見もの・読みもの日記
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見もの・読みもの日記さんのブログ記事

  • 相克から協調と自律へ/アジア近現代史(岩崎育夫)

    ○岩崎育夫『アジア近現代史:「世界史の誕生」以降の800年』(中公新書)中央公論新社2019.4お盆の旅先で読む本が切れたので適当な書店に飛び込み、読みたい本が見つからない中で、やむをえず購入したもの。淡々とした文体が、最初はとっつきにくかったが、次第に引き込まれた。あまり類例のないユニークな本だと思う。本書は、アジアの特定地域や特定テーマについて書かれた研究書とは異なり、「アジアの歴史」を一体的に記述しようとする試みである。特に「内部勢力と外部勢力の相克と協同の観点」を重視する。アジアは、東アジア、東南アジア、南アジアという三つのサブ地域に区分される。各地域、またはその中の小地域(国家)や民族集団を内部勢力と呼び、ヨーロッパやアメリカを外部勢力と呼ぶ。なお、中央アジア勢力と中東勢力は、アジアの外部勢力と考える...相克から協調と自律へ/アジア近現代史(岩崎育夫)

  • 華麗で残酷な一夜の夢/中華ドラマ『長安十二時辰』

    〇『長安十二時辰』全48集(2019年、優酷、娯躍影業他)視聴途中でも一度記事を書いたが、6月27日の配信開始から8月12日の全編完結まで夢中で追いかけ、予想外の展開に何度も驚かされた。以下は【ネタバレ】になるが、このドラマ、できれば一切の予備情報なく「ミステリー」として視聴するほうが味わいが深いと思う。大唐天保三歳の上元節(正月十五日)の朝、長安城の開門とともにドラマは始まる。長安の治安を守る靖安司では、西域のテロ集団「狼衛」の一味が城内に潜入しているとの情報を掴み、殲滅を謀るが失敗。靖安司の若き司丞・李必は、死刑囚の張小敬を出獄させ、捜査を命じる。張小敬は、かつて辺境で突厥と戦った安西鉄軍第八団の生き残りである。退役後は長安の不良帥("不良人"を統率して犯罪捜査にあたる役職)をしていたが、戦友・聞無忌の仇討...華麗で残酷な一夜の夢/中華ドラマ『長安十二時辰』

  • 2019夏休み旅行:いのりの世界のどうぶつえん(奈良国立博物館)ほか

    〇奈良国立博物館わくわくびじゅつギャラリー『いのりの世界のどうぶつえん』(2019年7月13日~9月8日)+特集陳列『法徳寺の仏像-近代を旅した仏たち-』(2019年7月13日~9月8日)+名品展『いのりの世界のどうぶつえん』は、夏休み企画の子供向け展示だろうとあなどっていたら、展示品がすごいと聞いて、慌てて見に来た。確かに鎌倉時代の『普賢十羅刹女像』(和装の羅刹女)や『春日鹿曼荼羅』など重文クラスがふつうに出ている。平安時代の『一字金輪曼荼羅』はよく見ると画面が獅子だらけで笑ってしまった。立体では、鹿形埴輪(浜松市博物館)を初めて見た。文殊菩薩騎獅像(文化庁、平安時代)は、やさしいわんこ顔の獅子で、高知・竹林寺の獅子を思い出した。いつも奈良博の常設展(仏像館)で会うのを楽しみにしている、頭上に動物を載せた十二...2019夏休み旅行:いのりの世界のどうぶつえん(奈良国立博物館)ほか

  • 2019夏休み旅行:なら燈花会、東大寺ほか

    ■大和文華館特別企画展『福徳円満を求めて-中国元・明時代の華やかな工芸-』(2019年7月12日~8月18日)MIHOミュージアムのあとは、京都を素通りして奈良へ急ぎ、大和文華館に寄り道。鮮やかな色彩と多種多様な文様に溢れた中国元・明時代の陶磁器・漆器・染織を展示する。神話や戯曲を題材にした人物文が多くて面白かった。最後に、意匠からも技巧からも明清の工芸にしか見えない箪笥があって、江戸時代の『鎌倉彫手箪笥』だというのに驚いた。そろそろ夕方、奈良へ出て、ホテルにチェックインし、夕食も済ませて散歩に出る。奈良国立博物館の前庭にたくさんの鹿が寝そべって休んでいる。「鹿だまり」と呼ばれてSNSでも話題になっているもの。初めて見た。そして、もう少し暗くなると、鹿たちは起き上がって、三々五々グループになって、大仏前の交差点...2019夏休み旅行:なら燈花会、東大寺ほか

  • 2019夏休み旅行:紫香楽宮と甲賀の神仏(MIHOミュージアム)

    〇MIHOミュージアム2019年夏期特別展II『紫香楽宮と甲賀の神仏-紫香楽宮・甲賀寺と甲賀の造形-』(2019年7月27日~9月1日)8世紀半ば、聖武天皇によって甲賀の地に離宮として営まれ(一時は都となる)、大仏の造像も発願されたが、短期のうちに放棄されるなど、謎の多い紫香楽宮(信楽宮)。本展では、近年の発掘調査の成果と、甲賀の地に伝わった豊かな宗教文化を紹介する。前半が主に考古遺物、後半が仏像・神像など美術工芸品中心だった。はじめに紫香楽宮造営に先立つ聖武天皇の行動が地図上に表現されていて、このひとは面白いなあと思ってしみじみ眺めた。天平12年(740)に藤原広嗣の乱が起きると、平城京を抜け出して伊勢行幸に出立し、伊賀、伊勢、不破から琵琶湖の東岸・南岸をまわって1ヶ月余り、ようやく恭仁京に落ち着く。恭仁京の...2019夏休み旅行:紫香楽宮と甲賀の神仏(MIHOミュージアム)

  • 2019夏休み旅行:観世音寺、大宰府都府楼跡

    〇九州国立博物館~太宰府天満宮~観世音寺~戒壇院~大宰府都府楼跡九州国立博物館では『室町将軍』に加え、久しぶりに常設展示(文化交流展示室)をゆっくり見た。寄贈の名品紹介の展示で、坂本五郎氏(1923-2016、古美術商「不言堂」の創設者、奈良博の青銅器コレクションの寄贈者)旧蔵コレクションに驚かされた。特に私が気に入ったのは葛飾北斎『日新除魔図』で、晩年の北斎が日課として獅子あるいは獅子舞を描き続けたもの。やんちゃな獅子と獅子舞がかわいい。館蔵名品展『更紗生命の花咲く布』(2019年7月30日~10月20日)は意外なコレクションだった。いくつかの展示物に『新元号記念特別企画「令和」』(2019年4月23日~12月22日足利将軍)と称する企画も行われていて、『万葉集』巻五(江戸時代の版本)が出ているのはいいとして...2019夏休み旅行:観世音寺、大宰府都府楼跡

  • 私たちの働き方/日本社会のしくみ(小熊英二)

    ○小熊英二『日本社会のしくみ:雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書)講談社2019.7「日本社会のしくみ」の重要な構成要素として「学歴重視」と「勤続年数重視」がある。そもそもどんな経緯でこういうしくみが出来上がったのか。本書は、日本社会を規定している「しくみ」(=慣習の束)を歴史的に解き明かしていく。第1章は、日本社会での生き方に「大企業型」「地元型」「残余型」の3類型があることを確認する。日本型雇用のコア部分である「大企業型」(正社員として定年まで勤める)は有業者の3割弱で、この数字は昭和の時代からほとんど変わっていない。非正規雇用は増えているが正社員はさほど減少しておらず、非正規雇用の増加分は「地元型」に多い自営業の減少によるところが大きいという。第2章・第3章では、英米仏独など他国の働き方がどの...私たちの働き方/日本社会のしくみ(小熊英二)

  • 2019夏休み旅行:室町将軍(九州国立博物館)

    〇九州国立博物館特別展『室町将軍-戦乱と美の足利十五代』(2019年7月13日~9月1日)3連休に職場の一斉休業が2日ついて、5連休になった。土曜の日中は所用があったので、土曜の夜に福岡へ飛び、九博と大宰府。日曜の夜に大阪(伊丹)に飛んで2日間遊び、火曜帰京。今日(水曜日)は東京で休息、という予定を立てた。まず九州に飛んだのは、この展覧会がどうしても見たかったから。いま何かと話題の室町時代に注目し、室町幕府の栄枯盛衰と個性あふれる将軍たちの魅力に迫り、多彩な芸術文化を紹介する。こんな面白い特別展を九博だけでやる(巡回なし)のはほんとにズルい。私は、この展覧会を九州でやる意味がよく分からなかったのだが、冒頭に大宰府に滞在中の尊氏が軍勢を立て直し、政権奪取のため進発することを記した『足利尊氏御教書』(建武三年/13...2019夏休み旅行:室町将軍(九州国立博物館)

  • もうすぐ深川八幡祭り2019

    門前仲町に住んで3年目の夏。今年も深川八幡祭りが近づいてきた。今年は「蔭祭り」だが、神輿の飾られている街角もあり、今年ならではの「令和奉祝御大典」の幟も並んでいる。私の職場は週明けの2日間が夏季休業なので、明日の夕方から少し遠出の予定。お祭り(と縁日)が気になるが、いたしかたない。来年は「本祭り」なので、仕事を休んでもガッツリ見たい!オリンピックと重なるけど大丈夫かな…。もうすぐ深川八幡祭り2019

  • 素朴絵 meets へそまがり/雑誌・芸術新潮「ゆるかわアート万博」

    〇雑誌『芸術新潮』2019年8月号「特集・ゆるかわアート万博」新潮社2019.8「ゆるかわアート誌上万博」と称して、日本・東洋・西洋の3つのパビリオンにふさわしい作品をそれぞれの分野の識者が選ぶ企画。その前に、近年、出雲・日御崎神社の宮司家邸内社から発見された木造神像7体(出雲文化伝承館)の写真を添えた「世界ゆるかわアート宣言」7ヵ条。「われわれは具象表現である」「われわれは本物そっくりではない」「われわれは偉そうではない」「われわれはゴージャスでもない」「テクニックのうまいへたは問わない」「『ゆるかわ』を狙っている、いないも問わない」「なにより、見る者をほっこりさせるものである」は、いちいち頷かせるなと思った。日本パビリオンの選考委員は、『日本の素朴絵』展の矢島新さんと『へそまがり日本美術』展の金子信久さん。...素朴絵meetsへそまがり/雑誌・芸術新潮「ゆるかわアート万博」

  • 鳥、魚、動物再襲来/動物のかたち(五島美術館)

    〇五島美術館『館蔵夏の優品展-動物のかたち-』(2019年6月22日~8月4日)これも昨日、炎暑の中を最終日に駆け込みで見てきた展覧会。館蔵品の中から、愛らしい鳥たちや小動物、ほのぼのとした牛・馬、水辺の生き物など動物の姿を表した絵画や工芸、約50点を展示する。何か珍しい作品が見られるかな?と期待して行ったら、なんとなく見覚えのある作品が多かった。あとで調べるまで忘れていたが、同館は2016年にも『館蔵夏の優品展-動物襲来-』という展覧会を開催している。以前の自分のブログを読むと、展示品の一部は異なるようだが、やっぱり気になる作品は同じだった。白隠慧鶴の『猿図』とか橋本雅邦の『秋山秋水図』とか小林古径の『柳桜』とか。橋本雅邦の『秋山秋水図』を見てサルを2匹しか見つけられなかったり、小茂田青樹の『緑雨』をしばらく...鳥、魚、動物再襲来/動物のかたち(五島美術館)

  • 驚きは本の中から/書物にみる、海外交流の歴史(静嘉堂文庫)

    〇静嘉堂文庫美術館『書物にみる、海外交流の歴史~本が開いた異国の扉~』(2019年6月22日~8月4日)日本の歴史と文化の基層を成す海外との多彩な交流の姿を、さまざまな書物の中で辿る展覧会。同館は、これまでも何度か出版文化に関係する展覧会をやっているが、今回は私の関心にもマッチして面白かった。「書物にみる、海外交流」というのは、かなり広い(どうにでも解釈できる)テーマなので、冒頭は陳寿の『三国志』(南宋前期刊)から「魏志倭人伝」の箇所。隣に藤原佐世の『日本国見在書目録』(室町時代)。最古写本の「室生寺本」と言われるもので、Wikiでは「宮内庁書陵部蔵」となっているが、これは端本なのかな?前半は主に漢籍で、仏典や絵画の技法書も。宋版の濃い墨色、文字の大きい版面が美しいと思う。次に江戸時代に海外の文化や情報、科学知...驚きは本の中から/書物にみる、海外交流の歴史(静嘉堂文庫)

  • アイスショー"THE ICE 2019" 大阪公演2日目

    〇THEICE(ザ・アイス)2019大阪公演(2019年7月28日12:00~)昨年初めて見に行った"THEICE"愛知公演は、ボーヤン・ジン(金博洋)、ネイサン・チェン、宇野昌磨の現役男子三人組が素晴らしかったので、今年も期待していた。その期待を見透かされたように、公式サイトには早くから「三銃士」の写真があがっていて、これは今年も行かなければ!と心に決めた。しかし、名古屋公演の週末は出勤予定が入っていて、いろいろ調整に手間取った。結局、大阪公演に決めて、土曜に文楽公演を見たあと、日曜にアイスショーを見に行くという、遊び人の週末を過ごすことになった。会場は初めての丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)。箱が大きいので、チケットを探したのが直前だったにもかかわらず、まだアリーナ席が残っていた。最後列だった...アイスショー"THEICE2019"大阪公演2日目

  • 没後220年 長沢芦雪(京博)+龍谷の至宝(龍谷ミュージアム)

    ■京都国立博物館名品ギャラリー(平常展示)先週末の関西出張のついでに、土曜日は半日だけ博物館もまわった。京都国立博物館には開館の少し前に入った。常設展だけなのに朝から長い行列ができていてびっくりしたが、夏期講座のお客さんだったようだ。いつものように3階から見ていく。「陶磁」は『日本と東洋のやきもの』(2019年7月9日~8月12日)で、京都の寺院が伝えてきたやきものの名品を見ることができた。万福寺の大きなティーポット『紫泥罐』とか、曼殊院の『青磁尊式瓶』とか、初めて見るものが多くて面白かった。建仁寺の『四頭茶礼道具』は大きなお盆に八客の天目茶碗+天目台。それに金属製のポット(浄瓶)、注ぎ口には茶筅がかぶせてあった。2階へ。「絵巻」は『福富草紙』と『鶴の草紙』。「仏画」は白描の図像集。「中世絵画」は『描かれた動物...没後220年長沢芦雪(京博)+龍谷の至宝(龍谷ミュージアム)

  • 政治家、官僚、日銀/平成金融史(西野智彦)

    〇西野智彦『平成金融史:バブル崩壊からアベノミクスまで』(中公新書)中央公論新社2019.4先だって吉見俊哉先生の新刊『平成時代』の「経済」の章がとても興味深かったので、たまたま目についた本書にトライしてみた。著者は時事通信社の記者やニュース番組の放送プロデューサーをつとめた経歴の持ち主。そのせいか、人物中心のドキュメンタリーの形式で書かれていて、経済オンチの私にも読みやすかった。それから「記録的な冷夏」とか「ワールドカップ初出場を決めた翌日」などの挿入句に触れるたび、このとき自分は何をしていたか、遠い記憶を揺さぶられながら読んだ。本書は平成の30年を4つのフェーズで記述する。(1)1989-1995:バブル崩壊の衝撃と問題の先送り。(2)1996-1998:金融危機の襲来、大型破綻の連鎖。(3)1998-20...政治家、官僚、日銀/平成金融史(西野智彦)

  • ひんやり夏狂言/文楽・仮名手本忠臣蔵と国言詢音頭

    〇国立文楽劇場令和元年夏休み文楽特別公演(7月27日、14:00~、18:30~)・第2部:遠し狂言『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』五段目山崎街道出会いの段/二つ玉の段/六段目身売りの段/早野勘平腹切の段/七段目祇園一力茶屋の段金曜日、京都で仕事だったので、そのまま関西に居残って文楽を見てくることにした。思い立ったときは、第2部のチケットは完売だったのだが、なんとチケット転売サイトで入手することができた(定価より安かったので違法にはならず)。あきらめずに探してみるものだ。今年は国立文楽劇場の開場35周年を記念し、4月・7-8月・11月の3公演を使って『仮名手本忠臣蔵』の通し狂言が試みられている。実は、私は忠臣蔵という話があまり好きでないので、これまでこの芝居を見たことがほとんどない。五段目だけは、...ひんやり夏狂言/文楽・仮名手本忠臣蔵と国言詢音頭

  • 札幌のせんべいと焼き饅頭/まち文化百貨店(まち文化研究所)

    〇塚田敏信、まち文化研究所編集『まち文化百貨店』まち文化研究所2019.6先週、小樽市の小樽文学館を訪ねたとき、カウンターで500円で販売していたB6判(たぶん)の100ページほどの冊子。表紙の焼き菓子の写真がおいしそうだったので買ってしまった。表紙以外は白黒印刷だが、写真も多く、イラストもあり、私家版にしては凝っている(写真は残念ながら見つからなかった)。発行者は、札幌で「まち文化」をテーマにした展示・講演・参加型イベントなどを実施している団体らしい。単発のブックレットなのか雑誌なのか、よく分からないが、特集は「やっぱり、おやつが好き」。最初の特集は「せんべい」で、東京育ちの私は、せんべい=米菓=醤油味しか考えられないのだが、そういえば北海道には、麦(大麦、小麦)からできるせんべいが多かったように思う。千秋庵...札幌のせんべいと焼き饅頭/まち文化百貨店(まち文化研究所)

  • 2019北海道週末旅行:2日日(小樽)

    先週末の北海道旅行の2日目。函館行きたいとか富良野行きたいとか、いろいろ悩んだのだが、結局1泊2日のショートスティなので小樽に出かけた。■おたる水族館~小樽市鰊御殿駅前から祝津線のバスに乗って25分。おたる水族館を初訪問。この頃、動物園とか水族館を面白いとあらためて思うようになっている。パノラマ回遊水槽では、悠々と泳ぐ巨大なエイとサメに驚く。「北と南の魚たち」のコーナーでは、色が地味で全体に動きの鈍い北の魚と、色鮮やかで体が小さく、俊敏な動きの南の魚を興味深く眺める。サカナって、一般的にずっと泳ぎまわっているものかと思っていたが、けっこう岩場でじっと寝ている(?)のもいるのだな。そして、海辺の怪獣公園に出て、セイウチ、トド、ペンギン、オタリア(アシカ)、イルカのショーを順番に楽しむ。セイウチやトドが意外に芸達者...2019北海道週末旅行:2日日(小樽)

  • 2019北海道週末旅行:初日(札幌)

    先月末から今月初め、少し緊張を強いられる仕事が続いたので、それが一段落したところで、遠出をしてのんびりしたくなった。結局、三連休の最初の1泊2日だけ札幌に飛ぶことにした。■北海道博物館第5回特別展『アイヌ語地名と北海道』(2019年7月6日~9月23日)ちょうどこの展覧会が始まっていたので、新千歳空港から直行で見に行った。江戸時代の古地図や古文献に記載されたアイヌ語の地名、それが嫌われ、日本語らしい漢字表記に変更されていく様子、その一方、アイヌ語地名を読み解こうとした山田秀三(1899-1992)の調査ノートなど、興味深い展示だった。しかし文字の小さい資料が多くて老眼にはつらかった。デジタルアーカイブで手元で丹念に見たい。入口に「ヒグマ出没注意!」の貼り紙があったのにはびっくりした。この子(↓)は常設展「生き物...2019北海道週末旅行:初日(札幌)

  • 革新者・曹操の魅力/三国志(渡邉義浩)

    〇渡邊義浩『三国志:演義から正史、そして史実へ』(中公新書)中央公論新社2011.3著者の最新刊『漢帝国』(中公新書、2019)が面白かったので、旧著をさかのぼって読んでみることにした。はじめに日本と中国における「三国志」受容の違いが簡潔に示される。現代の日本人に最も大きな影響を与えた吉川英治の『三国志』は、湖南文山の『通俗三国志』(元禄年間)を下敷きにしており、その底本は明代の李卓吾本である。一方、中国では清代の毛宗崗本が決定版である。毛宗崗本の特徴は「義絶」関羽・「智絶」孔明・「奸絶」曹操を三大主役と考える点にある。李卓吾本はまだそれほど関羽を熱く語らないし、曹操は毛宗崗本において虚構を交えて悪役ぶりを強調される。もともと陳寿の『三国志』は曹魏を正統としていたが、東晋の時代に(非漢民族に中原を追われるという...革新者・曹操の魅力/三国志(渡邉義浩)

  • 失敗続きの30年/平成時代(吉見俊哉)

    〇吉見俊哉『平成時代』(岩波新書)岩波書店2019.5吉見先生(1957-)は私とほぼ同世代だから、昭和の末期に大人になり、平成時代は第一線で働き続け、学者のキャリアパスは一般の勤め人とは違うかもしれないが、そろそろ後進に道を譲る機会が増えてきた世代だと思う。気力体力も充実し、人生において最も実り多かったはずの時代を、日本の「失敗」の時代としてシビアに総括するのは、なかなか辛い。読んでいて私も辛く苦々しかった。著者によれば、平成の30年は日本の段階的な衰退過程であり、その過程は4つの「ショック」によって拍車がかけられた。(1)1989年に頂点を極めたバブル経済の崩壊、(2)1995年の阪神・淡路大震災とオウム事件、(3)2001年のアメリカ同時多発テロと国際情勢の不安定化、(4)2011年の東日本大震災と福島第...失敗続きの30年/平成時代(吉見俊哉)

  • 視聴中:『長安十二時辰』で唐代長安を思う

    6月27日に優酷(Youku)で配信が始まったドラマ『長安十二時辰』が面白い。制作中から噂は聞いていて、予告編も見ていたので、始まったら必ず見ようと思っていたのだが、期待を三倍くらい上回ってすごい。私はいつものように楓林網に流れてくる動画を見ているのだが、AmazonPrime等で正式な日本配信も予定されているらしい。ただし日本語字幕が用意されるには、もう少し時間がかかることだろう。ドラマそのものについては、全編視聴を終えてからゆっくり書くつもりなので、周辺の情報について少し書いておく。このドラマには同名の原作がある。作者の馬伯庸(1980-)は、2000年代後半から歴史、SF小説を発表している若い作家で、2018年にドラマ化された『三国機密之潜龍在淵』の原作者でもある。『三国機密』は、後漢のラストエンペラー献...視聴中:『長安十二時辰』で唐代長安を思う

  • 都会の道端の百合

    近所に庭のあるような家が少ないが、道端のプランターで大きな百合を育てている家がある。いまのアパートで暮らすようになって3年目。毎年、楽しませてもらっていたが、ようやく写真に撮ることができた。純白の花弁に赤い花芯。カサブランカかな?都会の道端の百合

  • ゆるくて、かわいい決定版/日本の素朴絵(三井記念美術館)

    〇三井記念美術館特別展『日本の素朴絵-ゆるい、かわいい、たのしい美術-』(2019年7月6日~9月1日)この夏、一番楽しみにしていた展覧会が始まった。本展では、これまで本格的に取り上げられることのなかった、様々な時代・形式の日本の素朴絵を紹介し、名人の技巧や由緒ある伝来に唸るだけではない、新しい美術の楽しみ方を提供する。監修は、長年このテーマを追いかけている矢島新氏。「へそまがり」の金子信久氏と並んで、今年は「新しい美術の楽しみ方」がムーブメントになるといいなと思う。展示の冒頭は「立体に見る素朴」で、いきなり期待の斜め上からの衝撃をくらう。『埴輪(猪を抱える漁師)』は、逆さに抱えられた小さな猪に笑った。『墨書人面土器』は、京都市考古資料館で見た覚えがあったが、これを「素朴絵」と捉えるセンスに感心した。丸顔で眉の...ゆるくて、かわいい決定版/日本の素朴絵(三井記念美術館)

  • 踊る、競う、愉しむ/遊びの流儀(サントリー美術館)

    〇サントリー美術館サントリー芸術財団50周年『遊びの流儀遊楽図の系譜』(2019年6月26日~8月18日)美術のテーマとなった「遊び」に着目し、双六やカルタ、舞踊やファッションなど、男女が熱中した楽しみごとの変遷をながめ、特に近世初期の「遊楽図」における屈指の名品の数々を展観する。導入部には梁塵秘抄の有名な一節「遊びをせんとや生まれけむ」が掲げられ、蹴鞠の鞠が高く虚空に浮かんでいる。展示ケースの中には、鞠挟(まりばさみ)に据え付けられた蹴鞠。かと思えば、瀟洒な草花蒔絵双六盤(江戸時代)。本展は、遊楽の様子を描いた絵画・美術作品と、遊具そのものを並べて見られるところに醍醐味がある。小さな雀小弓(徳川美術館)には遊んだ跡がたくさんあった。永青文庫のレアな貴重品・三人将棋盤(漢代以降)も出ていた。絵画も初めて見るもの...踊る、競う、愉しむ/遊びの流儀(サントリー美術館)

  • 色とかたちの国際性/唐三彩(出光美術館)

    〇出光美術館『唐三彩-シルクロードの至宝』(2019年6月22日~8月25日)コレクション展だし、たぶん見たことのあるものばかりだろうから、あまり期待していなかった。そうしたら、意外と目新しい展示品が多くて面白かった。唐三彩は、有力貴族の墳墓に埋納する陶器(明器)の装飾として有名だが、会場では、まず三彩以前の明器を紹介する。後漢時代の褐釉犬、緑褐釉の馬と御者、隋時代の褐釉緑彩の牛車と御者、緑釉騎駝人物など、生気にあふれた素朴な造形がとても面白い。そして唐三彩の登場。女子俑はどれもおしゃれで愛らしい。肩にストール、ウェスト位置の高いスカート、高く結い上げた髪。唐代のファッションは、ほかの時代と比べてどこか異質な感じがする。男装の女子俑も多い。一段低くなったスペースの展示ケースに騎馬人物の三彩俑が並んでいたが、スカ...色とかたちの国際性/唐三彩(出光美術館)

  • 東博常設展・奈良大和四寺のみほとけ他

    ■東京国立博物館・東洋館(アジアギャラリー)先週は週の半ばに少し大きな仕事があって、その準備で生活リズムが崩れた影響を引きずって、全くブログが書けなかった。今週末は、久しぶりに何も宿題がなくて、のびのびしている。それで、2ヶ月ぶりで東京国立博物館に行ってみた。5月に「プレミアムパス」が切れてから更新していなかったのだ。以前の「パスポート」ほどお得感がないので購入をためらい、結果、常設展への足が遠のいてしまう。これって私だけだろうか。まず東洋館へ。最近は5階の「朝鮮時代の美術」で朝鮮の書画をチェックすることにしている。すると、美麗な仏画が5点出ていた。展示順とは逆に、最初に目に入ったのは『集神図軸』(朝鮮・17世紀)。横長の大きな画幅に、30人(?)くらいの神仏が密集している。円光背を背負った二仏を中心に、武神、...東博常設展・奈良大和四寺のみほとけ他

  • /中華ドラマ『都挺好』(2019年版)

    〇『都挺好』(2019年、東陽正午陽光影視有限公司)古装ドラマ好きの私だが、評判を聞いて、久しぶりに現代劇を見てみた。舞台は2017年の蘇州。めざましい経済発展を背景に、高層ビルと古い家並み、豊かな自然が併存する都市。蘇州の古い集合住宅に、定年後の蘇大強(倪大紅)は妻の趙美蘭と暮らしていた。アメリカに暮らす長男・蘇明哲は、父からの電話で母の急死を告げられ、急遽帰国する。母の葬式に集まった兄妹三人。長男の明哲(高鑫)は子供の頃から成績が良く、一家の期待を担って米国に留学し、そのまま就職、結婚して、いまは一児の父となっている。気弱で心優しいが、長男の面子にこだわり、自分の経済力も顧みず、妻の菲菲に相談もせず、父に豪華なマンションを買ってやろうとして、妻から激しい非難を浴びる。次男の明成(郭京飛)は妻の朱麗と共稼ぎの.../中華ドラマ『都挺好』(2019年版)

  • 唯一無二の「古典中国」/漢帝国(渡邉義浩)

    ○渡邉義浩『漢帝国:400年の興亡』(中公新書)中央公論新社2019.5中国の歴代王朝には、好きな王朝と、あまり興味のない王朝がある。漢帝国は、むかしから「好きな王朝」のひとつだと思ってきたが、自分の知識が偏っていて、知らない側面がたくさんあることを実感した。本書は、秦末の動乱に始まり、漢の建国、帝国の確立から、新の建国、光武帝による後漢復興、そして三国志の始まりまで、山あり谷ありの400年の歴史を、わかりやすく魅力たっぷりに叙述する。やはり心が躍るのは漢帝国の前半の歴史だ。しかし、項羽と劉邦の戦いも、始皇帝の秦(中央集権的な郡県制の採用)→項羽の楚(恣意的な封建制の復活)→劉邦の漢(郡国制=郡県制と封建制の折衷)と整理してみると、英雄叙事詩とは異なる側面が見えてくる。影の薄い皇帝だと思っていた文帝の寛容な治が...唯一無二の「古典中国」/漢帝国(渡邉義浩)

  • 2019岡山ミニ旅行:金田一耕助の小径

    岡山に行く機会があったら、一度訪ねてみたい場所があった。倉敷市真備町にある横溝正史旧宅である。倉敷観光WEB(公式観光サイト)には、JR伯備線の清音駅を起点とし、横溝正史と金田一耕助にまつわる見所をめぐる「金田一耕助の小径」というウォーキングコースが掲載されている。毎年11月には「巡・金田一耕助の小径」と題した横溝正史ファンの集いが行われてることも承知で、ずっと気になっていた。何しろ私は、小学生からの(まだ角川映画がブームをつくる前からの)横溝正史&金田一耕助ファンなのだから。土曜日、大原美術館を参観後、JR伯備線で倉敷の次(しかし駅間は長い)の清音駅で下りた。待合室に貼り紙があって、駅前の商店で「金田一耕助の小径ガイドブックを発売中」を書いてあったので寄ってみたら、つれなく「品切れ」と言われてしまった。仕方な...2019岡山ミニ旅行:金田一耕助の小径