chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily S
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/11/30

arrow_drop_down
  • ストックポートで目にした奥の深い移民文化!英国で脈々と受け継がれていくナゾの異国食文化!

    ストックポートのタウンセンターを走る交通量の多い、国道A6。ロンドン(の近く)と、バクストン、ストックポート、マンチェスターを通ってイングランドの北限で、スコットランドとの国境の町、カーライル(の近く)を結ぶ、長い長い、しかも古い道路です。古代ローマ人が建設の基礎を築いたというA6の、ストックポートのタウンセンターからロンドン方面に2㎞ほど行ったあたりは現在、かなり国際色豊かです。おなじみのインド、中華、をはじめ、トルコ、キプロス、ギリシャ、そしてイタリア料理のレストランやテイカウェイ(持ち帰り)ショップが数㎞にわたり点在しています。娘を歯科医の診療所に送って行った後、診察が終わるまで近隣をぶらつきました。見つけてはいったのが比較的あたらしくオープンしたらしい複合移民系スーパーマーケット。ここら辺は「景観...ストックポートで目にした奥の深い移民文化!英国で脈々と受け継がれていくナゾの異国食文化!

  • 神秘の泉が湧く町、肌寒い週末のバクストンで水くみ、写真撮影、思い思いに楽しむ人々

    バクストンBuxton、続きです。前回記事です☟ピークディストリクトの古い町、バクストンで堪能したヒツジの匂いと暑苦しい羊毛イベント(夏にやる!)パビリオン・ガーデンズと、パビリオン、オペラハウスと並ぶ、ランドマーク的観光スポットは...バクストン・クレセントBuxtonCrescent!その名のとおり半円(cresent)形の、1780年から1789年にかけて建設された、ジョージアン建築の最高傑作のひとつです。鉱泉を飲み、ぬるい鉱泉に浸かる「鉱泉療法」が流行した18世紀、湯治を理由に長逗留して社交を楽しむ上流階級の宿泊、社交施設でした。その後、鉱泉療法が廃れ、上流階級の足が遠のいた20世紀初頭以後は地元のもてあまし建築に位置付けが急落し、100年近くのあいだボロッちくさびれるー方。...1951年には保...神秘の泉が湧く町、肌寒い週末のバクストンで水くみ、写真撮影、思い思いに楽しむ人々

  • ピークディストリクトの古い町、バクストンで堪能したヒツジの匂いと暑苦しい羊毛イベント(夏にやる!)

    日曜日、ピークディストリクトの古い町、バクストンBuxtonに行きました。ストックポート日報でも実に数多く取り上げている、紀元1世紀ごろ、古代ローマ人によって建設された鉱泉の湧くかつての「温泉街」です。連日の晴天と、気温が25度前後のすがすがしい夏日和が続いた週末、油断して薄着で行ったら肌寒くて閉口しました。自宅の最寄り駅から直通電車1本、45分で手軽に行ける外出先なのですが、標高の高いピーク・ディストリクトなのでストックポートよりいくぶん気温が低いのです。編み物フェア、というか毛糸などウール手芸関係の商品をあつかう小規模なビジネスが出店するバクストン・ウール・ギャザリングBuxtonWoolGatheringという「物品販売」のような催しに、編み物の会で知り合った日本人の友人と行きました。1年に1度、毎...ピークディストリクトの古い町、バクストンで堪能したヒツジの匂いと暑苦しい羊毛イベント(夏にやる!)

  • 近況!ティブのハゲ、一進一退ならぬ一退一退

    うちのネコ、ティブの「せなかハゲ」近況報告です。ティブの背中の「ズル剥けライン」問題は子ネコの時に母ネコリヴィーといっしょにわが家にやってきた2年後に勃発しました。2022年の年末にストックポート日報に載せた、わかりやすい初期の状況写真です☟そして、現在...現在せなかを走るくっきり直線ハゲは消滅しました。...が、残念ながら事態は一向に改善されていません。むしろ悪化の一途...背中は「肩」からシッポの付け根まで、お腹は前脚の付け根あたりから後ろ脚の股の部分までうすらハゲがほぼ全身にわたって蔓延しています。毛がうすい部分の皮膚は体温が直接感じられてじっとりと温かいです。ティブのハゲの原因は、「過剰な毛づくろいoverglooming、以下略してOG」です。適切な毛づくろい(なめなめ)はもちろん、身だしなみ...近況!ティブのハゲ、一進一退ならぬ一退一退

  • 暑苦しい、愛くるしい!見たのは2回目、黒いチャウチャウ

    高級住宅街のはずれにある「イヌ連れ大歓迎」で知られるデパート、高級(目な)デパート、ジョン・ルイスJohnLewisに行きました。ちょこちょこ歩くテリア系、スパニエル系の小型犬やリトリーバーなどの大き目の、おなじみ中流階級御用達犬をポツポツ見かけた店内で、ひときわ目立った、中国原産のチャウチャウ!!前回記事にしたオレンジ色のチャウチャウはあの後1度、同じエリアで目にしています。それ以来の、珍犬チャウチャウの目撃です。前回記事のリンクです☟ストックポート日報初登場!知名度のわりには見かけない中国の原生犬しかも、黒!(前回の記事と記述がー部重複します)1980年代に日本でたびたび見かけましたが、今では日本でも珍しいのではないでしょうか。野球選手の王貞治が、1980年に自分のホームラン試合を見て「Oh、ワン、ダ...暑苦しい、愛くるしい!見たのは2回目、黒いチャウチャウ

  • 手作りのネコのケーキ、レシピ付き

    娘の誕生日に、リクエストの「ネコのケーキ」を焼きました。...と言っても、ローフ・ティンloaftinで「食パンloafbread」型に焼いて、市販のフォンダンfondant(やわらかいアイシング)で作った顔と脚とシッポとアーモンドの目をくっつけただけですが。私のオリジナルデザインです。ケーキは、娘が4歳の時のお友達のお母さん...いわゆる「ママ友」ですね…の家に代々伝わる秘伝の「簡単ケーキ」、20年前に書き写させてもらった愛用のレシピです。会う機会がいつの間にかなくなっていたそのお母さんとは、パンデミックのさなかに15年ぶりにばったり出会って、またお付き合いが再開しています。モイラの全部いっぺんに混ぜる超絶簡単スポンジケーキMoira'sall-in-onemethodspongeのご紹介です。モイラと...手作りのネコのケーキ、レシピ付き

  • ネコを手放す事情ふたたび、晴天の屋外でのん気にお腹を陽にさらす保護ネコたち

    「ネコ保護施設で飼いネコ候補のネコたちに話しかける」ボランティアに毎週欠かさず顔を出しています。数週間前にヒマそうなので連れて行った夫は、常連ボランティアとして参加しています。活動を支援することを決め、また...ネコをかまうのが楽しくて仕方ないようです。うちにもネコが2匹いますのにね。先週1週間はさわやかな快晴の日が続きました。イングランド南西部で日中最高気温が29℃まで上がり、5月の英国の史上最高を記録したそうです。ここ北西部は、その日せいぜい26℃どまり、それでもまだ5月ですから...地球規模の温暖化が心配です。写真は初夏の日差しを浴びてのびのびとくつろぐネコの「お腹見せポーズ」です。いずれも晴天だった先週とその前の週に撮りました。今週に入ってからは気温は下がり気味、昨日は肌寒く日の翳ったネコ保護施設...ネコを手放す事情ふたたび、晴天の屋外でのん気にお腹を陽にさらす保護ネコたち

  • イングランドの奇習!いにしえの神事を今に受け継ぐ(?)楽し気な民族舞踊、モリス・ダンス

    昨日(土曜日)ストックポートのタウンセンターの...景観保存地域、オールド・タウンtheOldTownの中心、ストックポート・マーケットStockportMarketのあるマーケット・スクエアMarketSquareに行きました。びっくり!にぎやかに繰り広げられていたのが...モリス・ダンス・フェスティバルStockportMorrisDanceFestival!オールド・タウンを中心に複数のグループが同時に群舞を披露していました。複数グループ間の距離が30mほどしか離れていない場所では目の前で繰り広げられるダンスパフォーマンスとリズムのズレた、よそのグループの演奏が聞こえたりの混乱も楽し気な、とにかく賑やかなイベントでした。実は、イングランド全域からモリス・ダンス・グループが全員集合!した稀有なナショナ...イングランドの奇習!いにしえの神事を今に受け継ぐ(?)楽し気な民族舞踊、モリス・ダンス

  • 晴天の日に見たストックポートの名物建築と観光地の設備に関する諸考察

    マープル・カナルウォークMarpleCanalWalk、昨日の記事☟の続きです。晴天の日の歴史ある運河沿いの散歩道、小舟をすみかに現代英国の水上生活の諸事情奥の石橋のむこうにマープル・アクアダクト前の最後のベイスンbasin(船溜まり)があります。橋を渡ってベイスンわきを通り、鉄道橋をくぐり...少し歩くと先に見えている幅の狭まった部分が...名物建築、マープル・アクアダクトMarpleAqueduct!「水路橋(アクアダクト)」だということがわかりにくいですね。これでどうでしょう、大きな石造りの橋の上を通る、バージ(幅の狭い小舟)がー艘運行できるだけの狭い幅の水路です。。完成は1800年、第ー級保存指定建築GradeIIListedBuiding!世界的にも18世紀の土木建築技術の最高傑作のひとつだそう...晴天の日に見たストックポートの名物建築と観光地の設備に関する諸考察

  • 晴天の日の歴史ある運河沿いの散歩道、小舟をすみかに現代英国の水上生活の諸事情

    マープル・カナルウォークMarpleCanalWalk、前回の続きです。前回記事のリンクです☟用事で行った10年ぶりのマープル、晴天の日のカナルウォークマープルの町から再びカナル沿いの遊歩道を経て、駅から続く広い道路に戻り、道を渡って続く有名なマープル・アクアダクトMarpleAqueductへの遊歩道を歩きました。天気のいい週末、遊歩道はウォーカーたちがいっぱい。カナルの水面にも多くのバージbarge(ナロウ・ボートnarrowboatともいうカナル運行用の英国独自の幅の狭いボート)が行き来していました。かつては産業輸送に欠かせない重要な運搬手段だったバージ、今ではレジャーも兼ねた移動手段として大人気です。そして居住設備としても多くの人に利用されています。運転するのに免許は不要です!休暇旅行用に貸しださ...晴天の日の歴史ある運河沿いの散歩道、小舟をすみかに現代英国の水上生活の諸事情

  • 用事で行った10年ぶりのマープル、晴天の日のカナルウォーク

    ストックポートの南、広大な環境保護区域、ピーク・フォレストPeakForestにある小さな町マープルMarpleに電車を利用して行きました。ストックポートから直通の線がないため、いったんマンチェスター・ピカディリー駅まで出て、乗り換えです。晴天の土曜日、マープル駅前の坂を私たちと一緒にたくさんの人が登っていきます。運河(カナル)沿いのウォーキングルート、マープル・カナル・ウォークMarpleCanalWalkを歩くウォーカーたちがほとんどです。5分ほど歩くと、道路がカナルの上を渡る場所に出ました。下を通る運河沿いに左へ行けば有名な水路橋、マープル・アクアダクトMarpleAqueductに至る運河沿いのひらけた遊歩道...☟...右へ曲がれば、マープルの町の中心に向かう遊歩道です。☟ウォーカーの大半は左へ...用事で行った10年ぶりのマープル、晴天の日のカナルウォーク

  • シャッター街で健闘する新ビジネス、意識高い系の支援を期待(古い街並みだけでは人は呼べない)

    ストックポートは美しい町です。古い建築物がよく保存された景観保存エリアがタウンセンターにいくつかあります。保存する価値のある古い建物の並ぶ通りに見苦しく点在する中途半端にモダンな建物を取り壊し、周囲に調和する古い様式の建物を新築したり(インチキ!)、保存状態の悪い建物を修復、復元したり景観を整えるプロジェクトが進んでいます。ストックポート日報創刊時(10年前)、たくさん写真を載せたオールド・タウンTheOldTownのー部、丘の上のマーケット・スクエアMarketSquare界隈です。夫と久しぶりの街なかの散歩です。景観はたしかに向上しつつあります。セント・ピーターズ・ブリッジStPeter'sBridge(☟)から見下ろす景観保存エリア、リトル・アンダーバンクLittleUnderbankの景観は圧巻で...シャッター街で健闘する新ビジネス、意識高い系の支援を期待(古い街並みだけでは人は呼べない)

  • いまや国際都市、ストックポートの興味深いイラン食品店で民族融合国家の縮図を見る(おおげさ)

    オンラインで紅茶の茶葉を買い、自分でブレンドして飲む自称紅茶通の夫と、ストックポートのタウンセンターにあるイレイニアン・ショップIranianshopに行きました。例の、ハンサムなイラン系の若者が店番をしていたイラン食料品店です。前回の記事のリンクです☟今やストックポートは国際都市!英国で自由を楽しむ難民移民が故国をしのぶ移民経営の食品店前回記事にして以来の来店です。さすがは濃いブラックの紅茶をよく飲むというイラン人向けの品ぞろえ!圧倒的に豊富な品数の紅茶、コーヒー売り場で、いきなり商品を箱から出す作業をしていたイラン系の少年にカラの段ボール箱を投げつけられました!...人がいることに気がつかなかったようです。慌てて平謝りされました。別の場所で作業をしていた年上の男性も出てきて謝ってくれました。もちろん私...いまや国際都市、ストックポートの興味深いイラン食品店で民族融合国家の縮図を見る(おおげさ)

  • 夏にはまだ間がある英国の美しい春、サマータイムの始まりと今年は同日、母の日

    昨日、3月30日は英国の母の日MotheringSundayでした。また、サマー・タイムBritishSummertimeの始まりの日でもありました。写真は先週半ばから週末にかけて撮った、おなじみの不気味な木彫りのフクロウ、ヴェーラがいる住宅街の中の小さな自然保護区域のラッパスイセンの群生と、住宅街の木々に咲く季節の花です。英国の「母の日」は、合衆国にならった日本の「母の日」と日付けも起源も違います。毎年、イースター前の6週間もの節制期間である「レントLent」の第3週目の日曜日が英国の母の日にあたります。本来レント期間中はキリストの受難を思って、厳密には動物由来の食べ物は禁止、いわゆるビーガン食を1日に1回しか食べられません。粗食と禁欲に励む修業期間なのですが、ちょうど、レントの折り返し点、母の日には一...夏にはまだ間がある英国の美しい春、サマータイムの始まりと今年は同日、母の日

  • 願わくばはなの下にて春死なむ、日本のサクラの季節を前に帰国した私も楽しめるストックポートのサクラの木

    英国の住宅街の美しい春の光景です。日本から帰国した2月のはじめ頃からすでに早咲きのサクラあるいは「サクラもどき」が花盛りでした。4月の終わりまで、英国の「サクラ」の開花期は実に長期にわたります。さすがに2月に咲いていた花はもう散っちゃっていますね。今が本当の春らんまん、サクラの季節です。それぞれの木の花盛りの時期も、数日で儚く散る日本のサクラよりずっと長く枝にしがみついて数週間、未練がましく黒ずんで地面に落ちる潔くない「サクラもどき」も多いです。こんな薄いピンクの花が咲く木は日本ではみんなサクラなのでしょうけど...英国では花木の種類を特定するのは容易ではありません。色の濃いもの、淡いもの、白っぽいナシやリンゴの花や、サクラと似ているというアーモンドの花、八重ザクラやボタンザクラ、くす玉の出来損ないみたい...願わくばはなの下にて春死なむ、日本のサクラの季節を前に帰国した私も楽しめるストックポートのサクラの木

  • ネコの次はイヌ、近所で見かけた忠犬2匹、愛嬌のある憂い顔、これがまさかの元闘犬

    近所の道路に停まっていた白いヴァンです。スタッフォードシャー・ブルテリアStaffordshirebullterriorのイラストが強烈です。この後ろに私たちのクルマを停めて、夫が調剤薬局に立ち寄りました。私もいっしょに薬局に入るつもりだったのですが、同じ並びにあるコンビニエンスストアの前につながれて買い物中の飼い主を待つ、美しいシルバーグレイ色のフレンチブルドッグを発見!薬局に入るのをやめてそばで鑑賞することにしました。さわりたいなぁと思ったものの、神経質そうに後ずさりします。飼い主がそばにいない見知らぬイヌはかまわなぬがよし。ちょうどそこへやってきたのが、これは偶然!ほんもののスタッフォードシャー・ブルテリア略してスタッフィーStaffie。フレンチ・ブルドッグ略してフレンチィも、スタッフィーもガニガ...ネコの次はイヌ、近所で見かけた忠犬2匹、愛嬌のある憂い顔、これがまさかの元闘犬

  • 聞いてしまったネコを手放す重い事情、人生の仕切り直しの重荷になれば切り捨てられるネコの存在、他

    3カ月ぶりのネコ保護ボランティア!去年の11月に始め、12月初めから日本滞在のため中断していた、「ネコ保護施設で飼いネコ候補のネコたちに話しかける」有意義なボランティアの再開です。ヒマな夫を誘うと、ついてきました。夫婦でかまうと「温かい家庭感」が増しネコの情操により効果的なのではないかと思ったのです。他にも2人、女性のボランティアがいました。その後、新たに夫婦が加わり最後には運営女性もやってきました。ネコが大好きなおばさんのことを「クレイジー・キャット・レイディcragycatlady」と呼ぶ英語の言い回しがあります。私営ネコ保護施設、ストップフォード・キャット・レスキュー・センターStepfordCatRescueCentreを運営する女性をうちでは勝手に「キャット・レイディ」とよんでいます。以下、略し...聞いてしまったネコを手放す重い事情、人生の仕切り直しの重荷になれば切り捨てられるネコの存在、他

  • 見た目が貧相、毛並みが劣化これはやっぱりノミのせい?のみならず泌尿科系疾患の疑いもあり

    先週、ティブを獣医の診療所に連れて行きました。昨日のストックポート日報の続きとしてお読みください。ティブはたまに、バスルームの浴槽の中でおしっこをします。玄関の扉に取り付けたキャット・フラップcatflap(ネコ用出入り口)から出て屋外で用をたすのがめんどくさいからでしょう、お行儀の悪い悪習です。...と言っても、水で流せる浴槽の中でのおしっこはなかなかの心遣いですけど。(絨毯の上などでやられるよりはよっぽどマシ)先週、浴槽の底のごくわずかな尿にポチっと赤い血液が混ざっているのを発見。診療所に連れていきました。若い女性の獣医さんにていねいに診察してもらったティブのビクビクぶりと言ったら...!逃げたり抵抗したりはしなかったものの、診察台の上では石でできた彫像のようにかたまっていました。それにしても、前回、...見た目が貧相、毛並みが劣化これはやっぱりノミのせい?のみならず泌尿科系疾患の疑いもあり

  • 陽だまりでくつろぐネコの天国、家の中では(いるかどうかも不明な)ノミの殺戮大作戦

    暖かく晴れた日が続きます。生活感あふれる、昨日のわが家の裏庭です。ネコが2匹います。さてどこでしょう。わかりにくいですね。同じ位置から、ズーム機能を使って撮ってみました。母ネコ、リヴィーの、内側に品よくカールした右前脚が優雅です。息子ネコ、ティブは洗濯物カゴに利用しているIKEA(英国ではアイキアと発音します)のキャリアバッグの底にちんまりとおさまってしまって...キタナイですね。別の日に撮った、同じ洗濯物カゴの中のティブ、あーあ、きれいに洗って乾いた洗濯物を日当たりの良い庭に置きっぱなしにして油断していたら...キタナイなぁ。ネコにのられてきれいではなくなった洗濯物を洗濯しなおしたかというと...しなおしていません。ここ、2週間ほどネコたちはほぼ1日中、日当たりの良い庭ですごします。自主的に庭に出て、お...陽だまりでくつろぐネコの天国、家の中では(いるかどうかも不明な)ノミの殺戮大作戦

  • 英国を離れていると食べたくなる大好物、名前のひびきも見た目も可愛い♥ポーク・パイ

    日本滞在の2か月ちょっとのあいだ、たまに思い出して食べたくなった英国の料理のひとつは...やっぱり、ポーク・パイporkpie!「やっぱり」というのは、はい。今まで何回も何回もストックポート日報で取り上げている、私の大好物だからです。フィッシュ&チップスとならぶ、英国固有の「土着の食品」あるいは英国人がたまに無性に食べたくなる食べ物(英語でcomfortfood)なはずです。フィッシュ&チップスに比べると日本での知名度は格段に落ちますよね。日本に行く直前に開店した「デリィdeli」(お惣菜店、デリカテッセンという言葉は普及していません)に先週末はじめて立ち寄りました。そこで買った2ポンド95ペンス(568円)のポーク・パイです。たぶん...自家製だと思います。同じ通りに同じ家族が経営するらしい何十年も営業...英国を離れていると食べたくなる大好物、名前のひびきも見た目も可愛い♥ポーク・パイ

  • 日本にいる間に食べたかった!英国伝統のオーブン料理となぜか帰ったら食べたくなったおなじみの…

    クイズです;2カ月の日本滞在を経て、英国に帰国した私がその日の夕食にリクエストした食事は何でしょうか。(答はー番下)日本に滞在中、恋しくなった英国の食べ物が数々ありました。代表的なのがオーブン料理。日本の実家にはオーブンがありません。短時間で表面に焼き色を付けて調理する「オーブントースター」はありますが、あれは英国で言う「グリルgrill」に近いものでしょう。じっくりと長時間ローストroastする本格的なオーブン料理には適していません。(アメリカ合衆国でグリルといえば、炭火の上の網の上で調理する焼き鳥やバーベキューのような調理法のことだそうです)スーパーマーケットで半額落ちした当日が賞味期限のステーキ&エール・パイSteak&alepieの出来合いを買ってきました。箱入りデリの本来なら高級品です。2個入り...日本にいる間に食べたかった!英国伝統のオーブン料理となぜか帰ったら食べたくなったおなじみの…

  • スノードロップは冬の終わりの先残り、花咲く春の始まりのクロッカスが花盛り、年度末でもある3月

    2月17日に英国に帰国してから連日、晴天が続いています。日本に滞在していた2か月間も、雨ふりはたったの1日、快適に過ごせました。夫が毎日ストックポートの自宅から、「今日も雨、寒い」報告をしてきました。クリスマス前後の英国は雨続きで日照時間も極端に短く、多くの人が気を滅入らせます。晴天が続く日本の冬は本当に美しいですね。北風が冷たく感じられることがありましたが空の青さと陽だまりの暖かさを堪能しました。私は病的なほどの暑がりですので、冬の寒さは苦になりません。私が帰るころにあわせて、英国の暗黒の冬はほぼ終わってくれていました。やれやれ、日ごろの行いが良かったためでしょうか。ありがたいことです。近所の商店街のチャリティ・ショップに不用品を寄付したついでにクルマをわき道に停め、散歩して、英国の初春に間に合うように...スノードロップは冬の終わりの先残り、花咲く春の始まりのクロッカスが花盛り、年度末でもある3月

  • 英国に帰ってきました、もう一週間。日本との比較いろいろ

    先週の月曜日に英国に帰国してから、1週間以上たちます。日本行きも、英国帰りも別々に航空券をとったエティハド航空便で、アブダビ(アラブ首長国連邦の首都)経由で帰ってきました。12月初めに日本に行った時に乗ったアブダビまでの8時間は、ガラガラで空席が多く3席独占でき快適でした。(搭乗券も超格安)今回、成田からアブダビまで、アブダビからマンチェスターまでそれぞれ約8時間、乗り継ぎの数時間を含めた長旅は両航路とも当然満席で空気が悪く、快適とは言えませんでした。ウクライナ戦争の影響でロシア上空をとべず、日本とヨーロッパ間のほとんどは中東などの都市を経由する南回りの航路で遠回りです。上の写真は深夜1時ごろ(現地時間)のアブダビ空港、煌々と灯りが灯る不夜城の乗り継ぎエリア。デザイナー衣料に時計や香水でおなじみの高級免税...英国に帰ってきました、もう一週間。日本との比較いろいろ

  • スポーツで鍛えた身体は美しい、銅像を立ててもいいですか?どうぞどうぞ税金で

    昨日の続きです。船橋市の屋外アート、男性裸体像。船橋市運動公園の体育館正面の全裸男性像、「青春の詩」。船橋市役所正面の、パンツをはいた中途半端な男性裸像、「初代市長」像(昨日のストックポート日報参照)とは違い、本当に全裸です。。静かな一歩を踏み出すサムライ顔の「初代市長」像より躍動感があります。スポーツ推奨の寓意像なのでしょう。「スポーツ健康宣言都市」標語が体育館の正面に赤字で大書してあるほどの気の入れようです。立派な心掛けなのですが「宣言」するようなことではないと思われます。ライオンズクラブによる寄贈だそうで、市の購入(税金投入)ではなさそうですね。それはともかく…青春の希望の表現なのか力強く天に振り上げた右腕と見上げる視線が、隣の時計の方向を向いているせいで「今、2時47分」と言っているように見えて滑...スポーツで鍛えた身体は美しい、銅像を立ててもいいですか?どうぞどうぞ税金で

  • 知らなかった、男性裸像もあり!日本でおなじみの公共アート

    久しぶりの投稿は日本の町の公共(屋外)アートの話題、ふたたび。前回の記事のリンクです↓定番は子供と裸婦?地方都市の公共アートの必然性「裸婦像はこの地域に限らず日本中の屋外に多数あるようなのに、古代ギリシャ彫刻のような男性裸体像がなさそう…」などとよく知りもしないで書いたものですが…同じ千葉県船橋市内の駅周辺の、なんと市役所正面に堂々と立つ男性裸像がありました。同行の友人の発言、「初代市長だったりして」が個人的にウケたので以後、この像を「初代市長と呼ぶことにします。市役所正面の植え込みに立つ男性ヌード、やっぱり「必然性」が気になります。よくある裸婦像ではなく男性裸像。しかも気になるのは…パンツをはいていること。友人いわく「日本では公共の場所に全裸の男性像はさすがにマズいでしょう?美術館の展示ならともかく」と...知らなかった、男性裸像もあり!日本でおなじみの公共アート

  • 善男善女の浄財を子供たちの支援に使う地域の取り組みと小銭の始末

    船橋駅周辺の公共アートについて記事にした前回につづいて、駅構内の「公共アート」もご紹介します。ローカルな話題で恐縮ですが、後半、何とか英国の話題につなげることに成功しました!「さざんかさっちゃん」像。写実的な半身像と、かわいらしいマンガキャラクター像の変わった組み合わせが謎めいたブロンズ像です。JR船橋駅と建物を共有する東武鉄道の敷地内にあります。管理するのは、設置にもかかわった東武デパートだそうです。さっちゃん像の周辺は長年、待ち合わせ場所として親しまれています。さざんかさっちゃんって誰?昔から気になっていました。調べました!渋谷のハチ公のようにこの場所に関係のある実在の人物ではなく、進学困難なおもにひとり親家庭の子供を支援する地域独自の募金活動のマスコットとして作り出された架空の女の子、みたいです。(...善男善女の浄財を子供たちの支援に使う地域の取り組みと小銭の始末

  • 定番は子供と裸婦?地方都市の公共アートの必然性

    JR船橋駅、北口前広場の巨大な石彫アート作品です。ハトと幼児。子供を性的な対象としてみることにつながるかも…と幼児の裸体像を見て居心地の悪い思いをする神経質な欧米人はけっこういるかもしれません。ヨーロッパでは見かけない対象です。この作品はほほえましい雰囲気を作り出すことに成功していますし、写実性が低く漫画っぽい表現、むきだしなのはかわいいお尻だけ。ぜんぜん問題なさそうです。ただ…そう言われてみると子供の裸の必然性が気になる人も出てくるのではないでしょうか。もしかすると問題視する人がいるかもしれない「アート」を無邪気に駅前広場に設置する日本人はちょっと…のんきなのかもしれません。それに、なぜここにアート性は低そうな、それでもかわいいと思う人も一定数いそうな裸の子供たちの像が…?そもそも、ヨーロッパにはアーテ...定番は子供と裸婦?地方都市の公共アートの必然性

  • 久しぶりのお気に入りバーガーショップ、思いのほかの高級感

    都内の大学街のハンバーガーチェーン店、モスバーガーで友人と昼食を食べました。数ある日本のファーストフード・チェーンの中でもおいしさで群を抜く(私個人の感想)モスバーガーの懐かしい特徴は…注文が入ってから調理すること、食材を提供する生産農家の氏名が明記されていることなどのほか…バーガーが紙袋に入って出てくること!モスバーガーだけのことではないのかもしれませんが。ガサガサ音のする張りのある紙です。40年近く前はお総菜屋さんでコロッケを入れてもらうような柔らかい紙の袋だった記憶があります。そして「袋から出さずにおめしあがりください」と印刷されていました。「袋から出さずにどうやって食べるのー」と、当時1人でウケていましたっけ。そう、袋の中に入って(顔を袋に突っ込んで)食べるのです。手がトロトロあふれ出るソースで汚...久しぶりのお気に入りバーガーショップ、思いのほかの高級感

  • 日本のネコ、英国のネコ社会に根差した保護活動

    「うちのネコ、よそのネコ」番外編。「猫カフェ」に行きました。飲食の提供はなく、雑種ネコたちとのふれあいの場所を提供する有料のくつろぎスペースのような「保護ネコ」施設です。15年ほど前に世界的に有名になった、主に純血種のネコたちを侍らせて飲食できる日本のもともとの「猫カフェ」も、今でもあるようですね。かつてほど話題にはなっていないみたいですが。マンチェスターでも10年ほど前に鳴り物入りで開店した「キャット・カフェ」、数年後にひっそりと廃業しています。ところで、日本にはノラネコとノラネコたちにエサをやる優しい人たちが多いですね。実家から徒歩15分ほどの広大な公園は、20年ほど前にはノラネコがいっぱい。ネコ好きがネコを見に来る地域の名所的存在でした。(ネコの捨て場としても知られた負の一面もありました)しばらくし...日本のネコ、英国のネコ社会に根差した保護活動

  • お正月が終わった週末明けに思う日本の祝祭日の多いこと…

    キリスト教圏の「年末年始」は昨日6日、エピファニーで終了です。写真はそれと無関係、昨日友人と待ち合わせした、あの国際観光地、浅草界隈のスカイツリーのある風景…他です。今年は週明けと重なり、日本でも仕事始めの人が多かったでしょう。年末に、高齢の父につきそって行ったデパートのダイアリー、カレンダー売り場です。用途に応じて種類が豊富、機能性がすぐれていてしかもお手頃!買うつもりがなかった私も欲しくなりました。でも、「祝祭日」の日付が赤で記されている日本のカレンダー、ダイアリーは日本国外で生活する私には不都合すぎて…けっきょく買いませんでした。大安や仏滅など私には不要な情報の記載は気になりませんし、日本の祝祭日を知っておくのも何かの役に立つかもしれませんが、とにかく赤い日付は混乱のもとです。日本には祝祭日がめちゃ...お正月が終わった週末明けに思う日本の祝祭日の多いこと…

  • 久しぶりの日本のお正月、期待はしていなかったものの特別感はあまりなし

    20数年ぶりの日本のお正月が、あっけなく終わりました。写真は、英国では珍しい「パイロンpylon(高架線鉄塔)のある住宅街の風景」です。林立するパイロンは電線が極端に少ない英国に住む私には珍しく、青空や夕日に映えて美しく思われます。英国では現在、より安定した電力供給のためシンプルな純白の「Tの字」型パイロンを海岸沿いや丘陵地などに建設する計画がたちあがり、環境/景観保護団体の反発を買っています…都市近郊の住宅街にパイロン…手つかずの自然の風景を脅かすよりずっといいと思います。お勤めの人にはこの週末も三が日の延長感覚かもしれませんね。英国の年末年始の公休日はクリスマス(12月25日)と翌日のボクシングデイBoxingDay、そして元日NewYearsDayのみ、1月2日からすでに通常運行ですが、クリスマス前...久しぶりの日本のお正月、期待はしていなかったものの特別感はあまりなし

  • 新年の神社の楽しいお祭りに行って考えてみた日本人の宗教へのかかわり方

    明けましておめでとうございます。日本の実家で静かな新年を迎えました。大みそかは「紅白歌合戦」が終わるころテレビをつけて、新年へのカウントダウン番組を英国の自宅にいる夫と見ました。年が改まる瞬間を私とすごしたい、という夫が英国よりも9時間早い日本の年明けにつきあってくれたのです。(私たちは、ディスコードDiscordというビデオチャット・アプリケーションを家族の通信に使っています)夫が「もうすぐだぞ」と言ったあたりで、私のあずかり知らぬところで盛り上がっていたにぎやかな紅白歌合戦が終了、「ゴ~ン…」という荘厳な除夜の鐘の音とともにテレビの画面がどこかの由緒ある山寺の山門のシーンに切り替わりました。「なんだなんだ?」といぶかる夫に除夜の鐘のコンセプトを説明しているうちに、全国各地の神社仏閣に初もうでに詰めかけ...新年の神社の楽しいお祭りに行って考えてみた日本人の宗教へのかかわり方

  • 年内ギリギリ、日本からお届けするストックポート日報、第ー報です

    12月初めから日本にいます。ストックポート日報創刊10年目の2024年のうちに何とか投稿更新がかないました、ごぶさたしています。日本での年末年始は...20数年ぶりです。夫と、当時男の子だった娘と一緒に3週間、滞在したことがあります。実は、去年と一昨年にも2回にわたりそれぞれ2か月以上の長きにわたって日本に滞在しました。その時は更新する気が起りませんでした。クリスマス、新年を夫と離れて過ごすのは初めてです。離れて初めてありがたみを実感する夫の存在、この時期、特にはなればなれは堪えます。滞在中に、日本国外を終の棲家と定めた私の目から見た日本...というか英国と日本の違いですね!また、私がかつて住んでいた頃、30余年前の日本と現在の日本の違いについて等思いついたことを少しずつ記事にしてみるつもりです。英国の家...年内ギリギリ、日本からお届けするストックポート日報、第ー報です

  • 久々に見つけたダミー警官、なんだか場違いなマンチェスターの表玄関

    マンチェスター・ピカディリー駅コンコース内の文具店/コンビニエンスストア、WHSmithの入り口に立つ...等身大の厚紙切り抜き「ダミー警官」新作発見。「シリーズ化」を決めたほどのこだわりテーマでしたが、最後の発見は4年も前でした。その時の記事のリンクです☟久しぶりに見たダミー警官、似つかわしくない普通のスーパーでニコニコ警備。それでも不思議な存在理由こわもて、むっつり、にこやか、さわやか...過去に見つけた「ダミー警官」総集編写真を見ていただけます。上の記事では「ダミー警官が警備するのは、万引き対策に大勢のスタッフを配置するのが難しそうな、一般的に経済的に余裕のない客層の安売り量販店」...と決めつけています。...が、このダミー警官がにらみをきかせるのは、老若男女貧富を問わずあらゆる階層の人々が利用す...久々に見つけたダミー警官、なんだか場違いなマンチェスターの表玄関

  • 最近のマンチェスターの写真と、私の家の年末年始事情、その他とりとめのない懐古話

    マンチェスターのクリスマス・マーケットに行った時に撮った、マンチェスターのショッピング・エリアの写真です。年末恒例、来年1年分の石鹸をフランス人のおじさんから買う以外、クリスマス・マーケットでほしいものは別にありません。クリスマスプレゼントの定番、夫の靴下を編むための毛糸を買った後、個性的な雑貨やおしゃれな古着などが買えるおなじみのノーザン・クオーターNorthenQuarterをみてまわりました。夫はそもそも、目的の品物や店もないのに無計画に歩くのが大嫌いです。私も、ある年齢に達してからは「物欲」なるものが消失し、それでも必要ないものまで見ていると欲しくなってしまうこともある「ウィンドー・ショッピング」は極力、避けています(ただし、旅行先などいつも行かない場所では2人ともお店をみてまわるのも観光として楽...最近のマンチェスターの写真と、私の家の年末年始事情、その他とりとめのない懐古話

  • 人に愛された強い記憶のある愛情深いネコたち、手放されるようになった事情はいろいろ

    ストックポート【ネコ】週報です。毎週恒例の、ネコ保護施設でまた「ネコに話しかける」ボランティアをしました。住宅地の裏側に広大な牧草地が広がるド田舎のただなかにあるストップフォード・キャット・レスキューStopfordCatRescueというチャリティ団体の、ネコ保護施設です。ダイヤル式のカギを開けていつもの時間に入った私を、人懐こいネコたちがわらわらと迎えてくれました。運営する女性には会いませんでした。自宅の飼いネコを獣医にみせるために夕方まで来られなかったためです。今回長く膝にのってくれたのは薄いジンジャー色の華奢で小ぶりな体つきのメスのマーヤです。やわらかい毛並みが心地よく、いつまでも撫でていたくなります。「いい気持ちスポット」にヒットしてからは「もっとそこを集中的に掻いてほしい」と身体を私の手に押し...人に愛された強い記憶のある愛情深いネコたち、手放されるようになった事情はいろいろ

  • 活躍の場が増えている、疑問も多い...さまざまな種類の介助犬

    クリスマスツリーにみたてた「クリスマス・ジャンパー」を着たイヌ。書店の入り口前に腰を下ろしている飼い主に声をかけて写真を撮らせてもらいました。クリスマス飾りが華やかな11月末にクリスマスショッピングをしているこの男性がショーツ(半ズボン)姿なのは気にしないことにして...イヌの名前は聞いたけど忘れました。メスの、リトリーバーとダックスフントの驚きの混血!!だそうです...が、それは今回どうでもいいです。ソーセージ体型ではないものの、ずんぐりむっくりしています。そう言えば、顔付きがダックスフント?「SERVICEDOG」と記されたハーネスをつけた、「介助犬」です。ただし、「SERVICEDOG」ハーネスはアマゾンでもー般のペットショップででも誰でも買えます。介助犬の代表格の盲導犬は訓練機関が発行した正式な認...活躍の場が増えている、疑問も多い...さまざまな種類の介助犬

  • 今やストックポートは国際都市!英国で自由を楽しむ難民移民が故国をしのぶ移民経営の食品店

    厳しい寒さの数日の後おだやかな週末を過ごせました。昨日、月曜日はまた少し気温が下がりました。ストックポート、タウンセンターのにぎやかなショッピングエリアから少し離れた通りでみかけた南国の果実...マンゴーと、濃いピンクの果肉が少しはぜてのぞく硬い殻の木の実...アーモンドかな、と店の人に聞いたらイラン産のピスタチオだそうです。地面から拾った時のギンナンのように果肉がついているのを見たのは初めてです!(ギンナンみたいに臭くありません)中央アジアや中近東の果実ザクロに...初めて目にした実物のクインスquince。ポルトガル語由来の日本語で「マルメロ」だそうです。原産地はイラン。スッカスカして生でたべてもまずいそうです。ジャムや果実酒用とのこと。白い果肉を煮つめると半透明の赤いゼリー状に固まり、煮崩すとジャム...今やストックポートは国際都市!英国で自由を楽しむ難民移民が故国をしのぶ移民経営の食品店

  • やっぱり行った、恒例のマンチェスター・クリスマス・マーケット、今年は異例の師走前

    年末恒例、マンチェスターのクリスマスマーケットtheManchesterChristmasMarket(以下、MCM)に行きました。晴天の冬の日、青い空が美しい1日でしたが...11月には異例の3日続きの厳しい寒さでした。今日あたりからまた気温は上がるようです。寒い平日の午後ですが、けっこうな人出でした。各国料理の出店がならぶ、お昼休みの時間帯のエクスチェンジ・スクエアExchangeSquareです。☟詳しい説明をのせた去年の記事です☟今年も買ったフランス製の石鹸、マンチェスターのクリスマス・マーケットでバス路線多数のターミナルが集結、トラム(市電)の駅もあるマンチェスターの表玄関ピカディリー・ガーデンズPiccadillyGardensは飲食店に特化したエリアです。それも、外国の「ストリートフード」に...やっぱり行った、恒例のマンチェスター・クリスマス・マーケット、今年は異例の師走前

  • 寒すぎて、外でネコと座るのはあきらめた終日霜の残る美しい冬の日にネコと過ごした数時間

    昨日はこの冬、ー番寒い1日でした。夜明け前は気温がマイナス4℃まで下がったようです。早朝、外の景色はどこも霜をかぶって白銀の世界でした。日中最高気温は5℃前後、それでも日かげの水たまりの水は日暮れまでこりっぱなしでした。おなじみのネコ保護施設での短時間のボランティアに行ってきました。午後も2時をすぎているというのにネコ保護施設のボーボーと茂った草は凍り付いてカチカチです。ネコと座って話をする恒例籍は氷の椅子のように冷たかったのですが、暖かく着込んできたので5分ほどがんばって座ってみました。3匹のネコが、通過儀礼のように私の膝の上を通り過ぎていきました。一瞬すわったネコもいました。やっぱり寒いので、ガタガタの木の板壁のあばらや屋内に入りました。ネコの多くは暖かい室内で、居室を与えられているネコたちはホットカ...寒すぎて、外でネコと座るのはあきらめた終日霜の残る美しい冬の日にネコと過ごした数時間

  • 景気の悪い通りの店じまいしたゲームショップの跡地に開いた新コンセプト、「ゲームカフェ」とは?

    2週間前の土曜日にストックポートのタウンセンター...有数の不景気な「シャッター街」、PrincesesStreetni用事があって行きました。以前、コンピューター・ゲームショップだった店舗に、「ゲーム・カフェ」なる興味深いビジネスが店開きしていました。週末だけあってそこそこ繁盛していました。許可を得て取った写真です。昨年、そのゲーム店が閉店投げ売りセールをしていたのを通りがかりにみつけ娘と入ってみた時に、ゲームソフトの売り場が劇的に縮小、ゲームキャラクターのライセンス商品と、普通のおもちゃにおもな売り場スペースが割かれていたことに驚きました。子供たちが小さかったころはよく行った店の10年ぶりぐらいの来店でした。スマートフォンにダウンロードしたゲームやインターネットゲームが主流の今、ゲームソフトはあまり売...景気の悪い通りの店じまいしたゲームショップの跡地に開いた新コンセプト、「ゲームカフェ」とは?

  • まだ11月、クリスマスの準備が整うタウンセンターでクリスマスの喜びを享受できない子供に思いを寄せる

    ストックポート、タウンセンターです。あらら、生木のクリスマスツリーは12月になるまでおあずけだ...みたいなことを先週書いたのですが、もう特大のが据え付けられています。こんなに大きく成長した生きた木をたった2ヶ月飾るために伐採して枯れさせるなんてもったいないです。1月6日まで2か月も保つのか疑問です...保つんでしょうね。国道A6沿いのマージー・スクエアMerseySquareです。ショッピングセンター、マージーウェイMerseywayの入り口から撮りました。マージーウェイ、内部です。マージーウェイの通路には毎年おなじみになったギビング・ツリーtheGivingTreeがたてられました。クリスマスの朝にプレゼントをもらえない恵まれない子供たちがいます。子供たちにプレゼントをあげすぎていることを自覚している...まだ11月、クリスマスの準備が整うタウンセンターでクリスマスの喜びを享受できない子供に思いを寄せる

  • ネコとの会話のボランティア、やりがいがあって楽しそうなネコ保護活動の悲しい一面

    ネコの保護施設でのボランティア、先週に引き続き2回目です。運営女性はいなかったのでダイヤル式のカギをあけて、敷地内に入り定位置の椅子に座りました(寒い)。わらわらと人懐こいネコたちがよってきました、が、今回、膝にのるネコはいません。前回の膝の友、アーネイはネコ宿舎の床暖房の上でぬくぬく丸まって寝ていました。しばらくして運営女性のヴァンのエンジン音が聞こえてくるとネコたちはいっせいにゲートのほうに走っていきました。世話をしてくれる人が来るのがよっぽど嬉しいのでしょう。運営女性は、金網の外の「定住野良ネコグループ」の病気の老ネコにやるつもりで新鮮な鶏肉を買いに出ていました。獣医さんに「もうあまり長くはない」といわれたそのネコを安楽死させるかわりに住み慣れた小屋で静かに息を引き取らせるつもりで連れ帰ったのだそう...ネコとの会話のボランティア、やりがいがあって楽しそうなネコ保護活動の悲しい一面

  • はじめて見たフランス版第一次大戦終結記念行事!英国では二日連続...重々しさがケタ違い

    昨日、11月11日は第一次世界大戦のアーミスティス・デイArmistisDay(停戦協定締結記念日)でした。参戦した欧米各国が厳粛な戦没兵士追悼行事をとりおこなったはずです。写真は、昨日の午後3時48分、郊外のスーパーマーケットの駐車場で右(西の空)から左(東の空)へぐるっとまわって撮った夕暮れ風景です。紫がかったオレンジ色の雲がまたおなじみのサハラ砂漠の砂塵雲Saharandustcloudsかな、と思って調べたのですがMETOffice(気象庁)の発表は見つかりませんでした。英国のリメンブランス・サンデーRemanbranceSunday(あるいはレッド・ポピーデイRedPoppyDay)は、毎年11月11日にいちばん近い日曜日があてられます。今年はリメンブランス・サンデーの翌日(月曜日)がアーミステ...はじめて見たフランス版第一次大戦終結記念行事!英国では二日連続...重々しさがケタ違い

  • クリスマス前の浮かれ切った雰囲気に克をいれる、戦没兵士を悼む厳粛な日

    昨日、11月10日はリメンブランス・サンデーRemembranceSundayでした。毎年、第一次世界大戦が終結した11月11日(1918年)に一番近い日曜日、レッド・ポピー・デイRedPoppyDayとも言われます。午前中に英国全土とコモンウェルス、旧植民地の第一次、第二次大戦その他の紛争の戦没者を追悼する厳粛な式典があります。軍関係者、王室メンバー、政府の要人、退役軍人などなどのものすごい数の人々が軍礼装や黒服でロンドン・セニタフ(戦没者慰霊塔)に集まって、赤いポピーの花輪をささげ、11時の黙とう、礼拝、長い長いパレードがあります。一部始終がテレビ放送されます。これが終わると、「さあっ、クリスマスだ」と国中が公然と浮かれ立ちます。いえまだ1カ月半以上先なのですが...ほんの10年ほど前までは、この日が...クリスマス前の浮かれ切った雰囲気に克をいれる、戦没兵士を悼む厳粛な日

  • ネコの幸福にわずかながらも貢献...ネコを愛する人たちが作り上げたネコの天国(見た目はちょっとゴミ屋敷)

    「保護ネコ施設」のボランティア初日です。前回記事のリンクです☟うちのネコ2匹を見つけた懐かしの保護センターと手放さざるを得ない昨今の驚きのペット事情施設の周りの牧場のウマ、ヒツジの写真をところどころ挿入しますこの施設を運営している女性が1時間半ぐらい買い物に行っている間、ネコとのお留守番をまかされました。役目は「ネコに話しかける」です。暖房の効いた「ネコ宿舎」の中にいてもいいのですが穏やかな日でしたので、屋外のプラスチック製の肘掛椅子に座りました。なつかしいポップミュージックを流し続けるラジオをかけてくれました。ネコが次々とやって来ました!感激です。どのネコも私の膝に上がりたそうでした!早い者勝ちで、小柄なクロネコ、アーネイが膝席を獲得。前回来た時に膝にちょっとのあいだだけ載ってくれたヨレヨレの毛並みの高...ネコの幸福にわずかながらも貢献...ネコを愛する人たちが作り上げたネコの天国(見た目はちょっとゴミ屋敷)

  • 秋深し、世界の動向を左右する合衆国の大統領選選挙戦と早すぎ!のん気な英国のクリスマス商戦

    10月31日のハロウィーン終了後、商業施設がクリスマスの飾りつけをはじめます。11月からもうクリスマス気分...!早すぎです。(うんざり)以下写真は、私がボランティアでお手伝いをするチャリティショップ、オックスファムのはしゃぎすぎのクリスマス飾りとクリスマスプレゼント用の商品(寄付品)です。レトロなストリーマー(吹き流し飾り)は寄付品です。11月5日(火曜日)夜が長い英国の晩秋の訪れを自覚させるボンファイヤ・ナイトでした。日本語で「かがり火の夜」と訳されているはずです。写真は、真っ暗な夕方5時過ぎ...高級住宅街の歩道はジョギングの人でいっぱいです。ボンファイヤ・ナイトは、日没後に地域の公有地に焚かれた巨大なたき火の周りに人々がわらわらと集まって飲み食いしたり盛大な打ち上げ花火が上がるのを見物する英国の....秋深し、世界の動向を左右する合衆国の大統領選選挙戦と早すぎ!のん気な英国のクリスマス商戦

  • うちのネコ2匹を見つけた懐かしの保護センターと手放さざるを得ない昨今の驚きのペット事情

    保護ネコセンターでボランティアをすることに決めました。場所は、4年まえ、ロックダウンのさなかにわが家の2匹の母子ネコ、リヴィーとティブをもらい受けた地元の慈善団体です。この施設を運営している女性に連絡すると、「ネコ施設」に顔を出すように言ってくれました。私のことや、うちの2匹のネコのこともおぼえていてくれました!住宅街をクルマでたったの13分、家並みが途切れたあたりからジャーン!というかんじで田舎風景が突然始まります。懐かしい「ネコ施設」は4年前と変わらず、牧場に囲まれた舗装されていない細いー本道にありました。となりは、かなり繁盛しているらしいケネル&キャトラリー(イヌネコのホテル)です。イヌの吠え声がひっきりなしに聞こえてきます。前回、この場所に行った時の記事です☟リヴィーと子ネコ時代のティブを最初に見...うちのネコ2匹を見つけた懐かしの保護センターと手放さざるを得ない昨今の驚きのペット事情

  • ネコたちの規則正しい食事時間にも影響あり!年に2度、時間が変わる煩わしい季節の変わり目、年中行事

    日曜日と月曜日の午前10時半から11時ごろにかけて、うちのネコ2匹の「おひるごはん要求デモ行為」が激化しました。仲良く母息子ペアでうちにやってきたリヴィーとティブですが、ティブの成長につれてお互いの存在が癇に障り始めたようです。日中ほとんど行動は別です。顔を合わせて「フーッ」「シャーッ」といった親子口論もしょっちゅうします。ただ、お気に入りの寝場所は偶然ー致しているようです。今日の写真はそんな2匹の同じ空間を分け合う寝姿です。私より遅く起きる夫が雑にベッドメーキングをした後すぐにベッドを占領します。私はホテルのようにビシーッと寝具を整えてベッドカバーを枕の下に折り込むのが好きなのですがネコに居座られるとそれができません。冬の寝具の手入れも途中で中断です。...おひるごはんの件です。私のうちのネコのエサやり...ネコたちの規則正しい食事時間にも影響あり!年に2度、時間が変わる煩わしい季節の変わり目、年中行事

  • 確信がもてたキノコの正体、成長しきったその後の姿

    多種多様なキノコがニョキニョキ生える、道路の車道と歩道を分ける分離帯のようなグリーンエリア!妖精が躍る、神秘的な森の中でひそやかに育つものだと勝手に思い込んでいたベニテングタケflyagaricらしきキノコについてたったの2日前(火曜日)に投稿した記事のリンクです。☟(投稿した写真は月曜日に撮りました)住宅街の歩道わきで発見、これがまさかの水玉模様の赤いカサ持つ幻想的な毒キノコ!(あまり期待されているとも思えない...)続報です!翌日(火曜日)、再訪してみたら...右側は無残に粉砕、左側は...ー晩でしっかりとエの部分がのび、ベニテングタケらしくなっていました!(上にリンクを貼った、前回記事の写真と見比べてください)赤ちゃんタケのまるで「鹿の子絞り」のようだった密で中央が盛り上がっていて白い斑点も、「キノ...確信がもてたキノコの正体、成長しきったその後の姿

  • 吹きだまった落ち葉と紙吹雪、結婚式のシーズンでもある秋

    町の中の紅葉がきれいです。ストックポート・タウンセンターのセント・ピーターズ・スクエアSt.Peter'sSquareの、色とりどりの吹きだまった落ち葉です。落ち葉の吹き寄せ、風情があります。しばらくたつと、町中で雨に濡れた落ち葉が地面に貼りついてヌルヌルになり、すべって転んで大けがをするお年寄りが出て問題になります。「歩きスマホ」の若者もすべって転ぶでしょう。ところ変わって、ストックポート市庁舎StockportTownHallの、国道A6に面する白亜の正面ファサードです。徒歩で前を歩いて来て気がつきました。ウェディング・コンフェッティweddingconfettiの吹き寄せ!ウェディング・コンフェッティとは、伝統的にはベル、ハート、蹄鉄の形の金平糖の色の細かい薄紙で、結婚式を終えて教会を出てきた新郎新...吹きだまった落ち葉と紙吹雪、結婚式のシーズンでもある秋

  • 住宅街の歩道わきで発見、これがまさかの水玉模様の赤いカサ持つ幻想的な毒キノコ!

    昨日の午後、ストックポート・タウンセンターに買い物に行って、久しぶりにバスで帰りました(行きは、運動のために45分歩きました)帰り道に例の「キノコ群生スポット」をとおりかかったら...「うおおおお」と声を出さずに咆哮しました。ー生にいちどでいいから、見てみたいと渇望していた「ベニテングタケflyagaric」(に見える)白いボツボツのある赤いカサのキノコが生えていました。行きも歩いて通ったはずですが気がつきませんでした。前回の多種キノコ目撃スポットと同じ場所です。「誰かがキノコの菌の詰め合わせでもこの場所にばらまいているのでしょうか」といいかげんなことを書きましたがあんがい当たっていたかもしれません。(まさかね)夢中で写真を撮りました。全くあてにならない、美しい「キノコ識別カード」の出番です。カードのイラ...住宅街の歩道わきで発見、これがまさかの水玉模様の赤いカサ持つ幻想的な毒キノコ!

  • 秋の美しい紅葉の住宅街、昔ながらの個人商店が並ぶ通りの汚辱の壁!

    天気のいい週末の午後、「昔ながらの」荒物屋hardwearshopに買い物に行きました。「アマゾンで買えば?」と言っていた夫もついてきました。インターネットで商品名を検索すると、クルマで数分の場所にある個人商店に在庫があることがわかり、足を運びました。地元のビジネスをサポートしなくては!「商店街」とはいいがたい、高級住宅地を抜ける、古い教会とバス通りにぶつかる角に由緒のあるパブのある、その名もチャーチ・ストリートという通りにいくつか店やテイカウェイ・レストランがポツポツ並びます。クルマはわきの通りに停めました。高級住宅街は駐車しやすいです。庭の広い邸宅は長い生け垣が続きますので門の前をふさぐことも角を曲がってくるクルマの視界を遮ることもなく駐車できます。20年前にいちど買い物をしたことのある、家族経営の荒...秋の美しい紅葉の住宅街、昔ながらの個人商店が並ぶ通りの汚辱の壁!

  • 眺めのいい屋上駐車スペース、上空を見て足元を見る

    ほぼ毎週、ストックポートタウンセンターにあるスーパーマーケット、アスダAsdaに買い物に行きます。アスダの大きな店舗は3階の高さにあります。私たちはいつも立体駐車場の、3階にあたる屋上階にクルマをとめます。眺めがバツグン。同じ高さにある丘の上のセント・メアリーズ・チャーチと坂の途中に並ぶオールド・タウンの古い建物が見えます。丘のふもとから広がる林の紅葉も見事です。すぐ真上をマンチェスター国際空港に(この方向だとたぶん...)着陸する飛行機が数分ごとに飛行します。トリの群れが次々と形を変えながら飛行機を追うように上空を横切っていきました。高度はだいぶ違いますね。天候や風の強さによるのでしょうか、機体に書かれた航空会社のロゴが読めるほど低く飛ぶこともあります。晴天の真冬日には鮮やかな飛行機雲が青空を切り裂くよ...眺めのいい屋上駐車スペース、上空を見て足元を見る

  • 健闘している町の商店街、こだわりのお肉屋さんと町の振興の秘訣

    5週ごとの火曜日に、私と娘は日本式の「ハンバーグ」を食べます。ここ数年、5週間ローテーションで曜日ごとにきめてある夕食メニューのシステムに従っています。献立に悩まなくて楽ちんです。ハンバーグの日には高級住宅地にある商店街のお肉屋さんで牛ひき肉を買います。ショーウィンドウには肉のディスプレイがー切ありません。地元産の放し飼いタマゴ、調理ソース、フライドチキンの持ち帰り箱(合衆国の旗デザイン)など抽象的なアピールです。店内の冷蔵ケースは、加熱するだけで食べられる半出来合いの肉料理、ソーセージやポーク・パイなど伝統的なお肉屋さんの自家製品のディスプレイに使われています。ディスプレイされている肉はステーキ用やロースト用などなどごくわずか。必要なものは注文して背後の大きな冷蔵庫から出してもらうようです。ひき肉500...健闘している町の商店街、こだわりのお肉屋さんと町の振興の秘訣

  • ウシもいればタマゴに花の苗も売るおなじみの、住宅街のど真ん中の牧羊農家

    うちからクルマで約10分、新興住宅街の中の農地にのんびり草を食むウシとヒツジを見かけました。何度もストックポート日報に載せているこの放牧地では、冬に雨が降り続くと広大な水たまりが出現する、フラディングfloodingという美しい自然現象がみられます。floodingには河川の氾濫を意味する「洪水」と言う意味もありますが、ここでは単に「冠水」と言う意味です。水が農地から出ることもなく(農地の持ち主はイヤでしょうけど)農作物が育っているわけでもないですし実害は少ないのではないでしょうか。天気の良い日には水面が空の青さを映しキラキラ光ってとてもきれいです。上の写真の手前には、おそらく農地の持ち主であろう農家の入り口があり...ここ数年は、いつ通っても無人販売スタンドが店開きしています。放し飼いタマゴfreera...ウシもいればタマゴに花の苗も売るおなじみの、住宅街のど真ん中の牧羊農家

  • 先祖が住んだ熱帯の森を知らずにストックポートで生涯を終える南国のトリ、壁画の殿堂入り

    ストックポートのショッピングセンター、マージーウェイMerseywayの外壁の...最近、完成したモザイク画のミューラル(壁画)です。そばによってみるとビックリ、すべてビンのプラスチックのフタを使った廃材利用です。ー般からプラスチックのフタの寄付を募っていたアーテイストが、このそばの空き店舗のショーウィンドーいっぱいに、集まったフタを色ごとに透明な箱に詰めディスプレイしていましたっけ。てっきり、溶かして立体造形にでも再成するんだと思っていました。フタそのままのモザイク画とはエコロジーを意識した斬新なアイデアです。モチーフはストックポートの野生動物(動物のリアルな描写と比較してマンガっぽいキノコの装飾性が疑問ですが!)。アカギツネ、アナグマ、サギ、ハリネズミ、カエル、カワセミ、ハト、アカゲラ、ケストレル(タ...先祖が住んだ熱帯の森を知らずにストックポートで生涯を終える南国のトリ、壁画の殿堂入り

  • 公園の池で見かけた派手な夫と地味な妻のオシドリ夫婦、生態の現実にいささかガッカリ

    近所の広大な公園、ブラモル・パークBramhallParkに行きました。コンピューターシステムの不具合で無効になった処方箋の再手続きに診療所に行った夫に、散歩がてら付き合いで出てきました。ついでに回り道して、パークまで足を延ばすことにしました。坂下のパーク正門わきの林道から入って...小川の水が流れ込む人口の池に出ました。今日の話題は、ブラモル・パーク名物(だった)オシドリMandarinduckです。10年以上前には地元の新聞に写真が載り、きわだつ美しさがちょっとした評判になりました。行くたびに誰かが写真を撮っていましたっけ。その時は2羽ぐらいしか見なかったはずです。...数年後にはかなり数が増えていて、注目を浴びることもなくなりました。現在は、見かける時もあれば見かけない時もあり、ー時より数は減ったか...公園の池で見かけた派手な夫と地味な妻のオシドリ夫婦、生態の現実にいささかガッカリ

  • 秋を彩る紅葉と、交通事情にマッチしたおかしな形状の木々

    この季節になると毎年のせている、通りの紅葉の写真です。天気がいいので、近所の商店街の郵便局まで歩きました。暖かい日でした。半そでのティ―シャツの上に手編みのセーターを着て20分も歩くと汗をかきました。ジョギングする人、イヌを散歩させる人がいっぱいの土曜日の朝です。この、エスプレッソ・コーヒーを売るヴァンはいつもこの場所で営業しています。犬の散歩中の人など常連客がいて、すごく繁盛しているようです。foodvanとかcateringvanとか呼ばれるこのタイプの移動式の食べ物やさんは、オフィス街や工場の近くあるいは大きな公園や海岸の近くでよく見かけます。バーガーや、フィッシュ&チップスなどを売ることが多いのですが、「住宅街でコーヒー」は意外な需要な気がします。すぐそばに家があって、帰ればタダでインスタントコー...秋を彩る紅葉と、交通事情にマッチしたおかしな形状の木々

  • 子ヒツジのような珍しいイヌ、値段が驚きの希少犬!

    ひさしぶりにイヌの話題です。ボランティアでお手伝いしているチャリティショップ、オックスファムのマネージャーが「店の外に6,000ポンド(約110万円)のイヌがいる」と言うので、仕事を放棄して見に行きました。べドリントン・テリアBedlingtonterrierのイズィ、8歳です。クリクリの巻き毛が指に絡みます。店の外のテーブルに並べたペーパー・バック(文庫本)を買おうと飼い主がイズィを連れて中に入ろうとしたらマネージャーが止めました。「イヌは入れませんので外につないで入ってください」と。そうしたら「外においておくことはできない、このイヌは6,000ポンドもするのだから」と言ったそうです。パンデミック以来、高価なイヌの盗難が頻発しています。べドリントン・テリア、初耳です。非常に希少で、近年人気が急上昇中の英...子ヒツジのような珍しいイヌ、値段が驚きの希少犬!

  • 食べてもだいじょうぶそうな、おいしそうな見かけの野生のキノコ、住宅街のただなか

    4日前に通りかかった、近所の通りの...なんと言うのか、歩道と車道を分ける芝地の分離エリアのような場所に..キノコがにょきにょき生えていました。種類はいろいろ。庭の飾りの木彫りのキノコのようなどっしりした風格です。以前キノコに関する記事にしたのと同じスポットです!キノコの種類は違います。不思議です。誰かがキノコの菌の詰め合わせでもこの場所にばらまいているのでしょうか。(まさかね)記事のリンクです☟とり放題?身近なキノコ...死の危険と隣り合わせのキノコ狩りそばの別の「分離帯エリア」には浅く縦横に切り込みを入れたような模様の丸っこいキノコがちょんちょんと点在。やはり気になるのは、食べられるか否か。英国内で「毒キノコ」認定されているのは10種類以下、多くは希少種で、キノコに当たって死ぬ危険度はかなり低いそうで...食べてもだいじょうぶそうな、おいしそうな見かけの野生のキノコ、住宅街のただなか

  • まだ残っている庭のリンゴ!消費を進めるとっておきの簡単レシピ、英国のリンゴのお菓子の決定版

    秋の冷たい霧雨に寂しく濡れるリンゴの木です。これは昨日、秋晴れの清々しい青空の下日光を浴び、活力をみなぎらせるリンゴの木です。高い位置にまだいくつかリンゴが残ります。今日はまたしつこく、収穫したリンゴの使い道です。イングランドでリンゴの焼き菓子と言えば、アップル・クランブルapplecrumble!最も権威あるお料理ウェッブサイト、BBCGoodFoodのレシピです。オーブンは190℃。調理用リンゴの代表格、巨大なリンゴ、ブラムリー・アップルBraleyappleを575グラム(剝いて芯をとって薄切りにしたもの)指定ですが、無視。うちの庭のコロンとかわいいライムライトは小さくて、切って剝いて芯をとるのがめんどくさい!四つ切りにして、果肉の断面が赤く変色するのを防ぐため、かなり濃い目の塩水に放り込んでいきま...まだ残っている庭のリンゴ!消費を進めるとっておきの簡単レシピ、英国のリンゴのお菓子の決定版

  • ネコのハゲあとと植物の生存欲にみる、季節の変わり目、自然の神秘

    息子ネコ、ティブの背中ハゲ問題は...ほぼ、解決しました。晴天のー昨日撮った写真です。はげていた部分に、まだ短いので段差がありますがみっしりと毛が生え戻っています。そして毛の短いはげていた部分には、濃いグレーの被毛に混ざって生え始めた白い短い毛がちらほら見えています。寒い冬にそなえてなのか、フェルトのような短い毛が長めの毛の根元に生え始めているようです。二重の防寒構造?ほかの部分の毛をかき分けても似たような現象が見られます。元ハゲ部分は毛が短いから目立つのです。ここ数日、庭中に大量に飛来してくるシカモアsycamore(セイヨウカジカエデ)のタネをのせてみました。しばらくこのまま、じっとしていました。となりの家をはさんで左側には、1日に3回だけ貨物列車が行き来する線路があります。野生動物の生息地であり樹齢...ネコのハゲあとと植物の生存欲にみる、季節の変わり目、自然の神秘

  • かやぶきコテージ裏の静かな雑木林の小道、ちょっとした郷土史のー部

    紅葉がすすむ閑静な住宅街です。駅、診療所、図書館そして商店街のあるバス通りと(ほぼ)平行に走る通りです。.バス通りに抜ける近道のひとつが、このベンジャ・フォールドと言う......3本に分かれた小道です。左端は...行き止まりに高級老人ホームがある、ー車線の車道です。(対向車をやり過ごすための退避スペースがあります)モデルルームへの案内に熱心です。右の道は選挙の投票所にも使われる「スカウト・ハット」で行き止まり。そしてまんなかが、バス通りに出る古い古い小道です。紅葉はまだ、今ひとつ...(残念)住宅街と繁華なバス通りのあいだに、こんなに静かな雑木林があることが驚きです。全長は徒歩5分ちょっとぐらい。小川がジョロジョロ流れています。鳥のさえずりとともに、左側の線路を電車が通過するゴーッという音が聞こえました...かやぶきコテージ裏の静かな雑木林の小道、ちょっとした郷土史のー部

  • ちょっとした郷土史を今に伝えるにぎやかな商店街のはずれのかやぶき密集地(無残)

    商店街がある賑やかなバス通り沿いに、かやぶき屋根のコテージthatchedcottageがあります。バス通りをはさんで向かいには駅、図書館、診療所があります。3年前に記事にしました。☟商店街の始まりにかたまって残るかやぶき屋根のかわいらしいコテージ、イギリスの原風景?じつはもう3週間も前の話ですが...(3週間前に撮った写真と、火曜日に撮った写真が混在しています)図書館から出た時に、このコテージの奥にある、同じくかやぶき屋根のー棟の長屋の屋根にターポーリンtarpauli(防水シート)がかかっているのが目につきました。「何事だろう」と道を渡って行ってみました。かやぶき屋根、いつの間にか取り下ろされているようですね。荒み方もすごいです。ちょうど表通りに面した目立つコテージ、「ベンジャ・コテージBenjaCo...ちょっとした郷土史を今に伝えるにぎやかな商店街のはずれのかやぶき密集地(無残)

  • 自家栽培のリンゴをつかった自家製のアップル・ソースの使い道

    庭のリンゴの収穫と、アップル・ソースapplesauce造りの話題の...続きです。コメントで、アップルソースの使い道について聞いてくださった方がいたので改めてお答えします。ジャムとしてトーストに塗って食べます。市販のジャムよりかなり糖分が控えめです。プレーンヨーグルトに混ぜ込んでもおいしいです。市販のペイストリーpastry(パイ皮)に包んで巻いたり、真ん中に載せて折ったりしてオーブンで焼けば手軽な焼き菓子にもなります。なんと言っても、「付け合わせとしてポークに添える」のが最もー般的な使い方です。毎週、日曜日恒例の、サンデー・ローストでアップル・ソースを使いたいがためにポークを買ってきてローストしました。右側の、パン粉をバターでつないだお団子(スタッフィングstuffing)のとなりでとろんと液状になっ...自家栽培のリンゴをつかった自家製のアップル・ソースの使い道

  • のどかな秋の風物詩、かかしの祭典に人体実験の参加作、白衣を着たうさちゃんの死の天使

    商店街で、8月の中ごろから「かかし祭りScarecrowfestival2025」が開催され(...すでに終了し...)ました。地元のロータリー・クラブが主催する、かかし造りの腕と言うかセンスを競い合う地元振興の慈善イベントです。参加費用は20ポンド、全額、慈善事業に寄付されます。9月14日(土曜日)にストックポート市長(!)による審査の結果、5部門の優勝作品が発表されイベント終了。審査結果の発表後、ほとんどの参加者は参加作品をかたづけています。が...イベント終了後、5日もたつ木曜日になっても敷地内で存在感を主張し続ける、かなりクセのある参加作品(上の写真)が気になりました。「バイオハザード(生体への危険)警告マーク」付きの「うさちゃんの実験室/人体実験のみ」札がつけられた檻(鳥かご)に収監されたバービ...のどかな秋の風物詩、かかしの祭典に人体実験の参加作、白衣を着たうさちゃんの死の天使

  • 庭のリンゴでさっそく作った自家製のアップルソース、思いのほかの手間と出費!

    3日連続の晴天です。今日の話題は庭のリンゴ、続編です。アマゾンで注文したジャム・ジャーjamjar(ジャム用のビン)が届いたので、昨日、アップル・ソースを作りました。前回の記事です☟やっと生育環境が整ったわが家のリンゴの木、小雨の中のリンゴの収穫昨日つかったのは20個ぐらい。2㎏ぐらいはあったはずです。コーラーcorerで芯をくりぬいて、ピーラーで皮をむいて、ほうちょうで四つ切りにして、濃い塩水に放り込んでいきます。夫が芯のくりぬきを手伝ってくれました。皮むきがくりぬきに追い付かず、穴が貫通したリンゴがたまっていきました。早く塩水につけないと穴の内側が茶色く変色してしまいます。見かねて夫もコーラー兼ピーラーで皮むきをはじめました。夫がむいたリンゴは皮といっしょにゴツゴツと果肉も大きくそがれ、リンゴとは思え...庭のリンゴでさっそく作った自家製のアップルソース、思いのほかの手間と出費!

  • わが家にケンカを売りに来る、バットマンの仮面をつけたビクビク・ネコ、よそでは泰然

    うちのある短い通りに入る角の家の前庭に...うちのリヴィのケンカ相手のバットマン・キャットがいました!念願の写真撮影です。よその家の敷地なので望遠の精度の低い写真です。ケンカと言っても口論です。「フー」とか「ハー」とか、口先だけのいがみ合いです。うちのドライブ(駐車スペース)に、あまり外出しないリヴィーが出ているのを見つけてどこかからケンカを売りに来るくせに、口論(フー、ハー)を聞きつけて私がドアを開けると、いちもくさんに走って逃げるよわむしバットマンです。よその家の敷地だとそこの家の飼い主に対してやたらにビクビクしているくせに、他の場所だと悠然としています。もしかして、私が宿敵、リヴィーの飼い主だと気がついていない...?この家の飼いネコでないのはたしかです。この家に20年近く住んでいたドイツ人ー家は1...わが家にケンカを売りに来る、バットマンの仮面をつけたビクビク・ネコ、よそでは泰然

  • やっと生育環境が整ったわが家のリンゴの木、小雨の中のリンゴの収穫

    昨日は1日中、雨降りでした。霧雨だったり、雨粒が見えるほどのザーザーぶりが時たまあったり...風も吹いていて夏も完全に終わりです。話かわって...庭の18年もののリンゴの木です。夫の母(故人)からの結婚祝いの苗木がここまで育ちました。ライムライトlimelightというオシャレな名前の園芸用の品種です。そのまま食べる「デザート・アップル」ではなく、加熱してお料理の付け合わせや、ジャム、パイの材料として使う「クッキング・アップル」です。生で食べると酸っぱさとかすかなエグミがあります。この庭に植樹されてからずっと、庭の奥のドッグ・ウィローという風情のない大木と共存を余儀なくされ...「日かげ者」の、あまり恵まれた生育環境ではありませんでした。木の生育が樹齢に比して遅いのはそのためでしょう。それでも近年それなり...やっと生育環境が整ったわが家のリンゴの木、小雨の中のリンゴの収穫

  • 消費者の心をつかむため環境に良いことに切り替えていく、スーパーマーケットの新しい戦略

    1ヶ月以上前に撮った写真です。ちょっと高級志向のスーパーマーケット、セインズベリーSainsbury'sで買ったサザンフライド・チキンSouthernFriedChikenの「半出来合い」製品です。スパイス入りの砂粒のように細かいパン粉のコロモがついていて、オーブンで焼くか油で揚げればシャリっと仕上がる鶏の胸肉です。ケンタッキー・フライドチキンに代表される合衆国南部の郷土料理で、日本だと「唐揚げ」に匹敵するほどの人気で、コンビニエンスストアやサンドイッチ屋などでも売られています。....いえ、今回のテーマは食べ物紹介ではありません。茶色い厚紙の容器(紙の食品トレイ)に注目です!プラスチックごみが世界的な社会問題になってずいぶん経ちますよね。紙の食品トレイが今までなかったのが不思議なくらいです。別の日に庶民...消費者の心をつかむため環境に良いことに切り替えていく、スーパーマーケットの新しい戦略

  • 病院に付き添い、問題山積みの英国の医療制度を再評価

    娘がレントゲン(X-ray)を撮るためにストックポート唯ーの病院、ステッピングヒル・ホスピタルに行きました。(近所です)「レントゲン科」の表示サインがあまりにもかわいかったので写真を撮りました。呼吸が浅いという娘にかかりつけ診療所GP'ssurgeryの「ー般医generalpracticioner=GP」による「電話診療phonecallconsultation」を受けた際、「いつでもレントゲン撮影をしてもらえるよう手配しておくからできるだけ早く行って来て」と言われました。その翌々日に、レントゲン科の受付で見せれば予約なしでレントゲン撮影が受けられるGPからの手紙が送られてきました。診療所まで出向く「対面診療」は予約待ちがありますが、「電話診療」は受付後いつでも電話が取れるように待機していれば数時間でG...病院に付き添い、問題山積みの英国の医療制度を再評価

  • 外ネコ、家ネコ、お店の招きネコとわが家にやってくるまでのリヴィーの事情

    昨日に引き続き、ネコの話題です。高級住宅地にある不動産屋の駐車スペースに人懐っこいネコがいました。クルマを停めると寄って来て撫でても嫌がらず、身体を脚にすり寄せてきました。首相官邸のネコDowningStreetCatに似ています。夫も同じことを思ったようです。不動産屋のオフィスに入って(用事があったのです)、ここで「飼われている」ことを聞き出しました。名前を聞くのを忘れたので、会社名(ジュリアン・ウォデン)から勝手にジュリアンと呼ぶことにします。オフィスや店などで従業員が世話をしているネコは珍しくありません。「首相官邸のネコ」の正式な名前は役職名付きで、内閣付き主席ネズミ捕獲官のラリーLarrytheCat,ChiefMousertotheCabinetOfficeです。政府発行の、ラリーの公認ポートレ...外ネコ、家ネコ、お店の招きネコとわが家にやってくるまでのリヴィーの事情

  • 寛解にむかうストレス性のネコのハゲ、完治へのー歩が期待できる初秋のおだやかな日々

    ここ2年ほど、話題にしてきたうちの息子ネコ、ティブの背中ハゲの進捗状況です。ハゲ区域には表面の被毛より薄い色のホワホワした柔毛(にこげ)がみっしりと生えてきています。4週間ほど前に、お気に入りのくつろぎ場所、庭の大木を伐った後の切り株の上で撮ったティブの後ろ姿です。ハゲ区域の毛がのびはじめた頃です。この時は改善していることに気がついていませんでした。(まだこの木が生きているのにびっくりです。横からどんどん枝芽が伸び続けています)...いちばん上の写真は、昨日の午後撮りました。洋服ダンスの整理をしている時に...ジーンズをたたんで入れている箱にもぐずり込まれました。衣替えの習慣のない英国ですが、季節の変わり目には衣類の整理をすることにしています。夏のあいだ着なかったウールの衣類のコンデションを確認したり、1...寛解にむかうストレス性のネコのハゲ、完治へのー歩が期待できる初秋のおだやかな日々

  • これで3回目、最近の夫家族の結婚式と英国の結婚式次第

    先週末、(1週間前です)夫の妹の結婚式に出席しました。シビル・セレモニーcivilceremony、あるいは登記結婚式registryweddingとも呼ばれる、市の結婚登記所の係官がとりおこなう宗教色抜きの結婚を法的に承認する手短かな儀式です。ここ2年間で2人の姪につづいて3回目の、夫の親族のシビル・セレモニー挙式です。儀式は宿泊したロイヤル・ウートン・バセットから6㎞ほど離れたマームスベリーMalmsburry郊外の、イベント会場のような場所でとりおこなわれました。マームスベリーは、コッツウォルズの市場町です。12世紀建造の古い僧院に隣接した、築後300年は経っていそうなこの建物は内装全体がサファリのテーマで統一されていました。動物の頭部のはく製(トロフィー=狩りの獲物)を模したリアルなぬいぐるみの頭...これで3回目、最近の夫家族の結婚式と英国の結婚式次第

  • 珍しくがっかりの滞在先、長い名前のロイヤル・ウートン・バセット

    先週末、夫の妹の結婚式に列席するため、イングランド南西部、ウィルツシャーWiltshireのロイヤル・ウートン・バセットRoyalWoottonBassettという小さな町に2泊しました。結婚式は6㎞離れた、マームスベリーMalmsburryという古い美しい町の出張登記所で、深夜まで続いた豪勢なレセプション(披露宴)は、チぺナムChippenhamにある妹夫婦の驚きの大邸宅の裏庭にマーキー(大テント)を設営してとりおこなわれました。...長時間の夜間の屋外での祝宴で、帰宅後カゼを引いてずっと不調でした!(その話は別の機会に)さて、ロイヤル・ウートン・バセットです。夫の弟が結婚した2人の娘とそれぞれの夫、もう1人の未婚の娘とその彼氏...のためにすでに4部屋おさえているという古いパブの上階に、私たち夫婦と娘...珍しくがっかりの滞在先、長い名前のロイヤル・ウートン・バセット

  • ピーナツにまで、人気の日本のカレー味

    「カツ・カレーkatsucurry」味コーティングのピーナツです。「カツ・カレー」(発音はカツウ・カリィ)は、黄土色でとろみのある日本のカレーソースのことです。カツが添えられていてもいなくてもとにかく日本のカレーは英語でkatsucurry!パッケージの紫地に青で目立たない地紋のような模様が描かれています。孫悟空や風神雷神が乗っているような筋斗雲みたいな東洋風のモコモコ雲は、たぶん...日本のイメージなんでしょうね。袋入りのセイボリー・スナックsavorysnack(甘くないお菓子)を製造販売するKPという会社の「クセになる(病みつきの)味FLAVOURKRAVERS」シリーズの新作らしいです。カレー味のスナック菓子なんて日本では珍しくないですね。英国ではちょっと珍しいかもしれません。日本のカレー味とはち...ピーナツにまで、人気の日本のカレー味

  • 中華系の人たちが調理した本格的な広東料理が食べられる、マンチェスターのチャイナタウン

    マンチェスターのチャイナタウンで、バルセロナから来て2週間滞在した息子と中華料理を食べました。都市やその郊外にあるお手頃なテイカウェイtakeaway(持ち帰り)や庶民的な中華レストランで本場のチャイニーズが気楽に食べられるここ英国と違い、民族融合が進んでいる大都市バルセロナでは意外にも食べる機会が少ないそうです。レストランはあるものの、けっこう高級だとか。そういえばチャイナタウンについて、今までストックポート日報で取り上げたことがありませんでした。英国には植民地だった香港からの移民が集まって形成された、チャイナタウンがたくさんあります。公認のチャイナタウンがあるのは...ロンドン・ソーホー、マンチェスター、リバプール(以上は規模と知名度のトップ3)の他に、バーミンガム、グラスゴー、ベルファースト、リーズ...中華系の人たちが調理した本格的な広東料理が食べられる、マンチェスターのチャイナタウン

  • 未だに人気が衰えない!知名度が高い日本の地名の入ったクールなティーシャツ

    未だに人気がおとろえない、日本の地名入りティーシャツ、久々の登場です。ブランド品を2割から7割引きの値段で販売するTKマックスTKMaxで2種類見かけました。それぞれコレクションでも何でもない、別々のブランドです。しまった、ラベルを見てくるのを忘れました。柿渋色に日の丸の白抜きにJAPANKYOTOKANSAIREGION、と控えめな情報が正しく英字のみで表記されたこのティーシャツ、このノリの紳士カジュアルの中ではシブく落ち着いていてセンスがいいですね。日本語表記が取り入れられたデザインによくある「あんちゃん風」ではありません。これもなかなか落ち着いています。OSAKACORP・MINAMISENBADISTRICT日本人街...って?大阪に日本人街?日本語を知らないデザイナーは何としても漢字を使ってかっ...未だに人気が衰えない!知名度が高い日本の地名の入ったクールなティーシャツ

  • 空前の逮捕者数、マヌケ者のあぶりだし、先週の暴動の顛末

    ストックポート日報、1週間ぶりの更新です。「極右/移民排斥主義者(=白人至上主義者/人種差別主義者)の暴動」のその後。写真は酷暑のスペインから避暑に来ている息子(現在ホテルのシェフです)がうちで調理してくれたイングリッシュ料理です。ー番上はロースト・ビーフ。息子はグリーンピースをつけるのを忘れたと悔しがっていました。8月3日(土)と4日(日)に、極右far-Rightによって意図的に引き起こされた大規模な「抗議活動protest」...とは名ばかりの、実質は非常に悪質な破壊、略奪、暴力行為が主体の暴動riotについての前回の記事のリンクです。先週から週末にかけての英国の極右暴動と暴徒たちのバカ者ぶり5日(月)あたりから、暴動に参加した人たちの逮捕が相次ぎ、異例中の異例の速さで有罪判決が下されています。暴力...空前の逮捕者数、マヌケ者のあぶりだし、先週の暴動の顛末

  • 先週から週末にかけての英国の極右暴動と暴徒たちのバカ者ぶり

    先週、英国各地(イングランドと北アイルランド)で起こった大規模な「極右/移民排斥主義者(=白人至上主義者/人種差別主義者)の暴動」について。写真はうちのネコ。それと大木を伐採する前後のうちの庭です。日本でも詳しく報道されたようですね。「日本人にもうちょっと説明しておきたい」と私が勝手に思う点を書き出します。昨日(月曜日)の時点ですでに200人以上の逮捕者を出している暴動の発端は、長ーいピア(観光桟橋)で知られる北西部の海辺の観光地、サウスポートの郊外で起きた無差別殺傷事件2024SouthportStabbingです。7月29日、子供のダンス教室に押し入った17歳の少年が多数の子供と大人をめった刺しにして現行犯逮捕されました。3人の少女が死亡、重傷者10人が地元やグレーター・マンチェスターを含む近隣各地の...先週から週末にかけての英国の極右暴動と暴徒たちのバカ者ぶり

  • 英国人が待ちに待った夏到来、開放的な服装があふれる町の中

    今週の月曜日あたりから、英国人にとって待ちに待った「真夏日」が続いています。5月の半ばに、海辺の観光地ブラックプールに行った時もずいぶん暑かったのですがその後ドンッと気温が下がりグズグズした天気が続き英国人を嘆かせていました。この夏いちばん暑かったという火曜日のストックポートの最高気温は29℃まで上がったということです。月曜日のストックポートと...高級住宅街、ブラモールでの隠し撮りです。夏らしさを、暑い日はできるだけ薄着で外ですごす英国人の服装で追ってみました。みんなもう、ほんっとうに嬉しそうでした。暑いのが苦手な私は閉口しましたが。昨日は、日中最高気温が26℃。晴天で日光に当たる皮膚がチリチリと痛かったです。連日30℃を超える日本の夏の暑さはこんなものではありませんよね、お察しします。日本ですごしたー...英国人が待ちに待った夏到来、開放的な服装があふれる町の中

  • 今度は5ポンド、国王紙幣...製造が複雑なプラスチック紙幣になってニセ札問題は回避できているのか

    週に2回、ボランティアで店番しているチャリティ・ショップ、オックスファムOxfamでついに受け取りました!新国王チャールズIII世の肖像入りのイングランド紙幣、こんどは5ポンド。以前にそれぞれ記事にした20ポンドと10ポンドに比べて額面の少ない5ポンド紙幣はもっと広く流通しているはずですが...カードですべての支払いをする私が実物を手にしたのはこれが最初で、(今のところ)最後です。以前の記事のリンクをひとつだけ☟国王版、今度は20ポンド紙幣...やっぱり見慣れた女王版とデザインは同じ現金に触れる唯ーの機会がこのボランティアの店番です。この時のお客さんもやはり、自分でチャールズ紙幣で支払ったことに気がつきませんでした。君主の肖像だけがスルッとすり替わったすっかりおなじみの女王紙幣と全く同じデザインの、今度は...今度は5ポンド、国王紙幣...製造が複雑なプラスチック紙幣になってニセ札問題は回避できているのか

  • 電車で行けるピーク・ディストリクト、食いつくしヒツジの残したフリースと名物パブ

    イングランドの典型的な田園風景が楽しめるピーク・ディストリクト国立公園PeakdistrictNationalPark、マンチェスター(とシェフィールド)から電車で行けるイーデルEdaleの日帰り散策コースの提案、続きです(今回で最後です)次の放牧地も...草ボーボー、ヒツジもいません。いつもヒツジでいっぱいの「この世の極楽」だったのですが。広い放牧場に、絵になる古い納屋がポツンとたっています。使われているのかいないのか...?使われていないとしたら、この物件は「景観の1ポイント」として保存されている確率はかなり高そうです。...でも、写真(☟)を見返してみたら屋根が伝統的な「スレート葺きSlateroofing」ではなく、風情のないトタン屋根でした...やはりピーク・ディストリクトにコッツウォルズのよう...電車で行けるピーク・ディストリクト、食いつくしヒツジの残したフリースと名物パブ

  • 電車で行けるピーク・ディストリクト、ウールのフリースを脱いだ見慣れない夏服のヒツジたち

    イングランドの典型的な田園風景が楽しめるピーク・ディストリクト国立公園PeakdistrictNationalPark、マンチェスター(とシェフィールド)から電車で行けるイーデルEdaleの日帰り散策コースの提案、続きです。農場の中央あたりから右に降りる緩やかな坂道の両側には、ドライストーン・ウォールdrystonewallで囲われたヒツジの放牧場があります。ドライストーン・ウォールの高低はさまざま。基本的にはセメントもモルタルも使われず平たい石が積んであるだけのドライストーン・ウォール、高く積みすぎると崩れそうで怖いですね。その実、しっかりと組んであるらしく、めったなことでは崩れません。見たかった、ヒツジの親子!今回、じっくりヒツジが見られたのは道の右側のこの放牧場だけでした。頭数もあまり多くありません...電車で行けるピーク・ディストリクト、ウールのフリースを脱いだ見慣れない夏服のヒツジたち

  • 電車で行けるピーク・ディストリクト、農地を通って気づいた変化、景観向上のための偽装工作?

    イングランドの典型的な田園風景が楽しめるピーク・ディストリクト国立公園PeakdistrictNationalPark、マンチェスターから電車で行けるイーデルEdaleの日帰り散策コースの提案、続きです。最後にこの場所に来たのは...パンデミック前でした。山並みなど壮大な自然の景観は変わりません。でも、微妙にいろいろ変化がありました。以前のストックポート日報の記事を読み返して写真を見比べてみました。特徴のある木は成長しているし、柵がなかった場所にも柵が新しくめぐらされていたり...今来た道を振り返って撮った写真です☟夫の姪を座らせて写真を撮った地面の謎のモコモコもなくなっているし。今回は、植樹された若木をいくつも見ました。ピーク・ディストリクトは「自然のままの原生林」なんかではありません。ヒツジが草を食む...電車で行けるピーク・ディストリクト、農地を通って気づいた変化、景観向上のための偽装工作?

  • 電車で行けるピーク・ディストリクト、イーデルの手軽なハイキングコース

    イングランドの典型的な田園風景が楽しめるピーク・ディストリクト国立公園PeakdistrictNationalPark、マンチェスターから電車で行けるイーデルEdaleの日帰り散策コースの提案、続きです。名物パブ、オールド・ナッグス・ヘッドtheOldNagsHeadの前の...細い下り坂をおりると...谷底にジョロジョロ流れる小川があって、人が1人やっと通れる幅のかわいらしい石の橋が架かっています。ジブラーター・ブリッジGibraltarBridgeという18世紀建造の、村の貴重な文化遺産です。第二級保存指定建築でした!英国の海外領土、ジブラルタルの名がついた由来は...どこにも書かれていません。渡り切って振り返って撮った写真です☟低い手すりが特徴の「パックホース・ブリッジpackhorsebridge...電車で行けるピーク・ディストリクト、イーデルの手軽なハイキングコース

  • 電車で行けるピーク・ディストリクト、観光地とは思えないシーズン前の静かなイーデル

    雄大な山岳風景と放牧されたヒツジが草を食む、イングランドの典型的な田園風景が楽しめるピーク・ディストリクト国立公園PeakdistrictNationalPark、私が住むストックポートのすぐ近くです。湖水地方やコッツウォルズに比べると日本での認知度は今ひとつ...残念です。日本人(と中国人)に大人気の湖水地方やコッツウォルズと違い、日本人(と中国人)の受け入れ態勢は整っていません。日本語で書かれた案内資料が少なく日本人に特化したガイドツアーもおそらく限られているでしょう。それでも、大都市マンチェスターを拠点に、余裕のある日程でイングランド旅行する機会があれば、日本人(と中国人)あふれる観光地を避けてのんびり田舎と自然を満喫してみたいと思いませんか。ピーク・ディストリクトに電車で行けるおススメの場所があり...電車で行けるピーク・ディストリクト、観光地とは思えないシーズン前の静かなイーデル

  • やっと手にした国王版、今度は20ポンド紙幣...やっぱり見慣れた女王版とデザインは同じ

    国王、チャールズIII世の肖像入りのイングランド10ポンド紙幣(プラスチック製ですが)をはじめて見つけてからもう1ヶ月が経ちます。1カ月前の記事に載せた写真の転載です。☟その記事のリンクです。☟君主が代わった実感、母女王の肖像紙幣に溶け込む新国王の肖像入り新紙幣を1枚だけ目撃そしてその後、国王バージョンの10ポンド札を全く見かけません。...とは言え、私は現金をいっさい使いませんから実際はもっともっと流通しているのに気が付かないだけかもしれませんが。私が現金に触れる唯ーの機会が、チャリティ・ショップ、オックスファムOxfamでの店番の午後半日のボランティア。支払いは現金、カード決済が半々、いえ、カードのほうがやや多いような気もしてきました。そして、10ポンド札を見かけた翌週に今度はチャールズIII世の肖像...やっと手にした国王版、今度は20ポンド紙幣...やっぱり見慣れた女王版とデザインは同じ

  • ドラマや映画の撮影場所を提供して観光客を呼び寄せるつもりらしい、街並み自慢のストックポート

    水曜日に、ストックポート、タウンセンターのオールドタウンtheOldTownで、テレビドラマの撮影をしていました。実は、ぐうぜん行き当たったわけではなく、前々日(月曜日)に夫と散策に来てロケーションの準備をしていたのを通りがかりに見かけたのです。その時の写真です☟現代的なミューラル(ラクガキ風アート)の下の部分を19世紀風の広告ビラが貼り付けられた板で隠してあります。こちらは建物を取り壊したあとの工事現場を、けっこう安っぽい貼りぼて「石アーチとレンガ塀」が隠しています。ManchesterEveningNews紙(後述)に載った写真を見ると、このあと壁いっぱいにやはり19世紀風の広告ビラをペタペタ貼り付けたようです。制作には全く関係していなかったらしい警備の男性から「水曜日にここで1日中ドラマの撮影をする...ドラマや映画の撮影場所を提供して観光客を呼び寄せるつもりらしい、街並み自慢のストックポート

  • 珍しい花が咲いた!うちのヘビちゃんの強烈な芳香

    スネーク・プラントの花がはじめて咲きました。10年近く育てている古い株です。1か月前に撮ったつぼみの状態です。スネークプラントの花は珍しいそうです。日本では「サンスベリア」と呼ばれることが多いそうですね。英国ではmother-inlaw's-tongue(姑の舌)という非常に興味深い通名でも呼ばれます。夜間、強烈な芳香を放ちます。日暮れが遅い夏の英国では深夜にゆっくりと香りはじめます。甘~い、ユリの香りをとがらせたような...それとなぜか(!)人工の芳香剤というか消臭剤の匂いにも似ています。要するにキツい香りです。しぼみはじめ、下のほうから茶色くなり始めた今でも近寄ればほのかに...「芳香剤」の匂いがします。咲き始め☟完全に開花した状態です☟私は、鉢植え(観葉植物)の世話をするのが得意です。過去にいくつか...珍しい花が咲いた!うちのヘビちゃんの強烈な芳香

  • 保守党が大敗、総選挙の結果、新内閣に英国の希望

    総選挙Generalelection、続きです。写真は「自然保護キャンペーン」NoMowMay,KneeHighJune(芝刈りしない5月、6月には膝の高さにのびた芝)を実行した結果、だらしなく雑草が生い茂るにまかせていたうちの庭の草刈り前後です。刈ったあとの短くなった草は日光が根元ちかくまでまで届かなかったためか意外にも色がうすく庭の緑が映えません。投票日(もう5日も前です)の夜、午前3時ごろまで開票速報を見てさすがに眠くなったので寝ました。夫は、別の部屋でパブに行って大勢で観て盛り上がるサッカー中継のようにインターネットゲーム仲間と開票速報を楽しんでいました。保守党は議席を実に244も失い大敗、209議席増やした労働党の圧勝です。(日本でも詳しく報道されたことでしょう)ー連の総選挙に関する記事はこれで...保守党が大敗、総選挙の結果、新内閣に英国の希望

  • よくない方向に向かい始めた英国の軌道修正なるか、少し希望が見えてきた総選挙の夜

    7月4日(木曜日)、英国の総選挙投票日、夜、テレビの開票速報をみながら書いています。写真は、投票所PollingStation2か所。午後ボランティアで行った高級住宅地の中のスカウト・ハットと、うちの近所の小学校です。朝7時から夜10時までの投票時間が終わって、すぐに開票が始まりました。第ー野党、労働党の圧勝がすでに確定しています。英国籍のない私は投票権がありません。英国に移住(移民ではありません。英国籍を申請していませんから)して以来、最も重要な総選挙の行方をかたずをのんで見守っています。まあ、これを書き終わったら私は寝るつもりですが、夫はー晩開票速報を見て明かすつもりらしいです。私(たち)にとって何がどう「重要」かというと...移民排斥の機運におされてフランス、ドイツ、イタリアでは右派、極右勢力が躍進...よくない方向に向かい始めた英国の軌道修正なるか、少し希望が見えてきた総選挙の夜

  • 大詰めに入った英国にとって重要な総選挙、引き続きスナク首相のズレまくり

    ...天皇陛下ご夫妻がいらしているなんて、夕方のニュースではじめて知りました。今日の話題は総選挙Generalelection2024、7月4日木曜日の投票日まで2週間を切りました。写真はすべて、2日間にわたって近所で撮った党員が投票する党を表明する家の前にたてる看板です。この地域は第三政党、現在は第二政党の労働党に次ぐ議席数をもつリブデムスRibDems(自民党)の地盤なのです。通常、労働党は表立った選挙活動を控えていると言われています。リブデムスが議席を取れば保守党の議席数をおさえることになりますから。実際、労働党への支持を表立って表明する家庭はこの選挙区ではほとんど見なかったのですが...今年は違います!けっこう見かけました。ロイヤル・ブルーに木のシンボルの保守党の立て看板がひとつも見当たりませーん...大詰めに入った英国にとって重要な総選挙、引き続きスナク首相のズレまくり

  • ヒマな人が多いらしい、英国の園芸アートお茶目なタピオリー新発見

    自宅から徒歩20分ぐらいの場所の閑静な住宅街を歩いていたらみかけた...ちょっと特異なタイプのトピアリー。...以前に通った時は気が付きませんでした。。トピアリーtopiaryは植木の剪定芸術です。ストックポート日報でもたびたび取り上げています。ヨーロッパ大陸では円錐や球形など幾何学的な形を対象に配置した整然としたアレンジが一般的らしいのですが、ここ英国では16世紀ごろから、動物や結び目、グネグネした形状など手の込んだ形に刈り込んでゴタゴタしたアレンジの独自の発展を遂げたようです。「3D(彫刻)タイプ」は時々見かけますがこの「レリーフ(浮彫)」タイプは珍しいです。生け垣のすぐそばを歩いていてもなんかボコボコしているな...?という印象で気が付かない人も多いかもしれません。わざわざ、静かな通りの真ん中まで出...ヒマな人が多いらしい、英国の園芸アートお茶目なタピオリー新発見

  • 君主が代わった実感、母女王の肖像紙幣に溶け込む新国王の肖像入り新紙幣を1枚だけ目撃

    プラスチック製(正確にはポリマー樹脂)の10ポンド札が2枚。違いがわかるでしょうか。(わかりますよね)紙幣の肖像が、エリザベスII世(下)からチャールズIII世新国王(上)に替わっています。デザインはまったくそのまま、肖像の構図も同じですがよく見たらなで肩の女王の背景の「10,10,10...」のほうが、いかつい肩の国王の背景のより多く見えています。モノグラムの「CR」(チャールズ)と「EIIR」(エリザベスII)の位置も違っています。基本デザインに変更なしなので新旧スムースに溶け込んで、気が付かない人も多いでしょう。混乱がなくて何よりです。はじめて見ました!ボランティアでお手伝いしている、チャリティショップ、オックスファムで閉店後レジを閉めて売り上げの集計をしていた時、たくさんの「女王バージョン」に混ざ...君主が代わった実感、母女王の肖像紙幣に溶け込む新国王の肖像入り新紙幣を1枚だけ目撃

  • 冷や汗をかく完熟トマトと、コンビニ繁栄前の英国の町の便利な小売店事情

    うちの近所の「コンビニエンス・ストア(コンビニ)」です。ずうっとこの場所にある、コミュニティの中心のような店なのです。ー昨日通りかかって気が付きました!前面ガラス壁にドカドカ貼りつけられた巨大なトマトの写真に「ぐりぐり目googlyeyes」がある!直径3cmぐらいの巨大サイズの、中の黒目がぐりぐり動くコミカルな目玉ペア、いったい誰がはったのでしょうか。「バンダリズム(破壊行為)」の一種のはずですが、お茶目です!真っ赤になって冷や汗をかくトマトの表情がかわいい!英国でも、営業時間の長い「コンビニ」が林立しはじめて20年ぐらいたつのではないでしょうか。この店はオランダ資本の国際フランチャイズ店スパーSpa、ですが過去、数回店名と経営者が変わっています。私たちが引っ越してきた25年ほど前までは英国に昔からある...冷や汗をかく完熟トマトと、コンビニ繁栄前の英国の町の便利な小売店事情

  • 英国にとって特別な意味を持つ今回の総選挙、公約と国民の意識、草が茂る庭とネコのハゲ

    英国の総選挙GeneralElection2024、続きです。投票日は7月4日(恒例の木曜日)。写真は以前に記事にした「自然保護キャンペーン」NoMowMay,KneeHighJune(芝刈りしない5月、6月には膝の高さにのびた芝)、実行後1か月の経過写真です。草取りと芝刈りをやめたうちの庭のボーボーぶりをご覧ください。実行し始めた5月半ばの写真です☟あいかわらず第ー野党の労働党LabourPartyが、現政権を担う保守党Comservativeを圧倒的にリードしています。思い知ったかリシ・スナク、いい気味です。政権が2大政党の間で行ったり来たりする英国の政況が理解できない日本人もいるでしょう。前回、保守党に投票した人が今回、労働党に鞍替え...それも多数の人があっさり政見をひるがえすものだろうかって。日...英国にとって特別な意味を持つ今回の総選挙、公約と国民の意識、草が茂る庭とネコのハゲ

  • 何だかズレた首相が率いる保守党政権、総選挙に、何とかなりそうな希望が見えてきた英国の未来

    英国の総選挙GeneralElection2024の話題です。投票日7月4日まで、のこすところ3週間を切りました。2010年から14年間、政権を握ってきた保守党ConservativePartyから、第ー野党の労働党LabourPartyに政権が移行する可能性が大ありのとても重要な総選挙なのです。ちなみに...英国籍のない私には選挙権がありません。英国人の夫は労働党員です。トニー・ブレア率いる労働党政府のイラクへの軍事介入に抗議して2002年に離党しましたが、左派の党首(当時)ジェレミー・コービンを支持するために、2010年に再入党しました。テレビのニュースでは、総選挙の話題でもちきりです。日本でも報道されているはずの英国総選挙、できるだけ、日本人があまり知らなそうなことを拾ってダラダラと書いてみます。英...何だかズレた首相が率いる保守党政権、総選挙に、何とかなりそうな希望が見えてきた英国の未来

  • ブラックプールからトラムに乗って行ってきたもうーつの海岸の町、(写真多数)

    ブラックプールBlackpoolに滞在中、海岸沿いを走る名物のトラムtram(路面電車)で行ったもう1か所の場所。夕方ブラックプールを発つ予定の帰宅する日曜日、チェックアウト後、ホテルに荷物を預けて行ってみた、海辺の町クレヴリーズCleverysです。前日の土曜日、フリートウッドに行く途中(前回のストックポート日報の参照)に通った、クレヴリーズの町が楽し気に賑わっていたので行ってみたくなりました。(クレヴリーズの少し手前からトラムの路線は海岸を離れ少し内陸を走ります)滞在したホテルからトラムで30分足らず、遠浅の砂浜と整ったプロムナードと謎のアート群が見どころの海沿いの町です。10時半ごろ着いた晴天のクレヴリーズの町は日曜日なのに、たくさんのチャリティショップまで含めすべての店やカフェが営業中でした。夏の...ブラックプールからトラムに乗って行ってきたもうーつの海岸の町、(写真多数)

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Sさんをフォローしませんか?

ハンドル名
イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Sさん
ブログタイトル
イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily S
フォロー
イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily S

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用