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  • スーパームーンについて、その8月

    7月から毎日投稿やってきましたが、とうとう記事のストックが切れましたw8月いっぱいを締めくくる記事は雑談ということで。今年の夏を振り返りましょう。去年の夏は『ちいかわ』と『最愛』でしたが。今年の夏は町中華で始まり、仮面ライダーBlackで終わる感じでしょうか。7月あたりの記憶がすっぽり抜けてるような。くら寿司とはま寿司と焼き肉をそれぞれ2回ずつ行ったくらいw食い倒れの夏やなw爆食で。おかげで今、めちゃくちゃ太りましたw8月前半はCoCo壱にハマり。久々に食ったらめちゃめちゃ旨くてびっくりした。4回ぐらい食ったかな。よくルーがシャバシャバとか高いだの、どちらかと言うと不評寄りのチェーン店やが、旨いよな~。5辛でスクランブルエッグ入れると辛さがマイルドになる。カツカレーの旨さを再確認できた。で、今は絶賛ダイエ...スーパームーンについて、その8月

  • 仮面ライダーBlackについて、その運命の終結

    ブラックサンの酷さときたら、原作の方はどないなっとんねんと。ちゃんと見ましたよ。1987年放送の仮面ライダーBlack。全50話。1980年のスーパー1以来、6年ぶりにTVシリーズ復活。原点回帰を狙い初代のスタッフ再集結、原作者・石ノ森章太郎氏が漫画を執筆するなど、かなり力を入れた企画だったらしい。「50話か~」って最初は引いたけど、見たら見たで面白かったな。ロードセクターにお株を奪われるバトルホッパーとかwかわいそうに。どっちか一つにしろw戦いが終わったのに帰ってこない杏子・克美とか。何で光太郎独りにすんの?w急なテコ入れ具合。昭和らしい大らかな雰囲気。ホント最初の「見るぞ!」って気合が必要なだけ。そっからは最後まで早かった。平成はエグゼイドまで見て、昭和ライダー初めてだったけど、こんな面白いんかって正...仮面ライダーBlackについて、その運命の終結

  • エブリシングエブリウェアオールアットワンスについて、そのベーグル

    なんと言うか、疲れる映画でしたwこれの前にスクリーム1~4ブチ抜きで見たけど、別に何ともなかったのに。この映画見てクタクタ。密度だけで言えば映画4本分くらい?色々起こって大変だったな。はあ、ホント疲れた😰ストーリーは、中国から夫と駆落ちし渡米。コインランドリーを営む主婦エヴリン。しかし、長年連れ添った夫から離婚届。娘は同性愛者という、家庭内で問題を抱え悩ましい日々。そんな時、突如として別次元からやって来た夫からマルチバースの危機を伝えられる。何が何やら混乱するエヴリンだが、理解する間もなく、マルチバースを支配しようとする侵略者・ジョブトゥパキが迫る。アカデミー賞7部門受賞。これは史上最多受賞なんだとか。まさに正真正銘、歴史に残る大作。だけど、何が何やらwもうあらすじで話は終わってるっちゃ...エブリシングエブリウェアオールアットワンスについて、そのベーグル

  • スクリームについて、そのスクリーム4

    スクリーム56に衝撃を受けまして。あんな面白い映画だったとは。どっちかと言うと最終絶叫計画とか。パロディ映画の方が印象深かったwバカにしちゃいけない映画なんやな。そうなると俄然、前作が気になってくると。なんでスクリーム1~4、見てみることにしました。まず1。これがまた面白いっすね。二時間と思えんくらいテンポ良い。ストーリーは、主人公の女子高生シドニーをゴーストフェイスが執拗に狙う、というお話。シドニーは母親が強姦殺人で死亡、町であらぬ噂をされ肩身の狭い思い。その事件をノンフィクとして執筆したのがTVレポーターのゲイルで因縁の間柄という。それと近所の兄ちゃん、保安官のデューイ。ホラーやサスペンスの定説を覆すのがコンセプトなだけあり、隙がないというか、話が密ですね。人の殺しっぷりもいい。1だし、もうちょい大人...スクリームについて、そのスクリーム4

  • スクリームについて、そのスクリーム6

    スクリームシリーズ最新作。シリーズ中でも最高興収の話題作。残念ながら日本では劇場未公開でそれを嘆くファンが大勢いたんだと。俺は知らんかったが、去年『スクリーム5』が公開されてて。スクリーム4から10年ぶり。5から一度仕切り直しのリブートっちゅー感じらしい。というわけで、スクリーム5と6を見てみることにしました。一応、俺は4まで見てはいますが内容は全く覚えてませんwほぼ初見視聴。レビュー見るとマニア向けファン向けって書く人が多くて、ちょっと心配でしたが。まずスクリーム5。これはめちゃめちゃ面白かったです。初っぱな、タラちゃん丈夫すぎで笑ったwゴーストフェイスがナイフでザクザク。スタートダッシュ完璧。主人公はサム&タラの姉妹。ストーリーはカリフォルニア州の町・ウッドボロー。ゴーストフェイスによる数々の殺人が起...スクリームについて、そのスクリーム6

  • ノルマンディー上陸阻止作戦について、その「危険に生きること」

    ノルマンディー上陸阻止作戦。タイトルで借りるの余裕でしたwタイトルの通り、ノルマンディー作戦をドイツ側から描いた作品。ただ、この映画。注意してほしいのがアメリカ製作だということ。色々、肩透かしな作品ですwドイツ視点なのに全編英語やし。戦闘もCG足しの低クオリティ。まぁ、さすがに『プライベートライアン』みたくいかんのは分かるが。てっきりドイツ製作の濃厚な作品なんかなと。期待と現実の落差で言えば今年一番の作品かもwドイツ視点と謳いながら、徐々にアメリカ視点が侵食していくし。アメリカって相手の気持ち考えるの苦手そう。中国の『1950』の方がまだマシという。せめて、物語として面白かったらな。ドイツ俳優くらい集められただろ。ルッソ兄弟が作った『モスル』は中々面白かったが。やっぱ自国が中心じゃないと気が済まんのね。ア...ノルマンディー上陸阻止作戦について、その「危険に生きること」

  • 真・事故物件について、そのパート2

    早速、続編を見てみましたw正直、決して良作ではないが、気にはなるという。まぁ、総評としては3は絶対見ないというとこwやれやれ、可能性は匂わせてくれたが……解散!1の勢いはどこへやら、何かよく分からなかったな。まず話が長い。なにお行儀良く起承転結やってんだよ。はよ人をブチ殺がせ。冒頭、前作の生き残り・百合子が速攻死ぬんは良い。そっからノンストップで行ってくれたら。説明とかいらんのによ。後半が本番と言ったとこ。そこもテンポ悪いしな。どうやら前作、片桐がやってた儀式は単独ではなく、何やら大きな組織が絡んでるっぽいが。そういうのいいからw何か丁寧に話を進めようとしてる感じ、そういうのいいのに。そういう作品じゃないだろうに。コワすぎみたいに畳み掛けてくれたらいいのに。1がヒットしたせいで慎重になりすぎたか。メチャク...真・事故物件について、そのパート2

  • 真・事故物件について、その本当に怖い住人たち

    オカルト情報を扱うニュースサイトTOCANAがプロデュースしたホラー映画。一風変わった作品ですが、う~む、何とも言い難し。ストーリーは、猟奇殺人が起きた事故物件アパートに住むという心霊企画をやることになった3人のYouTuber。半信半疑だったが、そこでは確かに異変が起き始めていた。ホラーというよりかはグロ重視。あまりにグロすぎて、映倫が審査を投げたという触れ込み。グロはもちろんのこと、映画自体が結構しっかりしてた。コワすぎとは雲泥の差wホラーの雰囲気作り、ここはお見事。女優さんも演技上手いし。いるとこにはいるやん、ちゃんと演技できる人が!w題名からして『事故物件』のパチモンみたいな感じでしたが、思いの外、完成度が高くてね。意表を突く作品。欠点はとにかくラスト。もうどっちゃらけ。手抜きってわけじゃないけど...真・事故物件について、その本当に怖い住人たち

  • バイオレントナイトについて、その聖夜

    最近、チラホラ話題の映画。サンタが強盗と戦うお話。ガチのサンタクロースですwクリスマスにプレゼントを届ける、あのサンタです。プレゼント配りに偶然訪れた富豪の家が強盗に襲われて~という導入。借りるの迷いましたが、見たら見たで面白かった。評判になるのも頷けますね。ただ、見る側にけっこうな労力が必要wアクションとか凄いんですが、戦ってるのがサンタなんで。一応はサンタらしい、煙突を一瞬で昇るとか特殊能力もありますが、工夫して戦うというより、基本は肉弾戦なんで。なんか普通のおっさんが戦ってるのと変わらない。中盤に、実はサンタは生前、1000年前のバイキングの戦士で~という設定が持ち出されるが。結局は肉弾戦なんでw一般人が強盗と戦う、普通の映画と変わらない。ホームアローンとか別作品の設定も借りてるくらいだし。この映画...バイオレントナイトについて、その聖夜

  • 血の祝祭日について、そのイタル

    1963年製作。スプラッター映画の元祖と称される作品です。ストーリーは、商店を営む男が実は狂信者で、神の供物として若い女性を殺して回る。それを追う刑事というお話。かなりコテコテです。コテコテですが、グロはかなりしっかりしてます。話もスラスラ流れて。さすがは元祖。エロにも力を入れてて見応えもありwザ・アメリカホラー。スプラッターという。教科書的な作品。一時間ちょいながら中身も詰まってるし、中々面白かったです。色彩や映像もメリハリがあって綺麗。芸術作品みたい。『サスペリア』『デモンズ』のダリオみを感じさせる。色んな意味で元祖なんやろね。CG全盛の現代には出せない味がある。今だからこそ見る価値がある映画だと思う。では、また。血の祝祭日(予告)血の祝祭日について、そのイタル

  • 戦慄怪奇ファイルについて、そのコワすぎ!

    アマプラで見放題になってて、つい見ちゃった。白石晃士監督のオリジナルビデオシリーズ。何気に白石監督の作品はけっこう見てる。レビューしてるのだと『ノロイ』『貞子VS伽椰子』。オカルトカルトグロテスク。貞カヨ以外はそこそこ見れる作品。『ノロイ』だけは別格。日本POVホラーの頂点です。今作「コワすぎ!」はシリーズ9作品というロングセラー。一部でカルト的人気を誇る、白石監督の名を一挙轟かせた代表作。シリーズの順番は、口裂け女→震える幽霊→河童→花子。劇場版序章→史上最強→最終章。コックリさん→蛇女。これをアマプラで全部見れるという。なんと贅沢な!w今やサブスクと言えばネトフリ全盛ですが、こういうとこがアマプラの好きなとこなんじゃ。ストーリーは、ディレクターの工藤とAD市川、カメラマン田代の三人が心霊現象を追及する...戦慄怪奇ファイルについて、そのコワすぎ!

  • ピアッシングについて、その「先に何か食べる?」

    村上龍原作。ついに渡米。『オーディション』もドエラい作品でしたが、この映画も負けず劣らず。とんでもない作品です。ストーリーは、殺したい男と死にたい女が出会う。こんだけですw話はシンプルですが、そっからは村上龍節アメリカナイズで異空間。マジで意味分からんwオーディションはホラーテイストだったけど、ピアッシングはポップ。原作読んでないから分からんが、違和感みたいなのはないし。意外に作風と合ってたんじゃないか。『アメリカンサイコ』っぽい。アメリカンサイコも小説原作ですが、ピアッシングの方がより文学的。明るい音楽がポンポン鳴って、ディズニーみたいな寓話的な面も。『ドクタースリープ』みたいな過去のトラウマがフラッシュバックするような展開もあるが。総合的にはホント意味分からんってとこw主人公も殺人欲求はあれど別にサイ...ピアッシングについて、その「先に何か食べる?」

  • MONDAYSについて、その「このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」

    TSUTAYAにて、一目見た瞬間、借りるの余裕でしたw滲み出る良作臭。この手の邦画の無双具合、なんなんでしょうねwストーリーはタイトルの通り。とある映像製作会社。一週間を繰り返してると気付き始める社員。ループの原因は部長だと悟り、何とかそれに気づかせようと奮闘するお話。『恋はデジャ・ブ』と同じく、理屈抜きのタイムループコメディ。とにかく面白いです。特別捻ったり凝った展開はありませんが、話の運び方が上手い。腹抱えて笑うんじゃなく、心が楽しくなるコメディ映画。デジャ・ブの方は恋愛に発展するけど、MONDAYSの方は仕事や職場での絆が深まるという。ここはちょっと見てて悲しくなりましたw日本人らしいというか。まぁ、社畜とか、そういう話ではないんで。ストレスフリー。ハッピーエンド。見て得しかない映画です。では、また...MONDAYSについて、その「このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」

  • 炎のデスポリスについて、そのCOPSHOP

    ジェラルドバトラー×フランクグリロ。何気に楽しみに待ってました。こんなステーキハンバーグみたいな作品あっていいのか!?wまぁ、見たらそんな大した作品ではないけどw美味しいものを掛け合わせたら美味しさ2倍に。そんな旨い話は世の中にはないわけでしてwストーリーは、砂漠の真ん中にある小さな警察署。そこへ怪しい人物が二人、留置場へブチ込まれた。美味しいものを掛け合わせ、互いに打ち消し合う典型的作品wフランクさん演じる詐欺師がもうちょい掻き回してくれると思ってたら、意外に素直なのね。予告で言ってる騙し合いみたいなのはなし。ジェラルド・フランクで美味しい部分を分け合ったら、肝心の視聴者が食う分めっちゃ少ねぇみたいなw警官を演じるアレクシスラウダさんとも分け合ってるから、実質三等分。誰かに振ってほしかったよね。一応、ジ...炎のデスポリスについて、そのCOPSHOP

  • 貞子について、そのDX

    リングシリーズ最新作。貞子映画は乱発しすぎで地雷臭プンプンですが、意外にも面白いって意見、レビューもチラホラあるという。全体的に低評なんはもちろんそうだけどw一縷の望みを賭けて見てみることにしました。総評としては、何とも言い難くはあれど、ズバリ駄作とか、つまんないって作品ではなかったな。面白いとまではいかないまでも可能性は感じるというか。もうちょい頑張ってほしかったな。佳作ですねw監督はTRICKやアタル、99.9やらミステリードラマを多く手掛けてる木村ひさしさん。脚本は仮面ライダーエグゼイド、今シーズンのギーツのメインライターである高橋悠也さん。監修に原作者の鈴木光司さんも加わり。ここら辺の組み合わせはバッチリだった気がする。案の定、ホラーではないです。何ならこの作品、コメディと銘打って公開されたらしい...貞子について、そのDX

  • 死霊のはらわたについて、そのライジング

    サムライミって、元々ホラー監督なんやな。知らんかったwホラー映画のビッグタイトル。今回、新作発表ということで1981年の第一作と2023年の最新作、両方見てみました。有名だけど、今まで見てなかったから良い機会や。見てみたら、けっこうシンプルというか、普通の作品で肩透かしやったけど。まずは1981年版。ストーリーは、別荘へ遊びに来た5人の若者たち。その別荘の地下で見つけた「死者の書」によって悪霊が蘇ってしまう。ストーリーとかはありきたり。こういうテンプレって誰が作ったんやろ。悪魔のいけにえとか?サムライミ新人監督の初々しさを見れる点では貴重なんかな。悪霊の造形とかはキモくて怖い。高評価の所以は多分そこなんやろ。後、救いがないのもええ。ちと前段が長くて退屈やったが、後半につれ面白くなっていく。ファンが多いのも...死霊のはらわたについて、そのライジング

  • 仮面ライダーブラックサンについて、その五流護六

    仮面ライダー50周年記念作品。白石和彌監督が描く仮面ライダーBlackのリブートです。去年、特報を見て、むちゃくちゃ興奮したの覚えてる。で、今の今まで見てなかった訳ですがw期待が勝ちすぎて、逆に見れなくなってた。シン仮面ライダー見て、ようやく突き動かされました。で、総評はと言うと……うおぉぉぉ~い!!!思わず、雄叫びを上げたくなりました。良い意味ではなく、悪い意味でねwな~んか星が低いなと思ったら、そういうことかい……簡単に言ったら「思想、強!」です。それも赤、左翼系の。おいおい、おいおいおいおい……マジで溜め息出る。ただのトラップやんけ。やめてくれよ……。西島さん、こういうのは『CRISIS』で卒業したでしょ?西島さんが仮面ライダーやるって聞いてめちゃくちゃ感動したのに。もう2度と「さん」なんて付け...仮面ライダーブラックサンについて、その五流護六

  • シン仮面ライダーについて、そのオーグメント

    出ました今年の話題作。庵野監督が描く仮面ライダーです!劇場見に行こうか迷いましたが、結局行かず終い。でも、アマプラがあるから平気なんだw池松亮さん。あんま好きな役者じゃないけど、藤岡さんが作った本郷猛像とは違う。庵野監督の期待に応える仕事ぶりだったと思う。てか、今作の前にも1号作品があって、そこでは藤岡さんの息子が本郷を演じたんだとか。本郷の大渋滞。全体としてはグロ多め。血飛沫びっくりした。まぁ、原作も本来はグロい作品だったらしいし、それこそスカルマンみたいな作風なんかな?何かまんまキカイダーみたいな奴も出てきて、世界観はよう分からんかったがw次回作はシンキカイダーですかね?絶対そうやろw「最初の説明!」。この映画を見た人は誰しもそう思うでしょうwこれだったらなくても良かったかもな。話が長いような早いよう...シン仮面ライダーについて、そのオーグメント

  • 憧れを超えた侍たちについて、その世界一への記録

    2023年のWBC、14年ぶり、サムライジャパン世界一までの軌跡を描いたドキュメンタリー。日本人として見ないといけない作品かなと。正直、見るまでめんどくさかったけど、見たら見たで面白かったですwてか、大会自体が凄かったもんな。俺、メキシコ戦の時、銀行のATMに並んでて、前におる男の子がスマホで試合見てたんよね。そこで男の子が連れのお母さんに「今すげえことになってる!」って興奮しながら言ってたの覚えてる。俺は序盤まで試合見てたけど、怖くなって止めて、出掛けた矢先の出来事なのでしたwあれが数ヶ月前か。リアルタイムだからか、なんか不思議な気分にさせられる作品。日本人の共有や共感を集めた体験、作品の域を超えた集大成だからこそなんだろうな。時は2021年12月。栗山監督の就任から話が始まり。会議、凄。こういうとこも...憧れを超えた侍たちについて、その世界一への記録

  • ウィンターウォーについて、その厳寒の攻防戦

    8月になると戦争映画が見たくなるということで。ずっと見たかった『ウィンターウォー』。傑作映画『アンノウンソルジャー』の前日談。ソ連との死闘、冬戦争を描いた作品。かの有名なシモヘイヘが活躍した戦い。ただ活躍と同時に負傷もしていて、その後の継続戦争へは参加できなかったとか。まぁ、どのみちシモヘイヘは出てこないから関係ないんだけどねwアンノウン同様、英雄の物語ではなく、一般兵の悲哀。冬戦争の南方戦線へ派遣されたある小隊のお話。3時間の長丁場。戦争映画って奴ぁ、どいつこいつも何でこんなに長いんでしょうかね?wまぁ、戦争をちゃんと描こうとすると、どうしても時間がかかってしまうんやろうな。最初の1時間は訓練と拠点となる村の防備を固める。退屈は退屈だけど、冗長とか無駄な時間とは感じなかったな。後の2時間はソ連軍の波状攻...ウィンターウォーについて、その厳寒の攻防戦

  • 市民ケーンについて、その薔薇の蕾

    世界最高傑作。世界の映画の中で最高傑作ですよ!分かんないけど、偉い人がそう決めたんだそう。1941年製作。オーソンウェルズ、若干25歳。監督脚本主演。アカデミー賞9部門ノミネート。しかし、受賞は脚本賞のみ。実在の新聞王・ハーストをモデルとした映画。何がビックリって、そのハーストがガッツリ存命中。ラジオ新聞、当時のメディア全てを支配していたハーストの怒りを買い、批判にさらされた悲劇の作品。ハーストは偏向、というか虚偽報道で米西戦争を引き起こす。プエルトリコ領有を巡り、スペイン警察がアメリカ人を拷問したと報道。もちろん全部嘘です。アメリカって奴ぁはよ。その新聞王の人生、皮肉を込めて映画化。この映画に関わった人、若死が多いけど。多分、偶然やろな!w実際、見てみると、けっこう面白かったです。白黒ってだけで、普通に...市民ケーンについて、その薔薇の蕾

  • ウィッチサマーについて、その木の魔女

    本国アメリカで大ヒット。かなりの話題作なんだとか。噂はかねがね聞いてたけど敬遠してて、今回やっと見た。だけど、まぁ……まあまあの出来だったなwパッケージ見た時の雰囲気とかで、何となく察するとこあったが。ストーリーは、離婚した父親の元で暮らすことになったベン。しばらくして、彼は隣家に住む夫婦に奇妙な違和感を覚える。魔女と言うと、皆さんご存知『ブレアウィッチ』。悪魔やゾンビはガッツリ襲い掛かってきますが、今作の魔女はしっとり系。そこは俺の好みでした。ジワジワと家庭を侵食する。不気味な感じ良いですね。それとブレアウィッチよろしく、特殊な能力を持っています。最近の悪魔は幻覚で攻めてきますから、魔女も負けてらんないwブレアウィッチは時間加速。今作の相手である木の魔女は《人間の記憶を消す》。これが後半のどんでん返しへ...ウィッチサマーについて、その木の魔女

  • キラージーンズについて、そのスーパーシェイパーズ

    世界的なアパレルブランド・CCC。その最新商品の発売を明日に控え働く店員達。しかし、その商品にはある秘密が隠されていた──。という、テンプレの前説は置いといてw怨念の宿ったジーンズが人を殺し吸血する。一風変わったモンスタースプラッターですが、表面の馬鹿馬鹿しさとは違い、中身は真面目。面白さ自体はそこそこだけど、ギャップ、意外性があり。この作品でしか見れない、唯一無二の作品に仕上がってると思う。登場人物の納得がちと早すぎなのが玉に瑕。殺人鬼が紛れ込んでるんじゃないか、ミスリードを誘う雰囲気もあったのに。もうちょい泳がせるというか、正体見せるのが早かったな。まぁ、グダるよりかは話早い方が良いけど。多分、見せたい所も怖さとかそういう話じゃないんだろうし。まずグレイグのクソっぷりねwこの作品一番の特徴と言っても過...キラージーンズについて、そのスーパーシェイパーズ

  • ヘルウィンについて、そのTRICK

    2015年10月31日。学生が催すハロウィンパーティーにて殺人事件が発生。犯人は逮捕されるが脱走。その後、消息不明。それから4年。毎年、ハロウィンになると似たような殺人事件が起きていた──題名といいネタといい、まんま『ハロウィン』ですが、これが意外や意外、面白かったです。殺人鬼VS警察のお話。警察が主人公の話好きなんよね。俺のフェチにズバッと来た。ツボをしっかり押さえられた。後半の展開、もうちょい頑張ってほしかったが。緊張感というより警察の弱さ情けなさに苛ついたかな。各個撃破でバタバタ殺られちゃうっていうね。ここら辺の塩梅は難しいやろうが。殺人鬼が弱すぎてもあかんし。まぁ、殺人鬼のイヤらしさが強調されてて良かったんちゃう?結局、パトリックの正体なんやったのか。そこも明かしてほしかったな。惜しいとこはあれど...ヘルウィンについて、そのTRICK

  • 峠について、その最後のサムライ

    史上最強、一番のホラー映画、爆誕。台湾アメリカインドネシアと見てきましたが、やっぱりJホラーは最強ですねwまさか司馬遼太郎がホラーも書いていたとは、知らなかったなあ。はい、フザけるやめw司馬遼太郎原作『峠』の映画化です。新潟長岡の偉人・河井継之助、その最後の1年。最初は北越戦争をダイナミックに描いてくれると思ってたから、そこは拍子抜け。戦争映画ではないので。それに映画の作りとしても不親切かなとは。冒頭で大政奉還やら鳥羽伏見やら、そっからスパッと長岡へ飛んで、河井継之助の説明はなし。いきなりドラマの最終話から始まる感じ。河井がどういう生い立ちで~とか一切描かれない。小説読んでないから、原作遵守なんかそれは分からない。が、思い切った省略なんでは?歴史知識ない人はイラつくし、やっぱり不親切。俺は歴史好きだから特...峠について、その最後のサムライ

  • 呪餐について、その悪魔の奴隷

    予告見て絶対借りよう思ったやつ。2022年アジアNo.1ホラー。予告だけで鳥肌立った。めちゃめちゃ期待したんやが……うわぁぁぁ、『悪魔の奴隷』の続編だぁぁぁ!!!そういや思い出した。まさか続編に巡り会うとは……いきなり『2』って出て「は?」と思ったら……一番のホラーやったw2017年に第1作、6年ぶりの続編とのこと。前作から4年後の1984年。前作で酷い目に会った家族が引っ越し先のマンションでまた恐怖体験するよって話。前作の内容覚えてないけど、つまんなかったのだけ覚えてる。初っぱなから強烈な肩透かしを食らった。まあ、冒頭からエレベーター事故までは雰囲気良さげ。意外に大丈夫なパターンかと思ったら、こっからどっちゃらけ。まず暗い!見辛い!何が起こってるのか分からん!根本的な視聴のし辛さ。舞台が深夜、豪雨の中の...呪餐について、その悪魔の奴隷

  • スマイルについて、そのローラは眠れない

    『哭悲』で大ダメージを負いはしたが、性懲りもなくホラーを見るんだよねw元々、この作品が本命で、哭悲はついでに借りただけなんですが、顔面メリコミパンチを食らった。とはいえ、見んわけにはいかんでしょう。こちらもホラーの話題作『スマイル』になります。まずデンと女性の笑顔。パッケージから怖いっすね。夢に出てきそう。まぁ、全体の総評としてはまあまあってとこだが……見たことある展開だった。てか、まんま『マーラ』でした。すごい既視感。マーラは面白いからね。マーラの筋書きが優れてるからこその作品でした。パクりと決めつけるのは酷いし早いかもしれんが、主人公の仕事も似てるし。う~む。原作はパーカーフィン監督が作った短編映画とのこと。それを長編化。フィン監督のプロ初挑戦作品。まだ新人やから、これからに期待ってとこですかね。面白...スマイルについて、そのローラは眠れない

  • 哭悲について、そのSADNESS

    日本がゾンビでお遊びしてる間に、台湾がとんでもない作品を生み出してました。台湾のゾンビホラー『哭悲』。凄まじい。ゾンビ系では一番かも。台湾を舞台に、ゾンビパンデミック下を逃げるカップルのお話。ゾンビというよりかは人を狂暴にさせるウィルス、『28日後』式の映画になります。まず特徴的なのがグロ。血飛沫。ここまで容赦ない表現も珍しいというか。やってええんか?と思う。とにかく凄いし何より怖い。血ドバーする作品はアホなんも多い訳やが、この作品は……。本気で具合悪くなってきたw視聴は控えた方が良いレベル。ゾンビやホラーとして間違いなく傑作。が、傑作が故にヤバい領域に達してる。見てて思ったんは、これから作品は二極化していくんだろうな。配慮を無くし面白さを突き詰める作品と、人を不快にさせないルールガチガチのポリコレと。ど...哭悲について、そのSADNESS

  • 君たちはどう生きるかについて、そのコペルニクス

    宮崎駿の物真似をするYouTuberがおりまして。最近めっちゃハマっちゃって。特に、風立ちぬの製作会議で庵野監督の声に惹かれる宮崎監督とか。腹抱えて笑った。どのジャンルにも開拓者がおるんやな。すっかり洗脳されたか分からんが、衝動的に見に行っちゃいました。スタジオジブリ、宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』。何やら賛否両論、物議を醸してる問題作らしいですが。ジブリを劇場で見るって何年ぶりやろ。千と千尋は見た。その後はどうやったか。記憶も定かではないくらい超久々の視聴。てか、YouTubeにすら未だ予告映像がないという。前情報一切なし。普通なら行きませんが、宮崎監督も80歳を越え、やっぱ最後の作品になるやろし。記念にもなるかなと。噂だと”君たちはどう生きるか“と題した”ナウシカ2“なのではないかって話だったが...君たちはどう生きるかについて、そのコペルニクス

  • ヘルドライバーについて、GOGO夕張法

    最愛の父親を極悪人の母に殺されるキカ。母はキカをも殺そうとするが、その頭上から隕石が迫り──。日本のゾンビ映画になります。ギャグのつもりで見たんですが、意外や意外。ちゃんと作られてる。前半の展開がちとややこしいですが、まぁ、キルラキルに魔界転生を足した感じ?w前半を抜けるとずっと面白い。海外は工夫で怖がらせてきますが、日本は純粋なる遊び心。ゾンビで遊ぼうということ。発想や想像力に脱帽。やりたいこと全部叩き込まれてたな。見てて楽しかったホント。さすがにCGは綺麗とは言い難いが、ぼちぼちの水準。文句をつけるほどではない。勢いとかディテールでかなり誤魔化しが効いてるw有無を言わさない感じ。特撮が好きなら、一気にハマると思う。ラストシーンめちゃめちゃ痺れました。カッコいい!隠れた名作です。作品は掘らんと見つかりま...ヘルドライバーについて、GOGO夕張法

  • 灼熱の魂について、その歌う女

    他界した母の遺言。父と兄へ宛てた2つの手紙。残された双子の姉弟は、母の故郷である中東へ旅立つ。そこには母が隠す秘密、壮絶な過去が待ち構えていた。全部、見終わったら「あっそう」って感じw至るところで衝撃作やら問題作と聞いてたから期待して見たが、もうなんだよ……また近親相姦かよ!!みんな好きだな!まぁ、そこに至るまでの過酷さ、皮肉な運命とかが見所なんやろうが。そこはまあ、引き込まれたし面白かったけど。結論それかい。エライ壮大な雰囲気で冒険した結末が、もう見慣れすぎて……どっちゃらけ、投げ槍な気持ち。6月の俺だったら、めっちゃ感動してたやろうなとは分かる。戯曲が原作ってことで神話的、荘厳な感じ。刺さってたやろうなとは。正直、途中で展開が読めて興醒めした。『ガールインザベースメント』の影響で。もう一捻りあるかと期...灼熱の魂について、その歌う女

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