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走るナースプラクティショナー https://blog.goo.ne.jp/missy0806

診療所だけでなく診療車で街を走りながらメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療

日本には馴染みが低いナースプラクティショナーとしてカナダ、BC州で働いています。地域でプライマリーケアプラクティショナーとして患者さんの健康向上、維持を目的にケアを提供しています。仕事が大好き。 日本で看護師歴8年後カナダへやって来たのは1998年。カナダ人の夫と子供3人の家族は宝物。 全く英語ができなかった私がカナダで看護師となり2013年には大学院卒業。修士号を取得。努力は必ず報われる!

野々内 美加
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住所
カナダ
出身
松江市
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2015/01/05

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  • 看護師の確保 その8

    シリーズ8日目1日目:少子化が始まって30年なのに備えが足りなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄3日目:数を目指した看護教育。看護学校の定員割れと閉校4日目:看護師絶対数の変化、病院中心医療から在宅医療へ5日目:看護教育の完全大学教育化と3年教育から4年教育6日目:管理職から始めよう。離職防止7日目:復職支援https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001118192.pdfこれを見ると34/89ページ離職の原因は妊娠出産介護のいずれかが年代別上位を占めています。妊娠出産介護は日本独特のものではなく、世界共通の現象。しかし離職率は異なる。なぜなのでしょうか?働き方の多様化が進んでいないからではないでしょうか?カナダで働き出して驚いたことは、...看護師の確保その8

  • 看護師の確保 その7

    シリーズ7日目1日目:少子化が始まって30年なのに備えが足りなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄3日目:数を目指した看護教育。看護学校の定員割れと閉校4日目:看護師絶対数の変化、病院中心医療から在宅医療へ5日目:看護教育の完全大学教育化と3年教育から4年教育6日目:管理職から始めよう。離職防止策医療の発展と複雑化によって看護師の必要絶対数が減っても、看護教育の完全4年制大学化を実行すれば、新人看護師の絶対数も減ります。それに対応するために多採用と多離職風土を変えていかなければならない、と昨日書きました。もう一つ日本ができること。それは潜在看護師の活用です。日本はあげっぱなし免許ですから、看護書免許を持っている人の数はかなりになるのではないでしょうか?厚労省のサイトに「ブランクを...看護師の確保その7

  • 看護師の確保 その6

    シリーズ6日目1日目:少子化が始まって30年なのに何も備えをしなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄3日目:数を目指した看護教育。看護学校の定員割れと閉校4日目:看護師絶対数の変化、病院中心医療から在宅医療へ5日目:看護教育の完全大学教育化と3年教育から4年教育へ1日目に書いた、看護界の多採用と多離職。離職されても新しいのを雇えば良い、の考えは看護師の労働環境ややりがい、卒後教育やキャリアプランなどへ力を注がない環境を作っていました。いじめや嫌がらせだって横行しています。これを180度転換させるためには何が必要でしょうか?まずは管理職自身が考え方を変えていかなければなりません。例えば辞令としての職場変更。私も日本で働いていた時、最初の5年は脳外科で。6年目に入る春に呼吸器内科へ移...看護師の確保その6

  • 看護師の確保 その5

    シリーズ5日目1日目:少子化が始まって30年なのに何も備えをしなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄3日目:数を目指した看護教育。看護学校の定員割れと閉校4日目:看護師絶対数の変化、病院中心医療から在宅医療へ看護業務のデリゲーション。今まで書いてきたように、高い判断力を要する業務は看護師へ。単純な業務は准看護師か介護士へ。医療の高度化(AIも含む)と医療費の削減を考えた時、デリゲーションは避けられない。しかし日本の看護界がそれを受け入れるのでしょうか?この重要性を理解できる看護界のリーダーがしっかりとこれを進めることを望みます。で、このように考えていくと看護系入学者の減少はさほど恐れることではないと思います。かえってこれを機会に厚労省管轄の看護学校を徐々に閉校していき、海外になら...看護師の確保その5

  • 看護師の確保 その4

    シリーズ4日目1日目:少子化が始まって30年なのに何も備えをしなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄3日目:数を目指した看護教育。看護学校の定員割れと閉校こちらは、ローカルニュースからのスクショですが、全国の内容です。全体的に入学者数は減っています。大学系は上昇、3年制の看護学校は減少が明らかです。これを見て、将来の看護師不足を想像する人は多いと思います。それを議論する前に押さえておきたいのが、日本の医療の形。以前シリーズで書きました。国公立病院の再編成-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~ついに国公立の病院再編成について政府が各病院の名前を挙げてきましたね。こちらの方のブログで見かけました。岡山は私の第...看護師の確保その4

  • 看護師の確保 その3

    シリーズ3日目1日目:少子化が始まって30年なのに何も備えをしなかった日本の看護師不足。2日目:外国人看護師受け入れ風土の希薄ブログに何度も書いていますが、海外では看護師の役割は医療の発展に伴って変わっていきました。医師の補助的存在から自律した職業化と学問化。社会的地位の向上と貢献。それに見合う給与の確保。看護師でなければならない仕事以外は、准看護師、看護助手に任せ、判断力を要する業務を看護師へと分業化も進みました。教育は4年に統一されました。卒業してからも複雑な判断を必要とする職業人を育てるには時間もかかります。離職させない、長く働ける環境へも力が注がれました。看護師の働き先はバラエティーに富み、キャリアラダーも多種。しかしこれは海外の話。1日目に書いたように、日本では看護師を安い単純労働者としての社会...看護師の確保その3

  • 看護師の確保 その2

    看護師不足は日本だけの問題ではありません。コロナ禍以来世界中で起こっています。そして看護師は高所得国に偏在していると言われています。不足しているのなら海外から集めれば良い、と自国の埋まらない看護師のポジションを外国人で埋めて行くこと。私はそのおかげでカナダへ移住することができました。外国人看護師の受け入れは他国ではずっと前から始まっています。受け入れるためのシステムも整っているので、不足が顕著に慣れば受け入れも加速します。それに看護先進国と言われる国は、看護師の社会的地位も高く、給与を含む雇用条件も良く、発展途上国では看護師を育てても海外流出が止まらない状況が続いています。WHOやICNでは、それをどうやって防止するか画策しているところです。さあ、日本はどうでしょう。海外では看護教育が英語(もしくはフラン...看護師の確保その2

  • 看護師の確保

    女は結婚したら仕事を辞めて専業主婦になるべき!昭和男たちはよく言ったものです。しかし労働人口の減少は少子化により確実に悪化している現代では、このような言葉はノンセンスとなりました。上記の言葉は女性の就労者が半数以上を占める看護界でも同様。一般的な考えにプラスするように、若い看護師の方が労働費が安くなると、雇用主は卒業したての看護師を沢山雇い、辞めていくのを止める必要がない多採用多離職でも看護師確保に苦労しなかった時代。こんな話は幻になりつつある。しかし長年、離職させない風習もシステムもしなかった日本の医療界と看護師自身が急転換できるのでしょうか?新しいシリーズの始まりです。冒頭写真:箱根登山ケーブルも外国人が沢山!看護師の確保

  • クッキー その7 最終回

    BAP(ブリーフアクションプラン)で大事なことは、フォローアップです。立てた計画ができたからどうか?の確認なので、いつもの診察より短いもので十分です。チームで働いている人は看護師など多種職に任せるのも手です。私はチーム1だったので短い電話診療で済ませます。どうでしたか?から会話を始めます。計画通りできていれば、次の計画を立てます。できていなければ、どこが難しかったか?次はどうすれば実行できるかを話しあい、自信度を聞き、70%以上になる計画を立てます。これの繰り返しです。計画通りにできない理由は様々です。計画そのものの時もあれば環境が変わったための時もあります。大事なのは医療者が決めるのではなく、あくまで患者が自身で計画を練ること。しかし1人でさせるのではなく、医療者がサポートして(会話を通して)行くことで...クッキーその7最終回

  • クッキー その6

    私はわかりやすく、少しずつ、患者が何をするべきか説明しています、と言う医療者もいると思います。例えば、腰痛のある人へ、「できる時に少しずつ自分のペースで歩いてくださいね」こう言われてする人はほぼいないと言われています。なぜなら具体性に欠けているからです。何度も書いていますが習慣を変える、と言うのはどんな人間にとっても難儀なことで、変えなくても毎日は過ぎて行くからです。計画は具体的に。何を、どれぐらい、どれぐらいの頻度で、いつから。最低でもこの4つを話し合いましょう。そして最後はこれを達成できる自信度は?と聞きます。70%以下の場合、おそらく患者はその計画をしません。その場合、「自信度を上げるためにはどうしたら良いですか?」と聞きます。最初は15分歩く。週に3回、明日から、と言っていた人が、10分歩く、週に...クッキーその6

  • クッキー その5

    シリーズ長くなってきたので今までのおさらいです。1日目:複雑な患者の問題を一回の診療で治すことは不可能。小分けにしてアッタクを。2日目:運転手は患者。助手席から運転手をサポートする。3日目:教育は会話。患者が参加できる会話を通して患者の変化を促す。4日目:教育の反応を記録することで自身を訴訟から守る。さあ、今日は患者は数字ではなくて人間。慢性期疾患はその治療効果を数字で表すことができます。血圧の数値、血糖値、その他検査結果などなど。そのため医療者はその数値に左右されやすくなります。数値は数値だと言うことを絶対忘れないように。でもガイドラインにも書かれているし、統計をとる時に困るとか、医療者側にも理由はあります。しかし考えてみましょう。患者にとってガイドラインや研究結果にどんな意味があるのでしょうか?ここも...クッキーその5

  • クッキー その4

    昨日書いたことは、少しずつ患者が自主的に治療計画に参加しながら教育も深めて行くやり方の一例です。少しずつとL書きました。一回で成功するわけではありません。小さな進歩を重ねて行く、つまりクッキーは一度に詰め込むのではなく咀嚼できる分だけ小分けにして食べて行くやり方です。もちろんそのスピードが速い人もいれば遅い人もいます。どんなに技術を持って接しても反応を示さない人もいれば、全く興味を持たない人も。意思決定能力が低下している人だっています。どんな状態であろうと、大事なのは記録。記録は貴方を訴訟から守ってくれるものです。従来の医療のように患者に習得してもらいたい慢性期疾患の教育材料は山ほどあります。それを行おうとしている試みは記入しておかなければなりません。よく記入するのがNotinterestedatthis...クッキーその4

  • クッキー その3

    複雑な患者で健康課題は山ほどあるのに、何もせず診療を終えて良いのですか?何もしないわけではありません。患者に健康行動を起こしてもらえるよう、教育を行います。教育を行う、と言うと、疾病のパンフレットを手渡すこと、それらの中に書いてあることを説明することと思う医療者が多い。確かに間違いではありません。患者教育は重要です。しかし教育というものは2方向です。それに治療とは薬を飲むこと、と勘違いしている患者も多い。慢性期疾患は生活習慣を変えて行くことが重要で、いくら高血圧薬を飲んでいても、塩分を高摂取し、タバコを好み、飲酒も減らず、運動もせず、ストレスの高い生活をしていれば、高血圧は回復しません。患者が自分の健康に興味を持ち、自身で運転を始める意欲を上昇させるようにサポートすることが重要のなります。以前の医療は医師...クッキーその3

  • クッキー その2

    昨日の続き。治したい!これは医療者の誰もが抱える強い衝動。しかし、あくまで私たちができることは患者の回復をサポートすること。慢性期疾患のマネージメントは本人の治療への参加なしでは成し遂げることができないもの。それに習慣を変える、って簡単なことではないのです(タバコに百害あって一利なしと説明したところで、即禁煙できる人はどれぐらい、いますか?わかっていてもやめられない、変えられないのが習慣です)。よって、患者の回復へのモチベーションをどれぐらい向上できるか、維持できるかが大きな鍵となります。Ifyouareworkingharderthanpatients,youweredoingsomethingwrong.これも必ずNP学生や新人に伝えるパールです。患者はそこにただ座っているだけで、治療者のあなたがバタ...クッキーその2

  • クッキー

    講演へ行った時、個人的に質問をもらいました。プライマリーケアのことです。複雑な患者に対するケア。これはとても大事なことです。教科書に書かれていない、実習中やオリエンテーションの時にクリニカルパールとして、指導する時に私がよく使う返答。真珠-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~昨日のブログでパールをおすそ分けと書きましたが、パールってご存知ですか?真珠だとは誰でも知っている事。しかし、昨日のような場合には臨床の経験で得た役立ち情報の意...gooblogDon’tbiteanentirecookie.Eatasmallbiteattime.できる範囲で少しずつ。複数の慢性期疾患プラス社会的困難を抱えている患者が初診できた時、やらなけ...クッキー

  • チーム医療の責任の所在

    一つ目の講演が終わり。自己満足の新しい試み-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~昨日は気温が20度まで上がったのに、今日は雨から雪へ。新天地へ来て10ヶ月。まだまだここの気候には驚かされます。できた〜。ようやく今年の日本プレゼンのビジュアルの準...gooblog初試みはウケました。良かった〜2018年の東大で行ったシンポジウムの時はNP学生でした!と言うNPさんとも会いました。医師の方々も興味を持って参加していただきました。参考になれば幸いです。質問で医師から聞かれたこと。チームケアの責任の所在(訴訟に関連して)。一般的にチームケアの方が患者の満足度の向上、ケアの内容の向上、効率の良さ、そして医療者(特に医師の)負担減、燃え付け...チーム医療の責任の所在

  • 歩行補助

    いやー、1年半ぶりの日本。やはり日本。成田空港近くのもこもこした木々、都心に入ってのビル群。黒ばかりのスーツ軍団。丁寧な、丁寧な顧客サービス。日本だな、と実感します。で、これはバンクーバー空港での出来事。低速の自動運転車の試乗をやっていて(と言うか暇そうに立っている人が3人立っていて、目があったら乗ってみないか?と声をかけられた)。空港の中は歩きますよね。特にウイング。歩く歩道があっても長く感じます。で、この乗り物、10台ほど国際線エリアに試験導入されたものです。自分で運転をするのではなく、地図から行きたい場所を選び自動運転。人間は座るだけ。速度は亀からウサギのマークを選ぶようになっていましたが、うさぎでも早歩きぐらいのスピード。乗り降りはステップが低く簡単。荷物置き場も十分あります。スタッフの人は一緒に...歩行補助

  • 言語としての英語

    このYouTuberバンクーバー在住のCAさんで面白いコンテンツなのでフォローしているのですが、このYoutubeとても良かったので紹介。海外で生活、働く中での英語について。そうそう、と激しく頷きます。語学ではなく、言語としての英語。日本語訛りは何年住んでいても変わらない。文法の間違いもする。頭が良いとか関係ない。言いたいことが表現できなくて、自分を小さく感じた。私も以前書きましたが、熱い思いは必ず伝わる。完璧な英語より伝えようとする思いがもっと重要。海外留学の勝ち組になるには-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~どこかで聞いたこと。泳げるか?と聞かれて泳げると言うのに英語を話せるか?と聞かれると話せないと答える日本人が多いと言う...言語としての英語

  • 体調管理第一

    ゼーゼー言いながらパッキング終了。症状はピークを越えたな、と実感できるので明日はきっと大丈夫。夏風邪は馬鹿がひく、と言いますが、まさにそれだな、と。昨年も5月に肺炎を。ダウンしてました-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~お久しぶりです。肺炎で倒れていました。働きすぎだったのかなあ、スケジュールギチギチだったから。無理しているのだよね、きっと。喘息持ちなので拗らすことが結構あるけ...gooblogその前の年はICN学会参加中にコロナとなり。コンセンサス-走るナースプラクティショナー~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~学会4日目。やっちまったな〜と言う気分。今回の集まりは138国60...体調管理第一

  • マスクパワー

    ああああ、やっちまった。体調最悪。本日病気休暇を取りました。おそらく明日も。明後日は出発。飛行機の行程を耐えれるまで回復できるかな、、、、超不安。今の職場で働き出してから、3回セットの病休を取ってしまい、職場でのマスク着用を自分に義務付けた(前職と比べて現職は診察中の患者との距離が非常に近い)。インフルシーズンの医療者のマスク着用は前州では義務ですが、現職はそのような指導なし。なんでマスクしているの?と同僚によく聞かれました。もちろん予防接種もアップデートしているし、手洗いに、出勤時のデスク周りの消毒も欠かしませんでした。そのおかげで、この6ヶ月、体調を崩す同僚を横目に私は休むことなく出勤。マスクパワーです。長い冬から急に夏日になったカルガリー。気持ちがウキウキして2日ほどマスクを着用しなかった。で、先週...マスクパワー

  • あと1ヶ月

    おっとすっかり忘れていました。6月のヘルシンキで行われるICN学会のプログラムの発表がされました。一緒にセッションをする人もチェックできました。名前だけだとアジア人グループのよう。そう言ったらダメね。このお題のセッションは一つしかない(2〜3あるセッションもある。応募者が多かったということ)からたまたま、選ばれた人がアジア人だったってことですね。前回は国名や肩書き等も出ていましたが、今回はなし。参加しない人も今は題名と演者を見ることができるようになっています(アブストは出てきません)。今回は行かなくても将来参加しようかと考えている方は今がチャンスです。毎回、一旦始まるとプログラムの公表がなくなって、参加者以外は閲覧できなくなるので。で、ザザっと見たところ、日本から口頭発表される方は3名。Eポスターは1名。...あと1ヶ月

  • レギュレーションがあるかないかで

    長女夫婦がBC州から遊びに来ていて、とても充実した4日間でした。運転で帰る2人と犬1匹を見送ってから、目を開けるのが困難なほど眠い。疲れがどっと出たのかもしれません。さて本題です。プロフェッショナル。日本でも頻繁に使われる言葉。北米ではプロフェッショナルな職業という意味は、以下の3つの要素がある職業です。Educated,LicensedandRegulated教育、免許、そしてレギュレーション。レギュレーションとは日本語で言えば、法規、規制とか管理の意味。過去にブログでも何度も書いているレギュレーション。日本語になって欲しい言葉です。なぜって日本にはない概念だから。日本では教育と免許があればプロとする文化です。いったい何が違うのでしょうか?日本は免許を一度もらえばそれでよし。しかしそれで本当に質の担保が...レギュレーションがあるかないかで

  • 信仰と医療

    昨日のブログの中に医療職としての社会からの期待もあります。と書きました。これについて書きますね。期待とは医療を施行する、全うする、と期待されている職業という意味。なんだ、そんなことか、と思われるかもしれませんが、奥は深いものです。看護職の前に人間ですから、宗教や信仰や好みで、医療を施行するべき時にできないこともあります。例えば、カトリック系キリスト信仰者は子は神様からの授かりものなので、避妊や特に中絶という概念を信じません。しかし現実は望まない妊娠をしたり、強姦の末の妊娠だったり、医療的理由(妊娠中に癌に診断され、癌治療を優先するため)に中絶をしなければならないケースがあります。そのような患者に接するのは、信仰の教えに反することなので、関われば看護師側に心理的ダメージを与える可能性があります。つまり社会か...信仰と医療

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