丸9年目らしいですよ。 九年間休まずに更新を続けてきました。
国語科教員のブログ。国語についてやりたいがアクティブ・ラーニングとICTで一杯に…。
国語科教育についてきちんとまとまって書いていこうと思いますが、どうしてもアクティブラーニングについての議論をしなければいけない状況にあります。色々な文献をちゃんと引いて説明していこうと思います。
受験シーズン。小論文を使った受験は一般受験でも決して少なくない。 断続的に小論文の添削希望が届く時期である。 また、高校2年生は小論文の学習が気になり出す時期でもある。
問い合わせフォームから2020年の新年のこの記事についての問い合わせがあった。 www.s-locarno.com ここでは添削指導に関して校内の制限を前提にしてあまり明確な話はしなかった。 OneNoteの強力な側面として「ノートの共有」がある。これを使うと添削指導がめちゃくちゃ捗ります。 ただ、色々と縛りも厳しい世の中なので、あまり「こういうことやってます!」と言い難くて、言及するに留めておきます。 ここでぼかした話について具体的なことを聞きたいという問い合わせだったので、GIGAの時代となった今はどうなったかを少し紹介しましょう。
定期的に文句を言っているが授業数が足りない。 自分の担当は論理国語だが、4単位を1年間で与えられるのではなく、分割履修である。そのため週2コマの授業であり、月曜日と金曜日に授業があるので3学期は最悪である。 休みが多すぎるのである。 年間に60回ちょっとの授業では何かをじっくりと考えるには慌ただしい……。 授業があっても生徒の方が公欠でいないことも多い。 本当に授業が学校の中心にないという感覚が強いのだ。授業外の課題でやらせるよりも授業をちゃんと確保して、授業に落ち着いて参加できることの方が重要なのではないか…?
色々な仕事が立て込んでいて読むのが後回しになっていたけど、今月の明治図書『国語教育』に目を通す。 教育科学 国語教育 2024年 02月号 (保存版 今日から使える国語授業の「ちょこっと支援」大全) 明治図書出版 Amazon 「ちょこっと支援」というタイトルの通り、日常に存在しているのだけど気付かなければ素通りをしてしまうような、そういう困り感に対する提案が述べられている。
大学入試の季節になっている。高校3年生にとってはついに本番という感じ。 高校2年生にとっては、いよいよ進路をどうするか、決断をしなければいけない時期でもある。
当ブログは教育書の書評を書くことが多い。最近は色々な事情があって書いていないのだけど。忙しいのはもちろんそうなのだけど、それ以外の理由もいくつか。 そんな当ブログでの書評の方針を少しだけ書いておこう。
こんな商品を見つけた。 三菱鉛筆 かきかた鉛筆 タブレット授業えんぴつ 2B ブルー 1ダース 濃く書ける K69142B 三菱鉛筆 Amazon 三菱鉛筆 かきかた鉛筆 タブレット授業えんぴつ 2B キャメル 1ダース 濃く書ける K69162B 三菱鉛筆 Amazon 三菱鉛筆 かきかた鉛筆 タブレット授業えんぴつ 2B ラベンダー 1ダース 濃く書ける K69152B 三菱鉛筆 Amazon タブレット授業に特化した鉛筆だという。 なんか一見すると矛盾するようなこの商品は着眼点が面白い。
最近は出願書類に「志望理由書」や「学修計画書」の提出を一般入試でも求める大学が増えている。長さは本格的に手間のかかるものからちょっとしたものまでかなり差がある。 ただ、やっぱり書けないで悩んでしまう生徒は少なからずいるのである。
この時期は国公立の二次試験に向けて添削指導が始まっている。 毎年、だいたい添削指導する大学は同じなので、毎年やっているのだから蓄積があるように思えるのだけど…
昨日の補足のような話。 www.s-locarno.com 学びの成果をまとめることについて、アイデアは無いわけではないという補足。
勤務校でもICTを使った授業が当たり前になってきている。 だいぶ利用にも慣れてきたので、どの授業でも色々な形でデジタルデータを扱っていることが増えた。 一方で例えばGoogleドライブ上に集めたデータが使い捨てになっていないかということが最近はかなり気になっている。
授業の成果物はどんどん公開する派です。 ICTの時代になって、そもそも生徒から回収物をデータで集めているので、校内での共有は格段に楽になったなぁと思うのです。
昨日は盛大にふざけたので、本日はもう少しまともな記事を書きます。 www.s-locarno.com
世の中が生成AIに素晴らしい回答をさせたがっている中で、どうしてもでたらめな文章を書かせたくて1日遊んでしまったアカウントがこちらです。
受験シーズンで忙しい。とにかく気ぜわしい。大学入学共通テストの平均点もボチボチと出始めているし色々なことに気が取られている。 そういう時期なのだけど、学校自体はもう3月の年度終わりに向けて気分を向けていかねばと、感傷に浸りたくなる時期である。
連勤の影響で、目に見えて自分の仕事の能率が下がっている。 ちょっと集中力が切れている。
気付けば15日。あっという間に新年の最初の月が半分過ぎていく。 そろそろ新年気分は終わりになっているだろう。 どうだろうか、自分の目標はちゃんと進められているかどうか、そういう時期にきているのだ。
今年の共通テストも無事終了。 www.zkai.co.jp sokuho.yozemi.ac.jp 国語としてはやや解きやすかったという評判でしょうか。 授業での活動の過程をかなり意識しているのだろうと思われる。こういう問題を「演習で対策する」ということが、なかなかイタチごっこな感じはするなぁ……。 時間配分についてはやっぱりもう少し余裕があってじっくりと考える方がいいよなぁと思わないこともないけど、授業でちゃんとアウトプットをくり返すという習慣があれば、面を喰らうような問題でもない感じもする。 授業と入試を連動して考えるべきではないとは思うが、これだけの人数が受ける入試である以上、やっぱりメ…
ついに今年の共通テスト。そして、今年の入試の開幕の合図でもある。 果たしてどんな問題が出題されるのか。 このあと問題が公開されたら、この数日で内容をしっかりと確かめていかないとなぁ…。 来年から学習指導要領が変わるので、今年の出題は何があるかということがかなり気になるところだ。 www.itmedia.co.jp 大学ごとの入学試験と異なり、共通テストは合・不合を分けるためのテストではない。大塚氏は「基本的にひっかけ問題のような出題はない。素直に向き合ってほしい」と受験生にエールを送っていた。 (https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2401/…
明日の天気予報を見ると関東圏は午後からちょっと雪がチラつくようですね。 センター試験というと雪のイメージがあるので、やっぱり共通テストの日も雪になるのでしょうか……?
1月は模擬試験の時期である。 まあ、色々とある。共通テストの同日体験などもあるし。 www.toshin.com 共通テストとは無関係に普通に定例の模試もある。 最近の模擬試験の問題を見ていて思うのだけど、あまりちゃんと最近の教科書の趣旨を活かす気はないんだなということを感じる。 受験者の多い模擬試験がそういうことをするから、結局、高校はそれを言い訳にするんだろうと思う。 本気で何か考えているなら、もう少し試験範囲などについても大胆に減らせば良いのにと思うのである。 模試のために授業をするようになったらつまらないだろうなぁ……そういう職人芸もあるのだろうけど、自分は面白くない。模擬試験を使って…
週の半ば。大学入学共通テストの直前だと実感する。 最後の確認をする時期である。 www.dnc.ac.jp 受験票を忘れても取りに帰らない!!とか、申し込み科目と違う科目で勝手に受験しようとしないとか、受験に慣れている人からすると「そんなことするの?!」みたいなことであっても、舞い上がっていると何をするかが分からないので、一つ一つ丁寧に確認する。 いやぁ……何が起こるか分からないと思って準備しておくのが一番ですよね。 www.keinet.ne.jp dn-sundai.benesse.ne.jp www.toshin.com 来週はいよいよ受験だなぁ……。
勤務校は本日より新学期。 本日の新学期は非常に何もなく、平凡な一日として終わった。 これだけ世の中が大きく動いているのだけど、生徒の様子はいつも通り。いつも通りにちゃんと生徒が揃うことに安心感がある。
今週末がいよいよ今年度の大学入学共通テストである。 毎年何かしらの波乱があり、旧学習指導要領の最後の年であり、何が起こるかまったく予想がつかないし、おそらく何科目かは波乱がある気がするのですよ…。
今年に入って今後の仕事の仕込みのために毎日ちょっとしたことを積み重ねている。 それがWorkflowyに毎日5分間集中してとにかくお題に対するアイデアを書き出すということだ。 www.s-locarno.com アイデアだしということであれば、Xmindのようにイメージマップの形式で出力できた方がいいかなぁとも思ったが、やってみるとすぐに書けるかどうかの方が大切だという感触。
新年は何かと忙しい。入試の時期だから仕方ない。 自分も自分に降りかかってきている仕事を次々と右から左へ流している。 自分は割と仕事の手離れは早いほうなんだけど、それでもやっぱり仕事に追いかけられるのは何でだろう……。
本日から仕事始め。授業の開始が近づいてきているので、頭の中に漫然と泳いでいる状態の授業の形を捕まえにいっている。
学び続けなければいけない社会と言われて既にだいぶ久しい。もちろん、教員も例外でなく、色々なことを学び続けなければいけない。 生徒たち学べというのだから、自身も常に学び続ける必要がある。しかし、仕事や生活の忙しさの中で、新たな学びに時間を割くことはいつであっても難しい。 自身の学びをいかに効率的に進めるか、働き方改革と併せても考えても難しい問題なのだ。
去年、Evernoteが改悪されてとんでもない使いにくさになった。 正直、料金もあまりに高すぎてどうしてくれようかという気分が強い。 ただ、Evernote自体のアカウント自体は残し続けるのだろうという気持ちはある。その一番の理由は東日本大震災の記録を溜め込んでいるからである。 他のサービスなどにエクスポートするという手段もないわけではないのだが、うまく行かないいくつかのページもある。記録が欠けてしまうことはなんとなく気持ちが悪いのである。
Notionを使い始めてだいたい丸3年。三年前の正月にはこんな記事を書いている。 www.s-locarno.com 現在も同じ方法で授業管理と授業記録を続けている。データベースなので、蓄積すればするほどに価値が増えていく感覚がある。 今年も同じようにNotionを使い続ける予定である。マニアックな使い方はしないけれども、授業でやりたかったことが全部入っているのは非常に助かる。Googleドライブとも連携できるので、配信した資料などもしっかりとそれぞれの授業の記録に挿入できるのも地味ながら分かりやすい。
毎年書いているような気がするけど、元日と言えばとりあえず、やりたいことを100個書き出すという作業をする。 www.s-locarno.com www.1101.com 毎年、継続的にやっていると、その時々で100個が書けるときと、全然書けない時があるのが分かる。
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丸9年目らしいですよ。 九年間休まずに更新を続けてきました。
昨日が疲弊しきってぐったりとしていたところですが、本日は対面の勉強会へ。 考えてみると今季、初めて日曜日に自分で時間を取って出かけていった気がするのです。 身体の疲弊感が強いと出かける気力もなくなるわけだけど、実際に出かけていくと、自分の時間とお金を割いている人たちに出会えるので、気分としてはよいものである。 やっぱり自分も頑張らなければなあ…と思う。実際に対面で会うことで得られるものは多いのである。
せっかくの休みだというのに、一週間の疲れをドッと感じて一日中、寝ていたよ……。 まさにアイキャッチのネコのような状態で、ハンモックの上で寝続けていました…。寝過ぎた結果、身体が痛い。 少し運動をした方が疲れが抜けるのだろうけど、運動にいく気力が出ないほどにドッと疲れていましたよ…。明日はちょっと研修へ…。また、休みが見当たらない生活が続いていくのです…
夏休みといえば面談。保護者にご来校いただいて、学校の様子についてのお話を伝えることになるのですが……さて、どのような話をするべきか、何を資料として準備すべきかよいアイデアが出てこない。 資料を作り込むほどに、親切で勉強している担任という空気は出るのだが、それが費用対効果で考えたときに、教育的に意味のあることになっているか、疑問なのである。 情報を一方的に与えられることは、思考の流れとして不自然な気がしている。たくさんあっても結局読まれないだろうし、手元にあるからこそ自分で調べようとするアンテナの感度が怪しくなる。 適切に不親切にしたほうがよいのではないかと思っている。
選挙の当日にいけるかどうか微妙なので、期日前投票に行ってきた。 民主主義が当たり前に民主主義であると思っていると、いよいよそれが足元から掬われる可能性があるのだということを予感させられざるを得ない状況がある。 日本の思想 (岩波新書) 作者:丸山 真男 岩波書店 Amazon 「「である」ことと「する」こと」をあらためて読んだ方が良いんじゃないか。授業で扱っていった方が良いのではないか。 そんな空気感があるような気がする。
何をするにも気力がいる。 気を張っているときにはなんとかなることでも、気が抜けてくると、意外とどっと疲れてしまう。 目下の課題としては成績をつけるために色々なことを調整する必要があるのだけど、どっと体が動かないでいる。 うーん……気力がかなり持っていかれた。
1日中、駆けずり回っているのにどうして仕事が終わらないのだろうか。 自分の仕事のできなさに直面しているような気がしてならない。 とりあえず、一つ一つ生徒の作品を見ながら、自分の心を落ち着けていこう…。
疲労困憊です。 諦めて寝る。
暑さに思考が止まっている。うーん…山積された仕事にうんざりしているよ…。 Bioré ビオレ 冷タオル 無香性 5本入 Bioré Amazon 集中して仕事することにするよ…。
なんだか最近、子どもたちの間で「7月5日に何かが起こるらしい」というそんな話がなんだか聞こえている。 でも、それは誰かが確定的に言ったわけではない。「デマ」というほどでもない。けれど、それは決して誠実な言葉の流布とは言えない気がする。 「何かが起こる」という期待や不安。それが言葉になり、噂になって広がっていく。 まぁ、たいていの場合、そんな日は何事もなく過ぎていく。 何かが大きく変わることは、きっとない。 淡々と、いつものように明日はやってくる。まあ、仕事をするしかないのです。 次のことをやるぞ。 次のことを。
最近、仕事に追われていることが多くて、自分の頭の中がスッキリしない。 忙しいと言ってしまえば、それまでなのだけど大きな問題としては、自分の頭の中から漏れ抜けていく事柄が増えていることである。 たぶん、忙しいと言いながら、自分が当たり前の動作に無頓着になっていることが大きな原因である。 こういう時は、だいたい心理的に考え事が多い割に、その考えたことがどこにも昇華されないで、モヤモヤとしたまま迷走する。なぜなら、明確に言語化されて、材料として使える状態で準備されていないからである。 なんだかなあ…。 というわけで、自分の生活習慣を見直すと、案の定、色々なメモが止まっているのである。どうでもいい雑務…
忙しい、忙しいと言っていると、自分から運気が逃げていく。 ちゃんと仕事をしたいと思うならば、忙しいということは言わずに、淡々と目の前のタスクをこなしていくのが大切なのである。 忙しくなる原因は自分のメンタルが、すぐに仕事に取りかかれないときに仕事をためてしまうことにある。 困難は分割せよとはデカルトのセリフだったと思うけど、まさに大きな仕事ほどコツコツと日々に何かを蓄積しておくことが重要になるはずなのだ。教員にとってのいま一番の困難な仕事といえば……もちろん、成績算出である。 成績を出すことに時間がかかるのはよくわかっているのだけど……ギリギリまでやっぱり手を付けないことになりがちなのです…。…
最近になって以下の記事が読まれることが増えている。 www.s-locarno.com なるほど、高校2年の一学期の後半戦は、「山月記」の時期である。 定番教材の「山月記」は相変わらず、この時期に読まれているのだろう。 ただ、引っかかるのは何かと言えば、学習指導要領が変わって科目構成も変化して、教材の配列も微妙に変わっているはずなのである。 にもかかわらず、この時期に相変わらず「山月記」なのか…?
今日から一年の後半が始まります。何かに挑戦するにはいい日である。 24時間365日いつでも何かを始めるのにはいいタイミングである。何かをやりたいならば、四の五の言う前にとりあえず手を動かしてやってみるしかない。 区切りの良いタイミングは、何かをやり始めるにはよい口実になる。何かをやり始めるにはエネルギーがいることを考えると、こういう区切りということを利用して一念発起してみることがよいのだろう。 自分の場合はなあ……とりあえず、目の前の業務が思ったよりも立て込んでいるので、四の五の言わないでさっさと処理してしまおうと思う。 細切れのタスクが自分のメンタルを圧迫している気がしてならない。
7月に入ると期末考査である。 ああ、もうそんな時期なのだ。あっという間に授業がなくなってしまった…。 さて、学期の終わりなので、考査があるわけだけど考査をどう作るのかということを改めて色々と考えることになっている。 職場で新しい先生が増えて、考査の作り方に関してもだいぶ以前とは変わってきた気がする。 まあ、どのような作り方が良いかは難しいところである。 生徒ができないことをわざわざ突きつけても…と思う一方で、教科書や問題集のことを再現させるようなことを連発しても……と思うところである。
今週のお題「上半期ふりかえり2025」 学校という場を職場にしていると、毎年、同じ時期に同じようなことを繰り返す。 だから、個人的には連用日記、つまり5年日記や10年日記のようなツールが非常に便利だと思っている。 ほぼ日手帳 2025 ほぼ日5年手帳(2025-2029)[A6サイズ] ほぼ日 Amazon だいたい、毎年同じ時期に、同じことを思い悩むのである。 実際に上半期が終わりになるなあ…と思いながら、一年前、二年前の自分が何をしていたかを振り返ると、うーん……毎年、何も出来ていないぞと。 まあ、今年もボチボチと授業を進めていきます。後半には授業のアイデアを形にするためのチャンスがありそ…
6月最後の週末は定期考査の作問に忙しい。 そういえば、他にもやらねばならないことはある気がするけど……まあ、放置でいいや、思い出せないことの優先度は下げるしかない。 夏に向けて色々なところから頼まれ事がある気がするんだけど、そっちに気を取られると、足元の自分の仕事がおかしなことになりかねない。 一人前に仕事を回すことは非常に難しいのだ。 でもなあ…そういう自覚もないままに、ずっと仕事を続けている人もいるんだなと思うと、なかなかゾッとすることはあるのだ。
うーん…今日は頭痛が激しい。 完全に緊張型頭痛なんだけど、我慢しがたい。そんな日に限ってロキソニンを持ってくるのを忘れるというポカをする。 【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ロキソニン Amazon ロキソニンがあれば残業したけど、ロキソニンがないので、もう諦めて早く帰りましたよ…。
今日は模擬試験のデータが公開になる日。 まあ、結果だけ見たら、色々と不安になって考えてしまう点はあるでしょう。でも、模擬試験のデータなんて仕組みによっていくらでも変わるので、イチイチ結果に一喜一憂していてもキリが無いのである。 難しいことは大人が考えればいい。 模試の結果なんかに振り回されないで、面白いことをいろいろと考えれば良いのに。
仕事が忙しいのはこの仕事の常である。 でも、それを理由に後回しに出来ないことは山ほどある。一つ一つの優先度は間違えるべきではない。 そして、授業についても我々、教員が人にものを教えることが出来るのは、法に従っているからである。公教育に携わるというのは法を遵守して考えるということである。 自分勝手に好きなことをやりたいというのであれば、公教育の外側に出るべきだし、公教育の内側で自分の権利を守りながら、好き勝手なことをやるのは筋が通らないのではないかと思うのである。 そして、何よりも大人として、保護者の信頼に応えるという気が無い発言を平気でする教員って……と思うのである。
三連休の最終日に積ん読にしてあったこの本を読みました。 10分からはじめる「本質を考える」レッスン~親子で哲学対話 作者:苫野一徳 大和書房 Amazon 苫野先生のVoicyでも何度も紹介されていたので、楽しみにしていたのですがゆっくりと読みたいなぁと思って積ん読になっていました。やっと三連休の最終日に手に取ることが出来ました。 直感したとおり、休日の時間があるときにゆったりとした気持ちで読みたい本だと読み終わった今でも感じます。
このブログを開設して丸々8年が経過しました。 これまで8年間1日も休まずにとりあえず更新はし続けてきました。ちなみにほとんど書きためていないので、ほぼ毎日書いています。 例外的に修学旅行の引率などの時は予約配信していますが、それ以外はほぼちゃんと毎日書いています。 こうして書き続けているとブログというメディアはオールドメディアになりつつあるなぁと感じます。書き始めた頃に比べると世の中のメディア事情が全く異なるし、発信力のある人はSNSを主戦場にしているなぁという感じがします。 8年前に書き始めた頃によく読んでいたブログで生き残っているブログも少なくて、なんだか一人だけやめ時を失ったように思いま…
本日は三連休のスタート。 働く気はあったのだけど、イマイチエンジンがかからないで1日を浪費して終える。 追い込まれているのは自分なんだけど、エンジンが掛からないくらいには疲れていたんだなと。 一応、朝からジムに行って運動はできたのだけど、その後に気力が湧かなかったので本日は負け…。 やりたくないって気分に勝てないでいる。 自分の頭がまったくクリアに働かないことに嫌気がさしているんだろうなと思う。嫌だなと思っていても手を動かさないと決着つかないのでダメなんだけど。 嫌だなと思いながらもコツコツと進めるからどこかでゴールが見えてくるんだから。
1学期の業務がほぼ終了。 やっと自分のことに集中できるようなターンになる。三連休をまともに三連休できるのは割と久々。 しっかりと休んで、原稿を書く仕事をやらないとなぁ…。書き始めると思っているよりも時間がかかってびっくりするということが多くていつとギリギリに苦しむ。 色々なことに対して自分が余裕を持てるようにならないといけないと思っている。自分の仕事だけを回して、周りに迷惑をかけていたらいかんので…。
学校のルールは明文化されているものと、明文化はしないけど慣例的に運用されているものもある。 また、明文化すると非常に細かいことまでコントロールすることになるからこそ、遊びを残して置くという場合もある。 教員だって自分の仕事が増えるし、教育という性質を考えた時にいちいち細かいことまでコントロールして指導しようとすることを進んでやりたがる人は多くない(と思いたいのだけど)。 ただ、残念ながら制度に抜け穴のように遊びを残して置くと、その穴をついて屁理屈のようなことを生徒がする場合がある。 一言で断ずるならば、非常に身勝手であるし、幼い。自分の信頼や評判を切り売りして、目先の利益を得ようとするのは、や…
教員の立ち居振る舞いを生徒はよく見ている。 だからこそ、行事などで先生たちがどのように振る舞っているかということに、あまり無意識で生徒と同じレベルで呑気に行動していたらダメだろうと思う。 見られているという意識が、自分の行動を律することにつながる。 教員はある意味で見られることが仕事なのである。見られている意識が無くなって地が出てくる。不用意に地を晒すことに無警戒になったら、やはり教員としてはちょっとなぁ…と思うのだ。 最近、自分は色々なことに短気になっている自覚がある。他人を変えることはできないし、自分の思い通りにしようなんて思ってはいけない。 でも、教員として「ちゃんとしろ」と思うことが増…
この時期はやっぱり仕事が立て込んで色々なことが思い通りにならんなぁ。 やっと帰宅してきた。 明日も早朝からがんばります。仕事は遅くないはずなんだけどなぁ。
成績をつける作業にてこずってこんな時間に…。 生徒の締め切りを守らない提出物を待つ必要があるかという議論があるのだけど…本人が締め切りを守れないことと、パフォーマンス課題の出来にはそれほど関係があるようには感じていない。 むろん、ちゃんと指示を守っている人と全く同じにつけるわけにはいかないのも実情だけど……ギリギリまで評価できるものを出してくれるのであれば、何とかしようとは思う。 ただ、ちゃんと締め切りを守れないのは、叱りますけどね。
自分はいわゆる進学校という大学受験をする生徒が90%以上を占めるような私立学校に勤務している。 そのため、キャリアや進路といえば、ほぼ大学受験をイメージする環境で仕事をしているし、進路指導として重要になるのが受験指導である。 割と受験指導としては親切な指導をできるようになったつもりだけど……進路という点については視野が狭いとは思うのである。 例えば、高校を出て就職するという生徒に対しては、どのようにアプローチしていけばよいのか、その方法にイメージがない。おそらく、自分のクラスで就職すると言われたら、その指導に困ってしまう。 自分の全然知らない世界があるのだということを、思い出すきっかけとなった…
夏休み前には色々な業者による大学入試の分析会や研究会が行われる。 今年は学習指導要領の変わった初めての入試になるので割と今までの常識とは違う情報も出てくることが多い。 目から鱗が落ちる…ということは、流石に自分の中の経験値が溜まってきているので、そこまで多くはないと思うのだけど、それでも「え、そんなことあるの?」という気づきがある場合はある。 自分は毎年こうやって外部の研究会に参加しているので、この数年の少しずつの変化をなんとなく把握しているけど、おそらく五年くらい受験の話から離れている人が急にこういう話を聞いたら、目から鱗が落ちるどころの騒ぎではない気がしている。
成績をまとめていく時期である。 まずは考査の採点から。考査の採点をしていると授業からあまりにもかけ離れた出来にショックを受ける先生もいるのだけど…。 でも、感情的になって言葉を口にすべきではないのだ。
今の高校生は忙しい。 学習指導要領の指導事項が増え続けていることもそうだし、探究など授業外に広がる学びについても積極的に価値が見出されるようになったので、どうにもならないくらいに時間がないのである。 今の高校生の忙しさを見たときに、今まで学校の当たり前として言われてきたことが、決して当たり前ではない状況に来ているように思う。 もう、具体的に言ってしまうのであれば、部活動のあり方や意義は曲がり角だろうと思う。
そろそろ授業づくりネットワークの新刊が発売になるようだ。 揃わない前提の授業を見る・感じる・考える(授業づくりネットワークNo.48) 学事出版 Amazon 授業づくりネットワークは前回の特集号でも「揃わない」ということをテーマとした特集となっている。 揃わない前提の授業とクラス 授業づくりネットワークNo.47 学事出版 Amazon 前回の特集号でも感じたが、この「揃わない」ということ観点から、今の授業を色々と見直すことに非常に重要な意味を感じるのである。 何が、どのように…ということについては、まだ上手く自分では言語化できる感じがしないので、ブログに書くのは一旦、保留にしておこうと思い…
書き物をするために論文を読まなければならないのに、その読みたかった論文がどうしても見当たらない。 国会図書館に複写依頼を出して職場に届けてもらったことまでは覚えている。そして、たぶん自宅に持って帰った気がするのだけど、そこからの記憶がどうもない。 たぶん、帰りに手に持っていたのでどこかに不用意に置いたのだけど、それっきりもうどこに行ったのか分からないのである……。 えぇ…また国会図書館に複写依頼をするのはコスパが悪すぎる。いや、時給換算したら探している時間の方が無駄な気もするが……いや、同じのを依頼に出したらもう負けである。 これだからアナログは嫌なんだよと言いたくなるが、無くしたのはどう考え…
最近、書かなければいけない原稿の締め切りがだいぶ増えているのに、書こうという意欲がかなり低下してしまっている。 それはこの日々のブログでもだいぶ同じ状況である。 シンプルにインプットが足りていないという説もあるのだけど……まあ、何をするにも気合いがいるくらいには気力が減っている。 なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon この本はAudibleで聴いた。 内容については楽しく聞くことはできたのだけど、自分の読書の出来なさや気がそぞろになっていることの解決にはつながらない。そういう本ではないので当たり前だけど。 夏がやってくる前に、もう一つくらい…
六月が終わる。上半期が終わる。 上半期の終わりということで、今年一月からの新NISAの実績を確かめるなどしている。 ちなみに自分は積立については、毎日積立でやっている。面倒くさがってクレジットカードを使ってないのは我ながらどうかと思うのだけど…そのうちやろう。 年初一括投資の驚異的な利率には敵わないけど、まあ、安定した数値であるのでよしとしよう。 教員という仕事は爆発的には稼げないがお金の心配にすぐに陥るような不安定さもない。むしろ、忙しすぎて使う暇がないから運用した方がマシという説も…(遠い目)。 冗談はさておき、仕事を安心して続けるためには、何かあった時に対応できるくらいの資産はちゃんと形…
外部と出前授業の打ち合わせなどする。 今回は外部の方から授業案を提案していただいたのですが……出てきた授業案のクオリティは残念な感じに。 当たり前ですが、授業は授業で子どもたちと対面している経験がないと難しい。 ただ、今回については打ち合わせのための叩き台として先方が作ってくれたものなので批判しても仕方ない。むしろ、授業の勘所というものをちゃんと押さえるのは専門誌としての教員の技術なのだなぁと改めて思ったところだ。 成長のラインを見極めつつ おそらくあまり授業を考えたことがない、該当学年の生徒の姿にイメージがない人が考える授業は、割と「手緩い」授業になりがちな気がしている。 割とどうでもいいこ…
期末考査の問題もだいたい目処がついたので、少し身辺整理を始める。 定期的に片付けないと知らず知らずのうちにものが増えていくのだよなぁ…。
こうやってダラダラと毎日文章を書くことを自分の修行として課しているけど、文章を書くことは、普通の人にとってはハードルの高い行為なのだ。 まったく依頼している文章が出てこないでイライラしている最近ではあるけど、文章を書くことは大変なのだ。
担任としてのぼやきです。 どの資格試験とは言わないけど、某、実用的な英語の能力の検定試験の値上げがあまりに激しすぎて、非常に受験指導が難しくなっている。 しかも、英語に関する資格試験の優遇がかなり大学入試だと大きいので、課金できる能力でかなり差がついてきているなぁ…という印象。 そして、入試が前倒しになっていることに伴って、試験日と結果発表がなかなか難しくなっている。オンラインで証明書を発行できるようになったとはいえ……うーん、ちょっと納得しかねることがいくつかね……。あと原本証明を高校にさせる大学はどうなのとイライラすることもままありましてね…。 良くも悪くもハックされている感じが、ちょっと…