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陶心 http://20902445.at.webry.info/

当苑での展示会や企画展そして常設作品の中から、特にお奨めしたい作品を取り上げご紹介してまいります

しぶや黒田陶苑では、ほぼ週替わりで展示会や企画展をおこなっています。 北大路魯山人、石黒宗麿、岡部嶺男を始めとした物故巨匠陶芸家の逸品を扱いながら美意識や見識を養うとともに、皆様との対話から次世代に残るような名品を一点でも現代の作家さんたちに作っていただくことが使命だと思っております。 どうぞ、「陶心」をお楽しみください。

しぶや黒田陶苑
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2015/02/22

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  • 【木工 川合優展】 ~作品紹介~

    降ったり……止んだり……一日の中でも様々に空模様が変わり、このとてつもなく重い湿度に、どこか体がギクシャクして思うようになりません。人間は、そんな些細なことでへこたれたことを口にしますが、一言も口をきかない植物達は、本当に健気で強いものです。当苑お庭にも小さな赤い花をつけた水引の花茎が元気に伸びてきました。パッとお庭に目を向けただけでは気づきませんが、線の…

  • 夏のお供に ~備前のうつわ~

    段々と夏に近づくにつれビールがおいしい季節となって参りました。かの魯山人先生はキリンビールの、しかも小瓶をこよなく愛していました。小瓶だったのは最もおいしいと感じられる冷たさのまま飲み干せるからだそうで、晩酌となると冷蔵庫から出してきて召し上がっていました。そのようなわけで今回はビールにうってつけの器たちのご紹介。やはりお勧めは備前。無釉の焼き締めですので、水で濡らし…

  • 「鵜の目 鷹の目」赤絵細描 見附正康 作品展

    梅雨の最中ではございますが、待ちかねた 「見附正康展」、開催しております。4年ぶり二度目の個展開催。新作27点、素敵な作品がならびました。

  • 雲間

    雨が止んで、みるみる明るくなった空に一面雲が浮かんでいる。風で離れ小島のようなのもあれば、ゴジラのような形の大陸みたいなのもある。その巨大な雲間から空が覗いて、太陽の光が金、ピンク色、黄色や様々な色で雲を縁取っていた。それはそれはきれいで、時間も忘れてしばらく眺めていた。『見附正康 作品展』がスタートしました。昨日見た雲の縁取…

  • 【見附正康作品展】 ~作品紹介

    今週金曜日より【見附正康作品展】を開催致します。 気が遠くなるほど細い線と点が作り出す赤絵細描の世界。細やかな文様と白地の部分を活かした白のバランスが美しい。 金彩に加え、入れている青は、九谷の和絵具を使用しています。そのさりげないアクセントは、デザインに奥深さを生み出します。 幼少の頃から筆で絵を描いたり、お習字をするのが…

  • 【常設】色絵酒器

    ビビットな赤や青色が一度見たら忘れられない。色絵磁器でありながら現代アートのよう…

  • 常設より備前徳利・ぐい呑

    今回は、なかなかご紹介する機会がなくひっそりと棚の中にいる作品たち。最近の個展のもの以外にも、使用歴のある作品が含まれていますので、気になる作品がありましたらまずはお問い合わせいただければと思います。それではご紹介いたします。まずは、金重有邦先生のぐい呑3点です。…

  • 「鵜の目 鷹の目」個性をもった松永圭太の作品

    梅雨の中休み、雨上がりの風が爽やかで、心地のよい朝でございました。今週は、松永圭太 作品展 を開催しております。 独特の個性をもった作品…。模倣や似通ったものが多く存在する中、彼の作品は、新鮮であり、そして静かで落ち着いた空気を発している。これからも注目していきたい。

  • 土を介して現れるもの 「松永圭太作品展」より

    ようやく梅雨らしい…

  • ~RNA

    庭仕事をしていると背後で何か気配を感じる。いつも朝に夕にとビジネスマンよろしく庭を通勤ルート?にしているように横断する猫たちの誰か?いや違う。こちらが動くと遠巻きにしながら向こうも動くようだ。思い切って振り向くと、そこにいたのは一羽のムクドリ。オレンジ色のくちばしで、すぐ分かった。それにしても、よく逃げないなと、無関心のふりをして観察すると、芝生の所々にくちばしを突っ込んでいる。ひなの餌を探…

  • 陶房の風をきく ~松永圭太 作品展

    梅雨の束の間の晴れが気持ちのいい東京です。明日より松永先生の個展が始まります。 昨年の初個展は、初めての緊急事態宣言が出る前でした。あれから1年の間にこんな状況になるとは、あまりよくわかっておらず、今もまだとにかく走り続けている感じがしている今日この頃です。先生も前回との違いはやはりコロナの影響だったとおっしゃいます。『前回の個展時、在廊中マ…

  • 【松永圭太展】 ~作品紹介~

    ここ関東地方もやっと梅雨入り宣言があった直後にも関わらず、昨日はそんなことは忘れたかのような、強い陽射しと熱気に見舞われました。朝にたっぷりお水を撒いても、夕方にはお庭の土はカラカラに乾ききり、土の表面は乾いてひび割れたような状態に……。ホースの中に残っている水も熱湯に近い熱さとなっている為、しばらく水を出して冷たい水が出てくるのを待ってから、また二度目の水撒きをゆっくりと時間…

  • 魯卿あん便り…料理に合わせたい酒器

    晩年は特にビールがお好きであった魯山人先生。小瓶でグラスに注ぐスタイルで、グラスに…

  • 魯卿あん便り~銀彩の仕事

    魯山人先生は数万といわれる膨大な数の作品を遺された。その中には焼き上がりが甘かったり、景色が思うようにならなかったものが出てきてしまう。そのような作品であっても崩すことなく様々な方法でもって、作品として生き返らせた。銀彩は晩年におけるその代表的な手法といえる。志野、信楽、黄瀬戸、織部、絵瀬戸、果ては赤ゴスのような磁器の作品など…。中でも無釉焼締…

  • 「鵜の目 鷹の目」重厚感と品格

    梅雨は、何処へやら、暑い日が続いて、紫陽花の花が日焼けしてしまいそうです。今週も引き続き、…

  • 心の可動域

    作品がより際立つように1点ずつにスポットを当て、店全体の照明を落としている。そのため、とにかく店内が暗い。先日、お客様からの問い合わせで在庫を調べるため棚の奥の作品を見ようとしたが、あまりの暗さに全く見えず、思わず携帯のライトを点灯して照らして探した。一番奥に目的の作品を見つけたが、作品名を確認するのに手元の携帯のライトをかざした。と言う具合に、通常よりも薄暗いとお感じにな…

  • 【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】 ~2週目 作品紹介~

    日々溜まっていく洗濯物と、空とを交互ににらめっこ。昨日は真夏のように一気に気温が急上昇。テレワークだったこともあって、いつもより早く起きて溜まりにたまった洗濯物を洗濯機に放り込み、重くなったお布団を干して、ここ最近のモヤモヤを一気に片づけてからパソコンに向かいました。 本日も梅雨を忘れたかのような、30度を超える真夏日と言われています。ただ当苑では、先週から…

  • 巨匠たちの視点 ~昭和巨匠陶芸逸品展より~

    段々と夏の陽気となり蒸し暑くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。渋谷のギャラリーでは来週15日まで「ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展」を開催致しております。本日は追加作品をささやかですがご紹介出せて戴きます。 <北大路魯山人 刷毛目朝鮮土茶垸 共箱>

  • 魯卿あん便り…織部・志野の様な豪快な絵付けと釉掛け

    魯山人先生の絵瀬戸は、絵は志野や織部の様に力強く、釉は薄っぺらさがなく、江戸末…

  • 不走時流 『ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展』より

    穏やかな雨の週末となり…

  • されど「夢」

    花を買う時、花持ちがいいようになるべく蕾のものを選ぶのだが、その花ばかりは少し開きかけのを買うことにしていた。ところが、その日に限って、すべて硬い蕾ばかり。やめて他の花にしようとしたところ、じっと眺めていた姿を見たらしい店の主人が「今日入ったのは、とてもいい種類できれいな花が咲きますよ。」「蕾だと、上手に咲かせてあげられなくて。」と言うと、「あー、コツがあるんですよ。そうすれば必ず開きます。…

  • 【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】 ~作品紹介~

    今年はどこのお宅の紫陽花も、例年よりも元気に瑞々しく張りをもっているように感じるのは私だけでしょうか。咲き始めの淡い色合いから、日を追うごとに色付き、また微妙に色味を変化させて私達を愉しませてくれます。それは時が経つにつれて古色が入り、我々を魅了させるやきものにも似ているところがあるようにも感じます。

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