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tnlabo’s blog   「付加価値」概念を https://blog.goo.ne.jp/tnlabo

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

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2014/12/25

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  • IMF経済成長率予測上方修正、日本は?

    IMF(国際通貨基金)は世界各国の液剤成長見通しの2024年1月版を発表しました。それによりますと2024年の経済成長率の見通しは昨年と同じ3.1%で、新興国・途上国の平均は4.1%で前年と変わらず、先進国平均は1.5%で昨年の1.6%より0.1ポイント下がりますが、昨年10月より0.2ポイント高く、2025年にかけて上向くという予測のようです。以下先進主要国についての様子を見てみたいと思います。先進主要国はアメリカ、EUを中心に急激なインフレに見舞われ、その抑制のための中央銀行の政策金利の引き上げで、インフレ抑制には成功しても、経済を冷やし成長率は下げるとみてていました。今回のIMFの見方は、金利の急上昇でインフレ抑制が早期に成功したため、経済のハードランディングが避けられ、実体経済への損傷が少なく得済...IMF経済成長率予測上方修正、日本は?

  • リュウキンカ(立金花)今年は早かった

    先日、今年は特に元気な日本水仙の写真をご紹介しましたが、春の花で、我が家の狭い庭で春真っ先に咲くのはリュウキンカです。もう10年以上も前になりましょうか、家内が友達から分けてもらって植えたのですが、この花の特徴は春の開花が早いのと、良く増えることです。特にこの数年は、リュウキンカが「狭いながらも楽しい我が家」と思ったのでしょうか、あちこちに広がって特にチューリップの花壇は昨年一面のリュウキンカで、チューリップと妍を競う状態でした。今年の最初の1輪は1月19日でした。今まで最も早かった一昨年が1月31日、昨年が2月1日だったので、温暖化のせいでしょうか新記録の速さです。その日も写真は撮ったのですが、上手く撮れなかったので、載せませんでした。今日になって、記録しておこうと思い直したところです。東側、玄関の脇の...リュウキンカ(立金花)今年は早かった

  • 日本経済の動向と株価の2筋道

    昨年来日本の株価は大きく上昇して来ました。政府は、国民の資産形成は「貯蓄から投資へ」という事で2000兆円を越える貯蓄を、NISAなどで誘導して株投資に向け、日経平均を上げ、株価の上昇で資産形成を加速しようという考えのようです。とはいえ、国民の個人貯蓄の半分は政府が国債発行で借りて使ってしまっていますから、その部分は使えないという事でしょう。それにしても貯蓄額は膨大ですから、年初から株価が上がったのもNISA枠拡大のせいだなどという見方もあるようです。以前から、貯蓄から投資へと言って、株投資を奨励して、人びとがその気になるのは株が高い時で、結果はピークの時に買って、下がって損する事が多いなどと言われます。最近も、株価急上昇で、家内が株で1億円貯めたとか、日経平均はバブル時のピーク38000円を越えて400...日本経済の動向と株価の2筋道

  • 「成長と分配」か「分配と成長か」?

    前回、国際収支の「第一次所得収支」(海外からの利子配当所得)は、海外進出した企業が海外で人件費を払った後の利益の配分だから、日本の従業員の人件費にそれを分配する必要はない、との考え方もあると書きました。この問題はかなり基本的な問題で、代表的には労使、つまり労働と資本の分配の最重要テーマになるところです。何を分配するのかは、このブログの基本テーマである「付加価値」です。日本経済でいえばGDPあるいは国民総所得(GNI)です。付加価値は人間(労働)が資本を使って生産活動を行って生み出したものですから、当然人件費(賃金)と資本費に分配されます。賃金は社長以下の人間(労働)に分配され、その生活を支えるだけでなく人間の知識や知的活動の高度化に活用されます。資本費は利益(配当や内部留保)や金利(借入資本に帰属)になっ...「成長と分配」か「分配と成長か」?

  • 日本の国際収支の状況の示唆するもの

    労使が共に賃金を上げましょうという、世界にも稀な労使交渉をしている今春闘です。その春闘が、3月中旬の集中回答に向けて始まったばかりですが、マスコミでは、連合の要求をかなり上回るような賃上げをする・している企業の例が続々と紹介されえています。従業員の事を考えてくれる良い企業という事になるわけですが、それだけ収益が出ていたと考えると、この所の企業収益の高さと賃上げ率の低さが、経営者サイドにも解っていたという事にもなります。矢張りここで労使配分の是正が必要なのでしょう。前回賃金の上げ過ぎかどうかは、国際収支の状況で判断出来ると書きましたが、そのアタリが今の日本ではどうなのかという点を今回は見ておきたいと思います。財務省の「国際収支統計」で明らかですが、考え方は基本的には、家計も財政も国際収支も同じで、月々、年々...日本の国際収支の状況の示唆するもの

  • 問題の「人件費・原材料費の価格転嫁」とは?

    昨日今日、経団連の「労使フォーラム」です、マスコミは「春闘のキック・オフ」と言っていまいます。今年は、労使が共に賃上げの必要で一致していて、連合は5%以上、経団連は昨年以上と言い、十倉会長は「働き手への還元は経営者の責務」と言っています。こんな発言はかつての日本的経営理念全盛時代を彷彿させます。加えて特に中小企業の賃上げや非正規の賃上げの必要性についての議論が盛んになっています。特に中小企業の大多数を擁する日商の小林会頭は、中小企業にとって、人件費・原材料費の価格転嫁は不可欠と言っています。今回は、この人件費などのコストの価格転嫁について整理したいと思います。輸入原材料の価格が上がったから納入価格が上がりましたというのは通り易いのですが、「従業員の賃金が上がったので」というと「君のところの賃金上昇分をウチ...問題の「人件費・原材料費の価格転嫁」とは?

  • 日銀の目指す方向が次第に明らかに

    昨日の植田日銀総裁の記者会見のニュースから、これから日銀が進めようとしている金融政策の方向が次第に見えてきたような気がします。前任の黒田総裁が10年の在任期間中「異次元金融緩和」一本で過ごした事に政府が不満ぞくといった雰囲気がある中での登場となった植田総裁です。しかしその後もゼロマイナス金利政策は変わらずでした。ゼロ金利という非常時対応の政策をいつまでも続けることは不可能ですから、いつかはゼロマイナス金利脱出、いわゆる出口政策に踏み切ることになるはずです。それが遅れに遅れているのは、日銀のせいではなく、政府の財政政策を含めた経済政策が、見当違いだったからでしょう。金融政策はあくまで経済活動の潤滑油のようなもので、油が切れれば機械は動きませんが、油をさしたからといって、機械がその性能以上に動くわけではありま...日銀の目指す方向が次第に明らかに

  • 2023年12月全国消費者物価も沈静傾向

    1月の10日に全国消費者物価指数の先行指標と言える東京都区部の消費者物価統計で、消費者物価の沈静傾向を確認しました。アベノミクス以降、消費不況の中で値上げできなかった生活必需品部門の遅れた値上げがコロナ明けで波状的な一斉に上げの波となり、自家製デフレの中で異常な値上げが続きましたが、その値上げも一巡、これで不況下の物価上昇という異常事態、結果の20カ月連続の実質賃金の前年比低下も終息の時期に向かうかという重要な転換点を出来るだけ早く確認したかったからです。結果は予想通りのなりましたが、先日19日には全国の統計も発表になり、基本的の同様な方向が確認されました。紹介が少し遅れましたが、折角例月続けてきた消費者物価の動きのグラフを、矢張り載せておくべきと思い、、説明は繰り返しませんが。沈静傾向がはっきりのグラフ...2023年12月全国消費者物価も沈静傾向

  • 「令和の改革」が必要になって来た

    昔の日本でしたら、今年劈頭の能登の災害は「天が怒っている」と考えたでしょう。沖縄の辺野古では県民の意思を無視して粛々・着々と進む軟弱地盤補強工事、能登では現地の人達は天を仰ぎつつ天災の不運に耐える辛苦の毎日です。今の日本では、こうした極端に鮮烈な対比が「天の意思」と考えなくてもよいのかもしれません。こうした今の科学では「偶然」として見過ごすような自然現象を、かつってのにほんでは「天の意思」と受け取り自らを省みる文化がありました。そしてそれが、権力者の行き過ぎた権力の乱用を許さないという権力者への自戒の圧力、更には優れた社会的な意識や行動に繋がっていたことは、人間の知恵の深さを感じさせるものではないでしょうか。「小人玉を抱いて罪あり。」選良の先生方を小人と例えては恐縮です。これは諺です。「権力は腐敗する。」...「令和の改革」が必要になって来た

  • にほんすいせん(日本水仙)も元気です

    「にほんすいせんが良く咲いてますね」と家内が言うので、「なに、もう咲いてるの」というと、「気が付かなかったんですか。新年早々から咲き始めてますよ、先週あたりから花の数が増えて、今年は元気ですよ、」と家内。今日は曇りで、明日にかけて雪が降るかもしれないとの気象情報。戸を開けると暖房が逃げるな、などと思いながら、狭く開けて少し乗り出して覗いてみました。狭い庭の西側の塀の際のアケボノの下です。アケボノの落ち葉の中から、例年より一回り大きくなった日本水仙の株が艶のある緑に育ち花茎は折れずに、いつもより賑やかに花を咲かせていました。温暖化のせいか、この年末、年始は氷点下の朝も少なく、水仙にとても育ちやすかったのかななどと考えながら「折角良く咲いてくれたのだから写真に撮っておこう」とスマホを持って何枚かの写真を撮り、...にほんすいせん(日本水仙)も元気です

  • 株価、物価、実質賃金、経済成長・・・

    日経平均の上昇は海外投資家の買いに支えられて急上昇、国内投資家の利益確定売りで1、2日の踊り場の後、また今日は大幅上昇のようです。証券関係の専門家の中には、バブル期の38000円を越えて42000円ぐらい迄行くといった元気のいい意見も聞かれます。しかしいずれFRBは利下げに動き、日銀もゼロ金利脱出に動くとなれば、日米金利差の縮小で、為替レートは円高に動いて輸出企業の差益は消える可能性が大きいでしょう。企業収益の改善は、企業の努力結果というのが正常な状態ですから、日米経済の正常化というのは株価にとっては現状の「浮利」が消えるというマイナス要因になる可能性をはらんでいるようです。但し実体経済の原則として、円高になればそれは国内物価にとっては低下要因です。既に先日の日銀発表の企業物価の12月の対前年上昇率は0....株価、物価、実質賃金、経済成長・・・

  • 岸田総理、近く政労使会議開催の意向

    2024年春闘で、最も関心の高いのは、何と言っても賃上げについての労使双方の見解です。連合の定昇込み5%以上、経団連の昨年以上の賃上げが望ましい、といった基本路線はすでに取り上げていますが、組合サイドでは金属労協の1万円、基幹労連12000円など産別レベルではかなり高めの要求基準も出ています。春闘リーダー格の全トヨタ労連はこのところこうした平均数字の発表はしていないようです。経団連は十倉会長が賃上げは持続的でなければならないという持論を披歴され、2024年については、昨春闘の経団連集計3.9%を意識しつつ4%以上といった発言もされている様です。厚労省の昨春闘の集計は3.6%ですが、今春闘のエコノミストや経済研究機関の予想は3.8%から3.9%辺りに集中しているようで、マスコミもこれで長いデフレからの脱出が...岸田総理、近く政労使会議開催の意向

  • 物価は内外ともに安定傾向か

    今日、日本銀行から昨年12月の輸出入物価と企業物価が発表になりました。企業物価の対前年同月比が下の図のように0.0%になっていますので、マスコミでは「企業物価安定」という見出しが多いようです。2021年あたりから、原油をはじめ国際資源価格が急上昇し、それによる輸入物価の上昇から国内の企業物価、消費者物価に影響が強まり、ほぼ3年に亘りインフレ傾向が強まった物価問題も、昨年からの資源価格の下落、アメリカ、ヨーロッパでは中央銀行の強力な金融引き締め政策で落ちついて来たようです。原油価格は産油国の思惑もありますからなかなか安定しない面もありますが、長期的に見れば、再生可能エネルギーの急速な進展状況もあり、何とか安定したものになることを願うところです。下のグラフで見ますと、日本の輸入物価も3年前に比べ一時は2倍近く...物価は内外ともに安定傾向か

  • 日本GDP , ドイツに抜かれ世界4位に

    今朝の新聞テレビは一斉に世界3位の日本のGDPが2023年にはドイツに抜かれ4位になるという予想を報道しています。このブログでは、昨年11月16日付の記事で、IMF(国際通貨基金)が2023年の各国のGDP推計で日本がドイツに抜かれで4位という数字を出している事を取り上げましたが、そのあたりの確実性が高くなったので一斉に報道となったのでしょう。1969年日本はドイツを抜いて世界第2位の経済大国となりましたが、その後2010年に中国に抜かれ3位に、今度はドイツに抜き返されて4位という事です。中国に抜かれた時には「人口が10倍だから1人当たりのGDPは日本の10分の1」などと言ってあまり気にしていませんでした。ドイツとは、いわば抜きつ抜かれつというところで、拮抗していますので気になるという事でしょうが、202...日本GDP,ドイツに抜かれ世界4位に

  • 「人口8千万人、安定・成長国家」:「人口戦略会議」が提言

    人口戦略会議というのは、前日商会頭の三村明夫氏が代表を務める民間経営者、学者などからなる民間団体です。この「人口戦略会」が提言書「人口ビジョン2100-安定的で、成長力のある『8000万人国家』へ-」を発表,新春早々岸田総理に提出しました。この背景にあるのは政府(厚労省)の出している日本の人口の将来推計で、良く知られているのは、2100年には日本の人口は6300万人と今の半分になるという事でしょう。勿論政府は人口減少には危機感を持っていて、岸田総理も少子化対策は重視していて子育て予算倍増を目指すなどの政策を掲げていますが、矢張り最優先は防衛予算倍増のようで、これは戦争に巻き込まれ、若者の命が失われる事にも繋がるものです。そういう中ですから民間の確りした組織が政府に圧力をかけないといけないのです。政府が独断...「人口8千万人、安定・成長国家」:「人口戦略会議」が提言

  • 企業は本格的高齢化への対応整備へ

    人生50年でした、年功賃金、55歳定年制プラス退職一時金という従業員処遇制度は終身雇用制度として設計されたのです、などと外国人に説明ていた時代は歴史上の話となりました。世界屈指の平均寿命を記録し続け、平和(戦没者無し)で安定した社会を築く努力を重ねている日本の企業では、戦後平均寿命の伸びとともに雇用制度の改革に種々の努力をしてきました。もともと日本企業の考え方は、欧米流の「必要なときに雇い、要らなくなったら解雇する」というhireandfireの考え方とは違って、わが社という人間集団に入ったものは生涯面倒を見るという理念に立っていたのです。変化は2つの要因から起きることになりました。1つは平均寿命の延伸、もう一つは社会保障制度の進展とその財政事情です。定年制度は60歳に伸び、雇用努力義務は65歳という事に...企業は本格的高齢化への対応整備へ

  • OECD日本経済報告書、適切な指摘多く

    OECDはこのほど日本経済についての報告書を発表、その機会にコーマン事務総長が来日、昨日都内で記者会見を開いています。OECDには専門分野を持つ日本人スタッフもいて、このブログでも時に引用する加盟国の経済統計など役に立つ情報を提供してくれています。今回の報告書は経済の諸分野をはじめ人口問題、雇用問題、環境問題、など関係分野にも触れて適切な解説や助言などを含んで、日本として注目すべきポイントも含まれています。その中でもいくつかの注目すべき点を取り上げてみました。第1はコロナによる経済への打撃です。これについては、OECD加盟職に較べて、落ち込みは多少軽かったようですが、その後の回復が遅れている点を指摘しています。確かにマスクの取扱いや5類への移行について慎重だったという感じはありますが、回復のスピードは今後...OECD日本経済報告書、適切な指摘多く

  • 株価上昇はバブルの兆候、実体経済の重視を

    この所の日経平均の動きは些か異常ですね。大発会でご祝儀相場かと思ったら暴落、翌日から急激に持ち直し、その後は急上昇の一本調子、きょう11日には35000円を突破という上昇ぶりです。これで日本経済も回復などという意見もあるようです昨年から、いずれバブル期のピーク38000円台達成も、といった声はありましたが、まあ話半分と聞いていた人が多かったのでしょうが、この所の勢いならと感じた人も多いかと思われます。専門家筋の解説では、ダウ平均の上昇に対して日本は遅れすぎているとか、円安がプラスしているとか、昨日のダウの上昇を受けてとか、更には、NISAの枠が広がったので「貯蓄から投資へ」の動きが出たとか、その証拠には素人にも解り易いトヨタが上げたとかいろいろありますが、それにしても急ピッチです。大体日経平均はダウの後追...株価上昇はバブルの兆候、実体経済の重視を

  • 東京都区部消費者物価、2023年12月沈静傾向を示す

    消費者物価際数については例月20日過ぎの全国消費者物価の発表のデータを使って動向の把握をしていますが、今月は発表の早い東京都区部の消費者物価指数の発表(昨日)の2023年12月の数字を全国の先行指標として取り上げました。このブログでは消費者物価指数の上昇が問題になった2021年からの消費者物価の動きを例月チェックしていますが、長い間、黒田日銀の頃から日本銀行が待望していた消費者物価の沈静が実現の段階に入るかどうかが最近の注目点でした。この所の動きを見ている中で、そろそろ消費者物価の上昇もピークを迎え沈静に向かうのではないかとこの2か月ほど指摘して来ていますが、11月の東京都の区部の発表を見てピークは越えたという感じを強くしましたんで、あえて都区部の速報値を取り上げました。結果は、下図の通りです。東京都区部...東京都区部消費者物価、2023年12月沈静傾向を示す

  • 平均消費性向2023年11月は低下

    平均消費性向2023年11月は低下今朝、総務省統計局から「家計調査」の家計収支編11月分が発表になりました。早速勤労者世帯の平均消費性向を見てみますと前2か月は対前年比上昇に転じていたのに、残念ながらまたマイナスに戻ってしまっていました。世界情勢多事多端の中でも、日本経済は長期不振だった消費支出の堅調で何とか元気さを取り戻してほしいと思っているところですが、消費者心理は揺れ動いているようです。勤労者世帯の平均消費性向(%)の動き資料、総務省統計局「家計調査」消費の動きの大勢をを示す「2人以上世帯」の消費支出の動きは、マスコミの報道にもありまうように、対前年同月の実質消費支出の伸びは消費者物価の上昇で19カ月連続マイナスですが、一昨年あたりからコロナの終息もあり堅調さを見せてきました。しかし昨年に入って消費...平均消費性向2023年11月は低下

  • 年末年始の行事と日本の食文化

    今日は成人式の月曜日です。祝日を月曜にもってくるハッピーマンデー制度で、成人の日が鏡開きより早く来ました。成人の日、海の日、敬老の日、スポーツの日の4祝日が月曜日になりました。3連休を楽しもうという趣旨でしょう。その結果、結構なことに、鏡餅が成人の日にも飾ってあります。話が初めから横道にそれてしまいましたが、本題は年末年始の食べ物に関する行事です。年末年始の食べ物に関わる行事と言えば、冬至にはカボチャを食べましょう年の暮れには餅つきをしまし、鏡餅を飾りましょうおせち料理も作りましょう大晦日には年越しそばを食べましよう新年の三が日はお屠蘇(元旦)と雑煮で祝いましょうおせち料理を食べてゆっくりしましょう1月7日には七草粥を食べましょう11日は鏡開き、鏡餅を割って食べましょう日本の年中行事は健康を意識したものが...年末年始の行事と日本の食文化

  • 喧嘩両成敗:日本の知恵

    ケンカ両成敗という言葉が日本にはあって、大変便利に使われています。「お兄ちゃんが僕のお菓子を取ったから、僕はお兄ちゃんの本にマジックでバツ印を書いたんだ」というような兄弟げんかの時、親は「喧嘩両成敗ですよ。2人とも謝りなさい!」といて決着をつけるのです。子供は両方とも、自分のやったことは「悪い事」だという事は解っていますから、それぞれに不満はあっても、それで納得してケンカは収まるのです。この考え方を、日本以外の所で披露しても、なかなか理解されないようです。先に弟のお菓子を取った方が悪いとか、大事な本のマジックでバツ印などマジックは消せないのだからもっと悪い、と言い始めると収まるものも収まらなくなります。ハマスとイスラエルの問題を見れば、仕掛けたのはハマスで、それを契機にハマスを殲滅するまで戦うというのがイ...喧嘩両成敗:日本の知恵

  • 天災と人災

    人類はその誕生以来、天災と戦ってきました。生存のためには多様な災害と戦って防いできたのでしょう。地震や洪水、旱魃もあれば、猛暑や極寒もあったでしょう。地球上のどこに住むかも大事な問題で、住みやすいところを探して、ホームランドであるアフリカから南米の南端まで随分早く到達しています。その他、これは天災というべきかどうか解りませんが、猛獣や毒蛇などの天敵も沢山いました。人間が蛇を嫌うのは、その時の思いが海馬のどこかに残っているからだという話も聞きました..それから10万年単位の年を経て人間は、天災に対する防御の方法をいろいろと工夫し、改善進化させて、安心して平穏な生活が出来るようになって来たのではないでしょうか。寒さや暑さ、旱魃や水害、地震や雷に対しても、治水や潅漑、地震に強い建築や避雷針など様々な天災に対して...天災と人災

  • イスラエルに民主主義の危機、

    新春早々イスラエルで民主主義の危機というニュースです。ハマスを殲滅するまで戦層を続けるためには政府が独裁的な権力を持たなければならなという立場から、イスラエル政府が昨年7月に可決した最高裁の権限を制限する「司法制度改革法案」、は無効という判決を最高裁が下したのです。つまり、この法案の通りになれば、政府が何をやっても立法府はチェックできないわけで、政府の独裁的地位を決定的にするものでしょう。事は基本法(憲法)に相当するレベルの問題で、最高裁は判決文の中で、「司法制度改革法案」は、イスラエルの民主国家としての中心的特性に重大かつ前例のない打撃を与えかねない」と述べているとのことです。近代国家では「立法、司法、行政」の三権は「分立」というのが常識と考えられていますが、イスラエルの批評家たちにも、裁判所の独立性を...イスラエルに民主主義の危機、

  • 有史以来の変な春闘、現実に気付く事が大切

    能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。自然は時に苛酷です。でも、皆様の復興の努力には必ず答えてくれることを願っています。新春早々、日本経済の行く先を左右すると言われている今年の春闘についての経営側からのメッセージが報道されています。経団連の十倉会長は、賃上げへの熱量と意気込みは去年に負けない、結果も必ず昨年以上となってついてくると思うという趣旨の発言を新春インタビューで述べています。経済同友会の新浪代表幹事は、昨年暮れの連合の2035年までに最低賃金1600円以上を目指すという方針を意識してでしょう、最低賃金が2000円を越えるような経済を目指すと新春インタビューで発言しています。もともと春藤は、英語ではspringoffensiveと言われていて、経営側にとってはspringdef...有史以来の変な春闘、現実に気付く事が大切

  • 2024年(令和6年) 今年はどんな年に?

    明けましておめでとうございます。「去年今年貫く棒の如きもの」高浜虚子、連綿として、流れていく「時間」に区切りをつけるのは、人間の知恵でしょう。多くの人は昨年を振り返り、今年はもっと良い年にしたいと気持ちを新たにするのですが、そんなことに関係なく世界のあちこちで戦争や混乱が続いてしまうという残念なことになってしまっています。誰もが、こうした問題も今年は解決の年であってほしいと思いますが、どうなるのでしょうか。このブログも出来るだけ早期の解決をと願いつつ、解決と同時に、今後こうして問題が起きないようにしたいという願いも込めて、皆様とともに考えていきたいと思っています。特に、2つの大きな問題を追いかけなければならないように思っています。一つは世界共通の問題ですが、「独裁者」という存在が生れないような社会システム...2024年(令和6年)今年はどんな年に?

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