医療の最初ってどこだろう、を考えるとかなり昔までさかのぼりました。知らない事ばかりで面白かったです。 <医療の歴史②>ーーーーー読んでくださりありがとうござい…
王様は言いました。 「尺膚の診察は、分かりやすいなあ。でも顔色は、見てもよく分からないのだ。目で見て、分かりやすいのはないだろうか?」 岐伯は言いました。 「…
王様は言いました。 「尺部だけで、病の原因まで分かるのだな。」 岐伯は言いました。 「尺部と限らずに、もう少し範囲を広げれば、もっとたくさんのことが分かります…
王様は言いました。 「なるほど、では、くわしく話してくれたまえ。」 岐伯は言いました。 「尺部の皮膚が、滑らかで、潤いがあって光沢があるのは、風の病です。 尺…
このおはなしは、黄帝内経霊枢より第七十四「論疾診尺」をもとにしています。 王様は、これまでに、診察で最も大切なのは、顔色を見ることと、脈診だと教わりました。(…
王様は言いました。 「それぞれの能力を持つ人が、その人にできること能力を分かれば、治療は正しく行われ、医者の名前は広まって有名になるだろうが、持つ能力が分から…
雷公は言いました。 「特性に合った分担、役目を聞きたいです、どんなですか?」 王様は言いました。 「目がはっきり見える、目が良い人には、顔色を見分ける望診をさ…
王様と岐伯は、雷公がいたことに気付いてなかったので、びっくりしました。「雷公、いつからいたのだ?」 雷公は言いました。 「王様が書かれた論文があると知り、ぜひ…
王様はさらに続けました。 「鍼を用いることにおいての要は、神気であることを忘れてはいけません。くれぐれも、神気を調えることをおろそかにしてはいけません。 医学…
王様はさらに続けて読み上げます。 「邪気が体に当たると、人は冷水をかぶったようにブルブルと体が震えて動きます。邪気が体の中で、正気と当たると、わずかに顔に色が…
王様はまだまだ続けます。 「鍼を用いる治療法を学ぶには、必ず、法則を知らなければいけません。上では、太陽・月・星などの天文を観察し、下では、季節の八節に吹く正…
王様は続けて読み上げています。 「鍼を用いて治療をするには、まず経脈が通る所を十分に会得します。 気が少ないために通りにくいのは、やや深くして置鍼すれば、邪気…
王様は続けて読み上げました。 「十二経脈の五兪穴について、手技は早くするのか、ゆっくりか、場所はどこか、取穴する姿勢、どの深さを気が行くか、全部をはっきりさせ…
王様は書いた論文を声に出して読み始めました。 「鍼を用いた治療における道理は、まず、必ず、体のどこに邪気のあるか、上半身・下半身、左側・右側、陰・陽、表・裏、…
このおはなしは黄帝内経霊枢より第七十三「官能」をもとにしています。 王様はこれまでに、医学についてたくさんのことを医者たちに聞き、その答えを本に書いてきました…
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医療の最初ってどこだろう、を考えるとかなり昔までさかのぼりました。知らない事ばかりで面白かったです。 <医療の歴史②>ーーーーー読んでくださりありがとうござい…
お久しぶりです。4月から、大阪関西万博が始まりました。私は、万博が大阪招致が決まった7年前から会場に東洋医学ブースがあるという夢があって(夢のブログ)健康が題…
お久しぶりです!黄帝内経をマンガにしようの取り組みが、どうにも進まなくなってしまったので、別の道を色々考えている中で、華佗について知り、功績や人柄も面白く、黄…
ご無沙汰しておりました、皆様お元気ですか?私は、マンガに挑戦しています。 黄帝内経で一番印象だったのは素問第一と、霊枢第十で、この2篇をマンガにしたいと考えて…
高校の授業以来、古典を読んだこと無かった私が、黄帝内経を読むことになって、これで続けてこられました。書き出してみると、四回読んでいました。 ①読み下し文をWo…
気のはなし絵本元気 はじめのき ・衛気 まもるき ・宗気 むねのき ・清気 そらのき ・水穀の気 つちのき ・営気 いきるき 東洋医学の絵本陰陽五行 まわるき…
王様は言いました。 「岐伯先生の話では、癰と疽があったがこれらは何によって違うのだ?」 岐伯は言いました。 「癰と疽の違いは、見て分かります。疽の出来物の上の…
岐伯は続けて言いました。 「脛にできる出来物を、『兎齧』といいます。兎に齧られたように赤く、骨まで至るので急いで治さなければいけません。治せなければ人の命に関…
岐伯は続けて言いました。 「大腿部にできる出来物を、『股脛疽』といいます。見た目の変化はそうひどくはないのに、内部で膿が骨まで行きます。急いで治さないと三十日…
岐伯は続けて言いました。 「胸部にできる出来物を、『井疽』といいます。大豆のような形で、出来てすぐ三、四日目で早く治さないと、下りて、お腹に入ってしまうので、…
王様は言いました。 「出来物について、形や状態、治療でしてはいけないこと、治るか治らないか、治らないなら死ぬ日数、病名について聞かせてくれたまえ。」 岐伯は言…
岐伯は言いました。 「王様がおっしゃるとおり、人の経脈はいつも流れていて止まりません。それは、天だけでなく、地の法則とも合っています。まず、それをお話させてく…
王様は言いました。 「これまでに私は、いろんなことを聞いた。 食べ物が胃腸に入ると、消化されて気が取り出される。上焦から出た衛気は、肌肉を温め、骨と関節を養い…
いよいよ、最後の篇になりました。本当にここまで来れるとは、思ってなかったけど、亀の歩みでも、ちょっとずつを何年も続けたら、こんなとこまで来れるんだなあとびっく…
王様は言いました。 「よくわかったぞ、ありがとう。ちなみに、これらのいろんな病変や症状を治すには、どうするのだ?」 岐伯は言いました。 「必ず先に、病人の、体…
王様は言いました。 「いつもよく寝て、睡眠時間が長い人は、何が原因だ?」 岐伯は言いました。 「そういう人は、腸胃が大きく、皮膚が渋で、肌肉の間が通りにくいタ…
王様は言いました。 「病になった人が眠れないというのは、何が原因だ?」 岐伯は言いました。 「人が寝るしくみは、体をめぐっている衛気が、昼は体表の陽を行き、夜…
王様は言いました。 「では、高い所で目がくらんだ時は、どうすればいいのだ?」 岐伯は言いました。 「心は良いと思っているのに、神気が嫌がっているのは、同時に反…
王様は言いました。 「どういうことだ?」 岐伯は言いました。 「目というのは、五臓六腑みんなの精気が上って注ぎ入ることによって、視える力となりますので、精の集…
王様は言いました。 「私は以前、とても高い台に上った時に、階段の途中で振り返ると、目がくらんでしまい、そこから立てなくなって、腹ばいになったまま階段を進んだの…
高校の授業以来、古典を読んだこと無かった私が、黄帝内経を読むことになって、これで続けてこられました。書き出してみると、四回読んでいました。 ①読み下し文をWo…
気のはなし絵本元気 はじめのき ・衛気 まもるき ・宗気 むねのき ・清気 そらのき ・水穀の気 つちのき ・営気 いきるき 東洋医学の絵本陰陽五行 まわるき…
王様は言いました。 「岐伯先生の話では、癰と疽があったがこれらは何によって違うのだ?」 岐伯は言いました。 「癰と疽の違いは、見て分かります。疽の出来物の上の…
岐伯は続けて言いました。 「脛にできる出来物を、『兎齧』といいます。兎に齧られたように赤く、骨まで至るので急いで治さなければいけません。治せなければ人の命に関…
岐伯は続けて言いました。 「大腿部にできる出来物を、『股脛疽』といいます。見た目の変化はそうひどくはないのに、内部で膿が骨まで行きます。急いで治さないと三十日…
岐伯は続けて言いました。 「胸部にできる出来物を、『井疽』といいます。大豆のような形で、出来てすぐ三、四日目で早く治さないと、下りて、お腹に入ってしまうので、…
王様は言いました。 「出来物について、形や状態、治療でしてはいけないこと、治るか治らないか、治らないなら死ぬ日数、病名について聞かせてくれたまえ。」 岐伯は言…
岐伯は言いました。 「王様がおっしゃるとおり、人の経脈はいつも流れていて止まりません。それは、天だけでなく、地の法則とも合っています。まず、それをお話させてく…
王様は言いました。 「これまでに私は、いろんなことを聞いた。 食べ物が胃腸に入ると、消化されて気が取り出される。上焦から出た衛気は、肌肉を温め、骨と関節を養い…
いよいよ、最後の篇になりました。本当にここまで来れるとは、思ってなかったけど、亀の歩みでも、ちょっとずつを何年も続けたら、こんなとこまで来れるんだなあとびっく…
王様は言いました。 「よくわかったぞ、ありがとう。ちなみに、これらのいろんな病変や症状を治すには、どうするのだ?」 岐伯は言いました。 「必ず先に、病人の、体…
王様は言いました。 「いつもよく寝て、睡眠時間が長い人は、何が原因だ?」 岐伯は言いました。 「そういう人は、腸胃が大きく、皮膚が渋で、肌肉の間が通りにくいタ…
王様は言いました。 「病になった人が眠れないというのは、何が原因だ?」 岐伯は言いました。 「人が寝るしくみは、体をめぐっている衛気が、昼は体表の陽を行き、夜…
王様は言いました。 「では、高い所で目がくらんだ時は、どうすればいいのだ?」 岐伯は言いました。 「心は良いと思っているのに、神気が嫌がっているのは、同時に反…
王様は言いました。 「どういうことだ?」 岐伯は言いました。 「目というのは、五臓六腑みんなの精気が上って注ぎ入ることによって、視える力となりますので、精の集…
王様は言いました。 「私は以前、とても高い台に上った時に、階段の途中で振り返ると、目がくらんでしまい、そこから立てなくなって、腹ばいになったまま階段を進んだの…
このおはなしは黄帝内経霊枢より第八十「大惑論」をもとにしています。国の大切な儀式が行われる時、王様は一番大切な役目を担います。場面によっては、一人で高い所に登…
王様は言いました。 「岐伯の話によると、衛気は風府穴を通るたびに腠理に行って、邪気とぶつかって発作が起こるというので、発作が起こる時には、風府穴から邪気が入っ…
王様は岐伯を呼びました。 「王様、何かご用ですか?」 王様は、聞きたいことは後回しで、今読んでいる本について聞きました。 「岐伯、経の本には、夏に暑さに傷つけ…
王様は言いました。 「なるほど、では、急に死んだり、急病になるのはどうしてだ?」 少師は言いました。 「『三虚』の場合、人の死は病からあっという間です。『三實…