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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • アブラハヤ Rhynchocypris lagowskii steindachneri :釣査265種目

    2022年11月30日(水)アブラハヤRhynchocyprislagowskiisteindachneri20220618タナゴ竿・仕掛けで釣った265種目。6月の話で恐縮なのだが・・・昨年お手伝いした若い研究者さんから「また、協力してくれませんか?」「今度のポイントは釣りの方が確実なので、ぜひ・・・」と誘われたときのこと。若い研究者さん、昨年ずっと1人でアブラハヤの分布の西限流域辺りを調べて回っていた。そのとき1度だけ手伝った話の一部は👇混在流域に至る!:B線上のアブラハヤ④その研究が一段落し、研究に差し障りがないよう当人に確かめ、許諾をもらった上で書いているので遅くなったのだ。私の釣りは年寄りの趣味に過ぎないから研究内容には触れない。当初からのブログのテーマに沿った遊びの釣りだもの。このポイントでは...アブラハヤRhynchocyprislagowskiisteindachneri:釣査265種目

  • ソバ Fagopyrum esculentum :紅白そばの花

    2022年11月28日(月)ソバFagopyrumesculentum20221010花径6mmほど湿地帯や田んぼ周りを散歩中、遠くに赤い畑が見えて好奇心に駆られ足をのばすと、何とそこは知人のそば畑。数年ぶりの旧交に互いに笑顔。「畑でも田んぼでも湿地も自由に踏み込んで見て行っていいよ」とのこと。「赤そば」は今年試しに植えてみたそうだ。じっくり見させていただいた。ソバがタデ科の1年草ということはなんとなく知ってはいた。ただ、ソバの花が、こんなかわいらしい5弁の花だとは知らなかった。この「赤そば畑」は、どうやら「高嶺ルビー」という品種らしくて「蒔いた種の価格は高かった」「収穫の手間ひま考えたら、今年は観賞用として楽しむ」とのこと。ほんの少し「白花のソバ」も混じっていてそれもまた趣があっていい。ソバは、日本には...ソバFagopyrumesculentum:紅白そばの花

  • 山装う

    2022年11月27日(日)山装う20221111イロハカエデの紅葉やイチョウの黄葉など、このシーズンの名所は混雑しているみたいだ。混雑も名所もあまり得意でない私は、地元の里山の多様な色づきの方が好きだ。この時期、山道を散歩してると、いつも顔を出してくれるジョウビタキが好きだ。庭にもやってくる普通の小鳥だけれど、愛くるしい。「山粧(よそお)う」とは、秋の訪れとともに山々が色づく様子のこと。どこでも見られる普通の景色だけれど、こんな景色こそが日本特有の自然美なんだと沁みてくる。観光地の紅葉の人工美もそれなりに美しいのだけれど・・・山装う

  • ニホンアカガエル Rana japonica :4年ぶりの登場!

    2022年11月25日(金)ニホンアカガエルRanajaponica2022101570mmほどの成体田んぼの生き物調査を手伝った日に出会った。日本固有種、本州から九州にかけて分布している。ただ、私のクラス地域では近縁種のヤマアカガエルに比べ、出会う機会の少ないカエルだ。この日、他の生き物調べで忙しく、撮影も雑なまま終えた悔いもあって・・・陽気のいい後日、近くの別の湿地帯を散策することにした。湿地周りの山道に飛び出してきた。岩の上でのんびりしていた。木柵にもいた。20221018田んぼ周りの水路をコンクリート製にすると産卵場と生活場が分断される。圃場整備された田んぼは冬になると乾燥化が進み、冬眠できにくくなる。そもそも市街地の田んぼ自体が減っている。ヤマアカガエルより人里近くの平地で暮らしているコイツには...ニホンアカガエルRanajaponica:4年ぶりの登場!

  • アカタテハ Vanessa indica :アサギマダラを添えて

    2022年11月23日(水)アカタテハVanessaindica20221016前翅長40mm弱フジバカマに吸蜜に来るアサギマダラを見ようと山道散歩中、とまってた。このアカタテハ、あくまで私の感覚に過ぎないが、秋になるとよく見かける気がする。よく似ているヒメアカタテハが春夏とあちこち飛び回っている頃にはあまり気付かない。触角の先端が白点になっているのはタテハチョウ科の特徴らしい。学名からもわかるように、分布域はインドからオーストラリアと広い。国内でも普通にみられるらしいのだが、今年私は秋になってやっと出会った。いつもカメラもって市内を散歩しているのにね。この日、まだ旅立っていないアサギマダラも数頭いて長距離移動をする旅蝶の翅はやはり大きいと感じた。その2週間後、またこの山道歩いていたらアカタテハはまだいた...アカタテハVanessaindica:アサギマダラを添えて

  • ケリ・タシギ・イカルチドリ:三鳥三様

    2022年11月20日(日)一昨日、池干し中のため池周りを散歩していて・・・ケリとタシギとイカルチドリがやってきていて・・・その3ショットがたまたま撮れた。コイツらを見ると冬の足音が聞こえてきた気がした。ケリはじっとしていてタシギはゆっくり地面を掘っては進み掘っては進みイカルチドリはせわしなく走り回っていて三鳥三様だ。ケリ・タシギ・イカルチドリ:三鳥三様

  • ソラスズメダイ Pomacentrus coelestis :無効分散の幼魚たち

    2022年11月18日(金)ソラスズメダイPomacentruscoelestis幼魚20221101体長40mmほど所用で日本海側へ出かけ、余った1時間ほどタナゴ仕掛けの釣り。エサも用意しておらず、磯で小さなマツバガイを拾い、細かく切って・・・ホンベラ・ホシササノハベラ・カワハギが次々釣れるのだけれど・・・私がねらっていたのは群れていたコイツら。まだ日本海側で釣ったことがないし、以前紀州で釣った時の撮影に納得がいってなかったし。以前の撮影はこんなへたくそ。興奮すると黒くなる。だから、釣りをやめ、ゆっくり時間をかけ・・・少しずつ青く戻っていくのを待って・・・いくら対馬暖流によって運ばれ、冬季には低水温によって死滅していく無効分散の命だとしても釣った立場で偉そうには言えないが、粗末に扱いたくはない。手を濡ら...ソラスズメダイPomacentruscoelestis:無効分散の幼魚たち

  • シチメンソウ Suaeda japonica かな? え?こんな処に?

    2022年11月16日(水)シチメンソウSuaedajaponicaかな?20221107絶滅危惧種II類この日、いつもの干潟へ。これといって気になる生き物にも出会えないまま散歩していたら・・・引き潮の中、この植物が顔を出していて・・・ならばと、下流域へと足を運ぶ。砂地の端に緑から赤へ色づき始めていた。少し大きな群落も見つけた。帰宅後いつものように名前調べをした。どうやら「シチメンソウ」という在来の塩生植物らしい。30cmほどの高さで、葉は2cm程度の棍棒状、晩秋に紅葉する。七面鳥のように色が変わることからシチメンソウという和名になったそうだ。九州北部が有名な生息地らしく、ネット上ではとても大きな群落でにぎわっていた。広島県での情報も島嶼部などでポツポツあるみたいだ。どうやら瀬戸内海でもほんの一部の干潟辺...シチメンソウSuaedajaponicaかな?え?こんな処に?

  • キトンボ Sympetrum croceolum:赤トンボを知りたい⑤

    2022年11月14日(月)キトンボSympetrumcroceolumかな?20221112体長40mmほど私の町にオシドリがやってきている頃だ。3か所ほどある中で、最も確率の高い貯水池周りを散策した。確かに群れで飛んでいたし、甲高い鳴き声もたくさん聞いた。ただ、遠く遠くの樹木に隠れ、とても撮影できない。と、あきらめた帰り道、コイツがとまっていた。ほぼ日本全土の湖沼に生息するそうだが、私の町ではあまり出会えないトンボ。そっと回り込もうと近づいて・・・逃げられてしまった・・・帰宅後、類似した翅模様をしているネキトンボと比べてみる☟ネキトンボSympetrumspeciosum:赤トンボを知りたい④キトンボの方がオレンジ色がより広く、前縁では先端まで広がっていることがわかった。まあ、一度の散歩で1種のブログ...キトンボSympetrumcroceolum:赤トンボを知りたい⑤

  • ヒメカマキリ Acromantis japonica:日本固有のハナカマキリ

    2022年11月12日(土)ヒメカマキリAcromantisjaponica♀2022111130mmほど昨日、鳥見をしながらため池周りを散歩。落ち着きのないエナガとかなぜか目つきの良くないカワラヒワとかこれといった初見の生き物に出会わぬまま・・・古い石橋の欄干にコイツがいて・・・「ヒメカマキリだっ!」とあわてて接写用コンデジをポケットから取り出した。日本固有種の小さなハナカマキリの仲間よく似たサツマヒメカマキリとは、成虫の発生時期が明らかに違っている。そっと手のひらに移ってもらった。チョロチョロと動きはすばやいが小ささがよくわかる。本来、樹上性のカマキリだから、石橋にたたずむことはそうそうないはず・・・コイツもハリガネムシに寄生され、水辺へと誘導されていたのかもしれないな。元居た場所にそっと戻して、鳥見...ヒメカマキリAcromantisjaponica:日本固有のハナカマキリ

  • アッケシソウ Salicornia europaea :え?こんな処で?

    2022年11月10日(木)アッケシソウSalicorniaeuropaea20221028絶滅危惧IB類この日、何度も足を運んでいる近くの町の湿地帯を散歩しているとき、ヨシ原に丈の低いやたらと赤い植物の群落が広がっていて気になったものだから、とりあえず撮影しておいて下流域へと足を運んだ。ウミニナ類が生息している辺りでも遊歩道のすぐそばに何本も生えていて耐塩性の干潟の植物だとわかったものの、植物はほぼ知らないし・・・近くの公園へと足を運ぶ人たちは見向きもしてないし・・・「とりあえず接写しておこう」と帰宅後、絶滅危惧種ⅠB類のアッケシソウとわかって驚いた。広範囲に生息していたことにもだがアッケシソウという名前だけは岡山県浅口市寄島町の市民団体の、干拓地の一部にある「アッケシソウ自生地」保護活動で知っていたか...アッケシソウSalicorniaeuropaea:え?こんな処で?

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