23年2月発刊の話題の川上未映子さんの「黄色い家」!とにかく帯の「人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか?」のインパクトがすごい・・・最近流行りの裏社会をつつった作品で、読み始めからスピード感もあり一気にのめり込んいく・・・徐々に悪の道へ落ちていくのだろう?っとゾクゾクしながら読み進めていく段階はすごく面白い。ところが、う〜ん結局なんだったの?って言うか?全部中途半端?ってのが読後感。キーマンでもあった黄美子さんの未来、過去が何だか全然わからない。っと言うか?結局登場人物のほとんどがグレーのままで何も解明されずに話は終わる。キーとなる伏線だったっと思われたものも結局何も関係ないし、なんだか描きたいことはわかるんだけど600頁以上かけても足りないってどうなのよ?個人的には読む前は24年本屋大賞の本命と予想していた...「黄色い家」川上未映子!