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俳女モニカの俳句日和 https://blog.goo.ne.jp/kyouen01

「響焔」同人モニカが、句会で得た名誉主宰(現代俳句協会顧問)の言葉を中心にご紹介します。

平成十二年  響焔入会 平成二十九年 響焔同人        白灯賞受賞        響焔賞受賞 平成30年   響焔賞受賞        成田俳句カルチャー教室講師 令和3年   最優秀作家賞受賞

俳女モニカ
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八千代市
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2016/05/09

1件〜100件

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  • 矢沢永吉50周年ライブ

    お久しぶりです久しぶりの記事ですが俳句ではなくロックの話題矢沢永吉50周年コンサートに行ってきました新しくなった国立競技場で行われるはじめてのコンサートだそうですさすがに広い!72歳とは思えない迫力のライブでした声、全く衰えていない!永ちゃんの姿を見て私もまだまだ頑張らないとー!と思いましたいや、本当に永ちゃんは凄い!カッコいい!矢沢永吉50周年ライブ

  • 六月

    六月はA5出口を出て左モニカ10年位前の句です席題「口」で即興で作った句こんなのでもいいの?と思いながら出したら特選をいただきましたそこからちょっと自分の句の形が見えてきた私にとって大切な句です六月

  • 父の日

    父の日やロックグラスに陽が沈むモニカ父の日

  • 五月

    あっけらかんと泣いて五月の子供たちモ五月

  • 子どもの日

    風景の半分は空子どもの日モニカいいお天気ですね子どもの日

  • 響焔東京句会

    一年ぶりの東京句会に行って来ました山崎聰名誉主宰、米田規子主宰のお二方ご出席の響焔のメイン句会ですそれでは名誉主宰、主宰の特選句からご紹介します【山崎名誉主宰】新しい扉重たく花の下【米田主宰特選】桃さくら散って人の世はじまりぬおお山崎名誉主宰の特選句、私も特選にいただきましたそして米田主宰の特選句を並選にいただきました自分の句の出来栄えも気になるけれどどういう句を選に入れたかも句会の大事なところ今回は投句はまぁまぁ・・・選は上出来!という結果でした【山崎名誉主宰の言葉より】・ストレートに言わず少し抑えて言うと俳句になる・ストレートに事柄を言わない。景で言う。心を言う・トーンを揃えず少しはずす・動詞は一句にひとつ・情景設定はしない(~なら)事柄を言いたくなりますよね~そうじゃない、とわかっているはずなのに句ができ...響焔東京句会

  • 三月

    三月が昔ばなしのように来てモニカ3月の風景ってどこか懐かしく、昔ばなしの1ページのようです。暖かくなってきましたね。今日の関東は4月並みの暖かさだとか。コートは軽いもので良さそう〜♪。三月

  • 薄氷

    薄氷は昔むかしの空の色モニカ薄氷を見ると子供の頃、踏みながら登校していたことを思い出します。とは言え今は見ませんね〜。私の住む千葉県は暖かいので冬になってもあまり氷が張っている景色はお目にかかれません。温暖化もあるのかしら。我が家の一人息子は高3受験真っ最中でございます。先日は、共通テストも受けて来ました。滑り止めは受けないようです。受かっても行かないから…だって。私たちの時代とは意識が違うのですね。あの頃はとにかくどこかに入って卒業してどこかの企業に勤める…。そのための大学だったけど今の子はもっと目的意識がはっきりしているようです。「〇〇をしたいから〇〇大学に行く」うん、それ正解。しかし…そこまでだったら良かったのですが最近では「〇〇をするのに大学に行く必要あるかな」と、言い出した…。「それならば独学でよくな...薄氷

  • 響焔12月号〜聰俳句鑑賞

    涸れ川のいちぶしじゅうに鉄塔も「聰俳句鑑賞」を二年間担当してみてわかったことは、目にすること全てが俳句になるということだ。俳句だからといって何も特別なことを言う必要はない。日常のほんのひとこま、極々些細なことでいい。だけどその目にしたものの何を持ってくるかの選択が最初の関門。次にそれをどう詠むかが句の出来に関わってくるようだ。掲句、まず作者の目には「涸れ川」か見えた。そしてその先には「鉄塔」。さぁこれどう句にしようか。ただ並べるだけではつまらない。この「鉄塔」に拘りたい。だから「鉄塔」に焦点がいくように「いちぶしじゅう」という言葉を持ってきた。そうすることで「鉄塔」に意外性も出てくる。ハマり過ぎると共感重視の歌謡曲(大衆)。意外性で詩情ある俳句(文芸)か…。この続きはまたいつか…。「聰俳句鑑賞」担当の2年が...響焔12月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔11月号〜聰俳句鑑賞

    黄落のどんづまりにて昼の酒昼に飲む酒は何故か贅沢な気持ちになる。世間が活動しているときにゆっくりと時間を使い酔うということは、そのあとは特別気を張る厄介事がない、ということ(という時に飲みたい!)。ではいつがいいだろう。まず桜どき。夏の海辺も最高だ。雪景色を見ながら、なんていうのも堪らない。そして晩秋。黄落の季節。外苑前の銀杏並木のカフェなどで堂々と飲むのもいいだろう。ところが作者は「黄落のどんづまり」で飲んだ。黄金色に染まる黄落の季節。晴れ晴れとしたイメージとは対照的な「どんづまり」という言葉。一気に「昼の酒」に説得力がでてきた。どこかの場所のどんづまりではなく「黄落のどんづまり」としたことで、得もいわれぬ詩情が出た。先日、久しぶりの句会に出席しました。私は仕事のため途中退席したので名誉主宰の講評は聞くことが...響焔11月号〜聰俳句鑑賞

  • 鳥渡る

    浪漫派のひとつの形鳥渡るモニカ鳥渡る

  • 秋深む

    お陽さまに好かれた木から秋深むモニカ秋深む

  • 秋の浜

    一人ずつ来てみな帰る秋の浜モニカたまにこうやって過去の自分の句に(お借りした)写真を添えてみるのもまた楽し皆様もお試しあれ秋の浜

  • 昼の月

    この世のものと思えば白く昼の月モニカ昼の月

  • 響焔10月号~聰俳句鑑賞

    黒葡萄音楽かるがるとありぬ一幅の絵画のような句だと思った。数人の男たちが談笑している。かなり酔いが回っている様子。自慢話なのか、よからぬことの相談なのか。テーブルの上には、ワインや肉や色々な果物。その中に黒葡萄もある。時代は1600年代。ややダークな色彩だ。もしくはこういうのはどうだろう。打って変わって明るいカフェの屋外。頬を薔薇色に染めた健康的な乙女と青年。乙女はテーブルにある黒葡萄を一粒つまんでいる。青年はそんな乙女から目が離せないようだ。いずれも背景には音楽がかかっている。黒葡萄の重みのあるイメージとは違って、音楽はかるがるとある。この少しずらした対比が面白い。音楽を云った俳句に絵画を感じる、そんな一粒で三度おいしい句。(句集「荒星」)皆さん、コロナワクチン接種はお済みですか?私はやっと先週一回目が終わり...響焔10月号~聰俳句鑑賞

  • 響焔9月号〜聰俳句鑑賞

    水母浮く何も見えなくなったあとに「好き!」一読そう思った。そして静かな景が広がった。夏の海は、砂浜は海水浴、岩場は磯遊びで賑わう。でもそれもお盆まで、お盆を過ぎると水母が出るからだ。だから水母が浮いてくる頃の海は人影が少なくなってくる。誰もいない海。誰もいなくなったから「何も見えなくなったあとに」と云っている。「誰もいない」から「何も見えない」への変換が心憎い。ここがいいなぁと思う。事実を云っているけれど、ちょっとした配慮によぅて詩情あふれる句に仕立てている。こういう句に出会うと「ああ、なんでこう思わなかったのだろう」と悔しくなる。私だって見ているはずの景なのに。どうやら詩情は、特別なことを云わなくても、当たり前とことから生み出されるようだ。作者の配慮によって。皆さま、お久しぶりです更新がすっかり滞ってし...響焔9月号〜聰俳句鑑賞

  • 山崎聰と雲巌寺へ

    栃木県那須烏山市に行ってきましたメンバーは山崎聰名誉主宰白灯集作家の節子さん私の弟私の夫私という仲良し(笑)5人組烏山、ご存知ですか?「山あげ祭」がユネスコの無形文化財に指定されそれを記念して俳句大会も行われたりしていますお祭りは去年は中止でしたがどうやら今年は行われているよう私たちが行った22日はその前日だったようで若衆たちが準備をしていましたというのは最近の烏山のお話…私が子供の時は那珂川で遊んだりお祭りの縁日で祖父に好きなだけ、薄荷パイプや知恵の輪やらを買ってもらったり祖父と木のお風呂に入ったり窓を開けっ放しで祖父母と3人で寝たり籐寝椅子で寝る祖父がずっこけて、祖母と大笑いしたり祖母と買い物に行って、気に入ったワンピースを買ってもらったり祖父の仕事部屋に忍び込んでたまに怒られたりもして夏休み中、ずっと祖父...山崎聰と雲巌寺へ

  • 響焔7月号〜聰俳句鑑賞

    指や臍やたたかっている大暑の日私の感覚では、八月よりも七月のほうが暑い気がする。特に梅雨明け後の七月下旬頃の暑さは身に堪える。「大暑」この文字を見るだけで汗が吹き出るようだ。今日は大暑なのだと気が付いた瞬間、もうその日は仕事も買い物も放棄して、家に籠りたくなる。そんなとにかく暑い日。そう、身体全体が暑さとたたかっているような日。それを表す言葉として、身体のどの部分を持ってくるか。その言葉次第では句が陳腐になりかねない。俳人としてのセンスの見せ所にこの作者は「指」と「臍」を選んだ。うん、このチョイス、賛成です。俳句の形を整えることも大切だけれども、こういうところに一生懸命になりたいと思う。大きなお腹を出して暑さを凌いでいた父を思い出した。5月号よりはじまった山崎名誉主宰のエッセイ「思い出の人たち」今月は三橋敏...響焔7月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔6月号〜聰俳句鑑賞

    貽貝食う大きな男の大きな靴作者は20年ほど前に、当時フランスのオルレアンに駐在の米田主宰のご主人、米田透さんを訪ねて響焔の有志の方々とロワール地方を旅している。パリには行けても、オルレアンなどは、言葉のわからない日本人が、そうそう行けるところではないので羨ましく思ったのを覚えている。掲句はその時に詠んだもののようだ。ここで云う貽貝とは、どうやらムール貝のことらしい(ただし厳密には別物とのこと)。フランス旅行での吟行句とわかって読むと、一読、鼻の大きな労働者風の男が貝を食べている様子が浮かぶ。さしずめジャン・ギャバン、あるいはジェラール・ドパルデゥというところか。「大きな靴」まで云ったことで、この男の背景も想像できた。きっとキャスケットも被っているだろう。我が家の薔薇もう満開を過ぎました響焔6月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔5月号〜聰俳句鑑賞

    春でなく夏でもなくて五月晴やや、これはかなりの問題作。季語が三つ、である。うむ、だけどこの句の季語は間違いなく「五月晴」だろう。「春」も「夏」も「五月晴」のことを言うための言葉に過ぎない。梅雨時の晴れ間。もう春の余韻は感じられない。日本特有の蒸し暑さに夏がもうそこまで来ていることを感じる。とは言え、時折吹く風が心地よく、まだ夏の暑さとは違うと思う。まさに春でなく夏でもない五月晴。言われてみればそうなのだけど、誰もこんな風に詠んだ人はいない。作者は季語を三つ使うという離れ業までしても、どうしてもこう言いたかったのだ。普通じゃない。だから面白い。ハッとする。歳時記の季語ではなく、身体の中から出てきた季語だ。季語は作者の意志、決意なのだ。今年最初の薔薇が咲きました響焔5月号〜聰俳句鑑賞

  • 最優秀作家賞をいただきました

    私事ですが…響焔の令和2年度最優秀作家賞(火炎賞)をいただきました米田主宰に選んでいただいた昨年の私の句15句です「私小説」お日様に好かれた木から秋深む烏瓜すでにこの世のことでなく色ながら散る乱文を許されよ新橋のサラリーマンという時雨文学と夜のはざまの冬林檎確信に変わる三月の曲がり角前世は世捨て人なり山桜消息のわからぬ愛や花は葉に薔薇色のリボンを解けば誕生日六月や人に倦みたる人の群打水のすぐ乾きたる昼の街少年はジャックナイフか夏蝶か蟻地獄見てそれからの私小説東京や一寸先は虫の闇一人ずつ来てみな帰る秋の浜賞の名に恥じないようにこれからも精進いたしますありがとうございました最優秀作家賞をいただきました

  • 響焔4月号〜聰俳句鑑賞

    何色と訊かれて春のいろという俳句を始めたばかりのころ「山笑う」という季語を知った。春の山の様子を「笑う」と表現したその季語に、初心の私は色づきはじめた春山を思い浮かべ、確かに山は嬉しくて笑っている、なんて素敵な季語なんだろうと、俄然「山笑う」で句を作ってみたくなった。私が思う春の山は芽吹いている植物の色。若葉のうすみどり、花々のももいろ。そして祝福するような真っ青な空の色。どの色も外せない。ならば、と出来た句が『うすみどりももいろそらいろ山笑う』。全部入れてしまった。掲句は逆だ。とにかくそれらを全て表す言葉として「春のいろ」。こういえば日本人なら同じような色を思い浮かべるだろう。何色かと訊いてこんな答えが返ってきたら、曲者だけど嫌いじゃない。我が家の春のいろ達響焔4月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔3月号〜聰俳句鑑賞

    早春というやや甘酸っぱい野山(「響焔」平成30年5月号)車の免許を取るための教習で「クランク」というのがある。直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっている、あの悩ましい道路形態だ。あれをクリアするのに苦労したっけ。この句を読んだとき、そのクランクを思い出した。真っ直ぐに行って直角に曲がったあとの道が見えなくなって、三本目の道にふっと出た…。そんな感じ。どこかに何かの言葉が隠されている。でもその言葉は不要だから削られた。その言葉を出したとたん句が緩む。早春の野山。黄色、桃色、うすみどりなどの咲き出した花の香りや色を「やや」甘酸っぱいと言っている。早春だから甘酸っぱくなりかけなのだ。繊細なことを易しい言葉で詠いながら、どこか迷宮に入りこんだような気分にさせる。早春のラビリンス。今月号ではネット句会の名誉主宰の言葉...響焔3月号〜聰俳句鑑賞

  • 猫の日

    2月22日はニャンニャンニャンで猫の日我が家のベランダにここ2週間くらい1匹の野良猫がやってくるようになりましたキジトラの女の子はじめはキジトラらしく警戒するのですがしばらくして慣れてくるともう甘えて甘えてものすごく甘えっ子さんですきちんと避妊手術済みの地域猫のよう皆さんに顔をみてもらおうと写真を撮ろうとするのですがなにせ甘えっ子ちゃんなので私を見つけると足元にスリスリゴロゴロしてなかなかいいお顔が撮れません我が家にはすでに1匹猫がいてマンション住まいのためこれ以上飼えませんでもこの子こんなに甘えっ子なのに野良のままというのがなんだか不憫で…俳人は優しい猫好きの方が多いようですどなたか面倒をみてくださる方いらっしゃいませんかしらねやっと撮れたお顔桜耳になってるので避妊手術済み尻尾は短くて可愛いですこうやって私の...猫の日

  • 石倉夏生句集「百昼百夜」

    素敵な句集が届きました響焔同人の石倉夏生さんの句集「百昼百夜」石倉夏生さん私が響焔に入会以来ずっと憧れの俳人です句はお姿同様とてもダンディ切り口が鋭く独特でいつもハッとしたりドキッとしたり夏生俳句の世界に遊ぶのはとても楽しいひととき響焔賞を3回響焔の最優秀作家賞の他にも現代俳句協会年度作品賞や栃木県俳句作家協会賞なども受賞されていますまた、朝日新聞栃木版の選者や栃木県現代俳句協会の顧問などなどきっと一度はそのお名前を拝見した方も多いでしょうそんな雲の上の先輩俳人の方の句集から僭越ながら十句ほど選んでこちらで紹介させていただきます十句…悩みに悩みましたあれもこれもと付箋だらけになりました石倉さん自選の句とはまた違うのですが私の好きな句ということで…甚平といふ精神に腕通す(句集一句目。やっぱり違う、と呟く私です)...石倉夏生句集「百昼百夜」

  • 俳句四季2月号 そして私論・俳句の2本の柱

    今月の「俳句四季」に響焔の米田規子主宰が「わたしの歳時記・林檎」を執筆されています私の句も真ん中あたりに掲載よろしかったらご覧くださいね最近思うこと…「俳句には2本の柱がある」ひとつは教わることもアドバイスをすることも出来ないもの感性作句するときの発端はまずこの感性が大事感性は人それぞれこれまでに見てきたものやってきたことそんなものからできているたとえ同じものを見ても感じ方は違う更に言えば同じものを見たとしてもそこに何かを感じる人がいれば何も感じずに通り過ぎる人もいる例えば街を歩いていて音楽が聴こえてそこで「あ、いいな」と足を止める人がいて何も感じずに目的地に向かう人もいるポスターのデザインに惹かれて立ち止まる人がいて何も感じずに素通りする人もいる俳句にする時に何をどう捉えたかで句の凡、非凡が分かれるこの「捉え...俳句四季2月号そして私論・俳句の2本の柱

  • 響焔2月号〜聰俳句鑑賞

    雪が降りつづく朝会って夜別れ(句集『海紅』)雪というものは、どうしてこうもドラマチックなのだろうかと思う。朝会って夜別れたのは男と女の二人のような気がする。恋人同士でもなく、だからと言ってただの知り合い程度の関係でもない。微妙な二人の距離感をこの句から感じた。朝から夜までの長い時間の中で何かがあったのだろうか。いや、何もなく距離感を保ちながら過ごしたのだ。だけれども心は動いた…。ああドラマチック。そう感じさせるのが、"雪が降りつづく"の措辞。一日中降る雪のように思いもどんどん積もっていったのだ。きっと。俳人はそういう秘めた思いを句に託すことができるのがいい。だが反面、想像力が旺盛な俳女によって、後年、このように詮索されてしまうのだ。気を付けようと思う。この「聰俳句鑑賞」も二年目になりました担当は二年間師の俳...響焔2月号〜聰俳句鑑賞

  • 響焔1月号〜聰俳句鑑賞

    面売りの寒ければまた海を見て映画のワンシーンを観ているようだ。この面売りはどんな人生を送ってきたのだろう。四十代後半。家族はいるのか。場所は海の近くの神社か寺の参道か。見ている海は日本海がいい。お正月の参拝客目当てだろう。その割にはあまり売れていないようだ。売れないから寒さも身に沁みる。売れないから手持ち無沙汰で海を見てしまう。夏祭りでなく冬だから、面売りという堅気ではない商売をしている彼の侘しさを感じられた。そして「また海を見て」で、人付き合いが苦手な不愛想な人物が思い浮かぶ。想像の余地がたくさんあるこの句。さあ、自分が映画プロデューサーになったつもりで想像してみませんか?あなたならどの俳優を彼役にキャスティングしますか?このあとの展開は?お正月のお楽しみのひとつとして是非…。皆さま明けましておめでとうご...響焔1月号〜聰俳句鑑賞

  • トックリセーター

    散骨は素敵なトックリセーターでモニカトックリセーター

  • 時雨

    新橋のサラリーマンという時雨モニカ時雨

  • 響焔12月号〜聰俳句鑑賞

    昭和長し鴉の数ほど餅を食い(句集『飛白』)そういえば昭和は長かった。作者も私も昭和生まれ。作者は昭和一桁。私は三十年代。戦前・戦中・戦後の暗い時代と、高度成長期の豊かさを享受した時代。見てきた昭和の景色はあまりにも違う。そう考えるとやはり昭和は長かったと思う。掲句「昭和長し」とは全く関係がない「餅を食い」へと飛躍している。さらに食う餅の数は「鴉の数ほど」である。この「鴉の数」とは「悲しみの数」なのではないか。そう捉えると、一見脈略のない突き放したような言葉によって句が深いものとなる。事実の報告になるか詩になるか。意味をもたせない。うんと離す。言葉を削って削って。心を伝える術として、十七文字は決して短くない。目の疲れ緩和に寝る前にホットタオルで目を覆っていますこれがなかなかいいのですスッキリしますよオススメで...響焔12月号〜聰俳句鑑賞

  • 冬林檎

    文学と夜のはざまの冬林檎モニカ冬林檎

  • 秋の陽

    先生のうしろに秋の陽とわたしモニカ秋の陽

  • 響焔11月号~聰俳句鑑賞

    大枯野から五体満足にて戻る「嵐が丘」という小説がある。映画にも何度もなったイギリスの名作「世界の三大悲劇」とも「世界の十大小説」とも言われているそうだ。十代の頃から何度も読もうとした。だがいつも途中で挫折して読破したことがない。ならば映画で、と思って観始めるが、こちらも途中で寝てしまう。ヒロインのキャサリンに、どうにも感情移入できないのだ。ただ5年前に行ったイギリス旅行でヒースの丘は見た。それで私の嵐が丘は終止符を打つことにしたのだ。現場を見たのだからもういいや。荒寥とした初冬の枯野。生き物の気配はおろか、色彩までも奪われてしまった大枯野。そんな様子を表すのに「五体満足にて戻る」という以上にぴったりの言葉がないのではないか。そんな説得力のある言葉選びがうらやましい。久しぶりのアップです句会のご報告が三つ、残って...響焔11月号~聰俳句鑑賞

  • 響焔10月号〜聰俳句鑑賞

    にんげんのわすれたるいろ銀木犀(平成13年11月号)金木犀の香りはふいに来るような気がする。毎年残暑も収まり涼しい風を感じてほっとした頃、どこからか甘い香りが漂ってきて「あ、秋か」と思う。そして見渡すとオレンジ色の小さい花が咲きだしているのだ。では銀木犀はどうだろう。金木犀のオレンジ色に対して、銀木犀は白い花だそうだ。金木犀はわりとどこにでもあるけれど、銀木犀はほとんど見かけないのでは?そんな稀有な銀木犀を作者は"にんげんのわすれたるいろ"と言い切った。「花」でなく「いろ」。ここがいい。すこし外している。詩だ。そして"にんげんの"と大きく言ったところもいい。そこまで考えられるかどうかが、どうやら凡句と秀句の分かれ目になるようだ。「知らない花」を「わすれたるいろ」としたところで半分以上は成功なのだが。最近、...響焔10月号〜聰俳句鑑賞

  • 十月

    丸善に何を置こうか十月はモニカ(俳句四季2019年1月号・8句掲載より)十月

  • 木犀

    木犀のこぼれ散るには明るい日モニカ木犀

  • ネット句会〜9月

    句会のご報告が溜まっています…まずは9月の響焔ネット句会から山崎聰名誉主宰特選花屋から秋の始まる大路かな千枝子丸善は遠いところかレモンの黄澄秋が来る消印は風の色して真代米田規子主宰特選東京や一寸先は虫の闇五月ひと粒は涙のかたち青葡萄多恵子秋兆す胸底にいま青い地球マリ子「俳句は事実を事実として云ってもつまらない。"虚実は膜の間"が大切」という山崎名誉主宰の言葉を今回いただきました虚実皮膜の間とは「芸術は虚構と事実との微妙な間にあるもの」という近松門左衛門の芸術論ですね俳句も然り目の前の景をきれいに写しとるだけでなくそこに少しのスパイス(虚。作者の感性)を…ということでしょうかここを考えるのが楽しいわけですね最近スマホの見過ぎなのか首の痛みが酷く動かすたびにゴリゴリ音がします頭痛や眼精疲労もつらい毎日ですストレッ...ネット句会〜9月

  • 響焔FAX句会〜8月

    コロナ禍の今、響焔では句会はネット句会とFAX句会が主になっています私が参加している千葉句会ではFAX句会の形を取っています8月に第1回が行われてその結果が出ていますのでかな〜り遅くなりましたがご報告致します選者は山崎名誉主宰の他光焔集の森村文子さん、渡辺澄さん、山口彩子さん、加藤千恵子さんです(山崎名誉主宰特選)赤子いる家のむにゃむにゃ日の盛り文子ゆったりとココアみちのく沈丁花智子夏空がこんなに広いおーい雲文子(森村文子特選)舟であり灯りであって盆の夜瑩子(渡辺澄特選)鳴くことのみ思いし蟬かかの日来る彩子(山口彩子特選)八月やあの日に触れる白い磁器トシ子(加藤千恵子特選)八月やあの日に触れる白い磁器トシ子そうこうしているうちに9月の締め切りが近付いてきましたリアル句会がない今作句のきっかけとしてとても貴重です...響焔FAX句会〜8月

  • 響焔九月号〜聰俳句鑑賞

    夜長を云い饅頭割ってそれを食う「云う」「割る」「食う」と、動詞が三つも使われている。動詞は説明語。俳句では動詞・形容詞は極力避けると散々言われてきた。それなのにそう言っていた本人がこれだ!だがこうも教わった。「俳句に絶対はない」と。その言葉の格好の例がこの句のようだ。云い→割って→食う。順番に動作を言っているわけだが、何か面白い。「それを食う」ここがクセ玉だ。饅頭を割って食べることがまるで夜長と因果関係があるような言い方だ。夜長を云いながら酒を飲む、なら当たり前。ワインなどと言ってしまったらもうおしまい。陳腐過ぎて動詞の多様に目がいってしまいそう。饅頭だからいいのだ。この句は、動詞は使うならこうやるのだ、ということを教えてくれた。作者が無類の饅頭好きという事実は別として。句会、もう何ヶ月行ってないのでしょう...響焔九月号〜聰俳句鑑賞

  • かなかな

    朝方のかなかな昨日の声で鳴きモニカかなかな

  • 藤寝椅子

    藤寝椅子半分は夜になっているモニカ藤寝椅子

  • ネット句会〜8月

    コロナの影響でまだまだリアル句会は行われておりませんその代替として響焔ではネット句会が6月から開催されました先月はうっかり締め切り日を逃してしまい参加できずでしたが今月はしっかり投句を間に合わせましたただ…何も降りてこないままの投句でしたので自信なし…結果はなんとか名誉主宰と主宰の並選をいただけました有り難いそれでは特選のご報告です山崎名誉主宰今月の特選はなし多くの作品に「事柄やその説明」「理屈が勝っている」「何を言おうとしているのか分からない」「季語の使い方が不適切」な句が散見された。との厳しいお言葉をいただきました多分皆さん自覚ありかと…米田主宰特選黒服の中は真夏の荒野かな克子おしろいに風の自転車きて止まる千恵子八月十五日父の山から喇叭直子今日は千葉句会のFAX句会の締め切りですやはり何も降りてこないま...ネット句会〜8月

  • 歳時記

    皆さんはどんな歳時記をお使いですか?私は3冊持っていますが普段使っているのはほぼ写真右の現代俳句協会のものですこの歳時記の大きな特徴は太陽暦を基準にしていることです現代の生活実感に合わせているのですねだから雛祭りは三月七夕は七月広島の原爆忌も長崎の原爆忌もともに夏(陰暦だと長崎は秋)終戦記念日も夏休みも秋ではなく夏の章に記載されています現代を生きている私にはそちらの方がしっくりとするので専ら歳時記は太陽暦の現代俳句協会のものを参考にしています例句も感性を刺激してくれるとのが多くてとても使いやすいのです左が現代俳句協会のもの春の月の設定がひと月違っていますね以前「暦の上では秋なので、向日葵という季語は使ってはいけませんか?」と聞かれたことがありました「目の前に咲いていて、それに心を動かされて書きたいのだからいいの...歳時記

  • 誘蛾灯

    客ひとり店員ひとり誘蛾灯モニカ誘蛾灯

  • 草刈る

    草刈って草刈って近づく戦モニカ草刈る

  • 響焔8月号~聰俳句鑑賞

    子を叱り米研いでいる夏のくらし(「響焔」平成13年11月号)夏の暑さを扇風機で凌いでいた昭和の頃は、どの家も窓を開け放していたので、室内での会話や生活音なども聞こえてきたものだ。母親の叱り声、子供の騒ぐ声、走り回る音。この句を読むと、そういう夏の日を思い出す。どこにでもある庶民の夏の一コマ。多分夕方だろう。子を叱り米を研いでいる母親の汗まで見えるようだ。忙しく賑やかな日常。それは間違いなく人間の幸せな姿だ。「夏のくらし」の「くらし」がとてもいい。六文字となっても「夏の夕」とか「夏休」などにせずに「くらし」だからこそこの句が心に響くものになった。作者の考える「夏のくらし」のひとつのイメージに共感する。世界は未曽有のことを体験して、普通の暮らしがどれだけ有り難いものかを知った。この日常を取り戻せるだろうか。響焔8月号~聰俳句鑑賞

  • 青春

    音たてて氷をかじる青春はモニカ青春

  • 東京JAP 「摩天楼ブルース 」

    東京JAP「摩天楼ブルース」「東京の日」ってご存知ですか?1868年7月17日に東京が誕生したそうです「東京」の名付け親は大久保利通らしいですへぇー、はじめて知りました東京って私にとっては俳句のタネの宝庫自然の中の吟行では何も出来ないのに東京に行くとふっと言葉が降ってくることがありますちょっとしたビルの隙間から見た月や雨の駅前の雑踏や夜の首都高や…人々の動きを見ていても東京には意外と詩が転がっています自販機にもコンビニにも詩情はある人との関わりから生まれてくるものそれが花鳥諷詠とはまた違った切り口の俳句となるのでしょう東京JAP「摩天楼ブルース」

  • 東京の日

    「東京の日」ってご存知ですか?1868年7月17日に東京が誕生したそうです「東京」の名付け親は大久保利通らしいですへぇー、はじめて知りました東京って私にとっては俳句のタネの宝庫自然の中の吟行では何も出来ないのに東京に行くとふっと言葉が降ってくることがありますちょっとしたビルの隙間から見た月や雨の駅前の雑踏や夜の首都高や…人々の動きを見ていても東京には意外と詩が転がっています自販機にもコンビニにも詩情はある人との関わりから生まれてくるものそれが花鳥諷詠とはまた違った切り口の俳句となるのでしょう♪摩天楼ブルース/東京JAP♪1984同世代の方~これ、懐かしいでしょ?東京の日

  • 響焔7月号〜聰俳句鑑賞

    七月七日だれもいないから雨降る七月七日は言うまでもなく七夕である。七夕は梅雨の真っ最中だからなのか、ほとんど雨のような気がする。晴れて天の川を見た、などという記憶は多分ない。そう、七月七日に雨が降るのは梅雨だからなのだ。だけど作者は「だれもいないから」だと言う。言ってくれたわね。一体どこにだれがいないと言うのか?だれがいたらいいのか?何か織姫と彦星に言いがかりをつけられているようでもあって愉快だ。掲句例えば「七夕やだれもいないから雨が降る」としても句になるだろう。でも七夕では見せすぎてつまらなくなる。同じ意味の季語でも言い方を変えるだけでこんなに読者をはっとさせる。さらに破調も功を奏し、確か句会で特選でいただいたと思う。近年で一番惚れた句です。今年の七月七日もやはり雨でした雨どころか最近は異常な豪雨続き特に...響焔7月号〜聰俳句鑑賞

  • ななほしてんとう

    こんなところにななほしてんとう弟よモななほしてんとう

  • 蜉蝣

    やや甘い水になりたる蜉蝣よモニカ(写真はお借りしました)蜉蝣

  • 第1回響焔ネット句会

    コロナの影響で句会が行われない今ブログにする記事も少なくなっていましたが先日響焔にてはじめてのネット句会が行われましたのでそちらの様子をご報告します同人会員含めて有志24名の参加で投句一人ニ句、選句四句でまずは行われました山崎名誉主宰、米田主宰の選をいただけましたのでお二方の特選句を掲載します山崎名誉主宰特選人とおく言葉をとおく夏に入る博子六月や人に倦みたる人の群五月呟きも人影もなく梅雨の月麗子米田主宰特選神野紗希句集に付箋若葉風正雪地球儀の海をあふれて夏怒涛博子六月や人に倦みたる人の群五月リアル句会がないとなかなか句作も進まず(エンジンがかからず…)こういう時期にネット句会は私には本当にいい機会でしたとは言え締め切りギリギリまであと一句ができず久しぶりの焦りと集中…私の作句方法は相変わらず短期集中型のようです第1回響焔ネット句会

  • 第47回響焔賞

    ご報告が遅くなりましたが響焔5月号にて今年の響焔賞の発表がありました響焔賞とは響焔で行われる年に一度のコンクールです同人、会員問わず参加資格があります毎月の投句に加えコンクール用に更に十五句を揃えるのはやってみればわかりますがこれがなかなか大変なのです情熱に溢れた作品が集まったことでしょうこちらのページでもご紹介したいと思います「夏空へ」戸田冨美子大寒を横切って行く一輪車十日目の干し柿子規の貌をして畳針ときどき光り小六月追憶の栞のように藁ぼっちおぼろ夜の火焔土器から波の音神の留守ピンクの塩をひとつまみ追伸に強い筆圧晩夏光晩年の途中でこぼこ榠りん(※)の実黒揚羽追う亡き人を追うようににぎる手のだんだん強く蛍の夜東京の幾何学の空雁渡る切株のしずかな吐息梅雨の月蝋燭の淡い外炎冬に入る野遊びに昭和の宇宙ひろがりぬホー...第47回響焔賞

  • 響焔5月号〜聰俳句鑑賞

    新宿の裏を見ておりひきがえるどこの街にも表側と裏側があると思う。栄えている側と寂れている側。新しく開発された側と古くからある側。昼の側と夜の側。最近ではKポップの人気ですっかり若い女性で溢れている街になった新大久保あたりは、30年くらい前はそれこそ新宿の裏のような雰囲気だったと記憶している。そんなあたりをひきがえるが見ている。新宿にひきがえるがいるのかはここではどうでもいいこと。いや、ひきがえるなら逞しく生息していそうだ。およそ万人受けしない、むしろ忌み嫌われるあの太々しい姿の蛙。新宿と言っているが、人間の裏を黙って見ているのかもしれない。「俺の方がまだマシだよ」ゲロッ、ゲロゲロ。響焔5月号〜聰俳句鑑賞

  • 洋風俳句手帖

    完全にハマりました俳句手帖作りに…今日は表紙の紙を雰囲気を変えてこんな洋風の俳句手帖に題せんを細くして下に付けてみました裏表紙はこんなこれは自分用にしようと思ったので印刷がズレてしまったもので作りました和綴じも1番きれいに出来てかな〜りお気に入りです作っていくうちに段々コツも掴めてきましたよさ〜てっ!本当にそろそろ中身(俳句)作りにシフトしないと〜〜〜洋風俳句手帖

  • 俳句手帖補足〜和綴じの仕方

    先日の手作り俳句手帖の補足です肝心の和綴じの仕方を省略してしまったので新たに作りながら写真を撮ってみましたご参考までに…目打ちであける穴ですがとにかく大きく!写真ぐらいでもまだ足りません特に右から2番目の穴は何度も針を通すので大きいくらいで丁度いいです右から2番目の穴から始めますページの途中から針を入れて玉結びを糊付けしますもう一度同じ穴に下から通しますこんな感じになります左隣りの穴に上から針を通します更にもう一度同じ穴に上から通しますこうなります左隣りの穴に下から通します同じ穴にもう一度下から通します糸を直角方向に回して同じ穴に再び下から通しますこうなります右隣の穴に上から通しますそのまた右隣りの穴(最初の穴)に下から通します右隣りの穴に上から通しますもう一度同じ穴に上から通します糸を直角方向に回して同じ穴に...俳句手帖補足〜和綴じの仕方

  • 俳句手帖の作り方

    色々なサイトを見て私なりに簡単にできる作り方を試行錯誤した結果このようになりましたいくつかの工程は省いていますどこかに習いに行ったわけではないので正規の作り方ではありませんがご参考までに用意するもの左から・カットボード・定規(金属製がおすすめ)・筆(糊付け用なので何でもOK)・カッター・目打ち・和裁用ヘラ・クリップ(洗濯バサミでも)・ヤマト糊・製本用綴じ糸(手に入らなければ刺繍糸や太めの木綿糸でも)・目打ち台(あればベスト)・A5の和紙(本頁用)・A4の和紙(見開きと表紙の台紙用)・B5の千代紙(表紙用)作り方・紙類をカット表紙の千代紙は4分の1にカット(B6に)上の2枚を使いますつまりB4の紙1枚で2冊分取れますA4の和紙はまず半分に(A5)→半分に折って見返しさらにそれを半分に(A6)→表紙の台紙・次にA5...俳句手帖の作り方

  • リベンジ俳句手帖

    自粛生活中に作ってみた俳句手帖以前の記事でご紹介しましたけど綴じ糸が木綿の縫い糸だったため見栄えがいまひとつでしたそこでまだまだ自粛は続きそうなのできちんとしたものを作ろうと和綴じ用の糸を取り寄せました表紙の柄も3種類こんな感じに仕上がりました題せんを付けました角裂れやこよりで綴じるところは難しく私がやると汚くなってしまうので省きました簡易版和綴じ俳句手帖ですとは言え糸で綴じるところは四苦八苦ネットやYouTube、鳩居堂さんの俳句手帖を見ながらああでもないこうでもない作ったのでよく見るとあちらこちらに「あれれ」という所がありますが素人作品なのでお目こぼしを〜カルチャーの生徒さんにプレゼントしようと思います真ん中は男性用女性用はどちらかを選んでくださいねいつになったら再開されるのやらですが…リベンジ俳句手帖

  • 響焔5月号より〜聰俳句鑑賞

    ははがおおぜい母の日の江東区江東区でも豊洲などの湾岸エリアの方に行くと、確かに若いお母さんが小さい子供を連れてショッピングなどをしている姿をよく目にする。きっと子育ての援助が色々とあり人気のエリアなのだろう。それはともかくとして、母の日を詠んでいるわけだが、一親等の目ではなく、勿論二親等の目でもなく、すこし距離を置いた目で母の日を眺めている。当事者として母の日の句に存在してしまうと、どうしても母への思いが強く出てしまい、そうすると結局既視感のある句になってしまいそうだ。「ははがおおぜい」とひらがなにすることによって、作者の親子連れを見る温かい眼差しも感じられる。その配慮が心憎いなぁ。響焔5月号より〜聰俳句鑑賞

  • ちょっとだけ成田山参道

    私の職場は成田にあります1時間かけて通っております…遠い…外出自粛のためその仕事も週に一回になりました先週の金曜日になりますが始業時間より40分程早く成田に着いた私は成田山参道まで行ってみました最初の目的は柳家さんの栗蒸し羊羹と鷹匠さんの鉄砲漬けを買うことでしたがはたと気がつきました「そうだ、三橋鷹女の像があるんだった」俳女となどと自称しているのに俳人より食べ物にまず意識がいくあたりツメが甘いと言わざるを得ませんね…実物大かしらとても小柄なかたカップルが一生懸命に読んでいました「成田、やるじゃ〜ん」と彼女の感想昔の女流俳人はいずれも情熱家ですよね激情型と言っていいほど心に秘めた想いが沢山あったのでしょうねなんてことを思いながら最初の目的を果たすべくまずは柳家さんへ(成田には「米屋」という大きな和菓子屋さんがある...ちょっとだけ成田山参道

  • 続シマフクロウによろしく

    響焔の山崎聰名誉主宰の著書「続シマフクロウによろしく」が届きましたこれは毎月の響焔誌の編集後記として書かれた名誉主宰の言葉をまとめたもの私は俳句入門書の類いは一冊も持っていませんずっと句会と響焔誌だけで勉強してきましたリアル句会に行けば入門書に書かれてあるようなことは自然とわかってきて身に付きますそして結社誌は毎月届くのですからそれを熟読すればもう充分な俳句の勉強になります沢山の句に出会え鑑賞しそうすることで俳句とはどういうものかもわかってきますそして主宰の編集後記を読めばもう他の本は必要ありませんでしたひとつだけご紹介します「土壌を豊かに」大相撲の横綱白鵬は、モンゴル人だが、日本人以上に日本人の心を持っていると思うことがある。かつて(稽古だけで強くなるのには限界がある。心を豊かにすることも、一人で考え込むこと...続シマフクロウによろしく

  • 俳句手帖を作ってみました

    不要不急の外出を控えていらっしゃることと思います句会もしばらくは中止、というところが多いのではないでしょうか?句会がないと俳句もなかなか出来ない、ということはありませんか?私はだめです全然出来ない…でも投句の締め切り日は変わらないので作らないといけないのですよねどうしよう…俳句は出来ないけど時間はたっぷりあるわけですずっとやってみたいと思っていたことこの機会にやってみましたそれは俳句手帖作りいつもは鳩居堂さんのものを使っています表紙が綺麗な千代紙のものそれに似たものを作ってみましたまずは材料を揃えますA5の和紙は文字を書くノートの部分用A4の少し厚めの和紙は見開きと表紙の裏に貼るもの千代紙は表紙用厚めのA4の和紙を半分に切って見開きに更に半分に切って表紙裏に表紙と裏紙の大きさの違いはこのくらい余った部分は折り込...俳句手帖を作ってみました

  • 春の闇

    ドロップの缶振って出す春の闇モニカ春の闇

  • 桜から

    桜からはじまる月日少女らよモニカ桜から

  • 響焔4月号より〜聰俳句鑑賞

    海からの風に四月の濃い生毛「なんだこれは」と思った。四月という月に生毛をはえさせた。しかも濃い。気持ち悪い。いや違う。「四月の」と「濃い生毛」の間には断層があって、何かの言葉が隠れているのだ。何だろう。「男」ではあたりまえ。「女」うわ、いやだそんなの。「外国人」いやいや、そういう人間ではないのではないか。「小鳥」もしかして「ひこばえ」かな。そうか、もっと心象的なものなのかもしれない。時は四月。希望のような、はたまた憂鬱か…。いやちょっと待て。「海からの風に」と言っているではないか。ここにも謎解きの鍵がありそうだぞ。まさに作者がいつも言っている「想像の余地のある句」である。色々と想像した。だが多分どれも違う。響焔4月号より〜聰俳句鑑賞

  • 春の雪

    春の雪きれいなさよなら云うためにモ春の雪

  • ソール・ライター

    少し前になりますが渋谷Bunkamuraで開催されていたソール・ライター展に行ってきました絵でも写真でも対象の捉え方とか、それをどう強調するかまたは省略するか配置はどうするか色彩は?など俳句に通じるところがあってそんな目でいつも鑑賞してしまいます今回のソール・ライターもそういう意味でもとても俳句的に響くものがありました最後の1枚私が1番好きな作品です大胆な構図にハッとさせられます俳句も人に見てもらうものという意識があるならやはりハッとするものがなくてはと思っているのでこういう作品は素通り出来ずにしばらく作品の前に佇んでしまいました大胆な構図にシビれますカッコいい!クールだ!俳句の上達の道のひとつとして俳句以外の芸術や文化に触れるそこで感性を磨くという方法があると思います俳句だけではなくその他のものにも目を向けて...ソール・ライター

  • 響焔3月号より〜聰俳句鑑賞

    蜜柑甘くて赤いジャケツの彼がいない久しぶりにこの句を読んで、腑に落ちたことがある。私の句に比較的「彼」という言葉が多いのだが、それは多分掲句の影響だ。作者の第一句集『海紅』が上梓された昭和五十四年、十七歳の私がこっそり句集を読んでこの句にひっかかった。俳句に対してなんの興味も関心も知識もない高校生が「いいな」と思ったのだ。「赤いジャケツの彼がいない」のか…。もしかするとこの時に少し、俳句を意識しだしたのかもしれない。そのあと二十年も俳句とは無縁だったのだが。こんな古い句を持ち出して、と作者は思うだろう。だが「哲学とフランスと彼林檎齧る」「彼の名はショスタコビッチ鳥帰る」などの迷句は掲句のおかけでできたのだ。きっと。麗しき師弟関係ではないか。響焔3月号より〜聰俳句鑑賞

  • 千葉句会・2月~一番言いたい事は言わない

    ご無沙汰をしておりますいつもはスマホから投稿しているのですが何故かここ数日、スマホのブログ画面が開けない・・・ですので久しぶりにパソコンからの投稿ですコロナウイルスが猛威をふるっております皆さまにおかれましてはご無事にお過ごしでしょうか響焔も3月は句会が悉く中止になりました例年3月のはじめには同人懇親会兼句会があり一年間の行事予定などの話もあるのですがそちらも中止との連絡が・・・句会がないと月末に投句する句が困るのですが・・・さて今月の名誉主宰の言葉より・あまり強い意志を押し付けない→そう思ったら逆にやさしく言う・自分の経験をそのまま五七五にしても俳句にならない・意味はどうでもいい・一番言いたいことを言わない。二番目を言う「一番言いたいことを言わない」さぁ、またまた名誉主宰らしいぶっ飛びコメントです「だって、言...千葉句会・2月~一番言いたい事は言わない

  • 響焔2月号より~聰俳句観賞

    今年度より山崎聰名誉主宰の句を観賞する「聰俳句観賞」のページを2年間担当することになりましたこちらのブログでもご紹介したいと思います響焔誌よりの転載です雪の中子が子を連れて魚津駅一読、雪国の駅で手を繋いでいる幼子が見える。姉と弟だろうか。仕事から帰ってくる親を迎えに来たのか。それとも姉弟で祖母の家に出かけて帰ってきたのか。雪国の一日は短い。午後三時ともなれば、雪が降る日はもうすっかり空は群青色だろう。「気を付けておかえり」と声を掛けたくなる...。自解によると、全部フィクションだそうだ。「雪の中」も「子が子を連れ」も「魚津駅」もばらばらに見たのだそう。まさに俳句は事実を基にしたフィクションということか。俳句のタネをしまっておいた引き出しを、開けたくなる何かのきっかけがありこの句ができたのだろう。それなのに...響焔2月号より~聰俳句観賞

  • 千葉句会・1月~言わないで言う

    ご無沙汰しております久しぶりの更新となりました今年最初の句会のご報告ですベテラン揃いの句会なので山崎名誉主宰の言葉は少なめです・見たものから何を感じ取ったか・観念と感覚を上手に処理する・「~すれば」という形はできれば避けたい・何も言ってないけど言っている。それがいい句・言わないで言う。言ってしまってはだめ「言わないで言う」...なんのこっちゃ?ですよね多分こういうことかと私なりの解釈を...何かを言いたいから句を作るのだけどその言いたいことをモロに言わず象徴的に表現しながら十七文字の俳句にした結果その作者が言おうとしていることが伝わる...そんなことかと思います要はいつもこのブログでも書いていますがあからさまに説明しないということでしょうか「こうしてああなってこれこれで感動した以上!」では、読者も「ああ、そうで...千葉句会・1月~言わないで言う

  • 烏瓜

    烏瓜すでにこの世のことでなくモニカ烏瓜

  • 着膨れ

    軽口もあなたの愛も着膨れてモニカ着膨れ

  • 冬隣

    冬隣カラマーゾフに迷い入るモニカ冬隣

  • 東京句会・12月~万人にわかる句

    山崎主宰が千葉県以外の句会に出席されるのも今月が最後となりました丁寧な指導の恩恵に与った俳人は幸せでしたそしてこの句会の出席者は本当に俳句が好きで本当に真面目に俳句を学ぼうとしているのだと昨日はつくづく感じましたそんな俳人の句会なので主宰の言葉も少なめです・わかってもらおうとしない。万人にわかってもらえる句はない。だが、伝える努力はすべき・やさしく言う。がんばらない(格好つけない)・「~は」この形は句がそれ以上にならない。決めつけない。はじめの頃はなんとか句の意味をわかってもらおうとしますその結果、言い過ぎてしまうのです説明過多になるのです材料豊富になって焦点がボヤけるのですいいじゃない全員にわかってもらわなくても誰かはわかってくれるそう信じて読者を信じてスッキリした句を作りましょうでも独りよがりはだめよ知って...東京句会・12月~万人にわかる句

  • 烏瓜

    烏瓜すでにこの世のことでなくモニカ烏瓜

  • 紅葉かつ散る

    「紅葉かつ散る曲がっても曲がっても」紅葉かつ散る

  • 千葉新人句会・11月~インパクト

    昨日は寒かったですねダウンコートを着てマフラーを巻いてそれでも冷たい雨が降っていたので体の芯から冷えましたこの季節が私は一番風邪を引きます気温の変化に体が付いていけないのでしょうでは主宰の言葉です・五七五のリズムになるべく乗せる。中六→×・もろに言わない・発想の転換をする・何を先に言うか。何を後に言うか・どういう風に言ったらインパクトが出るか・たった十七文字なので、どういう順番で言うかを考える・すぐわかってしまうと句の底が浅くなる・重複した言葉は避ける・景だけでなく情(作者の心)が欲しい・作者がものを言わない(説明しない)昨日の朝の番組にヘアデザイナーの上田美江子さんが出演していましたその中で美容学校の生徒さんへの言葉として「なぞらない!クリエイトする!」というのがありましたそうか主宰が言っていたのもこれか「俳...千葉新人句会・11月~インパクト

  • 秋の末席

    「赤や黄やその他は秋の末席に」モニカ秋の末席

  • 千葉句会11月~ドラマ性を消す

    約一ヶ月ぶりに句会へ行ってきました実は家を出る1時間前まで一句も出来ていませんでした「今日も休んじゃおうかな...」ふと思いましたが「だめだめ、休み癖ついちゃう」と思い直し家を出るまでの1時間で三句作りました家人には「これから籠って作りますから」と言って布団の中に潜り込み集中やれば出来るものですね三句、作り上げましたよ案外、そういう方がいい句が出来るのかもしれません主宰の特選一句、並選一句特別選者の方の特選をいただきました上出来!では主宰の言葉です・ドラマ性を消す・もろに人生のことを言わない・ごとし俳句は陳腐になりやすい・「~も」→安易に使わないあまりにもドラマチックな句だと読者は逆にシラケませんか?ドラマチックな割には内容が薄い...ということになりがちのような気がしますそっとほのかに静かにだけどしみじみとす...千葉句会11月~ドラマ性を消す

  • うろこ雲

    「春の最後でうろこ雲を見て」モニカうろこ雲

  • 黒葡萄

    「夜の気配まといて黒葡萄甘し」モニカ黒葡萄

  • 山時雨

    「いくつめの橋なのだろう山時雨」モニカ山時雨

  • 十一月

    「やや傾ぎ十一月は舟のよう」モニカ十一月

  • 2019/10/26

    先月末に母が亡くなりました葬儀も終わり今は亡くなった後の手続きや片付けなどをしています今はまだ忙しさもありますが俳句に向かう気持ちになれなく今月はすべての句会を休んでいますそのようなわけで記事にすることがありませんですので私が所属する「響焔」誌の今月号より主宰の言葉をご紹介します編集後記の山崎聰主宰の言葉より「『下手上手は気にするな。上手でも死んでいる画がある。下手でも生きている画がある』と云ったのは、画家の中川一政だったか。世阿弥も『上手は下手の手本なり。下手は上手の手本なり』と云っている。通底するものは同じだろう。俳句も同じことが云えるのではないか。うまいなあと思うが感動しない俳句。決してうまくないのだが、何か心に訴えてくる俳句。つまり俳句も、かたちではなく、こころだということか。」また巻頭ではこうも言って...2019/10/26

  • 金木犀

    金木犀

  • 千葉新人句会・9月~季語から入らない

    今年ももう4分の3が終わるのですね早いですね~今月は今まであまり言われていなかった(と思う)とても重要なことを教わりましたまずは箇条書きにて...・事柄を言っても詩にならない。説明にはなるが、それには俳句は必要ない・事柄を言うとドラマになってしまう。ドラマにしない・当たり前のことを当たり前に言ってもしょうがない・俳句は大きく詠ったほうがいい・俳句はポーズではない・俳句は「切れ」の文芸。どこがで切ることを考える・景を言おうとしないほうがよい。散々言われているから・ここぞと思うところでドーンと飛ぶ・一句の中に動詞はなるべく二つ入れない。動詞は説明する語・俳句は、どう言うかというテクニックが大事。作者の人生観、哲学がかかわる・言いたいこと、感じたことがあって、それに季語をつける・季語から入って俳句を作ろうとすると季語...千葉新人句会・9月~季語から入らない

  • 千葉句会9月~忌日

    千葉句会はレベルが高いと言われていますだから選句も楽しいけれど大変素敵な句が沢山あってなかなか6句に絞れない最後は自分の好みになりますそうやって最後に落としてしまった句が主宰の句だった...と、いうことはよくありますすみません、主宰😅主宰の言葉です・二物衝撃は関係がありすぎたら面白くない。だけど少~しだけ関係があるように・「~のあり」は説明。避ける・575のリズムは守る。下語4音は×・言っている意味はひとつ・季語が大きいと他がかすむ。季語を控えると他がクローズアップされる・「~て」...て切れは避ける・忌日について太宰の忌...季語ではない桜桃忌...季語今回「かな女の忌」と「靄」を取り合わせた句がありました素敵な句だな、と惹かれたのですがあれ?季重なり?と思いいただきませんでしたですので最後の...千葉句会9月~忌日

  • 猫の句

    わたくし、ただ今句作に苦しんでおります恐怖の茶封筒が来てしまったからです「解説しよう。恐怖の茶封筒とは、響焔俳句会で恐れられている『特別作品依頼』の通知である。その通知がいつも茶封筒に入れられ送られてくるので、ポストにこれが入っているのを見た瞬間、心臓が止まりそうになる。何故ならこれはほぼ断ることができない。よってこれを受けた者は、毎月の投句以外に更に指定の句数を作らなくてはいけないという、それはそれは苦しい一月を強いるられるのである。」最近来ないな~、ラッキーなんて思っていた矢先でした...締め切りは9月25日そろそろ作り始めないとと、俳句手帳を広げてみたけど一向に何一つ出来やしないそんな苦しみの俳女を見ていた我が夫「猫の句、作ったら?」なんて軽く言うのです確かに我が家には猫、いますけどね猫好きですがどうして...猫の句

  • 東京句会9月~大事なのは「選」

    昨日は久しぶりに東京句会に出席致しました句会後に山崎聰主宰の米寿の祝賀会があるということで句会の参加者は45名!出句数は90!主要同人の方も勢揃い!力作揃いの楽しくも刺激的な句会でした今回主宰は「大事なのは『選』である。作るのは波があり、出来るとき出来ないときがあるが、『選』はウソをつかない。今の自分の力が出る。今日は皆さんの『選』もよかった」とのことでしたもっともですね「選」は自分がわかる句しか採れませんわからなくても何か感じる句引っかかる句そういうものを採るわけですから選者の力が如実に出るのですねそう考えると毎回の句会の選力を抜くわけにはいきませんねさて今回の東京句会は句会終了後に山崎聰主宰の米寿の祝賀会がありました祝賀会のみ参加の方も含めて60人の皆さんが主宰の米寿をお祝いしましたそしてこの席で主宰から重...東京句会9月~大事なのは「選」

  • カルチャー俳句教室

    4月から山崎聰主宰のあとを継いで公津の杜のセブンカルチャー俳句教室の講師をしています毎回「響焔」誌の編集後記や巻頭の主宰の文章を私なりの解釈を入れて説明しています昨日のテーマは「事実から離れる」事実をそのまま五七五にしただけではなかなかいい俳句にはならない事実→俳句この矢印のところで色々なことを考えますその作業が作句楽しく苦しいところですその過程でもしかすると最初につかんだ事実とは違ってくるかもしれないでも俳句としてよければそれでいい俳句は事実をもとにしたフィクションですと、いう話をしたら生徒さんからこんな話が「俵万智のサラダ記念日は、本当はサラダでなく唐揚げ、七月六日でなく七月七日だったそうですね」唐揚げでは詩的じゃない七月七日では七夕で出来すぎだそこで事実→短歌この矢印のところで色々なことを考えたわけですね...カルチャー俳句教室

  • 花の句

    長い梅雨のあとは猛暑到来今日も暑いですこの暑さは台風の影響とのこと日本列島の西には台風東は暑さ全国的に厳しい天候です皆さま、くれぐれも用心くださいさてここのところ私事に忙しく俳句をこっちに置いている日々でしたやっと落ち着いた今日久しぶりに俳句と向き合っております...しかし出来ん!一句も出来ないそんなときにはこれもう20年も前に発行された山崎聰主宰の「季語のある風景」を読んでみます月毎にその季節の季語とそれにまつわるエッセイが添えられた響焔誌に連載されたものを纏めたものですさっそく8月の章を見てみましょう「炎天」「蟹」「花火」「汗」など全部で12の季語について書かれていますそのなかで「夾竹桃」の章にこんな言葉がありました「花などを俳句で扱うのは実に難しい。絶対にその花でなくてはならないという、動かぬものとして一...花の句

  • 千葉句会・7月~何が何してなんとやら

    久しぶりの千葉句会でした憧れの俳人さんも沢山参加のこの句会自分の句の出来はともかくそういう方々の句や講評を聞けるというだけでとても勉強になる句会です今はネット句会などもありますが点盛りだけで終わってしまうとなかなか勉強というところまではいきません是非、リアル句会に行って生のやり取りを体験してください独学の10倍の早さで上達できます!(ちょっと盛りすぎかしら?😆)でもそれぐらいの価値がありますよ主宰の言葉より・歳時記はどうでもいい。自分の言葉で・俳句は説明しない。してはいけない・「~が」「~で」などの濁り言葉はなるべく避ける・物語りにしない。景だけにする・曖昧はハッキリと。ハッキリしたことは曖昧に・原因→結果にならないように・固有名詞の使い方は要注意・全部言わない・読者が勝手に想像すればいい。作者...千葉句会・7月~何が何してなんとやら

  • でんでん虫

    でんでん虫、最近見なくなりましたよね子供の頃は雨上がりには必ず見つけられたものですが掌に乗せて目をつついたりしたものですてんとう虫もあまり見かけません赤いななほしてんとう先日駅のトイレの洗面に止まっていたのでこんなところでは死んでしまうと思いそっと掌につつんで駅前の植栽に逃がしました当たり前にいた懐かしい小さい虫が少なくなりましたどこに行ってしまったのでしょうねどこかで生き延びてて欲しいものですでんでん虫

  • 千葉新人句会・6月~季語!季語!!季語!!!

    梅雨ですね一昨日の産経新聞の産経抄に日本文学者のドナルド・キーンが「桜の咲く季節、新緑、紅葉の季節」を差し置いても「梅雨の季節に最も心惹かれる」と、エッセーに書いているとの記事がありました我が意を得たりですゲリラ豪雨はいやだけど昔ながらの梅雨の風情ってとても日本的でなんとも落ち着くのです緑の葉っぱはしっとりと濃くなり雨の音もいい髪は膨らみ乱れ足元は濡れて気持ち悪いんだけどなーんかいい溜まっていく洗濯物だけは悩みの種ですが...今月もまた仕事の関係でふたつの句会に行けず久しぶりの更新になりましたでは主宰の言葉から沢山あります!・比喩はわかりすぎてはダメ・外国の花は歳時記に載っていなくても季語(季節のあるものは季語になる)・6~7割の人が知っている言葉を。特殊なことは言わない・外国の景を詠うのは俳句としてどうか?一...千葉新人句会・6月~季語!季語!!季語!!!

  • 千葉新人句会・5月~その通りでは俳句にならない

    今月は仕事と句会が重なってしまいふたつの句会をお休みしましたやっと昨日千葉新人句会の方へ出席できましたこちらでは披講を担当しているのでなるべく休まないようにしないとね...披講って勉強になりますね読めない漢字や知らない言葉沢山ありますのでそれをスマホで調べたりまわりの先輩方にお聞きしたりで随分私の知識も増えたのではないのかな今回もありましたよ「木鉦」「鸛」「須弥壇」さあこれら、読めますか?何かわかりますか?答えは...調べてくださーい🤗主宰の言葉より・俳句は事柄を言うものではない・俳句は全部言わない。ちょっと前で止める・否定よりも肯定で・俳句は自然に言えばいい。頑張ることはない・見たものを全部言おうとしない・忌日はぴったりでも関係なくてもダメ・感動は言葉で加えない。心で加える・俳句は体言の文芸・...千葉新人句会・5月~その通りでは俳句にならない

  • 千葉新人句・4月~俳句は一瞬の驚き

    関東ではソメイヨシノが終わり八重桜が満開の季節になりました八重桜が咲くと例年ならもうコートはいらなくなるのですが今年はまだコートどころかショールまで欲しくなる寒さがあります衣替えはまだ先でしょうかさて主宰の言葉です・俳句は一瞬の驚きを云う。意味を云う必要は全くない!・わからないくらいの方がいい・動詞は説明。多用しない・朧は夜と決まっている。「夜の朧」というのはない・俳句は解説するものではない詠むときも読むときも出会った一瞬の勝負!ああだこうだ説明や解説するものではない俳句は短いですからねそういうことには不向きなのですね千葉新人句・4月~俳句は一瞬の驚き

  • 千葉県俳句大賞受賞

    「響焔」の山崎聰主宰が今年の千葉県俳句大賞を受賞されましたこの賞は千葉県に在住する作家の昨年一年間に刊行された句集を対象に表彰されるものです第四回の千葉県俳句大賞に山崎聰主宰の「流沙」が選ばれましたここに主宰の自選二十句をご紹介します「流沙」童心のかすかなゆらぎ花筏全景はほたるぶくろの中にこそ寒蟬の鳴き尽したるあとの空蓑虫のきのうをいまだひきずりてにっぽんのうすぐらいところから蝶戦争と敬老の日の三輪車晩節は花野に眼鏡置くような火男もいる十一月のカレンダー正月というはさびしき紙の舟刃物屋に少年二人雪が降る蛇穴に入りたるあとの人のくらしすこしいびつこれが昭和のおぼろ月父の日の父と活断層の真上しかしあるいはそれゆえに重信忌炎天の崩れる音として加齢それからのおとこのくらし赤とんぼ流星の墜ちゆくさきを修羅というほのあかき...千葉県俳句大賞受賞

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