【母の日に】母が亡くなって8年近くになる。 産んでくれた母に感謝。 愛と慈しみを注ぎ続けてくれた母に感謝。 宮沢賢治が好きだった母、 花巻の賢治ゆかりの地での個展を、入院先で喜んでいた。 訃報を聞いたのは、花巻の個展開催中の夜だった。 私を構成している部分は、 母に由来する要素が少なくないかもしれない。 #母の日 #mothersday
薪ストーブの煙突から出る煙を、 その暖かみのある味わいを ようやくこんな形で絵にできて、 良かったと思っている。 【大寒波雲 vs 煙突の煙】Clouds created by a cold wave versus smoke from the chimney of a wood-burning stove.紙に多種水彩、パステルなど10年に一度の最強寒波に見舞われた日本列島。秩父帰宅外気温はマイナス12℃まで下がった。空で蠢(うごめ)く雲は、氷を引っ搔いた「もののけたち」のように不気味だった。寒い・・青空を冷気で洗う・・手もかじかむ。 煙突から暖気の煙が立ち昇る。準備した薪で燃やす薪ストーブ…
10年に一度とされる最強寒波の日。 午後2時前は日が出ていたので、ミューズパークを約4000歩・歩いた。 旅立ちの丘からの見晴らしと合唱・・、 生徒・子供たちの未来を想う気持ちが伝わってくる。 音楽堂と野外ステージは工事中だった。 寒空と太陽・・強烈なコントラストだ。 裸の樹と枝を見上げると、空に継ぎ接ぎしているように見えた。 空の巨大な冷蔵庫の扉が開いて、冷え込んだので帰宅した。 ラッコとトドの共演も見ごたえがあった(ある意味)?
少しだが、ミューズパークの梅園で梅が開花していた。 蝋梅も蕾を膨らませ、わずかに咲いていた。 冷蔵を開けたような寒気の中で椿も・・。 「椿咲く春なのに、貴方は帰らない」という歌があったな。 春よ来い、人の暮らしを温かくする、 「春のこころを持つ社会よ」やって来い。
月一回の定期診察(健正堂)も無事終え、 足腰のために音楽寺周辺を歩いた。 無慈悲で非道な貧困生活を強いる格差に、反旗を掲げ声を上げた場所。 自分もそうしたいくらいの格差ニッポン・・北風が頬に痛い。 到来するのは大気の寒波だけではなく、 経済寒波もだ・・でも心には「365歩のマーチの音楽の旗」を掲げて、 前に進みたいと思う。♬ 私の歩いた道端にゅあ、きれいな花(オオイヌノフグリ)が咲いてました。 #音楽寺
コロナになってから歩けなかった銀座通りを、 久々に歩いた。秩父飼い猫初代ミー君は、 銀座の生ごみの袋に捨てられていた子猫だ。 銀座勤めの友人が鳴き声を察知して救い出し、 夫が営む一橋学園のビデオ屋さんに連れ帰り、 たまたま映画レーザーディスクを借りに来ていた自分が、 一時的に引き受けたといういきさつだった。 小平から秩父にともに移住し、 併せて18年の生涯を謳歌して旅立ったのは2006年10月。 その2年半後にミーの生まれたであろう銀座で、 追悼の意を込めて猫の絵だけの個展を開催した。 銀座和光、三越・・ここを描いて、 ミーから見えたかもしれない印象で描いた絵をDMにした。 さらに14年ほど経…
昨日 #今週の香本博 89作目 「つながる空の片隅で」を発送できて良かった。 10年ほど前に「ひきこもり」という題で描いた絵は、 完成にまで至らずじまいだったが、 コロナ禍、戦争勃発でこの絵をあらためて見たとき、 ウクライナの空と、地球上のすべての空はつながっている、 その思いで3分割で仕上がった。
花の無い時期の羊山に散歩。 春には45万人近く来場(コロナ以前)のこの地も、 今はひっそりとしている。 ただ一部の芝桜は、寒風にもめげず健気に咲いていた。 喧噪の無い中散歩していると、 ちょうどポテくま君が自宅にはいるところ・・んなわけないか(笑)。 ここが平和で、皆が花を楽しめる地であり続けることを望む。 (真偽は不明だが※)ヒトラーユーゲント(青年隊30名)が 羊山開墾体験をしに訪れたと証言した人も秩父にいたそうだ。 1938年8月~11月に来日し、全国の主だったところを訪問したのは事実です。 https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrd…
昨日午後2時頃急に思い立って、長瀞の野土山に登った。 低山・標高209mは、登山というより散歩に近いが、 初の足腰慣らしにはちょうど良い。 見晴らしも良く、深呼吸の爽快感嬉し。 頂上からは、梅の一部開花が見られた。 また桜の時期に来られると良いな。
埼玉伝統工芸会館の個展で予約していただいた絵を、 額装して無事お渡しでき、とても嬉しいです。 しかもストーブ用に一年半も乾燥した薪まで持ってきていただき、 感謝感激です。 バクは夢を食べると言われますが、 これは自分が見た夢によって描いた作品です。 向こう岸に沈む夕陽の中で輝く、ウリ坊のような動物・・ 実にバクの息子だったのだ。 いつはぐれたのか?朱赤に染まる対岸は、戦火のあの地ではないのか? 不安が錯綜(さくそう)する。 ウクライナでは、動物も大変な状況にあるが、 この絵は、シリアスに訴える絵ではなく、 バクが見て悲しむ夢の物語という形にしたかったので、 窓を作って貼りつけて、紙芝居の一枚の…
チェリーレーンLIVEで平和の大切さを想う(ゲスト:小室等、イケコ)
「死んだ男の残したものは」は、 半世紀以上前(ベトナム戦争最中の1965年)に作られた歌曲だ。 北本市内で開催されたアコギ天国LIVE#20で、小室等さんによって歌われ、 「よもや今になって戦争が起きている状況で、この歌を唄うとは思わなかった」と語った。昨年2月にロシアがウクライナに侵攻して起きた戦争‥いまだ終わらぬ中で、 またも反戦の火を灯すために歌われることとなった。 奥田健一さん率いるチェリーレーンは、昨年10月の個展「聴こえる」で、 コラボ演奏してくださったバンドで、素晴らしいハーモニーだ。 P.P.Mのコピーだけでなく、オリジナルでメッセージ的な楽曲「ウクライナ」や、 「ピース オン…
コロナ禍となった2年前の1月から始まった #今週の香本博 2023年最初で通算88作目がこの絵となりました。 artkomoto.blog.shinobi.jp
昨年ジャズ・ピアニストとして活躍されているSさんからご注文いただいた馬の絵を、 さいたま市のご自宅にお届けにうかがった。 【駿のめぐり】というこの絵は、数々のご縁から印象を凝縮した作品。 気に入ってくださって感謝です。
年越し、元旦と三が日に、きちんと出汁をとって作って食べた 「絵描き男の料理」の紹介。 お飾り的なものも、兎のイラストを描いて安物を改造して終わり。 毎年暮れになると「本当に年が越せるのかな?」と不安になる画家。 でも地主さんにまとまった土地代を支払い、 諸々の支払いを済ませて、なんとかセーフ。 コロナ禍で娘も孫も互いに気を使う。後日訪ねてくれるだろう。
コロナ禍で世の中沈んでいて3年ぶりの夜祭が先月あって、 年明けした秩父神社に行った(1月2日)。 延々と長い行列に「戦争や疫病、不況を払しょくしたい」 という強い思いを感じる。 大きな笑いが起きていた御神楽。 親が渡したのか?子供が託したお金を釣り上げていた。 和やかではあるが、こんな時代ならば、神楽舞台から、 子供たちに夢のある何か(お金ではなく)を、 蒔くべきではないのかと思った。 とにかく、ウクライナにもミャンマーにも中国にもロシアにも、 世界の子供たちが「気兼ねなく笑える」世の中にならなくてはいけない。 大人たち、とりわけ行政側の眼差しは、 「困窮する人から搾取する」のではなく、 「平…
新年明けましておめでとうございます。世界から戦いや疫病や貧困や汚染という暗雲がぬぐわれ。新年の光が差し込みますように。2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。 Happy New Year. The dark clouds of war, pestilence, poverty and pollution have been wiped from the world,I strongly hope that the light of the new year will shine through. Thank you for your continued support in 2023.
元旦の朝、マイナス8℃。フリージングしたクルマを温めて初日の出を待つ。 出る前の周辺の山並みや幻想的な雲のドラマが美しい。 7時24分、ようやく顔を出した2023年の初日の出。 ものすごいパワー・・おひさま・・様をつけるべき実感。 氷点下なのに暖かい光の大容量のシャワーを浴びた。 約1億5000万 km彼方(新幹線・時速300kmでも50年以上の距離) にある太陽から、約8分で人と地球の命のために届いている光。 不安な世の中も貧しい生活も、普通に一日動いただけで変わらないが、 初日の出チャージで、希望をもって前に進む。 今から始まったのだ。 共に浴びることができて良かった。 #初日の出 #hi…
新しい年の新しい朝の光・・2023年が始まりました。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 寒い冬の朝、がんばって登校する子供たち。いたいけな睫毛(まつげ)に強烈な太陽の光が当たると、光のプリズム作用で、たくさんの「虹のシャボン珠」が自ら見えます。 実は老いた自分も、子供の頃から今に至るまでずっと見えて、「この不思議な虹」をずっと絵にしたいと思ってきました。ようやくこうしたカタチになって良かったと思います。 子供が見る喜びの風景こどもが駆け回れる風景こどものキャッキャと笑う歓声が聴こえる社会、そういう世の中で会ってほしいと思う新年です。 どうか、ウクライナ、ミャンマー、ロシア・・、世界のあら…
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【母の日に】母が亡くなって8年近くになる。 産んでくれた母に感謝。 愛と慈しみを注ぎ続けてくれた母に感謝。 宮沢賢治が好きだった母、 花巻の賢治ゆかりの地での個展を、入院先で喜んでいた。 訃報を聞いたのは、花巻の個展開催中の夜だった。 私を構成している部分は、 母に由来する要素が少なくないかもしれない。 #母の日 #mothersday
【矢尾百貨店1階ギフトサロン・絵のある暮らし春の展示】 装いも新たに、春らしい作品展示になっております。 ぜひ足を運んでみていただければ幸いです。 #矢尾百貨店 #絵のある暮らし #hiroshikomoto #こうもとひろし #秩父のゴッホ https://yao-dept.jp/
東京八重洲T-BOX企画 #今週の香本博 第193作 【芽吹き Buds】シリーズ LINE 小川和紙に墨のみ 4月4日(金)~4月8日(火)初公開です。 半世紀前から描いてきた女性クロッキー・・そのせいか線(LINE)だけで描きたい。無性にそう思うときがある。 自分は対象を感じる時、色が入ってくることが多いが、 輪郭・曲線の美しさを越えたオーラのようなものに、 心奪われる。 今回はそれをストレートに表現した。 女性のヌードであるが、描きたかったのは萌え出る・・ 春の息吹だ。 書道用の筆が和紙に染みて行く。この感触も心地よい。 #hiroshikomoto #こうもとひろし https://a…
人生のパートナー。今までありがとう。 どうぞこれからもよろしく。 あるがままに、力強く、 開かないドアをもたたき続け、前に進もう! 写真は、24年前・長野県大鹿村「延齢草」。 今も大して変わってない え?そう思えば怖くない。
秩父の自宅から数分の場所に楮(こうぞ)の樹が自生している。 春になるとピンクのマックロクロスケのような可愛い花が咲く。 言わずもがな楮は和紙の原料で、繊維はとても強い。 この作品も和紙(多種類の小川和紙を使用)で制作した。 「作品や書物」は《こうぞの妖精》となって、 国境、イデオロギー、諍いを超えて旅をする。 作品の中にある建物は、 左からエッフェル塔(芸術の都と言われるフランスのパリ)、 ロシア、ウクライナ、自由の女神を象徴とするアメリカだ。 紛争と大地震で悲惨なミャンマー、ガザのイスラエルなど、 地球は世界中で混とん(アポカリプス状態)としている。 国別対抗しない・優勝国を決めない唯一のも…
今朝3月31日は外気温5℃の「花冷え」でしたが、 4年かかって我が家の桜が一組咲きました。 右腕の大怪我・15針手術後、無事2年経過した記念樹として植えた 仙台八重桜・・とても嬉しいです。 いち早く花見をしたのはヒメです。 東北が本当の意味で復興しますように。 #自宅で花見 #仙台八重桜 https://artkomoto.hatenablog.com/entry/2019/02/07/000000
雪が雨に変わり、一夜明けた今朝。 真紅の色素が抜けかかったモミジ・・・、 地面のホワイトライトが透過して奇麗だった。 また秩父に雪予報だが、三寒四温。 こうして春が近づくのだろう。 ブルドーザーで除雪した跡のわだち。 ご苦労を想い感謝する。
4日夜半からの雪は15㎝止まりで、ほっとしました。 衛星アンテナと自宅前を今朝は雪かき。 このまま雨が溶かしてくれると良いのですが、凍結が心配です。
香本博 絵画常設コーナー 展示を入れ替えさせていただきました。 春らしい6作品が新規に並びました。 ご高覧いただければ幸いです。 #矢尾百貨店
眠くても痛みで眠れず・・そんな日々は、中学生後半から半世紀以上いまだ続いている。平均睡眠時間 4時間半。眠れないと、イメージスケッチや絵画準備、パソコンデータの整理とかをしたりする。 今年になって2回ほど、顔半分(左側)に強い閃光が走って、暫く消えなかったことがある。たしかに若い頃からも疲労がたまると、視界にミミズが這ったような細い光が走ることはあったが、こんな太いネオンの輝きは初めてだった。 2月10日、キーボードで文字を打ち込んでいたら、急に地平線が揺らぎ始め、そのまま床に倒れ込んでしまった。それから二週間・・まだ完全に直っていない、ふわふわとした感じだ。 実は亡き母は眩暈病だった。私の頸…
いつもありがとう。thank you as always. #Valentineday #fiatchocolate
薪のパチパチとはじける音、炎の美しい揺らぎ、 身体の芯からポカポカする圧倒的な暖かさ・・薪ストーブに叶う暖房無しだ。 我が家に薪ストーブを設置してから20年になる。 煙突も8年前に新品リニューアルしたし、薪材には困らない。 ただ煙突掃除が「年々」挑戦となる。 自分は遊園地の高所作業も平気だったのだが、 古希近しと周囲から止められ、ここ数年隣組の樋口さんが助けてくださっている。 年末から年明け、最近まで体調がすぐれなかった彼に、 心から感謝したい。なんとか良い方法がないものか。
人は「二本足で歩く事」で身体のスイッチが入るイキモノ。 年取ったらますます足腰は大事。 今年も山登り(無理しない低山で)するぞって?がんばりなよ、自分。 200mにも満たない標高でも、制覇して下山すれば気持ち良いね。 今年も二人で登れて良かった。 今までで一番すいすい登れたかもね。 次は天覧山?宝登山? 天気が良くて寒くなく、雨の後じゃなく風も無いことが、我らの条件です(笑)。 この大地、春には ハナビシソウのオレンジに染まる。
昨年12月からの未整理未分類未実行のフォルダーが、 年越しして半月になるのにも関わらず、 デスクトップを埋め尽くしている。 あー、どうなることやら。 最優先でないことを優先して実行する・・ 昔からそうだよね、自分。
頸椎の痛みは中学からで、 半世紀以上ペイン氏と同居しているのだが、 昨日の痛みは尋常でなかった。 湿布や鎮痛薬などは効かないので、 ひたすら指圧器やマッサージを施し、 指圧器を押し当てたまま祈りの中で仮眠した。 今朝はいくぶん和らいだ。 小室等さんの作った歌が聴こえてくる・・ 痛みは生きているしるしだ。いくつ峠を越えた? 55年つきあっているペイン氏の暴走? おえらが主役の個展を、もうやらないつもりかとの怒りか? なんとか宥めたが・・ 絵を続けて行けるのか、不安がよぎる時間ではあった。 これからも、ペイン氏を なだめすかして生きて行くしかないだろう。
並ばず入れる日を見計らって秩父神社へ。 雨が降りそうな冷えた午後・・寒かった。 くすんで判別が難しかった「子育ての虎」が見事に直っただけでも、 今回の修復の価値は大きかったと思う。 あらためて当時の彫デザインの大胆さや斬新さに驚く。 水木しげるの百目を想わせるものもあった。 修復前は気づかなかったなあ。
寝坊して2025年の初日の出浴びを逃した私だが、 元旦の午後の陽は、見晴らしの丘公園で浴びることができた。 思えば昨年の元旦に能登の大災害が起きて、 やりきれない思いと共に最初に描いた絵が【公園】だった。 姿の池近くで、凧あげをしている親子に和んだ。 日本という国の政治は、地方にお任せ中心?無理でしょう。 能登に限らず、被災している人々、困っている人々に、 体温を感じる行政がなされますように。
新年明けましておめでとうございます。 2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。 皆様にとって、良い年でありますように。 【あまてらす秩父】 Amaterasu (The sky shines with light) Chichibu ※矢尾百貨店ギフトサロンで展示公開中です。 日本神話で天照大御神(あまてらす)は、 暴力に満ちた世界に嫌気がさして岩戸に身を隠しました。 太陽の光は無くなり作物が育たず、病気も増えました。 現代を象徴しているかのようです。 この絵は、秩父の初日の出と光を浴びた印象を描いたものです。 空はサンライズが進むにつれて、 銘仙の帯のような色の階調が変化し続けます。 …
7年近く前に、川越のこのビルの、 3つの部屋と一つの空間を使った異色個展 【不思議の部屋のヒロシ】が開催された。 懐かしさもあって立ち寄った。 素敵な出会いもたくさんあった。 熊野神社で足裏矯正歩行体験。 周囲の叫び声を他所に・・とりあえず大丈夫だった。 川越珈琲焙煎所 Monにも初めて行けて良かった。 その足で小平へ行き、来年のこだいら平和美術展ミーティング参加。
私が勝手に「秩父の母」と呼んでいる山中とし子さんが、 癌手術を乗り越え、無事生還退院された。 私は退院の日付を入れ、今日 退院祝いの絵をお渡しできた。 実は、9月の矢尾個展直前「香本さん、入院することになっちゃって、 矢尾の個展に行けなくて残念だけど、 悪いところとってもらって、元気に帰ってくるから安心してね」と ご連絡いただいていた。 それが検査を終えて一時帰宅の際に、 お疲れのはずなのに、娘さんに頼んで矢尾の個展を見に来てくださったのだ。 暖かい手で背中を押してくれた気がした。 そして本手術・・自分は「お守り代わりに届けようと」 実の母が好きだったリンドウや桔梗その他の花たちの印象と、 厄…
毎年見頃のタイミングが難しい、美の山(秩父郡皆野町)の紫陽花を見ることができた。 カンカン照りでなく雨上がりのぬかるみもなく、 ゆるやかな風も感じ、ちょうどいい日に歩いて気持ちが良かった。 標高586mのこの山がなぜこの名になったのか不思議だったが、 正式名称は蓑山(みのやま)で、 美しく花を植樹した故の観光名称だとわかった。 なぜ昔の雨具の「蓑」が名付けられているのかは、神話から来ていた。 9月の矢尾百貨店での個展に向けて企画されたT-シャツを着て歩いたが、 生地が地球にも肌にも優しいオーガニックコットンで気持ち良い。 受注生産なので、今からでもご希望の方いかがでしょうか? ちょっとモデルが…
白膠木(ぬるで)と誤認識していたエンジュ(槐)を、昨日伐採した。 ニセアカシアの一種だが、紫陽花の日光を閉ざし、 害獣が近づく経路にもなりえるからだ。 4年前にも大木化して切ったが、今回は太いもので直径20cm以上に成長。 とにかく大怪我をしそうな棘がそこら中に生えていて危険で、 伐採のこで切っていく際に、自宅の窓や花がつぶされないように、 角度に注意した。 凄い疲れた。
私が勝手に秩父の母と呼んでいる山中とし子さんをお誘いして、 昨日は佐藤愛子さん原作ご本人がモデルの映画を見てきた。 とし子さんと映画は実に12年ぶり(その時は生前の母も一緒)だ。 artkomoto.hatenablog.com 良い年寄りになるな、面白い年寄りになりなさい。 他人から疎まれても、自分の思う事感じることを出す大切さ。 暗く沈んだ戦後を生き抜いた・・子供の歓声は社会の宝だ。 そんなメッセージを発信している気がした。 86歳になるとし子さんも「学ぶことがたくさんあった。見て良かった。 面白かった」と感激してくださった。#90歳何がめでたい
早苗さんと初めてお逢いしたのは、2016年3月東京T-BOXでの展示の際だった。 それから絵を気に入ってくださって、何度も個展に足を運んでくださり、 作品ご購入や宣伝などご尽力いただき、感謝しています。 早苗さんが一昨年の7月5日に亡くなって、小岩に駆けつけてから2年近く・・ようやく墓参りができた。 ご主人の作品(写真)が出展されている県展を拝見し、私の個展にも度々ご高覧いただいている早苗さんの親友のお二人にもお逢い出来た。 すべてのご縁に心から感謝しています。どうか安らかに。
2012年から毎年参加させていただいているT-BOX MIX展。 13年目のテーマは「普段着」=「平らな気」です。 私は後期2024年7月19日(金)-23日(火)です。 すべて新作展示。ご高覧よろしくお願いします。オープニングパーティ 7月19日(金)17:00より
父親が子を見つめているような雲? 父の日に見た空だ。 父は30年以上前に61歳で他界した。 自分は来月69歳となる。父より8年も長生きしているのだ。 若い時から野菜嫌いで甘いもの、脂系好きだった父は、 糖尿病から腎不全になり、心筋梗塞を併発し、人工透析患者となって、入退院を繰り返し、そのまま病院で息を引き取った。 人一倍食べることが大好きだった父が、最後まで、タイ米時代の減塩・カリウム抜き・病院食だった。「お父さんが食事を拒否するので困っています。」病院からの連絡で、何度も仕事帰りに面会に行った。がんばって食べて、退院できるようになってほしい・・そんな思いから、きつい言葉も父に吐いた。 父の最…
2006年から毎年15年間個展を開催していただいたギャラリー、 アトリエ・ワタナベが閉廊して4年目となる。 昨日入間市で映画「ボブ・マーリーONE LOVE」を見た帰り、 看板犬イッキューさんにも会いたくて渡辺さんを訪ねた。 個展の期間中にはよくスケッチし、絵も描かせていただいた。 嬉しそうに抱きついてきてくれた。 残念ながら昨年、16年4か月の命を全うして生涯を閉じたそうだ。 1月9日(イッキュー)に渡辺さんの元に来て、 ウッドデッキで茶畑風景を見ながら陽を浴びて、 散歩を楽しみに過ごし‥愛されて良かったね。 今は痛みもなく、心地よく夢の世界だよね。 『夢の午後』2019年制作紙に交響(多種…
この日の午後4時15分ごろ、虹を見た。 強い日差しなのに雨・・昔は天気雨とも狐の嫁入りとも言ったが、 気象用語では天泣(てんきゅう)と呼ぶらしい。 かなり広範囲にかかった虹。よく見ると上にも虹がかかっていた。 以前沖縄個展の際には、wもだが、よく虹が見られた。 ジュディ・ガーランドが歌った名曲 Over the Rainbowを想う。 ♪ 虹の彼方に行けば、雲ははるか下で、この世(下界)の悩みは消えて行く。 虹の兄弟が見れて、少しすっきりしたかもね。
6年前に98歳で亡くなった俳人、 金子兜太さんの句碑を、椋神社に訪ねた。 自分は彼と同じく、 まだどこかに日本オオカミが生存しているのではないかと、 希望を込めて想っている。 句碑はいずれすべて訪ねようと思っている。 #椋神社 https://www.minano.gr.jp/haiku/ #金子兜太 #皆野町 #hiroshikomoto
3つのチューリップの花が並んでいる。 それを球根のように支えている7人の各国の子どもたちは、 肌の色も異なるがみんな笑顔だ。 そしてそれを大きなチューリップの花が、 包み込んで守っている絵、 春の花が満開の時期。 代表ともいえる花だ。 ♪咲いた咲いた チューリップの花が、 並んだ並んだ 赤白黄色、 どの花見ても奇麗だな。 幼い頃学校で唄った歌で、 当時は無論知る由も無かったが、 実は反戦、反差別の思い・・良いところを見つめあおう、 そんな思いをを込めたものだった。 いまだ止まぬウクライナ戦争、 ガザ、ミャンマー・・本当に心が痛む。 誰が何処がトップで優越などではない。 どの花見ても奇麗だな と…
フードロスの意味合いもあるが、食材は大事にしたい。 人参の切った頭の部分。不要不急外出しないでと言われたコロナ禍では、 「キャロット・アイランド」として描いたが、 約2か月前をもって葉の色が一部変わり始めて・・・、 葉が線香花火に見えてきた。そして、 この55日間は命の輝きなんだと感じた。 水を毎日変えて、断面のぬめりも毎日取り除いて、 よくぞがんばったね。 感謝を込めて、この葉は食材として美味しくいただきました。 目に美しく、体内の養分になってくれて、 私のインスピレーションになってくれて、 本当にありがとう。
大雨のたびに心配を抱えるようになった裏地。工事完了から10か月ほど経ち、久しぶりに上を歩いた。工事とは、自宅すぐ裏の法面工事(砂防維持修繕・雑草繁茂対策)のこと。本来ここはこんなではなく、緑地化対策で、あえてコンクリートでない部分を残していた。ゆえに花も咲いていた。毎年伸びる雑草を埼玉県指定業者で刈りに来る手間と費用を無くすためか、窪みの草土をすべて除去し、セメント、モルタル吹付で真っ平にしてしまった。雨の水分を吸収してくれるものは無くなり、ダイレクトに雨が流れ落ちてくる。そして夏の照り返しも増えた。無機質と危険への不安が増しただけのように、私には思える。
こだいら平和美術展の実行委員ミーティング参加で、 久しぶりに小平へ。 上水本町、鈴木町、学園東町など長く住んだ処だ。 東京都の大規模な霊園のイメージだが、 玉川上水と雑木林「水と緑の街」でもある。 小平駅を降りて・・え? 小平って「タヌキとポストだけの街」なの? 無事、募集ハガキと募集ポスターが届いていて良かった。
今もウクライナ在住の子供たちが描いた絵(プリント)を展示して、 寄付を募り寄付箱に集まった「多くの方のオモイ」を昨日、 ウクライナ人のユリアさんにお渡しできました。 ユリアさんから NPO法人KRAIANYに「子供たちに役立てる寄付として」 送っていただきます。 困窮と寒さをしのぐ一人一人の方に、 救いの手がもっと差し伸べられますように。 犠牲となられた方々に哀悼の意を捧げます。 吉祥寺だけでなく西東京美術協会から集まった募金も共にお渡しできました。 募金活動に心から感謝します。 支援のカフェ「レク寺子屋」、居心地がよく笑顔になる空間でした。 ユリアさんご家族が作るウクライナ料理、とても美味し…
気温25℃はあろうかと汗をかく夏日の2月、 秩父ミューズパークの梅園を見に行く。 満開ですでに花が落ちているものもあるが、全体としては3、4分咲きくらいか。 3本の飛行機雲が青空をコンテのように引っ掻いていた。 蝋梅・・いつも思うのだが、まっ黒クロ介と競い合っている感じだ。 ドングリの絨毯に蝋梅が寝ていた。やがて土に還るだろう。 寒くなくて良いね などと言ってはいられない。 地球はそら恐ろしい大変なことになっているのだ。 世界の政治指導者たちよ、貪欲を捨て、自然界の災害予告に耳を澄まし、 戦争差別を止め、生活に苦しむ人々を助け、謙虚に対策に力を注げ! ・・・と思うのであります。
初期から関わった「田植えから有志で日本酒造りを行うプロジェクト」 一苗倶楽部に参加して作ってできた【飯能風土季】。 ようやく丸屋さんで受け取ることが出来て、しみじみと味わっている。 私が関わった21年・・リカーショップ丸屋さんと五十嵐酒造の力が大きい。 コロナで途絶えていた【新酒を祝う会】を今年は復活したいと思う。 そのための絵の準備もしている。今回はもっとシックにしたいと思っている。 ぜひ大勢でご参加いただきたいです。 2024年度 一苗俱楽部 新酒を祝う会日時:3月9日(土)12:00~14:00 (開場・受付開始11:30~)場所:飯能商工会議所 1階大ホール会費:4500円(お酒、お弁…
懐かしの【ハモニカ横丁】で立ち飲み?小平在住の中学生にとって吉祥寺は、 とてもお洒落で「住みたい街全国一位」だった‥もう半世紀前のことだ。 サンロードができたときは画期的と褒めちぎられた。今はボーリング場もあるのね。 都心への交通利便性もあり、井之頭公園と言う緑もある吉祥寺。 何度も個展をさせていただきもした。 以前の雑多でより広い範囲で多くの店が賑わっていた【ハモニカ横丁】が懐かしい。 それが本当のお洒落ではなかろうか。 3年ほど前にできたらしい「立ち寿司横丁」で握り寿司を10個とサワーで1100円程度・・良いねえ。
昨夜の雨が、うっすらと追加の雪化粧に変わりました。 数日前の雪では三度ほど停電しました。バスタブには水を溜めてあります。 被災地のご苦労を痛感します。
最初は私の絵を「良い趣味・息抜き・気分転換」と思っていた孝男さんだが、 個展ご高覧を重ねてから「香本さんのように、無から一人で生み出して人を感動させられる職業は、そうそう無い。」そう言って理解してくれた義兄・落合孝男さん。 2009年に亡くなって25回目の命日・・もうそんなに経つのかとあらためて思う。 営業部長までバリバリこなしていた人が、なれない部署に配置転換させられ、 苦労の挙句、定年間際で・・本当に日本の会社管理社会に腹が立つ。 ふざけんなと辞めればしなずに済んだかもしれないそんな思いを今も持つ。 とにかく安らかにと願うばかりだ。
昨年お世話になった中川村のKさんの農園の印象で制作を始め、 約1年かかってようやく完成し発送できた。 気に入っていただければ嬉しい。 画像は部分です。