宙ごはん - 町田そのこ 人は死ぬまで生きていく。 相対評価 ★★★☆☆ 町田さん、 こんな下手糞な言葉を選んで小説を書く人だっただろうか。 「ゴミ箱に捨てたろか」と思った。 325ページから40ページ
本を読了したら記録します。読了できなくっても記録します。
一言:本が好きになったのは、ウン十年前の高校2年。友人から大量にまとめてもらった「星新一」でしたw 以来僕の生活は、本とともにあります(毎年、年間100冊を目指すのですがなかなかいきません)。後はセレッソ大阪とともにあります。
「ブログリーダー」を活用して、リュウジさんをフォローしませんか?
宙ごはん - 町田そのこ 人は死ぬまで生きていく。 相対評価 ★★★☆☆ 町田さん、 こんな下手糞な言葉を選んで小説を書く人だっただろうか。 「ゴミ箱に捨てたろか」と思った。 325ページから40ページ
ファイナルガール・サポート・グループ (竹書房文庫 へ 1-1) - グレイディ・ヘンドリクス, 入間 眞 間違いを起こし続ける主人公。 相対評価 ★★★☆☆ 「ファイナル・ガール」とは、 ホラー映画で最後まで生き残る女の子のこと。 この小説はそんな映画の数々が実際にあった出来事を映画したものと想定。 今もトラウマを抱えて生きる6人の女性たちの後日談。 (以下ネタバレ)
桜の下で待っている (実業之日本社文庫) - 彩瀬 まる 故郷は遠きにありて思ふもの 相対評価 ★★★☆☆ 初読の彩瀬まる。5つの短編。 4月の桜の季節に東北新幹線で北に向かう話なので、4月になるまで積読してた。 (以下ネタバレ)
半暮刻 - 月村了衛 必要悪。 相対評価 ★★★★☆ ホストクラブ、国家イベント、広告代理店、半グレ、上級国民、利権、中抜き、過労死・・・。 現代のさまざまな病巣をえぐり出す。評判通りの面白さでした。 (以下ネタバレ)
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 (講談社文庫) - レイチェル・ジョイス, 亀井 よし子 後悔。 相対評価 ★★★☆☆ ありがとうもさよならも言えず別れた同僚女性から 突然手紙をもらった定年退職65歳のじーさまが、 イングランド南端にある自宅から北端にあるホスピスまで 歩いて向かうロードノベル。 賞もとっていて、36か国で翻訳。 買ってから知ったが映画化され、日本では24年6/7公開だとさ。 (以下ネタバレ)
太陽の塔ガイド (小学館クリエイティブビジュアル) - 平野 暁臣 太陽の塔を生んだ日本の奇跡と軌跡。 相対評価 ★★★★★ この間、登った太陽の塔のミュージアムショップで買った2冊のうちの1冊。 買って大正解!
噛みあわない会話と、ある過去について (講談社文庫) - 辻村 深月 言葉のこわさ。 相対評価 ★★★☆☆ 読んだ後に嫌な気分になるミステリーをイヤミスというが、 読んでる途中からずっと嫌な気分になるフツーの小説は初めてだ。 「もう、やめたげて〜」と言いながら、指の間からワクワクしながら見ている感じw (以下ネタバレ)
水車小屋のネネ - 津村 記久子 人は生きていく。 相対評価 ★★★★★ 「この小説は文庫待ちかな」と思っていたら、 嫁が読売新聞に載ったエッセイかなにかで この作家さんに興味を持ち、この本を衝動買い。 すぐに回ってきた。 なに、この奥の深い面白さ。待ってたら一生の不覚やん。 (以下ネタバレ)
スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫) - 佐藤 亜紀 中産階級健康優良不良少年@ドイツ。 相対評価 ★★★☆☆ 第2次世界大戦中のドイツ・ハンブルグ。 ナチス/ゲシュタポの手を焼かせた、 中産階級の不良少年・少女(呼称:スウィングボーイズ)がいた。 (以下ネタバレ)
ふたりぐらし (新潮文庫) - 桜木 紫乃 こころとこころの模様。 相対評価 ★★★★★ 桜木紫乃——。 大事に大事に読み進めている作家さん。 未読本はそれなりに何冊もあるんだけどね。 ただ続けて読むのはもったいないので、やっくり読んでいる。 出会う言葉はいつも心に染みてくる。 (以下ネタバレ)
甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫) - 山田 風太郎 奇想天外。 相対評価 ★★★☆☆ ハードでシリアスだった小説「ラバーソウル」の 次に心理劇系小説を読むのはきついので、 奇想天外な小説を本箱から引っ張り出してきた (積読状態の本が30冊以上あるのに。。。) (以下ネタバレ)
ラバー・ソウル (講談社文庫) - 井上夢人 愛こそすべて。 相対評価 ★★★★★ 小説系YouTuberやブログなどで 面白いミステリーを漁っていたらこの作品を上げてた人が多かったので購入。 ビートルズにむちゃくちゃ詳しい男性が主人公というから、 変り者の探偵がでてくるハードボイルドかと思ってたら全然違うかったw (以下ネタバレ)
出島動物図鑑 - 山口美由紀 出島のアイデンティティ。 相対評価 ★★★★☆ 先日行った出島で一目ぼれして買った本。 (以下ネタバレ)
コンビニ兄弟3—テンダネス門司港こがね村店—(新潮文庫nex) - 町田そのこ なんかガチャガチャ。 相対評価 ★★☆☆☆ 門司を舞台にした、コンビニ店。 シリーズ3作目。
アントキノイノチ (幻冬舎文庫) - さだ まさし いのちだいじに。 相対評価 ★★★★☆ 映画化作品はずいぶん前に見たけど、 あまり覚えておらず。 さだ作品にしては、序盤はややダークな小説。 (以下ネタバレ)
ディス・イズ・ザ・デイ (朝日文庫) - 津村 記久子 日常の中のハレ。 相対評価 ★★★★★ 架空のサッカー2部22チームを巡る短編小説。 サッカーに興味のない人にはよくわからない小説かも。 また、代表サポやサッカーというスポーツ好きな人にも刺さらない小説かも。 描かれたのはサポーターという生き方を選んだ人たちの日常。 (以下ネタバレ)
夜の側に立つ(新潮文庫) - 小野寺史宜 選択。 相対評価 ★★★★☆ いつも明るく前向きな小野寺氏の小説にしては、 少し【 闇 】的な〜。 (以下ネタバレ)
鐘を鳴らす子供たち (小学館文庫 ふ 1-6) - 古内 一絵 正解はだれにも分からない。 相対評価 ★★★☆☆ 時は昭和22年。 「とんがり帽子の青い屋根〜♪」でおなじみの ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」をモチーフにした小説。 (以下ネタバレ)
スピノザの診察室 - 夏川草介 これこそ、お仕事小説ですわ。 相対評価 ★★★★★ 「神様のカルテ」に始まり、ずっと読んでる作家さん。 ここ最近の作品は、ホント泣く、素晴らしすぎて。 舞台は京都にある、先日登った吉田山にも近い、少し大きめの個人病院。 (以下ネタバレ)
魔女は甦る - 中山七里 ミステリーじゃなかった。 相対評価 ★★☆☆☆ 心を熱くする小説が続いたので、 軽めのエンタメ小説を・・・と思ったらこの小説も熱かった。 (以下ネタバレ)
逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫) - 中山 祐次郎 人のいのちを預かる仕事。 相対評価 ★★★☆☆ シリーズ第一作目を読んで、 「次作も読まなきゃ」と思って忘れてた。 「医師の仕事とはなにか」を新米医師を通して描く第2作。 (以下ネタバレ)
とにかくうちに帰ります(新潮文庫) - 津村 記久子 小市民たち。 相対評価 ★★★☆☆ いつ買ったか、なぜ買ったか、 すっかり忘れていた本を積読本の中から発見! いや、おもろいやん、この小説。 この作家、追いかけよう。 (以下ネタバレ)
総統の子ら 下 (集英社文庫) - 皆川 博子 歴史は勝者が描く。 相対評価 ★★★★★ 最終巻。 前評判通り、どえらい小説を読んでしまった。 というかこんな小説をよく生み出した。十指に入るわ。 この小説は絶対にドイツ人には書けんよ。 同じ立場の日本人だから書けたのかもしれない。 (以下ネタバレ)
総統の子ら 中 (集英社文庫) - 皆川 博子 誰がために戦うか。 相対評価 ★★★★★ なんともすごい小説だ。 その思いが(中)になって一気に加速した。 (以下ネタバレ)
総統の子ら 上 (集英社文庫) - 皆川 博子 かつてのドイツと今のロシア。 相対評価 ★★★★☆ 絶版本。 中古本も6倍近いプレミア価格がついているのを、 なんとか値ごろのものを探して購入。 数は少ないがアマゾン評価は高く、 なかでも「とんでもないものを読んでしまった」という感想に怖気を振るい、 半年くらい積んでいた。 (以下ネタバレ)
三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義 (双葉文庫) - 井原忠政 あっちにいったりこっちにいったり。 相対評価 ★★★★★ 小田原征伐前夜の静けさの中でうごめく思惑。 地べたから見た歴史を描くこの小説と違い、 大河「どうする家康」の物語の組み立てとシナリオと演技する俳優たちの拙さに 途中離脱しそうな今日この頃。 (以下ネタバレ)
タクジョ! (実業之日本社文庫) - 小野寺 史宜 小野寺さんらしい小説。 相対評価 ★★★★☆ 主人公は四大新卒、東京のタクシードライバー。 いわゆるお仕事小説だが、 【お仕事】で終わらないところが小野寺氏の小説らしい。 (以下ネタバレ)
ギケイキ2: 奈落への飛翔 (河出文庫 ま 17-4) - 町田 康 なんなん? 相対評価 ★★★☆☆ 「今年は鎌倉時代を読もう」キャンペーンの一環本 「ギケイキ�A」は義経の頼朝との再会から静御前の捕縛まで。 ヘンやわ〜、登場人物だけやなく、ホンマなんなん?町田康。 (以下ネタバレ)
展望塔のラプンツェル (光文社文庫 う 23-2) - 宇佐美まこと 希望と救い。 相対評価 ★★★★★ まだ3か月しかたっていないが、 今年のベストワン小説ww パンドラの箱に残った希望を見つけた。 そんな読後感。 (以下ネタバレ)
本所おけら長屋(二十) (PHP文芸文庫) - 畠山 健二 大いなるマンネリと息切れ感。 相対評価 ★★★☆☆ いざ20巻。 ここまで長いシリーズを読んでいるのは、小説では池波正太郎「鬼平犯科帳」(24巻)、 マンガではちばてつや「あしたのジョー」(20巻)、こざき亜衣「あさひなぐ」(34巻)に次ぐもの。
ちゃんぽん食べたかっ! 下 - さだまさし さだまさしの生まれ方。 相対評価 ★★★★☆ 物語はまさに「さだまさしの作り方」。 下巻は高校2年の2学期から始まり、 混迷の大学生活を経て、そしてテイクオフ。 (以下ネタバレ)
ちゃんぽん食べたかっ! 上 - さだまさし さだまさしの作り方。 相対評価 ★★★☆☆ 「長崎に行きたい」と先日思った瞬間に思い出したのが、 菅田将暉主演のNHKドラマ「ちゃんぽん食べたかっ」。 さだまさしの自伝的ドラマだから原作があるはずだど探すと、 ありました! 。
襲来 下 (講談社文庫) - 帚木蓬生 人の一生。 相対評価 ★★★★☆ この作家さんが紡ぐ歴史小説は、一味違う。 東大寺の廬舎那仏建立に使役した男を主人公に据えた「国銅」でもそうだった。 (以下ネタバレ)
襲来 上 (講談社文庫) - 帚木蓬生 筆力! 相対評価 ★★★★☆ 個人的にやっている「今年は鎌倉時代を読もう」キャンペーン本の一冊。 この度の小説のテーマは「元寇」。 ただ、戦いの様を描いた小説ではない。 (以下ネタバレ)
優しい音楽 (双葉文庫) - 瀬尾まいこ 「優しい」は正義か。 相対評価 ★★★★★ 「人にやさしくされたとき、じぶんの小ささを知る(by MONGOL800)」らしいが、 「人にやさしくしたときは、何を知るのだろうか。 (以下ネタバレ)
連続殺人鬼カエル男ふたたび (宝島社文庫) - 中山七里 救われたのは、加害者か、被害者か。 相対評価 ★★★★☆ 続編も最後の最後まで読み切れない展開。 ここまでストーリーテリングができるのは、すごいと思う。 しかも、この作家、書くのが早いし。 (以下ネタバレ)
海とジイ (小学館文庫 ふ 29-1) - 藤岡 陽子 自分は生きて何を為したのか。 相対評価 ★★★★★ ホント、前知識なしで本を読むのはいいわぁ。 それだけでなく、数カ月間積みっぱなしだったこの小説を、 買ってすぐに読んでもこんな読後感にはならなかったはず。 入院しても回復せず先日胃瘻手術にGOを出した自分の母親のこと、 その母をどう終活させるかを思いながら自らの余生を考えていた自分に 不意打ちのような小説との出会いとなった。 (以下ネタバレ)
グッドバイ (朝日文庫) - 朝井 まかて さよならだけが人生だ。 相対評価 ★★★★☆ 朝井まかてさんは実在の歴史上の女性を多く描く。 今回氏が選んだのは、長崎の大店の女主人。 日本が外国との通商条約が結ばれたとき、 海外との貿易を最初に切り開いたファーストペンギンである。 (以下ネタバレ)
グッドバイ (朝日文庫) - 朝井 まかて さよならだけが人生だ。 相対評価 ★★★★☆ 朝井まかてさんは実在の歴史上の女性を多く描く。 今回氏が選んだのは、長崎の大店の女主人。 日本が外国との通商条約が結ばれたとき、 海外との貿易を最初に切り開いたファーストペンギンである。 (以下ネタバレ)
夜が暗いとはかぎらない (ポプラ文庫) - 寺地はるな, akira muracco 人はひとりではない。 相対評価 ★★★★★ この小説は、寺地はるなの最高傑作ではないだろうか。 (氏の作品はこれが4冊目だけど、これ以上の作品がかけるとは思わないw) (以下ネタバレ)