令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和4年6月30日(木)夏帽子:麦藁帽子、パナマ帽昔は季節を問わず、男性は背広に帽子というのが一般的な服装であった時代も在る。昨今はそうした姿の人を見るのは稀(かのA元外務大臣)だ。せめて夏は、日差しを遮るために帽子を被るほうが健康的であるが、日常的に帽子を着用している人は少ない。公園の草取りの折りには皆、帽子を、、、、夏帽子と云えば親父の麦藁帽子や、女性のファッションの一部としての鍔広の帽子などがよく目にするもの。パナマ帽やカンカン帽は今では、郷愁を誘う産物か、、、。梅雨明けの空、炎天・猛暑が続き、公園に立ち寄る子等も少なくなったが時折、夕刻に母子連れがやって来る。いづれも帽子を被り、母親達は木陰のベンチで井戸端会議子供達は炎天もお構いなしで駆け回る、、、、、。汗ビッショリ、、母親が木陰から子を呼び、水...夏帽子
令和4年6月29日(水)さくらんぼ:桜桃の実一重の桜は大抵小さな実をつける。紫から黒に近い紅色に熟すると小鳥がつついたりする。地面に落ちた実は食べることは出来るが、一般的には食用となるのは「西洋実桜」の実で、「さくらんぼ」と云われるのはこの実のこと。西洋実桜はバラ科の落葉低木で、成長が早く15m位にもなる。直径2cm程の球形の実が柄の先に赤く熟すと、甘く郷愁を誘う。淡紅、赤黄、真紅等、艶が在り美しい。美味で初夏の果物としてとても人気がある。さくらんぼは冷涼な気候に適し、山形県を筆頭に東北や信州地方に多く産地が分布する。アメリカ産の暗紅色の大粒のサクランボも多く出回るが、身贔屓かも知れぬが甘さは国産が一番であろう。今年も仙台に住むカミさんの友人から「サクランボ」が届いた。真っ赤に熟した大粒の「佐藤錦」である...さくらんぼ
令和4年6月28日(火)梅雨明け:梅雨あがる気象庁は6月27日(月)、関東甲信・東海・九州南部で梅雨が明けたと宣言した。昨年より20日、例年より22日早い梅雨明けとなった。梅雨明けの宣言をするのは気象庁であるが、中々難しい。宣言を出した後に雨の日が続くこともある。一般的には豪雨の後に雷鳴が大音響で聞こえると、梅雨が明けたといわれる。各地で梅雨明けは異なり、沖縄では平均6月下旬頃に梅雨明けとなり、東北地方では7月下旬頃であるから、1ヵ月の差が在る。また北海道には梅雨はないとされているが、「蝦夷梅雨」と云って、道南地方では梅雨前線の貼りだしで梅雨めく。然し明確な梅雨明けはない。今日(6月28日・火)は九州北部、中国・四国、近畿、北陸地方でも「梅雨明け」の宣言がなされた。残るは東北地方のみ、この地には梅雨前線が...梅雨明け
令和4年6月27日(月)時計草:ボロンカズラトケイソウ科の強健な蔓性常緑低木、原産地は中南米。蔓の長さは4m余り、巻きヒゲで他の植物に絡みつく。葉は掌状に裂けている。盛花の頃、蛇の目模様の大きな花を開き仄かな香りがある。白または薄紅色をした萼片、花弁の5枚ずつを時計の文字盤に見立て、雄蕊・雌蕊を針に見立てると、花の形が其の名の通り時計によく似ている。花は日中に開き、夜になると閉じる。果実を採る目的で栽培される「果物時計草」もある。今朝(6月27日)の中日新聞に「クダモノトケイソウ」の紹介記事が在った。名古屋市の東北端、守山区の「東谷山フルーツパーク」で温室栽培されている「クダモノトケイソウ」が開花見頃を迎えた。ブラジル原産の熱帯果実(蔓性多年草)トケイソウの品種は500種も在るそうで、そのうち「ベニバナト...時計草
令和4年6月25日和太鼓演奏会、「ほむら」愛知県尾張旭市に拠点を置き活動する和太鼓演奏集団「REN」のコンサートが、名古屋市港区の「港文化小劇場」で行われた。「REN]は、1991年1月に愛知県で活躍する和太鼓仲間達が名古屋を中心に集まり結成された。「REN」の名は、廉正、廉直にして錬成練磨、技術上達の修練に取り組み、連帯を重んじ、連達を目指すその心意気と響きに込めて名付けた。メンバーはリーダーの太鼓奏者の梅村幸男生さんが代表者で、橋本光弘氏(元鬼太鼓座)に師事、他の分野の様々な音楽家等とも演奏活動を続けながら、地元で子供達の和太鼓教室の講師を務めている。2015年には、アイドルグループ「嵐」のナゴヤドームのコンサートに、和太鼓奏者として参加している。畑中宏行、今回、「ほむら」コンサートの他のメンバーは、...和太鼓コンサート
令和4年6月25日(土)甘酒:一夜酒柔らかく炊いた飯または粥に、麹(こうじ)を加えて6~7時間醗酵させた酒で、アルコール度は低く「一夜酒」とも云われている。甘味飲料として、夏に水泳等の後に、熱くしたものを飲んで冷えた身体を温める。江戸時代には、真鍮の釜を据えた箱を担ぎ売り歩く「甘酒屋」が夏場に行き来し、暑気払いに飲んだようだ。今では冬の飲物飲物としての方が多いようである。先日、「箱根の甘酒屋」が話題となって居た。箱根の旧街道(東海道)沿いの峠茶屋「甘酒茶屋」は今も、箱根路を行き来するハイカー等の休憩場所として人気があるようだ。箱根園口から箱根登山バスに乗ると「甘酒茶屋」というバス停があり、下車すると藁ぶき屋根の茶店が目の前に、、、、。ここは江戸の頃には、旧東海道の難所「箱根の関所」の前で休憩所として立ち寄...甘酒
令和4年6月24日(金)鯖:真鯖、胡麻鯖サバ科サバ属の海魚で硬骨魚の総称やや冷水域(樺太以南に分布)の真鯖と暖水域(本州中部以南に分布)に多い胡麻鯖の二種類がある。体長はともに40cmほど。真鯖と胡麻鯖の違い、真鯖は背部が青緑色で独特の流紋があり、比較的沿岸近くを大群をなして回遊する。胡麻鯖は腹部に黒い斑点があり、これが名をなす。胡麻鯖は真鯖よりもなお南方をやはり大群で回遊する。サバは食用とされるが「鯖の生き腐れ」という言葉があるが、鯖は非常に腐り易いということで、外見は未だ生きが良い様に見えるが、中味は腐っている。「生腐り」鯖は秋季になると脂が乗り美味となるが、これを秋鯖といい(秋の季語)となる。我家(高齢夫婦)は肉より魚が好物で、食卓には必然的に魚が多く並ぶ。特に鯖は安価で手に入り易いのか、シーズンを...鯖(さば)
令和4年6月23日(木)沖縄忌:沖縄慰霊の日第二次世界大戦で、昭和二十年(1945年)の夏に、沖縄では日米最後の地上戦が行われた。大戦史上最も大規模で、県民の1/4が亡くなった壮絶な戦闘の終結したのが、沖縄軍総司令官の自決した6月23日。そのために沖縄ではこの日を「慰霊の日」と決め、犠牲になった人々を慰める日としている。この日沖縄県では、岸田総理等各界代表者300名を招いて、「令和4年沖縄全戦没者追悼式」が行われた。場所は沖縄県糸満市摩文仁に在る平和祈念公園に、沖縄県知事、岸田総理大臣、衆・参議院議長、各県遺族代表者等が参列し沖縄県遺族代表者による、「追悼のことば」が述べられた。この後、沖縄県知事、岸田総理等代表者が献花台に登り、、沖縄の小中高生代表の献花が行われた。米軍基地代表者の献花12時に、黙祷が1...沖縄全戦没者追悼式
令和4年6月22日(水)蛍袋:風鈴草、釣鐘草キキョウ科の多年草、草丈30~80cm東アジア、朝鮮半島、日本に広く分布する。山野や林の陰に自生する。縁に鋸歯のある長楕円形の葉が互生し、茎と葉には粗毛がある。6~7月頃に白、淡紫色の釣鐘形の花を下向きにつける。先端の開いた釣鐘状の花の萼は大きくV字に切れ込んで茄子のヘタのような形をしている。冬は茎や葉は枯れて根の状態で越冬する宿根草。地中を横に走るほふく枝を出し、そこから茎を直立させ株が広がっていく。子供達が蛍を採ってこの花筒に入れて遊んだことに由来し、「ホタルブクロ」と名付けられた。亦、提灯の古名の「火垂る」から転じてこの名になったとも伝えられる。蛍袋は日本では古くから親しまれ、各地には様々な呼び名が存在する。トーローバナ、チョウチンバナ、チョウチン、フクロ...ホタルブクロ
令和4年6月21日(火)夏至二十四節気の一つで、太陽の黄経が90度の時。陽暦の6月21日、今日が夏至にあたる。北半球では昼間が最も長い日であるが、日本では梅雨最中。太陽の南中高度が一年を通して変化するのは、太陽の通り道である黄道に対して天の赤道が約23・5度傾いているためである。黄道と天の赤道が交わる点を「春分点」「秋分点」といい、黄道上の最南点を「冬至点」、最北点を「夏至点」という。「夏至」は太陽が北回帰線(北緯22度27分)の真上の夏至点を通過する時刻のことである。この日北半球では太陽の南中高度が最も高く、昼の長さは一年中で最も長くなる。今朝は生憎の曇り空、月一度の町内の廃品回収の日である。ジッとして居ても汗が滲んでくる鬱陶しさの中、町内を小一時間廻る。1台目は段ボールとボロ(衣類)、2代目は新聞、雑...夏至
令和4年6月20日(月)凌霄花:のうぜんかずらノウゼンカズラ科の蔓性落葉低木、長さ10m。中国原産観賞用として庭等に植えられている。茎の所から付着根を出して他の樹木等に絡みつき伸びていく。夏に枝先一杯に黄橙色の漏斗(らっぱ)状の花が咲く。花は5裂して開き、直径6~7cm位の大輪の花を付ける。花房は垂下し、雄蕊は4本のうち2本は長い。落花すると蜜が垂れて周りを湿らせる程で、蜜を求めてメジロや蜜蜂などが集まる。凌霄花は、「凌」(しのぐ、おしのける)「霄」(そら)という花の意で、高い空へ向かい他の物に絡みついて、しのぎ、おしのけて開花させる。花や樹皮には利尿作用があり、漢方薬となる。一方で、「凌霄花は有毒である」という迷信が伝わるが、実際には無毒である。キダチチョウセンアサガオやドウダンツツジ等の樹形や葉の形が...凌霄花
令和4年6月19日(日)父の日6月の第三日曜日は父の日で「父の慈愛と労苦に感謝する日」1909年アメリカ合衆国のJ・B・ドッドさんが、男手一つで育ててくれた父を讃え、教会の牧師さんに願い父の誕生日である6月に礼拝をしていただいたのが、キッカケと云う。彼女の父親は南北戦争に召集され、留守の母親が一人で6人の子を育てた。父復員後間も無く、母は過労でなくなった。以来、父は男手一つで子供達を育て、無事子供達が成人となった後で父親のウイリアムも亡くなった。娘のドッドさんは、「母の日が在るように父に感謝する日を」と教会に願い出て、礼拝が行われた。1916年、第28代アメリカ大統領ウッドロー・ウイルソンが、ドッドさんの出身地スポーケンを訪れ「父の日の演説」を行った。1966年、第36代アメリカ大統領リンドン・ジョンソン...父の日
令和4年6月18日(土)睡蓮:未草スイレン科の多年生の水草で、地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に浮水葉を浮かべる。花は大型で水面上または水上に抜け出て開花する。4枚の萼片と多数の花弁・雄蕊、1個の雌蕊を持ち、花弁は白、黄、赤、紫色等様々な花を咲かせる。スイレンは世界中に分布し、凡そ50種類程が在るといわれている。睡蓮(スイレン)といういう名前の由来は、花が蓮に似て夕刻に閉じてまた翌朝に開花する事からこの名が付けられた。実際には日中開いて夕刻に閉じる「昼咲き」と、夕刻に開いて朝に閉じる「夜咲き」のものがある。日本に自生する睡蓮は耐寒性が強いものが多く、未刻(現午後3時頃)に咲くところから、別名の「未草」とも云われている。日本に古来から自生する「未草」は、可憐な白い花を付け俳人等に多く親しまれ詠まれて来た。俳...睡蓮
令和4年6月17日(金)潮路句会5月例会より、兼題:1)新茶、2)母の日、3)当季雑詠参加者出席者6名、欠席者3名余り苗ひとかたまりに育ちをり玲子ふり注ぐこの一滴に新茶汲む美保子きんつばに八十八夜の茶を啜るヤギ爺茶の雫独り愉しむ新茶かな美智子もぢもぢと手を出す母のカーネーション美保子潮路抄、水に生れ風に和みて川蜻蛉玲子川蜻蛉(おはぐろとんぼのこと)寂れたる屋並忘れず燕来る魚青見よがしに我を見返す蜥蜴かな美保子日もすがら風に弾める手毬花千里水際の日の斑揺らし花あやめ美智子夏蝶の気もそぞろなる花壇かな政子給食の脱脂粉乳昭和の日ヤギ爺コロナの影響も余り気にせず、、所がこの処句会仲間の体調がすぐれず参加者が少なかった。梅雨入り宣言、鬱陶しい季節がやって来た、、、体調を気にしつつ、、外に出てみようかな、、、、、各地...潮路句会5月例会より
令和4年6月16日(木)捩花:ねぢればな、もじずりラン科の多年草、原野や芝地等に自生する。茎は高さ30cm程で柔らかく草のように見える。葉は羽状複葉で萩に似ている。6~7月頃に根生の細長い葉の間から10~30cmの茎を伸ばし、上部に多数の可憐な桃紅色の小花を咲かせる。螺旋状に密生して咲くのでこの名がある。学名のSpiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の「Speria」(スペイラ)は螺旋、これに「anthos」(アンソス)花、を加え「螺旋の花」を由来とする。捩花は日本全土に自生し、ヨーロッパ東部、シベリア更には温帯・熱帯アジア全域、オセアニア等全世界に分布する。江戸時代には愛好家等により栽培される様になって、「もぢずり」と呼ばれていた。今では、庭園の芝地や都市部などにも普通に繁殖し雑草扱いされてい...ねじ花
令和4年6月15日(水)梅雨入り:入梅気象庁は東海地方が昨日、北陸、近畿、中国地方と共に梅雨入りしたと発表した。平年より8日、昨年より1日遅いとのこと。また、本日(6月15日)東北地方も梅雨入り宣言した。これにより、梅雨の無い北海道を除き、日本列島は全て梅雨入りをした。これから、大雨や集中豪雨(ゲリラ豪雨)により、各地で多くの豪雨災害も予想される。気候変動に因り被害は年々増大している。農家にとって雨は必要であるが、豪雨災害は遠慮願いたいものである。早朝から、久方の雨が降り続いている。彼方此方に、せかせかと出勤する方達、、時折マイカーで出勤される方が水溜まりを避けるように、ゆっくりとすれ違って行く。やがて、上級生に引率されながら黄帽子の群れが通学路を進んで行く。日常の朝のシーン、雨降りには少し様子が違うよう...梅雨入り
令和4年6月14日(火)かたつむり:蝸牛、ででむしマイマイ目の有肺類でよく知られる陸生の巻貝二対の触覚のうち長い方の先に目が在るが、それはただ明暗を判別するだけのもの。木や草に這い上がり、雨露をなめ若葉を喰う。蝸牛は雌雄同体で、雄の機能と雌の機能を備えて、雌雄どちらかに成熟して交尾、産卵をする。亦、蝸牛は軟体部が湿った状態でないと生きられず、暑さや寒さにも敏感で、その都度物陰に潜み殻に閉じこもる。殻は右巻き、左巻きの両方があり、日本産の大部分は右巻きで、左巻きのまいまいは少数派である。殻の表面は石灰質で出来て居り、殻を形成する為にカルシウムが必要で、棄てられた貝殻をなめたり、雨上がりのブロック塀やコンクリート塀等に集まり、カルシウムを摂食する。蝸牛(かたつむり)の語源は、「つふり」は古語の「つび」(海螺)...かたつむり
令和4年6月13日(月)合歓の花:ねぶの花、ねむり木マメ科の落葉小高木で、高さは10mにも達する。葉は互生し、細かい複葉が鳥の羽のようにつき、夜間に小葉が閉じて垂れて、眠るように見えるので、この名がある。小葉は10~20対。6~7月頃、長い雄蕊は多数に割れて薄紅色の花が枝先に集まって咲く。紅刷毛に似てとても美しい。花弁は目立たず、莢(さや)は長楕円形。名古屋港の埠頭公園にある合歓の木が開花し始めた。生い茂る枝葉の先に、葉を押しのけるように扇形の花が彼方此方から覗いていた。やがて、上部一面がこの花で覆われるであろう、、、先日の雨に濡れた舗道にも、合歓の花が落ちていた。上の方が淡い紅色、中ほどは白、下部は薄黄緑色の細長い莢に包まれる。満開の頃には、舞扇を樹木の上部一面に広げた様で、とても美しい景となる、、、、...合歓の花
令和4年6月12日(日)雨蛙:青蛙、森青蛙アマガエル科の一種で、木の枝や葉の上に止まっている体長4cmくらいの、青い小さな蛙のこと。自体の色は葉の上にいる葉の色だが、場所に依り木の枝や地上に移った時の茶色などに忽ち変化する。擬態(ある物に似せ、様々に変化させる。保護色)する。アマガエルの体長は2~5cm位だが、通常は雌の方が大きく、雄は4cm以下。雨模様の時によく鳴くことからこの名がある。殊に夕立が来る前に「キャクキャクキャク」とよく鳴くという。尚、森青蛙(モリアオガエル)は樹上で産卵する。アマガエルは肉食性で、小さな昆虫(クモ、ハエ等)を捕食する。動いている物に反応し、死んだ虫は食べない。夜間には民家の近くにも現れ、灯りに集まる虫を捕食。天敵は、鳥や蛇、鼬、狸等に加えて、大型の蛙や肉食の魚(ナマズ、雷魚...雨蛙
令和4年6月11日(土)枇杷の実バラ科の常緑高木で果樹として栽培、高さ10m12月頃に地味な黄白色の芳香のある小花を付ける。果実は約半年後の今頃(6月)に熟する。倒卵形の黄橙色の実で、表面には綿毛がある。熟した実は果肉は甘く、皮は薄く手で簡単に向ける。実の割には種は大きく、黒光りしている。葉は長楕円形の大型で、厚みのある濃緑色の葉と黄橙色の熟した実の対比は鮮やかで美しい。実は食用とし、葉は薬用となり木材は堅く木刀となる。枇杷の葉を干して煎じ、肉桂や甘茶を加え混ぜたものを「枇杷茶湯」といい、江戸時代には京や江戸の街の店先で、暑気払いのために振る舞ったと伝えられる。6月に入り、ご近所等から枇杷の実をよく頂く。その殆どが楕円形の実で、自家の庭に生ったものだが、中に真ん丸の大きな実を頂いた事がある。ご近所のお宅が...枇杷の実
令和4年6月10日(金)ラベンダーシソ科の木質常緑多年草、地中海沿岸原産高さ60~70cm、葉は線形で白粉を帯びる。夏(6月~)頃、頂に穂状をなして青紫色の小粒状の花をつける。古代エジプト、ギリシャ、ローマ等地中海沿岸で野生種が咲き、これを薬草として使用されていたようだが、1930年代のヨーロッパで本格的に芳香植物として栽培されるようになった。日本では戦後、北海道や長野などで栽培されるようになった。花を蒸留して揮発性のラベンダー油を採り、香料、薬用とする。その後科学香料の出現で、一時的に下火になったが、1975年(昭和50年)頃、観光用として北海道などで栽培、勢いを盛り返した。香水、オーデコロン、石鹸や化粧品などに配合され広く使用されるようになった。(中日新聞の案内)、名古屋市港区に在る「荒子川公園」では...ラベンダー
令和4年6月9日(木)十薬の花:どくだみドクダミ科の多年草、草丈20~40cm。暗緑色の葉は心臓形で先が尖り、地下茎を伸ばし広がる。初夏に茎の先端に4枚の白色の苞のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生する。白い十字の花弁に見えるのは総苞である。特異な臭気を持ち、葉・茎・根は薬用として用いられる。漢方で、解熱、解毒、消炎剤などに利用される。カミさんがご近所の工房へ出かけた。(週一でクラフト手芸品を趣味で作る仲間が集まる会)出掛けた後、ソファーの隅に携帯(スマホ)が忘れてありカミさんの友人にTEL、「名港へ散歩がてら届ける」と伝言する。大通り西側の路地裏に在る民家を、「工房と食事処」としている。昼時は近隣に勤める方達の食堂となり、私(ヤギ爺)も以前(数回)出かけた事が在る。裏通りを歩いていると、各家の玄関先に色...十薬の花
令和4年6月8日(水)新緑:緑さす初夏の頃の瑞々しく爽やかな緑をいう。木々に依ってその緑色は様々な色調を持っているが時が経つと、それはほぼ同じ深い緑色に変わっていく。そうなる前の文字通りの新しい緑である。明るい緑が物に映えるさまを「緑さす」という。「新樹」は、初夏になり瑞々しい緑の葉を一杯につけた樹木のことをいう。その新鮮さ、力強さと美しさに、くよくよと思い煩う自分が、元気になって行く様に思えてくる。新樹はそんな感じを表している。また「万緑」というのは、濃淡さまざまで在った緑が、見渡す限り一面の深い緑色になる真夏の草木を指す。雨が上がり、下の公園の木々の緑は一層鮮やかである。これに釣られて、久しぶりに埠頭公園へ散策に出掛ける。大通りの並木も陽の光りに眩しく、、一気に夏の気配、、名港のポートビルから埠頭公園...新緑
令和4年6月7日(火)水芭蕉サトイモ科の多年草本州中部から以北の山間部、高原の湿地・沼地に群生する。雪解けを待って5~6月頃に、葉よりも先に高さ20cm位の薄緑色の肉質棒状の花穂を出し、白帆のような先の尖った純白の大きな仏焔苞を立て群生する。花が終わる頃と、芭蕉に似た大きな長楕円形の葉が伸びるので、「水芭蕉」の名がある。葉は淡緑色で長さは1mに達するものもある。関東地方では尾瀬沼が有名であるが、この地方では白鳥庭園や徳川園などの庭園にみられる。私は前回の東京オリンピックの頃に寮生活をしていたが、その頃、寮の先輩に登山(私のはハイキング程度)に誘われ丹沢、大山、那須等の近郊へ出かけた。その頃には歌声喫茶(灯、カチューシャ等)にも出かけて、山の歌などを歌い、リクエストの多かった歌に「夏の思い出」があった。「夏...水芭蕉
令和4年6月6日(月)冷やし中華中国語で「涼拌麺」(リャンバンメン)茹でた中華そばを水に晒して冷し、皿に盛る。その上に細く切った胡瓜や焼豚、錦糸卵などの具をのせ好みで酢醤油やゴマダレ等のたれをかけて食べる。夏はラーメンでは暑くなるので「冷し中華」の人気は、絶大である。4年前、3年前、一昨年、昨年の、(殆ど一緒です、、)日本では昭和初期から知られ、家庭や外食共に人気の夏メニュー、風物詩となり俳句の夏の季語でもある。この頃になると街の中華料理店などでは、「冷し中華を始めました」の貼紙も出される。「冷やし中華」の呼び名も若干違う様である。北海道では「冷しラーメン」、岩手県では「冷風麺」、(盛岡冷麺は別に在る)、関西では「冷麺」、我が家では普通?に「冷し中華」というが、、、、、因みに韓国では「冷ラーメン」、中国で...冷し中華
令和4年6月5日(日)芒種二十四節気の一つで、太陽の黄経が75度に達したときで小満の後15日目。今日、陽暦の6月5日に当たる。田植えの始まる頃で、稲や麦などの芒(のぎ)のある穀物の播種(種蒔き)する時期を指す。農家はこの日あたりから何かと気忙しくなる。芒(のぎ)はイネ科の植物の花の外穀(穎:えい)にある針のような突起の部分。禾(のぎ)とも書く(野毛)。麦秋(夏)稲(秋)、俳人の夏井いつきさんが自著:絶滅寸前季語辞典の中で、「芒種」について述べている。【芒種は、二十四節気の一つ。芒のある穀物(稲、麦等)の種を蒔く時期のことをいう。この季語を初めて教えて下さったのは、俳人の山口都茂女さんだった。伴に囲んだ句座で、都茂女がこの季題を出された。彼女の低くて深い「芒種」という声の響きが、身体の奥に沁みわたって行く様...芒種
令和4年6月4日虫歯予防デー:歯と口の健康週間日本歯科医師会が、1928年(昭和3年)語呂合わせで6月4日を「6(む)、4(し)」を「虫歯予防の日」に制定した。1944年(昭和24年)、厚生省(現、厚生労働省)が6月4日から10日(1週間)を「口腔衛生週間」とした。その後1958年(昭和33年)から「歯の衛生週間」と、2013年(平成25年)から現在、「歯と口の健康週間」となった。幼稚園児にハミガキの仕方を教える、、、、その目的は、「歯と口の健康に関する正しい知識を国民に普及・啓発し、歯科疾患の予防に関して適切な習慣の定着を図り、併せて早期発見・治療を行い、歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持推進に寄与することを目的とする。」自分に合った歯ブラシを、私が現役で勤務していた頃、通勤時には口臭予防のため、ガムを...虫歯予防デー
令和4年6月3日(金)萍:うきくさ、浮草ウキクサ科の多年の水草根はあるが水面を漂い、繁茂すると水面を覆い隠してしまう。頼りなく不安定な状態で、一つの所に落ちつかない生活の喩えに用いられる。葉と茎の区別はないが葉の状態は扁平な卵形で径4~8mm程、表面は緑色で裏面は赤紫色をしている。繫殖力は強く、池沼の水面に青畳を敷いた如くになり、水が見えなくなる程である。盛夏(6月頃から)には、細小の白い花を付けるが、人目に触れることは少ない。白鳥庭園先年、近江八幡の水郷地帯を訪れた際に「かわらミュージアム」を訪れた。ミュージアムは川沿いに在り、直ぐ裏側には川下りの発着場が在った。丁度、客を乗せて川船が出て行くところに出会い、暫し立ち止まって眺めていました。船頭がゆっくりと、櫓を軋ませながら進んで行きます。水面には萍がビ...萍うきくさ
令和4年6月2日(木)紫陽花:四葩、七変化ユキノシタ科の落葉低木、梅雨時を代表する花。江戸末期に来日した、シーボルトに依って西洋に紹介された。「四葩」(よひら)と言われるのは、花びらのように見える4枚の萼の中心に細かい花を付けるところからこの名がある。「七変化」は、この花の咲き始めは白で次第に緑、青、紫、桃色などと微妙に色を変え「七変化」の名の通り、色の変化の妙を楽しむ。梅雨の時期、雨に濡れて一層色の鮮やかさを増して、タップリ雨水を含んで傾げる花の風情も味わいが良い。額アジサイ、新種、ダンスパーティー、従来形のこんもりした花、花の少ない梅雨の季節、様々に品種改良された額紫陽花のような平坦なもの、こんもりと丸く形を整えたもの等が民家の庭や公園等、至る所にこの花を見かける。「紫陽花」(あぢさい)の命名の由来は...紫陽花
令和4年6月1日(水)大池公園花菖蒲園毎年この時期、東海市役所裏手に広がる「大池公園」の花菖蒲園では「花菖蒲まつり」が催されていたが、ここ数年コロナの影響で催事は行われていない。然し、ここ花菖蒲園は大池公園の池の畔に、広さ1300平方メートルの敷地に、約128種、5000株の花菖蒲が植えられている。名鉄の知多・常滑線の聚楽園駅で降り、直ぐの場所に大仏殿があり、其処から徒歩で15分程進むと「東海市役所」へ、その直ぐ裏手に「大池公園」が在ります。池の畔、日当たりの良い斜面に菖蒲田が広がっている。残念ながら「花菖蒲まつり」の催しはないが、色とりどりの花菖蒲が出迎えてくれます、、、、。花菖蒲は、アヤメ科の多年生の野花菖蒲で、あやめや杜若に比べて大ぶりの色艶やかな花を開き、花弁の元から黄色の模様があり、より派手な印象があ...大池公園花菖蒲園
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令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年5月10日(水)雨蛙アマガエル科の一種で体調4cmくらい。雌はやや大きい。四股(前肢4本、後肢5本)の各指端に吸盤を持ち、樹上に登る。木の葉や草の上に棲み、雨模様の折りや夕立の前などに「キャクキャクキャク」鳴くので「雨蛙」といわれる。体は緑色または茶褐色で、保護色で周囲の状態に溶け込んで葉の上などでゃ緑色、木の幹や地上に移ると忽ち色を変える。鼻から目・耳にかけてと、体側とに黒色の斑紋がある。日本各地に棲息し、広くはアマガエル科・南アマガエル科の蛙の総称で、多くは熱帯産。大形で美しいものもある。春から秋まで活動し、冬は温度差の少ない地中で冬眠する。最近の都市化の中でもヒキガエルの数は夥しいが、アマガエルの方は減少傾向みられる。アマガエルは肉食性で、小さな昆虫やクモ類を捕食する。動く物に反応し、死んだ...雨蛙
令和5年5月9日(火)葛まんじゅう葛粉を水で溶き火にかけて練り、半透明に固まったものを皮にして、中に餡を包んだ饅頭。桜の葉で包んだものもあり、東京では「葛桜」の名前で呼ばれている。つるりとした食感、冷たい口当たり、葛の透明度は夏の菓子として欠かせぬものの一つである。葛はマメ科の大型蔓性の多年草で、茎の長さは6~10m、それ以上にも伸びる。茎の太さは直径10cm以上に達し、根は太く大きく澱粉を取り出して薬用や食用にする。葛粉を使った食べ物には他に、葛餅、葛練、葛切等がある。葛餅は、葛粉を熱湯で練ったものを型に流し入れて冷して固めた菓子。三角等に切り、きな粉と蜜をかけて食する。元々は正麩(小麦粉)を練り、長期に発酵させ蒸したもの。岐阜県大垣市に「水まんじゅう」という和菓子がある。俳人芭蕉が、「奥の細道むすびの...葛まんじゅう
令和5年5月8日(月)世界赤十字デー今日(5月8日)は、「世界赤十字デー」です。1828年(文政11年)5月8日生まれのスイスの実業家アンリ・デユナンは、1859年のイタリア統一戦争の際に、4万人の死傷者を目撃し、村人らと協力して負傷者の救護にあたった。「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士その尊い命は救わなければならない」との信念がこの時に生れた。1862年に彼が執筆・出版した著書「ソルフェリーノの思い出」は、ヨーロッパ各地に訴え共感を得た。「赤十字思想」の誕生である。後に「第一回ノーベル平和賞」を受賞したアンリ・デュナンの功績を讃え、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)、彼の誕生日である5月8日を「世界赤十字デー」(WorldredCrossday)とすることが決定された。こ...世界赤十字デー
令和5年5月7日(日)卯の花:空木の花ユキノシタ科の落葉低木。高さは1~2.5m、分岐する。和名はウツギ(空木)、幹(茎)が中空で在る事から命名。「ウノハナ」は、大豆の殻(豆腐のオカラ)が卯の花に似ているから、また花は卯月(旧暦の4月)に咲くことから卯の花とも呼ばれる。豆腐のオカラは、卯の花に似ているからと、日本と中国に分布し、日本では北海道の南部から九州地方迄幅広く分布している。山野の路傍や崖地、林などの日当たりの良い場所に自生する。畑の生け垣・庭等の土地の境界線の目印として植えられる。5月頃に白色五弁の直径10~20mmほどの小花が密生し垂れ下がるように咲く。樹皮は新しいうちは赤褐色で、灰褐色で古くなると剥がれる。葉は長さ5~15cmの卵状長楕円形、卵状被針などで葉柄を持ち互生する。慣用句の「卯の花腐...卯の花
令和5年5月6日(土)立夏:夏はきぬ今日5月6日は「立夏」、二十四節気の一つで夏の始めをいう。「夏に入る」「夏来る」とも使われるが、南北に長い日本列島では、気候の推移に差が在り、東北地方ではこの頃桜が満開を迎える。ところが今年は地球温暖化の所為も在り、何もかもが速く、、花の咲く季節も相当早くなっている。既に東北は基より北海道でも桜の散る頃である。とは言え、春とは違う清々しさ、若葉のそよぎ、陽光や風の動きにも夏が来たことを実感させられることが多い。立夏でその思いを綴る「万葉集・二巻」に在る御歌、「春過ぎて夏来たるらししろたへの衣干したり天の香久山」(中国の歴法から学びたての四季の移行を取入れた歌)またこの頃よく耳にし、口ずさむ歌に「夏は来ぬ」がある。歌碑:小田作之助の出身、(新潟県上越市の大潟中学校内)19...立夏
令和5年5月5日(金)家族の食事会木々の緑、その緑を渡る風に太陽のきらめき、、、、、はやくも初夏のここち佳さがただよう季節となり、道行く人の姿はもはや半袖姿が目立ちはじめた。ゴールデンウイークも半ばを過ぎ、はや折返し、終盤へと、。相変わらず渋滞の車列が続き、行楽地へ向かう人、帰る人。昨夜、我が家は娘家族、息子家族が孫(大学2年男子、高3年女子、中2年男子、小5年女子)を連れやって来た。私達老夫婦と合わせ家族10人が揃って食事会(外食)となる。孫達それぞれに部活等が忙しく、又一人受験(大学)を控える。ここ数年、受験・入学・部活などで家族揃う事はなかった。双方の家族、「久しぶりだねー、、随分大きくなったわねー、」まだまだ、この生活が続きそうである。そんな中での家族揃って食事会、さぞかし話が弾むと思いきや、何だ...食事会
令和5年5月4日(木)みどりの日1989年(平成元年)、昭和天皇の崩御に伴い「天皇誕生日」が12月23日(年号が平成となった。)へと移行された。それまでの天皇誕生日(4月29日)は、自然に親しまれた昭和天皇の恩恵に感謝し、豊かな心を育む「みどりの日」と改称。その後の2005年(平成17年)に祝日改正法が施行される。2007年(平成19年)に、国民の休日であった5月4日を「みどりの日」とし、そして4月29日は「昭和の日」とした。(みどりの日は目まぐるしく、二転三転している)ゴールデンウィークの真っただ中の「みどりの日には、各地で様々なイベントが催され、東京都等では子供の日も含め入場料を無料にする施設(公園)は多いようである。新宿御苑、小石川後楽園、上野動物園、井の頭公園、多摩動物公園などがある。残念ながら名...みどりの日
令和5年5月3日(水)憲法記念日日本国憲法は、昭和22年(1947年)5月3日に施行され、同23年7月の「国民の祝日に関する法律」により、この日を祝日と定められた。改憲法には賛否両論があり、それぞれの憲法記念日集会を開く。折しもゴールデンウイークにあたり、人々は行楽に出かけたりして連休を楽しむ。今年で施工から76年を迎えたが、人権や平和、日本の将来を静かに考えるのが、この日の意義であろう、、、、、。この日は各地で「平和について考え、憲法について考える会」集会が行われる。改憲派、護憲派、大阪、名古屋、中でも「九条の会」の催しは、今年の3月に亡くなられたノーベル賞文学賞受賞者の大江健三郎さんをはじめとする、文化人らが呼びかけ、2004年に発足し、全国で7500を超える地域の会ができた。2005年の「九条の会」...憲法記念日
令和5年5月2日(火)八十八夜立春から数えて八十八日、5月の2日頃にあたる。野菜の苗はようやく生長し、農家は忙しい時期をむかえる。特に茶摘みが最盛期となる茶処では、新茶となる茶摘みが最も忙しい。小学唱歌の「茶摘み」にも歌われる、この辺りの情景は農家に直接関わりのない人でも、「春はもう終わりで夏が近づいた事を実感する。気候の安定してきて霜の恐れもなくなる頃ではあるが、「八十八夜の別れ霜」といわれるように、この頃はまた終霜の時期。一般的には霜は八十八夜頃迄といわれるが、稀に「九十九夜の泣き霜」という詞も在り、5月半ば過ぎに「霜害」が生じて、甚大な被害をもたらした事もある。小学唱歌の「茶摘み」は、1912年(明治45年)に尋常小学校3学年用として発表された。(作詞・作曲不詳)茶摘み切手、茶摘み1)夏も近づく八十...八十八夜
令和5年5月1日五月一日5月1日は「メーデー」の日、毎年この日は世界各国で行われる国際的な労働者の祭典。1886年(明治19年)5月1日、アメリカ合衆国労働者同盟がシカゴを中心に「8時間労働制の要求」等の統一ストライキを行ったのが起源とされている。日本での統一メーデーは1920年(大正9年)5月2日、上野公園で実施され、翌年からは5月1日に行われる様になった。今年は、4月29日に「連合」が代々木公園でメーデーを実施。何故か自民党の岸田首相が安倍総理以来9年ぶりに参加、挨拶を行った。一方の「全労連」が主催するメーデーは5月1日に、代々木公園の他、全国の会場で行われた。4月29日にメーデーを開催するのはよく判らない。また、自民党の総裁がメーデーに参加することもよく判らない。政府と連合の歩み寄りは労使の交渉では...五月一日
令和5年4月30日(日)四月尽:春惜しむ四月の最後の日、および四月の終わること。陽暦では四月が春の最終月なので、自ずと「春行く」の感慨を伴う。陰暦では三月尽に「春行く」の思いが深かったが、今では「四月尽」の方に惜春の思いは込められている。「春惜しむ」は仲春から晩春へ、華やかなたけなわの春が続くなかで「ああ、もう春も過ぎ去ろうとしている」と、行く春への愛惜の心がこめられる。過行く春を惜しむ一種の哀愁のただよう季語である。惜春とも使われる。今年の大型連休(9連休)が早くも始まった。天候は、?4年ぶりにマスクの着用や出入国手続き等の制限が緩和され、国内・海外への旅行者が大幅の増加が見込まれる。また、国外から日本を訪れる旅行者も大幅に増加が予定されているようだ。中部国際空港のターミナルでは、国際線の出発・到着の手...四月尽
令和5年4月29日(日)昭和の日昭和の日は2007年、従来の「みどりの日」を改称して、昭和天皇の「天皇誕生日」を懐かしみ、昭和の時代を顧みる日とした国民の休日の一つである。昭和天皇の即位、今年は本日(4月29日)から、中2日(5月1日、2日)を含めると9連休の「ゴールデン・ウイーク」となる。広島、原子爆弾投下、玉音放送に泪する、マッカーサー元帥と昭和天皇、昭和は「激動の日々を経て、戦後復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来への思いをいたす」ことを趣旨として、制定された。これにより、「みどりの日」は5月4日となった。昭和生まれの私にとって、昭和はまさに私の人生そのものでその半分を過ごして来た時代である。戦時中のことはよく判らないが、戦後復興の最中に小学校へ入学し、物のあまりない時代に学校給食は米軍の援助によ...昭和の日
令和5年4月28日(金)また、パソコンのトラブルです。年寄りには、この対応が甚だ難しく手間取りました。ブログの更新が出来ませんでした。ヤギ爺パソコントラブル
令和5年4月27日(木)山吹:面影草バラ科の落葉低木、茎は緑色で根本から分かれる。茎は束生し1m以上にもなり、その髄は白く灯心になる。花は一重と八重がある。晩春に五弁の黄色というより黄金色と言いたい花を、木陰等に咲かせる。小判のことを「山吹」という所以である。八重の花の時期は遅く、濃山吹と呼ばれるほどぽってりと美しく、観賞用として庭園等に植えられる。江戸城を築いた武将の太田道灌が鷹狩の途中で雨に遇い、農家で蓑を借りようとしたが、「七重八重花は咲けども山吹のみの(実のと、蓑の掛け詞)一つだになきぞ悲しき」の古歌(後拾遣集・巻十九)の「ななへやへ花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞあやしき」をふまえて、娘が山吹を差し出した故事が知られているが、八重山吹、白花山吹以外は実を結ぶ。近年品種改良により、切花に適す...山吹
令和5年4月26日(水)春霖:春の長雨霖雨は長雨のこと。従って春の長雨を「春霖」という。冬から初夏へと季節が移り変わる時の、春の季節には天候がぐずつき雨の日が続くことが多い。梅雨時の前触れと間違われるが、雨季(梅雨)の頃の長雨は暗い感じが在るので区別する。今年の春は例年に比べ何もかもが速く、桜は早々と咲き散り急いだ。4月になると気温が急上昇し、連日各地で夏日(気温25度以上)が報告された。いち早く夏の服装に着替え颯爽と街を歩く人を多く見かけた、、、。それを戒めるようにここ数日雨天が続き、一変して真冬の様な寒さとなった。慌てふためき、仕舞いかけた冬服を引っ張り出して羽織る、、北国などでは暖房器具を使うというニュースまで流れた、、。それにしても凄まじい天候異変に、年寄りのヤギ爺は付いて行けず、鼻水を啜る。外出...春霖
令和5年4月25日(火)山菜をいただく芹(せり)、屈(こごみ)、野蒜(のびる)、虎杖(いたどり)それに蕨(わらび)、と沢山の山菜を頂きました。岐阜県高山市に親戚のあるYさんは、この時節になると山菜採りに出掛けられる。大量の山菜を土産に帰宅し、我々(ご近所も)に届けてくれる。今年は何もかもが速く、、、山菜も十分に育ち過ぎ、蕨や屈等大きなものは50~100cm程の高さにもなり、食用とするには固くなり過ぎ、なるべく食べられる程よい大きさのものを摘んで来たそうである。屈(こごみ)は別名に「草蘇鉄」といわれるように、茎を大きく広げ本当の蘇鉄のようになるという。大きく育ちやがて初夏に白い花を付ける。香りは葱に似た独特の臭気が漂う。「こごみ」とは、先端を巻き込んで屈んでいる様に見える事からその名が在る。晩春に渦巻き状に...山菜をいただく
令和5年4月24日(月)田鼠化して鴽となる「田鼠」とは、モグラの別称「鴽」は、鶉(うずら)に似て斑紋がない。晩春の陽気に影響されて、モグラがウズラになるという意。中国の「呂氏春秋」「礼記」にある。これは実際にはありえない現象であるが、この季節の伸び伸びした生き物の様子を幻想的に表している。七十二候の一つ二十四節気の清明の第二候、4月14日頃。俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」の中にこの「田鼠化して鴽になる」が紹介されている。田鼠化して鴽になる晩春・時候、七十二候の一つ【田鼠はモグラのことらしい。鴽はウズラに似た鳥らしい。モグラがウズラになってしまいそうな、麗らかな春の陽気であるよと、中国の某という人が言っていたらしい。七十二候には、この手の〇〇〇が△△△になるという発想のものが沢山ある。が、そ...田鼠化して鴽となる
令和5年4月23日(日)学区クリーンキャンペーン今年、5年ぶりに区政委員に復帰した。3月の始めに学区の代表者から電話が在り「お宅の町内の役員が決まらず困っている。何とかならないか、」と私に打診があった。前任者に聞いてみると「組長16名で何度抽選を繰返しても、、」抽選に当たると、何やかや言い訳をして断られるとの事。ここ数年(コロナ過)、女性の方が三役を引き継いで頑張られたが、私の様に現役引退された方達は拒否され、若い人達は仕事が休めないと、、、最もなお答え、、。隠居の身の私、今年一年を限定してお受けする事となった。お受けしてから1カ月が経った。連日多忙となり、年の所為か、直ぐ物事を忘れ、他の三役や重要な係は全て女性ばかりだが、私が依頼した事は直ぐに熟してくれる。(いずれも現役の務めをされている)私は物忘れが...クリーンキャンペーン