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積読書店員のつくりかた https://fiblio.hatenablog.com/

とある書店員が気ままに書く、本(小説、マンガ、雑誌など)と本屋について。書店と読書とイベントな日々

積読書店員ふぃぶりお
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2015/06/23

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  • 11月10日放送のアメトーク『読書芸人』 第3弾で取り上げられた本をまとめてみた【本好き芸人】

    アメトーーク『読書芸人』最新第3弾で放送された本たちをご紹介。又吉・光浦・若林・カズレーザーの各氏によるオススメ本紹介、書店の歩き方や、4人の自宅にある本棚公開、さらに本の雑誌社への突撃まで敢行。最後はなんと「読書芸人大賞2016」を発表!

  • 本読みの人が、熊本と熊本の本屋を支援するための6つの方法

    早いもので、熊本地震の発生からまもなく2か月が経とうとしています。最近は報道も少なくなってきた印象が否めません。 ぜひ現地から地震発生後の本屋の状況についてお伝えしたく、記事を書きはじめました。この記事では、休業中の本屋さんリストと気にかけていただきたい支援先リストも掲出しておりますので、熊本の方にも各地の方にも参照いただける記事になれば。

  • わが人生の「教科書」井上靖『あすなろ物語』を再読して甦る青春の記憶

    誰にとっても、その「一冊」が人生を変える可能性がある。ふと手にした作品によって運命を変えられることもある。私には青春を変えた小説がある。本作も一目惚れであった。その小説とは、井上靖『あすなろ物語』。井上靖の自伝的小説と言われるが、ここで「自伝『的』」としたのはおそらく井上自身をモチーフにしながらも、相違点も数多くあるからである。

  • 宮下奈都先生への、そして新刊『羊と鋼の森』とこれまでの作品たちへの愛をこめて

    拝啓、宮下奈都さま『羊と鋼の森』「人生に影響を与えた1冊」1人の少年(そして青年へと)の歩みを丹念に、かつ表現豊かに掬い上げた成長記録。ピアノという音のする世界を、羊と鋼と森に譬える魔法は心にズシリと響く。私の心に小説として以上に響くカラフルな音色。

  • 書店員である私が本屋大賞に投票しなかった、たった1つの理由【本屋大賞への批判は……】

    ある作家は言った、「書店員の思い上がり。本のソムリエ気取り」だと。また別の作家は言った、「一部書店員の勘違いで2万店あった書店は1万5千店に減った」と。本屋大賞のこれまでの歴史と現状を振り返りつつ、今後を考えます。

  • 書店員として訴えたい、本屋での「万引き」という名の「窃盗」問題について【追記あり】

    本屋が減ってきている。その原因はなんでしょうか。「本が売れない」「ネット書店や図書館がある」…理由は数あれど、規模の大小を問わず、本屋の頭を悩ませている問題であり、本屋を減らす遠因になっている『万引き』問題について取り上げます

  • 『紋切型社会』からみた「『他者誘引型』自己完結思考」社会

    はじめに あえて言おう。本書を「新進気鋭」の著者による「渾身」の評論作だと「絶賛」するつもりはまったくない。 書き手としての彼は、「社会」を自在に動き回って、ステレオタイプな表現をぶった切る。鮮やかな切り口、そしてこの切り方は「揚げ足取り」にもなり得る。その批評の構図を思い描くと、時として思考の罠に陥る可能性もある。 また、帯文に選ばれた文章や各氏の言葉もまた『紋切型』表現に陥っている恐れがある。「新しい書き手」、池澤夏樹の「読後はまさに痛快。」や白井聡の「陳腐な言葉と格闘」との表現すらも。それは私自身の反応にも言えること。 「渾身病」に笑いが止まらない。「最近は書籍のコピーに『渾身』が多すぎ…

  • 書店員のフェアの作り方【夏だ、サマーだ!】本屋の夏、その風物詩である「夏文庫」も終了間近

    今週のお題「一番古い記憶」あれはいつのころかまでは覚えていない。けど夏だった。 Yondaパンダくんがいたことだけは間違いなかったし、書店員でもなんでもない「ただの一読者」ではあった。けれど彼が一際目立っていただことは間違いない。 さて、エッセイ的な脈略のない書き出しで始まりました久しぶりのブログ記事。 世間的な夏休みで言えば、海水浴や花火、学生にとっては長期休暇と宿題とかになるのでしょうが、書店にとっての夏(夏休みという休みはないけれどもw)はきっと『彼ら』の存在に違いありません。 彼らとは、『夏文庫』!そして、今回取り上げるテーマは、書店における『フェア展開』です。

  • 本屋の書籍ジャンル担当者は、何をしているのか~理工書を例にした書店員の業務内容~

    いまのお店にやって来て、そして理工書担当者として、はや数か月ほどが過ぎようとしております。 今回は、理工書を例にした書店員の「業務内容」、『本屋の各書籍ジャンル担当者がどのような仕事をしているのか』を明文化すると同時に、自分自身の記録として後日振り返ろうとする目的の記事となっております。 主に業界クラスタの皆さま向けの記事ではありますが、普段本屋をご利用される方に向けて「本屋の棚がどのようにつくられているのか」を公開すると共に、ご覧いただくことで「近くのお店に行ってみよう!眺めてみよう!」と思っていただく契機となれば、と願う記事でもあります。 忙しさにかまけていると「つまんねー棚作ってんなよ」…

  • ネット書店の支払い方法や配送から考える、アマゾン帝国の優位性と揺るぎない地位!?

    みなさま本やコミックや雑誌はどこで買いますか? 私は、もっぱらネット書店の利用が絶賛増加傾向にございまして……紙書籍:電子書籍の購入比率が、1:2を超えているのではないかと秘かに心配している、いちおう書店員でございます。 さて、私もヘビーユーザーへの階段を上りつつ*1の、今回は業界ネタの中でも、以前から申し上げたかった「ネット書店」をテーマに取り上げます。現状を比較しつつ、ネット書店に必要なことを考える記事となっています。28日の記事公開から、さらにリンクを一部追加しました。 まずは事例として、先月から「ネット注文→リアル店舗受取」のO2Oへと重い腰を上げた大手書店チェーンの下記ニュースから。…

  • 【現行図書カードの発行は2016年6月まで】次世代『図書カードNEXT』で試される書店・出版業界の機動力

    今回の記事で取り上げるテーマは、ズバリ「図書カード」。2016年6月から利用開始された『図書カードNEXT』について、本屋の店員がどのサイトよりもいち早く、そして詳しく調べてみました。

  • 『スマスマ』小説家3人組(湊かなえ、西加奈子、又吉直樹)の出演で取り上げられた本たちをまとめてみた

    小説を書き始めたきっかけ、SMAPメンバーとの関わり合い、小説SMAPのざっくり三部構成で、笑いあり、ネタありの面白い内容。さっそく出てきた作品たちを中心にまとめます。

  • 又吉直樹さん出演『情熱大陸』での、又吉さんおすすめ本とご購入本をまとめてみた

    「芥川賞芸人」という前代未聞の称号が誕生した先週末。 今回の受賞については、議論もあるところですが「古舘伊知郎氏が意味深な発言 又吉直樹の芥川賞受賞に違和感? - ライブドアニュース」という報道も逆に話題を集中する効果を果たしているのは間違いありません。古館氏にはいろいろ言いたいこともあるが、それはグッとこらえよう*1。 さて、この又吉さんの受賞は、さらに東山彰良さん『流(りゅう)』にも波及している様相で、通常の直木賞タイトルよりも売れ行き良好なのであります。 肝心の『火花』の売れ行きは想像以上の動きを呈しております。ミリオン確定しておりますが、矢継ぎ早に重版してもなくなってしまうのではないか…

  • いま擬人化マンガが熱い!『とりきっさ』『かわうその自転車屋さん』『ねこのこはな』がおすすめ!!【追記】3作品とも試し読みできます!

    数年前に、「擬人化」を駆使した町おこしから、萌え絵付きの特産品まで増殖しているニュースがちらほらと流れていたのを覚えていますが、いま彼らはどうしているのでしょうか(周りであまり見かけないだけ?)。 そんな「擬人化」も、コミックの世界では進化っぷりが斜め上過ぎる作品もあったりなかったり。いまや『艦これ』、『刀剣乱舞』と言い、なかなか奥が深い進化っぷりを見ることができるこのジャンル。 一口に「擬人化」と言っても、ツイッター界隈では、絵描きクラスタさんを中心にして、よくよく思い起こせばアンパンマンから、トンデモナイものまで擬人化されていたりして驚かされます。 本当に驚かされます…いろいろと。 ※薄い…

  • 【W杯決勝目前】なでしこジャパン佐々木則夫監督の『なでしこ力』を読んで、さぁ、再び一緒に世界一になろう!

    初めて佐々木監督の会見を映像で見たとき、なんてお茶目な監督なのだろう!と思うと同時に、こんなにも脱力気味のサッカー監督が日本代表の監督で大丈夫なのだろうか。そう感じた記憶がある。 けれども、本書『なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!』を読んで感じる彼の姿勢は、実直かつ、チームマネジメントの側面からもサッカーにおける戦術面でも理路整然としており、人生におけるトライ&エラーをもざっくばらんに話す内容に、とても好感を持って読むことができる。 「組織はリーダーを映す鏡である」*1という趣旨の言葉は、トルシエ・ジーコジャパンで日本代表コーチやアテネ五輪日本代表監督を務めた山本昌邦氏の方が語った言葉で…

  • 『きみはいい子』は、降り止まない雨の日を超えて、晴れ渡る空に虹が浮かぶ。6月27日公開映画の原作をおすすめしたい

    私は父が嫌いだ。いや、正確な表現で言い直そう。私は、父親が地球上で一番嫌いだ。大嫌いだ。 デカい声。無神経さ。自信過剰さ。無慈悲な行動。家族を顧みないところ。一方自分の趣味にはなにをしても許されるという態度。そのすべてを。 人は親から生まれてくる。その親を選ぶことはできない。将来遺伝子をいじって親に都合のいい子どもを選択できたとしても、子どもにとっては選択することはできない。 目の前には、親がいる。梅雨の季節に降りやまない雨のように、逃れることができず天から降ってくる。 あたしはみんなおぼえている。 小さな小さな手。のばすと、大きな手ではらいのけられた。手をつないでほしかっただけなのに。小さな…

  • アマゾン帝国、動く。再販制崩壊への一歩? 時限再販スタートで、本の値引き販売を先導へ

    Amazonと出版社による、本の値引き販売へ 深夜に興味深いニュースが流れたきたので思うところあって、「再販制」をテーマに軽く記事を書きます。タイトルの「観測気球を上げる政治記事」みたいな煽りフレーズは反省してます。 それはさておき、そもそもの再販制を議論していた数年前、公取として「再販制廃止」の意向という情報も一時期流れましたし、「『本』イコール『定価』」という固定概念の展望はまだまだ先行き不透明だと思います。崩壊とまでいくかどうかは今後の取り組み次第でございすが。 さっそく記事を確認してみよう それではまず、日経のニュースから報道内容をチェックしてみましょう。 取り組みへの参加版元は、PO…

  • 住野よる『君の膵臓をたべたい』彼女が教えてくれた「生きること」への問いかけ【キミスイ実写化】

    実写映画化される『君の膵臓をたべたい』は「青春、恋愛、闘病」というジャンルの枠組みを超えた小説。これから読む、すでに読み終えた、感動に浸るあなたも、住野よる先生が作品に込めた「問いかけ」や意味を考えてみてほしい。この記事では5つのキーワードからキミスイを解説します。

  • 6月18日放送のアメトーク『読書芸人』 第2弾で取り上げられた本をまとめてみた

    アメトーク『読書芸人』第2弾で放送された本たちをご紹介。又吉・若林・光浦の3氏によるオススメ本紹介。読書好きからの質問への答えや古書店巡りを行った後は、本屋あるあるまで取り上げる内容。放送された作品を余すところなく、まとめてみました

  • 書店員のリアル。『書店ガール』を観ながら・読みながら考えた、本屋の仕事と苦悩と喜び。

    『書店ガール』という楽しみの区切り 『書店ガール』が放送していない火曜日は火曜日じゃない!と非常に名残惜しい気持ちに駆られている本日。視聴者のみなさま、書店、版元を始めとした業界関係者のみなさま、そしてまゆゆ推しのみなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか……。 日本全国の業界関係者が集結していた? かどうかはさておき、放送内容のリアルさは少々物足りないというツッコミが私のTLでも見受けられました。まぁドキュメンタリーではないので、医療ドラマしかり刑事司法ものしかり、純粋なリアルを追求したものではありませんが書店員のお仕事を垣間見てもらうきっかけになったのではないでしょうか。 &amp…

  • 書店員が本を並べるということ。本を売るということ。

    ちょっとした前置き 町の本屋さんの灯がまたひとつ消えようとしている。数々のフェアを打ち出して、読者に対して熱心に訴えかけていた本屋さんがなくなることは驚き共に、実に残念でなりません。 【くすみ書房から大切なお知らせ】いつも、くすみ書房をご愛顧いただきありがとうございます。突然のお知らせですが、6月21日(日)を最終日とし、くすみ書房大谷地店を閉店いたします。このような形で閉店いたすことは、まことに悔しく情けないことですが、どうぞお許し下さい。 — くすみ書房 (@kusumishobo) 2015, 6月 10 くすみ書房さんが気になる方は空犬さんの記事をどうぞ→『空犬通信 くすみ書房はやっぱ…

  • 小さな幸せに包まれた、すみれ色の『ビオレタ』を読んだ

    ふと気づくと眠っていた。読み始めたころはお昼過ぎだったのに日が落ちている。時計を見ると覚えている時刻からは1時間ほどしか経っていなかった。が、それは長いこと幸せな深い眠りに落ちていたように感じられた。 書店員をしていると、時たま一心不乱に、村山由香先生の言葉を借りれば「周りの音が聞こえなく」なるように、没頭する文芸作品に出会えることがある。今回はまさにその事例。のめり込み過ぎて、冒頭書いたようなあいま寝るのを惜しんで*1読み耽った、寺地はるなさんのデビュー作で新刊の『ビオレタ』(ポプラ社)をぜひともオススメしてみたい。という訳で久しぶりにブログ記事を書いてみる(っと、ひっそりと復活報告)。 *…

  • 【イベント案内】ホントのところ、書店員ってどんな仕事してるの?

    ときは明日!ということでブログでのご紹介が前日となってしまいましたが、明日24日は、本屋カフェ@小豆島がございます。 ご案内です!"@MeiroBooks: 6/24(火)本屋カフェ!今月は、積読書店員ふぃぶりお(@fiblio2011 )さんを迎え、「本屋さんの仕事を知る」をテーマに意見を交わしたいと思います。11時半〜 迷路のまちの本屋さんにて。https://t.co/kgOrx5HI2v— 積読書店員ふぃぶりお (@fiblio2011) June 11, 2014 『迷路のまちの本屋さん (MeiroBooks)』が企画しておられるイベントで、少人数で本につながることについて、気軽に…

  • 『善き書店員』に学ぶ書店員のつくりかた

    書店員はどのように作られるのか。どのような思いを持って、書店員となり、日々の業務を行うか。どんなことに楽しみ、苦しみ、喜び、悩み。本屋に行くと、お店で必ずや目にするであろう、書店員。日常に現れる、その彼ら・彼女らの歩んだ道と風景。 その書店員6名が見た景色を、丹念に紡いだ等身大のインタビュー集が、木村俊介さん『善き書店員』(ミシマ社)。 善き書店員 posted with ヨメレバ 木村俊介 ミシマ社 2013-11-13 Amazonで検索 楽天ブックスで検索 hontoで検索 紀伊國屋書店で検索 『善き書店員』に出てくる登場人物 本書に登場する書店員 佐藤純子さん/ジュンク堂書店仙台ロフト…

  • 積読書店員、ブログはじめるってよ

    ごあいさつ はじめまして。とある書店チェーンで、書店員をしております@積読書店員ふぃぶりおと申します。 じつのところ書店員歴はそれほど長くはございません。ステータス「見習いレベル」だと自分では思っているワケですが、「本屋さん好き歴」、趣味である「書店巡り歴」は比較的長めであると自負しております。北は北海道、南は鹿児島*1まで本屋さん巡り弾丸ツアーなどを行いつつ、見習い書店員からのレベルアップを図る戦いを繰り広げております。 近年は、各地のイベントに参加することも増えました。そして、尊敬する書店員さんとの出逢い、素敵な書店との遭遇、はたまた日常の中での素晴らしき作品との運命のめぐりあい、それら出…

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