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俳女モニカの俳句日和 https://blog.goo.ne.jp/kyouen01

「響焔」同人モニカが、句会で得た名誉主宰(現代俳句協会顧問)の言葉を中心にご紹介します。

平成十二年  響焔入会 平成二十九年 響焔同人        白灯賞受賞        響焔賞受賞 平成30年   響焔賞受賞        成田俳句カルチャー教室講師 令和3年   最優秀作家賞受賞

俳女モニカ
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八千代市
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2016/05/09

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  • 響焔12月号〜聰俳句鑑賞

    涸れ川のいちぶしじゅうに鉄塔も「聰俳句鑑賞」を二年間担当してみてわかったことは、目にすること全てが俳句になるということだ。俳句だからといって何も特別なことを言う必要はない。日常のほんのひとこま、極々些細なことでいい。だけどその目にしたものの何を持ってくるかの選択が最初の関門。次にそれをどう詠むかが句の出来に関わってくるようだ。掲句、まず作者の目には「涸れ川」か見えた。そしてその先には「鉄塔」。さぁこれどう句にしようか。ただ並べるだけではつまらない。この「鉄塔」に拘りたい。だから「鉄塔」に焦点がいくように「いちぶしじゅう」という言葉を持ってきた。そうすることで「鉄塔」に意外性も出てくる。ハマり過ぎると共感重視の歌謡曲(大衆)。意外性で詩情ある俳句(文芸)か…。この続きはまたいつか…。「聰俳句鑑賞」担当の2年が...響焔12月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔11月号〜聰俳句鑑賞

    黄落のどんづまりにて昼の酒昼に飲む酒は何故か贅沢な気持ちになる。世間が活動しているときにゆっくりと時間を使い酔うということは、そのあとは特別気を張る厄介事がない、ということ(という時に飲みたい!)。ではいつがいいだろう。まず桜どき。夏の海辺も最高だ。雪景色を見ながら、なんていうのも堪らない。そして晩秋。黄落の季節。外苑前の銀杏並木のカフェなどで堂々と飲むのもいいだろう。ところが作者は「黄落のどんづまり」で飲んだ。黄金色に染まる黄落の季節。晴れ晴れとしたイメージとは対照的な「どんづまり」という言葉。一気に「昼の酒」に説得力がでてきた。どこかの場所のどんづまりではなく「黄落のどんづまり」としたことで、得もいわれぬ詩情が出た。先日、久しぶりの句会に出席しました。私は仕事のため途中退席したので名誉主宰の講評は聞くことが...響焔11月号〜聰俳句鑑賞

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