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  • 後悔先に立たず

    91歳の男が運転する車が女性をはねて、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕された。被害者に申し訳ない、免許証を早く返しておけばよかった」などと供述し、容疑を認めているという。加齢に伴う高齢運転者の事故のリスクが次のように指摘されている〇動体視力の低下で、信号機・道路標識・歩行者など、瞬時に複数の情報に適切な判断・対応ができなくなる。〇体力や筋力の低下で、正確なハンドリングやアクセル、ブレーキの操作が難しくなる。〇判断力の低下で、不測の事態への対応が遅れ、瞬時に判断し、安全な行動が出来なくなる。自家用車は無いより有った方が便利なのは当たり前のこと、後悔先に立たず、人身事故を起こして苦しみ続けるよりもタクシーをフルに活用して余生を優雅に過ごそう。後悔先に立たず

  • 小学生時代

    小学生時代(昭和14年~20年)、クラスの殆どが農家と自営業の生徒で占められ、僅かな鉄道官舎住まいの生徒は、「官舎もん」と呼ばれて、よそ者扱いされていたので、学校での楽しかった記憶は何もない。3年生だった昭和16年12月8日には大東亜戦争がはじまり、日本軍の勝ち戦だけを知らされながら、神の国である日本は絶対に負けないと教え込まれ子供心に信じ続けてきた。立派な軍人にするための教育だったのだろう、一般教科よりも体育や行軍と称した遠足、水泳、スキーなどの体力づくり、学校行事も、薬草の採取、イナゴ取り、落穂ひろいなどの奉仕活動が多かった卒業写真もない珍しい学校で、21年4月には旧制中学に進学したので、クラスメートの名前も顔も一部の生徒しか分からないままである、進学当初は他校出身の生徒との学力差を痛感した。小学生時代

  • 高齢男性の買い物

    老夫婦の定例行事は食品スーパーの買い物だけであり、店内の商品が出揃う9時半から10時ころをめどに出かける。馴染みになった売り場やレジの店員と会話を楽しむひと時でもある。この頃はスーパーで高齢男性が一人で買い物しているのが目立つ。料理する男性が増えたのか、奥様から頼まれたのか、一人暮らしか、実態は奥様のお使いが一番多いらしい。奥様のお使いである男性は、片手に奥様が書かれたと思われるメモを持ちながら、店員に商品の場所を聞いたり・探している商品の有無や種類を問い合わせしたりすることが多いと言う。ある日のこと、一人暮らしだろうか高齢男性の買い物籠に、おにぎりが2個、かき揚げが一個、カップ(みそ汁)が一個、精算してから店内の飲食コーナーで食べている姿を見て寂しくなる。高齢男性の買い物

  • 大雪が降ると

    昨年12月には大雪のため新潟県長岡市や柏崎市の幹線国道で多くの車が立往生したり、雪の影響による停電が長期化したことで大勢の方が豪雪による厳しさを体験されたと思う。雪の少ない新潟市内も一晩で40センチほどの積雪で除雪車が出動するも降り続く雪で、幹線道路の除雪優先のため生活道路は圧雪状態となり、利用しているネットスーパーも閉店になる。昭和52年から3年間の豪雪地で勤務時代の時、冬季のマイカー通勤は安全のため3人による交代制にした。同乗者はチェーン着装時、緊急時の連絡要員として心強い存在となったのである。降雪時は、高速道路やバイパスなどは避けて、出来れば緊急避難し易い部落や町並がある一般生活道路を利用することを、豪雪地で運転歴が長い先輩から教ったのを思い出した。大雪が降ると

  • タクシー運転手

    運転免許を返納して、52年前の生活に戻ってから半年になる。徒歩、タクシー、バス利用の生活に少しは慣れてきたとはいえ、マイカーが無いよりは有った方が便利であることには変わりはない。最寄りの小さなタクシー会社なので、タクシー依頼の電話も町名と名前を言えば、「ハイ分かりました」と一つ返事、顔も名前も覚えられないが、殆どの運転手と出会っており、初対面の運転手はいなくなったようだ。全国のタクシー運転手の平均年齢は59歳と高く人手不足の職種で、65歳定年制になっいるが、75歳まで勤めるめることが出来るそうである。一度耳の遠い人に出会ったが、自宅までの案内に苦労した。運転手の間でも、お客様に迷惑をかけている辞めて欲しい人も居るし、辞めたい人も居るという話を親しくなった運転者から聞いたが、後任がいないのでやむを得ない事情...タクシー運転手

  • 今日から新年

    明けましておめでとうございます。昨晩は、神様とご先祖様にお礼を申し上げ、老夫婦が互いに感謝の言葉を交わしながらお神酒で乾杯、爽やかな新年を迎えた。今年は3月に爺が、8月に家内が、卒寿を迎える節目の年である。老夫婦にとっては今年も願いは一つ、「転倒→骨折→寝たきり」にならないこと、朝茶を飲みながら誓い合ったところ。大きな願いは戦争の終息である。ロシア、ウクライナ双方には爺が知らない戦争に至るまでの複雑な背景があるのだろう、国連の無力さを感じながら平和が訪れる年になることを祈りたい。日頃は神様に手を合わせることのない高校受験を控えた中学生たち、センター試験を控えた高校生たちも絵馬を奉納して合格祈願で神様も大忙し、願いは公平に叶えてくれるだろう。今日から新年

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