令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和4年7月31日(日)ラジオ体操ラジオ体操は、NHKが1928年に「ラジオの伴奏に合わせて国民一人一人が体操を行うため」の放送を開始した。7月31日(日)朝6時30分、NHKの第61回「1000万人ラジオ体操みんなの体操祭」が愛知県一宮市の光明寺公園球技場で催された。事前に申し込みされた方、凡そ1000人程が早朝から集まる。現在、巡回ラジオ体操は夏休みの間全国を回り朝6時30分から実施されているが、今回は最初に「テレビ体操」が加わった。「手首のぶらぶら」「開胸運動」「全身の筋肉をほぐす運動」「首の運動」「全身の瞬発力を鍛える」「背筋・足腰の運動」「血行を促進する運動」等を行う。普段あまりTV体操をした事の無い方が多く、戸惑いながらリーダーの動きに合わせぎこちなく、それでも懸命に手足を動かしていた、、、、...ラジオ体操
令和4年7月30日(土)朝顔:牽牛花熱帯アジア原産というヒルガオ科の一年生蔓草奈良時代に県投資が中国から薬用として種子(牽牛子)を持ち帰った。アサガオの種の芽の部分には下剤作用の成分が在る。朝顔を観賞用として栽培されたのは鎌倉時代以降であるが、朝顔の栽培が盛んになったのは江戸時代といわれる。朝顔の名は、朝咲く花の意とも、朝の容花の意ともいう。茎は左巻きで、夏に葉の付け根にラッパ形の大きな花をつける。朝顔の品種や色も様々あり、花の色は白、紫、紅、藍、絞りなどがあり、その形も獅子咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりと様々に変化する。朝顔の種子の色は黒、茶、白などがある。花は大きく開いた円錐形で、一輪の花の一番外側に萼が5、花弁5,雄蕊は5,雌蕊は1を有する。それぞれの花弁の中央に放射線状の中肋が走っている...アサガオ
令和4年7月29日(金)蝉時雨青空に湧き上がる雲が日差しを受けて輝き、暫くして肌に纏わる様に汗が噴き出て来る。カッと照りつける太陽の下、一斉に鳴き出す蝉の声。夏にはなくてはならない風物なのだが、、、、、このところ熱帯夜が続き、時に真夜中の寝入り端に雷鳴は容赦なく、眠られぬ日々が続いた。白々とする頃、新聞を手にベランダ側の窓を開けると、一斉に飛び込んでくる蝉の声、、、、、、、睡眠不足の体に、鬱陶しさが孕んでまた窓を閉める。蝉は5年程を地中で、木の根の汁を吸って過ごして、最後の年に地上に出て孵化して成虫となる。地上に出て1週間ほど、僅かな時を一生懸命に鳴いている。それこそ皆で競うように、、、、、。そんな事とは露知らず、「喧しい、」「鬱陶しい」等と、我々(私、ヤギ爺)はつい、グチを零してしまう。夥しい空蝉、この...蝉時雨
令和4年7月28日(木)白粉花:おしろい花、夕化粧熱帯アメリカ原産のオシロイバナ科の多年草、草丈60~70cm。(江戸時代初期頃に渡来し、垣根などに植えられる。フォー・オクロックと呼ばれるように、夕方から芳香を放ちながら咲き初め、翌朝には萎んでいる。夏から秋にかけて紅、白、黄、絞り等の色とりどりの漏斗(ラッパ)状の小花が咲く。花の一個ずつに黒い種子があり、中に白い胚乳が白粉のようなのでこの名が付いた。実際昔はおしろいの代用にしていたようである。中国語では「洗藻花」(風呂に入る時間から)とか、「煮飯花」(夕飯の時間から)などと呼ばれる。昼間は眠るように萎んでしまう、おしろい花は、明るい時は花を閉じて居り、夜になると強い芳香を発して虫を呼び寄せる。日本では夜間に活動する「スズメガ」が、漏斗状の花中に入り蜜を吸...白粉花
令和4年7月27日(水)胡瓜:きゅうり、木瓜ウリ科の蔓性一年生植物、原産はインドと去れ中国を経て渡来。平安時代には栽培されたと在るが、本格的には江戸時代である。蔓性草本、雌雄異株で初夏に黄色の花をつける。果実は細長く緑色で棘上のいぼが在り、熟すると黄色くなる。若い果実を生食し、また漬物、ピクルスが一般的である。胡瓜は巻きひげによって絡む性質があり、支柱を立てて攀じ登らせて栽培する。濃緑色の微毛の在る葉をつけ、初夏に単性花を開く。細長い青い実は、漬物や胡瓜もみ、サラダ等、夏の盛りの味覚として重宝される。「胡瓜」の呼び名は、中国音で「クークワ」だが、日本人には発音しにくいために、「瓜」を日本読みの「ウリ」と発音して「クーウリ」から「キュウリ」なったと考えられている。現在、中国植物名では「胡瓜」を「コカ」という...胡瓜
令和4年7月26日(火)コロナワクチン4回目の接種昨日(7月25日)、「新型コロナウイルスワクチン」の4回目の接種を終えた。炎天の午後3時過ぎ、ワクチン接種会場の港診療所へカミさんと二人で出かけた。接種券(名古屋市発行)と、本人確認の出来る身分証明書(健康保険証等)を提出する。事前に申請した問診票を基に担当医師より診断を受ける。「以前(3回目迄)の接種の後、何か問題はありませんか、副作用とか?」私は3回目の後上腕に少し痛みが在った程度だが、カミさんは発熱(38℃程)が2,3日続いた。皆さん同様に上腕の痛みか発熱が在った様だが、酷い症状ではなく今回の接種に望んだようである。接種が始まった当初は、書類審査・問診等に手間取った様だが、今回は接種の手際が良くスムーズに進んだ。接種後の待機時間も含め30分程で無事終...ワクチン接種4回目
令和4年7月25日(月)夾竹桃キョウチクトウ科の常緑低木、高さ3m程。インド原産で、日本へは江戸時代に中国より渡来した。公園や緑地帯等に多く植えられている。夾竹桃の由来は、葉が竹に花は桃の花に似ていることから「夾竹桃」と名付けられた。細長い葉が輪生し、枝の先に直径4~5cm程の花が集り、淡紅、紅、白、黄色、八重咲き等がある。花期は6~9月頃まで咲き続けるが、炎暑のこれからが最も花が盛んである。日本人には終戦の頃の苦い記憶に繋がる花である。原爆投下の後の広島の街は全く花が咲かなかった。そんな頃、街は復興の期待を込めて街路に夾竹桃を植えた。これが見事に花を咲かせ、昭和48年に広島市の「市花」に認定された。夾竹桃の枝先や葉から出る乳液には毒性があり注意が必要である。強力な毒成分は、夾竹桃を燃やした煙の中にも毒成...夾竹桃
令和4年7月24日(日)コレラとコロナコレラ:虎列刺、ころりコレラ菌に依って腸が冒される法定伝染病。猛烈な下痢と嘔吐のために脱水症状に陥り、便が米のとぎ汁状になるのが特徴である。安政5年(1858年)の大流行以来、明治時代、大正時代にも流行し、高い死亡率のため「ころり」と言って恐れられた。コレラはインドのガンジス川の三角州が発祥源で、アジアやヨーロッパ各地に広がったが、現在では海港検疫により流行はなくなった。(時に海外旅行者による発症が報告される程度)「コレラ船」は、船にコレラ患者が出たため入港を禁止されて、港外に停泊させられた船ことをいう。そう言えば、これに似た例が、、、、、コロナ騒ぎの発端となった、2年前(2020年1月20日)に横浜港へ入港のクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」の乗客からコロナ感...コレラとコロナ
令和4年7月23日(土)大暑二十四節気の一つ。次の節気の立秋迄を「大暑」の気に入るという。文字通りの夏の最も暑いときで、暑さの絶頂にある。土用鰻夏の「土用の丑の日」に食べる鰻のこと。土用とは、小暑から立秋迄の一年で最も暑い時期(大暑)をいい、その時期に夏バテ防止のために食べる鰻を指す。この日は「鰻屋」が大繁盛し、一年で最も忙しい時である。鰻は栄養価が高く関東では背開き、関西では腹開きにして、白焼きや蒲焼等にして食する。この日に鰻を食べる習慣がいつ頃から始まったのかは定かではないが、江戸の中期に平賀源内が鰻屋から頼まれ考案し、「土用にうなぎを」と宣伝、また「この日の鰻は薬になる」と吹聴したことが、発端とされているようだ。平賀源内の肖像:中丸精十郎筆平賀源内は江戸中期の享保から安永(1728~1780年)の蘭...大暑、土用鰻
令和4年7月22日(金)新生姜:はじかみ生姜は熱帯アジア(インド)原産のショウガ科の多年草世界で広く栽培されている。茎葉の基部の地下茎が肥大したものを「生姜」という。香辛料、あるいは生で食し、生薬としても用いられる。地上には葉だけが出る。真直ぐに立った茎の両側に長楕円形の葉を互生したように見えるが、実際は葉柄が折り重なり巻いたもの。花は夏の終りに根茎から別の茎が伸び、高さ20cm程の花茎を伸ばしその先端に鱗片の重なった苞葉がつき、その間から開花する。日本では気温が足りず、開花するのは稀である。日本へは2,3世紀頃に中国から伝わり、奈良時代には栽培が始まったとされる。日本での生姜の古名は「椒」(はじかみ)という。英語名は「コモン・ジンジャー」で日本ではジンジャーと呼ばれている。(ジンジャーエール等)一般的に...新生姜
令和4年7月21日(木)夏休み:夏期休暇学校や会社、官庁等で夏期に取る休暇のこと。期間はそれぞれ異なるが、7月から9月上旬の間に取る。一定の期間を定めて一斉に休暇を取る所や、交代で取る所もある。帰省、旅行、避暑、研修、アルバイト等その目的は様々あるが、その期間を上手く活用している。学校では夏の暑さを避けて一定の期間の授業を休む。公立の小中高校では7月20日前後から8月中を夏休みとする。然し東北や北海道などでは、冬休みを長くする必要があり、夏休みを短くするところも在るようだ。愛知県内の公立小中学校では7月20日、一学期の終業式が行われた。教室でリモート、3年連続で新型コロナウイルス下での夏休みである。名古屋市内の小学校では体育館に集合(中にはリモートで各教室で挨拶を聞く学校も在る)し、校長先生が児童を前に「...夏休み
令和4年7月20日(水)百日紅:さるすべりミソハギ科の落葉低木、中国原産。高さ3~7m程。日本へ渡来したのは、元禄(江戸時代)の頃といわれる。夏から秋にかけて(7~9月)桃・紅・紅紫・白色等の直径3cm程の小花が枝の先端に群がり咲く。紅色、白色、花期が長いために百日紅(ひゃくじつこう)の名がある。花は華やかだが、小さく零れやすい。枝先に伸びた花序に下から順に多数咲き上がる。雌雄同株で縮れた6枚の花弁は扇形をして居り、それに囲まれて1本の長い雌蕊と、先端は黄色く短い多数の雄蕊がある。葉は楕円形で四綾の在る枝に対生。葉の長さは5cm程幅は2~3cmで、葉の縁はギザギザがある。樹皮は剥がれ易く、滑らかな幹は猿も滑り落ちると云われ「猿滑」(さるすべり)と名付けられた。木の材質は硬くすべすべし曲がりくねる様子が趣が...百日紅
令和4年7月19日(火)冷素麺:素麺流し「素麺」は小麦粉を食塩で捏ね、胡麻油や菜種油をつけて細かく引伸ばし、天日で乾かしてつくる。これを茹で、冷水または水で冷やしたものが冷素麺である。山葵(わさび)、葱、七味唐辛子などの薬味を加え麺つゆをつけ、一気に啜るのが極上の夏の味覚である。茹でる、薬味をいれ、一気に啜る、兵庫県熊野の「揖保乃糸」、奈良県三輪の「三輪そうめん」香川県小豆島の特産品などが有名である。亦、夏の贈答品、中元等で人気の商品でもある。我が家の昼は、麺類が定番である。うどん、蕎麦、ラーメン、パスタなど年中麺をいただく。冬には暖かいもの、夏は冷し中華、とろろそば、冷麦等殊に今の季節の冷素麺は、その喉こしの良さで、夏バテは全くない、、、?最近では冷やし中華の様に茹でた麺の上に、胡瓜、卵焼き、ソーセージ...冷素麺
令和4年7月18日(月)海の日:海の記念日1955年(平成7年)に制定され、翌1956年(平成8年)から施行された「国民の祝日」の一つ。制定当初は7月20日であったが、2003年(平成15年)に改正された「祝日法のハッピーマンデー制度」により7月の第3月曜日に変更された。海の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法:昭和33年施行)の第2条に「海の恩恵に感謝すると共に、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省は「世界の国々の中で海の日を国民の祝日としている国は、唯一日本だけ」と強調している。また海の日の行事として「国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が施行されるよう努めなければならない」と定めている。海の日の由来は、1876年(明治9年)、明治天皇が東北地方へ巡幸された際、...海の日
令和4年7月17日(日)戻り梅雨梅雨明けの後、再び梅雨のような天気に戻ること。何日も暑い乾いた晴天が続きいたあとに、再び天気が崩れぐずついてしまう日が多くなる。今年は6月27日に関東甲信、東海、九州南部で梅雨明け宣言をし、平年より22日も早い梅雨明けである。そして記録的な暑さがやって来たかと思えば、一転し各地で大雨となり、早まる梅雨明宣言を懸念した通り「戻り梅雨」となった。(再び梅雨前線が張り出す)これは気温の低いオホーツク海高気圧が強まり、日本周辺の太平洋高気圧の影響が弱くなり、日本付近には暖かく湿った空気が流れ込み易くなって暑さが弱まり雨が続くようになったとの見解である。上空の寒気を伴った低気圧の影響で、大気は不安定になったようだ。過去には、2013年にも気温の低いオホーツク海高気圧が強まり、太平洋高...戻り梅雨
令和4年7月16日(土)冷房:クーラー暑さを忘れさせてくれる装置。エアコン(クーラー)等の装置を用い、室内の気温を外気より下げて涼しくすること。今から半世紀ほど前(50年)に、「3C」とか「三種の神器」という言葉が流行していた。そのうちの一つがクーラー(COOLER)であった。勿論、大方は電気を使用したので、その頃はデパートや大劇場ビル等にしかその設備はなく、各家庭内には無かった。私の幼い頃には映画館も、天井に大形の扇風機(プロペラ形)が廻っていた。その後徐々にクーラーが普及し始めて、映画館やパチンコ店、喫茶店などにも設置し出した。高校野球の始まる頃には、喫茶店に集まりTVをみつつ冷を取る客が増えていた。私の姉の店(喫茶店)はその頃が舁き入れ時となった。今では、車や列車などの乗り物や屋外施設等にもエアコン...冷房
令和4年7月15日(金)茗荷の子東南アジア原産の野菜の一つ地下茎を持つショウガ科の多年草で、古くに日本へ渡来し里近くの山野の湿地などに野生化する。多くは栽培されて居り、全草に独特の芳香を有する。7月頃に地下の根茎から新しい茎を伸ばし、茎頂に花序を付ける。これを「茗荷の子」といい、花の咲く前の蕾のこと。その後、淡黄色の花を咲かせるが一日で萎んでしまう。この茗荷の子を一般に「茗荷」と呼び、我々が口にする。独特の風味と香りがあり、夏の貴重な食材となる。汁にいれ「茗荷汁」を楽しんだり、刻んで薬味として、冷奴や冷素麺などのつけ汁に加える。他に甘酢漬け、和え物、天婦羅などにして食される。甘酢漬け、和え物、天婦羅、戻り梅雨のような蒸し暑さと猛暑に、食欲が減退する中で我が家では連日の様に「冷奴」や「冷素麺」は欠かせない。...茗荷の子
令和4年7月14日(木)潮路句会6月例会より、日時:令和4年6月11日(土)出席:参加者:8名、欠席者:1名兼題:1)新緑、2)小判草、3)当季雑詠風鈴売目抜通りの風集め玲子潮路抄翔つことを大方忘れ糸とんぼ玲子雨粒を乗せて浮葉の動かざる魚青夏萩の色ちらつかす一枝かな美保子新緑の光りに佇ちし無人駅輝子桜桃忌黄ばみし文庫読み返す千里太宰治忌(6月13日)小判草熟るる小判は数知れず政子車椅子母の軽さや小判草美智子静かなる寺に四葩の賑賑しヤギ爺新緑新緑の中合宿の声弾むヤギ爺来月(8月)の兼題1)踊り、2)閻魔、3)当季雑詠、※来月(8月)は、会場(大手コミュニテイセンター)が盆休みのため、8月20日に開催します。潮路句会例会
令和4年7月13日(水)京都、食べ歩き先週末(7月9日)、娘夫婦と我々(老夫婦)で京都へ出かける。名神高速道路の一宮インターから1時間30分程、京都東インターを降りる。此処からは祇園へは僅か6km程、清水五条の交差点を右折すると、直ぐに八坂神社が右手に見えて来る。暫く進み、駐車場を見つけ車から解放された。「イヤー暑い、名古屋と変わらんネー、、、、」「茶寮、都路里(辻利)」という、茶房を見つけ冷を取る。1階は、お茶屋さんで茶(玉露、煎茶など)や茶受け等を販売する。2階が茶房となって居り、甘味等を味わう事ができる。茶そばやわらび餅、密豆などを頂く、、、汗がスーっと引いて、、茶房を出、向こう側に見える「知恩院」へ、、、知恩院は、念仏を広めた法然上人が開いたとされる浄土宗総本山。隣接する八坂神社は「祇園祭」の社と...京都食べ歩き
令和4年7月12日(火)夕立:ゆだち、白雨夕方、夏の午後などに降る局地的な驟雨のこと。急に曇って来たかと思うと、大粒の雨が落ちて時には雷鳴が聞こえて激しい雨になるが、短時間で止んでしまう。その後は何でもなかった様に晴れて、また蝉の声が聞こえて来たりする。夕立ちの後には天地ともに生気が蘇えり、清々しさに包まれる。古くは風や波などが夕方に起る現象にも用いられたと云う。山岳地帯では夕立が多く、今日午後1時頃に夕立があると、次の日は2時、その次の日は3時と繰り返すことが多い。先日(9日)娘達と京都へ出かけた際、八坂神社の近くに在る「米、ご飯の美味しい」と、人気のある店に到着した。早くも列が出来、事前にメニューにより注文をする。この頃には雲が立ち込めて、辺りが暗くなって来た。検温、消毒を済ませ30分程で店内へ案内さ...夕立ち
令和4年7月11日(月)蓮の花:蓮池、君子花スイレン科ハス属の多年草、インド原産といわれる。沼や池に栽培されて夏、淡紅色または白色の大ぶりな十六弁の花を開く。その清らかな花の姿は「濁りにしまぬ花はちす」といわれ「君子花」の呼び名もある。夜明けとともに開花し、その時に「ポン」と音を発するという。それを確かめようと、蓮見には早朝の時間選ばれることが多いという。葉は柄を長く伸ばし、水上に抽んでて盾形で大きなものは直径60cm以上にもなる。仏教では極楽浄土に咲く花として描かれ蓮華と言われる。仏像の台座には蓮が使用され、蓮台と呼ばれている。花が終わると漏斗形の花托に種が育つ。多くの穴が開いてその形状が蜂の巣に似ている事から「はちす」と呼ばれる。蓮の根の部分は「レンコン」として食用にされている。暑い盛りがやって来た。...蓮の花
令和4年7月10日(日)納豆の日今日7月10日は「納豆の日」です。1981年(昭和56年)、関西納豆工業協同組合が関西での納豆の消費拡大を目的として、関西地域限定の記念日とした。その後の1992年(平成4年)に東京都荒川区荒川に事務局を置く「全国納豆協同組合連合会」(納豆連)が改めて全国的な記念日とした。日付けは、語呂合わせで7月(な)10日(とう)と読んで、この日と定めた。納豆はよく蒸した大豆を納豆菌に依って発酵させた醗酵食品である。一般的に糸を引く「糸引き納豆」を指す。納豆は平安中期には「精進物の塩辛納豆」としての記述が残る。精進料理として主に禅寺の納所(なっしょ、寺院の倉庫)で作られた事が納豆の由来とされる。他の説には壺などに収めた、将軍様や神様に収めた等と「納めた豆」と呼ばれる様になったという云わ...納豆の日
令和4年7月9日(土)水羊羹夏の和菓子、練羊羹の一種で水分が多く瑞々しく口当たりが良いことから夏の菓子として好まれる。煮溶かした寒天に砂糖・小豆漉し餡を加えて混ぜて、型に流し固めた水分の多い羊羹。桜の青葉をあしらい清涼感溢れるものに仕上げる。カミさんの友人が水羊羹を持参し訪れた。ご主人を見舞った後、立ち寄った様子。ここ数日体調が思わしくなく、癌の転移を心配されて、検査入院しているためで、2週間ほど経過観察との事。お互い子供達は独立し、夫々の孫達も成長して手がかからなくなり、これからゆっくり二人の生活をと考えた矢先の事でショックを受けておられた。二人で積もる話もある様で私は自分の部屋へ移り、水羊羹を相伴することにした。甘くて冷たい水羊羹、喉越しの良さに、、、、、、。今日の1句女二人話の尽きぬ水羊羹ヤギ爺水羊羹
令和4年7月8日(金)蝉の声太陽がカット照り付ける中、賑やかに鳴く蝉は夏にはなくてはならない景物の一つ。森や林の中で一斉に鳴く「蝉時雨」という言葉も在る。蝉時雨は梅雨が明けると天から降るように鳴き、日中には暑苦しさが増し、気分を鬱陶しくさせる。早朝や、夕方に蝉の声を聴くと、涼しくも感じる。蝉は半翅目セミ科の総称で、世界には約2000種も在り日本には20~40種類といわれる。初夏になると初蝉の声を聴くが、梅雨が明ければ一斉に、色々な蝉の声が聞こえてくる。油蝉熊蝉、ジージーと鳴く「油蝉」、ミーンミーンと鳴く「ミンミン蝉」、シャーシャーと鳴く「熊蝉」、ニイニイと鳴くのは「ニイニイ蝉」秋口になるとカナカナの別名の在る「蜩」(ひぐらし)や、ツクツクホーシの「法師蝉」がでてくる。どの蝉も鳴くのは雄だけで、雌は鳴かず「...蝉の声
令和4年7月7日(木)七夕:星祭り陰暦7月7日、またはその日の行事現在では陽暦の7月7日や月遅れの8月7日に行うところが多い。(七夕は秋の季語とされる。)この行事は中国の牽牛と織女の伝説と、そこから誕生した乞功奠(きこうでん)の行事が伝わり、日本の棚機女(たなばたつめ)の信仰と習合したものとされる。江戸時代には「五節句」の一つとされた。笹竹に詩や歌を書いた短冊形の色紙を吊るし、軒先や窓辺に立てて文字や裁縫の上達を祈った。宮城県の仙台や神奈川県の平塚の「七夕祭り」は夏の風物詩として全国的に有名な行事であるが、全国各地でも様々な七夕行事が催される。地元(愛知県)には、一宮市の七夕(織物の産地として、毎年織物感謝祭が行われる)、安城市七夕祭り、名古屋市円頓寺商店街の七夕祭り等が開催される。一宮七夕祭り(織物感謝...七夕祭り
令和4年7月6日(水)網戸:網窓夏、蚊や蠅などの虫が入って来るのを防ぐために、目の細かい網を張った建具のこと。風通しを良くし、夏の暑さを緩和するための物でもある。現在ではアルミサッシが多く中に張る網は麻糸製もある。昔は、竹や木材で網戸を作っていた。最近の網戸は、ペットが引っ掻いても破れぬ強度の在る物や、虫が近ずかない性質の物、花粉症や粉塵等を防ぐフィルター性の高いものも在るとのこと。亦、網戸の普及で就寝時の蚊帳が必要なくなって、殆どの家庭で蚊帳を吊るす景は見られなくなった。(絶滅季語か?)梅雨晴間、束の間にベランダの網戸を風呂場で洗い流した。台風は、温帯低気圧に代り少々風があり、網戸は直ぐ乾いた。早速、ベランダにはめ込む。真っ青な網戸が甦った。下の公園では、蝉が鳴き始めたようで、騒々しい、、、、。毎年、雷...網戸
令和4年7月5日(火)西瓜:西瓜畑ウリ科の蔓性一年草、熱帯アフリカ原産で世界に広く分布。夏から秋にかけての重要な果実。栽培方法の進歩で初夏の頃から出回るが、もとは初秋のものであった(秋の季語)。多汁で甘く、夏に無くてはならない果実である。球形または楕円形で大きく、多くは果皮に縞模様がある。果肉は赤色が普通だが、最近は黄色が多く出回る。海水浴等でよく見かける西瓜割は夏の風物詩(夏の季語)目隠しされ棒切れを持ち西瓜を叩き割るのだが、これが結構難しく回りの手拍子、掛け声で彼方此方動き回る仕草が滑稽で笑いを誘う。家族やグループの遊興として活好がある。先日の中日新聞に、「四角スイカの出荷」の記事が載った。「香川県善通寺市の特産品で、完熟前に収穫するため甘味が少なく食用には向かないが、観賞用として人気が在る。卸売価格...西瓜
令和4年7月4日(月)海紅豆:梯梧の花インド原産のマメ科の落葉低木、高さ15mに達する。幹や枝に太い棘がある。夏、5~8cmの真っ赤な蝶型の花が密集して総状に咲く。最盛期には木全体が紅く見えるほどになる。沖縄や九州で多く植栽され、沖縄、鹿児島の県花となる。一般的には、海紅豆よりアメリカデイゴと呼ばていれる。日本には江戸時代に渡来した。街路樹や庭木として植栽。葉は、葉柄が長く3出複葉で互生する。卵状楕円形で、葉脈にも棘がある。果実は豆果で、莢の長さは10~15cmほど。名古屋港、埠頭公園の「港の見える丘」にある散策路に、海紅豆は見頃を迎えた。冬場には葉をすっかり落され、まるで「オブジェ」のようにポーズを決めているが、6月半ば頃には緑陰の中から、真っ赤な蝶のような6cm程の花が現れ、7月になると真夏の太陽の下...海紅豆
令和4年7月3日(日)虎が雨:虎が涙雨陰暦5月28日の雨この日は曽我兄弟が討たれた日で、兄十郎の愛人であった大磯の遊女の虎御前が、彼の死を悼んで流した涙が雨となって降るという伝説を基にした季語である。新暦では、6月の下旬から7月の中旬頃に降る大雨のことで、一年で最も雨の多い時期である。虎が雨の「虎」は遊女虎御前のことで、曽我十郎の愛人。鎌倉時代の初期の武士、曽我十郎は弟の五郎と共に親の仇である工藤佑経を、源頼朝が富士の裾野で催した「狩」の際に夜襲をかけ親の仇討ちを果たすが、その後に頼朝家臣の新田四郎忠常に討たれる。弟の五郎は頼朝の恩赦(親の仇討ちを美談とした)されたが、後に工藤佑経の子の犬伏丸の訴えにより斬首された。これ(曽我十郎の死)知った虎御前が悲しみ泪する。この事件を題材」にした「曾我物」は後に多く...虎が雨
令和4年7月2日(土)半夏生:半夏雨七十二候の一つ、夏至から十一日目。太陽の黄経が丁度100度の位置を通過する時。カラスビシャクサトイモ科の半夏(カラスビシャク)がこの時期に生ずることからこの名が付いたと云われる。田植えの終了する時期をこの日とするのは、これ以降の田植えは、時期的に遅くなり収穫が儘ならなかったためと云われ「半夏半作」という。亦、この日は農家にとっては様々な禁忌が在り、物の忌みをする風習が伝わる。半夏生の時期の雨「天から毒が降って来る」といわれ、ジメジメした梅雨時の雨を嫌う。この時期に降る大雨のことを「半夏雨」という。三重県の熊野・志摩地方の湾岸部では半夏生の頃「ハンゲ」という妖怪が徘徊し忌み嫌われ、農作業を控えるという。東北の一部には半夏生の後に田植えをすると収穫が減るという伝えがある。蛸...半夏生
令和4年7月1日(金)今日はAEDの日平成16年7月1日、一般在団法人「日本救急医療財団」がAED(自動体外式除細動器)の、市民への使用が認められた事から7月1日を「AEDの日」、そして7月を「AEDの月」とした。AEDを中心とした救急蘇生の普及の啓発を推進すると共に、命の大切さを再確認して頂く全国的な市民運動を呼びかけ、1)財団全国AEDマップに登録された「AED設置場所」の情報の信頼度を高める。2)AEDが情報通りに設置されているか、現場確認をする。(現場に行っても現場の扉が閉まり使用できない)3)AEDの使用方法を含めた心肺蘇生や応急手当をさらに普及する。(講習会、勉強会が催されているか)これらが、まだまだ一般市民に知らされていないのが現状で、救急車が到着までの応急措置が実施されれば、多くの尊い命が...AEDの日
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令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス