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2015/01/17

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  • 着物の本(59) パリジェンヌの着物はじめ

    またちょっと前の本から。 パリジェンヌの着物はじめ マニグリエ真矢 ダイヤモンド社 2005/5 表紙は、クリーム色の縫い紋付きに、ウルトラマリンブルーの宝尽くしの帯のコーディネートのご本人。空色の紬のコーディネイトを考え中といった風情でしょうか。出版当時はおそらく30代後半だったはずです。フランス生まれのパリジェンヌが書く着物入門、という変わり種の本です。 もともとパリで日本文化を研究されていた方なので、当然着物については前から知っていたものの、実際に着ることになったのは、友人のイラストレーターから紹介された「なか志ま屋」さんでファースト着物をあつらえてから。なんと、全身のコーディネートを決…

  • 着物の本(58) おキモノ生活のすすめ

    コミックエッセイは気軽に読めるのでつい手が伸びてしまいます。 おキモノ生活のすすめ 幸せ100倍はじめませんか? エンターブレイン 2011/12 ほしわにこ ほしわにこさん。いち利モールのブログに「大人の着物生活」というブログを掲載されている方です。1967年生まれでバブル絶頂期に着物にはまる、しかしながらお金がないため一旦遠ざかり、2000年ごろからおやすい着物生活を開始、といったご本人の体験が親しみやすく紹介されています。同じようなカジュアル志向のおきもの好きでは、近藤ようこさんときくちいまさんのちょうど間くらいの世代ということになるのかなと思います。 ネットオークションや骨董市を柔軟に…

  • 着物の本(57) 昭和モダンキモノ 叙情画に学ぶ着こなし術

    ご無沙汰しておりました。その間にも着々とキモノの本は読み進めておりましたので、どんどんご紹介しようと思います。 さてこちら。 昭和モダンキモノ 抒情画に学ぶ着こなし術 (らんぷの本) 2005年1月 河出書房新社 弥生美術館 中村圭子 編 高畠華宵、竹久夢二といった画家の作品を紹介しながら、その中に現れる、今ではアンティークきものとして扱われる着物ファッションについて語った本です。大正末期から昭和初期、戦前の日本が、一番元気だった時代ですね。 表紙は昭和2年の高畑華宵のダンスパーティを描いた絵です。こんな絵が、カラーで100点ほど、モノクロでも結構な点数、紹介されています。どのページをとっても…

  • 着物の本(56) 着物の悦び

    こんにちは。 本日はこちら。 着物の悦び―きもの七転び八起き (新潮文庫) 1996/11/29 林 真理子 こちらは実は私が生まれて初めて読んだ着物の本だったと思います。単行本が出たのが1992年12月。今から20年以上前です。 31歳で、弟の結婚式のために作った色留袖をきっかけにきものにハマった著者の、銀座で気になる呉服屋を見つけ、思い切って入って以来の馴染みになったり、友人と和の習い事を楽しんだり、コーディネートに悩んだり、展示会に出かけては着物を買ったり、京都にお出かけしたり…というきものライフが綴られます。って、あれ、このざっくりした内容って、以前ご紹介した平松昭子の着物事件簿ともの…

  • 着物の本(55) きもの 髪型&メイク(特選実用ブックス きもの)

    こんにちは〜 ~お祝い・行事・特別な日のための~ きもの 髪型&メイク (特選実用ブックス) 世界文化社 2009/9 世界文化社なので、「きものSalon」系列の本になります。非常によく似た本として きものの日の髪型―きもののヘアスタイルの基本からお洒落まで (特選実用ブックス) 出版社/メーカー: 世界文化社 発売日: 2004/11/01 メディア: 単行本 クリック: 7回 この商品を含むブログ (2件) を見る もありますが、こちらから5年経って出た本になり、一応、現時点では最新扱いでしょうか。たまにはリニューアルしないと、古くなっちゃいますものね。もっとさかのぼってみると、たとえば…

  • 着物の本(54) 大正ロマン着物女子服装帖

    今日はこちら。 大正ロマン着物女子服装帖―ポニア式コーディネート術 大野らふ 2008/9 河出書房新社 あら、画像を貼ってみて初めて気がつきました。セルのチェックの着物は大きな矢羽根模様ですね。 大野らふさんは根津にある「ポニアポン」というアンティーク着物店の店主。「ポニアポン」ってどういう意味?なのだろう?と調べてみたら、「ニッポニアニッポン」=トキから名付けられたそうです。絶滅寸前の日本の鳥…それってアンティーク着物と重なる部分もあるのかもしれません。 そもそも、アンティーク着物というモノが、残っているかどうか以前に、作られるようになったのは、明治後半に絹が大量に機械生産出来るようになっ…

  • 着物の本(53) YUCARI vol.18 着物を着よう!(マガジンハウスムック)

    さて今日はもう一冊、出たばかりのこちら。 YUCARI vol.18 着物を着よう! (マガジンハウスムック) 2015/1/20 マガジンハウスの名が冠されていますが、発行は「シダックス総合研究所出版」。 広告ページもシダックスのみなので、SHIDAXのページを確認したところ、 「シダックスグループが特別協力するカルチャー誌『“日本の大切なモノコトヒト”「YUCARI」は、毎号ひとつのテーマにしぼり、日本の魅力をお伝えしています。尚、シダックスグループが運営する施設をご利用のお客様には、通常の市販誌を抜粋した特別編集版を、無償で配布しております。(途中だいぶ略)」 とのことでした。なるほど、…

  • 着物の本(52) 秋月洋子のおでかけ着物コーディネート帖

    もう一冊。 秋月洋子のおでかけ着物コーディネート帖 (小学館実用シリーズ LADY BIRD) 2007/4/18 秋月洋子さんの本は、前にこちらの浴衣の本をご紹介しました。 <a href="http://kimono.hateblo.jp/entry/2014/09/01/080910" data-mce-href="http://kimono.hateblo.jp/entry/2014/09/01/080910">着物の本(22) 大人のおでかけゆかたコーディネート帖 - 着物book日記</a> しかしこの本、表紙がこれに似てるな… 着物の本(50) 伝統を知り、今様に着る 着物の事典…

  • 着物の本(51) 母譲りのきもの

    こんにちは。 今日はこちらです。 母譲りのきもの: 絆のきものを私らしく、お手入れとお直しのお洒落 (家庭画報Special) 世界文化社 2011/9/16 表紙はシンプルな白地に、古そうなたとう紙から出て来たような茶色い絣模様の着物、今はちょっと見ないようなピンク色に飛び絞りの帯、小さなつづら箱に入った帯留め付きの赤い帯締め…となんだか懐かしさ感ただようコーディネートの表紙です。ベビーブーム世代の人が、母からもう着ないと譲られた紬に、これも母が若いころに着た羽織をリメイクした帯を合わせてみました、というような感じでしょうか…?この表紙についての説明は、なぜか本文に一切なく、詳しく分からない…

  • 着物の本(50) 伝統を知り、今様に着る 着物の事典

    記念の50冊目はこれにしようと思ってました。じゃん! 伝統を知り、今様に着る 着物の事典 2011/4/4 池田書店 大久保信子 監修 当代もっとも人気のある着物指南の先生の一人、大久保信子さんが監修した事典です。 池田書店というのは実用書中心の出版社です。着物の本の出版社といえば、「きものSalon」を擁する世界文化社か、同じく「美しいキモノ」のハースト婦人画報社、もしくは河出書房新社、宝島社といったあたりが多いイメージですが、発売から3年経った今もアマゾンの着物カテゴリランキングのNo.1にずっと位置しつづけるこの書籍が、その4社以外の出版社とは思いませんでした。そういえば、三浦しをんの「…

  • 着物の本(49) CLAMPもこなのオキモノ キモノ

    こんにちは。 CLAMPもこなのオキモノキモノ 河出書房新社 2007/2/14 可愛い表紙ですね。CLAMPと言えば1990年代から20年以上、最前線で活躍している有名なマンガ家集団で、「カードキャプチャーさくら」をはじめ、アニメ化された作品も沢山あります。4人のメンバーの中の作画担当、「もこな」さんの出された本になります。 アマゾンのレビューを読むと、CLAMPのファンの方が多いので、いまいちどんな本か想像がつきませんでしたが、なかなか濃い本でした。 ・手描きの着物をポーズ撮りした写真+CGアート6種類と、そのメイキング。まさに漫画家さんならではのページですね。はじめにコンセプトアートを描…

  • 着物の本(48) 聞き書き 着物と日本人

    珍しく、新書です。 聞き書き 着物と日本人―つくる技、着る技 (平凡社新書) 原田 紀子 2001年10月 「着物を着る上で参考になる話を書きたいと思った」という著者が、色々な方に着物についての聞き書きを行った内容を4つの章に分けて紹介しています。 1章…鵜匠や海女、またぎなど、昔からある仕事で働く人が着物をどう着ている/着ていたか。 2章…現代でも仕事に着物を着ている人の話。料理屋・隣花苑の女将や、京都の大学教授、山形の農家、神奈川の尼僧など。 3章…着物産業のうち、仕立て直しや染め物、洗い等、手入れを昔からやっている方の話。 4章…着物産業のうち、紋付けや古着の売買、帯の仕立てなど美を追及…

  • 着物の本(47) きものがたり(宮尾登美子)

    47冊目。表紙の萩の小紋の表紙、自筆の題名。 きものがたり 宮尾登美子 1999年2月 世界文化社 著者は亡くなられたばかりです。ちょうど年明けすぐにこの本を取り寄せていたので、訃報を知った時には驚きました。20世紀を代表する女流作家の一人です。すでに以前に小説の錦 (中公文庫) をご紹介しましたが、こちらはエッセイ。 1926年生まれで、1998年の家庭画報の連載を元にしている本ですので、著者70代のころとなります。 12の月に分けて、文章と写真で、きものに関するエッセイと一緒に手持ちの着物が紹介されています。体裁としては澤地久枝のきもの箪笥や、群ようこのきものが欲しい! に似ています。写真…

  • 着物の本(46) 現代きもの用語辞典

    あけましておめでとうございます。結局去年内に50冊いきませんでしたが、新しい年もゆるゆるガッツリ進んでいきたいと思います。 さて、古い本から。 現代きもの用語事典 (1970年) 本吉春三郎 編 婦人画報社 昭和45年初版です。私の持っているものは昭和50年の3版ですので、そこそこ定番商品だったのではないのでしょうか。増補改訂版という但し書きがしてあります。 本吉春三郎さんという方は、こちらによれば婦人画報社の経営者の一族で染織に造詣が深かった方だそうです。この本の巻末の婦人画報社のきもの本ラインナップでは、この方の本か、大塚末子さんの本ばかり紹介されています。 新書よりすこし幅のあるサイズで…

  • 着物の本(45) 玉緒の「着物」の喜び

    歌舞伎シリーズです。 玉緒の「着物」の喜び 中村玉緒 光文社 2000/4 単行本で定価1200円です。ベージュの地に黒でゴチック体を押し出した、シンプルきわまりない表紙ですね…ブックデザインは佐藤晃一デザイン室。背と裏表紙の間に若緑色の線が入ります。アマゾン書影に無いですが、下半分を巻いている帯は赤茶色。歌舞伎の配色をミニマルに表しているのかもしれないです。 中も白黒の著者近影が一枚あるきり、他にイラストも写真も無い非常にシンプルな作りになっています。 2000年というと、玉緒さん61歳。70年代、80年代とスキャンダルがあった後、90年代に明石家さんまのいじりをきっかけにキャラがブレイク。…

  • 着物の本(44) あしたも着物日和

    コミックエッセイ本です。 あしたも着物日和 (徳間文庫) 近藤ようこ 2010/4 こちらは文庫版で、オリジナルは2006年に出ています。黄色の小紋を着た女性の手の平にのっているメガネをかけた女性が主人公の近藤ようこ自身、という表紙。 近藤ようこという漫画家さん、あまり存じ上げないのですが、キャリアも長く、和物を得意にしている作家です。いまWikipediaを見たら、高橋留美子と同じ高校の同級生なんですね。へぇー。そんな著者の初めてのコミックエッセイだそうです。この本には写真はありませんが、ご本人の着姿は、この間ご紹介したばかりの着物の時間 2 (マガジンハウスムック) に紹介されています。 …

  • 着物の本(43) 着物の時間 2 (マガジンハウスムック)

    ふたたび、「永久保存版」と銘打たれた本です。 着物の時間 2 (マガジンハウスムック) マガジンハウス 2008年11月 以前ご紹介した着物の時間 1から5年半後に発売されたムックです。2003年から2008年の間は、高級化しすぎて手がとどかなくなった着物を、リサイクルや普段きもので見直そう、というようなブームがひとしきりあって、落ち着いたころだったのではないかと思いますが、どうでしょうか。 前回の81人から79人に、2人だけ減っていますが、1冊目と同様、バリエーションゆたかに沢山の有名人の着姿が披露されています。織りの着物、染めの着物、夏着物、という風に分類して掲載しているのも、年代の幅が広…

  • 着物の本(42) 私のきもの生活

    年内までに50冊! 行こうと思います。 私のきもの生活 藤間紀子 文化出版局 2003/12 梨園の女房シリーズです。 11年前に出た本になりますね。以前ご紹介した着物の本(9) 堀越希実子の着物ごよみ より少し前の出版になります。いまもある「ミセス」という雑誌の姉妹誌、「ミマン」に1999年~2001年に連載していた内容をベースに構成されているようです。「ミマン」はこの本が出るころに廃刊となってしまったようですが、50-60代向けの婦人雑誌だったようです。藤間紀子さんは1945年生まれなので、55歳前後の着姿となり、層にあっていますね。 さてこのかた、ご実家は開業医とのことで、一般のお嬢様と…

  • 着物の本(41) 自分でできるきもののお手入れ&お直し

    和裁の本2冊目です。 自分でできるきもののお手入れ&お直し ― 和裁知識ゼロでも、ぶきっちょさんでもできます! 世界文化社 2010/6 これも「きものSalon」系列の本になります。副題の「和裁知識ゼロでも、ぶきっちょさんでもできます! 」とはなんて魅力的な言葉でしょう。ただし、私の持っている3刷の実物にはこの言葉は実際載っていません。なんででしょうね…(笑) さて、まず、メイン特集である寸法のお直しについては、運針、三つ折りぐけと本ぐけ、キセという和裁ならではの技術について説明があった後、下記5種類のお直しについて、それぞれ2~4ページを割いて丁寧な説明が載っています。 ・袷の裄直し(延ば…

  • 着物の本(40) 言わぬが花―萬屋に嫁ぎ、獅童を育てて

    どんどん行きます。 言わぬが花―萬屋に嫁ぎ、獅童を育てて 小川 陽子 2006/3 主婦と生活社 こちらはきもののプロである梨園の妻もの分類の本になるかと思います。といっても、ご主人は歌舞伎の一家に生まれながら歌舞伎界を出てしまいました。このため後ろ盾を失った息子さんの二代目中村獅童を、この小川陽子さんが、影になり日向になり下支えした話は有名です。ですので、本当は、梨園の妻ものではなく梨園の母もの、と言ったところでしょうか。先日お亡くなりになった際には号泣する中村獅童の姿がワイドショーで繰り返し放映されていましたね。 さて、本の内容としては、その中村獅童の話を中心に歌舞伎のことが半分、着物に関…

  • 着物の本(39) もめん随筆

    大分昔の本です。 もめん随筆 (中公文庫) 森田たま 上でご紹介しているアマゾンリンクは、今、簡単に手に入る2008年刊の文庫版ですが、オリジナルは1936年に中央公論社から出たものです。第二次世界大戦前の随筆になり、著者の森田たまは1894年生まれの明治の女。森田たまは、元々文学を志して北海道から上京しながら、一旦は結婚して関西に落ち着き、その後、38歳の時に「着物・好色」というこの本に収録されている名随筆により再デビュー。再上京し、その後沢山の本を書く傍ら、国会議員をつとめるなどの活躍をした方です。私はこの本を読むまで存じ上げませんでしたが、戦前〜戦後にかけてはかなり有名な存在の方だったの…

  • 着物の本(38) きもの好き 永遠の「名品小物」

    さて今回は小物本です。 きもの好き 永遠の「名品小物」 (家庭画報特選) きものSalon編集部編 世界文化社 2012/6/27刊 雑誌「きものSalon」から出ている本は何冊かあるのですが、この本もその一つですね。フルカラーの上品な作りの本です。表紙は鮮やかな「志ま亀」の水引ぼかしの帯締め。 この表紙に代表されるように、モノのみを映したいわゆる「ブツ撮り」写真を使って、帯揚げ、帯締め、帯留にはじまり、草履や足袋など履き物まわり、バッグやストールなどの持ち物、半えりや下着など、100点ほどのたくさんのラグジュアリーな小物が紹介されています。 2ページ見開きの左側が写真、右側に説明文と問い合わ…

  • 着物の本(37) きもの文化検定問題集 2014年版

    さてこちら。 きもの文化検定問題集 2014年版 ハースト婦人画報社 2014/8/1 「きもの文化検定」とは、全日本きもの振興会が主催する、毎年10月に行われるきもの文化に関する検定です。 きもの文化検定 公式サイト 検定ってどんなものかな…、と、ちょっと興味を持って買ってみました。この本、ほんとうに参考書のようなサイズで、シンプルな装幀。横書きでぎっしりと練習問題と2年分の過去問が載っています。 他にきもの文化検定の関連本としては「きものの基本」「きものたのしみ」という公式教本が2冊あるのですが、答えのページには、それぞれの問題のベースとなる知識が、どちらの公式教本のどこに書いてあるのか、…

  • 着物の本(36) お江戸[半日]さんぽ ―11人の作家と、着物の似合う11の東京の町へ

    まきます。 お江戸[半日]さんぽ―11人の作家と、着物の似合う11の東京の町へ (プレジデントムック) 2014年12月6日 プレジデント社 「七緒」の連載「着物で散歩」は毎号掲載されていますが、そのうちで東京に絞って選ばれた11の記事から再構成されたムックです。体裁は七緒本体とは違い、小さめの単行本サイズ。カバーもついていて、見た目は普通のガイドブックのようです。各作家が街で過ごした時間をご本人自身の文章で紹介するのを中心に、ふんだんな写真、人によってはイラスト、さらに簡単な町の地図に登場したスポットの住所や電話番号、営業時間といった内容です。 11の町の中には、浅草、両国、谷根千、湯島、神…

  • 着物の本(35) 平松昭子の着物事件簿

    こんにちは。ひさしぶりのコミックエッセイのご紹介。 平松昭子の着物事件簿 2006年3月 宝島社 こちら、前回ご紹介した わたし流 着物のある暮らし - 着物book日記 から興味を持って買ってみました。同じ宝島社から出ている小ぶりな本です。 2006年ですから、8年ほど前になります。キモノブームがあったあたりでしょうか?この頃はまだコミックエッセイという言葉がないようで、「爆笑イラストエッセー」という言葉が帯に見えますね。 妹の結婚式のために(おそらく新宿伊勢丹で)はじめての訪問着を一週間で誂えた話から始まって、銀座のゑり善でのお買い物、着物部結成、「章月会」での舞のお稽古の話、京都へ着物で…

  • 着物の本(34) わたし流 着物のある暮らし

    また間があきました! 本日は出版されたばかりのこちら。 InRed&GLOW わたし流 着物のある暮らし (e-MOOK) 宝島社 2014/11/20 InRedといえばアラサー、GLOWといえばアラフォー向けの宝島社の女性誌ですが、着物なんて特集していたことあったっけ?という不思議な本です。 111ページの内容のメインは、まず、10人の有名人のわたし流着物コーディネート&私物公開。最近テレビではあまりお見かけしない気のする牧瀬里穂を筆頭に、裏地桂子、平松昭子など、きもの本を出されているような着物業界の有名人が並んでいます。そして最後は石田節子が〆る貫禄。 その後は33人の、もうちょっと一般…

  • 着物の本(33) きもの便利帖

    こんにちは。本日はこちら。 きもの便利帖 君野倫子(きみのりんこ) 河出書房新社 2007年10月刊 ちょうど7年前の今頃に出た本ですね。A6ソフトカバーのコンパクトな本。 1ページを数分割し、ページごとにきものにまつわるアイテムをテーマに据えて、様々なアイディアや便利グッズ、ちょっとしたコツ…つまり色んなTipsを短文と写真・イラストで紹介している本です。この各ページごとの体裁はちょっと「暮らしの手帖」を思い起こさせます。 1-2ページだけ抜き出してみれば、雑誌のQ&Aのページなんかには結構ありがちなのかな、と思いますが、この本はその体裁をずーっと続けることで、カジュアル着物でみんながきっと…

  • 着物の本(32) 石田節子直伝きもの着こなし術

    こんにちは!今年も秋になり、着物本が沢山発売されています。その中で気になった一つをご紹介。 石田節子直伝きもの着こなし術 今すぐマネできる技が満載 2014年9月 世界文化社 石田節子さんの本はすでに沢山ありますが、紹介するのははじめてですね。 こちらは着物の着方、ではなくてコーディネートに関する本です。 まず4ページの著者の四季グラビア。アラカンの年代ですので、そのゆったりした着付けは50代~60代の方が参考になりそうです。 次に、季節ごとに「色で遊ぶ」「文様で遊ぶ」「小物で遊ぶ」という3つの観点でのコーディネートの紹介×四季、でちょうど12ヶ月分のコーディネートが1ページずつ使って紹介され…

  • 着物の本(31) 七緒 vol.39 2014年秋号

    「美しいきもの」と「きものSalon」を紹介しておいて、なんとなくこちらを紹介しないのは落ち着きません。 七緒 vol.39―着物からはじまる暮らし 特集:「好きです。きもの」「“変身"コーディネート計画」(プレジデントムック) 2014年9月発行 季刊の雑誌のように見えますが、年4回発行のムックです。ムック=定期発売日が決まっておらず、ISBN流通なのでバックナンバー取り寄せが比較的簡単なもの、という感じでしょうか。 表紙は林田岬優(はやしだみゆ)さん。弱冠20歳!細くって顔もちっちゃい〜!女優のど迫力で魅せていた例の2誌の表紙にくらべて、なんてほっこりした素朴感でしょう…着物はこの表紙のw…

  • 着物の本(29&30) 美しいキモノ & きものSalon 2014秋号

    雑誌2冊です。US Vogueの"September Issue”を引き合いに出すまでもなく、日本の着物シーンだって秋が本番なわけですから、年間を通して秋号というのはファッション雑誌で最も力の入る号なはず。日本の2大着物雑誌、並べて比較紹介してみたく、思い切って両方買ってみました。 美しいキモノ 2014年 09月号 (秋号) きものSalon2014-15秋冬号 (家庭画報特選) 表紙は前号に続き鮮やか色が目にまぶしい「美キモ」。モデルは波模様の総絞りの振り袖を着た柴咲コウ。習い事体験の新連載にあわせて、また絞りの特集にも沿う形でのお着物のセレクションでしょうか。「きものSalon」の方は長…

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