夜のピクニック(新潮文庫) - 恩田 陸 アオハルな。 相対評価 ★★★★☆ 最近、続けて読んだ恩田陸。 第2回本屋大賞・受賞作を 読み残していた(正しくは内容的に避けていた)のを思い出し、読了。 (以下ネタバレ)
本を読了したら記録します。読了できなくっても記録します。
一言:本が好きになったのは、ウン十年前の高校2年。友人から大量にまとめてもらった「星新一」でしたw 以来僕の生活は、本とともにあります(毎年、年間100冊を目指すのですがなかなかいきません)。後はセレッソ大阪とともにあります。
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夜のピクニック(新潮文庫) - 恩田 陸 アオハルな。 相対評価 ★★★★☆ 最近、続けて読んだ恩田陸。 第2回本屋大賞・受賞作を 読み残していた(正しくは内容的に避けていた)のを思い出し、読了。 (以下ネタバレ)
夜の人々 (新潮文庫 ア 28-1) - エドワード・アンダースン, 矢口 誠 誰がいちばんワルなのか? 相対評価 ★★☆☆☆ レイモンドチャンドラーが絶賛した1937年のノワール小説。 原作は「夜の人々」「ボウイ&キーチ」と著名監督で2度の映画化。 (「夜の人々」はアマプラで見られるので後で見てみよう) しかし今回発刊の小説タイトルをなぜ「夜の人々」のだろうか? (以下ネタバレ)
20 - 堂場 瞬一 プロとして生きる。 相対評価 ★★★★☆ 野球には全くと言っていいほど興味はない。 見るのはYouTubeで大谷のホームランと今永のインタビュー動画だけ。 セパ12球団を全部言えるかどうかも怪しい自分は、 なぜか野球がモチーフの小説は好きなんだよな。 これは落ち目の名門チームの高卒ルーキーが初先発の最終戦で ノーヒットノーランのまま、9回のマウンドに立ってしまった群像劇のような小説。 (以下ネタバレ)
土偶のリアル——発見・発掘から蒐集・国宝誕生まで - 譽田亜紀子, 武藤康弘, スソアキコ 土偶は物語だ。 相対評価 ★★★★☆ 日本の遥か遠くの昔のお話。 知らなかったことを知れ、自分になかった視点が生まれた本となりました。 (以下ネタバレ)
やりたいことは二度寝だけ (講談社文庫) - 津村記久子 津村記久子の生態。 相対評価 ★★☆☆☆ 嫁からのお下がり本。 (以下ネタバレ)
星を編む - 凪良ゆう 余韻。 相対評価 ★★★★★ いわゆる続きの続編とは趣がちょっと違う。 「汝、星のごとく」に連なる物語とでも言えばいいのだろうか。 しかし凪良さんは「汝、星のごとく」を書き始めた時に、 「星を編む」のプロットまで構想してたんだろうか。 この方の構成力と想像力は恐ろしすぎる。 (以下ネタバレ)
NIGHTS OF THE LIVING DEAD ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド 死者の章 (竹書房文庫) - ジョージ・A・ロメロ, 他 既視感。 相対評価 ★★★★★ 実力ある者たちの想像力がさく裂したアンソロジー。 (以下ネタバレ)
迷うな女性外科医 泣くな研修医7 (幻冬舎文庫) - 中山祐次郎 なにもかも背負って生きていく。 相対評価 ★★★★★ ようやくシリーズ最新刊に追いついた。 著者は現職の外科医。 一時、ストップして止めようかと思っていたけど、 再開してホントしてよかった。 (以下ネタバレ)
絶海 英国船ウェイジャー号の地獄 - デイヴィッド グラン, 倉田 真木 絶海:陸地から遠く離れた海。 相対評価 ★★★★☆ 1740年、 密命を帯びた英国艦隊のうちの一隻が船隊からはぐれ、 難関のホーン岬を越えたところで遭難。 乗組員たちの生還&裁判までのノンフィクション。 スコセッシとデカプリオで映画化とのこと。 デカプリオはタイタニックに続いて2度目の遭難だw。 どの役を演じるのかはわからんけど、 この本の台詞をデカプリオで聞いてみたい、 このシーンでどんな表情をするのか見てみたいと思いながら読了。 (以下ネタバレ)
町長選挙 ドクター伊良部 - 奥田 英朗 ココロの問題。 相対評価 ★★★☆☆ 既に第4弾まで出ている伊良部シリーズ。 ようやく積んでた第3弾を読了。 (以下ネタバレ)
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) - 恩田 陸 そこに愛はあるんか。 相対評価 ★★★☆☆ 再び凝り始めた恩田陸。 シズル感があるタイトルに惹かれ、読んでみた。 (以下ネタバレ)
フランケンシュタイン(新潮文庫) - メアリー・シェリー, 芹澤 恵 200年前の現代。 相対評価 ★★★★☆ 初版は今から約200年前の1818年。 著者は上流社会女性が20歳に著したSF小説。 今も古典としていくつもの訳書が出ているのもうなづける名作。 (以下ネタバレ)
日本人はどこから来たのか? (文春文庫) - 海部 陽介 空白。 相対評価 ★★★☆☆ 以前読んだ「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち」と同時に買った本。 (以下ネタバレ)
汝、星のごとく - 凪良ゆう 泣かせる小説。 (相対評価) ★★★★★ 自分では絶対買わない類の小説が息子から回ってきた。 ベースは恋愛小説だがその域をはるかに超えている超良作だった。 (以下ネタバレ)
法廷占拠 爆弾2 - 呉勝浩 法に則って殺すか、私的な考えで殺すか。 相対評価 ★★★★☆ 息子から同時に借りた爆弾2の舞台は 被告となった犯人を裁く法廷へ。テーマが太いから面白いわ。 3に続くようだが、マンガにならないか心配。 (以下ネタバレ)
爆弾【電子限定特典付き】 (講談社文庫) - 呉勝浩 善と悪の境界線。 相対評価 ★★★★☆ ようやく息子から爆弾が回ってきた。 いつのまにかこの作品も映画化されてますがな。 (以下ネタバレ)
ひとり白虎 会津から長州へ (集英社文庫) - 植松三十里 敗れざる敗者。 相対評価 ★★☆☆☆ 初読みの作家さん。ちょっと消化不良気味…。 (以下ネタバレ)
俺と師匠とブルーボーイとストリッパー (角川文庫) - 桜木 紫乃 スタントバイミーでしょ。 相対評価 ★★★★★ やっぱり良いわー、桜木紫乃。 よくこの名作を10か月も積んでたわ。次、買っとかなきゃ。 (以下ネタバレ)
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫) - 奥田英朗 世界中の秋晴れを集めたような、今日の東京の青空です。 相対評価 ★★★★☆ 面白かったー!後半は怒涛の展開。 クライマックスまで疾走する超一級のサスペンス。 (以下ネタバレ)
トム・ゴードンに恋した少女 (河出文庫) - スティーヴン・キング, 池田真紀子 遭難。 相対評価 ★★☆☆☆ 久々に読んだスティーブンキング。 ホラーではなく9歳の少女がハイキング中に迷子になるお話。 (以下ネタバレ)
背中の蜘蛛誉田哲也 犯罪の進化にどう対応するか? 相対評価 ★★★☆☆ ジウシリーズ、姫川シリーズ、武士道シリーズなどずっと読んできた誉田哲也。 久々に手にした作品は、直木賞候補にもなった警察小説。 (以下ネタバレ)
宙ごはん - 町田そのこ 人は死ぬまで生きていく。 相対評価 ★★★☆☆ 町田さん、 こんな下手糞な言葉を選んで小説を書く人だっただろうか。 「ゴミ箱に捨てたろか」と思った。 325ページから40ページ
ファイナルガール・サポート・グループ (竹書房文庫 へ 1-1) - グレイディ・ヘンドリクス, 入間 眞 間違いを起こし続ける主人公。 相対評価 ★★★☆☆ 「ファイナル・ガール」とは、 ホラー映画で最後まで生き残る女の子のこと。 この小説はそんな映画の数々が実際にあった出来事を映画したものと想定。 今もトラウマを抱えて生きる6人の女性たちの後日談。 (以下ネタバレ)
桜の下で待っている (実業之日本社文庫) - 彩瀬 まる 故郷は遠きにありて思ふもの 相対評価 ★★★☆☆ 初読の彩瀬まる。5つの短編。 4月の桜の季節に東北新幹線で北に向かう話なので、4月になるまで積読してた。 (以下ネタバレ)
半暮刻 - 月村了衛 必要悪。 相対評価 ★★★★☆ ホストクラブ、国家イベント、広告代理店、半グレ、上級国民、利権、中抜き、過労死・・・。 現代のさまざまな病巣をえぐり出す。評判通りの面白さでした。 (以下ネタバレ)
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 (講談社文庫) - レイチェル・ジョイス, 亀井 よし子 後悔。 相対評価 ★★★☆☆ ありがとうもさよならも言えず別れた同僚女性から 突然手紙をもらった定年退職65歳のじーさまが、 イングランド南端にある自宅から北端にあるホスピスまで 歩いて向かうロードノベル。 賞もとっていて、36か国で翻訳。 買ってから知ったが映画化され、日本では24年6/7公開だとさ。 (以下ネタバレ)
太陽の塔ガイド (小学館クリエイティブビジュアル) - 平野 暁臣 太陽の塔を生んだ日本の奇跡と軌跡。 相対評価 ★★★★★ この間、登った太陽の塔のミュージアムショップで買った2冊のうちの1冊。 買って大正解!
噛みあわない会話と、ある過去について (講談社文庫) - 辻村 深月 言葉のこわさ。 相対評価 ★★★☆☆ 読んだ後に嫌な気分になるミステリーをイヤミスというが、 読んでる途中からずっと嫌な気分になるフツーの小説は初めてだ。 「もう、やめたげて〜」と言いながら、指の間からワクワクしながら見ている感じw (以下ネタバレ)
水車小屋のネネ - 津村 記久子 人は生きていく。 相対評価 ★★★★★ 「この小説は文庫待ちかな」と思っていたら、 嫁が読売新聞に載ったエッセイかなにかで この作家さんに興味を持ち、この本を衝動買い。 すぐに回ってきた。 なに、この奥の深い面白さ。待ってたら一生の不覚やん。 (以下ネタバレ)
スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫) - 佐藤 亜紀 中産階級健康優良不良少年@ドイツ。 相対評価 ★★★☆☆ 第2次世界大戦中のドイツ・ハンブルグ。 ナチス/ゲシュタポの手を焼かせた、 中産階級の不良少年・少女(呼称:スウィングボーイズ)がいた。 (以下ネタバレ)
ふたりぐらし (新潮文庫) - 桜木 紫乃 こころとこころの模様。 相対評価 ★★★★★ 桜木紫乃——。 大事に大事に読み進めている作家さん。 未読本はそれなりに何冊もあるんだけどね。 ただ続けて読むのはもったいないので、やっくり読んでいる。 出会う言葉はいつも心に染みてくる。 (以下ネタバレ)
甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫) - 山田 風太郎 奇想天外。 相対評価 ★★★☆☆ ハードでシリアスだった小説「ラバーソウル」の 次に心理劇系小説を読むのはきついので、 奇想天外な小説を本箱から引っ張り出してきた (積読状態の本が30冊以上あるのに。。。) (以下ネタバレ)
ラバー・ソウル (講談社文庫) - 井上夢人 愛こそすべて。 相対評価 ★★★★★ 小説系YouTuberやブログなどで 面白いミステリーを漁っていたらこの作品を上げてた人が多かったので購入。 ビートルズにむちゃくちゃ詳しい男性が主人公というから、 変り者の探偵がでてくるハードボイルドかと思ってたら全然違うかったw (以下ネタバレ)
出島動物図鑑 - 山口美由紀 出島のアイデンティティ。 相対評価 ★★★★☆ 先日行った出島で一目ぼれして買った本。 (以下ネタバレ)
コンビニ兄弟3—テンダネス門司港こがね村店—(新潮文庫nex) - 町田そのこ なんかガチャガチャ。 相対評価 ★★☆☆☆ 門司を舞台にした、コンビニ店。 シリーズ3作目。
アントキノイノチ (幻冬舎文庫) - さだ まさし いのちだいじに。 相対評価 ★★★★☆ 映画化作品はずいぶん前に見たけど、 あまり覚えておらず。 さだ作品にしては、序盤はややダークな小説。 (以下ネタバレ)
ディス・イズ・ザ・デイ (朝日文庫) - 津村 記久子 日常の中のハレ。 相対評価 ★★★★★ 架空のサッカー2部22チームを巡る短編小説。 サッカーに興味のない人にはよくわからない小説かも。 また、代表サポやサッカーというスポーツ好きな人にも刺さらない小説かも。 描かれたのはサポーターという生き方を選んだ人たちの日常。 (以下ネタバレ)
夜の側に立つ(新潮文庫) - 小野寺史宜 選択。 相対評価 ★★★★☆ いつも明るく前向きな小野寺氏の小説にしては、 少し【 闇 】的な〜。 (以下ネタバレ)
鐘を鳴らす子供たち (小学館文庫 ふ 1-6) - 古内 一絵 正解はだれにも分からない。 相対評価 ★★★☆☆ 時は昭和22年。 「とんがり帽子の青い屋根〜♪」でおなじみの ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」をモチーフにした小説。 (以下ネタバレ)
スピノザの診察室 - 夏川草介 これこそ、お仕事小説ですわ。 相対評価 ★★★★★ 「神様のカルテ」に始まり、ずっと読んでる作家さん。 ここ最近の作品は、ホント泣く、素晴らしすぎて。 舞台は京都にある、先日登った吉田山にも近い、少し大きめの個人病院。 (以下ネタバレ)