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遊民ヤギ爺 https://blog.goo.ne.jp/yagi1854

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。

遊民ヤギ爺
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2015/07/05

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  • 密集音楽フェス

    令和3年8月31日(火)密集音楽フェスティバル8月29日、愛知県常滑市「県国際展示場」で開かれた、音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」(波物語)で8000人を超える観客を集め、密集した中で大半の人がマスクを外し、飲酒をしながら大声で絶叫しコンサートが続けられた。愛知県には「緊急事態宣言」が出されて居り、イベントの集客人数を5000人以下に抑え、マスクを着用し、密集を避け間隔を空け声出し禁止、酒類提供の禁止等を主催者に求めていたが、マスクをせず、飲酒しながら大声を出す人多かったようである。運営会社や参加した人達は「会場に密集を避けるとか、飲酒提供の規制はなかった」と弁明しているが、、、。大村愛知県知事は「県と運営会社が事前に主催者と折衝を繰返し感染防止対策の徹底を要請して、県内の深刻な感染状況を伝...密集音楽フェス

  • 残 暑

    令和3年8月30日(月)残暑:秋暑し暦の上で立秋を過ぎたあと暫く暑い日が続き、ようやく彼岸を迎えると涼気を覚えるのが、日本の風土的な特色である。「暑さ寒さも彼岸まで」というのが我国の生活感覚であろう。名古屋港残暑を「秋暑し」と表現するが、これは暦の上では立秋を過ぎているので不都合ではないが、生活感覚の上からいうと、「残暑」と「秋暑し」には少し違いがある様に思う。「残暑」は字の如く、夏の暑さが残っている状態を言い、「秋暑し」には暑さの中にも少し涼気が漂い始め潜んでいる様な感覚か、、(個人の感じ方なのか)今頃は残暑を丁度感じる季節、、、、今夏は、8月に入りゲリラ豪雨が連日の様に各地を襲い降り続いた雨の影響か、暑さをあまり感じぜずに居た。今頃になって、真夏の暑さを凌ぐ程の暑い日が、、、今年の残暑はまさにそれを実感させ...残暑

  • 児童虐待

    令和3年8月29日(日)児童虐待が跡を絶たない厚生労働省の纏めによると、全国の児童相談所が2020年度「児童虐待として対応した件数」が20万5029人に上った。前年度から1万1249件(5.8%)増加した。新型コロナウイルスの影響は、現地点で感染拡大との関連性は見られないとの見解。一方、コロナ過で在宅時間が多くなり家庭環境の変化がリスクの原因となり、支援も届かなくなったとする意見もある。虐待の大きな要因は身体的、ネグレスト(育児放棄)、性的、心理的虐待の四つが上げられる。最も多いのが心理的虐待で12万1325件、次いで身体的虐待が5万33件。ネグレストは若干減り3万1420件、性的虐待は2251件と微増している。中には父親から15歳迄虐待され続けた女性は「中学時代に父親から頭を丸刈りにされ、そのまま登校したが学...児童虐待

  • 葡萄が届いた

    令和3年8月28日(土)葡萄ブドウ科の蔓性落葉低木果実はぶどう棚に房をなして垂れ下がる。世界的に最も多く栽培される果実で、品種も大変多い。日本での多くは生食が多く、改良が重ねられて大粒の糖度の高い品種が喜ばれる。海外ではワイン等の加工にする品種が多く、比較的小粒の物が栽培されている。ペルシャ・カルカス地方を原産とする古代ペルシャ、インドで栽培されたヨーロッパ系と、北米原産の系統に分かれる。日本でも古くは山葡萄の「エビカラス」から主に薬用として栽培されていた。江戸時代に南蛮船(ポルトガル)から、葡萄酒として伝来した。後に、海外から「デラウエア」等の小粒のものが栽培され、後に大粒の物が品種改良を重ねていった。デラウエア今では多くの品種が在り、マスカットやゴールドフィンガー等の青色系から、巨峰、ピオーネ、ウインク、竜...葡萄が届いた

  • イナゴ

    令和3年8月28日(金)蝗:イナゴ、蝗採りバッタ科イナゴ属の昆虫の総称、飛蝗(ばった)よりやや小さく約3cmで田園や草原等で多く発生し、稲等を食い尽くしてしまう害虫である。過っては日本各地で蝗採りに出かけ、取った蝗を炒って漬け焼きにしたり、佃煮にして食したが、近年では農薬を使う様になり蝗は激減した。蝗の産卵は主に秋で、卵は越冬し翌春孵化する。砂地に産卵する雌蝗の雌は産卵管を使って土や砂地の地下数cmに産卵するのは草原が少なくなったためと言われる。蝗の大群が大量に産卵するには、耕作地に隣接する土が必要で、日本の様に狭い土地よりもアメリカやアフリカなどの広大な土地がよいようだ。また、蝗は毎日体重と同じくらいの草を食べるため、大群が押し寄せると忽ち草原は砂漠化すr、、、、。アメリカ西部の穀倉地帯は、、、、群れの大きさ...イナゴ

  • イチジク

    令和3年8月26日(木)無花果:イチジククワ科の落葉小高木、西南アジア原産で日本へは江戸の初期に渡来した。木は3m以上にもなる。初夏、葉腋から倒卵形の緑色の化膿を出す。内部に弑さな花を付ける。葉は三裂掌状で、茎や葉を切ると乳状の汁を出す。日本の無花果の多くは受精せず、秋に雌花膿は花膿となり、暗紫色または黄緑色に熟す。無花果は水分を含む土壌に合う。花は付けずに実がなるというので、無花果の名が在る。朝露を払って捥いだのは最高の味である。生食または、乾燥、ジャム、缶詰等に加工されるが、最近ではワイン漬けにしたり、西洋料理や日本料理等の高級食材となっているようである。今日は「歯の定期検診日」、終えて帰宅すると食卓の上に「無花果」置いてあり、カミさんは留守、、、、、(4丁目のKさんから頂いたとのメモ書きが、、、)かなり大...イチジク

  • 東京パラリンピック

    令和3年8ア月25日(水)東京パラリンピック開会式第十六回夏季パラリンピック東京大会の開会式が昨夜(8月24日)行われた。161カ国と難民選手団を合わせて史上最高となる、4,430名が参加される。主目的は、「多様性を認め合う共生社会を目指す」「パラリンピックは、目で見て貰って初めて凄さが伝わる。ぜひ見ていただきたい。」日本パラ陸上競技連盟理事長の三井利仁(日本福祉大学教授)氏は言われる。コロナ禍で一層知る機会が少なくなり、また外国選手との交流する機会もなくなった。それでもテレビ画面を見ていると、選手等の頑張りに勇気と感動を覚える。彼らの懸命なパフォーマンスを見ていると、知らぬ間に泪が流れてしまう、、。(年齢だけではない)パラリンピックの舞台(演出)は、「パラ・エアーポート」に降り立つ人々や乗り物(飛行機)のため...東京パラリンピック

  • 処 暑

    令和3年8月24日(火)処暑昨日8月23日は、「処暑」の日二十四節気の一つで、立秋のあと十五日で陽暦の八月二十三日頃にあたる。この時太陽の黄経は百五十度をさす。暑さが峠を超えて後退し始め、この頃から朝夕は冷気が加わり、より秋らしくなるが、亦、暑さがぶり返すことが多い。江戸時代の「暦」についての解説書「暦便覧」(太玄斎著)に「処暑は陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と、記載され、昔から「処暑」は暑さが静まってくる頃とされた。こよみ便覧:太玄斎処暑の頃は台風が来やすい時季と言われ、二百十日と並んで台風特異日と称されていた。実際には台風がそれほど多い訳ではないが、昔の人達は暦に従って農作業を行っと来て居り、台風の襲来には敏感であった。処暑の「処」の文字の意は、止む、おさまる、とどまるという意味があり、「暑さ...処暑

  • オストアンデル

    令和3年8月23日(月)オストアンデル:まんじゅう私が中学へ入学し、初めての英語の授業があった。今では小学生が習い始めるが、私達の頃(昭和30年代初頭)「ジャック・アンド・ベテイ」の時代である。当時の英語の先生は自己紹介の後「オスタンデールを知っているかい?」と仰った。私達は初めての英語の授業で、先生が何と言ったのか、、?誰もがポカンとしていた。「オスタンデールは饅頭の事です、実は押すと餡でーる、勿論日本語です」如何にも英語の様な発音だったので、、、この時の先生の冗談は忘れられず、、後に子供等に自慢げに「オスタンデール」を言うのだが子等の反応は今一だった。今朝の中日新聞のコラム「中日春秋」にこの記述が在った。『オストアンデルを知っている人は、最早少なかろう。おまんじゅうの事である。押すと餡が出るので「オストアン...オストアンデル

  • 爽やか

    令和3年8月22日(日)爽やか:爽涼秋になると大気が澄み万物は晴れやかになり、ハッキリと見えるようになり爽快さがある。心身共に心地よく、爽やか、さっぱりしていて気持ち良く清々しい気分となる。この「爽やか」という季語は主観的で実像を伴わないものであり、多分に気分的な趣をさしている。秋には空気も澄み、温度も高くもなく低くもない。春の「麗か」「長閑」に対応する主観的な季語。また、「冷ややか」という季語は、晩秋になり肌に冷たさを感じる事を言い、一雨毎にその感じは一層深くなり、畳などに座すとひんやりとする。秋が深まる冷たさをいう。久しぶりの朝焼けを見た、、、やっと雨が上がり、、、図書館(返却日)に出掛ける。コロナ過にも拘わらず、かなりの方が閲覧室に見える。先着のひとが居る書棚を避け、隣の書棚へ向かう、、、1冊好みの本を探...爽やか

  • 石たたき

    令和3年8月21日(土)鶺鴒:セキレイ、石たたきセキレイ科の総称で、黄鶺鴒、背黒鶺鴒、白鶺鴒等がある。長い尾を持ち、石を叩くように尾を上下に振って川原の石を敏捷に渡り歩く。この姿から「石叩き」の名がある。黄鶺鴒、背黒鶺鴒、白鶺鴒、灰背眼紋白鶺鴒、都会の近郊や、川辺、道端などでもよく現れ目にする。「チチン、チチン」と、高く透き通るような声で鳴きながら弾む様に歩き、翔ぶ。セキレイは、留鳥、漂鳥、冬鳥など種類も豊富で様々だが、古書より、その姿態の涼やかさと水辺に多く見られる事から「秋季」に分類されている。日本書記に、日本神話の伝承の一つとして「イザナギ、イザナミが性交の仕方が判らなかった所、鶺鴒が尾を上下に振る動作を見て知った」との「眉唾」(まゆつば)な記述が在る。日本の各地には、鶺鴒に纏わる伝承が多く残っている様だ...石たたき

  • ひょうたん

    令和3年8月20日(金)瓢:ふくべ、ひさご、瓢箪瓢(ふくべ)は夕顔の一変種でウリ科の一年草アフリカまたはアジアの熱帯の原産で、南米にも多くある。茎は蔓性で(巻きヒゲ)に依って他の物に絡みつく。葉は心臓形(ハート)掌状で浅裂する。7月頃、五弁の白色の花をつける。雌雄同株。果実の中央部は括れている。(稀にそうでない物あるようだ)初秋、瓢箪型の青い実を「百成」「千成」名が在るように大量の実を付ける。熟したら中の実を採りだし、中空にして乾燥させて瓢箪となる。酒や飲料水の容器、花器等に独特の風情があり、徘徊味もあって、古くから親しまれてきた。最近では磨き、絵付けをして人形や置物、装飾品などが観光地等の土産物店などに並ぶ。4,5年前になるか、、、私の友人(句仲間)のkさんが瓢箪作りをされ、それを加工し作品展を開かれていた。...ひょうたん

  • 俳句の日

    令和3年8月19日(木)俳句の日今日8月19日は俳句の日です。8(ハ)、19(イク)を語呂合わせでハ・イ・クと読む。1992年、正岡子規研究で知られる京都教育大学教授の俳人・坪内稔典氏が8月19日を「俳句の日」に制定。1994年、松尾芭蕉の生まれ故郷の三重県上野市が、芭蕉の生誕350年を記念し、8月19日を「俳句の日」とする事を提唱した。1998年、愛媛県松山市の青年会議所が8月19日を「俳句の日」と決め、高校生を対象とした「俳句甲子園」を開催した。現在までに21回の開催を催し続けている。この日は、偶然にも我が孫(小6男児)の誕生日であり、この日を忘れることはないであろう。普段あまり俳句の日を意識する事はないが、連日続く雨天と、コロナ過の中出歩く事もなく、以前「芭蕉記念館」を訪れた事を思い出して、、、、、、JR...俳句の日

  • 新 涼

    令和3年8月18日(水)新涼秋に入り感じる涼気、新鮮な初秋の涼しさをいう。「涼し」は夏の季語、間違えることが多いが「涼し」は「暑し」に対応するもので、夏に暑いのは当たりまえであるが、暑い中に偶々涼気を覚え、すっきりした気分になることをいう。映(ば)える金魚鉢みたいな金魚ゼリーソーダ(先日、新聞に紹介される)新涼は秋になってから感じる涼気で、長く続いた夏の暑さが急に衰え、初秋の新鮮な冷気を心地よく思う情調である。「新涼」は古い俳句には見られず、明治以降に用いられるようになった。此の処、毎日の様に列島を襲う「ゲリラ豪雨」が各地に甚大な被害を齎し、、、、、その所為か、7月の猛暑は何処かへ消し飛んでしまった。朝晩はすっかり涼しくなり、Tシャツ一枚では肌寒さを感じる程だ。日本列島に前線が停滞してから一週間以上降り続く雨、...新涼

  • 五山送り火

    令和3年8月17日(火)大文字:五山送り火盆の精霊送りの行事の中で、一際人目を引くのが大文字といわれる送り火である。8月16日に京都の東山、如意ケ嶽町で行われるのが代表的なものであるが、近年では箱根の強羅をはじめ、観光地などでも行われるようになった。2019年の大文字山の中腹に「大」の文字形に薪を積んで火床とし、一斉に点火する。夜空にあかあかと燃え上がるので、盆の送り火としては最も規模が大きく、遠くからでもよく見え印象に残る。例年なら75の火床に点火するが、今年はたった3ヵ所の火床、「僅かな火床でも、疫病退散を皆さんのために願い点火のために、お精霊さんを西方浄土へお送りしたい」と、保存会の方、、、、8月16日、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す京都の伝統行事、「五山の送り火」が京都市街を囲む山々で行われた。昨年に続...五山送り火

  • 猫じゃらし

    令和3年8月16日(月)狗尾草:猫じゃらし秋になると犬の尻尾のような形をした緑色の穂が、所構わず、どこの道端にも群生している。イネ科の一年生」で、草丈は30~60cm程にもなる。葉は線形で互生する。下部は鞘状に茎を出し包む。花序は円柱形で一面に花が付き、多数の毛が付き出すので、外見はブラシのようになる。この毛は芒ではなく、小穂の柄から生じる長い突起である。子供らがこれを採ってくすぐりあったり、猫を揶揄ったりして遊ぶので「猫じゃらし」の名で親しまれている。「えのころ」は犬コロのことで、「えのこ草」ともいう。子犬の体つき(尻尾の丸み)や動きに見立てた呼び名。エノコロ草は、生えている場所や色等により「浜エノコロ」「紫エノコロ」「金エノコロ」等、色々種類がある。浜エノコロ紫エノコロ金エノコロ今では一般的に食用として認識...猫じゃらし

  • 終戦の日

    令和3年8月15日(日)終戦記念日:全国戦没者追悼式昭和20年(1945年)8月15日、日本は連合国側が日本に発した共同宣言「ポツダム宣言」を無条件で受諾した。天皇陛下(昭和)がラジオを通して「第二次世界大戦の終戦」を国民に伝えた。玉音放送我国はこの日を「終戦記念日」と定め、国の再建・復興を誓う。と同時に、戦没された方々に対し全国各地でそれぞれの催しに依って、犠牲者の慰霊を行っている。「終戦忌」「敗戦忌」とは、俳人による造語であるが「忌日」には、二度と過ちを繰り返してはならないという祈りが込められている。全国戦没者追悼式今年で先の大戦から76年を迎えた「終戦の日」東京千代田の日本武道館では、天皇・皇后両陛下をお迎えし「全国戦没者追悼式」が行わた。例年、6000人を超える参列者があるが、新型コロナウイルス感染症の...終戦の日

  • 生御魂

    令和3年8月14日(土)生御魂:いきみたま盆行事の一つとして故人の魂祭りだけでなく、健在する目上の父母、或いは年長者を「生御魂」「生身魂」「生身玉」として敬い、物を献上し、馳走する風習が昔からあり、文献として、寛文三年(1663年)、「増井山に蓮の飯、刺鯖等を贈る」と記述がある。かなり古来から在る仕来りといえよう。今日に於いても盆には生家へ帰り、先祖の供養と祖父母、父母など尊属の長命を祝福することは、行われているようである。「蓮の飯」:荷葉(はちす)の飯生御魂の長命を祝い、刺鯖と共に糯米で炊いた飯を、蓮の葉で包み、伴に食したり献上したりする風習が在った。これは直系の尊属だけでなく、名付け親、仲人、親戚等の年長者にも贈ったようである。「刺鯖」(さしさば)生御魂の祝いに、蓮の葉の飯と刺鯖は欠かせぬ物であった。背開き...生御魂

  • お盆

    令和3年8月13日(金)お盆:盂蘭盆会7月13日から16日の間に、先祖の霊を迎えるもてなしと送るまでの諸行事をいう。「盂蘭盆会」「お盆」「魂祭」をいう。釈迦の高弟の目連が、餓鬼道に堕ちた母親の苦しみを救う為に行ったのが起源とされている。インドで行われていた農耕儀式から発している。日本では「日本書紀」に推古天皇14年(606年)「4月8日、7月の15日に設斎す」と在り、我国最古の仏教行事と、いわれている。古くは年末に行われていたようだが時代を経て、江戸時代には現在の様な、庶民の盆の形が完成されたようだ。十二日には、「盆用意」(支度)のための草市(盆の市)が立ち、十三日には迎え火を焚いて精霊を迎えるのが「迎え盆」であり、家には「盆棚」を設へ、米や野菜を供える。精霊を迎えた家には僧侶が「棚経」を上げに来る。その間に遠...お盆

  • 十六ささげ

    令和3年8月(日)豇豆(ささげ):十六ささげマメ科の一年草、蔓性と矮性があるなど品種も大変多い。「ささげ」は、「捧げる」の意味で、豆の莢が始め上を向いて伸びるのでこの名が付いたという。細く長い莢を結ぶ豆で、葉も見も小豆に似て、小豆よりやや大きい。十六豇豆は、長さ30~80cmと長く若い莢を食べる。莢の最も長い品種を十六豇豆、十八豇豆、長豇豆という。若い莢は煮付けて食べるが、熟した白、黒、茶、赤褐色などの豆は、乾して食用とし、煮豆や菓子の原料の餡にしたりする。亦、皮が裂けにくいため、慶長事の赤飯に炊き込む。私の母は静岡の出身で、盆の時期になると胡瓜、茄子で牛、馬等を作る時に十六豇豆を飾りつけに使用していた。亦、盆の3ケ日に仏前に供える食事にも里芋と豇豆の煮物を添えていた。その所為か、私もこの十六豇豆は大好きで今も...十六ささげ

  • カンナ

    令和3年8月11日(水)カンナ:花カンナ、檀徳カンナ科の多年草で、熱帯地方に広く分布する。日本へは欧州で品種改良されたものが、明治以降に渡来した。球根で植える。草丈は約2mほど。芭蕉に似た楕円形の葉の間から花茎を出し、大きな唇形の花を開く。花の色は赤や黄色等の色鮮やかな、熱帯原産らしい花を付ける。花期は7月頃から11月頃までと長く咲く。和名は、「花カンナ」で、「檀特」(だんとく)といわれる花はカンナの原種で、江戸時代に東南アジアから渡来し、南九州で自生化したが、最近では殆ど栽培されず、余り見かけなくなった。檀特カンナはご近所でも余り見かけないが、この時期になると徳川園、白鳥庭園、庄内緑地公園などでよく目にする。白鳥庭園徳川園庄内緑地公園今日の1句アスファルト焦がし紅蓮のカンナ燃ゆヤギ爺カンナ

  • 夏の高校野球

    令和3年8月10日(火)全国高校野球選手権大会第103回全国高等学校野球選手権大会が、兵庫県西宮市の「阪神甲子園球場」で開催されました。新型コロナウイルス感染予防の影響で、昨年の大会は中止となり2年ぶりの開催。17日間の日程で休養日を3日とり、8月26日に終了の予定。今年の大会、出場49校は感染予防のためマスクを着用。入場行進は取止め、出場全選手が外野に整列した後、バックネット方向へ少し前進。開会式のステージ(演台)からかなりの距離(空間)取ってある。選手間もスペースを取り飛沫感染対策がなされていた。昨年の朝ドラ「エール」で古関裕而さん作曲の挿入歌「栄冠は君に輝く」を劇中で歌われた、俳優(歌手)の山崎育三郎さんが、内外野の仕切り線上に現れ、「栄冠は君に輝く」を1~3番まで、ゆっくりと伴奏無しで熱唱された。この後...夏の高校野球

  • 長崎原爆忌

    令和3年8月9日(月)長崎平和祈念式典昭和20年8月9日午前11時2分、長崎市に一発の原子爆弾が投下され、7万4千人の命が一瞬に消えた。戦後76目の今日、長崎市の平和記念公園で「平和祈念式典」が営まれた。それに先立ち、長崎市の「高校生平和大使」のメンバー80名が、原爆殉死者の慰霊碑を囲み「高校生の鎖」を作り平和を祈願した。午前10時45分、遺族代表により死没者名簿の奉安を行った。10時52分、遺族代表(小、中、高学生等)が献水を行う。続いて、遺族代表と長崎市長、長崎県知事に依る献花を行い、順次来賓(菅総理大臣等)が献花をする。11時02分、平和の鐘を合図に1分間の黙祷が行われる。田上長崎市長の「平和宣言」「放射能を持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。政府や国会議員の方々は唯一の被爆国として「第一回締約国...長崎原爆忌

  • 酔芙蓉

    令和3年8月8日(日)芙蓉:酔芙蓉公園前のKさん宅の酔芙蓉が白い大きな花を付けた。芙蓉は、アオイ科の落葉低木で、葉は掌状で3~7裂し、葉の縁は鋸状のギザギザがある。初秋に白や薄い紅色の花が咲く。一日花である。初秋の花としては涼し気な印象があり、特に白芙蓉は雪を被った富士を思わせと言われ、過って富士山のことを芙蓉と形容したのは此処からの喩えとも言われている。酔芙蓉は園芸品種で、花の色が朝は白色で、午後になると薄い紅色となり、夕方になると紅色に変化し翌朝に萎む。この時期、同類の花にハイビスカスや木槿がある。ハイビスカス芙蓉と木槿の違いは、芙蓉は、葉が掌形(五角形)で大きさは大人の掌よりやや大きいサイズ、茎の高さは2~4m位。花はの雄蕊は五つに分かれ先端が曲がっている。木槿は、葉が細長く芙蓉に比し楕円形でやや小さい。...酔芙蓉

  • 今朝の秋

    令和3年8月7日(土)立秋:今朝の秋二十四節気の一つで、毎年8月8日頃にあたる。今年は今日(8月7日)が立秋です。この日から暦では秋となるが、実際には未だ非常に暑い時期である。この頃が暑さのピークとなり、季節が秋へと向かい始めるのであるが、今日も各地で猛暑日を予想「熱中症アラート」が26道府県に出された。近年、地球温暖化の影響が著しく、各地で猛暑、熱波のニュースが連日の様に報道される。東京オリンピックも猛暑とコロナ過の中進められ、残りあと2日となった。早朝から、「女子マラソン」が北の札幌の地で始まった。東京から北海道へ変更され、開始時間も朝8時から6時へとスタートを速めたが結局、東京と札幌の気温差は殆どなかった様である。北海道も連日猛暑が続き、選手、大会関係者、医療従事者の方達は、熱中症対策とコロナ感染予防に大...今朝の秋

  • 広島平和祈念式典

    令和3年8月6日(金)原爆忌:広島忌昭和20年(1945年)8月6日、広島市に史上最初の原子爆弾が投下され、14万余の人命が失われた。続いて9日に長崎市にも投下され、両日で30万余の生命が奪われた。この両日に広島市、長崎市を中心に犠牲者の霊を慰めるとともに、世界唯一の被爆国として、反核・平和を祈念する諸行事が行われる。被爆から76年のこの日、広島市中央区の平和記念公園では、「原爆死没者慰霊式・平和祈念式典」が営まれた。今年は、コロナ過のため式典会場への参加者は大幅に削減されたが、会場を取り巻く平和記念公園には大勢の人々が式典会場を遠巻きに参列していた。8時過ぎ、慰霊碑の石室へ今年新たに亡くなられた方々の名簿が松井広島市長、遺族代表により収納された。この後、松井広島市長、菅総理大臣、遺族代表等により、献花が行われ...広島平和祈念式典

  • 断 水

    令和3年8月5日(木)酷暑:極暑一年のうちで最も暑い時のことで、この暑さの極みを「極暑」という。暦の上では「大暑」の頃が暑いとされているが、実際には大暑よりやや遅れた、7月下旬から8月初旬にかけて、日本各地で最高気温が記録されることが多い。亦、真夏の燃えるような暑さを「炎暑」という。実際ここ数日、全国各所で普段高温のニュースを聞かない、新潟、福島、山梨等で猛暑が記録され、北海道では、札幌、旭川等で真夏日(30度以上)が14日も続いている様だ。受水槽の清掃・点検毎年、マンションの貯水槽の清掃・点検が夏期に実施され、今年は今日(8月5日)行われた。事前に「受水槽の清掃・点検を実施します。断水をしますので、午前9時~午後3時迄の予定です。予め飲み水等の給水確保願います」の案内があった。毎年の事とは言え、この時期は水の...断水

  • 墓参り

    令和3年8月4日(水)墓参り:墓洗う墓参は、「墓洗う」という季語の他、やや古い言い方で「展墓」「掃苔」等の季語もある。墓参りは盆の他、故人の命日、春秋の彼岸、年末年始にも行われるが、季語として使われるのは盂蘭盆を本義とする。帰省は月遅れの盆の時期が多いので、この頃に多く墓参する。夕暮れの野山には、秋の気配が感じられる季節でもある。霊園の様なところでは、区画が整然とされているので此処ではそれなりの趣がある。例年、盆前(8月10日)に墓参に出掛けるが、今年は息子の都合により、今日(4日)出かけることになった。息子は名古屋の北東(東区大曾根)に住み、私の住居(港区)は南端、、車で片道30分かけて早朝の8時に迎えに来た。港から平和公園(千種区)まで、凡そ1時間の道程、、、(平日の出勤時間にあたるため、渋滞ヵ所が数カ所あ...墓参り

  • 東京オリンピック

    令和3年8月3日(火)東京オリンピック「オリンピックは夜までやっているのに、営業の制限するのはおかしい」と、或る居酒屋の店長はグチをこぼす。何故、飲食店だけ、、、「6月20日迄の緊急事態宣言下の要請に応じたが、その後のまん延防止等重点措置や、特別対策期間中には応じず深夜営業、今回の午前5時~午後8時に応じず、種類提供の終日停止にも応じない」、、、、、そんな店は多いようである。「私らには生活がかかっている」との事で、酒の提供についてノン・アルコールの缶を並べ、常連客へ実際にはアルコールを提供しているとのこと。東京オリンピックは、7月23日の開会式に始まり、8月8日の閉会式まで残り6日となった。難民選手団や紛争の続く国等から168カ国が参加、33競技339種目、17日間の日程で開会されている。コロナ感染が拡大し深刻...東京オリンピック

  • ひまわり

    令和3年8月2日(月)向日葵:日輪草北米(メキシコ)原産のキク科の一年草、草丈:2~3mハート形の大きな葉を互生し、盛夏の太陽の下で茎の先端に20cm程の大きな黄色の花を付けるヒマワリは、夏の化身のような花。逞しく、強烈に自己主張をしているかの様である。「日車」の別名で、与謝野晶子にも詠まれている向日葵。「ロシアひまわり」等海外にも品種は多いようである。今年も、街角の花壇等に「向日葵」が咲き盛っている。中には既に、種を一杯抱え、首を傾げる花もある、、、、、暑い夏、向日葵はやはり「夏の象徴:のような花である。1970年のイタリア映画「ひまわり」(伊、仏、露、米合作)では、冒頭に広大な「ひまわり畑」のシーンが写し出される。戦没者の墓碑が建つ場所は向日葵畑の中にあった。ひまわり監督:ヴィットリオ・デ・シーカ音楽:ヘン...ひまわり

  • 回転寿司

    令和3年8月1日(日)回転寿司鮓(すし)は、中国で一番古い字書「爾雅」に在る。この「すし」は、魚のしおからのこと。いわゆる寿司を意味する「酢」は後漢時代(25~220年)に「酸っぱい」という意味の「酸し」の形容詞の名詞化したのもこの頃。日本の寿司は魚や貝を塩にし、塾らし自然発酵を待ち酸味を出す「すし」が登場するのは足利時代(1392~1573年)醗酵をより増すために飯を使って魚を塾らしたのは、慶長時代(1596~1614年)、いわゆる琵琶湖の鮒すし(慣れ寿司)、更により早く作る工夫をしたのが「早すし」「一夜すし」やがて酢を使って飯に味を付けた「押しすし」、そして「握り寿司」へと変遷していった。寿司が夏の季題に分類されるのは、酢が防腐剤の役目を果たし、その匂いが食欲不振の夏の味覚をそそるためといわれる。ほたて赤貝...回転寿司

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