半世紀に及ぶidentity crisis(自己喪失)の果てに見つけた私とは何か
自分の正体=「自閉症スペクトラム」+「社交不安障害」+「強迫性障害」+「うつ状態」であると、 やっと認識できたのは齢50歳を過ぎてからだった。これまでの数多の失敗と心身の疲弊を、思いのままに綴り昇華させて、これからの人生をなるべくお気楽に過ごしたいと願ってやまない一人の女の半生記。
2月最後の土日は強風を伴い雪が降り続いた。風の音に気を取られていたら地震が起きた。北海道での地震は珍しいことではないが、寒空の下に放り出される心細さを想像した。トルコ地震の映像を思い出した。ウクライナ侵攻で破壊された街並みを想起した。大きな社会は世界。中規模は国内。小規模は地域や身辺のこと。このように区分しないと、考えさせられることが多すぎて頭がごちゃごちゃになる。不安をもたらす原因は何か。自分で...
ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経つ。戦闘終結の兆候は見えない。民間人を含む多数の犠牲者と、更に多くの人生を狂わされた方々の心労を思うとき深いため息が漏れてしまう。もっともらしい正義の名の下に戦争は始まるけれど、その正義は時間の経過と共にいびつな形へと変化を繰り返し、戦争をやめない口実にしか聞こえなくなる。ウクライナのほかミャンマーやシリア、世界のあちこちで紛争の種は尽きることなく人権侵害が続...
トルコで大地震が起きてしまった。トルコと隣国シリアの被災者数は日に日に増えていく。何気ない日常が突然崩壊する。大自然の脅威になすすべもない。支援の手が一刻も速く届くことと、犠牲になった人々の冥福を祈る。突然の災害や事故や病気で人生が一変する。明日は我が身かもしれない。誰もが一定のリスクを負っている。病院から施設に移って間もない父がまた転院することになった。手術するほどの怪我を負って半年も経たない間...
道路脇の雪山が高くなって見通しが悪い。厳冬期の見慣れた光景。むしろ大雪だった昨年より低いことがありがたく思える。春が待ち遠しい。父が入院先の病院から施設に転居した。昨秋の怪我により手術・リハビリを続けていたが施設に移されたことで、もうこれ以上の回復は望めないと無言の宣告をされたに等しい。丈夫な人だから杖をついて歩けるようになるかもしれないと、淡い期待を抱いたが無理だった。杖をついて立つことは出来る...
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