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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ホウロクシギ Numenius madagascariensis :日本最大級のシギ

    2022年10月30日(日)ホウロクシギNumeniusmadagascariensis20221021体長60cmほど口ばし全体がまだベージュ色なので、若鳥なのだろうか?春に会ったチュウシャクシギと比べて、口ばしが長く湾曲していることかわかる。この日、干潮時にコイツに初めて会えることを楽しみにして散歩。何せ鳥を調べ始めてまだ数年の鳥シロウトだから。いきなり2羽!いたけど、あまりに遠い・・・でも、目的通りに出会える機会はそうそうないから、潮が満ち始めるまで散歩を続けた。岸寄りに近づいてきて、2羽がそろうのを待った。コサギやセグロカモメ幼鳥?と大きさを比べた。ほぼ同じ大きさだから、日本最大級のシギであるホウロクシギかダイシャクシギのどちらかだ。どちらのシギだとしても、夏、シベリアなどの北方で繁殖し、冬、東南...ホウロクシギNumeniusmadagascariensis:日本最大級のシギ

  • アケボノソウ Swertia bimaculata とイヌセンブリ Swertia tosaensis

    2022年10月28日(金)アケボノソウSwertiabimaculata20221008花径10mmほど湿地帯周りを散歩していたら咲いていた。リンドウ科の深く5裂した白色の小さな合弁花。花弁に黄色い丸と紫色の小さな点をちりばめた模様を命名者や昔の人は、「月」と「星」になぞらえたのかもしれない。花も清楚で美しいが、名前も美しいと思った。イヌセンブリSwertiatosaensis20221008花径10mmほど同じ日、湿地帯から少し離れた山道に咲いていた。この花を知らなくて、アケボノソウに似ているなと思いつつ撮影。帰宅後、イヌセンブリと知った。白い花弁に紫色の筋が伸びている美しい花だ。アケボノソウと比べても見劣りはしないと思った。そして、どちらもセンブリ(Swertia)属の花だと気付いて納得した。納得し...アケボノソウSwertiabimaculataとイヌセンブリSwertiatosaensis

  • カマキリタマゴカツオブシムシ Thaumaglossa rufocapillata

    2022年10月27日(木)カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossarufocapillata202209234mmほどこの日、知人と山道を散歩していて、知人が見つけた。オオカマキリの卵のうだろうか?その卵にはりついているコイツを見て「チビタマムシの仲間じゃないですか?」と私。「いや、確かカツオブシムシだったと思うよ」と知人。「そうなんですか?」と腑に落ちないまま帰宅した。ヒメマルカツオブシムシAnthrenusverbasci202105094mmほどカツオブシムシの仲間は、コイツしか知らなかったからだ。調べてみて、カマキリの卵をホストにしているカマキリタマゴカツオブシムシという甲虫がいることを知った。知人の言うことが正解だった、反省。本州・四国・九州に分布するそうだ。コイツ、カマキリの卵の...カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossarufocapillata

  • カヤネズミ Micromys minutus :国内最小のネズミ

    2022年10月25日(火)カヤネズミMicromysminutus20221015頭胴長60mmほど学名からもわかるように500円玉ほどの体重しかない国内最小のネズミ。この日、無農薬・生ゴミたい肥の有機肥料で栽培されている田んぼの稲刈りが行われてその田んぼの生き物調査のボランティア。稲は黄金色にたわわに実っていた。長ぐつ履いて、一歩踏み込むとクサヒバリ科のコオロギたちがわんさか現れコバネイナゴ・ハネナガイナゴなどのバッタたちが跳びそれらを捕食するカエルたちもたくさん跳ね一応、希少生物たちの種数・個体数のお手伝いのはずが、目線の落ち着く暇がない。実に豊かな田んぼだ。田んぼの畔にはイヌタデなどの在野草が伸び放題外来植物が侵入するすき間(ニッチ)をなくす工夫も施されている。そのためなのだろう。稲刈りが進むにつ...カヤネズミMicromysminutus:国内最小のネズミ

  • スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia niphonica:一蝶一会

    2022年10月23日(日)スジボソヤマキチョウGonepteryxaspasianiphonica20221019渓流沿いの山道を散歩中、神社奥の野草地にとまっていた。いつも見るキタキチョウにしては淡く、少し大きいし・・・キタキチョウモンキチョウにしては翅端が黒くないし・・・と、近づこうと踏み込むのも失礼な話だし・・・遠くからズームをかけて撮影したら・・・前翅の端がとがってて、「あ、まだ書いたことのないヤマキチョウだ!」と思った。帰宅後調べてみたら、ヤマキチョウは西日本に生息してないどころか東日本でも分布は限られていてコイツは、「スジボソヤマキチョウ」という和名だったのだと、初めて気づいた。紀伊半島以外の本州や四国・九州の山地に分布するそうだ。が、九州ではほぼ絶滅に近く、中国地方も広島・岡山を除いてレッ...スジボソヤマキチョウGonepteryxaspasianiphonica:一蝶一会

  • アカバナ Epilobium pyrricholophum という名の

    2022年10月21日(金)アカバナEpilobiumpyrricholophum20220928花径10mmほど湿地帯の周りを散歩していたときみつけた花。花よりも茎の赤さが目立っていた。野草の名などほぼ知らない。だから、いつものように軽く撮影して、帰宅後調べたらアカバナ科アカバナ属の『アカバナ』のようだ。東アジアの山間の湿地帯に生息する野草らしい。茎の赤さがよく目立つことからつけられた和名だそうだ。さらに調べたら、花の色には「白色」から「赤色」まで変異があるという。素人だからかもしれないが、ついつい不思議だなと思う。例えばこの日、シロバナゲンノショウコも1ヶ所かたまって咲いていて珍しいからと撮ってアカバナゲンノショウコと比べてみる。ゲンノショウコは、東日本では白花が、西日本では赤花が、西日本日本海側では...アカバナEpilobiumpyrricholophumという名の

  • ノビタキ Saxicola torquata :若鳥メスの冬羽かなあ?

    2022年10月19日(水)ノビタキSaxicolatorquataメスかな?20221017ほぼスズメ大一昨日、小雨交じりの曇天にため池周りを散歩していてエナガとかホオジロとか「小鳥たちもそろそろ山から下りてきたんだな」と季節の変わり目を感じつつ、帰宅しかけたら公園の桜に数羽飛んできた小鳥がいて・・・「たぶんスズメだろう」と、逆光のままとりあえず撮り念のため、露出などいじり撮り直して確かめもせず、帰宅後驚いた。「スズメでもホオジロでもアトリでもない!」「口ばしはヒタキの仲間みたいだけれど、羽の模様に該当する鳥がいない・・・」と、手元の鳥類図鑑ではらちが明かなくて、ネット検索にすがって・・・「ノビタキの若鳥メスの冬羽」にあたるのではないか?と思った。東日本では夏鳥として、真っ黒帽子をかぶったようなオスがよ...ノビタキSaxicolatorquata:若鳥メスの冬羽かなあ?

  • ベダリアテントウ Rodolia cardinalis と ヨツボシテントウ Phymatosternus lewisii と

    2022年10月17日(月)ベダリアテントウRodoliacardinalis20221014体長4mmほど先週のこと、ため池周りの山道を散歩中、葉で休んでいた。オーストラリア原産の外来種で、1世紀以上も前に世界中へ移入させているそうだ。外国産の柑橘類とともに侵入してきたイセリアカイガラムシの天敵として、柑橘類果樹園に導入したらしい。ほぼイセリアカイガラムシしか捕食せず、繁殖力もより高く、しかもこのカイガラムシが激減した後は「共食い」をして極端に数を減らすという。いわゆる『生物的防除』の先駆けであり、見本のようなテントウムシらしい。このあたりの歴史に興味が湧いた人は、自分でじっくり調べてみるとおもしろいと思う。まだ、在来種や生態系への影響とか生物多様性とかいった概念が乏しかった時代に導入されているのにまっ...ベダリアテントウRodoliacardinalisとヨツボシテントウPhymatosternuslewisiiと

  • ネキトンボ Sympetrum speciosum :赤トンボを知りたい④

    2022年10月15日(土)ネキトンボSympetrumspeciosum♂20220920体長50mmほどやや大型の赤トンボで東北地方以南に生息しているそうだ。ネキトンボという和名は翅のつけ根辺りが黄橙色なので「根黄~」ということらしい。実は、夏に見たショウジョウトンボCrocothemisserviliaとすっかり思い込んでいて・・・20220709コイツはたった1匹、ため池の中央付近で強いなわばり行動をしていたんだけれど・・・9月になって、同じため池に行くと周りの木柵にやたら止まっていて「どうやらショウジョウトンボではなさそうだ」と、調べてみたら「アカネ属(本来の赤トンボ)のネキトンボらしい」となり胸部の黒条の有無とか、メスの体色とかで違いを確かめないといけないようだ。そこで、再度足を運んで2022...ネキトンボSympetrumspeciosum:赤トンボを知りたい④

  • リスアカネ Sympetrum risi risi :赤トンボを知りたい③

    2022年10月13日(木)リスアカネSympetrumrisirisi♂20221002体長40mmほど山道散歩中に出会った赤トンボ。翅端に褐色斑紋がある赤トンボには数種類あるらしくて、出会うと一応撮影しておくことに。私のような虫素人には、一見しただけでは何トンボなのかよくわからないからだ。調べてみたら・・・コノシメトンボとは胸部の黒い筋の形が違っているみたいだ。確かにリスアカネの方が黒い筋がごちゃごちゃしていなくてすっきりしている。ノシメトンボとは大きさも体色も違うのでわかりやすい気がした。ついでに、ミヤマアカネとは翅にある褐色斑紋の位置が違っている。となると、コイツもリスアカネということになるのだろうか?20220927ちなみに、リスアカネのリスはスイスのトンボ学者フリードリッヒ・リスからつけられた...リスアカネSympetrumrisirisi:赤トンボを知りたい③

  • シラヒゲソウ Parnassia foliosa

    2022年10月11日(火)シラヒゲソウParnassiafoliosa20221008本州・四国・九州の山あいの湿地帯に生育するウメバチソウ科の植物。湿地帯周り散歩中の沢で、たまたま2株ほど咲いているのに出くわした。まるで雪の結晶のような花径2cmほどの可憐な花だ。久しぶりに出くわしたから、ずいぶん昔、中国の西安ではらはらと降ってきた雪がまさにこのサイズだったことを思い出したりもした。内陸の乾いた大気中に降る雪は、ゆっくりゆっくり結晶を成長させるんだなあ、と。さて、湿地帯の植物だから、その地域の自治体や地元の方々の都合もあることだろう。だから、環境の遷移や開発によって次第に減っていくのは、ある程度理解できる。けれど、栽培や販売目的という利己的な都合による盗掘も減少の大きな原因になっていることはいかがなも...シラヒゲソウParnassiafoliosa

  • コノシメトンボ Sympetrum baccha matutinum :赤トンボを知りたい②

    2022年10月9日(日)コノシメトンボSympetrumbacchamatutinum♂20220930体長40mmほど近くのため池周辺を散歩してて、赤トンボたちのこと知りたいから、とりあえずパチリ。翅端に黒褐色の模様がある小さめの赤トンボ。日本全国に分布し、中国や台湾に生息するオオアカネと亜種関係にあるそうだ。ということは、日本固有亜種なんだろうか?帰宅後、翅端が黒褐色になるトンボたちと比べてみたらノシメトンボSympetruminfuscatum♂20220923体長50mmほどよくいるコイツとは、体色も大きさもかなり違ってて、成熟したオスなら簡単に見わけがつきそうだ。となると、後は体色も大きさもほぼ似ているリスアカネとの判別ができるかどうかだな。トンボマニアの方々には当たり前のことでも、私は一から...コノシメトンボSympetrumbacchamatutinum:赤トンボを知りたい②

  • ヒメアカネ Sympetrum parvulum :赤トンボを知りたい①

    2022年10月7日(金)ヒメアカネSympetrumparvulum♂20220929体長30m強東アジアに広く生息するそうだ。秋めいてくると、散歩中目につくのは赤トンボたち。赤トンボといってもいろんな種類がいて、一度ちゃんと調べておこうと思って・・・今日は、貯めていた画像から透明な翅の小さめの赤トンボたちを選んで調べてみる。そのタイプの場合、私の地域にはマユタテアカネ・マイコアカネ・ヒメアカネの3種が棲んでいるみたい。見分けるには、頭部顔面の眉斑・色とか胸部の黒条とか腹部下部の黒斑とか・・・結構ややこしい。顔に眉斑はなく色白で、胸部の黒条は少なくて、腹部の黒斑は大きくはっきりしている。マユタテアカネSympetrumeroticumeroticum♂と比べてみたら眉斑はあるし、腹部の黒斑は小さいから、...ヒメアカネSympetrumparvulum:赤トンボを知りたい①

  • コアカミゴケ Cladonia floerkeana :地衣類

    2022年10月5日(水)コアカミゴケCladoniafloerkeana20220923丈10mmほど湿地帯を散策中、木の柵に赤トンボが止まっていて赤トンボの仲間は、撮影してから後に胸部や尾部・顔面など確かめないと私のような虫素人にはその場ではわからないからとりあえず撮影して・・・何度も撮影していた「ナツアカネ」とわかったのだけれどそのとき、知人が「おもしろいものがあるよ」と呼んでくれたのが、このコアカミゴケ。「~ゴケ」という名がついているけれど、コケ植物の仲間ではなくて「地衣類」という菌類の体内に藻類が共生している複合体らしい。だから分類学上は「菌類」のグループということになる。名の由来となってるてっぺんの赤い部分は「子器」と呼ばれる生殖器官。この中で菌類の胞子がつくられているそうだ。疑問は、どの段階...コアカミゴケCladoniafloerkeana:地衣類

  • ミツカドコオロギ Loxoblemmus doenitzi ♂

    2022年10月3日(月)ミツカドコオロギLoxoblemmusdoenitzi♂2022092815mmほどこの日、たまたま湿地帯周りの草刈りが行われていてバッタの仲間たちが次々と飛び出していた。石積みの階段へも何種類かのコオロギたちがいて・・・「ま、来たついでだ」と、撮影していたら・・・小さめのコオロギのオスがいて「ま、オカメコオロギの仲間だろう」と、たかをくくって横から撮影してびっくり!顔がやたらと平たすぎて・・・これはひょっとしたら、まだ見たことのないミツカドコオロギなのではないか?と、地べたにはりついて前から撮影したら・・・ビンゴ!頭部の上・両横が手裏剣のように張り出していた。まさに「三角蟋蟀」という和名にふさわしい。ただ、メスはこれほど極端な顔ではなく、丸っこいそうだからこの顔は、メスへのアピ...ミツカドコオロギLoxoblemmusdoenitzi♂

  • ミズオオバコ Ottelia alismoides

    2022年10月1日(土)ミズオオバコOtteliaalismoides202209283弁の薄桃色がかった小さな花を咲かせるトチカガミ科の水草。昔は田んぼやため池の浅瀬に当たり前のように生えていたらしい。いわゆる『田んぼの雑草』だ。ただ、今ではすっかり生息数も激減しているそうだ。実は私、そんなことも知らなくて・・・約1週間前訪ねたとき、湿地帯の中央付近でこの花を見つけコンデジのズームを目一杯かけて20220920帰宅後、花の色・形、周りの浮葉など調べに調べ「トチカガミなのではないか?」「それにしては真っ白じゃないしなあ?」と、あやふやな結論を心に抱えその3日後、再び出かけ今回はがくもよく見える花も見つけ20220923この地域の生き物に詳しい方にばったりと出会ったとき、画像も見せずに尋ねたら「この辺で3...ミズオオバコOtteliaalismoides

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