丸9年目らしいですよ。 九年間休まずに更新を続けてきました。
国語科教員のブログ。国語についてやりたいがアクティブ・ラーニングとICTで一杯に…。
国語科教育についてきちんとまとまって書いていこうと思いますが、どうしてもアクティブラーニングについての議論をしなければいけない状況にあります。色々な文献をちゃんと引いて説明していこうと思います。
もし、予算が無限にあるのであれば、授業に資金を投下したいことは山ほどある。授業で読む資料だってコピーではなくて本当は本をまるっと渡したい。できれば数冊くらい。 予算が無限にあるのであれば、いくらでもお金を使ってしまう気はしている。
月末。 いつも忙しいのだけど、月末はまた雑然と忙しい。 提出物関係も月末に詰まってくるのでとにかく仕事が積み重なってくる。
Windowsをアップデートしたら、ついにCopilotがやってきた。
教員は評価するばかりで、あまり評価されることになれていない。 自分だってそうだ。 だから定期的に自分を評価に晒すようなイベントに立つことは意識して心がけているのだけど、覚悟して評価されてもやっぱり痛いものは痛い。 でも、授業で子どもたちを評価する責任を負っているのだから、自分も評価されることの経験をした方が良いのだろう。 評価を論じた名著は数多くある。 教育評価を学ぶ: いま問われる「評価」の本質 (hito*yume book) 作者:叡一, 梶田 文溪堂 Amazon そういう本を読むことで評価の大切なポイントを学ぶことはいくらでも出来るし、理屈だってちゃんとついてくる。 でも、身体的に、…
授業が遅々として進まない。 色々と調整しながら進めているので、割とふわっとしたことをしている場合も多い。 協働的に愉快に授業に参加してほしいときには、どうしたって空間の雰囲気は大切だよなぁと思うのである。
昼の時間が短くなってくる時期。 そして、一年で数日くらいしか体感できないくらいに気分の良い気候の時期。 色々なことがやっと落ち着いた時期だけに、気持ちの整理も必要な時期なのかもしれない。
本日は休日出勤。 昨日が休憩に全振りした結果、明日の授業の見通しが悪い。 授業のアイデアは断片的にやってくる 授業で扱いたい題材については出来るだけしっかりと検討する。内容について必要な参照があれば確認する。比較的、手間はかけているけど、そこまでやっても授業準備としては3割にも届かない。 自分が一番賢くなる授業や単元では話にならないのである。 だから、自分が理解したこと以上のことをどうすれば生徒から引き出せるかを考えるのである。これが難しいしキツい。 結果、いつもギリギリまで悩んで、うまくいかないと嘆く。 今回もそのパターン。 もっと授業を上手くなりたいものだ。
本日は秋分の日で土曜日が勤務日である本校も祝日。 これから昼間の時間が減っていくのに合わせて、徐々に過去問の添削も増えていく。 特に国公立大の過去問の添削はなかなか骨の折れる仕事である。
この数年、コロナ禍のイレギュラーもあって、年々退勤時間が遅くなっているし、身体の疲労感を強く感じるようになっている。 自分が歳を取って体力が失われているということが大きいのかもしれないし、仕事が増えるのは年齢相応に責任を持つということなので仕方ない。 ただ、そうなると本を読めなくなっているという自覚もあって、困ったなあという気持ちがある。 とはいえ、国語科の教員という仕事をしているので、人よりはまだ本を読む習慣は残っているので、どうすれば本を読めるかを考えてみたい。
こんなニュースを見た。 reseed.resemom.jp 全国の私立高校、専修大学北上高等学校(岩手県)、星の杜中学校・高等学校(栃木県)、ドルトン東京学園中等部・高等部(東京都)、三浦学苑高等学校(神奈川県)、御殿場西高等学校(静岡県)、名古屋経済大学市邨中学校・高等学校(愛知県)、英数学館中・高等学校(広島県)、土佐塾中学・高等学校(高知県)の8校は「High School Consortium(ハイスクールコンソーシアム)」を立ち上げた。 (https://reseed.resemom.jp/article/2023/09/20/7246.htmlより。2023/09/21確認) 私立…
教育という仕事で最も大切になるのは、仲間同士で価値観を共有することである。一人では授業すら回せない。 その意味では数年前から言っているけど、教員同士が腹を割って話すことが必要である。 www.s-locarno.com www.s-locarno.com 過酷なタイミングでこそ、腹を割って話さなければ上手くいかない。そして、その時間のかかるすりあわせを適当にしてはいけないのである。手間を惜しむな、時間を投資するのだ。
x.com こうして毎日ブログを書いているのは、何か言いたいことがあるからなのだろうと思っているけど、自分の中からどうしても上手く言葉が出てこないことも多い。 そして、気持ちがそぞろになって落ち着かないときには、文章なんて書いている余裕がない。 ただ、それでもなんとなく2500日以上やっている習慣なので、続けて書き続けるし、書くことによって何となく自分の思考や問題意識を整理している。 数年間にわたって書き続けているので、たまに見返すと自分の考えが変化していることも感じるし、一方であまり変わらないなと思うことも多いと思っている。 ブログに書いておくことで、誰かのヒントになっている気はしている。毎…
連休の最終日は書き物をする。 今まで書きためてきたことをまとめ直すだけだから、それほど時間もかからないかなぁと思っていたのだけど……ところがどっこい、これが大きな失敗だった。 やり始めると自分の手抜きが借金として襲ってきて、全く遅々として仕事が進まない。 頭の中でグチャグチャになってしまったので、完全に墜落である。方向性を見失ったのである。 知的生産の技術 (岩波新書) 作者:梅棹 忠夫 岩波書店 Amazon 名著に書かれていることが、今更ながら本当にちゃんとやっておけばよかった……と思うのである。後の祭りである。
今週はイレギュラーの対応に追われた一週間だった。 厳密に言うと休みに入っているのだけど、イレギュラーの対応が続いているとも言える。ICTによって連絡がいつでも入るようになったので、やらなくてもいいのだけど微妙に気にはかかってくる。 イレギュラーがない学校があるのかといわれると、いつもイレギュラーはあるのだけど、今週は特にイレギュラーな周りだった。
高校の授業の「評価」をやっと理解できそうな一冊が出た。 深い理解のために 高等学校 観点別評価入門 作者:八田幸恵,渡邉久暢 学事出版 Amazon 高校の国語科の実践を追っている人であれば、渡邉先生と八田先生のコンビにはピンとくるはず! 教室における読みのカリキュラム設計 作者:八田 幸恵 日本標準 Amazon 研究者と実践者が協働して、高校の現場に深く斬り込んだなぁという深い感動があります。
今月の明治図書の『国語教育』はこんな塩梅なタイトル。 教育科学 国語教育 2023年 10月号 (どうつくる?教師のいらない国語授業) 明治図書出版 Amazon なかなか挑戦的なタイトル。これには元ネタがある。 教師のいらない授業のつくり方 作者:若松 俊介 明治図書出版 Amazon 教師のいらない学級のつくり方 作者:若松 俊介 明治図書出版 Amazon もちろん、今回の『国語教育』でも若松先生は寄稿している。
自分は「教える」という行為自体についてはスキルは高くない。 だいたい、根が暗いので人前に立って何か話をしたり喜ぶようなことをしたりすることはできない。 天才的に面白く話したり生徒を引きつけたりすることが出来る人の能力を羨ましく思うことも多い。いつまで経ってもなかなか生徒の横に立ったような授業ができるようにならない。
季節の変わり目は色々なことが起こる。 ある意味でこういう時期のトラブルの種類は想像できていたはずなのである。
自分の今の環境だと実現できていないことを勉強してきました。 つい、無い物ねだりをしてしまう。無い物ねだりは愚痴にしかならず、今の環境を変えることはできないのである。 他所の学校の出来上がった完成形の姿を羨むのではなく、今ある自分の学校をどう変えていくのかという覚悟が必要なのだろうと思う。 ただ、本当に大きく変わろうとしたら、劇薬のようなことも必要なのだろうと、これまで見てきたものからは感じる。 誰が覚悟を決めるの? シンプルな方法で学校は変わる 自分たちに合ったやり方を見つけて学校に変化を起こそう 作者:吉田新一郎,岩瀬直樹 みくに出版 Amazon
教育現場は実際に見てみないと分からないことが多い。 空気感を肌で感じて、判断を決めていくことが教員としての経験値なのだと思う
土日が出勤なので明日、明後日は休みです。 だから、旅に出る。 学びに行くのです。平日だからこそできることがある。
今日は時間を見つけて積読にしていたこの本を眺めるなど。 中学校国語教師のための文法指導入門 作者:松崎 史周 明治図書出版 Amazon 自分は日本語学を中心に国語科教育を勉強してきた人間なので、こういう話は非常によく分かる。そして、その難しさも。 www.s-locarno.com www.s-locarno.com www.s-locarno.com www.s-locarno.com 定期的に日本語学のネタでブログを書いている。 こういう自分からすると、『中学校国語教師のための文法指導入門』はかなり魅力的だしうなずくことが多い。 ただ、あまり日本語学の経験が無く、苦手意識がある人にはどう…
本日は荒天のために散々、学校が振り回される一日であった。 ただ、もう令和も5年目ですよ? コロナ禍の一斉休校で何をやってきたのかを考えれば、一日のオンライン授業くらいで何か学校の価値を損なうことはあるのだろうか?と思うのである。 小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて 作者:井上嘉名芽,井上勝,清水洋太郎,平井聡一郎,松本博幸,渡辺光輝 東洋館出版社 Amazon 色々な手本は、もう山ほどあるのに。 普段から備えているかどうかというだけの話なのに。 簡単にオンライン授業で普段の授業を代替できるとは思わないけど、素早く果断に決断して、…
行事の準備が進んでいる。 ほぼコロナ禍前に戻した形での運営ができるようになった行事なので、生徒も久々にはつらつとしているような気がする。 行事で仲間たちとあれこれと苦労している様子を見ていると、行事に乗り気になれないタイプの教員ではあるけど、子どもたちどうして上手くやっていくことの意義は感じる。 色々と慌ただしい様子が、きっとよい思い出になるのだろうなと。
二学期の授業も一周したようなところ。 自分の仕事の進捗を考えると、牛歩だなぁと思う。 思うように進まないものであるが、手を動かしていれば一歩一歩進んでいく感じはある。そして、その一歩一歩を進めておかないと、あとから自分に復讐されるのである。
教育実習生が実習に来ている時期である。
OpenAIが出した教育機関向けの文章。 openai.com 細かいところはともかくとして、Google翻訳をすれば手軽に目を通すことが出来るし、だいたいの内容は把握できるので、生成AIに興味があるならば読んだ方が良い。 FAQまで確認すると「AI検出器は有効か?」のような質問もあり、それに対する回答もなかなか見所がある。 ただ、重要なのは以下の部分ではなかろうか? As you employ these prompts, it’s important to remember a few things: The model may not always produce correct inf…
思いの外、二学期が始まったことで自分の体力が削られている。 疲れを週明けに残しても良くないので、朝の散歩の後はずっとじっとしている。こうしてブログを書き始めたのも少し昼寝に飽きてきたからである。 そんなグータラな生活にめちゃくちゃ役に立っている装備を紹介しよう。 ちなみに、ハンモックはすでに殿堂入りです。グータラするなら一家に一台。 Amazonベーシック ダブルハンモック 省スペーススチールスタンドとキャリーケース付き 耐荷重181.4kg マルチカラー 2.7m Amazonベーシック(Amazon Basics) Amazon
今月の日本国語教育学会の『月刊国語教育研究』は「遊び」特集号。 nikkokug.org 言葉の「遊び」とはどのくらいの可能性があるのだろうかということは、いつでも迷うのである。 学びと遊びの関係について勇気づけられる本と言えば 遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる 作者:ピーター・グレイ 築地書館 Amazon この本である。今回の特集号にもしっかりと登場している。 「遊び」に熱中していくことで、学んでいくという姿を信じたいと思うのだけど、なかなか自分で「遊び」を用意して単元に臨むことは難しいなぁと思うのである。
二学期が始まると、やっぱり色々なことが起こるなあと感じる。たった数日でけっこう色々なことを対応した。 担任という仕事は常に定型的なことはない。いつでも波瀾万丈なのだ。 なんとなく落ち着かないままにスタートしていき、なんとなく困ったような気分がしている。そういう不安を先に気付いてしっかりとアプローチできればいいのだけど、身体が一つしか無いから、一人一人の様子を聞くのはけっこうな時間が掛かる。 順番待ちになってしまう不安は申し訳ない。本当は副担任の先生がいれば、協力して回せるのだけど、そういう人員もない。
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丸9年目らしいですよ。 九年間休まずに更新を続けてきました。
昨日が疲弊しきってぐったりとしていたところですが、本日は対面の勉強会へ。 考えてみると今季、初めて日曜日に自分で時間を取って出かけていった気がするのです。 身体の疲弊感が強いと出かける気力もなくなるわけだけど、実際に出かけていくと、自分の時間とお金を割いている人たちに出会えるので、気分としてはよいものである。 やっぱり自分も頑張らなければなあ…と思う。実際に対面で会うことで得られるものは多いのである。
せっかくの休みだというのに、一週間の疲れをドッと感じて一日中、寝ていたよ……。 まさにアイキャッチのネコのような状態で、ハンモックの上で寝続けていました…。寝過ぎた結果、身体が痛い。 少し運動をした方が疲れが抜けるのだろうけど、運動にいく気力が出ないほどにドッと疲れていましたよ…。明日はちょっと研修へ…。また、休みが見当たらない生活が続いていくのです…
夏休みといえば面談。保護者にご来校いただいて、学校の様子についてのお話を伝えることになるのですが……さて、どのような話をするべきか、何を資料として準備すべきかよいアイデアが出てこない。 資料を作り込むほどに、親切で勉強している担任という空気は出るのだが、それが費用対効果で考えたときに、教育的に意味のあることになっているか、疑問なのである。 情報を一方的に与えられることは、思考の流れとして不自然な気がしている。たくさんあっても結局読まれないだろうし、手元にあるからこそ自分で調べようとするアンテナの感度が怪しくなる。 適切に不親切にしたほうがよいのではないかと思っている。
選挙の当日にいけるかどうか微妙なので、期日前投票に行ってきた。 民主主義が当たり前に民主主義であると思っていると、いよいよそれが足元から掬われる可能性があるのだということを予感させられざるを得ない状況がある。 日本の思想 (岩波新書) 作者:丸山 真男 岩波書店 Amazon 「「である」ことと「する」こと」をあらためて読んだ方が良いんじゃないか。授業で扱っていった方が良いのではないか。 そんな空気感があるような気がする。
何をするにも気力がいる。 気を張っているときにはなんとかなることでも、気が抜けてくると、意外とどっと疲れてしまう。 目下の課題としては成績をつけるために色々なことを調整する必要があるのだけど、どっと体が動かないでいる。 うーん……気力がかなり持っていかれた。
1日中、駆けずり回っているのにどうして仕事が終わらないのだろうか。 自分の仕事のできなさに直面しているような気がしてならない。 とりあえず、一つ一つ生徒の作品を見ながら、自分の心を落ち着けていこう…。
疲労困憊です。 諦めて寝る。
暑さに思考が止まっている。うーん…山積された仕事にうんざりしているよ…。 Bioré ビオレ 冷タオル 無香性 5本入 Bioré Amazon 集中して仕事することにするよ…。
なんだか最近、子どもたちの間で「7月5日に何かが起こるらしい」というそんな話がなんだか聞こえている。 でも、それは誰かが確定的に言ったわけではない。「デマ」というほどでもない。けれど、それは決して誠実な言葉の流布とは言えない気がする。 「何かが起こる」という期待や不安。それが言葉になり、噂になって広がっていく。 まぁ、たいていの場合、そんな日は何事もなく過ぎていく。 何かが大きく変わることは、きっとない。 淡々と、いつものように明日はやってくる。まあ、仕事をするしかないのです。 次のことをやるぞ。 次のことを。
最近、仕事に追われていることが多くて、自分の頭の中がスッキリしない。 忙しいと言ってしまえば、それまでなのだけど大きな問題としては、自分の頭の中から漏れ抜けていく事柄が増えていることである。 たぶん、忙しいと言いながら、自分が当たり前の動作に無頓着になっていることが大きな原因である。 こういう時は、だいたい心理的に考え事が多い割に、その考えたことがどこにも昇華されないで、モヤモヤとしたまま迷走する。なぜなら、明確に言語化されて、材料として使える状態で準備されていないからである。 なんだかなあ…。 というわけで、自分の生活習慣を見直すと、案の定、色々なメモが止まっているのである。どうでもいい雑務…
忙しい、忙しいと言っていると、自分から運気が逃げていく。 ちゃんと仕事をしたいと思うならば、忙しいということは言わずに、淡々と目の前のタスクをこなしていくのが大切なのである。 忙しくなる原因は自分のメンタルが、すぐに仕事に取りかかれないときに仕事をためてしまうことにある。 困難は分割せよとはデカルトのセリフだったと思うけど、まさに大きな仕事ほどコツコツと日々に何かを蓄積しておくことが重要になるはずなのだ。教員にとってのいま一番の困難な仕事といえば……もちろん、成績算出である。 成績を出すことに時間がかかるのはよくわかっているのだけど……ギリギリまでやっぱり手を付けないことになりがちなのです…。…
最近になって以下の記事が読まれることが増えている。 www.s-locarno.com なるほど、高校2年の一学期の後半戦は、「山月記」の時期である。 定番教材の「山月記」は相変わらず、この時期に読まれているのだろう。 ただ、引っかかるのは何かと言えば、学習指導要領が変わって科目構成も変化して、教材の配列も微妙に変わっているはずなのである。 にもかかわらず、この時期に相変わらず「山月記」なのか…?
今日から一年の後半が始まります。何かに挑戦するにはいい日である。 24時間365日いつでも何かを始めるのにはいいタイミングである。何かをやりたいならば、四の五の言う前にとりあえず手を動かしてやってみるしかない。 区切りの良いタイミングは、何かをやり始めるにはよい口実になる。何かをやり始めるにはエネルギーがいることを考えると、こういう区切りということを利用して一念発起してみることがよいのだろう。 自分の場合はなあ……とりあえず、目の前の業務が思ったよりも立て込んでいるので、四の五の言わないでさっさと処理してしまおうと思う。 細切れのタスクが自分のメンタルを圧迫している気がしてならない。
7月に入ると期末考査である。 ああ、もうそんな時期なのだ。あっという間に授業がなくなってしまった…。 さて、学期の終わりなので、考査があるわけだけど考査をどう作るのかということを改めて色々と考えることになっている。 職場で新しい先生が増えて、考査の作り方に関してもだいぶ以前とは変わってきた気がする。 まあ、どのような作り方が良いかは難しいところである。 生徒ができないことをわざわざ突きつけても…と思う一方で、教科書や問題集のことを再現させるようなことを連発しても……と思うところである。
今週のお題「上半期ふりかえり2025」 学校という場を職場にしていると、毎年、同じ時期に同じようなことを繰り返す。 だから、個人的には連用日記、つまり5年日記や10年日記のようなツールが非常に便利だと思っている。 ほぼ日手帳 2025 ほぼ日5年手帳(2025-2029)[A6サイズ] ほぼ日 Amazon だいたい、毎年同じ時期に、同じことを思い悩むのである。 実際に上半期が終わりになるなあ…と思いながら、一年前、二年前の自分が何をしていたかを振り返ると、うーん……毎年、何も出来ていないぞと。 まあ、今年もボチボチと授業を進めていきます。後半には授業のアイデアを形にするためのチャンスがありそ…
6月最後の週末は定期考査の作問に忙しい。 そういえば、他にもやらねばならないことはある気がするけど……まあ、放置でいいや、思い出せないことの優先度は下げるしかない。 夏に向けて色々なところから頼まれ事がある気がするんだけど、そっちに気を取られると、足元の自分の仕事がおかしなことになりかねない。 一人前に仕事を回すことは非常に難しいのだ。 でもなあ…そういう自覚もないままに、ずっと仕事を続けている人もいるんだなと思うと、なかなかゾッとすることはあるのだ。
うーん…今日は頭痛が激しい。 完全に緊張型頭痛なんだけど、我慢しがたい。そんな日に限ってロキソニンを持ってくるのを忘れるというポカをする。 【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ロキソニン Amazon ロキソニンがあれば残業したけど、ロキソニンがないので、もう諦めて早く帰りましたよ…。
今日は模擬試験のデータが公開になる日。 まあ、結果だけ見たら、色々と不安になって考えてしまう点はあるでしょう。でも、模擬試験のデータなんて仕組みによっていくらでも変わるので、イチイチ結果に一喜一憂していてもキリが無いのである。 難しいことは大人が考えればいい。 模試の結果なんかに振り回されないで、面白いことをいろいろと考えれば良いのに。
仕事が忙しいのはこの仕事の常である。 でも、それを理由に後回しに出来ないことは山ほどある。一つ一つの優先度は間違えるべきではない。 そして、授業についても我々、教員が人にものを教えることが出来るのは、法に従っているからである。公教育に携わるというのは法を遵守して考えるということである。 自分勝手に好きなことをやりたいというのであれば、公教育の外側に出るべきだし、公教育の内側で自分の権利を守りながら、好き勝手なことをやるのは筋が通らないのではないかと思うのである。 そして、何よりも大人として、保護者の信頼に応えるという気が無い発言を平気でする教員って……と思うのである。
三連休の最終日に積ん読にしてあったこの本を読みました。 10分からはじめる「本質を考える」レッスン~親子で哲学対話 作者:苫野一徳 大和書房 Amazon 苫野先生のVoicyでも何度も紹介されていたので、楽しみにしていたのですがゆっくりと読みたいなぁと思って積ん読になっていました。やっと三連休の最終日に手に取ることが出来ました。 直感したとおり、休日の時間があるときにゆったりとした気持ちで読みたい本だと読み終わった今でも感じます。
このブログを開設して丸々8年が経過しました。 これまで8年間1日も休まずにとりあえず更新はし続けてきました。ちなみにほとんど書きためていないので、ほぼ毎日書いています。 例外的に修学旅行の引率などの時は予約配信していますが、それ以外はほぼちゃんと毎日書いています。 こうして書き続けているとブログというメディアはオールドメディアになりつつあるなぁと感じます。書き始めた頃に比べると世の中のメディア事情が全く異なるし、発信力のある人はSNSを主戦場にしているなぁという感じがします。 8年前に書き始めた頃によく読んでいたブログで生き残っているブログも少なくて、なんだか一人だけやめ時を失ったように思いま…
本日は三連休のスタート。 働く気はあったのだけど、イマイチエンジンがかからないで1日を浪費して終える。 追い込まれているのは自分なんだけど、エンジンが掛からないくらいには疲れていたんだなと。 一応、朝からジムに行って運動はできたのだけど、その後に気力が湧かなかったので本日は負け…。 やりたくないって気分に勝てないでいる。 自分の頭がまったくクリアに働かないことに嫌気がさしているんだろうなと思う。嫌だなと思っていても手を動かさないと決着つかないのでダメなんだけど。 嫌だなと思いながらもコツコツと進めるからどこかでゴールが見えてくるんだから。
1学期の業務がほぼ終了。 やっと自分のことに集中できるようなターンになる。三連休をまともに三連休できるのは割と久々。 しっかりと休んで、原稿を書く仕事をやらないとなぁ…。書き始めると思っているよりも時間がかかってびっくりするということが多くていつとギリギリに苦しむ。 色々なことに対して自分が余裕を持てるようにならないといけないと思っている。自分の仕事だけを回して、周りに迷惑をかけていたらいかんので…。
学校のルールは明文化されているものと、明文化はしないけど慣例的に運用されているものもある。 また、明文化すると非常に細かいことまでコントロールすることになるからこそ、遊びを残して置くという場合もある。 教員だって自分の仕事が増えるし、教育という性質を考えた時にいちいち細かいことまでコントロールして指導しようとすることを進んでやりたがる人は多くない(と思いたいのだけど)。 ただ、残念ながら制度に抜け穴のように遊びを残して置くと、その穴をついて屁理屈のようなことを生徒がする場合がある。 一言で断ずるならば、非常に身勝手であるし、幼い。自分の信頼や評判を切り売りして、目先の利益を得ようとするのは、や…
教員の立ち居振る舞いを生徒はよく見ている。 だからこそ、行事などで先生たちがどのように振る舞っているかということに、あまり無意識で生徒と同じレベルで呑気に行動していたらダメだろうと思う。 見られているという意識が、自分の行動を律することにつながる。 教員はある意味で見られることが仕事なのである。見られている意識が無くなって地が出てくる。不用意に地を晒すことに無警戒になったら、やはり教員としてはちょっとなぁ…と思うのだ。 最近、自分は色々なことに短気になっている自覚がある。他人を変えることはできないし、自分の思い通りにしようなんて思ってはいけない。 でも、教員として「ちゃんとしろ」と思うことが増…
この時期はやっぱり仕事が立て込んで色々なことが思い通りにならんなぁ。 やっと帰宅してきた。 明日も早朝からがんばります。仕事は遅くないはずなんだけどなぁ。
成績をつける作業にてこずってこんな時間に…。 生徒の締め切りを守らない提出物を待つ必要があるかという議論があるのだけど…本人が締め切りを守れないことと、パフォーマンス課題の出来にはそれほど関係があるようには感じていない。 むろん、ちゃんと指示を守っている人と全く同じにつけるわけにはいかないのも実情だけど……ギリギリまで評価できるものを出してくれるのであれば、何とかしようとは思う。 ただ、ちゃんと締め切りを守れないのは、叱りますけどね。
自分はいわゆる進学校という大学受験をする生徒が90%以上を占めるような私立学校に勤務している。 そのため、キャリアや進路といえば、ほぼ大学受験をイメージする環境で仕事をしているし、進路指導として重要になるのが受験指導である。 割と受験指導としては親切な指導をできるようになったつもりだけど……進路という点については視野が狭いとは思うのである。 例えば、高校を出て就職するという生徒に対しては、どのようにアプローチしていけばよいのか、その方法にイメージがない。おそらく、自分のクラスで就職すると言われたら、その指導に困ってしまう。 自分の全然知らない世界があるのだということを、思い出すきっかけとなった…
夏休み前には色々な業者による大学入試の分析会や研究会が行われる。 今年は学習指導要領の変わった初めての入試になるので割と今までの常識とは違う情報も出てくることが多い。 目から鱗が落ちる…ということは、流石に自分の中の経験値が溜まってきているので、そこまで多くはないと思うのだけど、それでも「え、そんなことあるの?」という気づきがある場合はある。 自分は毎年こうやって外部の研究会に参加しているので、この数年の少しずつの変化をなんとなく把握しているけど、おそらく五年くらい受験の話から離れている人が急にこういう話を聞いたら、目から鱗が落ちるどころの騒ぎではない気がしている。
成績をまとめていく時期である。 まずは考査の採点から。考査の採点をしていると授業からあまりにもかけ離れた出来にショックを受ける先生もいるのだけど…。 でも、感情的になって言葉を口にすべきではないのだ。
今の高校生は忙しい。 学習指導要領の指導事項が増え続けていることもそうだし、探究など授業外に広がる学びについても積極的に価値が見出されるようになったので、どうにもならないくらいに時間がないのである。 今の高校生の忙しさを見たときに、今まで学校の当たり前として言われてきたことが、決して当たり前ではない状況に来ているように思う。 もう、具体的に言ってしまうのであれば、部活動のあり方や意義は曲がり角だろうと思う。
そろそろ授業づくりネットワークの新刊が発売になるようだ。 揃わない前提の授業を見る・感じる・考える(授業づくりネットワークNo.48) 学事出版 Amazon 授業づくりネットワークは前回の特集号でも「揃わない」ということをテーマとした特集となっている。 揃わない前提の授業とクラス 授業づくりネットワークNo.47 学事出版 Amazon 前回の特集号でも感じたが、この「揃わない」ということ観点から、今の授業を色々と見直すことに非常に重要な意味を感じるのである。 何が、どのように…ということについては、まだ上手く自分では言語化できる感じがしないので、ブログに書くのは一旦、保留にしておこうと思い…
書き物をするために論文を読まなければならないのに、その読みたかった論文がどうしても見当たらない。 国会図書館に複写依頼を出して職場に届けてもらったことまでは覚えている。そして、たぶん自宅に持って帰った気がするのだけど、そこからの記憶がどうもない。 たぶん、帰りに手に持っていたのでどこかに不用意に置いたのだけど、それっきりもうどこに行ったのか分からないのである……。 えぇ…また国会図書館に複写依頼をするのはコスパが悪すぎる。いや、時給換算したら探している時間の方が無駄な気もするが……いや、同じのを依頼に出したらもう負けである。 これだからアナログは嫌なんだよと言いたくなるが、無くしたのはどう考え…
最近、書かなければいけない原稿の締め切りがだいぶ増えているのに、書こうという意欲がかなり低下してしまっている。 それはこの日々のブログでもだいぶ同じ状況である。 シンプルにインプットが足りていないという説もあるのだけど……まあ、何をするにも気合いがいるくらいには気力が減っている。 なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon この本はAudibleで聴いた。 内容については楽しく聞くことはできたのだけど、自分の読書の出来なさや気がそぞろになっていることの解決にはつながらない。そういう本ではないので当たり前だけど。 夏がやってくる前に、もう一つくらい…
六月が終わる。上半期が終わる。 上半期の終わりということで、今年一月からの新NISAの実績を確かめるなどしている。 ちなみに自分は積立については、毎日積立でやっている。面倒くさがってクレジットカードを使ってないのは我ながらどうかと思うのだけど…そのうちやろう。 年初一括投資の驚異的な利率には敵わないけど、まあ、安定した数値であるのでよしとしよう。 教員という仕事は爆発的には稼げないがお金の心配にすぐに陥るような不安定さもない。むしろ、忙しすぎて使う暇がないから運用した方がマシという説も…(遠い目)。 冗談はさておき、仕事を安心して続けるためには、何かあった時に対応できるくらいの資産はちゃんと形…
外部と出前授業の打ち合わせなどする。 今回は外部の方から授業案を提案していただいたのですが……出てきた授業案のクオリティは残念な感じに。 当たり前ですが、授業は授業で子どもたちと対面している経験がないと難しい。 ただ、今回については打ち合わせのための叩き台として先方が作ってくれたものなので批判しても仕方ない。むしろ、授業の勘所というものをちゃんと押さえるのは専門誌としての教員の技術なのだなぁと改めて思ったところだ。 成長のラインを見極めつつ おそらくあまり授業を考えたことがない、該当学年の生徒の姿にイメージがない人が考える授業は、割と「手緩い」授業になりがちな気がしている。 割とどうでもいいこ…
期末考査の問題もだいたい目処がついたので、少し身辺整理を始める。 定期的に片付けないと知らず知らずのうちにものが増えていくのだよなぁ…。
こうやってダラダラと毎日文章を書くことを自分の修行として課しているけど、文章を書くことは、普通の人にとってはハードルの高い行為なのだ。 まったく依頼している文章が出てこないでイライラしている最近ではあるけど、文章を書くことは大変なのだ。
担任としてのぼやきです。 どの資格試験とは言わないけど、某、実用的な英語の能力の検定試験の値上げがあまりに激しすぎて、非常に受験指導が難しくなっている。 しかも、英語に関する資格試験の優遇がかなり大学入試だと大きいので、課金できる能力でかなり差がついてきているなぁ…という印象。 そして、入試が前倒しになっていることに伴って、試験日と結果発表がなかなか難しくなっている。オンラインで証明書を発行できるようになったとはいえ……うーん、ちょっと納得しかねることがいくつかね……。あと原本証明を高校にさせる大学はどうなのとイライラすることもままありましてね…。 良くも悪くもハックされている感じが、ちょっと…