生きづらいものが生きていくために。回復とサバイバルについて考えていきます。
生きづらさは重い負荷ですが、それにより自分が生きるために必要なものへの意識や関心が深くなります。生きづらい人は誰のためでもなく、自分が生きていくために世間にまだ存在しないものを創りださなければいけない切実さを抱えています。生き抜くことは全く保証されていない。それにも関わらず生き残ろうとする人たちの創造は、通じる課題を持つ人たちの力となり、そして自身だけでなく、周囲の世界も回復させる力を持ちます。
南区DIY読書会 『環境と対話 地域と当事者を繋ぐ試み vol.2』 発表原稿
10/12(月) 南区DIY読書会 発表:「環境と対話」研究会編 『環境と対話 地域と当事者を繋ぐ試み vol.2』 前置き:「環境と対話」研究会は『性暴力と修復的司法』の著者である小松原織香さんが主催する研究会。研究会は関東と関西で行われていて僕は関西で行われる際には参加している。(コロナ流行以後は集まりは休止中。)ピーター・シンガー『動物の解放』や宇井純『自主講座「公害原論」の15年』などの読書会や水俣の民間団体相思社や滋賀県の石けん運動に携わる方をゲストとして呼んでいる。修復的司法は人間間の対話の技法であるが、小松原さんは自然と人間との間の修復的司法(あるいは修復的正義)という観点をもっ…
香害と脱うさぎ化 非人間化された状況を人間化していくこと、文化をとりもどしていくこと
カライモブックスさんで香害について話す。自分も行き違う人や隣家からのシャンプーのにおいもきつく軽い頭痛がでる。一方で他の人がきついと思うファブリーズとかのニオイ消しの香料や整髪料はまだ気にならない。男性のニオイ消しはCMで異性に嫌われると煽られ繰り返し宣伝されている。宣伝すればするほど売り上げはあがるということだ。 香害の問題は当事者の切実さと非当事者の意識の乖離が激しく、なかなか伝わらないそうだ。「化学物質過敏症」という馴染みの少ない言葉を使うよりも単に「アレルギー」といったほうが伝わるという話しも。 見えにくいが、実際にはわりと少なからずの人が周りの人が使う柔軟剤などのニオイによって体調に…
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