赤いルージュ ブルーのシャドウ 色を落とした鏡の中に もろい私が透けて見えて 心のはじっこがめくれあがる… 2007/0…
「サミシイ」 声に出したら、もっと淋しくなった あわてて奥歯をかみ締めて 涙を我慢する だって泣いたりしちゃったら …
小さかった頃のあなたを 力いっぱい抱きしめたい ママの帰りを待っている夜 一人ポーチで膝を抱えていた その、寂しいうなじを …
心からあふれ出るものを 書いて書いて書き散らして すべてを吐き出してしまえたら からっぽになれるのかな 軽くなって、また一から歩…
踏み込めず 踏み込まず 傍観者の顔で やりすごす 行く手にあるかもしれない悲しみを 思い煩って 辛いことがあ…
膝を抱えて寂しさをやり過ごす 手のひらに入ってしまうほど小さな携帯だけが 二人をつなぐ唯一のもの 地下鉄に乗っただけで途切れてしまうよう…
もう本物しか身につけない そう言って ピアスの穴をあけた 君 fake 演じていく心の負担 なんども別れを口にするけれど …
投げつけてしまった言葉に 君は一瞬で青ざめた 逃げるようにそむけた顔と その薄い肩が小さく震えて 伸ばした手を拒絶する 伝…
一人にしないで。 そうつぶやいてみる。 だれに? 一人には、もう慣れたはずなのに。 誰かに向かって、つぶやいてみたくなる。 それ…
家中のコップを すべて並べて ひとつひとつ 洗って磨く 泡がはじけて 指先がふやけて 涙の行き先も 一…
ひまわり 絵日記 麦わら帽子 縁日 ヨーヨー 盆踊り 風鈴 ひぐらし 線香花火 …
永遠を信じられない君は 目の前の小さな幸せのかけら達を 一生懸命拾い集める 「ダイスキダヨ」 「アイシテイルヨ」 注…
満たして あふれて 零れ落ちる 満たして あふれて 零れ落ちる 幾つもの 痕を残して 怖くなる …
雨ざらしの自転車のように ぼろぼろになって軋みながらも まっすぐに走り続けていた君 雨は土砂降りになり、 君は走るのをやめた。 …
過ごした日々が思い出になるまでに どれくらいかかるのだろう 今日が思い出になるには どれくらいの涙が必要なんだろう 今は…
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