴史上、そんなレベルでは全くないのだ。数年に一度は、ここそこで、餓死が当り前の様に起こるのだ。 それでも盛岡藩は年貢を強制..

  • 宮城県塩釜市 ガロ編集長長井勝一漫画美術館

    高校を卒業した頃、「漫画には小説や詩と同じように大人が読むものもある」ということを教えてくれたのが、漫画雑誌「ガロ」でした。 つげ義春さんの「紅い花」,永島慎二さんの「フーテン」夢中になって読みました。 編集長であった長井勝一さんの「まんが美術館」が塩釜にあると知って訪ねました     入場者は私一人で、普段見ることのない漫画の生原稿をじっくりと味わうことができた。やはりみんなうまい! ガロは紙質が悪いこともあり、なんだか下手に見えた作品も、生原稿を見るとやはりものすごくうまい。プロもどきは生き残っていけない厳しい世界だと、実感させられた。 作家の息遣いを感じる生原稿はやはりいい。     ★仙台の先にある塩釜という街、初めて訪れた者には何とも走りにくい街でした。交差..

  • 脳梗塞回復可能領域(ペナンプラ)どう救う

         【神戸新聞 2022年9月29日】 いいですねえ~。脳梗塞に関しては、こんな風に血液検査で、回復の可能性の目途が付く事、時間が経っても血栓回収治療の効果が見込める患者が発見できる事、素晴らしい。 患者の中に、奇跡の回復を自称する人が時々いて、当惑することがありますが、そのメカニズムが明らかになるかもしれません。 患者にとっても、回復を科学的に考えることは大切なことです。その 一助にもなります。    それじゃ~また        

  • 「私」のみ 視野の狭さは少し寂しい

    ◆以前、脳卒中などの中途障害者は、仲間意識、社会的意識に乏しい面があると話した。  障害は一時的なもので、自分は、直ぐに元の健常者に戻るという意識、また、損傷部位・機能、程度は10人10色の為、同じ仲間だという認識が乏しい。 ◆SNSでも、「我々」でなく「私」でしか表現出来ない人が多い。だから競争の面も強く出る。私は、これ程回復しているのだという自己アピールである。もちろん日々のリハビリの努力の結果だからいいのではあるが。 また、「中途障害者程、悲しい者はない」という当事者の言葉を目にした時は、正直ぶったたまげた。どれほど自己中なのか?!   ◆中途障害者は、社会生活を長きにわたって営んできた人が多い。相応の社会経験を積んでいるのだ。 だから「私」のみの視野の狭さは少し寂しいなと思うのだ。 ◆..

  • 廃墟となった町々

    いわき市から北上して驚いた。 大熊町に入ったところで、窓ガラスがなく、ボロボロのカーテンが乱雑につり下がっている家がある。屋根瓦が落ちている。そして何より町に人の気配がしないのだ。   ある日突然住民がいなくなった町。そんな不気味さを感じるのだ。 阪神淡路大震災を経験したが、その時は一戸建ての多くが倒壊し、あるいは火災に巻き込まれ焼け果てた。しかし街に人は溢れていた。 だがここは家はあるが、人がいない廃墟のような町だ。 道路わきには「帰還困難地域」という立看板が出ていた。 他にも、幹線道路の寿司チェーン店、牛丼チェーン店、トヨペットといった本来なら盛況な全国チェーンの店々も突然廃業したという趣なのだ。   双葉町、浪江町、南相馬市とこんな風景が続いた。 ガソリンスタンドも、復興工事を当て..

  • 中途障害者たちの新しい動き

     私は普段から同病の方に対して結構厳しいことことを言っている(スイマセム) これひとえに、大きな期待の裏返しなのだが、そんな中で YouTuber 、SNSに、新しい動きが出てきた。大変喜ばしいことだ! ◆一つはyou-tuberが、 ニッチな脳卒中市場で、視聴回数を獲得するため「私」以外の同病者も意識した動画が上がるようになってきたことである。さらに、片麻痺you-tuber同士の連携も生まれている。   市場における「神の見えざる手」が働き始めているのだ。     ◆もう一つは 片麻痺障害者がyou-tub,SNSを通して、自分の趣味で、健常者の新しいフォロワーも獲得し始めたことだ。鉄道、ハンドメイド・アクセサリーなどの部門だ。 障害が暮らしのベースにあるも、多様性に開かれている。素晴らしい!   ネッ..

  • 脳を損傷した後、粗食を心がけている

    脳を損傷してからは、粗食を心がけている。 外食も、コロナ以降は、3か月に1度程度だ。 私の場合、その方が気力も充実し、頭の回転も良いと感じるからだ。 美味しい物お腹いっぱいは、スポーツにはOKかもしれないが、他は、 美食・過食ー>気力減ー>美食・過食の悪循環を引き起こすように思う。 食べることで、気力を充実させようとしても、逆効果にしかならない。 重要な商談を前に、腹いっぱい食べる人は少ないだろう。腹八分目で、神経を研ぎ澄ますであろう。 外食もコンビニやスーパーの総菜も、スパイスが多用されており味付けも濃い。だから刺身を時々買う程度だ。   ただ、3時のおやつは、きっちりいただく。あんこ好きだ。 疲れた頭はこれで補っている。   しかし病気前は辛党で、あんこなど、気味悪い食べ物だった..

  • 円谷幸吉記念館(福島県須賀川市)

    私が小学生の頃、テレビが爆発的に普及しました。東京オリンピックが開かれるからです。 期待に胸膨らませた東京オリンピック陸上競技では、惨敗つづきでシュンとなりました。 ただ一人、最終種目のマラソンで、円谷選手がメダルを取ったのです。歓喜しました。 円谷選手は首を傾け本当に苦しそうに走るのです。アベベに次いで、競技場に戻ってきた円谷選手は、そこで一人の白人選手に抜かれましたが、何とか銅メダルを獲得しました。 私もこれに大いに刺激を受けて、「円谷選手のようにオリンピックに出る」と人生初の目標を立て、毎朝走るようになりました。円谷選手は私のヒーローでした。 何年か後、あの円谷選手が自殺したという衝撃のニュースが飛び込んできました。   「なぜ?」という疑問は脹らみましたが、それでも毎朝一人で走ることは止めませんでした。 家..

  • あんた自慢してるのかい⁈(2)良友を得るチャンス

      ◆「脳卒中後遺障害は10人10色、心情にも大きな差がある」 前回話したように、同病者と会話する場合や、ブログ等で情報を発信する場合に。このことだけは常々留意している。 それでも「わかったような口きくな」と時々お叱りを受ける。 情報発信の受け手の大部分は同病者と家族なのだ。読み手の事は、常に意識の角に置いておくことが必要だ。 俺は自分のやりたいようにリハビリし、それを記録としてSNS上に残しているだけだ。という方もおられる。でも、それでは人間関係は広がらない。 ◆脳卒中後の生活で何が一番大切かと、問われれば   経済基盤を除けば、躊躇なく人間関係と私は答える。 人間関係は、家族と友人だ。信頼できる友人の中に同病者がいれば最高だ。しかし、10人10色の中で中々得難いのも事実。   ◆脳卒中を経験した方、実..

  • あんた自慢してるのかい⁈(1)

      ◆同病の方に、面と向かって、あるいはSNS上で、「あんた自慢してるのか?」と言われた経験ある方、おられるのではないでしょうか? SNSや動画が、単なる自己アピール(自己顕示欲)のステージになっており「結局自慢したいんかい!」と感じる事が確かにある。 だが、リハビリ話が、多少自慢めくのは、ある意味仕方がない。 地道にリハビリを続け、多少進歩した。これは大変嬉しいことで、それをSNS等で発信したくなるのは、人間心理としては当然であろう。   ◆私は、あけっぴろげな関西のオッサンなので、日頃、リハビリ室で同病者に気楽に話しかけ、冗談言って笑い合っていた。 だが、これまで同病の二人の方に、強い目で睨まれ、話を拒否されたことがある。 お二人とも障害が重く普段は車イスで、リハビリ室で必死で歩行リハビリされていた。 そんな..

  • 宮沢賢治よりどちらかといえば草野心平が好きです

    共に東北出身で同世代を生きた偉大な詩人二人、私は教科書で草野心平の「冬眠」という詩を読んで?(見て)衝撃を受けました。それ以来草野心平のファンです。 もちろん宮沢賢治の詩にも感動しました。特に高校の女性教師が読んでくれた「永訣の朝」は衝撃でした。感動のあまり呆然自失の私に、教師がにっこりと微笑んでくれました。 ですが、宮沢賢治というのは、育ちがいいという感がどうしても拭えないのです。百姓仕事をしたこともないのに、理想に燃えて農学校の教師になる等、少々青っぽさを感じるのです。 草野心平は、家庭を持ち生活に貧窮しながらも創作を続けた。その骨っぽさが好きなのです。   ちなみに吉野せいの夫で詩人の三野混沌は詩作に夢中なあまり農作業がおろそかになり、また農地解放運動にのめり込んで、百姓仕事、子育ては全てせいに任せっぱなしだったそうです。私は..

  • 同じことの繰り返しの中で創造性は生まれる

    ◆SNS など毎日見ていると   正直こう叫びたい時がある。   犬も猫も嫌いじゃないが、毎朝毎晩、人の愛しいイヌや猫の写真見せつけられると、正直キツイのだ。 しかしアップする当人は愛しくて仕方ないのだから、正面切って言っても大人げない。   「イヤなら見ないでやり過ごせばいい」そんなこと言われてもイヤでも目に飛び込んでくる。   ◆反面、岡本画伯のお言葉ではあるが   私は、一つのことを10年15年と続けることは非常に価値あることだと思う。 職人の修行などがそうであるが、まず親方の言うこと、やっている事を100%鵜呑みにして自分で毎日毎日やってみる。   そうするとある時、自然と自分のやり方といったものが生まれてくる。継続から創造への飛躍だ。     ◆リハビリなどもそうだ   ..

  • どうやって自己承認を得るのか

      ◆過剰な承認欲求 twitterやブログでの「いいね」等、他人からの承認欲求が過剰だと思われる人がいる。ランキングサイトでの上位表示も根は同じだ。 裏を返せば、自分に対する承認が弱い人とも言える。 脳卒中で中途障害者になると、後悔からか自分を認めることが出来にくくなる。 だから病後、自分で自分を認めてやる自己承認が、精神的には大切だと思う。 ◆どうやって自己承認を得るのか 重要なのは、他人からの承認でなく、自分で自分を認めるという自己承認だ。   これがあれば、他人からの過剰な承認は必要ない。   では、どうやって、これを得るか。   その前に、まず己を知らなければならない。 自分がどんな奴か分からなければ、承認のしようがない 。   つまり前提は「自己理解」だ。     ◆自..

  • 「土に書いた言葉」百姓バッパ作家 吉野せい

    百姓バッパ吉野せいは、夫の死後その友人に小説を書くことを勧められ、鍬(クワ)に親しんだ手にペンを持った。70才になっていた。 勧めたのは近郷の詩人、草野心平である。その心平をして、「これは単なる農民小説でも記録でもない。恐ろしい文学である」と言わしめた。 せいは夫で詩人である吉野義也(三野混沌)とともに、阿武隈山脈の南はしの藪野を開拓して50年作物を作り続けてきた。   「土に書いた言葉」と表現した人がいたが言いえて妙である。 今回の東北旅で、その菊竹山の開墾地をどうしても見ておきたかった。 しかし唖然とした。 そこはもう住宅が立ち並び、狭い畑が僅かに存在しているだけの場所である。 吉野せいが開拓し奮闘した跡地は見られない。道路の端にわずかに竹やぶの跡が残っていた。 落胆し..

  • 不治の障害ゆえ恋人と別離

      大石邦子歌集「冬の虹」   大石さんは、20代の一番きれいだった頃、通勤バスの事故により、半身麻痺の身となり不治の宣告を受けた。 これにより、結婚したいと思っていた恋人との別れが訪れる。   私も、トラウマとなった辛い別れを経験していますが、大石さん程の深い悲しみ無念は知りません。 それでも、名を伏せ祝電を打つ。   この大石さんの強さに、私は救われる思いがしています。   冬の虹―大石邦子歌集 (国民文学叢書 第 215篇) 作者: 大石 邦子 出版社/メーカー: 歴史春秋社 メディア: 単行本 大石さんは、会津の人です。私は、戊辰戦争に敗れ新政府に苛酷な仕打ちを受けた会津藩の人々に、興味をかきたてられます。 今回の旅も会..

  • 豊かな会津盆地から下北半島へ

    会津地方、なんて落ち着いたいい町々であろうか。 高速道から初めて眺めた会津の町。周りを山々に囲まれた盆地。その中に豊かな田園地帯が広がっている。猪苗代湖の豊富な水系がもたらすのだろう。 そして山々の中で一段と、神々しくそびえ立つ磐梯山。   こんな町では、ひとは、日々落ち着た心持で暮らせるように思う。 だから古く会津藩の時代から、教育に熱心で、その成果も上がっていたのだろうと想像させる。 こんな豊かな土地から戊辰戦争に敗北したことにより、米の取れない極寒の青森県下北半島に藩ごと移封させられたのである。斗南藩である。 大きな落差のある暮らしに、人々の嘆きはどれほど大きかったであろうか? それを確かめるべくここ会津若松から、青森県下北半島に向かおうと思う 。     ..

  • 亡き友と同行二人旅

    【北三陸リアス式海岸】 岩手県田野畑村の北山崎付近です。友が好きだったJAZZのCDに写真を入れました。 meganesaru707同行二人先月亡くなった友を、道連れに今週、旅に出ます。皆さま良い一日を https://t.co/NbbWefXXiZ10/01 14:00 meganesaru707友の葬儀は、家族葬でしたので、弔電打ちました。Amazonから自由な文面で打つことが出来ました。突然の訃報で悲しみにくれています。18歳で京都で出会ってからの楽しい思い出が次々とよみがえります。これまで本当にありがとう。安ら… https://t.co/G5yrlXgVNA09/22 02:30 ◆亡き友へ いい学校、いい企業 18歳でその外に置かれても ひるまない..

  • 大きな傷を与えた側じゃ無くて、本当に良かった

      ◆10代の体験ってどうしてこんなに長く尾を引くのだろう。 壮絶な体験と言えば戦争体験であろうが、10代でなら深い傷となって消えることはなく一生尾を引くのだろう。 他にも、親からの虐待、学校でのいじめ、恋人の裏切りといったことは若いだけに防御のすべを知らず、トラウマとなってフラッシュバックする。   ◆私も今も時々うなされることがある。しかし、初老に差し掛かって命の先行きが見え始めて、別の感慨も生まれてきた。 それは、こんな深く、大きな傷を与えた側じゃ無くて本当に良かったということだ。     ◆逆なら、自分の人生は、やはり罪深い。死に近づいても 後悔と懺悔の気持ちから逃れられないだろう。 もちろん、傷つけた側にも、言い分、理由はあるだろう。ただ、ほとんどは引きずることなく忘れ去っているだろう。   だか..

  • 「かしこ阿呆」と「阿呆かしこ」

    私が社会人になって、雇い主である師匠に初めて教えてもらったのはこのことだ。   ◆「かしこ阿呆」は、賢そうに講釈垂れるが、本質は馬鹿な奴。関西の商売人では最も嫌われ、冷笑される。   大阪の「阿保」に対して、東京の「エエカッコしい」のイメージだろうか。   ◆一方「阿呆かしこ」は、普段バカな冗談ばかり言ってるが、本当は非常に賢い人だ。   師匠もそうだった。同じアホでも、こんな人が混じっているから、油断ならない。 ◆「あんたが、民間人(商売人)として生きて行くなら、最初にそのプライドを削らんとあきまへんで」鼻っ柱の強い私に、師匠は鋭い目つきで言った。 ◆あれから40年、この言葉は本当に役に立った。「かしこ阿呆」が多かったのは公務員、教師、国に守られている一流企業のサラリーマン、芸術家(きどり)、政党ヒモ付き市民運動家等..

  • 障害は自己責任か⁈(その6)補足しますと

    「障害は自己責任か⁈」を5回にわたって書いてきましたが、知人たちに感想を聞いてみた所、ちょっと誤解があるように感じました。そこで少し補足します。     ◆「過失がゼロだから自己責任を問うな」   と私は言っている訳ではありません。 ◆自己責任(自己過失)が100%と言えない状況   で、自己責任のみを問われるのは、納得できないと言っているのです。 義父は脳梗塞を発病しましたが、酒は飲まず、煙草も発病の数年前にはぴったりと止めていました。楽しみはコーヒーだけという暮らしで、血圧も血糖値も問題ありませんでした。 一方私の母は、高血圧、糖尿病でした。しかし94歳で大往生するまで脳卒中とは、無縁でした。 義理の父に大きな過失があったとは思えないのです。一方、母には過失はあったと思いま..

  • 2022年秋 東北の旅 行程

    東北地方6泊7日の旅を終えて自宅に戻ってきました。 主な立ち寄り地は次の所です。 1.新潟県 長岡市 良寛の里 2.福島県 会津若松市 3.福島県 猪苗代湖 4.福島県 白河の関 5.福島県 須賀川市 円谷幸吉記念館 6.福島県 いわき市 百姓ばっば「吉野せい(作家)」開墾の地 7.福島県 いわき市 草野心平記念館 8.宮城県 塩釜市 長井勝一漫画美術館(ガロ編集長)   9.宮城県 南三陸町 JR志津川駅 10.岩手県 田野畑村 民俗資料館 北三陸リアス式海岸 北山崎 11.青森県 八戸市 12.青森県 三沢市 斗南藩記念観光村 13.青森県 十和田湖 14.秋田県 男鹿半島大潟 15.山形県 酒田市 土門拳記念館 16.新潟県 胎内市 最後の..

  • 現代人が失った旅心

    現代は、鉄道網も道路網も発達し、地方の飛行場も整備され、気楽に国内旅行出来る。国内であれば、一週間もあれば、ゆったり旅ができる。 歩き旅の昔はそれなりの覚悟を決めて旅をした。行き倒れということがあったからだ。四国巡礼は死に装束をまとっての旅だ。 1000年以上前の西行も、500年前の芭蕉も旅に非常に強い思いを持っていた。歌を詠む人には、歌枕(歌に詠まれた場所)を訪れたいという共通の思いがあり、先人の歌を思い、旅先へ思いを馳せていたのである。 今は便利に行けるぶんだけ、旅への思いは強くない様に思う。簡単に観光地にアクセスし写真を撮り、素敵な宿に泊って、温泉と美味しい料理を食べる。それが主で、旅情はあまり感じない。 古人に比べ、旅への思い(旅心)は明らかに軽い様に思う。  もちろん、現在でも歩き旅、自転車やバイク旅の人はいる。あ..

  • 津軽へのあこがれ

    【竜飛岬】 二十歳前からなんとなく津軽への憧れがある。 自分でも何故かよくわからない。何かの拍子に太宰治の紀行エッセイ「津軽」を読んだからじゃないかと思う。もう詳しいことは覚えてないが太宰が乳母に会いに行った下りをかすかに覚えている 。人を斜めに見ているような太宰が、素直に甘えの感情を出してるのが印象的だった。 何年かして石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌が出た時、津軽への憧れを持っていることがはっきりした。 しかしこの曲が大ヒットしたことを思うと、これは日本人には共通した心情なのかもしれない。日本人の地下水脈を流れる抒情なのかもしれない。 後年、津軽地方が古代史上大変な地域であることが分かってきた。オホーツク人が大陸と津軽を行き来した跡がある事。縄文時代の大集落であった三内丸山遺跡が発掘された等である。 ..

  • 障害は自己責任か⁈(その5)障害者自己責任論に抗う

        ◆障害者に対する偏見や差別は、これまで悲惨だった。 障害のある人間は前世の報いだの、障害のある子を生んだのは母親に原因があるなどという自己責任論がまかり通っていたのだ。   その上、これを利用し食いものにする新教宗教も多い。   ◆差別に対し義務教育というものが有効に働いているかといえば、経験上全くそうは思わない。   友人は中学校で、障害者学級の受け持ちを長く勤めてきたが、彼が言うにはやはり教師は差別意識が強いとのことだ。 実際私の中学時代も差別的な言動をする教師は何人もいた。 彼らは差別が生み出された歴史を知らないし、職業上、表面的に人権意識をつくろっているに過ぎない。関西は、差別が顕著に現れる社会だから化けの皮がすぐ剝がれるのだ。 差別に関しては、人権教育のみならず、歴史教育が必須だと思う。東アジアでは、釈迦が..

  • 脳卒中は自己責任か (その4)自己責任論の先に何があるのか

    自己責任論の先にはなにがあるのか。 これまでの3回の話とは視点を変え、社会における障害者の位置付けについて考えてみたい。   ◆古代から征服した側は、   自分たちを貴い人(貴人)、征服された側を劣った人とし、身分(差別)制度をつくり、歴史を書き換え洗脳し国を治めてきた。 西欧のアーリア人がインドを征服したことによりカースト制が始まり、それは統治法として中国、朝鮮を経て日本に入ってきた。 ところが階層を作るに際し、見た目が変わらない場合も当然多い。そこで、一見でわかる肌の色の違う人や、障害者を真っ先に劣っているグループとした。 ◆日本では、貴族を頂点に、   実質支配者の武士、年貢を治め富をもたらす農民を良民とし、それ以外は劣った身分にされた。農民には高税率の年貢から逃げ出せば身分を落とされる恐怖が..

  • 東北への旅 白河の関

    老いゆく門出に 北へ向かう秋旅がプレゼントされた 亡き友と道連れ 白河の関跡 関東から陸奥(むつ=道の奥)国に向かう最初の関所が「白河の関」です。 西行も松尾芭蕉(奥の細道)も、福島県の白河の関から陸奥の旅が始まりました。吉田松陰はここから日本海側の出羽を北上し津軽へ行っています。 西行は「白河の 関路の櫻 さきにけり あづまより 来る人のまれなる」と詠み。 芭蕉は、「心許なき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定まりぬ」と記しましたました。 寂しい本州の奥への旅の始まりです。相当の覚悟を決めた出発だったでしょう。   今の世は道路網が整備されていますので、悲壮感はありません 。片麻痺の私でも車一人旅が、出来ます。でも便利さ故、失く..

  • 2022年秋の旅は東北地方を巡ります

    東北地方は、奥羽(おうう)とも呼ばれ、奥羽山脈を挟んで太平洋側が陸奥(むつ)国、日本海側が出羽(でわ)国です。   今回は太平洋側の陸奥国を北上する予定です。陸奥(むつ)は、すなわち陸(みち)の奥、本州最北端への旅です。具体的には、福島県、宮城県、岩手県、青森県(南部側)を北上します。       私は、新潟県の長岡から会津若松へ、そこから白河の関に行き福島県から北上します。   戊辰戦争(ぼしんせんそう)に敗れ青森県八戸市の西側(三戸郡)及び下北半島に移封さられた会津藩(斗南藩)の跡も追ってみたい。   またこの東北地方は黄金の地でもあります。   このような様々な興味をかきたてられます。     【追記】     悪夢の様な..

  • 脳卒中は自己責任か⁈ 脳梗塞と脳卒中の原因(その3)

      慶応義塾大学病院の医療情報サイトによると、脳出血と脳梗塞の原因は以下それぞれが考えられる。原因は脳出血と脳梗塞では違っており、また必ずしも高血圧に起因するものばかりではない。   ◆脳梗塞の原因   その原因によって以下の3つのタイプに分けられる。 1.大きな動脈の動脈硬化によって血栓が出来て詰まるもの(アテローム性) 2.心臓に出来た血栓が流れて来て詰まるもの(心原性) 3.脳の細い動脈が高血圧のために細くなって詰まるもの(ラクナ) 上記の1~3以外のタイプの脳梗塞も存在する。   ◆脳出血の原因 大部分は高血圧が原因で起こるが、以下の様に高血圧が原因ではない脳出血もある。 1.脳血管奇形 脳の血管が正常に作られない ..

  • 脳卒中は自己責任か⁈ (その2)

      私事だが、5月末に倒れた時、正月以降は2日しか休みが取れていなかった。 自営業で、定期・定額に給料が入ってくるわけではない。そのころ売上が落ち、債権回収も上手くいかず正直焦ってもいた。 自分の体調を考える余裕などなかった。その上、家族と離れての単身生活だったから朝起きてから寝るまでの仕事中毒。 しかし、これは私だけでなく、結果責任の激しい世界で生きている中小企業経営者や厳しいノルマがかかる民間企業のサラリーマンならよくある事だ。 救急車で運び込まれた集中治療室(ICU)で、これでしばらく休めるとホットした。死にかけてるのに(笑) 確かに自己管理の問題はあるのだろう。高血圧体質だのに毎日ではないが、酒を飲む日もあった。また、自分はプレッシャーに強いとの過信もあった。 だから「自己管理出来ていないと」と指摘されれば、思い..

  • 脳卒中は自己責任か⁈ (その1)

      ◆脳卒中で倒れた時、あわてて駆けつけた私の家族に医師が「きちんと自己管理しておれば、こんなことにならなかった」と言い放ったそうだ。 そして回復期の病棟でも女性看護師から「あなたは自己管理を怠っていたからこんなことになったのよ」と面と向かって言われた。 倒れてから幾日も立っておらず何も言い返せなかった。しかし未だこの2人の顔を覚えている。   ◆野球の長嶋監督もサッカーのオシム監督も日本代表監督の時に脳卒中で倒れたが、彼らも自己管理に失敗したのだろうか⁈ 医師や看護師は同様のプレッシャーの中で、自己管理し暮らしているのだろうか?   ◆温泉に入れば、でっぷりと腹が出て、尻の肉が落ちた中高年男性が、そかしこにいる。 彼らは自己管理ができているから脳卒中にならないのだろうか、私は不思議で仕方がない。   ◆高血..

  • ささやかですが、花のある暮らしになりました

    野に咲く花、鉢植えの花。現役時代は、何も目に写り込んで来なかった。 脳卒中で仕事を失い、田舎暮らしになって、ささやかですが、花のある暮らしになりました。 ミントの花が、雨に濡れ咲いています。 爽やかな香りがしてきます。 ニチニチソウです。 鉢植えの千日紅です。 庭に自生している三尺バーベナです。   涼し気な色のアメリカンブルー。 それじゃ~また

  • 目的を達成できればOK

    PCのCドライブ容量が満杯に近づいたので、 SSDを250Gから500Gへ置き換えることに。 元々ゲームも動画編集もしないから高性能マシーンは必要としない。 安価なSSDの置き換えで対応することにした。 初期化やクローン作製は順調にいったが、問題はここから。 片手ではコードの抜差し、ネジ止めの物理的作業が難しいのだ。 最後は、古いSSDの上に両面テープで貼り付けた! 片手では完璧を目指さない。目的が達成できれば不格好でもOK! それじゃ~また

  • 私を見つける

    ------------ 風の中に   土のにおいに   もういちど日本を見つける   私を見つける。   ------------ 松たか子さんのやわらかな声で始まるNHKの「新日本風土記」。毎回録画するのですが、溜まっていくばかり( ;∀;)   ですが究極、これを求めて旅をしているんじゃないかと、 いまさらながら気づいた次第です。 同局の「ファミリーヒストリー」のようなご立派な先祖はいなですが、英雄や権力側の歴史でなく、多くの日本人、庶民に古くから流れる地下水脈のようなものを感じてみたいものです。  それじゃ~また             ..

  • ガソリン現金支払い

    一人車旅を始めて困ったのが、ガソリン代の支払い。 普段は、いつも行くセルフのガソリンスタンド(以下「GS」)でカード払い。 しかし、旅では高速など、満タン、現金払いが多くなる。 また、私自身が自営業者であったので、下道では、できる限り小さなGSで給油したいとの思いがある。 そこで、片手で、素早く、端数まできっちり支払いたい(釣銭の受取は片手では落としそうで怖い) それで次の様に小銭を整理している。外から小銭が見えるのも不用心なためメガネケースに入れている。   meganesaru707レギュラー、満タン、現金!片手でもスムーズ支払い、メガネケース入り https://t.co/62qvPD5wt607/19 18:00 支払いはこの革の小..

  • リハビリの歌(1)

      脳卒中で倒れから、多くの新しい出会いがありました。 最初の出会いが、急性期病棟で、看護実習生として私に付き添ってくれた彼女です。 倒れた先にスミレの花が咲いていたのです。  当り前ですが、一旦失ったものは身体が元に戻っても、元通りにはなりません。 例えば、一旦壊れた人間関係は残念ながら元通りなりません。 それよりも、新たに一から作っていく、と考える方がいい気がします。 リハビリは、確かに何かをするための手段ですが、 その人の「生きる様」が表れてもいます。    それじゃ~また

  • 障害者が安心して利用できる無人駅へ指針

    車イス、歩行器(老人車)、杖で移動している場合、無人駅での乗車は、本当に頭の痛い問題です。 しかも電鉄会社の合理化で、無人駅はますます増えていきそうです。 【神戸新聞2022/8/12】 meganesaru707障害者が安心して利用できる無人駅へ指針【神戸新聞2022/8/12】◆国交省https://t.co/18zTxj4aIt https://t.co/o4cmFCJ28H08/11 19:21 国交省ガイドライン https://mlit.go.jp/tetudo/content/001491831.pdf それじゃ~また      

  • プラスチック容器にヒモの取っ手

    片手で暮らしていると持ち手のない器(うつわ)ほど扱いにくいものはない。 プラスチックの容器は安くて、軽くていいのだが、持ち手がついてないのが沢山ある。また持ち手が付いているのは、重ねられないということもある それでプラスチックの蓋に穴を開けてPPロープを通して持ち手とした。   もちろん蓋と下部がフック等でしっかり閉じられる必要があるが。   見た目チープだが、丈夫でかさばず意外と便利だ。 穴は電動ドリルで空けるのが簡単だ。       それじゃ~また    

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片麻痺の横歩き
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