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柊  萠山じいさんの、ぼ・や・き・だよ
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2015/03/18

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  • 明日から見たのか、高輪あたりの群衆

    今日は、赤穂浪士が本懐を遂げた日だ。いまでは、一瞬の話題にしかならないが、かつてはこのテーマで日本中が沸いたものだ。それも舞台で、映画で、テレビで・・・・概略の筋は分かっているが、それでもみんなをわくわくさせてくれた。おれたちをわくわくさせてくれたのは、様々のメディアがあるからだ。これから何が起こるか、結果として、内藏助らはうまく成し遂げられるのか。そんな全ても分かっている。明日から今日を見るように。でも当時、元禄の頃は、士メデイアなんかない、少なくとも庶民には。それが現在のドラマでは、義が帰ってくるのを沿道で幾重にもなって見守っている。どこから、そういう情報が伝わっていたのか。考えてみると、不思議だ。吉良邸に乗り込んだのは深夜だ。本懐を遂げたのも朝になってだった。近所にはほかの大名屋敷があり、騒動には気づいて...明日から見たのか、高輪あたりの群衆

  • グレーの悲劇 改020.12.2

    夜、寝床に潜り込んでテレビを見る悪い癖がついてしまった。池波正太郎の小説は比較的よく読む方だから、「池波正太郎の世界」などというタイトルに惹かされて、その番組を見ていた。池波の世界は、黒白を明確にした人物を描かないところに魅力があると、そのガイド役の作家は言う。今の世の中は、黒か白かを求めすぎるが、その中間の色合いこそ重要だとも言ったようだ。昔風の時代劇は、「良い方」と「悪い方」がはっきりしている。途中からドラマを見て、贔屓にしている俳優が「良い方か悪い方か」を確かめてから、安心して続きを見ることもあった。ハラハラさせるけれど、結末は「良い方」が「悪い方」をやっつけてくれることになっている。池波の小説では、過去のある(つまりワルだった)人間が「良い方」に出てくる。ウラの世界も知っているから、人間味が出てくるとい...グレーの悲劇改020.12.2

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