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  • 王様と五つの味 5

    王様は言いました。 「では、苦の味はどうだ?」 少兪は言いました。 「苦は、五つの味の中で、もっとも力が強く、どの気も勝つことが出来ないので、苦が胃に入って、…

  • 王様と五つの味 4

    王様は言いました。 「では、辛の味はどうだ?」 少兪は言いました。 「辛を食べると、胃に入ったあと、上焦に行きます。上焦は、衛気を脈の外に行き渡らせ届けている…

  • 王様と五つの味 3

    王様は言いました。 「では、鹹の味を食べすぎると、どうなるのだ?」 少兪は言いました。 「鹹の味を食べすぎると、のどが渇いて飲みたくなります。 このわけは、鹹…

  • 王様と五つの味 2

    少兪は言いました。 「酸の味を食べすぎると、おしっこが出ない癃という病になります。 このわけは、酸の気には、渋って一か所に集まるという性質があるからです。酸を…

  • 王様と五つの味 1(黄帝内経霊枢五味論第六十三)

    このおはなしは黄帝内経霊枢より第六十三「五味論」をもとにしています。王様はもぐもぐごはんを食べながら、以前に岐伯に聞いた五つの味の話を考えていました。(素問2…

  • 王様と止まらない脈 5(終)

    王様は言いました。 「これまでに、営衛の気が進んで行くのは、体の上と下を分けずに貫いていて、環のようにどこにも端がないというのは何度も聞いた。(霊枢4)(霊枢…

  • 王様と止まらない脈 4

    王様は言いました。 「では、足の甲の腎経の脈はどうしていつも拍動しているのが分かるのだ?」岐伯は言いました。 「それは、足の少陰腎経の経脈が十二経脈の海である…

  • 王様と止まらない脈 3

    王様は言いました。 「では、胃経の人迎の脈はどうして拍動が分かるのだ?」 岐伯は言いました。 「胃から上った気は、肺に注ぎ、肺経の経脈に行きますが、中でも特に…

  • 王様と止まらない脈 2

    王様は、召使いの寸口の脈を触りながら言いました。 「寸口を通るときには、脈の勢いは10ぐらいあるのに、そこから下になると、8ぐらいに弱まっている。 そしてその…

  • 王様と休まない脈 1(黄帝内経霊枢動腧第六十二)

    このおはなしは黄帝内経霊枢より第六十二「動腧」をもとにしています。十二経脈が通る場所を全部覚えた王様は、召使いの体を触りながら、その流注をたどっています。 肺…

  • 王様と鍼の禁 3(終)

    王様が言いました。 「鍼を刺すのには、五つの逆があると聞いたのだが、それはどんなことだ?」 岐伯は言いました。 「病の様子と脈が、反しているのを言います。 ・…

  • 王様と鍼の禁 2

    王様は言いました。 「鍼を刺すのには、五つの奪があると聞いたのだが、それはどんなことだ?」岐伯は言いました。 「奪すべきではない場合に、寫の鍼をしないというこ…

  • 王様と鍼の禁 1(黄帝内経霊枢五禁第六十一)

    このおはなしは、黄帝内経霊枢より第六十一「五禁」をもとにしています。王様は今日も、筆を手に、書き留めながら、岐伯の話を聞いています。 「鍼を刺すのには、五つの…

  • 殺す武器と生かす鍼 6(終)

    王様は、書き留める用意をして言いました。 「では、さっそく聞かせてくれ。」 岐伯は言いました。 「人というのは、生きるのに必要な気は、自然からもらっているので…

  • 殺す武器と生かす鍼 5

    王様は言いました。 「さきほどは、武器は人を殺す物だが、鍼は人を生かす物だと言ったのに、鍼だって間違えば人を殺してしまうのだな。 鍼だって、生きた人を殺すのだ…

  • 殺す武器と生かす鍼 4

    王様は言いました。 「癰疽の他にも、いろんな病があるが、諸々の病にも、順と逆があるなら、聞きたいぞ。」 岐伯は言いました。 「一、お腹が張って体が熱く、脈が大…

  • 殺す武器と生かす鍼 3

    王様が言いました。 「では、病の症状が体に現れる前には診れず、診るとすでに膿が出来てしまっているとなると、どうように治療するのか?」 岐伯は言いました。 「膿…

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絵本と童話で 子供に伝えたい やわらか東洋医学
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