発見→全摘→抗がん剤→分子標的薬→再建…あるトリプルポジティブ乳がん患者のリアルライフをつづります。
spica、51歳、専業主婦。50代夫、10代後半息子2人。2015年3月、左乳がん(1.4cm)発見。 6月、左乳房全摘+エキスパンダー挿入。リンパ節廓清なし。 7月、病理結果:左乳頭腺管癌(浸潤癌部1.5cm×1.0cm×1.0cm、非浸潤部全体の広がり4.0cm×2.8cm×1.2cm)、T1cN0M0、Stage I、ER70%、PgR70%、HER2(3+)、Ki-67(30%)、Nuclear Grade 2。7月よりEC療法→ドセタキセル+ハーセプチン→ハーセプチン単独→ホルモン治療5年の予定で治療中。
新型コロナウイルスの流行が続いているアメリカ・ニューヨーク州で、今日までのところ川崎病に似た症状の子供が約100人見つかり、うち3人が亡くなっているそうで新型コロナウイルスとの関係が疑われている。わたしの長男は、小さいころ2回も川崎病にかかったことがある。生後
先日、55歳になった。毎年夫と食事に行っていたけれど、新型コロナウイルス流行のおり、今年はそれも控えてケーキだけ買ってきた。美味しいケーキがあれば、それだけで特別な日になるから。55歳は、母が膵臓がんで亡くなった歳だ。わたしは、当時まだ交際中だった夫を、入院
わたしは現在3か月ごとに、全摘手術を受けたA医師のいる病院でタモキシフェンなどをもらっている。昨日はその通院日だった。前回は昨年のクリスマスイブだった。半年ごとの血液検査では異常なく、A医師に笑顔で年末の挨拶をして診察室を出て、クリスマスのケーキを買いキラキ
新型コロナウイルスの検査については、PCRという手法でウイルスの遺伝子が検出されたら、体内に今ウイルスがいる(感染している)と言えるので現在、確定診断にはPCRが使われています。しかし、このPCRによる検査には・検査に使うサンプル(検体といいます)として鼻やのどの
新型コロナウイルス騒ぎの中だが、半年ぶりに大学病院の形成外科を受診した。2016年4月 自家組織(腹直筋皮弁法)で乳房再建、2017年7月 乳房下溝の修正、2017年11月 乳頭・乳輪再建、2018年4月 乳頭・乳輪にタトゥー、2019年1月 色が落ちてきたので再度タトゥーの経過
昨日アップした記事(うっかり、投稿日をおとといにしてしまった)で、ソレイジア・ファーマが第Ⅲ相臨床試験中の、化学療法に伴う末梢神経障害の新薬「SP-04」(有効成分名はcalmangafodipir)をご紹介した。このSP-04の開発状況について、今日の午後にソレイジアから以下の
12/10にソレイジア・ファーマが、現在日本とアジア諸国(韓国・台湾・香港)で第Ⅲ相(第3相)臨床試験中の、化学療法による末梢神経障害に対する新薬「SP-04」に関して、マルホと独占的日本国内販売権の導出契約を結んだと発表した。この新薬SP-04は、スウェーデンのプレッ
うちからクルマで少し走ったところにある昔からの桜並木が続く通りに小さなケーキ屋さんがある。30代後半くらいのご夫婦のご主人がパティシエで、派手だったり豪華な見た目ではないがとても丁寧な仕事のスポンジやクッキーがおいしくて、月に2回くらいは通っている。お店には
しばらく前に、父の三回忌で数日帰省した。昨年の一周忌以来だ。ちょうど、ラグビーのプール戦が開かれていて街には陽気な外国人があふれていた。家族葬だったので、法事もほんとうに身内だけ数名であっさり済ませた。今回初めて、父の墓参りに行くことができた。数十分電車
アラガン社インプラント回収で自家組織再建を検討されている方へ。
乳房の全摘後、シリコンインプラントでの再建を望んでいた方々は先月のアラガン社製インプラントとエキスパンダーの自主回収のニュースに驚かれたことだろう。国内では保険で治療できる代替品インプラントがないため、インプラントでの再建手術は軒並み中止になっていると聞
2015年6月に左乳房の全摘手術を受けてから4年目の検査を先日済ませた。健側マンモ、両側エコー、胸部X線、血液検査の4つだ。数日後に結果を聞きに行った。今は三ヶ月おきの通院になっていて久しぶりに見るA医師は、少し痩せたようだった。半袖シャツからのびる腕が以前より
今は結婚してアメリカに住んでいる、勤めていた時の先輩から久しぶりにメッセージが届いた。当時先輩ととても仲のよかった同僚の女性の訃報だった。退職し結婚、子育てを経て長いこと病とたたかっていたのだそうだ。わたし自身はその方とは一緒に仕事させていただいたことは
毎日いろいろなことに追われているとブログの更新までなかなか手が回らない…。幸い、再建も含めて今のところ経過は順調なのでもし続けてこのブログをお読みいただいてる方がいらっしゃるなら、「更新のないのはいい便り」くらいにゆるく見守っていただけるとありがたいです
再建乳頭・乳輪に入れたタトゥーが半年ほどで色が薄くなってしまったので1月下旬に無料で再度入れ直してもらった。その後経過観察を続けて、連休前の4月に、3か月目の経過を診ていただいたが問題はなく、機械で色や濃さを測定しても落ちてきてはいないようだ。次回は3か月後
掃除をしていると、空のプラスチックトレイの中に2mmくらいの小さなクモがいた。春にかえった子供のクモだろう。窓を開けた時に入ってきたのかな。脚が見分けられないほどせわしなく動き回っている。あとでトレイを外に持って行って放してやろうと思い、掃除を続けた。そのま
予想よりだいぶ早く落ちてきてしまった再建乳頭のタトゥーを、1月下旬に入れ直してもらってからひと月以上が経った。施術後3日目、1週間目、1ヶ月目の経過観察は現在まで順調。1週間目には胸へのシャワーや入浴も解禁になり、入浴後に乳頭にヒルドイドクリームを塗って保湿を
タトゥーの色もちがよくない人とは。乳頭にタトゥーを入れ直す。
昨年4月に再建乳頭・乳輪に入れたタトゥーが11月頃から徐々に色落ちしてしまって、12月の経過観察時にはB医師も「入れ直しましょう」と1月に再度タトゥーを入れることになった。(その時の記事はこちら)通常数年単位でもつはずが、半年くらいで落ちてしまったのでこの場合は
わたしは若い頃女性に告白されたことがある。彼女はとても真剣だったがわたしはそういう対象として受け入れることができなかった。涙を浮かべた彼女は、とても思い詰めていてそのまま壊れてしまいそうだった。どうしていいかわからぬままに立ち去った。後日、想いをつづった
昨年(2018年)4月に、再建乳頭と乳輪にタトゥーを入れ、経過観察を続けていた。毎回、機械で色調を測定する。当初の仕上がりはとてもよかったのだが、11月頃から徐々にタトゥーの色が落ちてきてしまった。現在は目で見ても明らかに左右で色が違っている。12月の経過観察の時に
昨年秋に父がなくなり後妻さんとわたしたちきょうだいがのこされた。相続は滞りなく終わってわたしもいくばくかの遺産を引き継いだ。その中には父が生前に少額購入していたふるさとの地方債も含まれていた。わたしが大人になって家を出てからも毎年誕生日には現金書留が届い
「クイーン世代」のわたしは、洋楽にはまりつつあった小学生の時にともだちの家でお姉さんに、白いきれいなジャケットの「オペラ座の夜」のレコードを聴かせてもらったのがクイーンとの出会いだった。わたしもすぐにクイーンが好きになってともだちと学校で「ガリレオ~ガリ
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