シマハナアブ。前胸背に横帯があることが特徴とされますが、それだけでは十分ではありません。後脚の脛節に白色部があることを確認する必要があります。①前胸背に横帯がある②後脚脛節に白色部がある分類:ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科体長:10~14mm分布:全国平地~山地成虫の見られる時期:4月下旬~10月中旬成虫で冬越しエサ:成虫・・・花の蜜や花粉幼虫・・・水中の腐食物その他:腹に三角形の紋と縞模様がある。ナミハナアブより腹の黒い横帯が目立つ。幼虫は、腹の先に呼吸管を持つ「オナガウジ」型。参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)シマハナアブ250323
フタホシヒラタアブ。左右の複眼がくっついているので、♂ですね。腹の先から、何か白い液体と言うか、ワックス状の何かのようなモノが出ていますね。何だろう?別名:エゾコヒラタアブ分類:ハエ目短角亜目アブ下目ハナアブ上科ハナアブ科ヒラタアブ亜科体長:約10mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:3~11月(年1化?)成虫で冬越しエサ:成虫・・・花の蜜、花粉、アブラムシ類の甘露幼虫・・・アブラムシ類の体液その他:腹部背面に三対の黄色紋があるが、腹部第3・4節が繋がる個体もある。(ナミホシヒラタアブは通常、腹部3・4節が繋がるが、♀では三対とも離れることが多く、注意が必要。)頭部は幅広い。顔面に中条がある。顔面に生える毛は明るい黄白色。触角の付け根には黒い毛がある。(ナミホシヒラタアブにはない...フタホシヒラタアブ♂250323
イタドリハムシ。イタドリやスイバなどのタデ科の植物を食べます。でも、居たのはクローバーの葉の上。そう言えば去年もこの時期、この辺にいました。この時は何故か、ナノハナの花にいましたね。体にも口元にも、黄色い花粉が付いているようです。ナノハナの花粉を食べている???これはハコベのツボミの上ですかねぇ?何で食草じゃない植物の上で多く見られるんだろう?近くのギシギシ?にいたコガタルリハムシ。同じような植物に付くのに、このコは他の植物で見ることはあまりない印象です。それと、イタドリハムシとコガタルリハムシは普通、一緒にはいない印象です。コガタルリハムシは公園とか、定期的に草刈りがされて、開けた場所にいる印象。イタドリハムシは、林縁の道路端とか土手とかにいる印象ですね。あくまでKONASUKEの印象なので、間違ってる...イタドリハムシ250323
ホソミオツネントンボの♂。ホソミオツネントンボは、羽化したては枯葉色で、越冬してエサを食べて成熟、気温20℃以上になると、♂は空色に色づきます。この個体は、成熟まであと一歩と言うところでしょうか?こちらは♀。♂に比べると、緑色がかった色になります。まだまだ、色気より食い気、って感じ(笑)RDB:絶滅危惧ⅠB類:北海道、東京都準絶滅危惧種:静岡県、松山市情報不足:秋田県要注目種:神奈川県分類:トンボ目イトトンボ亜目アオイトトンボ科オツネントンボ亜科体長:♂35~42mm♀33~41mm腹長:♂27~33mm♀26~32mm後翅長:♂18~22mm♀19~24mm分布:全国(北海道では記録が少ない)平地~山地・止水成虫の見られる時期:1年中(年1化)成虫で冬越しエサ:幼虫・・・ミジンコ類、ボウフラ、ユスリカ類...ホソミオツネントンボ色づき始め250322・23
ツチイナゴが交尾していました。早いって!(J:COMのCM風に(笑))別名:セスジツチイナゴ、ツチバッタ分類:バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科体長(翅端まで):♂50~55mm、♀50~70mm分布:本州、四国、九州、南西諸島平地~丘陵成虫の見られる時期:10月~7月(南西諸島では周年発生)秋に成虫が出現、成虫で越冬し、他のバッタ類が出現しない春から活動を始めるエサ:幼虫・成虫・・・クズの葉を好むその他:複眼の下に涙を流したような黒い筋があるのが特徴で、幼虫でも共通。背面中央に黄白色条が走る。(前胸背版中央の黄白色条を欠く個体もある。)胸背面・腹面や前・中脚腿節など体表は細毛に覆われる。(タイワンツチイナゴでは胸背面に毛が無く、胸腹面や前・中脚腿節に毛がないか、あってもまばら)複眼に特徴的な筋模様があり、後...ツチイナゴ交尾250322
ベニシジミ。新鮮な個体です。いよいよ越冬した昆虫じゃなくて、新成虫の登場です!ベニシジミは幼虫で冬を越し、春に羽化します。モンキチョウ。普通、幼虫で越冬するようです。モンシロチョウ。蛹で冬を越して、春に羽化します。何か、斑紋が変だと思ったら。何と、この個体は、左の前翅の先半分がごっそりと欠けています。まだ羽化したばかりなのに、もう危険な目に遭ったんだね。自然の厳しさを感じますね。ビオトープ天神の里&笠間市上郷にて撮影。ベニシジミ・モンキチョウ・モンシロチョウ250322・23
ルリタテハ。KONASUKEは渋くて好きです、このチョウチョ。3/22の午後、ビオトープ天神の里では、二羽が必死に縄張り争いしてました。なかなか、正面からは撮らせてくれません。裏は地味。朽木や枯葉に紛れやすい姿です。成虫越冬。先日も紹介したキタテハ。やっぱり裏は地味。外敵の目をごまかす、特に越冬中に紛れるため、というのが大きいでしょうね。成虫越冬なので、翅はどこか痛んでいます。栄養を摂って、これから繁殖です。ビオトープ天神の里&笠間市上郷付近で撮影。ルリタテハ・キタテハ250322・23
アカハラケシキスイ。ビオトープ天神の里にて、コナラの樹液に来ていました。よくいるヨツボシケシキスイに比べると、だいぶ小さなケシキスイです。黒い体に赤い斑紋が4つある点はヨツボシケシキスイと同様ですが。本種は赤い斑紋が楕円に近い。ヨツボシケシキスイでは蝙蝠の羽のようにえぐれた形になります。あまりしつこく撮ってたら、ポロリ地面に落ちて音なしの構え(擬死)。おかげで和名の由来である赤い腹を拝むことができました。腹が赤いなんて、まるで誰かさんのような(笑)本種の幼虫は、キクイムシの坑道に居るんだとか。もしかして、ナラ枯れが増えて、この虫も増加しているのだろうか?四つの赤い斑紋は楕円に近い。参考までにヨツボシケシキスイ。赤い斑紋は蝙蝠の羽のようにえぐれる。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ケシキスイ上科...アカハラケシキスイ250322
トウキョウサンショウウオの卵鞘。ビオトープ天神の里にて。年々減っているように感じます。なぜでしょうね?トウキョウサンショウウオ卵鞘250322
2024年の画像から。ノコギリカミキリの♂と思われます。ニセノコギリカミキリの可能性は?触角がイマイチ短い気もするし、触角の先が尖ってない。複眼の間が離れてる気もする。しかし、前胸背の光沢はあるようだ。点刻は多い気はするが。もっといろんな角度から写しておけば良かった_  ̄ ○前胸背の幅も広くない。側縁の前部と中ほどにあるトゲの間隔は?比較対象がないと分からない。何より致命的なミスは、後脛節の溝を確認していないこと。これがあるのがノコギリ、ないのがニセ~。次はそこを気を付けよう。さてここで、ポケット図鑑日本の昆虫1400②による検索法。触角第3節の長さ(a)<第4節+第5節の長さ(b)ならノコギリカミキリ※。触角第3節≒第4節+第5節ならニセノコギリカミキリ。・・・ということで、ノコギリカミキリとします。関...ノコギリカミキリ♂?240714
ヨツボシオオキスイ。2024年の画像から。こちらは類似種のムナビロオオキスイ。ヨツボシオオキスイは、黄白色点の間が、数珠状にくびれません。ムナビロオオキスイは数珠状にくびれた凸があります。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目オオキスイムシ科体長:11~15mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山麓成虫の見られる時期:4~9月成虫で冬越しエサ:成虫・・・コナラ、クヌギ、アカガシ、シラカシ、ブナ、ヤナギなどの樹液幼虫・・・樹液や他の昆虫その他:体形は細長く扁平。銅色の金属光沢を持ち、多数の点刻があり、前翅には縦に点刻列があり、二対の黄白色点がある。黄白色点間は通常、数珠状にくびれない。(ムナビロオオキスイでは数珠状にくびれる。)翅端は♂では丸く、♀では尖る。広葉樹林で見られる。昼行性。普通種で広く...ヨツボシオオキスイ240713
ケヤキの樹皮下にいた生き物。名前の分からない、というか、種類さえ良く分からない甲虫。体長は3.0mm程度か?矢印部、後脚が発達しているように見えます。ノミハムシとかトビハムシとか、そんな種類かとも思うのですが。丸い前胸背、それに対して太い上翅という特徴に合う種が見つかりません。マルハナノミとは体形が違うようです。目下、調査中です。ヤマトウロコトビムシ?アヤトビムシの一種。黄褐色の体に、暗色のシマシマ模様。Homidiapseudosinensisというアヤトビムシにも似ている気がします。ハイイロチビフサヤスデ。体長約3mm。節毎にトゲトゲがあって、腹端に白い毛束があります。関東地方に分布するようです。ウスアカフサヤスデの亜種だとか。参考:東京23区内の虫2虫ナビケヤキ樹皮下の生き物250209
チャマダラキリガの死骸。生きてる時に会いたかった。翅の模様は個体変異が大きい。前翅頂付近に台形の紋があり、前翅外縁が強く波打つのが特徴。①前翅頂付近の前縁:台形の暗色斑②前翅外縁:強く波状③前翅基部:三角形の黒色紋④前胸背版:暗色の毛が密生RDB:準絶滅危惧種:宮城県?分類:チョウ目ヤガ上科ヤガ科キリガ亜科翅を広げた長さ:30~37mm分布:本州(宮城県・石川県以南)、四国、九州、沖縄平地~山地成虫の見られる時期:11月、3~4月(年1化)成虫で冬越しエサ:幼虫・・・不明成虫・・・樹液、花の蜜、腐果その他:前翅は淡褐色~暗褐色で、斑紋は極めて変異に富み、特に♂において著しい。♀では胸背のみ暗色で、翅表は淡色な場合が多い。触角は♂♀ともに糸状。前翅基部にほぼ三角形の黒色紋があるが、欠く個体もある。(クロチャ...チャマダラキリガ(死骸)250315
ニホンアカガエルの卵。3/12の記事でニホンアカガエルが出てきたことを載せましたが。3/15には、天神の里のあちこちの池に卵が。次はヒキガエルの産卵ですかね?ニホンアカガエルの卵250315
この3月にビオトープ天神の里で見た植物。ウグイスカグラ。3/1撮影。コオニタビラコ。別名・ホトケノザ。葉をロゼッタ状に開いたところが、仏様の蓮華座を思わせるところから。春の七草の一つです。3/9撮影。紛らわしいのがコレ。シソ科のホトケノザ。KONASUKEも昔はこっちだと思ってました(笑)他に、ヤブタビラコっていう似た植物があります。シュンラン。この辺では「爺婆(じじばば)」っていうそうな。何で?(笑)どちらかと言うと、鍾馗様の被り物を思い浮かべるんだが、KONASUKEだけ?3/15撮影。どうもこのブログでは、植物をなおざりにしがちなので、たまにはやらないとね。次はカタクリ辺りかな?ビオトープ天神の里2503の植物
アオヘリホソゴミムシ。湿地に棲む普通種ですが。KONASUKEは初見です。冬越しの時期や灯火に飛来した場合以外、あまり目撃されることのない種らしいです。あまり生態も分かっていないようです。ビオトープ天神の里にて、木道の修理作業後に見つけました。朽木の中で越冬するとのこと。木道を新調するのに、古い木道を壊したので、中で越冬していたのかも知れませんね。起こしてごめんよー。①前胸背版:細長い②上翅:周縁と会合部が黒緑色で縁どられる③腿節先端:黒色④触角第1節:長いRDB:準絶滅危惧種:高知県分類:コウチュウ目オサムシ亜目オサムシ上科オサムシ科ゴモクムシ亜科体長:7.6~9.8mm分布:本州、四国、九州平地?成虫の見られる時期:3~9月頃?成虫で冬越しエサ:ウンカの幼虫その他:上翅に比べて前胸背版が細長い。頭部、...アオヘリホソゴミムシ250315
何かの巣穴。那珂川の河川敷(水戸市)に点々とありました。大きさは、猫~中型犬程度の動物が出入りできる程度、というところでしょうか?画像処理をしてみましたが。やはり、懐中電灯ででも照らさないと、奥は見えませんね。しかし、横穴でつながっているのは、間違いなさそうです。何の巣穴でしょう?入口に残された足跡。う˝ぅ˝~ん˝・・・?ちょっと不鮮明で、正体は分かりかねますね。もう少し探してみると・・・ありました。すぐ傍に、ちょっと印象の違う足跡。前脚と後脚の違いかも知れません。他の足跡。前方(向かって左側)に、二本の特徴的な爪痕。こっちは爪というか指が外に広がっている印象です。共通している特徴は・・・足跡が5つのブロックに分かれていること。どっちが前脚か、後脚かは分かりかねますが。5つのブロックに分かれている点は共通...ナニカノ巣穴250216
モンクチビルテントウ。頭部・胸部がカビているように見え、死骸かも知れません。ケヤキの樹皮下で見つけました。本種は移入種で、1998年に沖縄で記録されて以来、急速に分布を広げているとのこと。ヨツボシテントウに似ていますが、二対の黒紋は大きくて横長。ヨツボシテントウ。二対の黒紋は縦長。分類:コウチュウ目カブトムシ亜目テントウムシ上科テントウムシ科テントウムシ亜科体長:2.3~3.0mm分布:本州、九州、南西諸島平地~?成虫の見られる時期:5~8月成虫で冬越しエサ:幼虫・成虫・・・アブラムシその他:上翅は赤褐色で、会合部は黒色で中央付近が太い。二対の黒紋を持ち、大きくて横長。(ヨツボシテントウでは縦長。)上翅の黒い縁取りは、会合部の近くに見られるのみで狭い。(ヨツボシテントウでは上翅は黒く縁どられる。)♂の頭部...モンクチビルテントウ(死骸?)250209
マツモムシ。ビオトープ天神の里にて、今季初めて確認しました。泳いでいたのは2匹。少しずつですが、生き物が賑やかになってきました。分類:カメムシ目カメムシ亜目タイコウチ下目マツモムシ上科マツモムシ科マツモムシ亜科体長:11~14mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~10月成虫で冬越しエサ:オタマジャクシ、メダカ、小昆虫などその他:腹を上にして、長い後脚をオールのように使って泳ぐ。後脚には長い毛が房状に並ぶ。前脚・中脚は短く、主にエサを捕えるために使う。背中には黄色の斑紋があるが、北に行くほど広く、淡色。近似種にキイロマツモムシ(関東以北)がおり、背中は灰黄色で黒紋がない。呼吸は、腹の端の短い管だけを水面から出して行う。翅と腹の間に空気を溜める。体表面の毛が空気を捕えるため、水中...マツモムシ250309
ビオトープ天神の里での野鳥観察会中に。池のどこかでカエルの鳴き声が。終了後、池に行ってみると、果せるかな、このコを見つけたというワケ。そろそろ、産卵が始まるかな?天神の里では割と普通に見られますが。全国的には、絶滅が危惧されているんですね(27都府県)。悲しいことです。絶滅危惧Ⅰ類:山形県、千葉県、東京都、和歌山県、高知県絶滅危惧Ⅱ類:群馬県、埼玉県、神奈川県、静岡県、奈良県、大阪府、徳島県、福岡県、長崎県準絶滅危惧種:岩手県、秋田県、福島県、栃木県、新潟県、岐阜県、兵庫県、鳥取県、広島県、愛媛県、熊本県情報不足:滋賀県要注目種:京都府ニホンアカガエル250309
ヒマワリのタネ、ゲット!ヤマガラです。3/9に行われたビオトープ天神の里の野鳥観察会にて。山小屋前に設置されたエサ台にて。野鳥にエサを与えることには異論もございましょうが。生き物や自然に親しんで頂くきっかけとして行っています。当日はメジロやトビも見られましたが。写真に撮れたのはヤマガラのみ。山小屋にやって来るヤマガラのうち、人の手からエサをもらうのは2羽だけだとか。ビオトープ天神の里では、他にエナガやルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、アオジ、コガラ、コジュケイ、モズ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラなども見られるんですけどねぇ。やっぱり、人がいっぱいいて、ビビっちゃったかなぁ?ヤマガラは人懐っこいので、助かりましたねぇ。他にも、キビタキ、アカゲラ、カワセミ、サンコウチョウ、サシバ、キジ、カシラダカ、マ...ヤマガラ~ビオトープ天神の里・野鳥観察会にて~
ホソヒラタアブ♀。腹の黒帯は太帯と細帯が交互に並ぶ。最もありふれたヒラタアブの一種。♀は左右の複眼が離れる。ビオトープ天神の里で見つけた昆虫④ヒメフンバエ♀。翅に斑紋がある。♀の胸の横の毛は黄色くならない。オオクロバエの♂。胸の縦の筋は目立たない。腹に金属光沢がある。翅の端はボロボロで、越冬の厳しさを物語る。ツチイナゴ。成虫で越冬する大型のバッタ。ムネアカハラビロカマキリ(外来種)の卵鞘。在来のハラビロカマキリの卵と比べると、全体に白い。在来種は黒光りする。ここ天神の里で卵鞘が見られるようになったのは、ここ二冬くらいですかね?しかし、在来のハラビロカマキリの卵を、今シーズンは見つけられていません。ホウキに乗ってやってきた中国産の大型新虫(※)に、在来種は負けてしまうのでしょうか?さて、これで4回に分けてや...天神の里で見つけた昆虫④070301
ホソミオツネントンボ♀。前回のホソミイトトンボ同様、成虫で越冬するトンボです。こちらは以前から茨城県に分布しています。ビオトープ天神の里で見つけた昆虫③枝に止まって、何かを捕食しているようです。これも♀。こっちは♂。前回のホソミイトトンボ同様、何故か♀の方が多く見かけましたね。何か意味があるのか?気になるところです。・胸部の模様の側縁は波打つ(オツネントンボでは直線状)・胸部に点模様(オツネントンボでは線状)・前翅・後翅の縁紋は重なる(オツネントンボでは重ならない)RDB:絶滅危惧ⅠB類:北海道、東京都準絶滅危惧種:静岡県、松山市情報不足:秋田県要注目種:神奈川県分類:トンボ目イトトンボ亜目アオイトトンボ科オツネントンボ亜科体長:♂35~42mm♀33~41mm腹長:♂27~33mm♀26~32mm後翅長...天神の里で見つけた昆虫③070301ホソミオツネントンボ
ホソミイトトンボ♀。成虫で越冬するトンボです。ビオトープ天神の里で見つけた昆虫②茨城県では、2019年に初めてつくば市で記録され、その後県内で分布を広げています。KONASUKEがビオトープ天神の里で初めて撮影したのが2022年。23年にも撮影しています。24年の記録は、まとめ次第、アップしたいと思います。ビオトープ天神の里では、完全に定着したようですね。何なら、元々いたホソミオツネントンボよりも個体数が多いくらいの勢いです。それにしても、♀が多いような?撮影できた♂は、これ1頭のみ。偶然でしょうか?ホソミイトトンボの識別法①左右の眼後紋はつながる。②前翅・後翅の縁紋は幅が異なる。(前翅の方が長い。アジアイトトンボ♀・アオモンイトトンボ♀ではほぼ同じ。)③胸を横から見た時、黒い条は2本ある。(アジアイトト...天神の里で見つけた昆虫070301②
ムラサキシジミ。この間まで集団越冬してましたが。すでに解散したようです。ビオトープ天神の里で見つけた昆虫①今回はチョウ目。アカタテハ。キタテハ。キタキチョウ。今回見られたのは、全て成虫で越冬するチョウでした。新成虫が見られるのは、もう少ししてからですかね?②に続く。天神の里で見つけた昆虫250301①
2024年の画像から。コツヤホソゴミムシダマシ?同定には自信ありません。最初、いつものクチキムシか何かかと思ったのですが。帰って画像を修正してみると、どうも違和感があります。・コメノゴミムシダマシ、・チャイロコメノゴミムシダマシ(ミルワームの成虫)、・クロゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ)をネット上で調べましたが。前胸側板の形状とか、鞘翅の条溝や点刻の感じとか、どうもしっくり来なくて。原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)を当たってみて、コツヤホソゴミムシダマシが最も近いと感じました。①頭部の幅に対して、前胸側板の前縁の方が明らかに広い②上から見た時、前胸側板の側縁は、後方1/3で徐々に狭まる③前胸側板の後角は三角形に突出する④鞘翅は光沢があり、条溝は深く密で、点刻がハッキリしている⑤♂の前脛節は端部へ太まりながら弓湾する...コツヤホソゴミムシダマシ?240713
2024年の画像から。ツチイナゴの交尾。だいぶ遅めの交尾のように思われます。越冬した成虫が見られるのもそろそろ終わりなので。まぁ、間に合えば全て良し。このカップルが産んだ卵も、秋までに成虫になって冬を越し、翌年には交尾をして産卵して・・・というサイクルを繰り返します。別名:セスジツチイナゴ、ツチバッタ分類:バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科体長(翅端まで):♂50~55mm、♀50~70mm分布:本州、四国、九州、南西諸島平地~丘陵成虫の見られる時期:10月~7月(南西諸島では周年発生)秋に成虫が出現、成虫で越冬し、他のバッタ類が出現しない春から活動を始めるエサ:幼虫・成虫・・・クズの葉を好むその他:複眼の下に涙を流したような黒い筋があるのが特徴で、幼虫でも共通。背面中央に黄白色条が走る。(前胸背版中央の黄白...ツチイナゴ交尾240713
2024年の画像から。キイトトンボ。ビオトープ天神の里にて撮影。過去に北山公園で撮影した個体をアップしています。腹の先が、黒斑の辺りで折れているように見えます。傷ついた個体だと思っていたのですが。ネット上の画像を確認すると、この部分で腹を下にわずかに折り曲げるクセがあるようです。あるいは過去画像も、このクセが特に強く出た個体だったのかも?飛び方がおかしいと感じたのも、この種特有の、細かく上下しながら飛ぶという習性によるものだったのかも知れません。もう少し観察を重ねたいところですが、何しろ個体数が少ないもので。次はいつ、出会えることやら。RDB:絶滅危惧Ⅰ類:東京都、神奈川県絶滅危惧Ⅱ類:青森県、千葉県、長崎県準絶滅危惧種:茨城県、埼玉県、大阪府、福岡県、熊本県分類:トンボ目イトトンボ亜目イトトンボ科ナガイ...キイトトンボ240713
2024年の画像から。ツノトンボの♂。♂は腹の先がかぎ状。腹の背面は赤褐色。触角は体長を超えるように見える。2021年に撮影した♀。腹の先に付属器はない。胸から腹にかけて、背面に黄色い帯が走る。触角は、♂程長くない。横から見た♂。胸の横に、黄色い帯が一本ある。この点は♀でも同様。複眼は上下で分割される。RDB:絶滅危惧Ⅰ類:宮城県絶滅危惧Ⅱ類:千葉県情報不足:山形県分類:アミメカゲロウ目アミメカゲロウ亜目ウスバカゲロウ上科ツノトンボ科※最近はウスバカゲロウ科ツノトンボ亜科とする見解がある。体長:30~35mm前翅長:30~38mm翅を広げた長さ:63~75mm分布:本州、四国、九州丘陵~山地成虫の見られる時期:5~9月幼虫エサ:成虫・・・小昆虫など幼虫・・・小昆虫などその他:翅は透明で、体は細長い。チョウ...ツノトンボ(ナミツノトンボ)♂240713
2024年の画像から。ナミツチスガリ?顔を写せないまま、逃げられました。_  ̄ ○今年の宿題、ってことでひとつ(笑)。全身に点刻があって、南部鉄器みたいな質感ですね。分類:ハチ目ハチ亜目ハナバチ上科フシダカバチ科※ミツバチ上科ギングチバチ科フシダカバチ亜科とするサイトもある体長:9~15mm分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島平地~山地成虫の見られる時期:5~9月越冬態?エサ:成虫・・・花の蜜幼虫・・・親の狩ったコハナバチ類・ヒメハナバチ類その他:黒色で全身に点刻がある。大アゴ・頭楯・顔面・前脚・中脚の大半が黄色。腹は各節の境目でくびれる。腹部第3節には、黄色の横帯がある。花上でコハナバチ類を狩る。集団で地中に営巣し、踏み固められたような、草の少ない裸地を好む。営巣は夜間に行う。狩りに出る際、土を集め...ナミツチスガリ?240713
2024年の画像から。ヤブヤンマ。複眼が青いので、♂ですね。♀は茶色。ビオトープ天神の里にて撮影。この種は普通、早朝と夕方のみ飛ぶんですが。この個体は、何故か上手く飛べなかったようで。地面でもがいて音を立てていたので、モデルになってもらいました。樹林に囲まれた池などを好むので、天神の里は、まさにうってつけですね。RDB:絶滅危惧Ⅰ類:青森県絶滅危惧Ⅱ類:栃木県準絶滅危惧種:千葉県情報不足:山梨県分類:トンボ目トンボ亜目ヤンマ上科ヤンマ科ヤンマ亜科体長:♂80~92mm♀79~93mm腹長:♂56~66mm♀56~70mm後翅長:♂47~56mm♀51~59mm分布:本州、四国、九州、南西諸島平地~丘陵/止水成虫の見られる時期:5~9月(年1化、茨城県7~9月)亜終齢~終齢幼虫で冬越しエサ:成虫・・・チョウ...ヤブヤンマ240713
「ブログリーダー」を活用して、KONASUKEの部屋さんをフォローしませんか?