拙稿「“時代”を超えた力士たち」の現況。登場5力士の拙文。八甲山本文26行平ノ石本文14行玉手山本文27行石山本文23行「平ノ石」は“短文”になっているので、もうすこし“肉づけ”しなければならない。「明石竜」は未だ1行も執筆してない。その明石竜の話題。彼は、横綱力士は勿論のこと大関・関脇・小結との対戦が皆無なのであった。一番上位に挑戦した取組は、明治四十五年春場所二日目の「●竜ヶ﨑」で対手地位は前頭筆頭だった。それでも序盤戦に同十三枚目明石竜の“対戦範囲”として相当に“破格”的な“割”だと思える。尚、竜ヶ﨑は大正二年夏場所、小結に昇進。同二年春、明石竜は自身最高地位の前頭十枚目で、このとき同三枚目の大ノ川(元小結)が一番上位であった。横綱・三役戦が皆無の明石竜