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  • ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOURディレイビューイング

    〇「YuzuruHanyuICESTORY3rd“EchoesofLife”TOUR」埼玉公演ディレイビューイング(2024年12月14日13:00~、TOHOシネマズ日比谷)遅くなったけど書いておく。羽生結弦くんの単独公演「EchoesofLife」は、いま埼玉→広島→千葉を巡回中だが、埼玉公演の初日をディレイビューイングで見てきた。単独公演シリーズを見ることはちょっと躊躇があったのだが、今年4月にやはりディレイビューイングで見た「RE_PRAY」が文句なく素晴らしかったので、また見に行ってしまった。ストーリーの概要は、どこかで誰かが詳しく書いてると思うが、「人間」と「作られしもの」の戦争によって、生命体が死に絶えた世界。人間なのか非人間なのかよく分からない「NOVA(VGH-257)」という個体が目を...ICESTORY3rd“EchoesofLife”TOURディレイビューイング

  • 門前仲町でイタリアン&甘味

    年末の休日、友人に我が家の近所まで来てもらって、門前仲町で美味しいものを食べたり、ぶらぶら散歩したりした。ランチに選んだのは、PIZZERIAONDA(ピッツェリアオンダ)。「真のナポリピッツァ協会」の公認店であることを看板にしており、評判は聞いていたけど、期待以上だった。生ハムのサラダもイタリアンオムレツも美味しかったし、窯出しの焼き立てピザは最高。また誰かを誘って食べに来たいな~。それから、初詣の準備に余念がない深川不動堂や富岡八幡宮に参拝。不動堂の2階や4階に上がってみたのは初めて。4階の内仏殿には中島千波(1945-)の巨大な天井画『大日如来蓮池図』が飾られていた。どういうご縁なのか分からないが、中島千波画伯は、深川不動堂の信徒総代でいらっしゃるらしい。少しお腹がこなれたところで「いり江」でひと休...門前仲町でイタリアン&甘味

  • 2024年12月展覧会拾遺の拾遺

    ■サントリー美術館『儒教のかたちこころの鑑-日本美術に見る儒教』(2024年11月27日~2025年1月26日)理想の君主像を表し為政者の空間を飾った豪華な障壁画から、庶民が手にした浮世絵まで、儒教のメッセージを宿した日本美術の名品を紹介する。英一蝶など、主に江戸の絵師が描いた孔子像がいくつか出ていたが、帝王の衣裳をまとった袞冕像など、いずれも華やかで、コスプレ孔子様だな、と苦笑してしまった。足利学校の聖廟に祀られているという彫刻の孔子像は、ちょっと人麻呂像に似ていなくもない。かつて名古屋城の二之丸庭園内の聖廟に祀られていた聖像セットは、祠堂のかたちの厨子の中に、周公旦、孔子、堯、舜、禹の5像を納める。15センチくらいの小像だが、堯は純金、他は青銅に鍍金したものだという。キラキラして美しかった(現在は徳川...2024年12月展覧会拾遺の拾遺

  • 2024歳末風景

    この季節、一般家庭と思われるのに、恐ろしくクリスマスのイルミネーションに力を入れていいる住宅を発見することがある。むかし、通勤先だった武蔵嵐山にもあった。今の住まいの近くにも、住宅街の細い路地を入ったところに、毎晩キラキラ電飾を光らせているお宅がある。その一角に用事がなければ通らないような道なので、見る人が少なくて勿体ないが、そんなことは関係ないのだろうか。毎年、このお宅は、律義に12月25日が過ぎるとイルミネーションを消してしまうのである。今日も覗いたら暗い夜道に戻っていた。さて本格的に年末である。明日は年休を取ったので、今日で仕事納め。今年もよく働きました。2024歳末風景

  • 2024年11-12月展覧会拾遺

    そろそろ年末の棚卸し。■半蔵門ミュージアム特別展『小川晴暘と飛鳥園100年の旅】(2024年9月11日〜11月24日)今年の春、奈良県立美術館で開催されているのを見逃してしまったなあと思っていたら、東京に巡回してきてくれたので見に行った。飛鳥園の創業者で仏像写真の第一人者・小川晴暘(1894-1960)とその息子光三(1923-2016)の作品、さらに光三に師事し、現在飛鳥園に所属して撮影を続ける若松保広(1956-)の作品を紹介する。彼らの仏像写真が素晴らしいのはもちろんだが、創業当時の飛鳥園の店先など、歴史を伝える記録写真も面白かった。■神奈川県立歴史博物館特別展『仮面絢爛-中世音楽と芸能があらわす世界-』(2024年10月26日~12月8日)神奈川と深く関わる仮面や、中世の武士たちが親しんだ仮面の数...2024年11-12月展覧会拾遺

  • しばらくお別れ/トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演(出光美術館)

    〇出光美術館日本・トルコ外交関係樹立100周年記念『トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵名宝の競演』(2024年11月2日~12月25日)休館前の最後の展覧会は、日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して100周年を迎えた本年にあたり、両国の友好を記念する特別展。冒頭にはトルコのトプカプ宮殿を彩った工芸品、金銀や宝石をふんだんに使った香炉や水指し、コーヒーカップなどが並ぶ。華麗で愛らしくて、高級チョコレートのパッケージを思わせるものが多かった。驚いたのは水晶製の水指しおよび蓋付きカップ。完全に透き通っているので、どう見てもガラスだろうと思ったら、一塊の水晶を加工したものだという。また乳白色の玉から、複雑な浮彫り・透かし彫りのある鉢や皿を彫り出したものもあって、これは産地が中国になっていた。実はトプカプ宮殿には、...しばらくお別れ/トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵名宝の競演(出光美術館)

  • 色とかたちの新鮮さ/中国陶磁展(松岡美術館)

    〇松岡美術館『中国陶磁展うわぐすりの1500年』『伝統芸能の世界-能楽・歌舞伎・文楽-』(2024年10月29日〜2025年2月9日)この数年、同館には足繫く通っている。特に中国美術関係の展覧会はおもしろいものが多い。本展は、後漢から明までのおよそ1500年間における陶磁器を、うわぐすり、つまり釉薬に着目して展観する。はじめに「低火度釉」と「高火度釉」という分類を紹介し、低火度釉から見ていく。後漢時代の緑釉の壺と酒尊が出ていたが、どちらもあまり緑が鮮明でない。と思ったら、緑釉には、一定の条件の土中で長い年月をかけて風化すると「銀化」という現象が起こるそうで、これが緑釉陶器の見どころの1つなのだという。北斉(6世紀)後期から白釉陶器が登場する。『三彩蓮弁八耳壺』は、背の高い宇宙船みたいなかたちで、白地に茶色...色とかたちの新鮮さ/中国陶磁展(松岡美術館)

  • 秋葉原で雲南料理2024

    中国&中華料理好きの友人と「過橋米線秋葉原店」で食事をしてきた。今年2月にも、同じ友人と同じ店に行っているのだが、寒い日が続くので、雲南伝統の「気鍋鶏」で暖まりたかったのである。メニューでは「スズキの雲南風付け」になっているのだが、いわゆる清蒸かな。大きなスズキを二人で食べて、もうお腹いっぱい。ほかにも素朴で美味しい料理が次々にテーブルに並んだ。仕上げの過橋米線。お店はサラリーマンふうのグループで満員だった。次回はコースでなくて一品も試してみたい。秋葉原で雲南料理2024

  • 浄楽寺の運慶仏出開帳/運慶展(横須賀美術館)

    〇横須賀美術館企画展『運慶展運慶と三浦一族の信仰』(2024年10月26日〜12月22日)2022年に特別展『運慶鎌倉幕府と三浦一族』を開催した横須賀美術館で、また運慶展が開催されていると聞いたときは、ちょっと戸惑った。しかしまあ。運慶と言われれば、行かないわけにはいかないので、出かけてきた。その前に、12月1日(日)に「ニコニコ美術館」でこの展覧会が取り上げられた。朝8時から横須賀美術館の『運慶展』の紹介があり、夜19時から金沢文庫の『運慶-女人の作善と鎌倉幕府-』(2024年11月29日~2025年2月2日)の紹介があったので、どちらも視聴した。なお今回の運慶展は、鎌倉国宝館の特別展『鎌倉旧国宝展-これまでの国宝、これからの国宝-』に付随する特集展示『鎌倉の伝運慶仏-教恩寺阿弥陀如来及び両脇侍立像修理...浄楽寺の運慶仏出開帳/運慶展(横須賀美術館)

  • 193年代の金融抗争/中華ドラマ『追風者』

    〇『追風者』全38集(愛奇藝、2024年)1930年代の中国、国民党と共産党の抗争を背景に、金融業界に進んだ青年の奮闘と成長を描く。日本でも人気の王一博の主演ドラマなので、すでに日本でも配信・放映されているらしい。会計学校を卒業した苦学生の魏若来(王一博)は、上海で中央銀行への就職を目指していた。試験の成績は抜群だったが、共産党の革命拠点のある江西省出身であることが難点となった。しかし中央銀行の高級顧問である沈図南(王陽)は、若来の才能を惜しみ、私人助理(私設秘書)として身近に置き、金融業を学ばせる。若来もよく期待に応え、二人は師弟の交わりを結ぶ。あるとき、若来の兄・若川が上海に現れるが、彼は共産党の地下党員となっていた。そして共産党員の摘発を任務とする偵緝隊(警察隊)に見つかり、命を落とす。若来は兄がや...193年代の金融抗争/中華ドラマ『追風者』

  • モンゴルの英雄物語/元朝秘史(白石典之)

    〇白石典之『元朝秘史:チンギス・カンの一級資料』(中公新書)中央公論新社2024.5『元朝秘史』という書物の存在は知っていたが、具体的な内容は知らなかった。なので「はじめに」と序章の紹介を読みながら、へえ!へえ!と唸ってしまった。この書のおおまかな骨子ができたのは13世紀中頃の可能性が高く、『元朝秘史』は14世紀末の漢訳本に用いられた題名である。本文は漢字音写されたモンゴル語(万葉仮名を思わせる)で、傍らに漢訳が付いている(序章の冒頭に原文の紹介ある)。この「漢字音写モンゴル語」は、モンゴル語独特の発音を表現するため、様々な工夫をしており、言語学的にも興味深い。また、失われた『元朝秘史』のモンゴル語原本が、ウイグル式モンゴル文字とパスパ文字のどちらで書かれていたかには議論があるという。『元朝秘史』の記述は...モンゴルの英雄物語/元朝秘史(白石典之)

  • 2024年12月:奈良出張

    3泊4日の奈良出張から帰宅。連日、新大宮駅最寄りの奈良コンベンションセンターに詰めていたので、ほとんど観光はできなかった。この施設は2020年4月開業。エントランスホールで入待ち構えているのは、彩色の巨大な多聞天像。2016年から冬季の観光振興のため、毎年1月、平城宮跡で開催されてきた「奈良大立山まつり」で使用されてきたもので、籔内佐斗司氏のデザインによる。四天王像は、コンベンションセンターのほか、なら歴史芸術文化村(天理市)、道の駅大和路へぐりくまがしステーション(平群町)、橿原文化会館(橿原市)に展示されているという。「奈良大立山まつり」は廃止が決定したというが、この四天王はちゃんと保存されますように。※奈良新聞デジタル:奈良県が「大立山」4基の活用検討へ奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ(ほぐほぐ)まつり廃止で(2...2024年12月:奈良出張

  • クリスマスリース2024とペンコロ東京2024

    土曜日、今年も幡ヶ谷のラベイユ四季という花屋さんで、手作りのクリスマスリースを買ってきた。事前に最近の購入履歴を見て、今年はナチュラルな緑のリースがいいなと思っていたので、これにしたが、かなり小ぶりなタイプで税込み3,080円だった。地味なので、リボンは自分で飾ってみた。この日は吉祥寺に出て、キチジョウジギャラリーで開催中の「さっぽろペンギンコロニーin東京2024」も覗いてきた。主に札幌で活動中のクラフト作家によるペンギンクラフトマーケットである。私は、2018年の東京、2019年の札幌を訪ねてお買いものをしている。2020年の東京は、コロナ禍で途中中止になって、私は行けなかったのだ。あれから4年。小さなギャラリーに入ると、かわいい子たちがわちゃわちゃと目に入るのだが…。結局、最初に目についたこの子をお...クリスマスリース2024とペンコロ東京2024

  • 昭和の新作を楽しむ/文楽・瓜子姫とあまんじゃく、金壺親父恋達引など

    〇江東区文化センタ-令和6年12月文楽公演第1部(2024年12月8日、11:00~)国立劇場が休館になって以来、さまざまな劇場を代替に継続している東京の文楽公演。今季は、地元の江東区文化センタ-で開催されるというので、喜んで見て来た。私の江東区民歴はもうすぐ8年になるが、江東区役所の裏にある文化センタ-には初訪問である。・『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)・渡し場の段』いわゆる道成寺もの。船頭から安珍の不実を聞かされた清姫は、怒りのあまり、蛇身となって川を泳ぎ渡る。人形ならではの大胆な変身ぶりが見もの。舞踊『京鹿子娘道成寺』の衣裳は赤い着物に黒い帯だが、本作の清姫は黒い着物(下に緋色の襦袢?)に赤い帯。蛇身のときは白一色で長い尾のような布を後ろに翻す。これ、筋書によると、山伏・安珍の正体は桜木...昭和の新作を楽しむ/文楽・瓜子姫とあまんじゃく、金壺親父恋達引など

  • 苗字はなかった/女の氏名誕生(尾脇秀和)

    〇尾脇秀和『女の氏名誕生:人名へのこだわりはいかにして生まれたか』(ちくま新書)筑摩書房新社2024.9同じ著者の『氏名の誕生』がとても面白くて、知らなかったこと、あるいはぼんやり気になっていたことを気持ちよく理解できたので、姉妹編の本書も必ず読もうと思っていた。そして読んだらやっぱり面白かった。本書の分析の中心となるのは江戸時代の女性名だが、「女性名の変遷」を古代から外観した箇所もある(p154)。8世紀の戸籍に見える女性名は1~4音節に接尾語「売(め)」が付くのが標準形で、氏姓は父系血統を表示した。9世紀初頭、嵯峨天皇が娘に与えた漢字1字+「子」という女性名(ただし内親王は〇子、臣籍降下させた娘は〇姫)が、9世紀中には定型化し、11世紀までに何子一色になった。貴族女性は裳着(成人)や女官として出仕する...苗字はなかった/女の氏名誕生(尾脇秀和)

  • 東京長浜観音堂(閉館)に感謝!

    〇東京長浜観音堂『十一面観音立像(長浜市高月町渡岸寺向源寺(渡岸寺観音堂))』(2024年11月1日~12月1日)日本橋の東京長浜観音堂がついに閉館することになった。最後の展示は、国宝十一面観音で有名な渡岸寺(向源寺)から、像高39センチの、檀像ふうの小さな十一面観音がおいでになった。やや横に広いお顔立ち、肉付きのよい肩幅だが、背後にまわると、腰高でほっそりした印象に変わる。襟を広げたうなじが美しい。左の脇腹に引き付けるように水瓶を持ち、右手(くっきりした掌の皺)は下に垂らす。着衣のあちこちには華麗な截金が残る。現地でお会いした記憶がないのは、収蔵庫でなく、本堂に安置されている(本堂はあまり熱心に参拝していない)ためか。もとは国宝十一面観音のお前立ちだったそうである。撮影禁止のため、施設に貼ってあったチラ...東京長浜観音堂(閉館)に感謝!

  • ふくやま美術館、広島県立歴博→六波羅蜜寺ご開帳

    ■ふくやま美術館特別展『ふくやまの仏さま-国宝明王院本堂本尊33年ぶり特別公開記念』(2024年10月12日~12月15日)金曜は広島で仕事があり、西条に泊まった。土曜の朝、西条酒蔵通りに心惹かれながら、かねての予定どおり、朝イチで福山へ移動し、駅前の美術館を訪ねた。同館は、福山市、府中市、神石高原町の3市町による広域圏の美術館だという。本展は、明王院(福山市草戸町)本堂本尊「十一面観音立像」が33年に1度の御開帳を迎えることを記念し、福山市内の約20ヶ寺に安置されている貴重な仏像、仏画など40件余りを展示するもの。仏像では1件だけ、鞆町・安国寺の阿弥陀如来及び両脇侍立像(鎌倉時代)が撮影可だった(顔出しパネルにもなっていた)。いわゆる善光寺式阿弥陀三尊像だが、ほぼ等身大という異例のサイズ感。また鞆町・地...ふくやま美術館、広島県立歴博→六波羅蜜寺ご開帳

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