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たぱぞうの米国株投資 https://www.americakabu.com/

米国株・米国ETFへの長期投資中。某投資顧問にてアドバイザーをしています。

米国株、米国ETFのポートフォリオやその他の収入を紹介。アメリカ株、アメリカETFを通した長期的な資産運用を目指します。

たぱぞう
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2016/04/24

  • 第1回米国株などを語る会in名古屋

    第1回米国株などを語る会in名古屋 2024年2月3日(土)に名古屋にて米国株などを語る会を開催します。今回は初の愛知、名古屋開催となります。 名古屋在住の友人たちとの共同開催となります。昨年の東京、大阪、福岡に引き続いての会になります。テーマはNISAです。 米国株などを語る会in名古屋 第1回米国株などを語る会in名古屋の詳細はこちら 米国株などを語る会の概要です。場所は名古屋駅近くです。 日時 2024年2月3日(土) 15:00~17:00(語る会) 17:30~19:30(懇親会) 場所 名古屋、栄エリア。 参加の方に直接メールでご連絡しますね。 会費 全てコミコミ1万円です 内容 …

  • ストックビジネスによる不労所得をいかに増やすか

    ストックビジネスの副収入を得て自分年金づくり FXや仕手株で勝つと、その時には大きな利益が手に入ります。相場が乱高下しているときの個別株もそうです。これは永続的なものではなく、その時限りの勝ち相場になります。これはフロー型の収入であると言えます。 これに対して、 不動産による家賃収入 株式による配当収入 などは定期的な収入になるので、ストック型の副収入と言えます。派手さはありませんが、持続可能な収入とも言えます。 不動産によるストックビジネスの例 ストックビジネスの例をいくつか見てみましょう。 ストック型の収入を目指し、駅前不動産を購入したオーナー ある居酒屋店主は法人の形でお店を運営していま…

  • FIREをするにあたって誰もが通る悩みとは

    FIREをするにあたって、誰もが通る悩みとは FIREの決断は簡単ではありませんね。特に、家族がいるとそうです。自分の決断が家族の命運も左右しかねず、背負ったものが大きいからです。住居のあるなしも大きいでしょう。 逆に背負ったものが自分のみ、もしくは配偶者のみであるならば、FIREはぐっとシンプルになります。 早期にFIREをすると失うものが2つあります。1つはサラリー、つまり組織から得られる収入です。2つは年金です。正確には、失うというよりも減るといったほうがいいでしょうか。 逆に言うと、続けて長く働けば、収入と年金が増えます。半面、好きではない仕事だと膨大な人生の時間を生活のために失うこと…

  • リボ払いからの復活を期して、投資を始めるということ

    リボ払いからの復活を期して、投資を始めるということ クレジットカードのリボ払いはやめたほうがいいですね。そこまでして購入する商品は本来ないはずです。また、金利負担が大きく、そのような消費行動が定着するとよろしくありません。 一生、モノを買うために働き、誰かと何かに使われ続けることになります。いかに私たちの収入を、将来生活を豊かにしてくれる金融商品に置き換えていくか。資産運用とは、日々のコツコツとした営みの積み重ねです。 さて、今回はリボ払い、借金生活からの脱却を目指して、ということでご相談を頂戴しています。 リボ払いの借金から始まり、なかなかお金が貯まりません たぱぞうさん はじめまして、こん…

  • ゼロからイチを生み出す投資が最も大変だという話

    ゼロからイチを生み出す投資はとにかく時間がかかる 2010年以降、資産運用上の多くのチャンスに恵まれてきましたね。 米国株や不動産、太陽光、民泊、ビットコイン、さまざまあります。2000年代においては、2,3億円はおろか1億円を運用している投資家さんもかなり限られました。一部のカリスマデイトレーダーなどが脚光を浴びた時代です。 しかし、若干の調整があるものの、今はどのジャンルの投資家も我が世の春を謳歌しているといってよいでしょう。億り人は珍しくなくなり、10年後、20年後にセミリタイア、ということも現実味をもって語られています。夢のある話ですね。 父祖伝来の資産を生かし、増やすか。それともゼロ…

  • NISAの成長投資枠、基本的な買い方、考え方

    NISAの成長投資枠をどのように考え、買っていくか NISAの成長投資枠は年間240万円もありますね。この枠をどのように活用するか、頭を悩ませる人は少なくありませんね。多くの人はシンプルに、つみたて投資枠と同じように海外投資信託を買うのが楽で、結果も良好でしょう。 しかし一方でうねりを取ってみたり、個別株を買ってみたり、変化を付けたいと思われる方もいらっしゃいますね。今回はNISAの成長投資枠に関してのご質問を紹介します。 NISAの成長投資枠をどのように活用するか迷います。 たぱぞう様 はじめまして。 3年程前から興味のあるテーマを中心に拝見しながら投資の参考にさせて頂いておりましたが、新N…

  • モゲチェックとは?住宅ローン借り換えの評判と実際

    モゲチェックとは?住宅ローン借り換えの評判 住宅ローンの見直しが大事ということは、弊ブログでもたびたび書いてきました。金利は変動するからです。また、返済実績が積み重なれば自分の信用も向上するため、よりよい条件で乗り換えることができるようになる可能性があります。 そういうことから、定期的に自分の住宅ローンを見直し、金利負担を下げる試みは大変意味のあることです。しかし、実際には日常が忙しく、なかなか見直す時間が取れないのではないでしょうか。 モゲチェック(PR)の住宅ローン診断は時間をかけずに、無料で利用できることから人気があります。 日米金利が上昇傾向にあり、住宅ローン見直しは今がチャンスといえ…

  • 投資に必要な能力はズバリ言って1つ。自分で考える力。

    投資家に必要な能力とは何か 投資に必要な能力とは何でしょうか。 私はもともとは投資は趣味としてやっていました。そして多くの失敗をしました。ただ、基本が手堅いので大きな失敗はしませんでした。その代わり、大きく勝つこともありませんでした。 しかし、負けないこと、退場しないことというのは大事で、結果的に経済的自由を得て独立するに至っています。コロナショックを経て過去最高の資産になったというのは、やはりそれ相応の下手なりに生き残ってきた何かがあるのでしょう。 そんな私ですが、最近思うことがあります。それは「投資に必要な力とはなにか」ということです。2010年代以降はわりとコンスタントに投資で勝てている…

  • 老後の生活防衛資金はいくら必要なのか

    老後の生活防衛資金はいくら必要なのか 学生の頃の時間と、社会人になってからの時間。はたまたリタイアしてからの時間。全て同じ時間の過ぎ方をしているはずです。しかし、体感の早さは全く異なりますね。時間は、それまで生きてきた人生の長さで感じ方が違います。 平たく言うと、若いほうが1年が長く感じられるということです。20年の1年と40年の1年では体感する早さが違うのです。これは今後60年の1年、80年の1年と年を経るごとに実感されるのでしょう。時間とは割合で、体感する早さが違うということです。 おそらく、アラサー世代はあっという間に40代になるのでしょう。そして、アラフォー世代はあっという間に60代で…

  • 米国債券投資のおすすめ金融商品とは

    米国債券投資のおすすめ金融商品とは 金利が天井を打った可能性があります。可能性というのは、インフレが鎮静化したと断言するのは尚早だからです。しかし、昨今の10年債金利を見るに、マーケットはすでに利下げを織り込んだ値動きをしています。 ややその動きは急で、この2か月で債券は過去最大の値上がりをしました。かくいう私も投資歴の中で初めて債券を買いました。生債券もIFAの友人が販売していることもあり検討しました。しかし、元来うねり取りが好みの私は結局ETFを買いました。 ETFならば以下の長期債系のものが人気でしょう。 EDV バンガード超長期米国債ETF TLT iシェアーズ米国債20年超ETF 2…

  • 経済的自由を得てわかった、3つのこと

    経済的自由とは何か 経済的自由とは、働かなくても生活できるだけのお金が入ってくる状態のことです。つまり、生きるために働くということをしなくても大丈夫な状態です。この場合、不労所得とか、配当所得とか、年金所得が該当してきます。 働く必要がない、ということで「経済的自由」という表現になっています。昨今ではFIREという言い方で表現されますが、RE、つまりリタイアアーリーのほうが重みがあるかもしれませんね。 成功した個人投資家はキャピタルゲインかインカムが大きく、経済的自由を得て生活している人が多く存在します。私の場合はインカムだけでは達成していません。しかし、様々な収入の複線化を図った結果、いつの…

  • 定年退職後の生活では、どのように収入を確保していくのが理想なのか

    定年退職後の生活でどのように収入を確保していくか 定年退職後の生活、特に収入面は誰もが不安に感じるところです。学生時代は学校に所属し、就職後は組織に所属し、定年退職を迎える。そこで初めて、何物にも所属しないという体験をする人もいるでしょう。 FIREでもそうですが、この何物にも所属しないというのは未経験だと漠然とした不安があります。慣れてしまえばどうということはない、と経験者の多くは語りますね。実際はどうでしょうか。 不安を感じる中でも特に大きな割合を占めるのが収入面です。老齢年金が国民年金と厚生年金でしっかりある人はそれでも恵まれているほうでしょう。共働きで、退職後もダブルインカムというパタ…

  • インデックス投資がつまらなすぎて困っています

    インデックス投資がもたらした、ほったらかし投資 バンガードの創始者であるジャック・ボーグル氏が2019年1月に逝去されて4年になります。氏の功績はシンプルに言うと、低経費率でインデックスファンドを誰でも買えるようにした、ということでしょう。後世に語り継がれる、大きな功績です。 今では低コストインデックスファンドは、米国のみならず、日本を始め世界各地で購入することが可能です。投資信託やETFという商品自体、非常にメジャーなものになりました。個別株以上に今は受け入れられています。 インデックスファンドが優れている点はいくつかあります。 分散投資が基本なため個別株リスクがない アクティブファンドを凌…

  • 大学生が投資を始めるにあたって意識をしたいこと

    大学生を始め、若いうちから投資を始める人が増えている 大学生など、若いうちから投資を始める人が増えているように感じます。統計など定量で判断したわけではないですが、お問い合わせでも時々ご質問を頂戴しますね。Youtubeや書籍の影響も大きいのでしょう。 私が学生だった20年前も、証券研究会などが学内では活動をしていました。しかし、今取り組み始めている人たちは、もっとライトな層が多いですね。そういう意味では、大人のたしなみ、常識としての投資とでも言いましょうか。 いずれにしても、今ある収入を今と将来に使い分けていくという発想は、非常な堅実さを感じます。 若年層の将来に対する漠然とした不安をどう解決…

  • GPIFのポートフォリオを個人に応用するのはどうか

    GPIFのポートフォリオを個人に応用する GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は日本株、日本国債、海外株、海外債券に分散投資をしています。 GPIFのポートフォリオ こういう均等分散のポートフォリオになったのは割と最近です。以前は日本国債の割合が最も大きく、次に日本株、海外投資はわずかというポートフォリオでした。 GPIFの2009年度までのポートフォリオ それがリーマンショック以後に徐々に海外資産へ割り振るようになり、今の均等分散ポートフォリオになっています。リーマンショックの災禍を結果的にはうまく回避しており、そういう意味ではラッキーでした。 しかし、決して理想のポートフォリオという…

  • 住宅ローンの繰り上げ返済と期限の利益

    住宅ローンの繰り上げ返済は悪くはないけれども、おすすめはしない 住宅ローンの繰り上げ返済はよく話題になりますね。2010年前後までは利率が高く、借り換えや繰り上げ返済も悪い選択ではありませんでした。 しかし、今は金利が安く、なおかつより良い金融商品がたくさんあります。繰り上げ返済をするならば、他の金融商品の購入に充てたほうが良いケースが多々あります。 もっとも、これも考え方次第ですね。私は繰り上げ返済は考えていませんが、自分のお金の使途は自分で決定していく、これも大事なことです。 さて、今回は住宅ローンの繰り上げ返済ということでご質問を頂戴しています。 住宅ローンの繰り上げ返済を考えているが、…

  • 変額保険というエグい金融商品は買ってはいけない

    変額保険など複雑化した保険商品は買ってはいけない 金融庁がつみたてNISAを導入した最大の功績は何でしょうか。私たち国民の資産運用の機会を増やした、非課税の投資枠をつくった、など様々あります。その中でも私が最大の功績だったと感じていることがあります。 それはズバリこういうことです。 つみたてNISAにより「良い投資信託」の定義がはっきりした これが一番大きかったのではないかと思います。ほとんどのアクティブ投信がダメ、手数料が高いのはダメ、使えるベンチマークはこれとこれ、こういうことを金融庁がはっきりと示したのは大きかったと思います。 たとえつみたてNISA対象の投資信託でなくとも、つみたてNI…

  • 個人向け国債のメリット・デメリットを探る

    個人向け国債を買うのは常識!? 個人投資家で、投信など間接的にせよ日本の個人向け国債を買っている人は稀かもしれません。バランスファンドなどで組み込まれている、という場合を除いて生の個人向け国債を買い付けている人になるともっと数が少なくなるでしょう。 本来、債券はポートフォリオの上下動を少なくし、リスクを低減してくれるというメリットがあります。 ただ、米国株投資をしている人は特にそうですが、個人向け国債を購入するというよりは、ETFでの対応を視野に入れている人のほうが多いでしょう。あるいは、他の先進国国債でしょうか。 それはズバリ、国内は低金利ということで説明されます。よく言われたデフレであるな…

  • 世界の食品・飲料業界ランキング【2023年】

    世界の食品・飲料業界ランキング【2023年】 Food Engineering Magazineが公表している世界の食品・飲料業界ランキングです。2023年の発表ですが、2022年の実績に基づいています。 まずはTop20をご覧ください。過去2年度の順位も入れています。 2023 2022 2021 Company 国 売上高($m) 1 1 2 Nestle スイス 96,244 2 3 1 PepsiCo 米国 86,392 3 4 3 JBS ブラジル 78,056 4 5 4 Anheuser-Busch InBev ベルギー 57,786 5 6 5 Tyson Foods 米国 5…

  • 住宅ローンの借り換えメリットは決して小さくない

    住宅ローンの借り換えメリットは大きい 住宅ローン金利はお得です。この頃上昇気味とはいえ長期金利が安い状態に据え置かれていますので、属性次第ですが1%に満たないケースもあります。 住宅ローン金利の借り換えというのはある意味では後出しジャンケンのようなものです。金利は常に変化しますから、低くなった時に前の契約から借り換えてしまえば低金利の恩恵をうけることができます。 かつて10%近くあった住宅ローン金利も、この20年は小反発こそあれど基本的には低利じり下げです。そういう意味では、バブル後の引き締め時期などを除けばこの30年は変動が有利だったということになります。 住宅ローンを一度組んだらそのまま払…

  • 法人で株式投資をするメリットデメリット

    法人で株式投資をするメリットデメリット 法人で株式投資をする投資家がいます。私もそうですね。特に法人が得というわけではなく、特性を踏まえないと逆に損をしかねません。理由は、税率が高くなるケースがあるからです。 よく、法人は税金が安いと言われがちですが、国税でざっくり35%、地方税で10%、消費税で10%、となるとその重税感が伝わるかと思います。よく言われる法人税は国税しか指していないこともありますから要注意です。 もちろん、利益の額や益税扱い云々となるとまた違うのですが、細かくなるのでおいておきましょう。 しかし、デメリットばかりではありません。赤字の九年繰り越し、事業所得との合算、そして相続…

  • バックテストに基づくシミュレーションをどこまで信じるか

    バックテストに基づくシミュレーションは投資の前提とはなる バックテストとは、過去のデータでシミュレーションをして、将来的なリターンの予測をすることです。 コロナ以前は比較的債券が好調だったために、債券部分の比重にレバレッジをかけた商品が相次いでリリースされました。その後の暴落で目立たなくなりましたが、本来今はいい時期でしょう。 また、昨今で言うと米国株が大変好調なため、米国株特にハイテクに比重を置いた商品に人気があります。 これも広い意味ではバックテストに基づいた予見ということになります。 シーゲル先生の言われるところの投資方法、シーゲル流投資術などもある意味ではバックテストに基づく予見です。…

  • セミリタイアへ向けての高配当株戦術は正しいのか

    セミリタイアへ向けての高配当戦術 セミリタイアを意識すると、収入が欲しくなりますね。その収入をペーパーアセットで得ようとするならば、以下の2つになります。 配当金や分配金で収入を確保する キャピタルが出ている株を取り崩して、収入を確保する 前者を採用してセミリタイアをする人もいますね。一方でインデックス投資のように積み重ねることで総資産を増やし、取り崩してセミリタイアする人もいます。要はやり方様々というわけです。 私の場合は、インカム部分はハードアセットに依拠しています。家賃や売電額、これらの収入は計算がパチッとはまるので、セミリタイアと相性が良いです。確実性が高い投資なのですね。しかし、結果…

  • KADOKAWAさんで2024年少人数限定、資産運用講座を行います。

    KADOKAWAさんで2024年少人数限定、資産運用講座を行います。 久しぶりになりますが、1月13日土曜日にKADOKAWAさんで少人数限定セミナーを行います。 今回は私の投資仲間との対談、物件見学というフィールドワーク、この2つを盛り込んだ特色あるものとなっています。 高金利時代を生き抜く投資術【超リアル】1億円への方程式2024 場所は東京飯田橋、KADOKAWAさんのセミナールームをお借りします。 少人数限定講座の内容 セミナーの内容は以下の通りです。 相場概況から、投資の基礎基本、投信やETFの見方や評価、個別株投資の足掛かりとなる基礎的事項、資産管理法人の持ち方、考え方などです。 …

  • NISAつみたて投資枠と成長投資枠のおすすめ運用方法

    NISAつみたて投資枠と成長投資枠のおすすめ運用方法 2024年から始まるNISAですが、運用方法を巡っていろいろな考え方があります。しかし、考え方はシンプルです。 個別株投資やうねり取りの投資をしないならば、つみたて投資枠も成長投資枠も区別する必要はありません。S&P500、オルカン、Nasdaq100,それぞれ好みに応じて淡々と両枠を使って投資をしていけばよいのです。 NISA枠は損益通算ができません。したがって、損をしない投資を心がける必要があります。それはズバリ、長期での運用を念頭に置くということです。右肩上がりのインデックスに投資することです。 一方で、中級者以上の個別株やうねり取り…

  • 米国株での長期投資のメリット

    長期投資と短期・中期投資 つみたてNISA以後、この4・5年で長期投資と言う言葉が日本でも盛んに言われるようになったと思います。インデックス投資家ブロガーの重鎮さんだと2005年前後から、投資信託を通した長期投資をされている例が多いです。 15年前後で確かな実績を残していることを考えると、多く参考になるところがあるのではないでしょうか。しかし、たったの十数年なのですね。30年、40年保有となればどうでしょうか。ETFならば含み益は大きくなり、高配当化していることでしょう。 日本での投資というとどうしても、相場の上下動を読み切って資産を殖やすというところがメインになりがちでした。それにはいくつか…

  • 貯蓄と投資はどちらを優先すべきか

    貯蓄と投資はどちらを優先すべきか 日本人は貯蓄好きで、投資が苦手ということが良く言われます。しかし、このイメージは変わりつつあり、日本人の貯蓄は減りつつあります。おそらく、私たち今の現役世代が老後を迎えるころは、今の高齢者ほどの貯蓄は無く、金銭的に豊かな生活は送れていないでしょう。 年収が上昇せず社会保障費が上がるという構造です。手取りである所得は増えようがありません。また、大学進学にかかる学費などの教育費は日本が豊かだったころと比べても減っておらず、苦しさに拍車をかけています。 従来のように貯蓄をして銀行金利で運用ということが不可能になっていますから、私たちは自分たちで資産運用を模索しなくて…

  • 米国株投資における為替リスクの考え方

    米国株投資における為替リスク 米国株投資をする人にとって、意識されるリスクの1つが為替リスクではないでしょうか。円高というのはドル資産を毀損しますので当然と言えるでしょう。 米国株投資における為替リスク 為替・ドル円相場の超長期チャート 金プラチナ相場情報 Let's GOLD このチャートを見ても分かるように、1ドル360円の固定相場制を終えて急激に円高が進んでいることが分かります。1970年と言いますと、日本は高度成長期でした。企業業績も右肩上がり、円が毎年のように強くなる、そういう時代でした。 この時代ならば、日本株への投資というのが最適解であったことは間違いありません。1995年に…

  • ワンルームマンション投資は不動産投資を始めるきっかけになるのか

    ワンルームマンション投資は不動産投資のきっかけになるのか 不動産投資はある種のババ抜きのようなところがありますね。買った瞬間に売るときのことを考えるのが基本です。次に買い手がつかないような物件を買うには、よほどの動機が必要ですね。 そういう意味では立地に恵まれない築古投資は難易度が高いです。以前は地方築古RCに融資が付きました。出口が取れたのですね。しかし、今は微妙な土地のRCに融資を付ける銀行はありません。融資が付かないということは、出口が取りにくいことを意味します。 それでは融資が付けばよいのでしょうか。それも違いますね。融資が付き、属性さえしっかりしていれば簡単に買える不動産はなんでしょ…

  • 老後の副収入として不動産と株式はどちらが良いのか

    老後の副収入としての不動産と、最初の一歩の現況 不動産や太陽光投資でセミリタイアを実現する人がいますね。しかし、全体の数からみればさほど多くないのではないかと思います。私も何名か不動産でセミリタイアをした人を知っていますが、だいたい5億~10億円程度のレバレッジを効かせていますね。 そうでない人は、地主系、相続系の方です。逆に言うと、不動産だけでセミリタイアというのは不可能ではないですが、それなりのスキルと目利きが必要というわけです。さらに今は融資が厳しく、サラリーマンであるというだけでお断り、という金融機関もありますね。 半面、築古戸建て投資でDIYをして客付けをし、転売するスキームが流行っ…

  • ゼロサムゲーム・マイナスサムゲーム・プラスサムゲームとは

    ゼロサムゲーム、参加者の期待値がゼロになるゲーム ゼロサム(zero-sum)とは、平たく言うと参加者全員の掛け金の足し算が常にゼロになることを言います。 これはゲーム理論と言って、応用数学の1つです。ゼロサムゲームはある意味では公平なギャンブルです。 なぜなら、明確に勝ち負けがあり、負けにも限りがある場合がほとんどだからです。ただし、レバレッジを効かせるとゼロサムゲームの範疇を超えてくることになります。 ゼロサムゲームをする場合には、無理せず最悪を想定して、負ける可能性も踏まえて参加するというのが健全でしょう。 ゼロサムゲームの単純な例 例えば、友達同士でやるマージャンやポーカーゲームがゼロ…

  • 持って良し、売って良しのアセットを安い時に買う

    持って良し、売って良しのアセット 投資の世界で「持って良し、売って良し」という言葉を聞くことがありますね。簡単に言うと、持って良しはインカムです。配当分配金や家賃、売電収入など持っていればインカムがよい利回りで入ってくる。しかも手間があまりかからない。そのような投資先です。 売って良しは、出口ですね。売った時にキャピタルゲインが取れる、つまり売って利益が出る投資先です。株式ならば、値上がり益がキャピタルとなります。必ずしも寝あがっていなくても良いですね。例えば不動産や太陽光ならば、残債が減っていれば買値と同じ値段でも利益が出ます。これでも、売って良しです。 投資の基本は「持って良し、売って良し…

  • 年初一括投資とNISAの関係を考える

    NISAの投資枠が拡大され、年初一括投資が注目を浴びている NISAの枠が拡大され、年初一括投資をすべきかどうか迷われる方もいますね。つみたてNISAの頃は枠が小さく、そもそもがつみたて色が強かったのであまり話題になりませんでした。 2021年、2023年のように年初から右肩上がりの相場だと、年初一括投資の効果は大きいですね。一方で2022年のような年初から右肩下がりの相場だとしばらく辛抱が強いられます。とはいえ、S&P500などのまともなインデックスであれば、年数を重ねることでプラスに転じるのでしょう。 結局のところ、1年12か月の機会を損失と考えるのか、そうでないのかというところです。基本…

  • 投資信託で失敗しないために最低限押さえておきたいこと

    投資信託で失敗しないために知っておきたいこと 投資信託というは長らく「変な商品」が多くありました。構図は単純で、知らない人に知っている人がロクでもない商品を売りつけるという手数料商売だったのです。それが、この数年で劇的に状況が変わりました。 失敗しない、良い投資信託が出てきたのです。そのため、必ずしもETF一辺倒ではなく、金額や目的に応じた投資信託が以前より買えるようになってきています。しかし、数千本ある投資信託ですが、まだまだ「変な商品」はたくさんありますので注意が必要です。 よく海外では「騙すほうも悪いが、騙されるほうはもっと悪い」という論理があります。国と場所にもよりますが、「人間不信」…

  • 株式と債券・現金比率はリセッション時にどうするのか

    株式と債券・現金比率はリセッション時にどうするのか 株式と債券・現金比率というのは永遠の課題ですね。保守的に考えるならば、50:50をベースとして、リスク許容度に従って変えるイメージになります。一般的には若ければリスクを取れますし、退職してインカムがない場合はリスクが取りにくいということになります。 これは淡々と積み立て投資をしている場合は当てはまります。しかし、ある程度投資慣れしていて、アクティブに売買する人はその限りではないでしょう。実際、私もキャッシュポジションは大事にしつつも、短期投資の部分に関しては、比率は流動的です。 さて、今回は積み立て投資を基軸としながらも、徐々にご自分の投資の…

  • 子どもに財産を残す?残さない?また、その時期はいつがよいのか。

    子どもに財産を残す?残さない?それぞれの考え方 個人投資家でも、子どもに財産を残すという人と、残さないという人で考え方が割れますね。 この世にお別れするときに、限りなくゼロにして、つまり使い切っておくという考え方の人がいます。そうかと思えば、個人とは別に法人格などにして、子どもに財産を残すという考えの人もいますね。 どちらが正しい、正しくないという話ではなく、それぞれの思いの相違ということになります。株式投資の世界でよく知られるバフェット氏は、自らの財産のほとんどは親友であるビルゲイツ氏の財団に寄付するという意向を示していますね。 ビルゲイツ氏自身も財団に寄付するという考えですね。また、Fac…

  • 相続や事業承継と投資をどのように考えていくか

    相続や事業承継は身近な話題となりつつある 昨今、相続や事業承継に関わるご相談をお請けすることが増えています。時代ですね。リーマンショック以後、資産運用や投資の環境が大変整い、マーケットの追い風もありました。また、相続税控除額の引き下げも関係するでしょう。 合同会社の定着により、法人化が珍しくなくなったことも関係しています。そのため、相続や事業承継が遠い話ではなく、身近な話となっているのです。 とはいえ、私は税理士資格を持ちません。そのため、私もお世話になっている知人の税理士を紹介するということになっています。いずれにしても、困難な時代を生き抜くため、資産を次代に繋いでいくことは必須の時代となり…

  • 温故知新の投資術とはこういうことだ

    温故知新の投資術とは 投資というのは面白いですね。もっと大きく言うと経済でしょうか。過去はあくまで過去、未来に過去の知識や経験が100%生かされるかと言えば、そういうわけではありません。 むしろ、世間はしばしば間違えるのです。 そのため、投資の世界で人並外れた成功を収めようと思うと、少々人と違うことをしないといけませんね。例えばみんなが売っているとき、あるいは買っているときに逆の売買をする。世間の評価と実際の評価がかけ離れているときにチャンスはありますね。 しかし、再現性が高く、大きなチャンスが大勢で共有される場合もあります。 たとえば10数年前の米ドルなどはそうでしょう。1ドル80円以下の時…

  • 自宅を売却して投資で住宅資金を増やすという考え

    自宅を売却して投資で資金を増やしていくという発想 どのような自宅でどのように暮らすのか、これは人それぞれですね。自宅と賃貸でも変わりますし、戸建てとマンションでも変わります。都市部と地方でも大きく変わりますね。 共通するのは、住まいというのは基本的にはキャッシュアウトする性質のものだということです。自宅に収入の全力を注ぐと、住宅ローンのために一生を終えるということになりかねません。 私は戸建て建売を住宅ローンで購入しました。それでも、こつこつと投資をすればFIREは可能ですね。しかし、都心部ではない、キャピタルの狙えない場所で大きな物件を狙っていれば、FIREはどうだったでしょうか。 お気に入…

  • 米国グロース株への投資が再び隆盛を極めるのはいつか

    米国グロース株投資への夢と現実 グロース株投資の魅力はそのリスクの高さです。上にも下にも大きく変動をします。マーケットが好調であれば大きく上振れします。しかし、IPOで何でも跳ね、SPACが流行るというのは明らかにバブルでしたね。 その巻き戻しが強烈で、逆に資産を減らした人も多いでしょう。とはいえ、きちんとした収益構造を構築できている、あるいは構築できる可能性があるグロース株に関しては割高感はありません。 さて、そうした中で投資の方向性に不安を覚えるという方からご質問を頂戴しています。 米国グロース株への投資は間違いだったのか。 たぱぞう様 こんにちは。いつもブログを拝見させていただいてます。…

  • GXスーパーディビデンド-US ETF【2253】は高配当利回りで低ベータな東証ETF

    高配当利回りと低ベータの掛け合わせ東証ETF【2253】 2023年7月13日に東証に上場した、グローバルXスーパーディビデンド-US ETF【2253】(以下: 【2253】)をご紹介します。 ベースとなるインデックスは” Indxx SuperDividend® U.S. Low Volatility Index”です。indxx社は米国とインドに拠点を置く、インデックス・プロバイダーです。 米国に上場する高い配当利回りと低いベータ値を持つ銘柄により構成されます。ベータ値とは、インデックスの動きを1とした時に、当該銘柄の値動きの大小を示すものです。 インデックスの動きより上にも下にも大きく…

  • FIREを目前に控えるが、無職という肩書に抵抗がある

    FIRE(Financial Independence, Retire Early)、経済的自立と早期退職 FIREはFinancial Independence, Retire Early、要は経済的自立と早期退職ですね。多くの資産家がそうであるように、自らの資産管理が生業の柱となります。傍から見ると、無職に見えるかもしれません。 さて、今回はFIREを目前に控えるが、無職という肩書に抵抗があるという方からのご質問を紹介します。 FIREを目前に控えるが、無職という肩書に抵抗がある たぱぞう様、いつも楽しくブログおよびYoutubeを拝見させていただいております。たぱぞうさんの温かくて優しい…

  • 証券担保ローンを使ってレバレッジ投資をすることは可能か

    証券担保ローンとは 証券担保ローンという仕組みがあります。自分の持っている証券を担保として、お金を借りるという仕組みですね。銀行口座にお金を入れて、それを担保にハードアセットに投資をするということもありますが、仕組みとしては似ています。 ただし、証券の場合はその独特かつ激しい値動きがありますね。そのため、なかなか使途を選ぶのも事実です。さて、今日は証券担保ローンを活用して、レバレッジ投資ができないか、ということでご質問を頂戴しています。 証券担保ローンを使ってレバレッジ投資を実現することは現実的か たぱぞう様 いつもブログ楽しみに拝見させて頂いております。当方現在37歳男性会社員、妻(36歳)…

  • 退職金で住宅ローンを繰り上げ返済するのはお得か、損か

    退職金で住宅ローンを繰り上げ返済するのはお得か、損か 退職金は給与所得の最後を飾る、大きな収入ですね。その後は基本給を減らし、仕事の負担も減らし、第二の職場で過ごすわけです。人によっては、勤労はもう十分ということで晴れてリタイアとなる人もいますね。 ごくごく稀に、退職してから職場を転々とし、その都度多額の退職金を得る人もいますね。積み上げた社会人生活の実績のなせる業で、成功者のキャリア収穫期ともいえるかもしれません。 さて、今日は老後に向けた退職金の活用、住宅ローンを繰り上げ返済ということをテーマにご質問を頂戴しています。 退職金を運用に回し、住宅ローンをコツコツ返していきたい いつも楽しみに…

  • 自営業のiDeCo出口戦略と老後資金計画

    自営業のiDeCo出口戦略と老後資金計画 NISAが注目されがちですが、iDeCoも制度として活用したいところですね。特に、自営業の方は所得控除も活用できるので意味は大きいです。今日は個人事業主でフルに積み立てをされてきた方からのご質問です。 iDeCoを満額つみたててきた自営業者です。 初めまして。いつも分かりやすく温かな視点の記事を楽しみに拝読しております。標題の件について、たぱぞう様のアドバイスを賜れましたら幸いです。 私は会社員を経て独立し20数年になりますが、フリーランスの老後資金としてIDECOを始めたのが15年前です。 私自身がリスクをかなり許容できるタイプであり、長期間投資なら…

  • 世界平和指数【GPI】とは?算出方法やランキングを解説

    世界平和指数(Global Peace Index)とは Institute for Economics & Peace(以下:IEP)が発行している世界平和指数(Global Peace Index 以下:GPI)をご紹介します。 IEPはオーストラリアのIT企業の創業者であるSteve Killelea氏が2007年に設立した非営利の研究機関です。 GPIは3つのカテゴリーのトータル23の指標を用いて判断します。3つのカテゴリーは以下の通りです。 Ongoing Domestic & International Conflict(進行中の国内および国際紛争) Social safety &…

  • 専業主婦を辞め、厚生年金目当てに就職するのは理にかなっているか

    専業主婦・主夫の方は年金を配偶者が加入する年金制度が負担する 専業主婦・主夫の方は年金を配偶者が加入する年金制度が負担する形ですね。その場合、第3号被保険者というカテゴリに属することになります。第3号被保険者の老齢年金額は現状の満額で年間79万5000円です。 専業主婦、主夫は厚生年金がなく、国民年金のみになる そのため、老後の生活にやや不安を覚えるという方が増えてきていますね。これは、現役時代に資産形成が追い付かず、年金額だけで老後をまかなうことが難しいということです。 もし、資産運用で老後に十分な資産が築けないことが想定される場合は、以下の方法をとることになります。 自ら働き、第二号か第一…

  • 変額年金保険をおすすめしないのは、手数料が高く出口の税金が重いから。

    変額年金保険はおすすめしないが、保険は大事 付加価値の付きすぎている保険を契約する必要はありませんね。例えば、変額年金保険や貯蓄型保険です。基礎基本は、保険機能と運用をしっかり分けることです。つまり、掛け捨てで十分ということです。 しかし、今はもうなくなりましたが損金処理、全損・半損の保険などはそれなりに魅力もありましたね。また、医療保険や学資保険に関しては賛否もあります。意外かもしれませんが、医療保険と学資保険は私もやっています。 変額年金保険をおすすめしないのは、手数料が高く出口の税金が重いから いずれにしても、基本的には保険商品は割高、社会保険を主としつつ、控除枠をしっかり取っていくとい…

  • 買ってよかったもの10選【2023年】

    買ってよかったものを10こ選んでみました。 FIRE後、圧倒的に在宅時間が長くなりました。FIRE後に新たに買ってよかったものを2年ぶりに改めてまとめてみます。 数年前に買ったものもありますから、今はもっと新しくてよいものがあるかもしれません。 〇エルゴヒューマンプロ、ヘッドレスト付き 在宅時間があまりに長いので、椅子を買いました。ハーマンミラーのアーロンチェアを買うつもりでしたが、試す機会がありませんでした。エルゴヒューマンは自宅から至近の家具屋さんに置いてあり、座り心地が良かったので買いました。 台湾メーカーだけあり、日本人にも合った作りですね。自転車のGIANTのような傾向で、性能のわり…

  • 個人と法人、どちらで資産運用するのが良いのか

    個人と法人、どちらで資産運用をするのが良いのか 永遠のテーマではありますが、個人と法人どちらで資産運用をするのが良いのでしょうか。資産が大きくなってくると直面する課題ですね。それぞれメリットがありますが、私は今は法人に比重を置いて運用をしています。 ただし、個人の分離課税を始めとする税制はメリットが大きく、相続を考慮しないならば個人での運用にも積極的だったでしょう。いずれにしても完全に2者択一ではなく、良いところをそれぞれ使うというのが正解です。NISAはその典型ですね。 さて、今回は個人と法人での資産運用についてご質問を頂いています。 NISAの魅力が大きいため、個人と法人での運用で迷う た…

  • うつ病から回復したので投資を始めたいが、何から取り組むのがベストなのか。

    うつ病は決して珍しいことではなく、身と心を守る投資をしたい 心の病気になる人は少なくないですね。私の前職でも頻発していました。心の底から不思議だったのは、頻発する心の病気に対しての対応は全て対症療法、後手後手だったことです。カウンセラーを置く、相談窓口を作る、こういうことですね。 どうして、根本である精神的な負担減、逃げられない環境を無くす、さらにいうと無駄でち密な仕事を減らす、そういった議論が起きないのか。これは本当に不思議でした。忙しすぎて、大事な仕事とそうでない仕事がまぜこぜになっているのですね。 さながらヨーグルトに落としたジャムをかき混ぜ、ジャムだけを取り出そうとするかの如く見えてい…

  • 年収が500万円前後の方必見!契約後の生活や住宅ローンの借入額の目安をご紹介

    このページでは、年収が500万円前後の方がフラット35や通常の銀行で借入する金額の目安や契約後の生活について徹底解説します。また、年収500万の人の生活の状況や頭金をどの程度入れるべきかなどについても紹介しています。

  • 金融教育を家庭で行い、将来お金に困らない子を育てるには

    家庭でできる金融教育とは、どのような教育になるのか 金融教育の必要性が叫ばれています。金融庁も金融教育についてのページを作成したり、講師を学校に派遣したり、様々な対応をしています。ここでは、なぜ学校に金融教育が定着しにくいかに触れ、家庭でできる金融教育について紹介します。 学校で金融教育を行うのは、かなり先になると思われる 社会が高度化するにつれて、子どもたちは学ぶべきことが増えています。情報教育、環境教育、外国語教育、技術家庭、福祉教育、食育・・・枚挙にいとまがありません。これらはかつてはなかったものです。 高度に発達した現代社会とはこういうことであり、社会に必要な知識の習得の全てを学校の責…

  • 「航路を守れ」という教えは分かるが、意外にこれが難しい理由

    投資における航路を守ることの難しさ マーケットを毎日チェックしたり、決算を毎期見たり、金融の知識が豊富だったり、そういう必要がない、しなくても勝てるのがインデックス投資です。 そういうシンプルな投資ですが、日々情報が多いため、意外にやり遂げるのも簡単ではありません。そうなると、SNSなどで情報を集めるのも本当に意味があるのか疑いたくなるところです。 学習や仕事も同じですね。時間軸と成果軸は違うのです。時間をかければよい結果が出ると思うのは幻想ですね。シンプルに自分に合った成果の出る方法を選べばよいのです。 今回は、ご家族の状況などもろもろ勘案して投資の方針に迷いがあるという方からの質問です。 …

  • 二重課税調整制度とNISA口座で知っておきたい基礎基本

    二重課税調整制度とNISAは気になるところ アクティブETFも誕生するなど、東証ETFは商品のバラエティがどんどん拡大しています。手軽に米国株インデックスに投資できるものも増えました。 S&P500やNASDAQ100だけではなくSOXや米国債インデックスに連動するものもあります。そして、その外国株インデックスに連動する東証ETFの多くは外国税の二重課税調整の対象になっています。 今回は、NISAと二重課税調整制度の関係について改めて取り上げてみます。 外国株式などにおける二重課税調整の基礎基本を改めて確認 2019年末まで、外国株式への投資利益が含まれている投資信託等の分配金については2度税…

  • 夫婦それぞれの会計の方法と考え方

    夫婦の会計の考え方は様々あるが・・・ 結婚して、すぐに子どもが生まれると、やむなく仕事を辞めなくてはいけないケースがありますね。恵まれたケースでは、産休、育休となります。恵まれたケースでも、日々の子育てと仕事の両立は大変で、復帰してから時短勤務、それも成り立たず退職ということもありますね。 この時に、夫婦の共通の課題としては収入減となります。 結婚後の会計は、夫婦によっていろいろな考え方がありますね。 夫婦で共同会計にするという考え 夫婦で共同会計にするという考えがありますね。代表的な例としては、旦那さんがお小遣い制になり、奥さんが管理、運用するという例があります。主夫の場合は逆になります。 …

  • 個別株投資と投資信託やETF投資はどちらがよいのか。

    個別株投資とETF投資はどちらが良いのか 個別株投資とETF投資はどちらが良いのでしょうか。ずばり、これは確実性と不確実性の話になりますね。 個別株投資の場合、得意不得意が鮮明に出ます。得意な人はETFを上回る成果を出せます。不得意な人は、ETF以下の運用になります。特に、この10年で成果が出せていないならば、個別株投資を見直してもよいでしょう。 理由は、多くの人が勝っている相場だったからです。マイナスになっているようでしたら、見直しは楽ですね。よほどのことがない限り、マイナスにならない相場だったからです。 また、個別株とETF、S&P500とのリターンを比べてETFのほうが勝っているならば、…

  • 介護のために退職、資産運用に本気で取り組みたい

    介護・看護と退職、休職はある意味では切っても切れない関係 介護や看護のために退職を選択する人は少なくありません。 介護、看護のために前職を離職した人数 毎年、10万人前後の人が望む望まざるにかかわらず、退職という道を選んでいるのですね。今回は、好きな仕事を退職し、家族の介護、看護のために資産運用のノウハウを知っておきたいということでご相談を頂戴しています。 介護・看護のために退職するが、資産運用で生活を安定させたい Twitter、YouTube、ブログを拝見しています。 ご相談させて下さい。 2人目の子供が重度の脳性麻痺で生まれ、保育園に預けることを断られました。現在公務員ですが、育休3年取…

  • 投資の必要性と必然性をどのように考えるか

    投資における必要性と、私たちを悩ませる必然と偶然 投資は不確実なものですね。一方でお金は必要なもの、できれば確実性ある運用をしたいものです。しかし、この必要、必然、偶然が絶妙なバランスで紡ぎ合っており、私たちを悩ませるわけです。 今回は潤沢なご収入がありつつも、その狭間で投資手法をどのように描くべきか、ということでご質問を頂いています。 今後の人生を考え、FIREも視野に入る。投資の幅を広げるか迷う たぱぞう様 いつも大変勉強させていただいております。 米ドル建て資産を中心に投資を進めてきましたが、今後の方向性についてアドバイスいただけますと幸いです。 【現在の状況】 ・年齢: 50代前半 (…

  • 高配当株投資がよいのか、インデックス投資が良いのか

    高配当株投資が良いのか、インデックス投資が良いのか 高配当株は人気があります。特に新NISAではインカムも非課税になるので老後、あるいはFIRE後のインカムづくりとして魅力的に映ることでしょう。一方で高配当株は成長性より成熟性に比重を置いた投資です。 端的に言うと、キャピタルゲインが期待できません。 一方でインデックスは単純、そこそこのインカムとそこそこのキャピタルゲインが期待できます。成長セクターも成熟セクターも全て含むからです。とはいえ、FIREするにはインカムだけでは足りなく、取り崩しが前提となるケースも少なくありません。 そこで迷うわけです。高配当株投資がよいのか、インデックス投資がよ…

  • 年収400万前後の方必見。住宅ローンの借入額の目安や契約後の生活などをご紹介

    このページでは、年収が400万前後の方がフラット35や通常の銀行で借入する金額の目安や契約後の生活について徹底解説します。また、年収400万前後の人の生活状況や住宅ローン契約の注意点、おすすめの住宅ローンについても紹介しております。

  • 共働きが大変で専業主婦になりたいが、今後のFIRE計画をどうするか

    共働きが大変でFIRE計画を実行に移したい 共働きは大変ですね。夫婦の協力はもちろん、子どもの協力も得たいところです。すでに1馬力で家計を回すのは日本の所得水準では厳しいことが多く、何らかの形で家計にお互いが寄与することが普通になりつつあります。 毎日の食事の準備から掃除洗濯まで自動化されつつあるとは言え、まだまだ人の手が必要です。かつてのように誰かが常に家にいて、家事や育児、介護を分担してくれるわけでもありません。 核家族というのは精神的に自由な反面、慢性的な人手不足を実感する暮らしでもあります。そういう意味では、お金さえ稼いでくれば家では何もしなくてもよい、という生活スタイルはとっくに成り…

  • 50代からの資産運用術と続けて長く働くということ

    50代からの資産運用術 50代になると、定年が見えてきます。また、さらに15年後には年金支給開始年齢になります。つまり、一般的にはあと15年働けば、今のようにフルタイムで働く人が激減する年代ということです。 ただし、夫婦で共働き、厚生年金を受給できるような例を除き、1馬力の年金だけで現役のころのような生活をしていくのは少々難しいと思われます。 40年間払い込んだとしても、老齢基礎年金は月々およそ6万5千円です。 厚生年金部分で14万5千円です。 つまり、併せて20万円ちょっとが平均受給額だということです。つまり、私たち現役世代は、将来的にこの枠で生活していくことが1つの目安になります。もし、厚…

  • 海外分散投資の基礎基本をシンプルに解説します。

    海外分散投資はそんなに難しいことではない 海外分散投資の有用性が認知されてきましたね。 国内の投資先が限られ、なおかつ昨今の円安も影響しているのでしょう。今から大きな金額を海外通貨に替えるのは勇気がいります。無理をしないほうがいいでしょう。 しかし、平時を想定して、今後の10年、20年に備えていくのは今から準備をしたいところです。長期において円が減価するのは人口動態的に無理のないストーリーで、成熟国としての日本を受け入れるのは個々人にとっても常識となるのでしょう。 そう考えると、2100年ごろまでは増え続けるとされる世界人口、海外に投資をするのは妥当性がある選択となります。このように、大きな目…

  • 裕福な国ランキング、トップ20【2023】

    裕福な国ランキングトップ20【2023】 “Global Finance Magazine”は1987年に創刊されたグローバルビジネスと金融に携わる人々をターゲットとした雑誌です。2002年からはweb版がリリースされています。 このメディアが定義した” Richest Countries in the World 2023”「裕福な国2023」をご紹介します。 各国の経済力の規模を平準化するために、購買力平価(Purchasing Power Parity)を考慮した一人当たりGDPでランキングしています。 まずは、上位20位までをご紹介します。 裕福な国ランキングtop20 裕福な国ランキ…

  • 【損益通算】損出しの意味とやり方・考え方

    損だしの意味とやり方、考え方 気づけば今年もわずかですね。そろそろ年末を意識した投資行動をしてもよいでしょう。 行政の区切りは年度です。つまり、3月〆の4月始まりです。これに対し、確定申告などの税の区切りは12月〆の1月始まりです。 配当金や株式取引で利益が出ている場合、手持ちの損をしている株式を損失確定することで、利益と相殺できます。これを損益通算、損出しといいます。 100万円の配当が出ているとします。このうち、税金を配当が出るたびに20%支払います。年間の配当課税は20万円です。 他方、所持している株で50万円損をしているとします。配当課税を軽くするべく、この株を売り、損失を確定させます…

  • セミリタイア、FIREが身近な時代になった

    セミリタイア、FIREを誰でもできる時代になった ほんの10年ぐらいまで、FIRE、セミリタイアというのは限られたごく一部の人の選択でした。海外投資が難しかったこと、不動産投資の手法がそれほど確立されていなかったこと、理由は様々です。 そのころに海外投資を始めていたり、不動産に手を付けて知見を得た人は今は殆ど独立しています。アフィリエイトで一撃成功した人もそうでしょう。 セミリタイア、FIREしやすい時代はかつてあった 実は、昭和時代もセミリタイア、FIREはしやすい時代でした。日本が人口増加時代を迎えていたからです。 私の今の住まいの近所に国鉄OBの方がいます。その方は国鉄勤務という属性を生…

  • 投資は「たられば」の連続、狙いすぎない投資術

    投資は「たられば」の連続で、誘惑とどう付き合うか 投資は「たられば」の連続ですね。 ああ、あの銘柄に注目していたのに上がってしまった 下がる前に売っておけばよかった この底で買っていれば、今頃資産は〇倍だった 全力集中で〇〇を買っておけばよかった このような「たられば」です。だんだんと慣れてくると、「頭と尻尾はくれてやれ」という心境になり、そこそこの成績でもよいか、となります。要は、大きく負けないというところに比重が置かれるようになるわけですね。 今でこそ私も達観したようなことを言っていますが、資産が少ないころはそれなりに勝負をかけていましたね。時期の集中、銘柄の集中、一括投資、これらを繰り返…

  • ウィブル証券とは?その特徴と使い勝手を徹底解説

    ウィブル証券とは?新たなネット証券会社を解説 米国株の投資環境は日に日に進歩しています。各種手数料の引き下げに留まりません。米国株を扱う証券会社が増え、有益なツールや情報へのアクセスが容易になってきています。 国内の会社だけでなく、外国資本の証券会社も続々と日本に参入してきています。今日ご紹介するウィブル証券もその一つです。その特徴と魅力について確認してみましょう。 ウィブル証券の概要 ウィブル証券とは Webull Financial LLCは、アリババの元従業員、Wang Anquan氏によって設立されました。親会社は、Xiaomi、Shunwei Capital、その他プライベートエクイ…

  • インデックス投資と資金力、常識を疑うということ

    インデックス投資を効率よく行うには資金力がポイント いうまでもありませんが、投資は資金力、つまりスケールが大事です。例えばつみたて投資を継続し、20%の利益が出たとしたらどうなるでしょうか。 100万円なら20万円 1000万円なら200万円 5000万円なら1000万円 1億円ならば2000万円 3億円ならば6000万円 投資において資金力、スケールが大事というのはこういうことですね。加速度的に投資が楽になるのです。毎年の投資運用益が生活費を上回るようになると、経済的自由を得た状態となります。つまり、生活費のために働くということをしなくて済みます。仕事が趣味化するのですね。 インデックス投資…

  • 子どもに金融教育は必要か、必要でないか

    子どもに金融教育は必要か、必要でないか。 投資を知って、将来に備えた資産形成が必須の時代になりつつあります。理由はいくつかあります。 年収が伸びない 寿命は延びている 年金だけでは将来が賄えない そもそも年金支給開始年齢が引き上げられる可能性もある 銀行金利が低い 枚挙にいとまがないというのはこういうことです。 投資が必要か必要でないか、ということでしたらおそらく多くの人が「必要」と答えるのではないでしょうか。しかし、投資教育あるいは金融教育が必要かと言われると、答えがかなり広くなります。 投資は必要だが、何歳ぐらいから投資の学習をするのがベストなのか 昨今、さまざまな投資家とこの話題について…

  • 住宅ローンで買った自宅を賃貸に出す方法

    住宅ローンで買った自宅を賃貸に出す方法 最近サラリーマンの副業ブームが起こっていますね。 副業の一環として不動産投資を検討する方もいるのではないでしょうか?不動産投資を検討する中で、低金利な住宅ローンを借り入れして購入した物件で不動産投資をしようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にこれはNGです。 今回は、住宅ローン(特にフラット35)で不動産投資をしてはいけない理由と対処法を3つに絞ってお伝えします。 住宅ローンと不動産投資ローンと違い 住宅ローンで不動産投資をしてはいけない理由 住宅ローンで購入した物件で不動産投資をする方法 住宅ローンと不動産投資ローンの違い まず、自宅…

  • インド株インデックス、Nifty50とSENSEXを比較してみる

    インド株インデックスはNifty50とSENSEXが良く知られる 人口増で高い経済成長が期待できるインドですが、昨今投資環境が整ってきました。 先進国か新興国かというカテゴリーでは新興国とされるインド。とはいえ、現在のインドは新興国の中でも中国を凌ぐ高い経済成長率の継続が予測されています。IMFの世界の実質GDP成長率予想では、インドは7.7%と主要先進国・新興国の中で1位です。 また、世界のGDPランキングではインドは2050年には米国を抜き、世界で第2位の経済大国になると予想されています。 インド統計・計画実施省が2023年5月末に発表した2022年度(2022年4月~2023年3月)の実…

  • moomoo証券の特徴、取引手数料、24時間取引などを徹底解説!

    moomoo証券がいよいよ証券取引も開始 日本国内において、米国株投資がだいぶ浸透してきました。長期的な視点では、米国株投資に利があると考える投資家さんが増えているようです。 私が米国株投資を始めたころとは隔世の感があります。手数料や銘柄数など、これからますます投資家に有利なサービスが続々と出てきていますね。 moomoo証券もその一つです。実は、moomoo証券の社長さんとは、前職から知り合いでした。先日、ご縁があって対談をしてきました。その際に、実際にアプリの出来や特徴を教えていただき、とてもよくできていて驚きました。私たち個人投資家にとって、選択肢が増えるのはうれしいことですね。 そこで…

  • インデックス投資をしていたら、FPに変額保険を勧められた話

    インデックス投資をしていたら、FPに変額保険を勧められた話 iDeCoよりも変額保険がいいというFPがいます 掛け捨て保険よりも変額保険のほうが良いのか 投資と保険を分けるのが合理的、と学んだが 変額保険は販売手数料が極めて高く、マージンも良い商品 後日談。変額保険は販売手数料が3%ほどする商品だった。 インデックス投資をしていたら、FPに変額保険を勧められた話 全世界、あるいは米国のように株式指数が伸びる国へのインデックス投資は誰もができる投資術です。市場の成長に賭けるということですから、こんなに分かりやすい投資方法はなかなかないですね。 そして、この10年の株高を受けて、本来地味であるはず…

  • 士業、マイクロ法人の資産運用をどのように行うか

    士業、マイクロ法人の資産運用の基礎基本 法人経営、特に士業のように販管費などの固定費がかかりにくい実業はどうしても経費が小さく、税金が重くなりがちですね。そういう意味では、太陽光や不動産のように、設備や建物の減価を織り込める実業を組み合わせることで、利益をコントロールしやすくなります。 つまり、負けにくい事業、あるいは投資になります。相互に弱点を補完できるような仕組み作りが可能だということですね。さて、今回は利益率の高い1人法人、1人士業事務所経営の方からのご質問を紹介します。 士業、マイクロ法人で不動産を含めた資産運用を考えています。 たぱぞう様 はじめまして。ずっと不動産投資がしたいと考え…

  • 投資信託の目論見書とは?読み方を徹底解説【保存版】

    投資信託の大事なことは「目論見書」の最後の方に掲載されている 投資家が投資信託を購入する際には目論見書を必ず受け取らなければいけないことになっています。 この「目論見書」の読み方のコツのようなものを少しご紹介しようと思います。 大事なことは最後の方に掲載されている 読み方をご紹介するために、具体的な商品を使った方がわかりやすいと思います。多くの方になじみがある、三菱UFJ国際投信株式会社が運用しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の目論見書を例に用いてみましょう。 投資信託の目論見書とは?読み方を徹底解説 目論見書は表紙と背表紙、メモ欄として用意されているページを除くと8ペー…

  • 投資のタイミングはいつがよいのか

    今年投資をすべきか、来年投資をすべきか。 今年はやや特殊な年ですね。来年から新NISAが始まるからです。新NISA枠を埋める資金が毎年のキャッシュフローから生み出せないならば、今までの投資資金を取り崩しておいたほうが無難でしょう。 特定口座だと課税機会はいずれ訪れるからです。マーケットはやや走っている状態ですので、ラッキーと言えばそうかもしれません。もし、2022年のように安い状況だと売るに売れず、悩ましかったかもしれません。 さて、今回はまとまった資金をいつ投資すべきか、ということでご質問を頂戴しています。不動産も今は良い時期ですね。物件価格が高騰し、値付けがガラリと変わった印象があります。…

  • 世界で最も技術的に進んだ国ランキング 2023

    世界で最も技術的に進んだ国ランキング 2023とは “Global Finance Magazine”は1987年に創刊されたグローバルビジネスと金融に携わる人々をターゲットとした雑誌です。2002年からはweb版がリリースされています。 このメディアが定義した” Most Technologically Advanced Countries In The World 2023”「世界で最も技術的に進んだ国2023」をご紹介します。 以下の4つを評価して、ランキングしています。 1) 国の人口に占めるインターネットユーザーの割合2) LTE ユーザーの割合3) IMD世界競争力センターが開発し…

  • 不動産投資で成功をするなら押さえておきたい基礎基本

    資産運用の1つとして不動産投資をするなら押さえておきたいこと 不動産投資は、不労所得が得られるだけではなく、税金対策や将来の年金代わりにる場合もあります。そのため、相続対策の資産家はもちろん、サラリーマンにとっても魅力のある投資として人気がありますね。 みなさんの中にも検討されたことがある人は多いのではないでしょうか。運用や管理などを管理会社に委託すれば、手間を省けることも人気となる理由の1つでしょう。そんな不動産投資で注意すべきポイントはどのようなことなのかを紹介します。 資産運用方法として不動産投資が人気の理由とは 不動産投資は特にサラリーマンに人気があります。それには以下のような理由が考…

  • 不動産投資を行う上で重要なキャッシュフローとは

    不動産投資を行う上で重要なキャッシュフローとは キャッシュフローとは現金の流れのことをいいます。一定期間内の収入と支出の動きそのものを指すこともありますし、収入から支出を差し引いた残りの金額のことを表すこともあります。キャッシュフローが把握できていないと健全な経営ができません。 身近なものでたとえると、家計を考えるとわかりやすいのではないでしょうか。給料が毎月いくら入るのか、家賃や通信費などの固定費をいくら支払うのか、食費や娯楽費などの変動費にいくらぐらいかかるのか。 その結果、最終的に手元にどのくらいの現金が残るのか。こうしたことを考えるのがキャッシュフローです。 不動産投資におけるキャッシ…

  • マイクロン・テクノロジー【MU】の銘柄分析。半導体設計、製造、販売企業

    マイクロン・テクノロジー【MU】のシンプル銘柄分析 マイクロン・テクノロジー【MU】はデニス・ウィルソン、ダグ・ピットマン、ジョー・パーキンソンの3人のエンジニアと弁護士のウォード・パーキンソンの4人によって1978年10月に創業された半導体企業です。 創業時は設計会社で、アイダホ州ボイシ市の歯科医院の地下室がオフィスでした。1980年に初の工場をオープンし、1981年には初めて64KのDRAMを出荷しました。1984年に株式をNASDAQにIPOしています。 1998年にテキサス・インスツルメンツからDRAMを中心とした半導体メモリ事業を買収しました。それ以来、得意としているのはメモリです。…

  • インド投資信託の最適解、「サクっとインド株式」を徹底解説

    インド株SENSEX指数連動、低コスト投信「サクっとインド株式」登場 先進国か新興国というカテゴリーでは新興国とされるインド。 とはいえ、インドは新興国の中でも中国を凌ぐ高い経済成長率の継続が予測されています。IMFの世界の実質GDP成長率予想では、インドは7.7%と要先進国・新興国の中で1位です。 また、世界のGDPランキングではインドは2050年には米国を抜き、世界で第2位の経済大国になると予想されています。 インド統計・計画実施省が2023年5月末に発表した2022年度(2022年4月~2023年3月)の実質GDP成長率(2011年基準)推計は前年度比+7.2%でした。 今や人口が世界一…

  • コロナショックで得た経験を今後の投資に生かしていく

    コロナショックで私たちは何を得て、失ったのか コロナはそれなりに続くものの、一般生活、マーケットに関しては落ち着きを取り戻したように見えます。振り返ると、影響を受けるセクターとそうでないセクターの差が激しく、社債市場が動揺するというところに特徴がありました。 同時にすさまじい規模での世界同時金融緩和がありました。これはある意味では緊急融資のような効力があり、大きな下支えとなりました。逆にバブルが生じましたね。ハイテクグロース株のボラが象徴的でした。 大きな利益を得た人もいれば、追い過ぎてやられた人もいたでしょう。いや、殆どの人はやられたでしょうね。 逆に、後付けの理屈に振り回されない冷徹な視座…

  • 資産管理法人を設立して、相続も含めた財産管理をしていくということ

    資産管理法人を設立し、相続を意識するということ 資産管理法人というものがありますね。文字の通り、資産を管理することを目的として設立する法人のことです。管理する資産は様々ありますが、以下のようなものが多いです。 不動産 株式 太陽光 もっとも多いのは不動産です。不動産賃貸業をしている投資家さんは、規模が大きくなってくるとだいたい資産管理法人を設立されていますね。私の友人でも、3社あるいは4社で管理しているケースがあります。 10年以上前に融資のためのグレーな「1法人1物件スキーム」というものがありましたが、それとは違いますね。消費税の関係であったり、売り上げのバランスだったり、理由は意外にシンプ…

  • 明日には明日の風が吹くということは、どういうことか

    明日には明日の風が吹くということ 過去は変えることができません。関連して、後悔というのは意味があまりないですね。私は意識して悪い過去は考えないようにしています。時間がもったいないからです。変えられないからです。 過去を忘れようとする努力はこれまた意味がありません。忘れることはできないからです。受け入れ、共存するしかないのです。それも含めて、今の自分なのです。 逆に、未来はいくらでも変えられますね。そのため、私は人生の岐路に立つときは、かならず文字化して、その時の考えが残るようにしてきました。 とはいえ、大したことではありません。「なんだ、こんなことか」と思われるような、取るに足らないシンプルな…

  • 投資で資産額5億円、超富裕層は実現可能なのか

    資産額5億円は遠い道のりだが、実現不可能ではない 投資で資産額5億円というと途方のない金額に思うかもしれません。しかし、運と実力に恵まれれば、実現不可能ではないですね。適切なタイミングで、適切な対象に投資ができれば可能です。 とはいえ、私が投資してきた過去を振り返っても、そのチャンスは多くはありませんでした。2003年の金融危機、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショック。これらを適切に生かしていくことが必須でしたね。このうち、どれかを取りこぼしても、どこかでミスをしても、達成することはできなかったでしょう。 有名な野村総研の金融資産別ピラミッドがありますね。野村証券系のシンクタ…

  • 資産2億円でアーリーリタイア、その後の資産運用

    アーリーリタイアするための基本的な考え方 アーリーリタイアの目安としては1億円ということがよく言われます。人によっては半分の5000万円という人もいます。これは、人それぞれ背景が違うからです。背景というのはズバリ言って4つです。 年齢 年間支出 年間収入 資産 年齢が上がれば資産や収入は少なくて済みます。残された人生の年数が少ないからです。また、支出が少なく、配当などの収入が多ければリタイアは近づきます。 この計算には「逃げ切り計算機」という有名な計算サイトがあります。計算してみるとわかりますが、リタイア後に何らかの形で収入を得られると条件がグッと楽になります。だからこそ、リタイアには副業と投…

  • インデックス投資以上のリターンを求めるということ

    インデックス以上のリターンを求めるということ 積立のインデックス投資以上のリターンを求めるならば、どのような手法があるでしょうか。それは、以下のような方法になります。 個別株投資 短中期のうねり取り投資 レバレッジ投資 以下、簡単に説明を加えてみましょう。 個別株投資 個別株を調べ、買い付けをしていきます。うまくすればインデックスよりも大きなリターンが得られます。しかし、ある程度銘柄研究が好きで、なおかつ相場環境に左右されない芯の強さのようなものが必要になります。 短中期のうねり取り投資 うねり取りは、個別でもインデックスでも構いませんが、チャートを読んで適宜売り買いする手法です。その究極系は…

  • 資産運用の究極系とも言える法人化という選択

    資産運用の究極系とも言える法人化という選択 株式や太陽光、不動産を組み合わせて法人化を選択する人はいますね。ある意味では、法人化は資産運用の究極系と言ってよく、メリットデメリットを把握したうえでチャレンジすることは意味があると言えます。 要は、売上と利益が立てば会社は成り立つのです。太陽光の場合は売電収入が、不動産の場合は賃料収入や売却益が、株式の場合は配当と売却益がそれぞれ役割を担うわけです。 逆にどれだけ人がいても、売上と利益が無ければ会社としては厳しい結果となります。人を雇うと固定費になりますから、比較的不安定なマイクロ法人は業務委託という形で売り上げや利益に左右されない法人経営をしてい…

  • 事業売却、バイアウトからのFIREを配当金で実現する

    事業売却、バイアウトからのFIREを配当金で実現する FIREを意識すると、資産額だけでなくキャッシュフローを意識しますね。取り崩しはある意味では投資家にとっては商売道具を削るようなものです。そのため、持続可能な計画性のある取り崩しが必要になります。 そのためでしょうか。高配当、あるいは増配株などによるインカムによるFIREが人気がありますね。しかし、株の配当のみでのFIREは、かなりまとまった金額が必要になるのも事実です。 今回は事業売却をされた方からのご質問です。 バイアウトをして自由と時間を手に入れた。この生活を維持するには。 たぱぞう様 いつも楽しく拝見させていただいております。 私は…

  • SPDRポートフォリオETFシリーズは低コストETF群で要注目

    『SPDRポートフォリオETFシリーズ』のうち8銘柄が経費率を引き下げ ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(以下:SSGA)が、2023年8月1日から一部のETFの経費率を引き下げました。 引き下げの対象となったのは、低コスト・コアETFとして展開されている『SPDRポートフォリオETFシリーズ』のうち8銘柄です。 SSGAと『SPDRポートフォリオETFシリーズ』とは SSGAは、米国ステート・ストリート・コーポレーションの資産運用部門です。 米国初のETFであるSPDR S&P500 ETF 【SPY】を組成するなど、ETFの先駆者といえるでしょう。 『SPDRポートフォリオ…

  • 金融デリバティブ商品とは何か。わかりやすく徹底解説。

    カバードコールETFを買う前に知っておきたいデリバティブの基礎知識 当ブログではティッカー【QYLD】などのカバードコールETFをご紹介してきました。基本的には推奨は全くしません。しかし、このような商品の多様性が米国市場の優れたところの1つでもあります。 そのため、昨今は人気のあるETFや、ややマニアックなETFも取り上げるようにしています。 さて、【QYLD】などのカバードコールETFです。これは「カバードコール」というぐらいなので、これは「コールオプション」を使ったETFです。 オプションそのものの話に触れるとそれだけで長くなるので、過去記事ではカバードコールETFが使う「コールの売り」に…

  • オプション取引の魅力とリスク

    オプション取引とは オプション取引とは、将来ある時点のある商品を買い付ける権利を買うことです。信用取引の一種で、レバレッジも利かせることができます。これだけだと少々意味が分かりにくいので、例を示します。 たとえば、ある年の6月の時点で12月に大雪が降ると予測します。そのために除雪機を1日2万円で借りる予約をします。その時に、予約券として1000円払います。オプションとはこの予約券のようなものです。これに対し、先物は売買そのものの権利です。オプションと先物はこのような違いがあります。 オプション取引の魅力とリスク 果たして思惑通り、大雪が降り、町中の除雪機が足りなくなります。除雪機レンタルの値段…

  • サラリーマンがブログを始めるメリット・デメリット

    サラリーマンがブログを始めるメリット・デメリット たぱぞうがブログを始めたのはおよそ7年前です。 投資に関しての思いを綴ったところ、思いがけず広く読んでいただくことになり、今に至っています。たぱぞうに会った方はご存知だと思いますが、私はどちらかというと話すほうが好きです。 ただ、表現という意味では書くことも含まれるので、苦にはなりませんね。ブログ界隈やTwitterなどのSNS界隈ではいまだにブログを書くことを推奨する人が今も結構いますね。 私は、blogは収益狙いでは全くお勧めしません。しかし、自分の表現の場を作るという意味では今も悪くはないでしょう。とはいえ、YouTubeを始めとするプラ…

  • ケイデンス【CDNS】の銘柄分析。世界3大EDAツール開発・販売企業

    ケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】とは ケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】はEDA(Electronic Design Automation:電子設計自動化)ツール開発・販売の世界3大大手の1社です。他の2社はシノプシス【SNPS】、メンター(シーメンス傘下、非上場)です。 ちなみにメンターは、かつてケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】に敵対的買収を仕掛けられましたが、ホワイトナイトとして現れたシーメンスに買収された経緯があります。 EDAは電気系の設計作業の自動化を支援・補助するためのソフトウェア・ハードウェアです。ケイデンス・デザイン・システムズ【CDNS】の主…

  • 世界の生活費のかかる都市ランキング

    世界で最も最も生活費のかかる都市は「シンガポール」 スイスのプライベートバンク、ジュリアス・ベア銀行が2023年にリリースした”Global Wealth and Lifestyle Report”による「贅沢ライフ都市ランキング」をご紹介します。 “The Lifestyle Index” は、富裕層による12の消費財と8つのサービスへの支出に基づいています。調査は25の主要都市で実施されています。チリのサンチアゴが2023年版に追加されました。 2022年11月から2023年3月までの間、ブランド所有のブティック、ウェブサイト、または認定ベンダーからデータを収集した時点での価格に基づいてい…

  • 年収450万からのファイヤームーブメント

    ファイヤームーブメントとセミリタイア FIREが知られるようになって久しいですね。 FIRE『Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職』 いわゆるファイヤームーブメントですね。日本でも、セミリタイアやアーリーリタイアという生き方がネットではよく見られるようになりました。しかし、あくまでネットではというレベルかもしれませんね。日常会話でファイヤーとか、セミリタイアという単語を出してもピンとこない人もいるでしょう。 ファイヤームーブメント。日米問わず生き方が問われる時代 なかなか実生活では実践者にお会いすることは少ないですが、投資家仲間では…

  • 50歳独身からの安心安全アーリーリタイア戦術

    50歳独身からのアーリーリタイア戦術 アーリーリタイア、あるいはセミリタイアというのは独身だとハードルはかなり下がります。支出が自分ですべてコントロールできるからですね。 例えば住居費を抑えるために、地方に移住したり、海外に移住したり、様々な方法が採用できます。しかし、家族で共同生活を営むならば、自分の主張ばかりを通すわけにはいきません。例えば、引っ越し、転校、これらの合意形成が必要になります。被服費や食費もそうですね。 自分が月々10万円の枠内で生活をし、アーリーリタイアをしようと思っても、それを受け入れてくれる家族は多くはないのですね。 そういう意味では、単純にアーリーリタイアを目指すなら…

  • 株式投資ポートフォリオをコアサテライトで考える

    株式投資ポートフォリオをコアサテライトで考える 長期積立投資をするならば、アセットアロケーションとポートフォリオは非常に重要になってきますね。適宜、リバランスをしながら積み立てていくことになります。 一方で私のようにうねりを取るのが好きな人は、もっとざっくりとした比率しか気にしません。要は、リスクオン、リスクオフのタイミングに合わせて現金比率を見る程度です。 よく、アセットアロケーションが運用効率を決める、というようなことが言われます。私のような投資スタイルはそれが当てはまりません。なぜかというと、うねりのタイミングが運用効率を左右するからです。 しかし、これは一般的ではないですね。長期積立を…

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