小さいけどより美しく快適になった普及版Earth Ships Living in Tiny Houseから
→より美しく快適になった普及版EarthShips←センターのガラスの開口部を大きくとった斬新なデザインに、ギリシャや中近東にでもありそうな白い家のイメージをセットしたおしゃれな外観。それを見ただけで憧れる人が多いのではないか。これはKirstenの映像で先に紹介した、EarthShipsをダウンサイズした良くできた普及版と言える。オリジンのSF映画を思わせる異次元の印象と、ちょっと過激なサバイバルを啓蒙しようという意図はなく、新鮮なスタイル&仕組みの、お金がかからないタイニーハウスで、サスティナブルなオフグリッド生活を、より快適に心地よく楽しもうという一般向けの提案がある。何しろ周りは荒涼とした砂漠ではなく、緑に覆われた南オーストラリアのリゾートである。この環境に合わせて、デモニッシュなものを漂白し、Eart...小さいけどより美しく快適になった普及版EarthShipsLivinginTinyHouseから
フランス南西部、森の中の若い大工たちのコミュニティ Kirsten Dirksenのユーチューブ映像から
→フランス南西部、森の中の若い大工たちのコミュニティ←さて、ここはフランス南西部の若い大工たちのギルドによるコミュニティ。昔ながらの工法を使って、様々な住宅を2年前から森の中に作り始めた。製材も古風な斧(これら道具もここで自作している)を使って行なっている。新しいテクノロジーだ、我々の発明だと見せてくれたのが、自転車で動く製材機械。思わず目が点になった。棟上が終わった大きな建物もあるが、曲がった木がそのまま使われている。伝統的なフランスの田舎家の建築様式なのだろう。独特の手づくりのあったか味と美観があって心惹かれる。しかし、仕事ばかりしているわけではない。なんか一見ぶらぶらしている人の方が多いように思う。三々五々、弓で狩猟の練習をする人もいれば、木にぶら下がった廃物のソファに座って新聞を読んでいる人もいる。彼は...フランス南西部、森の中の若い大工たちのコミュニティKirstenDirksenのユーチューブ映像から
イタリア・アルプス麓、中世の村の再生に取り組む Kirsten Dirksenのユーチューブ映像から
→中世の村の再生に取り組む←ヨーロッパの農村部、山岳地帯など僻遠の地も含めて、中世あるいはもっと古い時代にオリジンを持つ歴史的集落が無数にあるが、それらは大抵石造りで外形を保っていても誰も住むものがなくなって石の廃墟に変わりつつある。Kirstenは、それら打ち捨てられた建物に特別な思いがあるのだろう、それらを再生しようとしている試みを数多くレポートしている。ここではそれらのうち、ゴーストタウン化したイタリアの中世の村に家族ともども住み着き、他にも誘いかけて往時の集落の姿を取り戻そうとしている建築家の試みを紹介しよう。こうした試みの多くは建築家によって行われていて、古い石造りの小屋を外観はそのままだったが、中は建築家のプライドを投影させて、まったくのモダンデザインに変えてしまった例(朽ち果てるままより良いが、正...イタリア・アルプス麓、中世の村の再生に取り組むKirstenDirksenのユーチューブ映像から
アースシップス、過酷な世界を生き延びるための住まい Kirsten Dirksenのユーチューブ映像から
→アースシップス、過酷な世界を生き延びるための住まい←ちょっと古い映像になるが、面白い取り組みなので紹介しておこう。ニューメキシコの荒涼とした砂漠を走ると、スターウォーズのシェルターのような多様なユニークな形の建物が忽然と現れる。核戦争後のような過酷な条件を生き延びるサバイバルモデル、633エーカーの土地に建てられたアースシップス(EarthShips)と呼ばれる、70近くの建物群(TheGreaterWorldEarthshipCommunity)である。建築家マイク・レイノルズの発案によるこれらの建物は、土とゴミ(カン、ガラス瓶、古タイヤ)でつくられている。1997年のスタート当初、これらの建物群は、不法分譲を理由に閉鎖を余儀なくされたが、7年の後には適法を勝ち取った。現在、州は、2エーカーの土地を与え、上...アースシップス、過酷な世界を生き延びるための住まいKirstenDirksenのユーチューブ映像から
廃品をユニーク住宅に変えるテキサス魂 Kirsten Dirksenのユーチューブ映像から
→廃品をユニーク住宅に変えるテキサス魂←全米でもプアな人が多いとされるテキサス州には、おシャレで、乙に済ました東海岸のエリート&セレブたちには見られない、テキサス魂と言われる自由独立の精神に富んだ人物が多いようだ。前にプアな人々向けに廃材で作った住宅を実際に提供する、気持ちのいっぱい入った事業を展開している、見た目エキセントリックなテキサス爺さんを紹介したが、この爺さんも、やはり同じテキサス人で小柄で痩せているが、同じような事業を展開している会社の社長である。負けず劣らずエネルギッシュなうえに、テキサス人の真骨頂を発揮して発想がぶっ飛んでいて、すぐに尊敬してしまった。最初に出てくるのは木の上に建てられた家だ。と言っても、こぎれいに収まった家ではなくて、縦横に広がった枝は家を突き抜けているし、入り口や内部の階段に...廃品をユニーク住宅に変えるテキサス魂KirstenDirksenのユーチューブ映像から
廃棄された客車を素晴らしいオフグリッドの家に変えた Living Big in Tiny House から (セントラル・オタゴ、ニュージーランド南島)
大きな空と遠く山々が連なる、広々とした放牧地のパノラマ風景の中に、ポツンと置かれたダークレッドの古風な2つの車体。マンデーの手に渡るまで、この2つの客車は、長い間、ここに打ち捨てられ、カビと蜘蛛の巣と鳥の死骸だらけで、雨もりのする壊れた、誰も見向きもしないジャンクと化していた。しかし、マンデーは再生の夢を諦めなかった。元夫とともに、8年もの歳月と情熱を傾け、台車部分も含めて歴史的な往時の美しい姿を少しづつ取り戻して行った。今、ここに見るユニークで素晴らしいタイニーハウスに変わった客車は、彼女の言うように、誇張ではなくまさしく「血と汗と涙」の結晶なのである。それぞれの客車は、おおよそ12×2.5メートル。メインの車体は、キッチン、ラウンジ、ベッドルーム、バスルームを備えた、機能的で快適なタイニーハウスに変えられた...廃棄された客車を素晴らしいオフグリッドの家に変えたLivingBiginTinyHouseから(セントラル・オタゴ、ニュージーランド南島)
ありきたりのキャラバンを「指輪物語」の世界に改造 ユーチューブLiving Big in Tiny House から
離婚の後、17年間の警官生活をやめ、木彫家となったグレン(イギリス)は、ソフトヤンキーがしそうなステレオタイプの改造ではなくて、DIYと木彫の腕をフルに使って、どこにでもあるような白いキャラバンを大好きな「ロード・オブ・ザ・リング」と「ホビットシリーズ」の世界で塗り込められた独創的なタイニーハウスに変えてしまった。キャラバンのシャッターを開けると、ドラゴンが稠密に彫り込まれた木彫のドアが現れる。さあ中に入ろう。そこは大好きなイメージで埋め尽くされた世界。キッチンデスク、ライト、チェア、ディスクなど、木彫の腕を生かした木製家具が置かれている。重量を考慮してすべて木を使うのではなく、お気に入りの模様の壁紙も使っているが、これがバンの中だとはとても信じられない。しかも、コンパクトなスペースに、シンク、薪ストーブ、トイ...ありきたりのキャラバンを「指輪物語」の世界に改造ユーチューブLivingBiginTinyHouseから
ウェールズの森の中での超シンプル生活 ユーチューブLiving in Tiny Houseから
→ウェールズの森の中での超シンプル生活←山の国ウェールズのスノードン山を望む野生の森の中に、1000ポンドで建てた小さい家。雑草で屋根を覆い、泥壁で囲ったきりの、EarthBuildingと言えばかっこいいが、方丈記に出てきそうな「草の庵(いおり)」を思い浮かべればいい。当然電気なし、電話なし、もちろんインターネットなぞ、あるわけない。水は近くの小川からボトルで汲んでくる。ストーブには、切りそろえた薪などではない、森で拾い集めた小枝を燃やす。野生飼している山羊や鶏や小さな栽培ベッドに植えたハーブで食事を賄う。ドアがわりに幾重にも垂れ下がった布をくぐると、そこは敷物を敷いた丸い空間が一部屋あるばかり。二つの窓は嵌めきりで、光が絶えず入ってくるが、夜ふと目覚めると、煌々とした星の光があたりを照らし出すファンタジーを...ウェールズの森の中での超シンプル生活ユーチューブLivinginTinyHouseから
ニュージーランドの老夫婦が作った靴の家 ユーチューブLiving Big in Tiny Houseから
→ニュージーランドの靴の家←「靴の家に住んでるおばあさんがいました」。そういえば、子供の時、そんな童話を読んだことがあるような気がするが、外観を見れば特徴は一目瞭然、まさしくユニークなブーツの形の家である。ご丁寧に紐通しの穴やステッチまでしっかり再現している。子供なら童話の世界は現実にあるもの(そんなコメントがあったが)と錯覚するに違いない。このブーツの家は、ニュージーランドの南島、モトゥイーカの郊外、カフェとレストラン(1991~)、そしてそれを取り囲むガーデンパラダイス、その名もジェスターハウスに建てられている。他にも何棟かの不思議な家が庭の中に建てられている。オーナーであるスティーブとジュディのポリシーは「ユーモアがなければ、する価値がない」というもの。確かにここには疑いようのない楽しさと軽妙さが同居して...ニュージーランドの老夫婦が作った靴の家ユーチューブLivingBiginTinyHouseから
森の中に妖精の家を作り続ける ユーチューブLiving Big in Tiny Houseから。
→森の中に妖精の家を作り続ける←深い森の中に、子供時代に誰でもが頭に浮かぶビジョンを、一人実現し続けている。こうなるとアート作品、ジェーコブ(JacobW.H.)自身の言葉によると「住まうことができる彫刻」と言った方が良いかもしれない。日々アーテストが作品づくりに取り組むように、太平洋に面したワシントン州オリンピアの奥深い森の中、魅惑的なスモールキャビンを作り続けている。現代にも、コツコツと拾い集めた石で理想宮を作り上げた郵便配達員シュヴアルのような、夢につかれた人がいる。→郵便配達員シュヴァル←最初に紹介しているスモールキャビンの外観は、周りのアメリカ杉に覆われた森の景観ともマッチして、ファンタジーノベルにでも出てきそうな雰囲気。上からの映像を見ると分かるが、全体の構造は十字架状をしており、鋭い傾斜角の屋根と...森の中に妖精の家を作り続けるユーチューブLivingBiginTinyHouseから。
カリフォルニアの砂漠に土の家で暮らす。 ユーチューブLiving Big in Tiny Houseから。
→カリフォルニアの砂漠に土の家で暮らす。←アースビルディング(EarthBuilding)という言葉をご存知だろうか。私も、この映像を通して初めて知った。建築関係のWikiを見ると、耐火性があり、未加工の原土を用いた建築を実践することとある。11,000年以上前から存在し、特別な道具を用いずに作れることから、今日でも世界の半数の人々がこの手法で作った土の家に生活している。日本の農家の藁すさを粘土質の土に混ぜ合わせた土壁の建物もこのカテゴリーに入るのだろう。サーシャとジョンのカップルが住まう、寒暖の差が激しい、カリフォルニアの砂漠、異星人の惑星のような厳しい環境こそ、アースビルディングに適していると言える。アースビルダー(EarthBuilder)の二人は、パーマカルチャー(Permaculture)と呼ぶエコロ...カリフォルニアの砂漠に土の家で暮らす。ユーチューブLivingBiginTinyHouseから。
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