関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
当苑での展示会や企画展そして常設作品の中から、特にお奨めしたい作品を取り上げご紹介してまいります
しぶや黒田陶苑では、ほぼ週替わりで展示会や企画展をおこなっています。 北大路魯山人、石黒宗麿、岡部嶺男を始めとした物故巨匠陶芸家の逸品を扱いながら美意識や見識を養うとともに、皆様との対話から次世代に残るような名品を一点でも現代の作家さんたちに作っていただくことが使命だと思っております。 どうぞ、「陶心」をお楽しみください。
ここ数日の不安定なお天気のせいもあってか、朝晩は涼しいくらいの気温となりました。気付けば庭先には緋色や青いトンボが飛び交い、蝉の声もヒグラシの声が混ざります。夜には涼やかな鈴虫の音も聞こえました。今年は残暑が長引くとの話もありますが、確実に少しづつ秋に向かって季節は動き出しています。さて、今週の金曜日からは、秋になると一番にやって来る展示会であります
朝晩涼しい風が吹くようになりました。ひと時は夜中までセミの声が聞こえていたように思いますが、最近はかすかな鈴虫の音色が耳に心地よく感じられます。店先には葡萄や梨が並び、秋が近づいていることに気づかされることが日を追って増えてまいりました。 本日は、移り行く季節の一瞬を切り取ったような色絵の作品をご紹介します。
秋へと季節が動き始めたのを感じるようなここ数日の空気でした。次回展示会の【双頭の酒器展】の図録に掲載されている作品の先行予約も始まり、お客様の酒器への熱の高まりも直に感じております。これから、その日の気温や喉の渇き、気分によって、冷酒、ぬる燗、熱燗・・・さてどんな気分でどの器で一献傾けようかと、考慮にいれたい候補者たちが増えて楽しい季節でもありますね。 さてそん…
天候が不安定な週末、雨の一日になりそうです。コロナ禍の中、三回目の夏も過ぎてまいります。夏のおわりの奉仕市も本日までとなりました。
昨日は夕方から渋谷は突然の豪雨。僅かな時間で止んだとはいえ驚くような強い雨でした。その後涼しくなれば良いのですが、湿度が高いまま気温も下がらず...。9月も間近ですがまだまだ厳しい残暑が続きそうです。 さて、しぶや黒田陶苑では先週より開催しておりました【夏の奉仕市】がいよいよ明日8月28日(日)で最終日を迎えます。種類や産地、時代を問わず様々な作品をご紹介するこの奉…
そろそろ夏休みのカウントダウンが始まる8月末に突入し、もう終わるのか~と溜息が洩れている子供達や学生さんも多いのではないだろうか。小学低学年とおぼしき男の子が、よく見る水色のサイダー味らしいアイスをかじりながら歩いてきた。食べ終わった子が「やったー!」とアイスの棒を握りしめて隣の子に見せている。どうやら、当たりのマークが付いていたらしい。嬉しそうな顔が微笑ましかったが、続けて食べ…
我が家の庭先には、涼し気に花開く朝顔の隣に秋桜(コスモス)や吾亦紅(ワレモコウ)などの秋のお花が並んで咲き始めました。移ろいゆく季節のはざまは、ひとつの季節が終わりを迎えてしまう寂しさと、また次の季節が巡ってくる嬉しさとで心が揺れ動きます。 さて、先週の金曜日から始まりました『夏の陶藝奉仕市』も後半にさしかかりました。
湿度が高いせいか、一度かいた汗がなかなか引きません。体感温度がそれほどでもなくても、じっとりと汗をかく身体からは、まだまだ熱中症のリスクを感じます。渋谷駅の地下通路を最大限に活用し、なるべく外に出ないように用事を済ませる日々を過ごしています。ふと赤信号の横断歩道を見てみても、待っている人はみな、街路樹や建物の日陰に立っていて、誰しも考えることは同じの様です。残暑と呼ぶにはまだまだ暑い時期と…
残暑お見舞い申し上げます。長いお休みをいただきました京橋/魯卿あんも、本日より営業を再開しております。久しぶりにガラスの扉を開け放ち、大きな換気扇で空気を巡らし、室外へ流すと、店内は清々しい空気となりました。外を楽しそうに歩いている観光客を見かけたり、開店早々、早速お入りくださったお客さまもいらしたり、なんとなく京橋にも活気が戻ってきて…
展示会4日目を迎えます【夏の奉仕市】 本日は、現在渋…
残暑お見舞い申し上げます。 一週間のお休みを頂戴いたしまして、19日より営業を再開しております。夏も終わりにさしかかりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 只今、夏の奉仕市を開催しております。花入、茶碗、食器と、時代、産地、種類を問わず、多数展示。
月の初めから東北・北…
長いと思っていた夏休み、ではなく夏季休業も、あ・い・う・え・お…という間に終わってしまった。夏の大トリの座を占める夏フェスも雑事に紛れチケットを取り損ね、何だか夏の幕引きがないようで、うじうじしている。マスクは不織布に限るとのお触れがでているらしく、日頃クールな黒の別素材のマスクの愛用者が不承不承白い不織布のそれを買わないと、と文句を言っていた。心の中で小さな不満の火がくすぶって…
先週末の思わぬ涼しさから一転、また真夏の蒸し暑さがぶり返しえきました。先日の夕方遅くに愛犬と向かった公園には、沢山のボールがいくつも転がったまま……。きっと夏休みに入った子供たちが昼間思い切り遊んでいた痕跡でしょうか。そんな子供たちの姿を思い浮かべ、また、ボールを見つけるたびに嬉しそうに尾を振る愛犬を見て、とても柔らかな気持ちになりました。さて当苑では、誠に勝手ながら…
暦の上では秋を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。こうは書いてみたものの、実際に秋を感じるのはまだまだ先になりそうです。なんせしぶや黒田陶苑の夏休みはこれからですので、夏を満喫して戻ってまいります。皆様も暑さには気を付けて、素敵な夏をお過ごしください。 さて、今回は金重愫先生の作品より備前焼のぐい吞をご紹介致します。
街を歩いていると時折「氷」と赤く書かれた暖簾が目に入ります。ここ数年、かき氷は大きな進化を遂げていて、フレッシュなマンゴーやブルーベリーを乗せたものはむしろおとなしい方で、スプーマという泡をのせたピンクのかき氷や、かぼちゃやレアチーズ、チョコレートなどのソースで彩ったもの、シロクマやケーキの形をして提供されるものなど、各店が趣向を凝らしているのだそうです。人気店は予約必須だというのも今時で…
共鳴する才能 【ウィルヘルム・コーゲ&ベルント・フリーベリ展】より
先週29日より始まりました「スウェーディッシュモダニズムの巨匠 ウィルヘルム・コーゲ&ベルント・フリーベリ」展もいよいよ明日8月7日(日)が最終日となりました。 初めてコーゲの作品を拝見した時、非常に強い独自性を感じながらも、様々な時代や国の美術の要素が複雑に交じり合う造形に強く驚いた記憶があります。中国の宋の時代の美術、朝鮮…
何ヶ月ぶりに歌舞伎を観た。いや、観ることが叶ったと言った方がいいかもしれない。というのも、演者自身がコロナに感染する以外に、義太夫の三味線方や他のスタッフが感染し、濃厚接触者となったために公演が中止となることが幾度かあり、泣く泣く見送った演目が続いていたため、ようやくといった感じだった。大向こうの掛け声は禁止。義太夫の方々も黒い布のマスク。座席での飲食もだめ。これでは幕ノ内の楽しみもなくなる…
ここ京橋では朝から強い雨が突然降り出したり、かと思えばすっかり止んだりして、歩く人の注意を一心に空に集めているようです。この季節のこのような雨は、以前 訪れたラオスを思い出します。バスの車窓から、高床式の家の下に機織機が据え付けられ、日中はその日陰で若い女性達が糸を巻いたり、布を織っている姿を見ました。ライスフィールドに囲まれたリバービューが美し…
【スウェーディッシュモダニズムの巨匠 ウィルヘルム・コーゲ & ベルント・フリーベリ】 二週目 ~ 作品紹介 ~
先週の金曜日から始まりました【スウェーディッシュモダニズムの巨匠 ウィルヘルム・コーゲ & ベルント・フリーベリ】では、ジリジリと焦げ付くような陽射しの店外とは対照的に、当苑の店内は深い青色を中心に様々な美しい色が並んでいます。フリーベリの師であったウィルヘルム・コーゲの彫刻的要素も含む独特なデザインは深い海の中のイソギンチャク…
一歩外に出れば焼けるような暑さにげんなりとし、冷房の効いた室内に入ってほっと一息つく、夏本番がやってきています。外を歩くときは少しでも日陰を歩くのですが、たとえ太陽光がなくても耐え難き暑さ。できるかぎり室内から用事を済ませたくなります。買い物や娯楽がインターネットで利用できる時代で良かった、と心から感じます。 さて、現在当苑では【スウェーディッシュモダニズムの巨匠 ウィルヘルム・…
どこに行っても蝉の声から逃れることのできない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。このコンクリートに囲まれた地でも道端の街路樹から元気な鳴き声が聞こえ、蝉のたくましさを実感します。7月も終わりこれからさらに暑くなってまいりますので、少しでも涼しさを感じて戴くために、【スウェーディッシュモダニズムの巨匠 ウィルヘルム・コーゲ&ベルント・フリーベリ】より…
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関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
No.1 李朝白磁壷 「最強寒波」が列島を襲い、大雪で交通が麻痺するニュースが続いておりました。東京渋谷は雪こそ降りませんでしたが、ここ連日は切り裂くような冷たい風。僅かな日の温かさを感じるだけでも嬉しくなります。 子供の頃には、雪の朝は特別な感情を抱いたように覚えています。見慣れていた風景が白一色の世界に変わる。音も静かに聞こえ、時間も止まるような不思議な感覚です。 古くから「白」は国を超えて憧れの色として好まれてきました。やきものでは特に中国の唐白磁や北宋の定窯、李朝の白磁など東洋の白磁は単なる「白」ではなく、その複雑な肌に人々は魅了されてきました。一口に白と言ってもその景色は千差..
ぴりっと寒い空気の中、椿や梅の花が一際、愛らしく感じられる今日この頃でございます。今週は、しろいやきものⅡを開催しております。憧れに似たもの、古も現代も変わらずに美しさの象徴の一つが白いということ。時代、産地、手法も様々、さまざまな白いやきものを展示しております。
お正月に赤い実と黄色い実の千両を飾っていた。赤い実をつける千両は庭にあるので、黄色い実の方を実生で発芽させようと思い立った。ちょうど土の入った鉢があいていたので、実を埋めようとしたところ、シャベルが木に当たるような感触。土が凍って板状になっていた。永久凍土とはならないだろうが、しばらくお預けのようだ。
昨日は観測地点ほぼすべてで氷点下を記録したそうで、過去最強クラスの大寒波は日本列島で猛威を振るっています。先週までの陽気に、すっかりと春を思い描いて開き始めていた身体も、またきゅっと小さく縮まってしまったような感覚です。今か今かと芽吹きを待っていた植木鉢も、土を触ってみるとカチカチに凍っており・・・、さぞかし種や小さな虫たちも、自由に動ける温かさを待ち…
先週の金曜日に大寒を迎え、週を跨げば記録的な大寒波が日本列島を覆いました。ここ東京でも雨混じりの雪が降った地域があるそうです。地域によっては異例の大雪で大変なところもありますが、やはりいくつになっても雪が降りそうになると少し気持ちが高揚するから不思議です。さて、今週の金曜日からは、そんな雪を連想させる作品ばかりを集めた…
十年に一度と言われる寒波がやってきます。布団を出るときや、お風呂から上がるとき、温度の差に思わずためらってしまう寒さ。出来るだけ屋外に出ないで過ごしたくなるこの頃です。本日は、金重有邦先生門下の三人、金重周作、金重陽作、齋藤理が開設した陶工房 斿。使いやすさを根底に制作を続けるその作品から、3点ご紹介致します。
朝布団から出られないような寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。大寒波の到来が報道され、雪かき道具や燃料の補充に走った方も多いのでは無いでしょうか。渋谷で開催しておりました大酒器展は展示期間を終え、次のしろいやきもの展に向けて準備を始めています。もしかしたら焼き物に加え、渋谷も白く染まる日が来るかもしれません。
梅が香る季節になりました。寒い日が続いておりますが、枯れ木に花が咲くような梅花は、可愛らしくて、美しくですね。これから春にかけて、梅、桃、桜と華やぐ時季、楽しみです。さて、13日より開催しておりました「大酒器展2023」も本日が最終日となりました。ご来苑くださいましたお客様、メールやお電話にてお問合せくださいましたお客様、誠にありがとうございました。この度も、…
昨日20日は一年で一番寒さが厳しい頃という「大寒」。来週は10年に一度とも言われる寒波が日本海側を中心に列島を襲うと言われていますが、近年大雪の災害も増えていますので事故などが少しでも起こらないことを願うばかりです。 冬の時期は美味しい食事と共に、美味しいお酒を戴く機会も増えます。コロナ禍でご自宅でお酒を召し上がる機会が増えたという声もしばしば伺いますが、皆さんの酒器の好みはまさに十人十色。お好きなお酒の飲み口に合わせて形状から選ぶ方もいれば、新作の作品を中心に集めている方、お酒は召し上がらずコレクションアイテムとして揃えるという方もいらっしゃいます。年々酒器コレクターのお客様が増え、作..
本日より大寒が始まりました。一年の中で一番寒さ厳しくなる時期。立春で始まる二十四節気では、一年の一番最後の時期となります。日本酒の醸造所では、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくい「寒の水」を使っての「寒仕込み」が最盛期を迎えたとのニュースを見ました。しびれるほど冷たい「寒の水」で仕込むと発酵がゆっくり進み、味に深みがでるのだそう。この時期に仕込まれたお酒が出来上がるころには、雪解けが始まり、木々…
金曜日になると届くお花の中に蠟梅の花が一緒に届くようになりました。少し透けたような黄色いお花がうつむき加減に咲き、大変奥ゆかしい可愛らしさです。厳しい寒さの中、一番に花を咲かせ、今年も春は確実にやって来るのだという兆しを感じ褪せてくれます。 さて、先週の金曜日から始まりました【大酒器展】ですが、今週も引続き開催致…
本日より京橋・魯卿あんでは【茶碗特集展】を開催しております。
毎年恒例となっております大酒器展。今年も、魅力的な作品が集まりました。
影が跳ねている。いくら兎年だからといって、影まで飛び跳ねるとはと視線を向けた先にスキップしている女の子。髪に付けたリボンも首に巻いた綿毛のようなフワフワのマフラーも一緒に跳ねる。子供の頃は、よくスキップしていたなあと懐かしかった。
風の冷たさに躊躇してしましますが、お庭に出れば水仙の花が風に揺れていたり、椿の花がひっそりと花を開かせていたりと、思わず頬が緩むような姿が見られます。また、木蓮の蕾が膨らみ始めたり、小さな樹々の芽が少しずつ固い木の枝を押し上げているような気配を感じます。地域によっては既に梅の花が咲き始めているところもあるのだとか……今週の金曜日からは、また皆様にご好評いただいておりま…
平素よりお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
1月もいつの間にやら1週間が経ちました。東京は正月らしい晴天が続いた今週でしたが明日には松の内も明け、ようやく日常のリズムが戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。渋谷は自然こそ少ないのですが、クリスマスから年明けまで僅かな期間ではありますが街の雰囲気がはっきり…
「いちふじにたかさんなすび」。子供の頃、母から聞いた言葉が、意味はよく分からなかったけれど、耳にテンポよく響いて何度も口に出して言った。もう少し大きくなって、「一富士二鷹三茄子」と読みと漢字が結びついて、初夢で見ると縁起の良い夢だと知った。残念ながら、今だかつて初夢でこの三大縁起物が登場したことはないし、初夢とおぼしき夢も見たことがない(笑)。
関東でもちらほらと雪が舞い始める今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷は高いビルがたくさん建っておりますので、そのせいで日影が多く路地を歩いていると寒さが身に沁みます。渋谷にいらした際は是非地下通路を通って当苑までお立ち寄りください。しろいやきもの展は引き続き開催しておりますので、皆様のご来苑をお待ちしております。 さて、本日は現在展示中の作品より3点ご紹…
No.1 李朝白磁壷 「最強寒波」が列島を襲い、大雪で交通が麻痺するニュースが続いておりました。東京渋谷は雪こそ降りませんでしたが、ここ連日は切り裂くような冷たい風。僅かな日の温かさを感じるだけでも嬉しくなります。 子供の頃には、雪の朝は特別な感情を抱いたように覚えています。見慣れていた風景が白一色の世界に変わる。音も静かに聞こえ、時間も止まるような不思議な感覚です。 古くから「白」は国を超えて憧れの色として好まれてきました。やきものでは特に中国の唐白磁や北宋の定窯、李朝の白磁など東洋の白磁は単なる「白」ではなく、その複雑な肌に人々は魅了されてきました。一口に白と言ってもその景色は千差..
ぴりっと寒い空気の中、椿や梅の花が一際、愛らしく感じられる今日この頃でございます。今週は、しろいやきものⅡを開催しております。憧れに似たもの、古も現代も変わらずに美しさの象徴の一つが白いということ。時代、産地、手法も様々、さまざまな白いやきものを展示しております。
お正月に赤い実と黄色い実の千両を飾っていた。赤い実をつける千両は庭にあるので、黄色い実の方を実生で発芽させようと思い立った。ちょうど土の入った鉢があいていたので、実を埋めようとしたところ、シャベルが木に当たるような感触。土が凍って板状になっていた。永久凍土とはならないだろうが、しばらくお預けのようだ。
昨日は観測地点ほぼすべてで氷点下を記録したそうで、過去最強クラスの大寒波は日本列島で猛威を振るっています。先週までの陽気に、すっかりと春を思い描いて開き始めていた身体も、またきゅっと小さく縮まってしまったような感覚です。今か今かと芽吹きを待っていた植木鉢も、土を触ってみるとカチカチに凍っており・・・、さぞかし種や小さな虫たちも、自由に動ける温かさを待ち…
先週の金曜日に大寒を迎え、週を跨げば記録的な大寒波が日本列島を覆いました。ここ東京でも雨混じりの雪が降った地域があるそうです。地域によっては異例の大雪で大変なところもありますが、やはりいくつになっても雪が降りそうになると少し気持ちが高揚するから不思議です。さて、今週の金曜日からは、そんな雪を連想させる作品ばかりを集めた…
十年に一度と言われる寒波がやってきます。布団を出るときや、お風呂から上がるとき、温度の差に思わずためらってしまう寒さ。出来るだけ屋外に出ないで過ごしたくなるこの頃です。本日は、金重有邦先生門下の三人、金重周作、金重陽作、齋藤理が開設した陶工房 斿。使いやすさを根底に制作を続けるその作品から、3点ご紹介致します。
朝布団から出られないような寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。大寒波の到来が報道され、雪かき道具や燃料の補充に走った方も多いのでは無いでしょうか。渋谷で開催しておりました大酒器展は展示期間を終え、次のしろいやきもの展に向けて準備を始めています。もしかしたら焼き物に加え、渋谷も白く染まる日が来るかもしれません。
梅が香る季節になりました。寒い日が続いておりますが、枯れ木に花が咲くような梅花は、可愛らしくて、美しくですね。これから春にかけて、梅、桃、桜と華やぐ時季、楽しみです。さて、13日より開催しておりました「大酒器展2023」も本日が最終日となりました。ご来苑くださいましたお客様、メールやお電話にてお問合せくださいましたお客様、誠にありがとうございました。この度も、…
昨日20日は一年で一番寒さが厳しい頃という「大寒」。来週は10年に一度とも言われる寒波が日本海側を中心に列島を襲うと言われていますが、近年大雪の災害も増えていますので事故などが少しでも起こらないことを願うばかりです。 冬の時期は美味しい食事と共に、美味しいお酒を戴く機会も増えます。コロナ禍でご自宅でお酒を召し上がる機会が増えたという声もしばしば伺いますが、皆さんの酒器の好みはまさに十人十色。お好きなお酒の飲み口に合わせて形状から選ぶ方もいれば、新作の作品を中心に集めている方、お酒は召し上がらずコレクションアイテムとして揃えるという方もいらっしゃいます。年々酒器コレクターのお客様が増え、作..
本日より大寒が始まりました。一年の中で一番寒さ厳しくなる時期。立春で始まる二十四節気では、一年の一番最後の時期となります。日本酒の醸造所では、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくい「寒の水」を使っての「寒仕込み」が最盛期を迎えたとのニュースを見ました。しびれるほど冷たい「寒の水」で仕込むと発酵がゆっくり進み、味に深みがでるのだそう。この時期に仕込まれたお酒が出来上がるころには、雪解けが始まり、木々…
金曜日になると届くお花の中に蠟梅の花が一緒に届くようになりました。少し透けたような黄色いお花がうつむき加減に咲き、大変奥ゆかしい可愛らしさです。厳しい寒さの中、一番に花を咲かせ、今年も春は確実にやって来るのだという兆しを感じ褪せてくれます。 さて、先週の金曜日から始まりました【大酒器展】ですが、今週も引続き開催致…
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毎年恒例となっております大酒器展。今年も、魅力的な作品が集まりました。
影が跳ねている。いくら兎年だからといって、影まで飛び跳ねるとはと視線を向けた先にスキップしている女の子。髪に付けたリボンも首に巻いた綿毛のようなフワフワのマフラーも一緒に跳ねる。子供の頃は、よくスキップしていたなあと懐かしかった。
風の冷たさに躊躇してしましますが、お庭に出れば水仙の花が風に揺れていたり、椿の花がひっそりと花を開かせていたりと、思わず頬が緩むような姿が見られます。また、木蓮の蕾が膨らみ始めたり、小さな樹々の芽が少しずつ固い木の枝を押し上げているような気配を感じます。地域によっては既に梅の花が咲き始めているところもあるのだとか……今週の金曜日からは、また皆様にご好評いただいておりま…
平素よりお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
1月もいつの間にやら1週間が経ちました。東京は正月らしい晴天が続いた今週でしたが明日には松の内も明け、ようやく日常のリズムが戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。渋谷は自然こそ少ないのですが、クリスマスから年明けまで僅かな期間ではありますが街の雰囲気がはっきり…
「いちふじにたかさんなすび」。子供の頃、母から聞いた言葉が、意味はよく分からなかったけれど、耳にテンポよく響いて何度も口に出して言った。もう少し大きくなって、「一富士二鷹三茄子」と読みと漢字が結びついて、初夢で見ると縁起の良い夢だと知った。残念ながら、今だかつて初夢でこの三大縁起物が登場したことはないし、初夢とおぼしき夢も見たことがない(笑)。