あらすじ・概要 高野秀行は世界各地のUMAや奇妙なものごとを「本当にあるのか」確かめに行き、それをノンフィクション本にするという仕事をしている。そんな生活の中で見聞きした他国の文化、政治情勢などをエッセイにした。また、他の探検を仕事にする人々の対談や書評も収録。 断片エッセイだけど面白い 断片的なエッセイの詰め合わせでまとまりはありませんでしたが、これはこれで面白かったです。ただ、著者の素性をある程度知っている人向けでしょう。 早稲田大学の探検部に所属していた著者は世界各地の「こういうものがあるらしい」といううわさを聞くと確かめに行く、と言う行為を繰り返しています。それをノンフィクションとして…