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ふるさとマルシェ 団長ブログ http://fmdantyou.blog76.fc2.com/

ふるさとマルシェというサイトを企画運営の応援をしている団長が、生活の徒然を語ります。

「ふるさとマルシェ」は隠れた逸品を開拓することもさることながら、隠れた人材の発見にも心がけています。どうぞ忌憚のないご意見、情報などを寄せていただければ幸いです。

ふるマル団長
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いわき市
出身
いわき市
ブログ村参加

2016/02/08

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  • 平田村の芝桜

    平田村にある「ジュピアランドひらた」に出かけた。ここは平田村のシンボルである蓬田岳麓の自然を生かした野外体験施設である。施設内には約25万本の芝桜が栽培されている。この地域は阿武隈山地内にあり標高も500mを超えることから芝桜の開花は平地よりは遅いようだ。「芝桜まつり」がスタートし、ピンクや赤の芝桜が花の絨毯の様相を見せている。(芝桜まつり開催中)開放的な公園ではあるが入り口には体温チェックと手の消毒...

  • 春野菜一番手 絹さや

    4月も半ばになり我が家の菜園もだいぶ春めいてきた。ネギやスティックブロッコリーなどの冬野菜にも食卓を賑わせてもらったが、そろそろ春野菜に取って代わられる。春野菜の一番手は絹さやである。白花と赤花があり、花も美しい。(愛らしいピンクの花が美しい)(見事に実を付けた絹さや)昨年は赤白両方を栽培し花も楽しんだのだが、気付いたことは赤花のほうが実の付きが良いことである。原因は分からない。そんなわけで、今年...

  • 小川郷 諏訪神社の桜

    いわき市小川町にある諏訪神社の枝垂れ桜が満開となっている。樹齢500年以上を誇り、いわき市指定の天然記念物となっているだけあって見事である。例年はライトアップされ幻想的な美しさを楽しませてくれていたが、今年はコロナ禍の影響で中止となっている。(市指定天然記念物)諏訪神社は、この地の領主小川義綱が鎌倉時代(1322年)に建立したものと伝えられている。この桜が建立当時に植えられたと考えれば約700年の年月を経て...

  • 春爛漫 いわき万本桜

    コロナ禍で閉塞感が漂う中、今年も桜の季節が巡ってきた。花見の宴は自粛だろうが桜は我関せずに美しい花をつけている。残念ながら「花見で一杯」というわけには行かないと、満開の桜を恨めしく眺めているのは私だけではあるまい。(回廊美術館周辺の桜)東日本大震災を期にスタートした「いわき万本桜プロジェクト」は今まで約4000本の桜を植樹した。この企画は、代表をしている志賀忠重さんが原発事故という負の財産を払拭し、未...

  • 震災10年 いわき市の海岸線

    3月11日、東日本大震災から10念目を迎えた。あの忌まわしい出来事が心をよぎる。いわき市の海岸線を訪れると、震災前と大きく違った風景が目に入る。住宅地は高い防波堤で守られた環濠集落を思わせる光景になっている。(津波の難を逃れた稲荷秋葉神社)久ノ浜地区はいわき市沿岸部の最北に位置する。震災では地震と津波に襲われただけでなく大規模な火災に見舞われた。大津波の後の焼け野原で奇跡的に残った稲荷秋葉神社は復興...

  • 専称寺の荒廃

    いわき市平山崎にある専称寺の梅林が見ごろを迎えている。山号を梅福山と言うだけあって境内の梅林は見事である。また、神谷地区を見下ろす里山を活用した伽藍の配置は繁栄したころの様子が偲ばれる。(奥州総本山専称寺)(改修なった総門)専称寺は東日本大震災で本堂・総門は全壊してしまった。幸い、国指定の重要文化財であったため総工費約10億円をかけ修復工事が行われ見事に創建当時の姿に戻った。このことは2016年の当ブロ...

  • 雪小町 創業150周年記念酒を発売

    渡辺酒造本店では創業150周年記念酒として、純米大吟醸福乃香を発売した。この酒は福島県オリジナル酒米「福乃香」を使用し、低温醸造でじっくりと仕込んだものである。雪小町蔵元独自の淡麗爽快造りが生み出す、ふくらみとシャープなキレ味が特徴である。(純米大吟醸福乃香)実は、ふるさとマルシェが販売元となっている純米吟醸「神谷(かべや)」も醸造を渡辺酒造本店に依頼している。いわば今回販売の大吟醸福乃香とは姉妹品...

  • 福島原子力発電所 周辺の駅

    常磐線は東日本大震災とそれに伴う東京電力第一原子力発電所の事故の影響で広範囲に被災した。その後、除染や復旧工事が進められ最後に残っていた福島県内の富岡~浪江間についても2020年の3月に開通し、東京~水戸~いわき~仙台を結ぶ動脈がやっと復旧した。(新装なった双葉駅)(閑散とした駅の南側)富岡~浪江間には帰還困難地域が残っており、重点除染による線路と沿線の駅を結ぶいわば点と線の確保によって開通した感があ...

  • 今が旬 常磐もの魚介類

    いわきの沖は暖流と寒流が合わさる「潮目の海」と呼ばれ格好の漁場となっている。しかし、原発事故による海の汚染の影響は完全に払しょくされたとは言えない。魚屋の店頭に並ぶ魚介類には水揚げされた地名が表示されている。(あんこう鍋は今が旬)いわき産と茨城産の魚が並んでいると茨城産を選ぶ消費者が多いそうだ。海には境界はない。常磐沖で捕れた魚が茨城県の港に水揚げされれば茨城産になってしまう。風評というのは恐ろし...

  • 何時になる海外旅行の解禁

    全世界を巻き込んだ新型コロナウイルスは衰えを見せず海外旅行などは論外となっている。一昨年の秋に訪問したポーランドの古都に魅せられ、もう一度と考えていただけに残念でならない。海外を旅するとアンティークショップを訪れ記念の一品を購入することにしている。特にランプや香炉などの火に関わる骨董品をターゲットにしている。(桂林で購入した「宣徳年製」の香炉)(香港で購入した「康熙年製」の香炉)親しい友人と桂林漓...

  • 日頃のコロナ対策に役立つ情報

    友人からメールでもらった情報です。日赤医療センターの医師の話だそうです。日頃の生活に取り入れ可能なことなので掲載します。新型コロナウイルスは、感染しても何日も症状が出ない場合があります。では、自身が感染したかどうか、どう分かるのでしょう。咳と熱の症状が出て、病院に行った時には大体50%は肺が繊維化されていると考えられます。即ち、症状が出てから受診すると遅れるケースが多いのです。台湾の専門家は、毎朝、...

  • 太陽光発電の蓄電システム

    太陽光発電システムを設置して10年目を迎えた。すると、売電していた東北電力から連絡があり、今までの1kwあたり48円の売電価格が一挙に9円に値下げするというのである。「それにしてもひどい話だ」といったものの10年前の契約ですから、というのである。(10年目を迎えた太陽光発電のパネル)このところ、1021・・で始まるコールセンターらしきところから蓄電池設置の勧誘電話が頻繁に掛かってくる。聞けば、発電した電力を家庭...

  • 吟醸酒「神谷(かべや)」販売開始

    吟醸酒「神谷(かべや)」は、いわき市平中神谷地区で生産した米「天のつぶ」(福島県推奨米)を使用して作られたお酒です。神谷地区は江戸時代の初期、磐城平藩郡奉行の澤村勘兵衛が開削した小川江筋によって穀倉地帯となりました。江戸時代から上質の米が産出されることで注目されていたのです。神谷米を使いお酒を造ることは、神谷地区のこのような遺産を活用した新たな創造と考えています。(8年目を迎えた吟醸酒「神谷」)こ...

  • 古関裕而作曲の社歌と応援歌

    連続テレビ小説「エール」も終わり、朝の楽しみが減ってしまった感がある。あらためて古関裕而が作曲した歌の多さと民衆に及ぼした影響を再認識した。いわき市にも古関作曲の校歌なども多い。その中に、いわき市の産業を支えた常磐炭礦の社歌や同社野球部の応援歌も含まれていたことが判明した。(都市対抗野球オール常磐の応援に使った団扇)残念ながら常磐炭礦は閉山によって常磐興産に変わり、都市対抗野球で活躍した野球部も解...

  • 第19回 ふるさとマルシェゴルフコンペ

    恒例となっている、ふるさとマルシェゴルフコンペは12月7日絶好の冬晴れの下、小名浜オーシャンカントリークラブで行われた。春と冬、年2回の開催で今回は19回目となる。前回、5月開催の予定だった18回コンペはコロナ禍の影響で中止となってしまった。(好天に恵まれ いざ出陣)今回も当然コロナ禍の中ではあったが、防御態勢を配慮しての開催となった。受付での検温、ホテル内でのマスクの着用、表彰式の不開催など蜜を避ける...

  • 奥会津 晩秋の旅情

    11月下旬奥会津、紅葉の季節も終わりに近づき只見川にも落ち葉が舞い、白の季節を前に今年最後の輝きを見せる。三島町の只見川第一橋梁を見下ろす展望台からの眺望はまさに絶景である。(箱庭を見るような眺め)道の駅「尾瀬街道みしま駅」から徒歩で約5分の展望台への遊歩道が整備された。風のない日の只見川の水面に写る橋梁は合わせ鏡を見るように見事である。特に橋梁に列車が差し掛かる時間帯には多くのカメラマンが待ち構え...

  • 神谷エゴマクラブ 過去最高の収穫

    神谷エゴマクラブは11 月7日、収穫したエゴマの実の選別と株起こし起こしを行い今年の全作業を終了した。収穫量は155キログラムと、昨年の100キログラムから大幅な増収となった。収穫したエゴマの実は29名のクラブ員の汗の結晶のように、キラキラと輝いて見える。(選別作業は明治時代の唐箕を使用)(クラブ員の汗の結晶 エゴマの実)5月に行われた種まきと除草、6月・7月の摘芯と土寄せの作業などクラブ員は農作業に汗を流...

  • 吉野せい賞表彰式と樫山文枝講演会

    第43回吉野せい賞表彰式・第44回吉野せい賞募集ポスター表彰式が11月7日いわき市草野心平記念文学館で行われた。今回の応募作品は22編で、前回の37編、前々回の41編と比べると大きく減少してしまった。コロナ禍の影響で日常生活が一変し、創作に挑む時間的・精神的余裕がなかったのかもしれない。(奨励賞の受賞者中央3名左から 良川さん・後藤さん・渡辺さん)今回は、正賞(せい賞)、準賞の該当作品はなく、奨励賞3編(小説...

  • ギリシャ クレタ島のオリーブ

    株式会社ケイアンドエムを経営する前島一夫さんは、クレタ島のオリーブオイルに魅せられ輸入販売を行っている。クレタ島はエーゲ海の最南端に位置し、美しい海に囲まれ一年を通じて温暖な気候である。この地では先史時代よりオリーブの木が栽培されていた。(トーストとオリーブの見事なマリアージュ)(果実味豊か、スパイシーな心地よい微香が漂う)オリーブは、モクセイ科オリーブ属の常緑樹である。毎年10月頃、青い実は油分を...

  • チリワインのススメ

    ワインには日本酒以上の歴史がある。紀元前3100年から1500年にかけて栄えたエジプトの王朝を物語る遺跡には、ブドウ栽培やワイン醸造の絵が描かれている。エジプトからギリシャやローマへと広がり、庶民のお酒となっていった。その後、ギリシャ人やローマ人によって南フランスの地中海沿岸をへてフランス北部まで広められたのである。(古代エジプトのワイン醸造の壁画)16~17世紀の宮廷文化が花開いた時代には、食事に合わせた高...

  • 拘りの最小4WD

    約10年、6万キロほど乗った三菱自動車のパジェロミニを手放しスズキジムニーに乗り換えた。以前もジムニーを4台ほど乗ったことがあるので元に戻ったということになるのだが、20年ぶりに乗ってみてその変容と進化に驚いている。(小粒だがピリリと辛いジムニー)私の四輪駆動車の遍歴をたどると結構長い。30代半ばのころ、近所の中古車屋でホロ付きの赤いスズキジムニーを見つけたのが始まりである。子供が小さかったころで、その...

  • 会津本郷 富三窯

    会津本郷町の富三窯を訪ね、故四代目佐竹富三(本名幹夫氏)のご子息の伸也氏と敦夫氏兄弟と歓談した。話題は先代の話となった。五代目を継いでいるのは弟の敦夫氏である。先代は「椿の富三」が通り名で、椿の赤の表現が繊細で愛好家に親しまれていた。(四代目富三、佐竹幹夫氏の遺影と遺作 浦霞「白鳥」の酒器)(五代目富三を継いだ敦夫氏)富三窯は、東北地方唯一の磁器の産地としての伝統技術を受け継ぐ、明治の時代から続く...

  • コロナ禍の夏 2020

    コロナ禍に加えて厳しい暑さの夏も終わろうとしている。日本中いや世界中の人々が欲求不満を抱えているだろう。ホモサピエンスは集うことで喜怒哀楽を感じているといっても過言ではない。それを「集うな」と言っているのだからたまったものではない。(夏の象徴 入道雲)平穏であれば今頃はスポーツの祭典オリンピックが東京で開催され、メダルの数を競って一喜一憂していたはずである。来年は本当に開催されるのだろうかと、一抹...

  • コロナ禍で反省を求められるホモサピエンスの群れ方

    新型コロナウィルスの感染拡大によって、我々ホモサピエンスは社会生活の変容を余儀なくされている。そもそも現生人類(ホモサピエンス)は約250万年前にアフリカに起源すると考えられている。以来、我々の祖先はゆっくりとした進化をたどり現在のような知恵を得て社会を形成するに至ったのである。(ホモサピエンスとネアンデルタール人との関係を研究した興味ある一冊)考古学を頼りに人類の歴史をたどると、現生人類の他にもネ...

  • 縄文式土器

    私の家の近くにアンティーク店がある。アンティークと言えば格好がいいが、日本的に言えば古物屋である。こんなものを誰が買うのだろうかと思うものも並んでいるので面白い。ある日、店先に縄文式土器や弥生式土器が並んでいるのを発見した。出土先は福島県の相馬地方らしい。(縄文時代晩期の櫛目文土器)発掘というより掘り起こしたのは農家の主人で、自分の家の畑から出てくるので箱に入れ無造作にしまっていた。本来なら教育委...

  • コロナ禍が及ぼす社会の変容

    コロナ禍は、生産効率上げるため、できるだけ生産コストの安い国(中国)に生産拠点を移したことに反省を求めている。これから、中国に移転していた工場の国内回帰に進むことになるだろう。これはわが国にとり地方再生のためのチャンスともいえる。いわき市内の工業団地は高台で自然災害の点からも安全であり常磐道に直結し、回帰企業の受け入れる条件は備わっている。政府は回帰する企業への支援に力を入れるべきである。(いわき...

  • 画期的な殺菌力 「エレクリーン」 コロナ菌の殺菌に期待

    コロナ禍のもとマスクと消毒液が必需品になり、どちらも品薄状態にある。また、粗悪品も出回っている。そんな中で画期的な殺菌装置が開発された。台湾のベンチャー企業、創浄科技が開発した「エレクリーン」である。(画期的な殺菌力を発揮する「エレクリーン」)製品にはナノ触媒電極が内蔵されたフィルターが入っている。水をボトルに注入し、ボタンを押して規定時間を待てば、ボトルの中で活性酸素が産出され、1,000㏙以下の過酸...

  • サクランボにもコロナ禍

    サクランボの一番人気「佐藤錦」が旬を迎えている。今の時季、果物屋に並ぶ宝石のように透き通った朱の球は、誰もが食べてみたくなる。サクランボについての知識はそれ程持ち合わせているわけではないが、「佐藤錦」の上品な甘さは何とも言えない。(早生種の紅さやか)このサクランボにも新型コロナは影響を及ぼしている。先日、福島市郊外の吾妻連峰の麓を走る県道5号線、愛称フルーツラインをドライブした。この地域はフルーツ...

  • 三春町の豆腐屋さん

    梅雨を前にして緑の美しい季節が続いている。毎年今の季節は、いそいそと旅に出たものである。しかし、今年はコロナの仕業でそうはいかない。海外はおろか首都東京へも行けない。閉塞感の払しょくできない日々を送っているのは私だけではあるまい。(おしゃれな豆腐屋さん)(店先のボタン畑)気分転換に車を走らせてみた。行き先は滝桜で有名な三春町である。三春町は城下町で江戸時代から多くの豆腐屋が営業していたそうだ。好物...

  • 緊急事態宣言下のいわき市

    新型コロナウィルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が4月7日に出されてから1か月が経過した。具体的な終息の見通しが立たない中、経済課活動にも大きな影響を及ぼしている。(閑散としたいわき駅の改札口)不要不急の外出は控えてはいるが食料などの生活必需品は購入しないわけにはゆかない。出来るだけ混雑を避けて購入しているのだが、いわき市民の行動様式は全国的な傾向と一致しているようだ。(エスカレーターは閉鎖)い...

  • 今こそテレワークで働き方改革を

    株式会社いわきテレワークセンターは1994年5月に創業し今年で26年になる。つい最近まで、テレワークの意味を正しく理解している人は多くはなかった。中には「電話で仕事をする会社ですか?」などと滑稽な質問もあったものだ。説明するのに苦労した思い出もある。(創業26年になる株式会社いわきテレワークセンター)ところが、事態は大きく変わった。新型コロナウィルスの感染拡大によって多くの企業がテレワークを取り入れるよ...

  • 「磐女(ばんじょ)」の桜

    「磐女(ばんじょ)」とは福島県立磐城女子高等学校の略称である。といっても現在はこの高校は存在していない。2001年の男女共学化によって磐城桜が丘高等学校になってしまった。「磐女」は1904に開校したこの地域きっての伝統校であった。それだけに、今でも当時の「磐女」を偲ぶ人は多い。(「磐女」 の桜)「磐女」の校章は八重桜をデザイン化したものであり、校名が磐城桜が丘高校になっても同じものを使用している。敷地内に...

  • 松が丘公園の桜 (いわき市平)

    いわき市平にある松が丘公園は桜の名所として知られている。コロナウイルスに翻弄されている巷を尻目に桜は満開を迎えている。今年は桜まつりも中止となり何時もの賑わいはないが、どんな時であっても日本人と桜は強い絆で結ばれているような気がする。(市街地に隣接する松が丘公園)松が丘公園は日露戦争の戦勝記念として、当時の平市が大正2年に造営したものである。桜の公園を目指したわけではなく、梅やつつじも植えられたよ...

  • 満開を迎えた 「いわき万本桜」

    日本列島は新型コロナウイルスの感染拡大に憂える日々であるが、そんなことを傍目に桜は満開の季節を迎えている。各地の桜の名所は桜祭りも自粛し、花見で一杯と浮かれた気分にはとてもなれない今年の春である。(満開を迎えたソメイヨシノ)(万本桜の新名所のつり橋)そんな中、いわき市中神谷の「いわき万本桜プロジェクト」の桜も満開を迎えている。東日本大震災で打ちひしがれた気分を払拭しようと植栽を始めてから9年の月日...

  • 神谷地区の「郷普請(ごうぶしん)」

    毎年、3月の第一日曜日は「郷普請」が行われる。神谷地区での「郷普請」の起源は定かではないが、水稲耕作が本格化した江戸時代初期から行われている共同作業であろう。江戸時代の初期に開削された灌漑施設の小川江から水田地帯に水を落とす前に行われる春の恒例となっている農作業である。(神谷は江戸時代から美味し米の産地)「普請」とは互助や自治としての建設の為の労力や賃金の提供を求める活動を指す。農耕、特に水稲耕作...

  • 東日本大震災 9年目を迎えた薄磯海岸

    3月11日、あの忌まわしい東日本大震災から9年が経過した。9年も経ってしまったのか、まだ9年しか経っていないのか、過去を振り返る視点はそれぞれだろう。今年はコロナウイルス騒動の陰に隠れてトップニュース扱いにはなっていないようだが、形態は違っても被害の程度は桁違いである。(何事も無かったような平和な光景)地区民約120人が大津波の犠牲になった平薄磯地区では、物故者慰霊法要が執り行われた。法要の後、海岸に...

  • 「吟醸酒 神谷(かべや)」 酒のいしかわにデビュー

    12月25日に販売を開始した「七代目神谷(かべや)」は順調な売れ行きを見せている。昨年の後半から神谷をいわき市のふるさと納税返礼品としたこともあって、美酒の味わいが全国的に広まっている。(酒のいしかわ郷ケ丘店に並ぶ吟醸酒「神谷」)神谷の生産は7年目となるが、福島県の伝統的な日本酒の中にあって知名度はまだまだの感がある。神谷地区で生産された福島県の奨励米「天のつぶ」を使用していることもあって「JA福島さく...

  • 「薄暮プレー」のススメ

    ゴルファーにとっては春の到来が待たれる頃となった。とは言っても、今年は暖冬の影響で冬でもプレーできる日も多かったようだ。いわき市には10箇所のゴルフ場があるが、冬季シーズンでも雪のためにクローズになることはまずない。(南国的な佇まい 小名浜カントリークラブ)1月から2月にかけて6回ゴルフ場に出向いたが、寒さもそれほどでなく楽しくプレーできた。今年の初打ちは小名浜カントリークラブである。この地区では、...

  • ポーランド紀行 旅の終わりに 2019年秋

    日本とポーランドは国交樹立100周年になる。と言っても、一般的な日本人にとってポーランドはそれほどお馴染みの国ではない。「ポーランド紀行」の一回目にも書いたが、私がポーランドに行くと言っても友人の多くは素っ気なく、何か見るところがあるのと、それほど興味を示さないのだ。(中世に迷い込んだような古城の佇まい)日本人の多くは、ポーランドにヨーロッパ中世の原風景が健在であることも、ヨーロッパ隋一の親日国であ...

  • ポーランド紀行 クラクフ 2019年 秋

    中央市場広場に到着すると、突然頭上でラッパの音が鳴り響いた。広場に集まっている人たちの視線が尖塔に向けられる。音は聖マリア教会の尖塔の飾り窓に立つラッパ吹きが鳴らしているのだ。旧市街地全体に響き渡るので道に迷った観光客は音と塔を頼りに歩いて行けば市の中心地にたどり着くことができる。(聖マリア教会の尖塔)ポーランドの各都市にある中央市場の中でもクラクフの市場は広々として風格がある。ルネサンス時代に活...

  • ポーランド紀行 アウシュビッツ強制収容所 2019 秋

    ナチスドイツによるポーランド侵攻は極めて悲惨な史実である。アウシュビッツ強制収容所を訪ねると、同じ人間に対して民族が違うと言うだけで、なぜこのような凄惨なことが出来たのかと、ある種の戦慄を覚える。(強制収容所に入るゲート)(当時のままの鉄条網)ユダヤ人が強制収容所に連行されると、先ず強制労働に耐えられない弱者をガス室で処分した。健常者も強制労働で衰弱するのを待ってガス室に送り込んだのである。根本的...

  • 「ふじの里人」 石井さんのクラフト工芸

    「ふじの里人」こと石井さんはハンドクラフトの趣味が長じて販売にも十分耐えられる木器を製造している。石井さんの器には、ひとつひとつじっくり丁寧に作られた手のぬくもりを感じる。(手の温もりを感じさせる木器)工房を訪問したことはないが、幾つかの力作を頂いている。石井さんは生木工法による手彫りでマグカップやゴブレットを製造している。製造した時点では均整の取れた形をしているが、生木であるため乾燥するにつれて...

  • 吟醸酒 七代目「神谷(かべや)」試飲会

    美酒吟醸「神谷(かべや)」は12月12日に七代目の発売開始となった。早いもので7年目を迎えた。これも地元神谷をはじめとした酒好きの皆様の一杯復両杯のお蔭と感謝する次第である。(7年目を迎えた「神谷(かべや)」)恒例となっている新酒発売を期しての試飲会を開催した。参加者22名は乾杯から閉会までのほぼ2時間半ひたすら「神谷」を飲み続けた。「先ずはビール」なしでの日本酒だけの酒宴はそうはない。飲むほどに日本酒...

  • 厳選フランスワインとフレンチの夕べ

    ワインサークル「キャンティ」のワイン会が、12月20日フランスレストランルミエールで行われた。今回のワイン会は台風19号の影響などでの延期があり暫くぶりでの開催となった。(乾杯前のフランスワインの勉強会 講師は大河原ソムリエ)今回のワイン国巡りは原点に返りフランスである。「厳選フランスワインとフレンチの夕べ」と名を売ったちょっと豪華なワインと、ルミエールシェフの自慢のフランス料理とのマリアージュとなった...

  • 藤本三四郎 クリスマスコンサート

    三四郎クリスマスコンサートが12月14日いわきアリオス音楽小ホールで開催された。昼の部・夜の部の二部構成で行われ、どちらも超満員と言いたいところだが空席の多い結果となってしまった。原因は準備不足と10月にいわき地区を襲った台風の影響と考えられる。(円熟味を感じる三四郎の演奏)それでも、いわき市長の清水さん夫妻と作家の川内有緒さんが駆け付けたので演奏者の意気も上がったようである。特に川内さんは草野心平記念...

  • 吉野せい賞表彰式と川内有緒氏講演会

    12月14日(土)、第42回吉野せい賞表彰式・第43回吉野せい賞募集ポスター表彰式並びに記念講演会が、いわき市立草野心平記念文学館で行われた。本来11月9日に行われるはずであったが、台風の影響によって延期されていた。(草野心平記念館から 阿武隈山地の眺望)今回は、大賞に当たる「吉野せい賞」は無かったものの、奨励賞が3名、青少年特別賞が1名受賞した。選考委員の吉田隆治さんの話によると、大賞の該当者はなかったが...

  • シニアが頑張る「ふるさとマルシェ杯」ゴルフコンペ

    年に2回行われている「ふるさとマルシェ杯」ゴルフコンペは、12月9日小名浜オーシャンカントリークラブで開催された。参加者は43名、全員無事18ホールをプレーしホールアウトした。(冬晴のゴルフコース)ことさらに、たかがゴルフコンペで「全員無事」と強調するのも妙な話だが、ゴルファーも高齢化が進んでいる。当コンペも回を重ねるほどに、レギュラーティー利用者は減少し、反面レッドティー利用者が増加している。このレッ...

  • カボスの効用

    今年も寒さとともに柑橘類に色の付く季節となってきた。毎年、当ブログでも紹介している四倉町の田中さんのカボス園にも黄金色のカボスがたわわに実をつけている。(鈴なりのカボス)カボスのシーズンも終わり近づいた12月上旬、カボスファンを募って恒例のカボス狩りを行った。来年に備え、今年の実は全て採りきる必要があるということで、参加者は段ボールに好きなだけ詰め込んだ。(田中さんのカボス園)カボスは濃いグリーン色...

  • ブルー・ライト・ヨコハマ

    「ブルー・ライト・ヨコハマ」と言えばいしだあゆみ、「横浜たそがれ」と言えば五木ひろし、どちらも青春の頃の歌謡曲で懐かしいメロディーが心に残る。当時、学生で世田谷に住んでいたが横浜で遊んだという記憶はあまりない。(高層ホテルからの眺望)先日、思い立って横浜まで足を延ばした。東急東横線に乗ってビックリ、始発の渋谷駅は地下深くに潜ってしまった。そればかりではない、東横線はみなとみらい線とやらに相互乗り入...

  • ポーランド紀行 世界文化遺産の木造教会

    木造建築の文化遺産と言えば日本の専売特許のように思えるが、石文化のポーランドにも世界文化遺産となっている木造建築の教会があることに驚いた。それは、ヤボルとフィドニツァの平和教会である。建てられたのは17世紀の中ごろ、日本でいえば江戸時代の初期にあたる。(え? これ世界文化遺産と思えるような木造の山小屋風教会)訪ねたのはヤボルの平和教会である。黄葉の石畳みを歩むと木造の教会が見えてきたが、さほど感動は...

  • ポーランド紀行 「こびと」の街 ヴロツワフ

    ヴロツワフはポーランド第4の都市でワルシャワよりは南に位置する。心なしか少し暖かい。この街は千年以上の歴史を持ち、時代によってさまざまな国の領地になったため独特の景観を持っている。(街のそこここに置かれている「こびと」)天候は曇り、雨上がりで石畳みの路地は濡れている。ポーランド滞在も4日目となり石畳の歩き方にも慣れてはきたが、濡れた石畳となると少し不安な足取りになってしまう。ポーランドの旅には硬い...

  • 神谷(かべや)エゴマクラブ「研修旅行」

    今年の神谷エゴマクラブの活動は、生産したエゴマの種を搾油する奥会津金山町へ持参する「研修旅行」で締めくくった。会員の多くは奥会津を走るJR只見線に乗車したことがないと言うので只見線体験ツアーとなった。(只見線車窓からの眺め)生産高のほぼ半分の45キログラムを参加者が分担して運ぼうというのである。いわき駅から会津若松までは急行バス、会津若松から会津金山町までは待望の只見線を利用することとなる。参加者12名...

  • 夏井川 治水の課題

    夏井川は、福島県南東部の阿武隈山地を流れ下り太平洋に注ぐ二級河川である。昔から、この川の流域は肥沃な土壌に恵まれた農業地域であった。しかし、高度経済成長期以降広い地域が市街化区域の指定を受け、無計画な宅地造成が進められた。(10月13日朝 左側鎌田地区には越水した)(1週間後 平時の戻った夏井川)今回の台風19号による豪雨と一週間後の集中豪雨で洪水に見舞われたのは、夏井川の氾濫源であった地域である。...

  • ポーランド紀行 古都ボズナン

    9月25日、古都ボズナンを観光。天気予報は例によって、「晴れ時々曇り処によって雨」である。曇り空で肌寒いが石畳の街は爽やかである。ボズナンは968年にミェシコ1世がポーランドを建国してから1039年までポーランドの首都であった。(ボズナン旧市庁舎)ワルシャワとベルリンの東西交易の中継地として栄え、現在も商業都市として発展している。現地ガイドの話によると、ボズナン人は勤勉でよく働くため失業率も他地区と比べ低い...

  • ポーランド紀行 心地いい街 トルン

    9月24日、ワルシャワからショパンの生家のあるジェラゾヴァ・ヴォラを経由してトルンに向かった。ワルシャワより北に位置するため初冬の佇まいである。ドイツ騎士団によって作られたと言うトルンの街は、日本でいえば奈良のような古都である。(心地いいトルンの街)日中の気温は15℃程度、セーターにコートをはおり丁度良い。現地案内の女性の話では、トルンは真夏でもエアコンは不要だそうだが、今年の初夏は30℃を越え来年は設置...

  • 台風19号の被害 いわき市平地区

    台風19号が東日本各地に甚大な被害を及ぼした。いわき市では夏井川・好間川・新川などの中小河川が各地で氾濫・決壊し、多数の死者・行方不明者・負傷者を出す事態となった。改めて自然災害の恐ろしさを目の当たりにする結果となった。(危険水域達した神谷地区夏井川)...

  • ポーランド紀行 ワルシャワをこよなく愛したショパン

    ショパンはワルシャワをこよなく愛した音楽家である。生家はワルシャワの54Kmほど西に位置するジェラゾヴァ・ヴォラの町にある。その庭園には日本の桜を含め、世界中から贈られた花や木が植えられている。訪ねたのは9月末であったが季節はすでに秋、広大な庭園は黄葉が始まっていた。(静かな杜の中のショパンの生家)(子犬を連れたショパンに出会いそうな広大な庭園)「ピアノの詩人」と呼ばれるように、さまざまな形式の音楽を...

  • ポーランド紀行 ワルシャワ

    過日、秋篠宮夫妻がポーランドを訪れたことが報道されたが、日本のマスコミでは何ヶ月にもわたって、ほとんど報道されないこともごく普通である。日本人にとってポーランドはあまりなじみのない国ではあるが、その歴史は日本史の場合と大きく異なったエピソードに満ちており、大変興味深い。(ポーランド王国の旧王宮)何人かの友人にポーランドに行くことを告げると、一様に「何か見るところがあるの」と怪訝な顔をする。「ポーラ...

  • マンマ・マリィ 郷ケ丘店

    株式会社マルベリィを経営する桑名さんの招きで、マンマ・マリイ郷ケ丘店を訪問した。マンマ・マリィの自慢はイタリアから輸入したという石窯である。イタリア系人気ファミレス店で、約束した開店の午前11時には店頭に行列ができていた。(イタリア直輸入のピッツァ窯)石窯ピッツァや風味豊かなパスタなど種類豊富に取り揃えている。お勧めピッツァをごちそうになった。チーズたっぷりのマルゲリータは石窯特有のカッリとした仕上...

  • 令和元年 出羽神社例大祭

    9月15日、出羽神社(いわき市平中神谷)の例大祭が行われた。雨に祟られることの多い例大祭なのだが今年は好天に恵まれ、子ども神輿も保護者を含め約80名の参加で賑やかに地区内を担いで回った。(猿田彦の大役を担った夏井さんと佐藤宮司)(子供神輿も元気に出発)問題は青年が担ぎ手となる大人神輿である。少子化は氏子の青年の減少にも及んでいる。「助っ人の軽トラ出番のむら祭り」との川柳のように、神輿は軽トラに載せられ...

  • いわき市 公用車に燃料電池車を採用

    いわき市は公用車に、トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」を採用した。ミライは、燃料電池に水素と空気中の酸素を取り込むことで、動力を生み出す仕組みで、二酸化炭素や窒素酸化物が排出されない。(市の公用車に採用された「MIRAI」)いわき市は原発事故以後、官民一体となって、次世代エネルギーの普及に取り組んでいる。今回、ミライを公用車に登用することで、市としての積極的姿勢を示したと言えよう。(マスコミに対応する清...

  • クラゲの水族館

    旅行のついでに、噂の加茂水族館を訪れた。この水族館は85年前に地元の有志が出資して開設されたという。その後、閉館の危機に見舞われ、50年代以降は入場者も減少し小さくて古い地元からも見捨てられた水族館になってしまった。(話題の加茂水族館)アシカショーやラッコショーなどの企画をするも失敗。そんな折、「生きたサンゴと珊瑚礁の魚展」を開催すると、サンゴの水槽に3~4ミリのサカサクラゲの赤ちゃんが紛れ込んでいた。...

  • 盛況 「いわき七夕まつり」

    各地で夏祭りが行われている。いわき市平でも恒例の七夕祭が8月6日から8日の3日間旧市街地を中心に開催された。(浴衣が似合う夏祭り)平の七夕祭りは大正時代に仙台に本店のあった銀行が平支店の店頭に笹飾りを設置したのが始まりとされている。その後、本町通り、銀座通り、レンガ通りと拡大され「いわき七夕まつり」として現在に至っている。(飾り付け最優秀の笹飾り)昭和時代には笹飾りが中心で、笹から長く垂らされた吹...

  • 「おしん」人形ギャラリー 酒田の山居倉庫

    昭和58年に放映された、連続テレビ小説「おしん」がNHK BSで再放送されている。戦前、戦中、戦後を逞しく生きた女一代記「おしん」は朝ドラの最高傑作と言えよう。(少女期「おしん」の名場面)少女期の「おしん」を演じた小林綾子、青春・青年期の田中裕子、老年期の乙羽信子、それぞれに名演技であった。当時現職であった私は慌ただしい朝の時間帯にじっくり朝ドラを観るゆとりはなかった。このところ、朝食を食べながらBS再放送...

  • 出羽三山神社参拝の旅

    いわき市平中神谷の出羽神社(佐藤茂宮司)は、出羽三山詣での旅を実施した。出羽神社は約800年前、羽州羽黒山より分霊を勧請したのが起こりとされている。そのようなことから、本家への詣でがかなり古い時代から行われていた。(湯殿山での記念写真)近年は、出羽神社総代会が主催し1年おきに実施している。今年は詣での年にあたり、参加者21名で7月26日~28日の2泊3日で実施した。1日目は、湯殿山、羽黒山に参拝し宿泊は約1...

  • 国宝 白水阿弥陀堂の蓮花

    いわき地区もご多分に漏れず鬱陶しい梅雨空が続いている。そんな中、いわき市内郷にある白水阿弥陀堂庭園の蓮の花が見ごろを迎えている。白水阿弥陀堂は福島県で唯一の国宝の指定を受けた遺構である。(見頃を迎えた蓮花)整備された浄土式庭園には、小雨模様の中ではあるが散策する人の姿が見られた。蓮の花が咲く池越しに阿弥陀堂を望むと水面にも阿弥陀堂が投影され、まさに極楽浄土を思わせる景観である。(極楽浄土の佇まい)...

  • ピザ釜完成

    二年越しで製作したピザ窯が完成した。家族には「いつになったらピザが食べられるのかなぁ、ピザーラに注文しようか」などと皮肉を言われていた。完成し火入れ式を厳かに行い早速焼いてみた。さすがに旨い、これぞ本物である。(やっと火入れとなったピザ釜)(パリッと仕上がったピザ)焦らずに作ろうと取り掛かったのではあるが、思わぬ時間が掛かってしまった。基礎は鉄筋を入れコンクリートを打ったので震度5以上の地震にも耐...

  • 「菊多の伝説」・「吟醸酒 神谷(かべや)」ふるさと納税返礼品に登録

    ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことだ。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられる。多くの自治体では地域の名産品などをお礼の品として用意している。寄附金の「使い道」が指定でき、お礼の品もいただける魅力的な仕組みである。(いわき産コシヒカリ「菊多の伝説」 10㎏)(古代からの歴史をもつ米の産地)「ふるさとマルシェ」では、吟醸酒神谷(かべや)といわき産コシヒカ...

  • 第16回 「ふるさとマルシェ杯」ゴルフコンペ

    第16回「ふるさとマルシェ杯」ゴルフコンペは、5月20日小名浜オーシャンゴルフで開催された。風薫る五月晴れの中、参加者43名は太平洋を眺めながらOUT・IN18ホールストロークWペリア方式で自慢の腕を競った。(優勝候補勢揃い)優勝はグロス79、ハンデキャップ9.6、ネット69.4で回った本田文男さんで、ベストグロス賞も受賞した。準優勝はハンデキャップに恵まれた筆者志賀由直、第3位は磯上四郎さんだった。私の師匠山崎修一さ...

  • 豊作を祈りお田植え祭り

    いわき市平中神谷の立鉾鹿島神社のお田植え祭りは、薫風かおる五月晴れの中古式豊かに行われた。と言っても、田植えをする人手も十分確保できず神田の大半は田植え機械の出番となった。(令和元年 お田植え祭り)神田には、毎年吟醸酒「神谷(かべや)」の酒米となる県の推奨米「天のつぶ」を植え付けている。祭壇に奉納された早苗は神事の後に氏子の手で植え付けられた。(豊作を祈った手植え)宮司の佐藤大和さんは、吟醸酒神谷...

  • 相模湾 薫風渡るサックスの調べ

    2019ボサノバコンサートin堂ヶ島アクーユ三四郎が5月10日(金)1泊2日で開催された。演奏者は勿論サックス奏者の藤本三四朗とギタリストの木村純で、今年で5年目となる。参加者は女性中心の約100名、複数回来場者も多いようだ。(相模湾の日没を背に演奏する二人)ボサノバコンサートは午後5時半に開演、夕日が刻々と表情を変え相模湾に沈むのを眺めながらの贅沢この上ないものとなった。サックスの調べもさることながら、日没...

  • いわき市遠野町 「金澤翔子美術館」

    いわき市遠野町にある金沢翔子美術館を訪問した。この美術館は「きものの館丸三」が日本で初めて金沢翔子の常設館として開設した。ダウン症の若い女性書道家金澤の書は、見る人に生きる力を喚起させるようだ。(生きる力を喚起する力強い書)金澤は書家である母に師事し5歳から書を始め現在の作風に至っている。講演会や個展、席上揮毫などに出席する際には必ずは母の泰子が同席しているそうだ。2009年、建仁寺に「風神雷神」を奉...

  • 柳津町 満開の桜

    4月22日 奥会津柳津町の桜は満開であった。福満虚空蔵尊に参拝し境内から春爛漫の景色を眺める。山々の桜、只見川沿いの桜、国道252号線添いの桜並木、何れも満開である。(柳津町 春爛漫)広い県土を持つ福島県は桜の開花も1週間くらいは差がある。磐越自動車道を走ると桜の移ろいがよくわかる。いわき市は葉桜、阿武隈山地の小野町は満開、郡山市は散りはじめ、会津若松市は満開、柳津町も満開見頃といった具合だ。(見頃の...

  • 新元号「令和」と万葉の心

    「平成」に代わる新元号「令和」の発表があり、考案者は万葉集研究で知られる中西進・大阪女子大学名誉教授だと言うことを政府関係者も認めた。出展は国書の「万葉集」ということだ。(新元号「令和」 書は茂住修身氏と判明)(候補となった元号案)中西氏は平成24年に発行された「万葉集歌の力」(徳間書店)の中に、特別インタビュー「万葉集と日本人」という題で考えを述べている。それによると、「万葉集」とは、その後「日本...

  • 開花宣言待ち いわき万本桜プロジェクト

    このところの春寒で桜の開花が足踏みしている。東北の湘南と言われるいわき市も2分咲きと言ったところだ。4月3日朝、快晴なれど風寒しだが、いわき万本桜の開き具合が気になり見に行った。(開花宣言しますか? ソメイヨシノ)事務局の近くにある回廊美術館付近は各種の桜が植えられている。早咲きの品種は見ごろになっているものもあるが、ソメイヨシノは開花宣言を待つ状態だ。(咲きそろったカワヅサクラ?)蔡国強さんの「...

  • コーヒーの効能

    過日、毎日新聞の紙面で、医学博士で作家の米山公啓氏のコーヒーに関する記事を読んだ。それによると、コーヒーの効能が多岐にわたることが述べられている。糖尿病の発症を抑える効用、それに伴い心筋梗塞や脳卒中も減るということだ。(挽き立ての豆で至福のひと時)それに、肝がん発生率を低下させると言うのだから、まさに良薬と言う他はない。また、カフェインが胃の粘膜を刺激して胃潰瘍や逆流性食道炎を引き起こすと考えられ...

  • 絹さやえんどうの盆栽

    遊び心で育てた「盆栽絹さやえんどう」が実を付けた。昨年の11月、菜園に春に食べる絹さやえんどうの種をまいた。その際、早春の鑑賞用にしてみようと思い立ち植木鉢にもまいてみた。(借景にもマッチした、さやえんどう盆栽)さやえんどうには、蔓ありと蔓なし、花の色も白と赤がある。最近の品種の改良には花の鑑賞も視野に入れているようだ。ちなみに我が家では、蔓ありの赤と白を半々ずつ植えつけてみた。咲きそろうのが楽しみ...

  • 幕張メッセ FOODEXJAPAN 2019

    株式会社ケイアンドエムの前島氏から招待を頂き幕張メッセで開催されたFOODEXJAPAN2019を訪問した。44回目となる今回は、幕張メッセの全館を使用し、85カ国から約3500社が出展し過去最大規模となったと言うことだ。(過去最大規模となった FOODEXJAPAN 2019)「ふるさとマルシェ」では、ギリシャクレタ島産オリーブオイルを取り扱っていることから、前島氏より招待を受けバイヤーとして何度となく参加している。約半日、会場内を...

  • 三四朗 春を呼ぶサックスの調べ

    三四朗コンサートがいわき市平のアートスペース・エリコーナで行われた。三四朗こと藤本三四朗氏は東日本大震災のボランティアが縁で市内での演奏活動を行っている。今回はエリコーナのオーナー中川さんと三四朗が音大の同窓であることもあって実現した。(フルートを演奏する三四朗)コンサートは三四朗の得意とするサックスをテナー、アルト、ソプラノと使い分け演奏したほか、フルートの演奏やソフトな声でボーカルも披露した。...

  • レモンの皮とオリーブオイルとのマリアージュ

    今年は、我が家のレモンがたくさん実を付けた。以前にも掲載したことがあったが、レモンは東北では栽培が難しいと言われている。「我が家で採れたレモンだ」と言うと、「いわきでもレモンが採れるの?」と、一様に驚く。多分、耐寒性の強いリスボンレモンではないか、と思っている。(沢山実を付けた耐寒性のレモン)(実は不揃いだが豊作)レモンの皮には果汁の5~10倍のビタミンが含まれているそうだ。他にも、繊維、カリウム、...

  • こだわりのレストラン Taro’s Cafe

    Taro’s Cafeは、いわき市平谷川瀬の平競輪場の近くにある。この店に足を運んだのには、ちょっとしたわけがある。12月にブログに取り上げた四倉町の田中さんのカボスを友人がTaro’sCafeのシェフに紹介したのだった。それで、こだわりのシェフ曳地さんはカボスドレッシングを作ったというのである。(しゃれた佇まいの Taro'Cafe)友人は、この機会にTaro’sCafeで食事をしてほしいというので、田中さん夫妻と私と妻で会食をすること...

  • 東京ぶらり 目黒不動尊

    現在、高級住宅地となっている目黒地区は、江戸時代を通じてほとんどが農村地帯であった。江戸に近い下目黒村と中目黒村には、茶屋・料理屋や植木・荒物などを商う店が連ねる一角があった。庶民の参詣や憩いの場として栄えた目黒不動尊の門前町である。(門前町の鰻屋)目黒線の不動前で下車し目黒不動尊を目指すと、小さな洋品店や履物屋などが軒を並べる。門前町の名残を残す佇まいである。人通りは疎らであるが、そんな中で行列...

  • 東京ぶらり 明治神宮

    1月13日、しばらくぶりに明治神宮を訪ねた。連休の中日で好天であったため大変な賑わいだ。前回訪れたのは30年くらい前だったと思う。鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は一層繁茂したような気がする。(鳥居と高層ビルのコントラスト)参道脇に奉納された酒樽が並ぶが、ふと向かい側に目をやるとワイン樽が並んでいる。まさに神社への奉納品も国際化である。参道を歩む参拝者の中には外国人の姿も多い。異教徒の方々は日本の神々に...

  • 六代目 吟醸酒「神谷(かべや)」の試飲会

    六代目「神谷」の試飲会は12月25日、いわき市平南町の「柏谷屋」で行われた。日本酒党28名(内女性は7名)が集合、クリスマスの宵を新酒の味に心行くまで酔い痴れた。(グレードアップした吟醸酒 六代目「神谷」)製造元の渡辺酒造本店社長の渡辺さんも出席し今年の「神谷」醸造の苦労話などを紹介した。今年も福島県奨励米の神谷産「天のつぶ」を使用し、「低温醸造一回火入れ」で仕上げた。これまでの醸造方法と違った点は、活...

  • 神谷(かべや)エゴマクラブのエゴマ製品

    3年目になる神谷エゴマクラブでは、今年約120㎏のエゴマの種を収穫した。エゴマの種は奥会津金山町のエゴマの会に依頼し搾油してもらっている。クラブ員老若男女34名は、春の種まきと苗の移植、夏の除草と摘芯、秋の脱穀と選別そして耕転と施肥など年間を通した作業を行った。そして、出来上がったエゴマ油は琥珀色に輝き、会員の汗の結晶のように美しい。(今年の成果 琥珀色が美しい)エゴマの種1㎏から100mlのビンで約3.5...

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