本好きな人は読んだ本をどうしているのかを、聞いてみたい気がします。 私は若い頃に渡部昇一先生の本を読んで、知的生活者にとっての本の重要性を教わりました。 したがって本を捨てるという選択肢は私にはありません。 本を捨てないということは、本を収納するスペースがいるということでもあります。 十分な収納スペースを確保するためには、ある程度の経済的基盤が必要です。 本代だってバカになりません。 仮に私が大学教授のような知的プロの道を歩んできたとしたら、今のような経済的基盤は築けなかったのではないかと思います。 中小企業の経営者として、もがき苦しむ体験を重ねて、しかも成功と失敗の分かれ道があった時に、偶然…