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  • 六十余州名所図会 肥後

    「肥後」五ヶの庄五家庄とは、椎原、仁多尾、樅木、葉木、久連子の五集落の総称であり、現在の熊本県八代市泉町にあたる。1000mを越える山々に囲まれ、秘境と呼ぶにふさわしい場所である。本図でも、崖に生えた木がそのまま橋になった珍しい場所が描かれている。この風景は北斎の『北斎漫画』に出てくる「五かの庄」を参考に描かれている。六十余州名所図会肥後

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    六十余州名所図会信濃更科「信濃」更科長野県更埴市南西にある冠着山(かむりきやま)、俗称「姥捨山」、は標高1,252メートル。「田毎の月」とは、棚田に映る月の事であり、長野盆地の姨捨山を中心とす......>続きを読む一年前のブログ

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    六十余州名所図会飛弾籠わたし「飛弾」(飛騨)籠わたし飛騨地方は、山奥にあり橋を架けることが困難な場所が多くある。そのため、渓谷の間に縄を渡し宙づりにした籠に荷物や人を載せる「籠渡し」が行われていた......>続きを読む一年前のブログ

  • 六十余州名所図会 肥前

    「肥前」長崎稲佐山肥前国は九州西北部に位置し、現在の長崎、佐賀の二県にまたがり、また前海という筑紫海は一大内海となって、肥前、肥後、筑後の三国に深く接入している。長崎港は土砂が堆積し、明治以降は埋め立てにより江戸時代の美しい海岸線は失われてしまった。海外貿易の象徴であった出島もこの時に周囲を埋め立てられた。本図では、海岸線にこそ船が描かれていないが、手前のマストでこの地が交易船で賑わっていたことが想像できる。六十余州名所図会肥前

  • 一年前のブログ

    六十余州名所図会美濃養老の滝「美濃」養老の滝岐阜県南部にあたる美濃国。養老の滝は、孝行息子の孝心により滝の水が銘酒に変わったという言い伝えがある。本図では大きな滝に見えるが、実際の養老の滝は幅4m......>続きを読む一年前のブログ

  • 六十余州名所図会 豊後

    「豊後」蓑崎国東半島の南部に位置する杵築は、杵築城を中心に武家屋敷や豪商の家が多く、現在でも古い街並の面影を残している。その杵築城の前にある守江湾の東にある岬が蓑崎と呼ばれ、現在は美濃崎と表記される。守江湾を区切るように砂嘴が伸び、白浜に松原が続く風景は美しい。本図では、砂嘴に打ち寄せる波の白が、山まで続く灰色の陸地に対比し美しい。六十余州名所図会豊後

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