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2014/10/06

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  • 「早稲田大学演劇博物館」

    2024/5/24・早稲田大学自体に行くのも初めて。・演劇博物館では、毎週金曜13時からボランティアの方のガイドを受けられるということで行ってみる。・HPを見ても情報量が多すぎるので、詳しい人に聞いたほうが早いなと思った。・いかにも大学らしい直方体の建物の並びに、あきらかに異質な西洋風の建物がある。・シェイクスピア作品が多く上演されたイギリスのフォーチュン座を模して作られた建物。演劇の舞台としても使えるそうだ。・建物の近くに坪内逍遥像。右手の色が剥げている。握手をすると早稲田に縁ができるというゲン担ぎがある。受験生ではないが、とりあえず握手しておく。・受付でガイド希望の旨を伝え、ご年配の女性に対応していただく。ガイドさんと一対一で館内をまわる。・長期休暇明けの仕事が怖いので、今回の旅行では人と話せる機会が...「早稲田大学演劇博物館」

  • 国立映画アーカイブ「NFAJコレクションで見る日本映画の歴史」

    2024/5/28・映画に関する知識は中の下くらいなので33tabというアプリでライムスターの宇多丸さんの音声ガイドが聴く。自分にとってのモグタン的な存在。・しかし、説明文とアプリの解説が重複していたり、聞きながら文字が読めなかったり、音声ガイドと実際の展示が一致しにくかったり、うまく使いこなせない。・展示を見る前にガイドを聞いたほうが良かったのかも。・映画の発明は1895年頃。アメリカ系(エジソン)とフランス系(リュミエール兄弟)がある。・スクリーンで観客に見せる方式だったリュミエール兄弟が先と言われることが多い。・映画以前の日本最古の記録映像から見られる。水車を踏んで田んぼに水を送る様子や、何かの踊り。街の往来と犬。・映像は想像よりはきれいで、加工された映像作品ではなくて、当時の生活がそのまま映ってい...国立映画アーカイブ「NFAJコレクションで見る日本映画の歴史」

  • PARCO PRODUCE『ハムレットQ1』

    2024/5/24・映像では何度もPARCO劇場の作品を観ているが、現地での観劇は初めて。・わりと暑い日に長々歩いた上に、ちょうどいい感じに休めるところがなく疲労困憊状態だった。みんな、あんな坂をのぼっていたのか。・中段やや下手。見やすい席でほっとする。・舞台装置がシンプルで美しい。・下手奥に向かってせり上がっている。上手側には瓦礫に見えるオブジェ。玉座にも使う。・ハムレットが父親の仇である叔父に復讐する話(何度も書いているとだんだん雑になる)。・ハムレット役は吉田羊さん。男性として演じる。・演者が女性であることの違和感はなかった。・一昔前だったら「女性が演じる意味とは」が重要になりそうだけど、トピックの一項目程度だったと思う。・商業レベルでも、こういう性別違いが当たり前になる傾向は進みそう。いい流れ。・...PARCOPRODUCE『ハムレットQ1』

  • 伊勢朋矢監督『日日芸術』とCINEMA Chupki TABATA

    2024/5/24・こちらの映画館は、耳や目が不自由な人も楽しめるユニバーサルシアターとのこと。・小さい映画館であることは知っていたけど、実際現地に来てみると思っていたよりもかなり小さい。20席。・どの席にも音声解説用のジャックがある。・ここに来て普段通りに映画を観ても仕方ないかなと、イヤホンをお借りして音声ガイドのみ鑑賞を試みる。・映像がなく、音声のみの作品なら、ラジオドラマみたいなものかなという素朴な疑問。・実際に体験してみると、映像を言葉で説明する音声ガイドと、映像表現自体を想定していないラジオドラマは似て非なるものだった。・そもそも映画でしか見られない作品は山ほどあるので比較自体あまり意味のないことだった。・自分は目を閉じていたけど、頭の中には映像が浮かんでいる。中途失明した人はともかく、元々目の...伊勢朋矢監督『日日芸術』とCINEMAChupkiTABATA

  • 「岡本太郎記念館」

    2024/5/23・新国立劇場からちょっと歩くと(迷ったので実際には結構歩いた)、岡本太郎記念館がある。・もともとは自宅兼アトリエだったようなので、美術館というより人の家にお邪魔するような感覚。・入館する前から、庭に異形のものたちがたくさんいる。・写真撮影OKかわからなかったので、先に受付で確認してから庭を散策する。・ドアの取っ手も岡本太郎風の足形だった。・変なオブジェだなと思っていたら、育ち過ぎたショウブだった。あんなメカっぽくなるんだ。・『犬の植木鉢』と、ベランダのミニ太陽の塔が圧倒的にかわいい。・マティスは当時の評論家から「野獣のよう」と言われ、野獣派なんて呼ばれていたけど、本人は「人々を癒す肘掛け椅子のような作品」を目指していたらしい。・半面、岡本太郎は困難を選べ、楽をするなというようなことを言う...「岡本太郎記念館」

  • 「マティス 自由なフォルム」

    2024/5/23・晩年の切紙絵が多いんだろうと思ったら、ごく初期の習作レベルの油絵から展示されていた。・近い時期に行われた別のマティス展とのすみわけはあるようだけど、本展覧会だけ見ても全体の流れはわかるようになっている。・最大の見どころは、マティスの集大成である、ヴァンスのロザリオ礼拝堂を完全再現した展示。・事前に山田五郎さんのYoutube解説、当日は安藤サクラさんの音声ガイドと、迎え撃つ気満々で鑑賞。・五郎さんの「マティスは同じモチーフを繰り返し描く」という話がいい補助線になった。・彫刻の『横たわる裸婦像Ⅱ』がのちの『大きな横たわる裸婦』だし(順番は前後するかも)、『アンリエット』の連作も写実→極端なデフォルメ→それらのハイブリットと、繰り返し製作されている。・日本の漫画を想起させる作品も目に付く。...「マティス自由なフォルム」

  • 新国立劇場『デカローグ5・6』

    2024/5/24・ポーランドの映画監督キシェフロフスキーが旧約聖書の十戒をテーマに作成した10本の中編映像作品のうち、第5話と第6話を演劇に翻案した作品。・事前にドラマ版のDVD-BOXで全話視聴して予習十分。・知識ゼロの状態からだいぶん愛着は沸いているものの、第5話と第6話は、端的に言って話が嫌い。・舞台化したら印象が変わるかもしれないし、行きがかり上、見ない選択肢はない。・そんな心持ちもあり安価なテラス席を購入。下手側。・舞台に対して椅子が垂直方向に並んでいるのでずっと左横を向いて観劇することになる。・加えて左隣の人(舞台に対しては前方の人)が前傾姿勢。舞台の左側半分が見えない。アナウンスしていたのに。これは声掛け案件かと思っていたら開演10分位で姿勢を変えてくれた。・第5話は、無軌道な若者がタクシ...新国立劇場『デカローグ5・6』

  • TLPW「TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING」

    2024/5/23・最初にアップアップガールズ(プロレス)のミニライブから始まる。・アイドル詳しくないけど、イベントの始めに唄うのは一種の景気づけのようなものなのかな。・演劇の場合、作中ならあるけど、開演の前に唄うのは聞いたことないかも。場合によってはアリかも。・原宿ぽむが気になる。名前も衣装もあんまり見たことない感じ。・前々から目には入っていたけど、あんなにはっちゃけた感じだったっけ。・対戦相手にリング上で551を貢ぐという浅はかすぎる作戦が楽しい。・妙に体が硬い感じとか、動きに変な癖があって面白い。・動きに関してはプロレスラーとして未熟な部分かもしれないので、今後変化していくのかもしれない。・一連のイベントの中で、かなり高度なことができる選手と、まだ初心者マークが取れていないような選手が共存している。...TLPW「TJPWLIVETOUR2024SPRING」

  • クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』キェシロフスキ監督に関する”100の質問”

    デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)です。ノーブランド品2024/5/20『デカローグ』DVD-BOXの特典映像。マスコミが監督キェシロフスキーを囲んで質問漬けにする42分間の映像。本当に100問があったかどうかはわからない。最初から「あなたは賞を取っているが観客の関心を獲得していない」と指摘され、ピリッとした空気になっている。監督の「検閲の話をするのは好きだ」「機能している機関が好きだから」「検閲は嫌いだ」の流れがいかにも一筋縄ではいかない。フランスの批評家に比べてポーランドは…みたいなことを言ったりもする。同じヨーロッパの中でもやっぱり温度差がある。監督の「神は至高の存在だが仲介者は必要ない」もいい。もともとドキュ...クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』キェシロフスキ監督に関する”100の質問”

  • 『バベル 7.16』

    2024/5/19・2016年のアヴィニョン演劇祭で上演された、15国籍23人のダンサーとミュージシャンによるパフォーマンス。・女性の一人語りから始まる。AIのような無機質な語り口で言語としての身振りについて語る。手話のようにも見えるがだんだん複雑化していって、人間として見るには不自然な機械的な動きになっていく。・次に登場人物が集まってきて同じように動くんだけど、見た目も服装もバラバラで、同調性は強調せずに、同じ振り付けで動くことで違う部分をわかりやすく見せている感じ。・多国籍の演者たちが言葉、踊り、歌、それぞれの異なる見せ方で小さなシーンを作って、それらを組み合わせて構成している。・こういう作品だと、全体に対して今がどれくらいなのかわかりにくいので、どんなに高度なことをやっていても長く感じてしまいがち。...『バベル7.16』

  • DDT「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」

    2024/5/17・最初の3WAY、中盤からどんどんテンポが上がっていき、最終的には平田一喜の高速タップでフィニッシュ。・あのタップが許される選手ってなかなかいないような。・飯野雄基のセクシーエルボー不発の流れも、頭で考えると不自然なところがたくさんあるんだけど、動きのテンポ感でちょうど良い加減になっている。絶妙。・中村圭吾人気で相対的にヒールっぽくなってしまった上野勇希。実際、あんまりヒールっぽい動きが似合わない。反面、勝俣瞬馬はうまくハマっていた。・サウナカミーナはサウナでつながっているユニットだから、チーム内にベビーとヒールが共存していてもおかしくないのかもしれない。・ピンポイントで蛇界入りしたHARASHIMA。・あんまりこういうことするイメージ無かったけど、たぶん彼なりの蛇界的なムーブが徹底して...DDT「KINGOFDDT~20thAnniversary~2ndROUND」

  • エルンスト・ルビッチ監督『生きるべきか死ぬべきか』(1942年)

    2024/5/17生きるべきか死ぬべきか(字幕版)キャロル・ロンバード1939年ナチス占領下のポーランドで、舞台役者の夫婦とファンの空軍兵士が、劇団員の力を借りながら、ゲシュタボのスパイを退けようとする話。序盤、ウェルメイドなコメディが始まりそうなお膳立てをしておいて、ナチスの侵攻でぶち壊してくる。ほんと戦争は趣味が悪い。『ガザの美容室』はクライマックスがその感じだったけど、この作品では前振りに使っている。作中劇はタイトル通りの『ハムレット』。オフィーリアのセリフが少ないことを逆手にとって舞台裏の重要人物にしている。上手い。「TOBE~」でプロンプをもらっているのはホントどうかと思う。みっともない。逢引するための途中退席なのに、めちゃめちゃ目立ってしまうのおもしろい。中盤以降の何がどうなってそうなっている...エルンスト・ルビッチ監督『生きるべきか死ぬべきか』(1942年)

  • クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第10 話 ある希望に関する物語

    デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)です。ノーブランド品2024/5/17父親の遺品から高額の切手が出てきたことをきっかけに、息子兄弟が取得条件の厳しいある切手を手に入れようとする話。兄は家庭を持つ会社員風で、弟は根無し草のミュージシャン。対照的兄弟は好み。お互い人生うまくいかないこともあるし、大した交流もなかったけど、兄弟仲は悪くない。お兄さんが時々板尾創路さんに見える。借金もあるし、切手なんてさっさと売ってしまうかと思ったら、兄弟は父のコレクションを売らない決意をする。不自然な感じはなかったけど、うまく理由を言語化するのが難しい。兄の常軌を逸した選択とその顛末は悲惨としか言いようがないのに、見ているとちょっとニヤニ...クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第10話ある希望に関する物語

  • DDT「KING OF DDT~20th Anniversary~1st ROUND」東京・後楽園ホール ARCHIVE DDT 2024.5.5

    2024/5/7・ダークマッチ。あの秋山準でこんなに笑えるのか。・秋山選手、DDTの正式所属になっていることを見た後で知ったけど、それにしても。・最初のところだけで止められてよかった・直前の札幌大会を見たばかりなので、松井レフリーのしらじらしさが際立つ。・ポイズンJULIE澤田選手ほんとに久しぶりに見た。・オーソドックスなプロレスの攻防に呪文を加えることで飛躍的にバリエーションが増える。・場外ダイブを呪文で自爆させるところ。・あんなにヒヤヒヤしない電流爆破バットはない。・人間換算の年齢的には信じられないくらい動いている。ほんとに人間ではないのではないか。・それなのにピュアな一面もあってかわいらしすぎる。・王者上野勇希と社長高木三四郎。勝敗より、どんな試合になるのか楽しみな組み合わせだった。・プロレスの会場...DDT「KINGOFDDT~20thAnniversary~1stROUND」東京・後楽園ホールARCHIVEDDT2024.5.5

  • ジョン・フォード監督『幌馬車』

    2024/5/8馬の売人をしていた男二人が、西部開拓をめざすモルモン教徒の一行の道案内を引き受け、一行の乗っ取りを企てる悪漢たちを退ける話。シンプルな構成。時間も86分しかない。砂漠ばかりの厳しい行程でも、彼らの案内と、踊り子の一行も合流し、結構楽しそうに見える。情熱のあるリーダーがすぐに声を荒げて仲間に注意されている。危うさもふくめて人間らしいかも。物腰が柔らかく怪我人なのに殺すときは殺す悪漢のリーダー。仲間たちも含めて、一目でならず者だとわかるのがおもしろい。馬の扱いがすさまじい。人を乗せたまま荒ぶっていたり、横転したり、下り坂を駆けおりたり、水に飛び込んだりする。自転車くらいの気軽さで馬に乗りこなしている。ここまでの馬描写は、もう現代ではできなくなってそう。馬映画として映画史に残りそうな作品だった。...ジョン・フォード監督『幌馬車』

  • 大阪御ゑん祭『夫人マクベス』

    2024/5/7・近藤芳正演じるマクベス夫人が、「マクベス」をモチーフにした4本の短編を渡り歩いていく話。・各話はそれぞれ起・承・転・結と銘打たれていて、それぞれ別々の団体が担当している。マクベス夫人だけ通しで登場する。・各話なんとなくマクベスの最低限の骨組みを拾いつつ作られている。・オープニング。各チームが狭い舞台上に密集しているなかマクベス夫人が前説を行う。期待感が煽られる。・最初は大阪万博のデザイナーの話。大型受注を受けたデザイン事務所のCEOをダンカン王になぞらえて、マクベス夫人がデザイナーの夫に彼を殺させる話。・時事ネタではあるけど特に批評性はなさそう。・LGBTのしつこいイジリは何の意味があるんだろ。・次の話はカラオケボックスみたいなところで王様ゲームしている若者たち。・マザコン息子マクベスが...大阪御ゑん祭『夫人マクベス』

  • クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第9 話 ある孤独に関する物語

    デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)です。ノーブランド品2024/5/7夫が性的不能になってしまい、中年夫婦の関係性が危うくなってしまう話。自動車にガソリンを入れるときのノズルが意味ありげにアップになったり、夫が自転車に乗っているときに体を不自然にバウンドさせたり、ガタガタの下り坂から川に突入したり、真面目なのか滑稽さを出そうとしているのか、よくわからない描写が多い。妻は若い愛人を作って不倫している。自身で関係を清算しようとしているが、すでに疑心暗鬼になっていた夫にはバレてしまう。自分が性的不能だからと怒れない夫に対して、妻は怒っていいと伝え、関係性の回復に向けて一歩進む。それだけでは終わらず、もうひと展開あって、すっ...クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第9話ある孤独に関する物語

  • DDT「DRAMATIC DREAM TOUR 2024 in SAPPORO【DAY2】」

    2024/5/6・オープニング。どこかで聞いたことのあるようなマイクアピール合戦。そういうご当地感の出し方もあるのか。・もともと好きな人は楽しいし、今なら配信でいろいろ見られるから意外と間口は広いはずだし、全く知らない人でももはや古典化している掛け合いそのものの力強さで盛り上がれる。客を選ぶようで意外と強い。・男色ディーノという存在。世の中のセクハラに対する考え方とか、ヒールとか、人気ヒールのベビー化とか、下ネタの塩梅とか、ベテランレスラーとしての立ち位置とか、見れば見るほど思考を求められる。深い。・大社長の長期休業は寂しい。それすらネタにするのはさすがだった。・最後は謎に平田一喜と松井レフリーが入れ替わっておしりにはさまれていた。・試合中、ヨシ・タツの「おまえ喋りすぎだ」という指摘。たしかにみんな喋るん...DDT「DRAMATICDREAMTOUR2024inSAPPORO【DAY2】」

  • DDT「DRAMATIC DREAM TOUR 2024 in SAPPORO【DAY1】」

    2024/5/5・会場はホテルの宴会場。小さいながらも豪華なシャンデリアで高級感がある。客席とリングの距離が近い。・試合会場の近くに住んでいるし、チケット代もいつも通りだったし、仕事じゃなきゃ行ったのに。・会場に一人くらい知っているひといるかなと思ったけど、やっぱりいなかった。・小さい会場だからか、全体的に突飛な試合はあまりなく、シンプルで速く細かい攻防が多かったような。・それだけに男色ディーノの異物感が際立つ。入場時、挙手制で襲われる客を選んでいるところがちゃんとアップデートされている。・瞬間瞬間で、キスするなり、いたずらするなり、バリエーション変えてリアクションする反射神経。・ただし味噌は色んな意味でダメだと思う。・斗猛矢は10年以上前に一度見たっきりだったけど、上半身、特に胸回りがすごく分厚くなって...DDT「DRAMATICDREAMTOUR2024inSAPPORO【DAY1】」

  • シェイクスピア『ハムレット Q1』(光文社古典新訳文庫)

    ハムレットQ1(光文社古典新訳文庫)シェイクスピア光文社2024/5/4安西徹雄訳。解説を参照すると、ハムレットにはいくつかの底本があって、まずは1603年刊のQ1版と1604年刊行のQ2版、そのあと1923年に初めての全集に掲載されたF1版がある。Q1版は最初の出版物ではあるものの、海賊版扱いされがちで、オフィシャル色が強いのはQ2版とF1版。そんなに違うもんなのかなと、実際読んでみると、全然違う。マニアックな方向ではなく、ものすごくわかりやすくなっている。そもそも長さがQ2の半分ほどしかない。読みやすいし、たぶん演劇になればはるかに見やすい。Q1版は読んだことなかったのに、記憶にあるハムレットという物語は、こちらのバージョンのほうが近い。少なくとも、マンガの原作や子供向けバージョンを作るなら、こちらを...シェイクスピア『ハムレットQ1』(光文社古典新訳文庫)

  • シェイクスピア『ハムレット』(ちくま文庫)

    シェイクスピア全集(1)ハムレット(ちくま文庫)W.シェイクスピア筑摩書房2024/5/4松岡和子訳。初めて読んだわけではない、はず。近々、また演劇作品のほうを見に行くので予習がてら読んでみる。こういう古典はネタバレや先入観なしに見たいとか考えずに済む。名作という評価が定まっている作品だから言えるけど、戯曲で読むとあらためて登場人物が何を考えているのかよくわからず、とにかく冗長に感じる。過度な説明や言葉の装飾は、今ほどの照明や音響効果が期待できない当時のイギリスの演劇環境であれば、それほど違和感はなかったのかもしれない。あらすじを知っている状態で読んでいるからついていけるけど、まっさらの状態で読んでいたらたぶん理解できなかった。特に母であり、宿敵の妻でもあるガートルードがよくわからない。息子を愛しているの...シェイクスピア『ハムレット』(ちくま文庫)

  • クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第8話 ある過去に関する物語

    デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)デカローグDVD-BOX/クシシュトフ・キェシロフスキ(監督)です。ノーブランド品2024/5/2倫理学を教える大学教授が、二次大戦中にかくまうことのできなかったユダヤ人の女の子と、長い年月を経て再会する話。世の中には救う側と救われる側の人間がいるという不公平を描いた話でもある。倫理の講義という舞台装置が効いている。倫理学では一般的なことなのかもしれないけど、どんな人間にも善の部分はあるという話がおもしろい。性善説、性悪説という言葉には大した意味はない。命の恩人へのお礼なのに、そのお礼すら素直に受けられない人に対して、「あの人は苦労しすぎたのよ」という言葉が優しい。再会すべき二人が再開した様子だけを見せる、物語の中のクライマックスの部分だけど切...クシシュトフ・キェシロフスキ監督『デカローグ』第8話ある過去に関する物語

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