俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和2年7月31日(金)西瓜ウリ科の蔓性一年草。熱帯アフリカ原産で広く栽培される。西瓜は普通秋の季語に分類されるが、現実には夏のもの。早生種では6月に開花が始まり、小さな5裂の花が葉腋に生じる。雌雄異花。栽培方法の進歩で、初夏の頃から果実は出回るが、元は初秋のもので在った。球形または楕円形で大きく、多くは果皮に縞模様がある。果肉は赤色が普通であるが、最近は黄色も多く出回る。多汁で甘く、美味しい。冷し瓜:冷し西瓜(夏の季語)過っては、瓜を井戸水や湧き水、渓流等に浸し、冷して食べた。西瓜等も網等に入れて丸ごと井戸の中に抛り込んだり、大盥(たらい)に入れて冷していた。上水道の普及で、最近ではすっかり見られなくなったが、山の宿などで軒に置かれた盥の中で、筧(竹の樋)から流れ落ちる山の水を浴びているのを見た事があった。最...西瓜
令和2年7月30日(木)梅雨曇り今朝も梅雨曇りのハッキリしない空、カミさんは早朝から町内の分別ゴミ回収(チェック)のため出掛ける。暫くすると突然の雨、、、、、何時もなら小一時間町内を巡るに、早めに切上げて来る。カミさんが仲間と体操教室に出掛ける頃(9時)には雲が切れ、日差しが覗く。梅雨の末期の症状か、、、、、梅雨茸:つゆきのこ梅雨の頃は、適当な温度と湿度によって色々な茸が生える。梅雨茸はその総称である。朽ち木や陰湿の地に生える。「しめじもどき」等、食用となる物も僅かに在るが、その殆どは食用とはならない。その以外性、滑稽感が梅雨時の陰鬱な気分をほぐして、俳句の好題材となっている様である。先年、7月の末に犬山城の辺りへ吟行に出掛けた。近くに「有楽苑・如庵」という茶室が在った。如庵(じょあん)は、国宝茶室、重要文化財...梅雨茸
令和2年7月29日(水)ヒマラヤの小国ブータン2019年10月26日、「令和天皇の即位の礼」が行われた際に、世界各国の要人が来日された。その折に、ヒマラヤ山脈の小国「ブータン王国」の国王夫妻は2011年11月、ご成婚後初の外遊先として日本を訪問され、今回の「即位の礼」に2度目の来日をされた。(日本の皇室とは密な関係にある)ブータンは、「世界一幸せな国」として話題となり、日本国内各地では、その一挙手一投足」が注目された。今朝(7月29日)の中日新聞コラム欄「中日春秋」にそのブータンが「理想郷」としての記述がとても興味深く、紹介したい。「ヒマラヤ山脈の小国ブータンを日本の学術調査団が訪れている。鎖国状態で謎の土地と見られていた。約50年前のことだ。山をぬって進む調査団の前に雲間から、突然小さな村が現れた。「シャング...ブータン王国
令和2年7月28日(火)葛饅頭:葛餅、葛切り葛饅頭葛粉を水で溶いて火にかけて練り、半透明に固まったものを皮にして餡を包んだ饅頭。桜の葉で包んだものも在り、東京では「葛桜」の名で呼ばれている。つるりとした冷たい口当たりや、葛の透明感は夏の菓子にかかせない。葛餅葛粉を熱湯で練り、型に入れて冷し固めた菓子。三角等に切って、黄粉と蜜をかけて食べる。元来のものは「正麩」(小麦澱粉)を練り、長期に醗酵させてから蒸し上げたもので、醗酵特有の風味があり、古くから亀戸天神や川崎太師等の茶店で売られている。葛切り(葛練り)葛粉を水で溶き、砂糖を加えて煮て練り固めたものを「葛練り」といい、これをうどんの様に細く切ったものが「葛切り」という。氷片を入れ、冷したものに蜜、黄粉、抹茶等をかけて食べる。透き通った姿が、夏の菓子として愛されて...葛饅頭
令和2年7月27日(月)夾竹桃キョウチクトウ科の常緑低木、インド原産6~9月頃、枝先に直径4~5cmの花を多数付ける。一重、八重花色は、淡紅、紅、白、黄色と変化が多い。葉は長楕円形で両端が尖った形、やや薄く堅い。日本へは江戸時代に渡来した。観賞用に栽培されるが、公害に強いことから、高速道路の壁沿いや中央分利帯、更には工場のフェンスなどにも多く植えられている。夾竹桃は毒性が強く、花、葉、根など満遍なく在るので要注意。樹液を舐めたり、葉や花を触った手から毒を貰う事が多い。木の枝にもある。主な成分は「オレアンドリン」で、僅かな量の0.3%mg/Kgで致死量となる。嘔吐、下痢、めまいなどの症状が起き、重篤をきたすことも在る。喘息等アレルギーの方要注意。マスクが必要で、夾竹桃に触れた場合は必ず手洗いをする。又、安易に木の...夾竹桃
令和2年7月26日(日)ソーダ水:炭酸水二酸化炭素を含んだ発泡性の清涼飲料水の一種無味のものを「プレーンソーダ」といい、これに種々のシロップを加えたものを飲料とする。イチゴ、メロン、グレープ、オレンジ等色取り取りのソーダ水があるが、黙っていると何故かメロンソーダが出てくる。今回、俳句の兼題にソーダ水が出た。最近、余りソーダ水を口に知る事はなくなった。子供の頃、よく(イヤ、偶に)口にしたのは「クリームソーダ」。ソーダ水にアイスクリームを浮かせ真っ赤なチェリーが一粒入っていた。この鮮やかな色と、アイスクリームの甘さ、ソーダのピリッとした清涼感が堪らない、、、、また高校生の頃初めてのデート(といえるかどうか)同級生と映画を見た帰り、街角のパーラーにより、未だ珈琲の味を知らぬまま、「クリ-ムソーダ」を注文、周囲の目を気...ソーダ水
令和2年7月25日(土)百日紅:さるすべりミソハギ科の落葉低木、中国原産、高さ3~7m夏から秋(7~9月)にかけて、長い間、ピンクや白、薄紫の花を枝先に直径3cm位の小花が集まり、全体として華やかだが、一つ一つは小さく零れやすい。花期が長いために「百日紅」の漢名がある。樹皮は剥がれ易く、滑らかな幹は猿も滑り落ちるという事から「猿滑」(さるすべり)と言われる。華やぎと優しさがあり、庭木にも好まれて、夏の代表的な花である。白い百日紅があるが、優雅ではあるが物寂しい。名古屋には百日紅が多く見られ、私の住む港周辺でも、小学校の庭木とその通りの街路樹、大通りの一本裏手の街路にも百日紅の並木が続く、、、名古屋市内の大通りにも各所に街路樹が在り、、徳川園や白鳥庭園の池の畔、鶴舞公園、植物園等にも多く、夏の花樹として多く見られ...百日紅
令和2年7月24日(金)スポーツの日:体育の日今日、7月24日は「スポーツの日」である。何だか、聞きなれない日であるが、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで開会式が挙行された10月10日を「体育の日」として、1966年(昭和41年)から国民の祝日と定められた。後に、2000年(平成12年)から国民の祝日改正法により、10月第二日曜日(ラッキー・マンデイとして連休とする)に変更された。今年2020年(令和2年)に限り、東京オリンピックの開会式に合せ、7月24日に変更された。残念ながら今年は、新型コロナウイルスの影響で、開催が1年延期されたが、世界中にコロナ感染が拡大する中、いつ終息するのかも判らず、、、、世界経済も大きなダメージを受け、選手達の準備、安全も儘ならぬ中で、本当に開催できるのか、、世界中で開催...スポーツの日
令和2年7月23日(木)海の日:海の記念日明治9年(1876年)の7月20日、東北巡行の明治天皇がその帰途に「明治丸」で海路、横浜港へ帰着された日を記念して、明治6年に設けられた。この日は、海や貿易のことを考える日でもある。「海の記念日」ともいい、平成8年(1996年)から国民の祝日となった。毎年、この日は名古屋港で「名古屋港まつり」が催され同時に「花火大会」も在り、数十万人の人出がある。地下鉄築地口駅から名古屋港駅までの大通りが解放され遊歩道が出来、辺りは露天が起ち、祭り屋台が引き回され、終日賑わいが続く、、、、港祭り中止花火大会中止今年は新型コロナウイルスの影響で、早々中止が決まる。連日、各町内から聞こえ来る「祭り囃子」「踊りの練習」もなく。町は火の消えた様に静まりかえる、、、、。昨日から夏休みに入り、名古...海の日
令和2年7月22日(水)土用丑の日の鰻夏の土用と言えば最も暑い時節で、その頃に夏バテ防止のために鰻を食べることを、土用鰻という。鰻は栄養価が高く精が付くと言われる。関東では背開きで、一度蒸してから焼く。関西では腹開きで、そのまま焼く。白焼き、蒲焼等にして食する。この日に鰻を食べる習慣が、いつ頃始まったのかはハッキリしないが、江戸中期には行われていた。一説によれば「平賀源内」が鰻屋から、暑い盛りに鰻が売れないと相談を受け、鰻を売り出す「考案」をしたと言われている。(詳細は、ヤギ爺ブログ2015年7月27日「土用丑の日」で、紹介しています。ご一読下さい。)土用丑の日は、鰻屋が繁盛する。中日新聞夕刊より名古屋の老舗「蓬莱軒」では、連日多くの客で賑わう。この日も長蛇の列があるが、何時もと少し違い持ち帰りの客が大半である...土用丑の日
令和2年7月21日(火)夏休み:夏季休暇学校や会社、官庁等で夏期に取る休暇。期間はそれぞれに異なるが、7月下旬から9月の上旬に取る。一定の期間を定めて一斉に休暇を取るところや交替で取るところも在る。帰省、旅行、避暑、研修、アルバイトに活用する。今日から夏休み(中日新聞朝刊より)学校(小、中、高)の夏休みは、例年なら7月21日から8月末日迄であるが、今年は新型コロナウイルスの影響で、2月末から5月末日まで全国で一斉休校となった。その影響で各学校とも挽回に必死となり、各地域毎に夏休み、冬休みを短縮する動きがでた。学校、地域により様々な取組み方があり、中には夏休みをたったの4日にした所も在る様だ。名古屋市内に住む息子の子供達(小5の男児、小2の女児)の学校では本日(7月4日)から8月16日迄の夏休みとなった。娘の住む...夏休み
令和2年7月20日(月)お中元:中元贈答中国では陰暦7月15日を「中元」と呼ぶ風習があったが、日本では「お中元」と称して、いろいろと世話になった方への感謝として贈り物をする習俗として発達した。殊に、正月と盆を大切な年中行事と考える生活感覚が、歳暮と同様に中元という習俗を定着させていった様である。「生身魂」「盆歳暮」「盆供」「盆見舞」「盆礼」等と、盆の風習との関連も在り、興味深いものがある。中元が近付くと、各デパートではいわゆる「中元セール」の商戦で大わらわとなる。が、今年は例年と違い派手な商戦を控えている様である。それでも、我が家にも毎年の「お中元」が届いている。普段のお付き合いが、年々疎遠となる中、盆と暮れの挨拶代りであろうか、、、、、(当方も同様ではあるが)以前は「洗剤詰め合わせ」や「調味料」等実用的な物が...お中元
令和2年7月19日(日)東京の人今朝(7月19日)の中日新聞コラム欄「中日春秋」に「東京の家族の帰省」についての記述がとても興味深かったので紹介したい。東京に住む会社員が、夏休みに地方の実家への帰省を計画している。その旨を電話で伝えると、どうもお母さんの態度がおかしい。「帰って来てくれるのは嬉しいんだけどね、、、」言いにくそうにこう続けたそうだ。「来るのなら家族全員、検査で陰性を確かめてからという分けにはいかないかしら」新型コロナウイルスへの不安。近所の眼も厳しい。万が一にも我が子の東京からの帰省をきっかけに、地元で感染が拡大したら、、、、、お母さんの胸の内が良く判る。東京での一日あたりの感染者数が急増している。4月以降の推移グラフを見れば、一度は下がったカーブが再び上昇、重傷者が少ないのが救いだがU字のグラフ...東京の人
令和2年7月18日(土)蒼朮を焚く:おけらやく山野に生える白朮(おけら)、キク科の多年草の根を陰干ししたものを蒼朮といい、これを火にくべると特異な匂いがする。おけら(キク科の多年草)蒼朮は、湿気を払うのに好いとされ、梅雨時期や出水後等に屋内でいぶす習慣が在った。梅雨の丁度今頃、鬱陶しい室内の湿気を払い、黴を防ぐ為に「蒼朮」を焚きこめること。蒼朮は本州、四国、九州等のやや乾いた草原に自生する「おけら」の根を乾燥させたもの。平安時代から、一年の邪気を払う元旦の御屠蘇に使われていた。貝原益軒著の「大和本草」にも、「蒼朮を刻んで燃やせば邪気と悪臭が去り疫病を除く、常に焚くべし」とあり、健胃、風邪の予防にも薬効があると記述されている。おけら俳人夏井いつきさんの著書)絶滅寸前季語辞典」に「蒼朮を焼く」の記述が在り、紹介する...蒼朮を焚く
令和2年7月17日(金)蝉:クマゼミ、アブラゼミ昨日、公園の草刈りをしていたら、木の根元に蝉穴が彼方此方に在り、草の間に蝉の抜け殻が落ちていた。辺りに蝉の鳴き声があり、木を眺めて見ると空蝉が付いているが、蝉は中々見つけられない。蝉は、カメムシ目セミ科の昆虫の総称。頭部は低い三角形で、両側に丸い複眼があり、その間に3個の赤い単眼がある。腹面に在る長い吻で樹液を吸う。雄は腹面に発音器を持ち鳴く。雌は鳴かず、唖蝉ともいわれる。雌は樹皮に産卵・孵化した幼虫は地中に入って植物の根元から養分を吸収して数年(5~6年)をかけて成虫となる。成虫となった蝉の寿命は1~2週間である。初夏になると初蝉の声を聞くが、梅雨の終わる頃になると一斉に色々な蝉の声が聞こえてくる。油蝉熊蝉ジージーと鳴く油蝉、シャーシャーと鳴く熊蝉ミーンミーンと...せみ
令和2年7月16日(木)公園の草刈り夏草はエネルギーに満ち、目に染みる様な緑は心地良い反面、昼日中に繁茂した夏草が醸し出す熱気と匂いは耐えきれぬ程になる。一本一本の草も一面を覆う草は生命力が漲る。「草茂る」という季語があるが、野山や道の辺の何処もかしこも夏草が生い茂り、その勢いは恐ろしい程で自然の力強さには驚かさられる。時には鬱陶しくも感じる、、、、大荒れとなった梅雨も終盤を迎えるが、暫しの梅雨晴れ間、恒例の公園草取りが行われた。町内役員と有志、15名余りが早朝8時に集まった。降り続いた雨と高温に、草丈は伸び放題、、、正に「草茂る」である。草いきれが手に余る中、役員の一人が自身の会社の草刈り機を借り出してくれた。機械の入り辛い場所を、一人一人が間隔を空け鍬や鎌等で刈り取って行く、、、昨日迄降り続いた雨で土が緩み...草刈り
令和2年7月15日(水)辣韮:らっきょう、オオニラユリ科の多年草、秋植えの小麟茎から野蒜(のびる)に似た細長い葉を叢生し、紫色の花をつける。全草に特異な香(匂い)を持ち、特に麟室に強い匂いがある。枯れずに越年した草は、翌年の夏に肥大した白色の鱗茎を作り、これが「辣韮」である。6~7月頃に掘り起こして、塩漬や甘酢漬けにして食べる。少し辛味があり歯音が良く、脂っこい料理、特にカレーライスに合い、必ずといって良い程の相性がある。カレーを外で食べても、家で作って食べても必ず辣韮がついてくる。辣韮の「辣」(らつ)はピリリと辛いと言う意味があり、「韮」(きょう)はニラ、球根植物でユリ科ネギ属、強い臭気がある。血液硬化を防ぐ「アデノシン」が多く含まれ、脳卒中や心臓病を回避できる効能が在る。鳥取県(鳥取砂丘)、福井県(三里浜)...辣韭
令和2年7月14日(火)翡翠:かわせみ、しょうびんブッポウソウ属カワセミ科の鳥の総称全長約17Cmでスズメよりやや大きい腹部は赤褐色で背面は瑠璃色はとても綺麗で玉の翡翠(ヒスイ)にも似て美しく、空飛ぶ宝石とも称賛される。嘴(クチバシ)は黒く長い。渓流や池沼沿いの木の枝から魚を狙い、発見するや否や矢の様な速さで一直線に急降下して捕える。その鮮やかな特技は、まさに「一閃」という言葉が相応しい。翡翠の巣は崖に横穴を掘って作る。ヨーロッパ、アジアに分布し、世界に約90種が居ると言われている。留鳥であるから四季を通じて見かけるが、水辺の涼しさを連想して「夏の季語」となっている。飛びながら「ツイーーッ」と細くするどく鳴く。今月の初めに句仲間等が鶴舞公園へ吟行に出掛けた。鶴舞公園内の「胡蝶が池」の周辺に沢山の人達が、カメラ片...かわせみ
令和2年7月13日(月)脚気:かっけ(夏の季語)ビタミンB1の欠乏症、肢のむくみや手足の痺れ等の症状がある。末梢神経を冒して下肢の倦怠、知覚麻痺、右心肥大,浮腫を来し、甚だしい場合は心不全により死亡することもある。白米を主食とする地方に多発した。江戸時代に「江戸わづらい」と言って多発した。この頃からきちんと精米された白米を食べる様になり、米糠(ぬか)や麦に含まれるB1が不足した。武士等の身分の高い人に多く、庶民の間に患者は少なかった様である。白米が美味しく、オカズを余り採らなかった事も要因している。明治時代にも続き、この時代に「国民病」と言われ、年間2万人もの死者が出たため、「伝染病」と診断した医者も居た様である。B1不足の原因には、「疲れやすい、イライラする、気分がすぐれない等ストレスによるもの、飲酒過多(お...脚気
令和2年7月12日(日)潮路句会7月例会日時:令和2年7月11日(土)午後1時~場所:大手コミュニテイ・センター兼題:)梅雨、2)心太、3)当季雑詠梅雨最中、コロナ自粛後の再開2度目となった句会学区代表がお見えになり、「検温と手の消毒は必ず実施してください。お茶出し等、厨房の使用は厳禁です。各自でご用意下さり、水分補給を怠りなく、冷房を付け、換気をして熱中症予防を十分に、、また、座席は空席を取り間隔をあけて下さい、、」等のご注意があった。梅雨最中、一人欠席(不在投句有)参加者8名での句会です。力抜く術を知りたる心太玲子明易の耳聡くなる雨雫玲子潮路抄翡翠の嘴の裂く池の面玲子ここだくに実梅落ちたる母のジャム勝新涼の風湿りゆくカフェテラス美保子伊吹嶺を軽く呑み込む雲の峰魚青ギヤマンの小鉢に突かれ心太美智子選ばずに男日...潮路句会
令和2年7月11日(土)5000人規模のイベント実施昨日(7月10日)行われたプロ野球公式戦で、今季初めて観客を入れて試合が行われた。地元ナゴヤドームでは、上限を5000人以下に設定し、4958人がドーム入り口で検温、消毒を実施して球場入りした。この日を待ち侘びた地元ファンに加え、対戦相手の広島カープファンも名古屋入りした。中には、東京から訪れたドラゴンズファンの夫婦は「選手の姿を見るだけで涙が、、、、」と。入口には注意書きがあり、「座席は指定された通り空間を保持する。必ずマスクを着用する。興奮して大声をださぬように。鳴り物、メガホン禁止」等々最初の選手紹介では歓声を上げず、一人一人に拍手。この日は各地で5試合(巨人対ヤクルト雨天中止)が行われ、うち3試合でサヨナラ本塁打が出た。中日対広島は、延長10回裏4番ビ...今季初の観客
令和2年7月10日(金)納豆の日今日、7月10日は納豆の日語呂合わせで、7は「な」、10は「とう」と読む関西納豆工業協同組合、関西地区の納豆消費の拡大を狙って、1981年(昭和56年)に制定。その後、全国納豆協同組合連合会が1992年(平成4年)に、「7月10日を納豆の日」と決め、全国的な記念日となった。納豆は、大豆を蒸し、麦と麹を加えて発酵させて塩水に漬け、重石をして熟成させた後に香辛料を加えて乾し上げた食品。古来は、もっぱら寺院で造られたもので、「塩辛納豆」「大徳寺納豆」「浜納豆」「寺納豆」等と呼ばれる。亦、よく煮た大豆を藁苞等に入れて適温の中に置き、納豆菌を繁殖させて造った食品。粘り気が強いので糸引納豆と呼ばれ、今日普通に納豆というのは、この種のものをいう。今では蒸し大豆に直接大豆菌を散布して発酵させたも...納豆の日
令和2年7月9日(木)心太:ところてん、こころぶと天草を原料とする清涼食品天草を洗って晒し、煮詰めて型に流し固め冷したもの。天草心太突きこれを「心太突き」で突き出し、細長い紐状にしたものに、酢醤油、辛子醤油や黒蜜をかけて食べる。地方により、味噌やゴマダレをかけ食べる所もある。庶民の夏の嗜好品の一つで、江戸時代から氷り屋等で売られていた。潮路句会例会での今月(7月)の兼題は、「梅雨」と「心太」、そう言えば心太、今年未だ一度も食べていない。早速、カミさんに「ところてんが在ったら買って来てほしい」と所望する。午後、おやつ時に早速頂いた、、、、、真夏ではないが、梅雨最中で蒸し暑く、暑気払いの喉越しに丁度良い、甘酸っぱさが堪らない。今日の1句ところてん黙って啜る老い二人ヤギ爺ところてん
令和2年7月8日(水)白雨:夕立今朝のコラムの中日春秋に「白雨」についての記述が在ったので紹介します。次から次に現れては挑みかかる難敵を退け、やり過ごし時に共存を図る。文明とは人類の危機に対する回答であると、歴史学者のトウインビーが言っている。、、、、、、、、、、、、、、、疫病や天災、環境の変化という試練は、間断なくどころか同時に襲い来るものであるようだ。世の中が新型コロナウイルスに脅かされる中で、九州を中心とする豪雨の被害が大きくなっている。脅威は東海地方等にも及んだ。急激に降る雨で川が溢れ、土砂崩れが起きている。「後5分早ければ」犠牲者の肉親の嘆きが報じられているが、逃げるイトマを与えないかの様に降る恐ろしい雨だ。行方不明者を思えば、時の経過が胸に痛い。「白雨」は夕立をいう。被災地の映像には、本当に白一色で...白雨
令和2年7月7日(火)七夕:星祭、星今宵七夕は、陰暦の7月7日又はその行事であるが現在では陽暦の7月7日や月遅れの8月7日に行うことが多い。この行事は中国の牽牛、織女の伝説と、そこから派生した「乞功奠」(きこうでん)の行事が伝わり、日本の「棚機女」(たなばたつめ)の信仰とが混合したものとされる。江戸時代には五節句の一つとされた。笹竹に詩や歌を書いた短冊形の色紙を吊るし、軒先や窓辺に立てて、文字や裁縫の上達を祈る。仙台や神奈川県平塚の「七夕祭り」は夏の風物詩として有名だが、今年は「新型コロナウイルス」の影響で、殆どの催事が中止となっている。この地方でも一宮市、安城市の七夕祭りも中止、更には、名古屋市の円頓寺商店街の七夕祭り等地元の商店街の七夕や祭行事も全て中止である。円頓寺商店街七夕祭り、今年は中止港図書館内の七...七夕
令和2年7月6日(月)回転寿司暫く外食を控えていたが、先週初めにカミさんとイオンモールに出かけ、4階に在るフードコートの和食レストランで、ランチを食べた。対面を避けて4人席に対角に座す。空席が目立ちゆったりと食事できる。昨日、久しぶりに「回転ずし」へ出かける。昼時でも、殆ど待ち時間はなく、直ぐに案内される。今年1月には、予約しても30分待ちが当たり前だったのに、、、、、広い室内に空席もあり、ゆったりと食事できる。まぐろ、サーモン、カンパチ、ホタテ、焼き穴子、トロ、鉄火、茄子、、、、何を食べても安く旨い。何時もは子連れで賑わうが、この時期、さすがに少なく、子供の声が余り聞こえなかった、、、、鮓:鮨、寿司、すし鮓は米を用いた食品だが、元来は魚を自然発酵させて作る、魚類保存法の一種であった。馴れ鮨はその古い形である。...回転すし
令和2年7月5日(日)凌霄の花:のうぜんかずらノウゼンカズラ科の蔓性落葉低木中国原産で観賞用に、庭や公園等に植えられる。7~8月頃に橙色の漏斗状の花が咲く。花の先端は五烈して開き、直径6~7cm程の花は茎を長く伸ばし、付着根を出して他の物に吸着して伸びていく。コミュニテイ・センターの在る公園に、凌霄花が咲いている。どんどん蔓を伸ばして藤棚の支柱を這い、棚のてっ辺を占領するかの様にオレンジの花が咲き盛っている。棚の下にベンチが在り緑の木陰が涼し気で、ご近所のお年寄りが入れ替わり、涼をとっている。これは、庄内緑地公園の画像(平成30年)今日の1句涼し気にのうぜん揺らす風の儘ヤギ爺のうぜんの花
令和2年7月4日(土)荒梅雨激しく降ることの多い梅雨、若しくは梅雨のうちでも特に雨量の多い時季で6月末から7月の上旬の、梅雨の後半に集中豪雨となり災害を引き起こす頃をいう梅雨は、春から夏に向かうに従い、海より陸の温度が高くなり、大陸からの高気圧の勢力が次第に衰えて来て、太平洋方面の気圧が高くなるので、中間の地帯に在る日本列島に沿って気圧の谷が出来る。太平洋からは暖かい湿った空気が流れ、一方大陸からは冷たい空気が流れ来て、この二つの異質の空気が触れあい、梅雨前線が東西に長く伸びる。太平洋と大陸の気圧の均衡が破れない限り、前線が停滞し雨は降り続く。梅雨の時期の降水量は、名古屋以西の地方では台風の頃を除いて、普段の倍以上の降雨量となる。近年、地球温暖化の影響か?毎年日本列島の至る所で集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生する様...荒梅雨
令和2年7月3日(金)サクランボ:桜桃の実バラ科の落葉高木、西洋実桜の実一重の桜は、大抵小さな実を付ける。紫から黒に近い紅色に熟すると地に落ちる。これを食べる事も出来るが美味しくない。一般に食用になるのは「西洋実桜」の実で、いわゆる「サクランボ」である。西洋実桜は成長が早く、高さは15m以上にもなる。直径2cm程の実が柄の先に赤く熟し、甘く郷愁を誘う。山形県を筆頭に、東北地方や信州のものが名高い。アメリカから輸入される暗褐色で大粒のサクランボも在る。毎年この頃に、仙台在住のカミさんの友人から、「サクランボ」が届く。山形産の「さとうにしき」である「今年は成熟が余り良くないようだ」との添え書きがあったが、早速一つまみ、、、どうして、どうしてとても甘く美味しい。普段、カミさんがご近所で買ってくるものとは、比べ物になら...さくらんぼ
令和2年7月2日(木)半夏生:半夏雨夏至から十一日目の今日は、「半夏生」で七十二候の一つ。サトイモ科の烏柄杓の漢名「半夏」が生じるのでこの名がある。(烏柄杓は毒草で要注意)この「半夏」を田植えの終了の日としている所が多いのは、この日以降の田植時期的には遅くて収穫が儘ならなかったための様である。九州地方では梅雨の終わりの休み日、関東地方では畑作の祝い日である様に、全国で様々な農事に関する習わしがある様だ。関西では半夏生の頃に豊作を祝って、「蛸」を食べる習慣があるという。作物がタコの脚の様に、大地に根を張るようにとの事。又、タコにはアミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれ蒸し暑くなるこの時節、疲労回復にタコを食べるのが良いとの説もある。半夏生草:片白草ドクダミ科の多年草。どくだみより大型で独特の臭気がある。湿った場所...半夏生
令和2年7月1日(水)名越の祓:夏越(なごし)、茅の輪陰暦の6月晦日に行う祓いの行事陽暦のなってからは、6月30日、7月31日に行う神社等、日時は様々である。名越祓(なごしはらい)とは、形代に半年間の穢(けがれ)を託して川に流したり、茅の輪をくぐることが一般的に行われる。陰暦の12月晦日を「年越し」というのに対し6月、即ち水無月の晦日を「夏越し」と呼んだ。名越の祓いや茅の輪くぐりの風習が各地に残る。茅の輪は「茅」(ちがや)で作った輪を20~30cm程の太さに重ね、直径3m位の大きな輪に仕立てた物。これを神社参道等に支柱で支え、「結界」(寺院の内陣と外陣との間)のしるしとする。これを宮に向かい、八の字に3回くぐって、身を祓い清める。全国各神社では曜日も違え、様々な行事を行う。護国神社この地方では、名古屋市中区(名...茅の輪くぐり
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