気づけば6月も後半戦。 7月になったら成績関係の仕事で追われるし、授業数も言うほど多くない。 学期末の保護者面談に向けて少しずつ準備をしていかなければ。 6月に入ってだいぶ色々な入試資料も揃ってきているので、整理をしつつ何をご家庭に示していくのかを考えなければなあ…と思っているところ。
国語科教員のブログ。国語についてやりたいがアクティブ・ラーニングとICTで一杯に…。
国語科教育についてきちんとまとまって書いていこうと思いますが、どうしてもアクティブラーニングについての議論をしなければいけない状況にあります。色々な文献をちゃんと引いて説明していこうと思います。
自分が集めてきた情報を職場で共有する。 だいたいは流されるのだけど、少しでも刺さる人がいる。 そういう人のために、情報を共有し続けることには意味があるだろうと思っている。 しかし、それに黙ってフリーライドするズルい人もいるんだよねぇ。知っているよ。 でも、そういう人がいるとしても、困っている人に伝えるべきことを伝えるようにすることに意味があるのである。
こんな記事を見た resemom.jp まるでタブレットとノートパソコンのせいで子どもたちが苦しんでるかのような見出し。 でも、少し考えてみれば分かるけど、タブレットなどを使い始めたのに、紙の教科書やドリルを山ほど持ち帰らせていることが、そもそも失敗なのである。 本気を出して持ち帰る教科書などを刈り込むならば、タブレットだけで出来る宿題のバリエーションだって大量にある。 低学年ほどアナログのツールもしっかりとトレーニングしておいた方が良いと思うが、それはもう取り立てて、何か意図を持って取り組めば良いことである。しかし、そんな意図があるのではなく、実態は、教員側が使い方がよく分からないから、とり…
入試演習をコツコツとやる季節。 生徒からどうしてそんなに早く読めて、正解できるんですかと聞かれる。 生徒からは読解力があるからなのですか?と問われるものの、自分としては読書はあまり得意な方ではないし、読解力が無いから本を読むのにも論文を読むのにも苦労しているのである。 ただ、入試問題については数を大量に読んでいるから、なんとなく当て推量でどういうことを答えれば良いのかということに勘が働くだけなのである。
天候が悪いせいか、どうも今週は不調である。 まだ始まって二日目であるが、自分の調子が上がっていかない。思考がイマイチ拡散としていて、アウトプットにつながっていかない感じ。 天気のせいかなぁ…。 ちなみに昼に食べようと思ったカップラーメンを手を引っかけてぶちまけるなどもする。どうも集中力も散漫なのである。 五月が終われば少しまた気分が変わることもあるだろう。今週末はもう六月である。 edu-expo.org 来週の終わりにはNew Education Expoには参加するつもりである。セミナーをとりあえず一日、聞いているだけでもまったく学びに違いがある。 このイベントを楽しみに、この梅雨の時期の…
こんな記事を見た。 www.lifehacker.jp 自分もE InkのタブレットとしてKindle Scribeを愛用しています。 Kindle Scribe キンドル スクライブ (64GB) 10.2インチディスプレイ Kindle史上初の手書き入力機能搭載 プレミアムペン付き Amazon Amazon iPadも愛用していますが、使ってみるとこちらの方が便利なことがいくつかあるというのは、心の底からうなずくところですね。
勤務校では明日から教育実習がスタート。 コロナもあったせいでこの数年は教育実習生の数が明らかに少なかった。 コロナが落ち着いたこの1、2年でも教育実習にくる学生の数は戻ってきていないのである。 自分も教育実習生はもう6年くらい持っていないのです。
勤務校では出勤時間を変更して働くことができる制度がある。 そんな訳で、本日は午後から出張に出るので出勤時間を変更して出張に行く。 明日も出勤なのだよなぁ…。 大型連休のあとには祝日がないので、ひたすらに働いている感じがある。何かをじっくりと考えるには時間がちょっと足りない。落ち着きももう少し欲しい。 今週は色々とエネルギーを使ってしまったな。 そういう振り返りをして、とりあえず、午後の出張の準備を進めよう…。気付くと日々の振り返りもちゃんと書いていない。 そういう気の散り方をしているのである。
この時期は色々な説明会も増えてくる時期である。 今日は勉強ではなく説明会へ…。明日は受験関係の内容で出張へ…。 色々なことが対面で行われるのが当たり前になってきているなぁという数年前との差を感じるところ。 ただ、やっぱり何か小難しい話を聞くのであれば、対面でしっかりと集中して聞くのがベターである。職員室でオンライン関係の仕事をやっていても、ヨコから邪魔が入ることが多くて、結局、集中していない場合が多いのである。 出張に行ったら仕事を振られないのに、オンラインでミーティングをしていたら、雑務を優先しろというのはなあ……ちょっと困ってしまうものである。
本日は学校を早く抜けて勉強しに出かけに行く。 公開研究会で授業を見に行く。 私立にいると自分でその気にならないと公開研究会に行くという発想が生まれてこないので、意識して無理して出かけていく。 無理して休む方はあまりしないのに、外に出かけていくためには無理をする……自己矛盾では? まあ、それはそれとして教育研究、公開授業というのは実力を高めていくためには非常に大切な営みなのだ。見る方も、やる方も。 公立であればある意味で強制力を持って、公開研究などは行われているけど、勤務校のような学校だと全く学校を公開して、授業を研究するという文化はない…。 ただ、やっぱり学校をどうにかしようと思うのであれば、…
本日は半休。 明日に向けて英気を養う。 出張などが多い週であり、日曜日も休日出勤になるので本日は休みます。 仕事をするよりも実は休むことの方が苦手なのである。自分の体力が目減りしているのに適切に有給などで休みに行くことがやはり上手くない。 自分がいないと仕事が回らないという気になっているのだろうなぁ…と思う。 自分の仕事を少しずつ手放さないといけないと思っている。自分だけしかできない仕事が増えるほどに、組織としてもよくないのである。仕事を色々な人に少しずつ分散させていくような、そういうことができなければ運用の仕方として失敗しているのである。 もっとちゃんと仕事の作り方を考えなければいけない。
今週末は全国大学国語教育学会。 www.jtsj.org また、今日はメールで日本国語教育学会の案内が送られてきていた。 nikkokug.org 学会の時期だよなぁと思うところ。 公開研究会なども始まる時期であるので、勉強しがいのある時期である。 どうしても仕事が忙しくなると外に出かけていくことに億劫になりがちなので、自分の仕事をちゃんと整理したうえで、出かけていくことを心がけたいと思っている。 外に出ていることが偉いわけではないけれども、学べるチャンスが有ることを棒に振るのはもったい。時間を無理して作ろう…。
五月の下旬だというのに今年は雨が多い。もう梅雨が先走ってやってきているのだろうか。 雨というのはてきめんに教室のテンションを下げる。 五月病という季節でもなくなってきているものの、これだけ気圧も不安定で天気もコロコロ変わっていると、普段から体調があまりよくない生徒にはなかなか深刻なダメージを与えるのである。 担任としてはやっぱり天気一つとっても気がそぞろになる。 清々しく、晴れが続いてくれるのがベターだよなぁと思う。天気が安定していると教室も比較的落ち着いてくれるので…。 梅雨本番になったときに、疲れが溜まってくると、ちょっと心配だ。このペースで雨が続かないことを……そして、明日は明日で気温が…
連休明けからイベントづくしで走ってきましたせいか、どうも疲れが噴出している今週末。 もう少し生産的に仕事を進めようと思ったのだけど、気合いが入らないのと月曜日に比較的、余裕があるからこそ自分の気持ちが週末に抜けやすい。 平日の働き方のバランスとして、週末に一気に気が抜けているような気がする。 来週は出張祭りである。また、来週末は休みがない。 もう少し平日にバランスの良い生活を心がけましょう。
こんな記事を見かけた。 www.kyobun.co.jp 有料記事なので内容について紹介するのは避けるけど、趣旨としては職務を行う上で教員が自腹で何かを用意することがあることについての問題を論じている記事である。 自分も教職員として学校で働いているので、そのような経験は一度や二度ではない。 幸いにして、何か職務上の義務で行ったことなのに過失があって弁償させられた…みたいな経験は無いけど、自分でついついお金を出してしまうことは大いにある。 教師の自腹 作者:福嶋尚子,栁澤靖明,古殿真大 東洋館出版社 Amazon この本の紹介記事になっている模様。この本は気になるので買ってみようかな、自腹で。 …
職員室の風景でよくみる光景。
五月病に悩まされる時期を過ぎると、中間考査の季節である。 いつも通りにネタが思いつかないでいるのである。
今月の『国語教育』をまたしみじみと読む。 教育科学 国語教育 2024年 06月号 (保存版 発問&言葉かけ定石事典) 明治図書出版 Amazon 発問や言葉かけは教室を安定させるためには大切なテクニックになってくるのだけど、テクニックで子どもを動かせるという価値観を強調するのも個人的な好みではない。 でも、学びを引き出すために適切なタイミングで適切なことを伝えるということは必ず必要なテクニックだし、そういう見極めが出来る観を鍛えることが教員としての修行の第一歩なのだと思っている。 ページ数も少ない中だと、どうしてもテクニカルな着眼点で記事を書かざる得ない事情も分かるので、読者側が何を見極めて…
なんだかイマイチ。 まあ…そんな日もある。イマイチ色々なものが回っていない。 そういう中なので、もう少し部活動周りは仕事をだな…。平日に何日も大会をする競技はやっぱり普通の感覚では無いと思うのである。 もう少し、合理的な話をできないものだろうかと思うが……結局は組織の自浄作用にかかっているのあろうなぁ…。
二週間ぶりに平日の日曜日。天気も悪いので、生徒も教員もエンジンの掛かりがイマイチになっている。 カレンダーを数えてみると、月曜日が平日で通常授業を行っているのは今日で3回目。 ぜんぜん、月曜日に馴染みがない。 …つまり、月曜日に授業が入っているクラスは、授業の回数が残念なことになっているのである。
日々の忙しさに追われながらも、自分のスキルを磨くことに真摯だからこそ、教えるという仕事ができるのだと思っている。 ただ、研修が様々な面で批判され、特に過重労働の原因としても指摘されるようになっている。自分も自分で好きなものを学びに行くことは全く苦痛ではないが、勤務校に用意された研修はほぼ間違いなく苦痛である(笑)。 ただ、どのような形であれ、学ばなければいけない。
今月の『教育科学国語教育』は発問と言葉かけ特集。 教育科学 国語教育 2024年 06月号 (保存版 発問&言葉かけ定石事典) 明治図書出版 Amazon が、このメインの特集についてはとりあえず、また今度どこかで話すとして、自分が今回紹介したいのは、連載の記事。 お茶の水女子大学附属中学校の渡辺光輝先生の生成AIに関する連載の第3回目の指摘が非常に面白いです。
日経新聞にこのような記事があった。 www.nikkei.com 日本の学校のことかと思ったら、なんとハイ・テック・ハイのことだった。アメリカのチャータースクールのことが、教育専門紙ならともかくとして一般紙にこうして報じられるような時代になったのか…という隔世の感がある。
こんな記事を見た。 news.yahoo.co.jp 子どもたちのICT端末の使い方についての分析である。 手のひらサイズのスマホでゲームをしたり、仲間と駄弁ったり、SNSで流れてくる情報を漫然と消費したりしているだけ、ということだろう。 (https://news.yahoo.co.jp/articles/3833baf4a9f007a7d326a0fb3599411d28c7c712より。2024/05/09 20:30確認) この指摘は割と色々なところで言われること。割と注意しておかなければいけないことだと思われる。
ゆる言語学ラジオの中でとある本が紹介されていた。 youtu.be Science Fictions あなたが知らない科学の真実 作者:スチュアート・リッチー ダイヤモンド社 Amazon この本はちょっと前にXなどでも話題になっていた本であり、謬説ナイトという今回のテーマの主役になっている一冊である。 この本は自分も読んでおり、とても面白く読んだのだけど、それ以上にキツかったことが……教育の語りって全部こうなるじゃないか…ということである。
大型連休明けは生徒の調子はイマイチである。 年間を通じても欠席の数が非常に多くなりやすい時期である。 生成AIに連休明けの教室の絵を書くように頼んだら、この通り、酷い有様である。…どうした、これは?
連休の最後なので少し出かける。 うーん…宿題が積み上がっているので、胃のあたりが痛いような(気のせい)。 明日の授業についても、いつも通りどうしたものかなぁとモタモタと逡巡している。やりたいことはあるのだが、さて、やりたいことが先走ってよいものか。 とりあえず、色々なことを放り出して、例年ように結局なにも決まらないままにやってきたこんな連休終わり。比較的、追い詰められて焦っている。 なかなか改善しないなぁ…。
連休中はパソコン仕事もコツコツと行っています。 自宅の作業環境はできるだけ気分良く過ごせるように設計しています。そのうちの装備の一つがゲーミングチェア。 GTRacing ゲーミングチェア ファブリックメッシュ 多機能 通気性 ゲーム用チェア オフィスチェア パソコンチェアリクライニング 事務椅子 ヘッドレスト ランバーサポート ひじ掛け付き GTBEE-RED GTRACING Amazon それほど高くないチェアを使っていますが、それでも長時間の作業では格段に快適性に差が出ています。 しかし、このゲーミングチェアで使い方がよく分かっていなかったのが、腰の部分に当たるランバーサポートの使い方…
ゴールデンウィークの楽しみにしていた一冊を読みました。 冬期限定ボンボンショコラ事件 〈小市民〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 米澤穂信氏の小市民シリーズの最新作。20年をかけて季節が一巡しました。20年かぁ…長く待ち続けていたように感じます。 ちなみにアイキャッチ画像は生成AIに「冬期限定ボンボンショコラ事件」で描いてもらった画像です。こんなに可愛らしいお話ではないので、あしからず。
ゴールデンウイークの初日。 ちゃんと仕事をすると宣言しておきながら、ダラダラとしました。眠い。 でも、ここでやらないと絶対に辛いのでやります。がんばります。やれるかなぁ…(泣)。 アイデアは何でも放り込む 前多先生のVoicyでiPhoneのジャーナルの活用の仕方として、音声入力を利用してアイデアを記録しておくことが紹介されていました。 前多昌顕@公立小教員 超絶簡単動画配信者「前多昌顕がICT教育活用で考えること」/ Voicy - 音声プラットフォーム これはナイスアイデア!ということで自分も真似をしています。 音声入力というやり方がナイスです。全然、ストレスを溜めることなく、サラサラと話…
今年の連休は気持ちには余裕がある。 でも、やらなきゃならない締切を抱えているので、しゃんとして過ごさないとなぁと思うところ。 土日は休んで他の日は少しワーキングスペースなどで働いておこうかなあ。 自宅でも集中できないことはないが、追い込まれた方が良い気がしている。明日の過ごし方が勝負だよなぁ。 とりあえず、今日は何も考えずに飲みに行こう。
今週は明日の仕事で終了です。 3日働く位が体調としてはちょうど良いなぁと弱気なことを言ってみる。 いや、疑うことなく健康体なので、ちゃんと働けという話なのですが、精神的にはやっぱり余裕がある状態でないと難しいことは多いと感じる。 3日で凝縮してアウトプットを出すので残りの4日はインプットを急速に時間を使わせて欲しいなぁなどと思うのです。
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気づけば6月も後半戦。 7月になったら成績関係の仕事で追われるし、授業数も言うほど多くない。 学期末の保護者面談に向けて少しずつ準備をしていかなければ。 6月に入ってだいぶ色々な入試資料も揃ってきているので、整理をしつつ何をご家庭に示していくのかを考えなければなあ…と思っているところ。
こんなプレスリリースがあった。 prtimes.jp 内容としては、全国288の教育委員会・学校対象調査では、89.9%が生成AIの教育活用に「関心あり」と回答したものの、導入または導入検討中なのは41.3%にとどまっているという話。 補助金制度への理解不足や手続きの複雑さが利用ハードルにつながっているのかもしれないということも書かれている。 この記事を見ていて個人的に「ん?」と思ったのが、次の部分。 生成AIのガイドラインや活用方法に対する理解度に関しては、50.7%が基本的な理解があると回答しました(「よく理解している」7.3%、「ある程度理解している」43.4% )。調査を実施した時期は…
こんなニュースを見た。 www.kyoiku-press.com 令和8年9月から公立中学校の部活動を地域へ委ねる方針を示している神戸市教委が本年度実施する教員採用試験で、中学校・高校の募集枠の志願者数が昨年度より130人も増えた。 (2025/06/13確認) さもありなん…と現場にいると感じるところだけど、実際はどこまで影響しているかはまだ何も分からない。 自分の好きな部活ならまだしも、現状は「ガチャ」であり、だいたいデメリットと感じるケースの方が多いものなあ…と思わざるを得ない。 自分も公立の教員を避けている一つの理由は部活動であることは間違いない。 とはいえ、教員の働き方の問題は部活動…
こんなイギリスのニュースを見た。 www.fenews.co.uk 教育における生成AIについての問題点について書かれている記事である。 データ保護とGDPRコンプライアンスに関するリスク: AIの利用は、特に学生の個人データ保護に関して、法的な課題とリスク。 教員のAIに関する専門知識とトレーニング不足: 多くの教師がAIの利用に関する正式なトレーニングを受けておらず、AIに関する専門知識や自信が不足していると感じている。 国家ガイドラインと現場での導入のギャップ: 英国教育省(DfE)はAI利用に関するガイドラインを策定しているものの、高等教育(FE)レベルでの具体的な導入と実践には大きな…
いよいよ梅雨入りになり…。 さっそく交通機関が遅延して、一限から授業をやっていると生徒がなかなか揃わないで、うーん…授業が思い通りにならないものである。 生徒が揃ってしまえば、生徒は楽しそうにしているのだけど、時間が足りない。 時間が最も大切な資源なのだから、1分だろうと無駄にはできないなあ…と思うのである。
こんなニュースを見た。 prtimes.jp 地域創生の文脈や学びの多様化の文脈で注目されることが多い「地域みらい留学」の話題がこういう形でプレスリリースされる時代なんだなあと感じます。 どういう形で学ぶのかという学びの個別化の突き詰めた形であると思うし、若い力を必要としている地域の切実な思いも感じるところである。 最近は探究学習で「地域探究」が行われることは増えているけど……本当に地域の課題と向き合うとはどういうことなのだろうと思う。 探究学習が探究公害と非難される時代であるけど、地域と学校は本当はお互いに尊重し合える可能性はあるはずである。中途半端にどちらかから搾取しようという姿勢が見えた…
六月第二週目が始まりましたね。 六月は祝祭日がないので、一週間が淡々と過ぎていく。勤務校では行事もないので、まとめて授業が進んでいく。 こういう時期に調子を崩しがちな生徒が増えるので要注意である。 授業があまり速い速度で進んでいくと、生徒はなかなか困ってしまう。授業が進むだけ、予習復習が増えていく。こういう見えない負担感をちゃんと生徒から聞き取っておかないと、一方的な押し付けになりがちなので、注意しておきたいところだ。
休みだというのに本を読む心の余裕が生まれてこない。体力的にも集中すると眠くなる。 自分が色々なものに振り回されていると実感する。 本を読めない、文字を読むモチベーションが湧かないことは、国語科の授業づくりとしては致命的に追い込まれている訳だけど、あまり焦りも出てこない。 どう文章を読むのかという技を手渡しつつ、どうその場で読むのかを子どもたちと一緒に読んでみるというやり方でもよい気がしてきている。 まあ、扱う本文が定番教材だから内容をある程度把握しているから言い出せることではある。 でも、教室で自分が一番念入りに準備してあるという姿でばかり授業しなくてもよい気分が今はある。 読むという技術や子…
自分の授業や教員としての振るまい方が、年々「まあ、いいかな」と色々なことを思うようになってきている気がしている。 人を変えることは出来ないし、自分を成長させたくないと思っている子どももいない。 だから、何事に対しても「まあ、いいかな」とカッカしないで過ごすことが一番大切になるのではないかと思っている。
天候が安定しない。 生徒の様子も不安定になりやすいという予感がある。先回りで手を出すべきか、ちょっとした転びならば経験してもらうべきか。 気持ちに余裕があれば大抵のトラブルについては飲み込むことはできるのだけど、この時期は気持ちの余裕もなくなってくるのである。 さあ、どっちに手を打った方がよいだろうか。
教員の仕事は多岐にわたる。 そして、その仕事は基本的に我慢の連続なのだ。 授業だけをしていればよいという仕事でもない。授業で勝負できなければ教員としてはあまり望ましくはないが、授業だけで自分の価値が、仕事がすべてに認められると考えるのは傲慢だろう。 また、そもそも学校という場で授業をするということは、日常の学校生活があってこそ、その文脈で授業を考えていくものである。子どもたちの学校生活に興味を持たないで授業することなど、自分が教えたいことを強弁すれば教えたことになると考える思い上がりなのだ。 学校で教えるということを続けようとするならば、教員として丁寧に日々を紡がなければいけない。そのためには…
こんなニュースを見た。 大学入試の学力試験、年内可能に 面接や小論文と組み合わせ条件:朝日新聞 昨年の入試でかなり注目された話である。 受験生を指導していた当事者としては、どうしたものかなぁと悩ましかったものである。 実際問題、需要はあるけど、入試倍率は実施される前からえげつないことになるのは簡単に予想がつくし、それに伴って難易度も厳しいだろうなと。出願指導が難しい。 実際、蓋を開けてみたら、まあ、予想通りだなぁという感じ。 個人的にはこういう穴をつくやり方は好ましくは思わない。結果的に受験生の不安心理を受験に繋げているようなものだもの。 そして、今年から制度のようになっていくのだから、かえっ…
梅雨に入ったという話は聞かないけれど、雨が続いていて色々と生徒にもよくない。 雨が降ると交通機関もままならないことになる。 色々なものがままならない。 ままならないものを、どうにか宥め賺してやっていくことが、担任の仕事なのだろうなあと思うところ。 探究的な学びを支えるのは日常の学びである。日常の学びをどのようにして安定させるかということも考えたいところである。 探究か教科は二項対立ではないのだ。
教育実習の季節が始まったので、学校はまた忙しくなる感じがする。 教育実習は2週間、3週間の限られた期間の実習となるので、どうしたって忙しいのである。授業にしても一つの単元をまるまるやれることもあれば、そうでもない場合もある。 国語科みたいな授業の場合、単元の途中から…というのはかなり難しいので、できるだけまるっと単元ができればよいと思うのだけど、実際は、特に2週間の場合だとかなり苦しいのである。 欲張りすぎてもあまりよいことにはならない……けれど、中途半端も難しい。 週2単位科目だと、下手すると実習期間に2回くらいしか授業が無い可能性だってある。 単元をまるっと体験できないことは、あまりよくな…
いよいよ六月。蒸し暑いような肌寒いような不安定な気候が続きますね。 体調があまり良くならないような日々が続く。 自分もどうも気候にやられたせいで気力が折れている。体の微妙なだるさで頭の動きが悪い。仕方ないと諦めて休むことに集中する。 さて、6月って、学校の空気がちょっと重たくなる時期だと言われることがある。運営的にも学級的にも、いろいろと危機が噴き出すタイミングだと。でも、それって本当なのか? 実際のところ、確かに体調を崩しやすい気候ではある。湿気、気温差、疲れの蓄積。だから何かとトラブルが起きやすいのは間違いない。でも、そのしんどさの原因を「気候」とか「疲れ」にだけ求めるのは、少し違う気がし…
今春の大学入試の結果が明らかになってきている。 色々な予備校からの情報を集めながら、自分の指導が正しかったか…そういう答え合わせをしている。 そういう情報を集めていると今の私立大学の受験状況が大変なことになっているなあ…ということは分かる。 www.newsweekjapan.jp こういう記事も出るくらいですからね…。 色々と思うところがある。
こんなプレスリリースを見た。 子どもの夢はどう変わった? prtimes.jp この調査の結論である「進路について深く考える経験をしている子どもは、学習意欲が高く、自らの興味・関心を広げて積極的に学習している」ということは、現場の教員としては「まあ、そりゃあ、そうだろうな」という感じである。 ただ、「深く考える経験をさせることが難しいのだよ!」と言いたくもなる。 結構、面白い資料なので、時間があるときに隅々まで見ておこう。 2.進路を考えることに影響する要因―学校(教員)と家庭(保護者)が関連 ・学校(教員)要因―「尊敬できる先生がいる」を肯定する子どもや、学校で探究的な学びに取り組んでいる子…
何も大きな変化がなく、淡々と流れていく日こそ、自分の仕事は落ち着いて進む。 イレギュラーがあると、授業も落ち着かないし、生徒も集中できない。 何もない日々を守ることがやっぱり学校としては一番大切なんだろうな…。
日が長くなってくると、つい釣られて仕事が長くなりがちである。 仕事を手放さないと次の仕事が出来ないのである。ダラダラと仕事をしないようにしなければ…と思うところである。 もうすぐ六月だなぁ…。あっという間に一学期が終わるけど、何かまとまった成果を出せただろうかと自問自答が始まる時期である。
国語の授業の中で言葉を探す時間をどれだけ取れるだろうか。 やっぱり自分で考えていかないと、言葉を探す必要性が生まれない。 授業の設計をちゃんと考えないと、思考は動かないのだよなぁ…。考えたくなるような課題って何だろう?
読書は小学生の頃はたくさんするのに、思春期の年代になるとだんだん離れていく。そして大人になったら読書が大切だと言いながらも読書が出来ないという状況が続く。 なかなか厄介な代物なのだ。 個人的には一人で好きな本を好きなように読めるような習慣を持たせて高校をから送り出せれば、自分の教育はある意味で役に立てたと思うくらいには、ハードルが高い。
ゆる言語学ラジオがポライトネス回だった。 www.youtube.com ポライトネスや語用論について触れて説明をしてくれている。 コミュニケーションにおいては、初対面の相手に対してもただ単に敬語だけで話しているだけではなく、微妙に表現を調整しながら相手との距離の調整を巧みに行っている。 その言語の表現形式の巧みさは非常に興味を惹くものがある。 個人的には語用論、特にポライトネス周りを勉強していたので、こういう話がYouTubeのコンテンツになるのは興味深いなぁと思う。 学校文法のイメージだとこういう語用論のようなことは、文法の埒外としてイメージされてしまって、あまり扱われないからなぁ…。 ち…
本日も復調しない。 ダメだこれは…。
色々とやるべきことがあるのに、非常に調子が悪い…。 これは困ったぞ…。
試しに生成AIに任せてみたら、面白い結果が出てしまった。 こういうことになると、もはや持っていた授業案は破棄して考えざるを得ない。 自分のアイデアが頭固かったなぁと、後から気づくことがたくさんある。こういうテクノロジーの応用の仕方も、自分の「使わせたい」という発想からだけでは上手くいかないのだろう。 やっぱり、アイデアは実践の繰り返しと試行錯誤から生まれる。 なんでも自分の思い通りにコントロールできているなんて思っていたらいけない。
勤務校ではだいぶ色々なツールを使えるように準備している。そのための準備にだいぶ時間を割いてやってきた。 今では当たり前に使われているCanvaやこれから波が来そうなFigmaまで、色々なものを準備している。一つ一つのツールについて、イチイチ説明をしなければいけないというのは非常に手間がかかる作業であったが、使うようになってしまうとそれが当たり前になるものだ。
六月も中旬に入りました。 日々が加速度的に早くなって進んでいく。6月が終わるとあっという間に夏休みになるので、精神的にはあっという間に一年が終わってしまう。 つい、日が暮れるのが遅くなっているのでいつまでも仕事ができてしまう気がするのだけど、時間自体は伸びていないので、単に生産性が下がっているだけである。 だんだん、手が回らないことによって取り返しがつかなくなることが増えてくる。 日々の生活にメリハリがなく進んでしまうと、自分で取り返すことができないものが増えてしまうのだ。 なんだか、落ち着かないままにここまで来てしまった。 資料をかき集める 学期末となると、観点別のとりまとめもある程度しない…
Googleの生成AIがとんでもないものを出してきた。 notebooklm.google 自分でデータをアップロードすれば、あとは理解を確かめるために色々なことが生成AIで出来るというツール。 え、国語の授業に直撃してきませんか?これは?
勢いに任せて働きすぎたせいか、疲れているのに眠れずに疲弊する状態に。 疲れすぎはよくないわ……。 【第3類医薬品】キューピーコーワゴールドαプレミアム 280錠 キューピーコーワ Amazon キューピーコーワが流行りらしいので、試して見ることにしました。 個人的にはアリナミンEXだと結構効果を感じるのだけど、さて、こっちとどちらの方が効果を実感しやすいかなぁ? 【第3類医薬品】アリナミンEXプラス 270錠 アリナミンEXプラス Amazon 目の疲れが出やすいから、アリナミンの方がよかったかな?
「何かあってもオンラインの対応が全然できないのなら、なんで端末持たせているんですか?」 まあ、その通りなんだよなぁ。画質などに拘らないのであれば、カメラを立てておくだけで出来ないことはないのだからね。 何でもかんでもリクエストを聞くべきだとは思わないけど、もっとお互いにラクにやれることはあるはずなのである。
NEW EDUCATION EXPOが本日から開幕している。 edu-expo.org 大きなイベントだけに、参加できたらいいなぁと思っているところ。一応、予約は取っているのだけど、さて、行けるかどうか……。
この手の原則が守られているところを見たことがない。 www.kyobun.co.jp 原則だって言っているのに、原則がまともに運用されていないと感じる場面が学校には多すぎるのである。 そんな原則を守っていたらまともに練習なんてできないと憤る人がいるのだけど、そうだよ、練習すんなっていってんだよって言わないと分からないのかね…。 学校のスポーツ周りが健康的に見えることは個人的にほぼない。色々なものを刹那的に犠牲にして、消化し尽くしてばかりである。 ええ、とても怒っているし、私怨で書いていますよ。
Amazonでとある品物を買ったのだけど……久々にやられた。 サイトの記載内容と、全く異なる品質の商品をつかまされる。ここまで全く違う商品が届くのは珍しい。本当、こういう販売元は痛い目に遭えば良いのに。
自分も職場で愛用しているのがChromebook。 なんやかんや軽作業ならばサクサクとしていて使いやすい。ちょっと重いことをやろうとするともっさりするのが難点。 そういう観点から考えた時に、ちょっと期待が出来るかなぁというChromebookが発売になったので気になっている。 www.mouse-jp.co.jp マウスコンピューターから発売になるこのChromebook。スタイラスペン標準付属という点もちょっと気になるところ。 Kamiのようなサードパーティを使えば手書きもかなりやりやすいのでスタイラスペン標準付属というのは試してみたい気がする。 ただ、Chromebook PLUSという上…
比較的、精神的にも余裕のある休日。 自分の仕事の仕方を見直さなければなぁ…と思い、本棚に入れていたこの本を読み直す。 先生のためのICT超高速業務ハック 時間を生み出すデジタル仕事術 作者:前多 昌顕 明治図書出版 Amazon 前多先生の傑作の一冊。 本当、一つ一つのテクニックは見開き一ページとコンパクトにまとめてあるのに、非常に効果が上がるだろうと期待できるものばかり。 自分の仕事にも役に立てられることはもちろんたくさんあるけど、それ以上に職員室において、何か聞かれたときにさっと手渡したいと思うような一冊である。 この本を読んで思うこととしては、本当に生産性を合理的に高めたいと思うのであれ…
この数年、研究会や勉強会で実践発表の討議を聞いていると、必ず誰かが「評価はどうするんですか?」という質問をするようになっているように感じる。 実際、観点別評価には今年で三年目であるが、苦労させられているところである。 深い理解のために 高等学校 観点別評価入門 作者:八田幸恵,渡邉久暢 学事出版 Amazon かつて紹介した上記の本のような、非常に深い理解に基づく評価の議論もある。 www.s-locarno.com むしろ、本来は生徒の成長、指導の改善と全ての軸として評価が機能することが望ましいだろう。しかし、最近は色々なところで二言目に「評価は?」と聞くようになっているのを、何かなぁと思う…
自分が集めてきた情報を職場で共有する。 だいたいは流されるのだけど、少しでも刺さる人がいる。 そういう人のために、情報を共有し続けることには意味があるだろうと思っている。 しかし、それに黙ってフリーライドするズルい人もいるんだよねぇ。知っているよ。 でも、そういう人がいるとしても、困っている人に伝えるべきことを伝えるようにすることに意味があるのである。
こんな記事を見た resemom.jp まるでタブレットとノートパソコンのせいで子どもたちが苦しんでるかのような見出し。 でも、少し考えてみれば分かるけど、タブレットなどを使い始めたのに、紙の教科書やドリルを山ほど持ち帰らせていることが、そもそも失敗なのである。 本気を出して持ち帰る教科書などを刈り込むならば、タブレットだけで出来る宿題のバリエーションだって大量にある。 低学年ほどアナログのツールもしっかりとトレーニングしておいた方が良いと思うが、それはもう取り立てて、何か意図を持って取り組めば良いことである。しかし、そんな意図があるのではなく、実態は、教員側が使い方がよく分からないから、とり…
入試演習をコツコツとやる季節。 生徒からどうしてそんなに早く読めて、正解できるんですかと聞かれる。 生徒からは読解力があるからなのですか?と問われるものの、自分としては読書はあまり得意な方ではないし、読解力が無いから本を読むのにも論文を読むのにも苦労しているのである。 ただ、入試問題については数を大量に読んでいるから、なんとなく当て推量でどういうことを答えれば良いのかということに勘が働くだけなのである。
天候が悪いせいか、どうも今週は不調である。 まだ始まって二日目であるが、自分の調子が上がっていかない。思考がイマイチ拡散としていて、アウトプットにつながっていかない感じ。 天気のせいかなぁ…。 ちなみに昼に食べようと思ったカップラーメンを手を引っかけてぶちまけるなどもする。どうも集中力も散漫なのである。 五月が終われば少しまた気分が変わることもあるだろう。今週末はもう六月である。 edu-expo.org 来週の終わりにはNew Education Expoには参加するつもりである。セミナーをとりあえず一日、聞いているだけでもまったく学びに違いがある。 このイベントを楽しみに、この梅雨の時期の…