「人生に疲れた」状態になるまで働きたくない。フリーランス+節約でセミリタイア的「週休5日」生活にした30代の話。
なぜドロップアウトしたのか http://dropoutlife.net/about/the-reason/ できるだけ働かないで暮らしたい http://dropoutlife.net/not-want-to-work-unwillingly/post-45/
最近、この3年間くらいの生活の事を考えている。 関西に引っ越して、週休3~4日生活から週休5日生活をしてきた。 まあ生きてこれた。 嫌な仕事は減らして、まあまあお金になる仕事でフリーランスになった。 たぶん、仕事を続ければそれなりには暮らしていけるだろう。 だけどそれで俺が本心から納得できるかと言えばそうではない。 そんなに退屈な仕事でもないし、生きていく分のお金は入ってくる。 でも、自分の中に何か違和感がある。 無理している感がどうしても残ってしまっているようだ。 この仕事を一生したいと思えるかといえば違うし。 ついこの間、ふと仕事をやる気が失せたのもそういう無理を重ねたからなのかもしれない。 仕事に対する違和感でどこか精神的に辛い。原因は何なのか この違和感の原因は何なんだろうか。 ある種の仕事をすると多くの人と関わることが多くなる。 そうすると、どうしても外面を作る機会が増える。 俺も笑顔を無理につくることもある。 無駄にヘコヘコしている感があるときもある。 それが俺に無理をさせているんじゃないかと思えてきた。 毎回やるたびに俺は何をやっているんだろうと思えてくる。 こういうことが社会的に「いい感じ」と見られるからやっているのかもしれないけど、なんかこういう態度がどこか俺自身を蝕んでいるような感じがするのだ。 精神的に辛いのが積み重なっていく感じ。 「しょうがないじゃん、社会との妥協点だよ」という納得できそうな言葉を誰かがいいそうだが、別に俺は社会で「人気者」になりたいわけでも「誰が見てもいい人」になりたいわけではない。 むしろ、心の奥底ではそんなのにはなりたくはないと思っている。 だってそんなの嘘でしかないから。 社会の「人気者」といえば芸能人なんかが思い浮かぶが、表面上をメッキで塗りたぐったような存在だ。 商品にするために、「こういう人である」という1つのイメージを作るために、そのイメージから外れるものはとことん消そうとする。 そこに無理がでて精神が悲鳴をあげるから、ある有名グループだった1人ように突然公園で裸になるような事件を起こしたりするんだろう。 だいたい人間ていうものはそんな綺麗なものではない。 スポットが当たればどこかに影ができる。 明るい部分とダークな部分両方あるし、その間の領域も広大にある。
ここ何週間かで、なぜか俺の意識に変化があった。 前の記事にも書いたとおり、仕事に関して何もしたくなくなった。 今までそこそこ興味もあってやっていた仕事に、一気に関心が薄れた。 このままやっていけば、生きていくくらいには稼げるだろう。 でも一生やりたいと思うようなことでもない。 他にもやりたいことがある。 それなのになぜそちらに全時間をかけてやらなかったというと、やはり未来のことを考えると不安になるから。 すぐには生活を賄える資金を稼げそうにないからだ。 でもそんな未来への不安なんて、いつになっても消えないんじゃないか。 だってお金持ちになった人も、さらに稼ごうとしてるもんね。 さらに増やしてどうするんだろうと思うんだけど、見えない未来への不安がそうさせるんだろう。 未来への不安はたぶん一生消えない 10年20年後なんて、予想もできない。 今から20年くらい前、俺はネットでここまで仕事ができるようになるとは思ってもいなかった。 10年前でもその時点では現実味をもって思っていなくて、仕方なく賃労働をしていた。 20年前には政治的にここまでやばくなるとも思っていなかった。 これから10年後、20年後も俺が思ってもいないくらいの世界になるだろう。 予測不可能な未来はどうしたって、人間を漠然と不安にする。 先見の明がある人が予測を立てたりもするが、それが当たるかもわからないし、当たったにしてもその世界で自分がどう生きているかまではわからない。 そういうわからないことに無駄に不安になる必要はないのだろう。 その不安に自分の行動を制限されるくらいなら、その不安はなかったことにして行動したほうがいいのかもしれない。 やりたいことができないで後悔する人生 なんか前に祖母が死んだときに、人生って本当に夢みたいだなと思った。 90年以上生きた人だったし一緒にいた時間も長かったので悲しかったが、遺体を燃やして骨になった瞬間、なんかあっけないなと思ってしまった。
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