スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
2024年11月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 38,208.03円月間で873円22銭(2%)安となりました。下落は2カ月ぶり。米大統領選でトランプ前大統領が勝利し、月の前半は米株の上昇が日本株にも波及しました。月後半は上値が重い場面が目立ちました。まさにトランプ相場といったところでしょうか。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+0.7%、年初来損益で+5.6%となりました。国内株式はほ...
バルニバービ(3418)はカフェ、レストランを直営展開。公園等への独自出店策に強み。淡路島等での地方創生にも注力。■業績・参考指標2024年7月期の売上高は前年並み。EB事業における販売不動産売却が減少も、レストラン事業の客数増加・価格改定でカバーしました。レストラン事業の利益は大幅に拡大しましたが、営業利益の予算は未達。株主優待拡充に伴う引当金の増加、新規出店による影響によります。決算説明会資料で下期の開示...
エターナルホスピタリティグループ Global YAKITORI Family
エターナルホスピタリティグループ(3193)は東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店「鳥貴族」展開。地方都市の開拓推進。バーガー育成中。■業績・参考指標2024年7月期は居酒屋需要の回復等により店舗売上高が堅調に推移。採算管理も徹底し売上・利益ともに過去最高となっています。興味深いのは「コロナ禍による競合店舗の減少」を好調の要因に挙げている点です。またそのうちライバル戻ってくるんでしょうけど。次期も既存店増収、...
ティーライフ(3172)はPB健康茶、化粧品ほかEC等で販売。物流受託業務も展開。M&A積極的。海外販路拡大注力。■業績・参考指標2024年7月期は前期比減収減益。売上高はECモール内の競争激化、サプリメント販売の伸び悩みが影響しました。これは他社の紅麹問題が影響しているようです…利益面ではコスト上昇の影響の他、先行投資により減益です。来期も減収予想ですが、一応先行投資の効果により利益は確保できるようです。こうやって...
2024年6月に福井県あわら市にふるさと納税を実施しています。福井県あわら市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は7,000円の寄付を行い、「越前柿 16個入 約2.5kg(M~2L)」を選択しました。越前柿は刀根早生柿や平核梨柿などの渋柿を炭酸ガスで脱渋した柿だそうです。種がなく四角いのが特徴です。確かに四角い…なお16個入りなので2段詰めになっています。こちらが剥いた(剥いてもらった)状態。美味しいです。...
丸善CHIホールディングス(3159)は書店の丸善ジュンク堂、学術書の丸善雄松堂、図書館運営のTRCが3本柱。大日本印刷傘下。■業績・参考指標2025年1月期2Qの業績は前期比で減収減益。まあほぼ前年並みといっても差し支えない水準です。店舗・ネット販売、図書館サポートは好調、文教市場がマイナスとなっています。成長領域の創出として、デジタル技術を活用した「丸善リサーチ」をスタートさせています。まずは税務・会計分野から...
GMOインターネットグループ(9449)は上場子会社9社を持つ総合ネットグループ。インフラ、金融が中核。暗号資産、広告メディアも。■業績・参考指標25年に持株会社体制に移行します。そのために当社単体で運営する事業をGMOアドパートナーズへ継承させます。伴い、GMOアドパートナーズはGMOインターネット(上場継続)となり、新株を当社に割当します。新生GMOインターネットは統合により業容が大きく拡大します。ただし100%取り込...
穴吹興産(8928)は四国のマンション分譲首位級。マンション向け電力供給や人材派遣、ホテル運営など多角化。■業績・参考指標特選さぬきうどんセットが美味しいと評判なので株式を購入しています笑なお権利確定後に購入していますので一年は放置プレイ(株価は下がっています…)ま、業績は安定しています。配当利回り、総合利回りともに問題なし。2025年6月期は減益予想も、これは前期の補助金収入の剥落によるものです。減配しな...
千趣会(8165)は「ベルメゾン」展開するカタログ、ネット主体の通販大手。頒布会、店舗に特徴。大株主にJR東。■業績・参考指標2024年12月期の業績予想を下方修正しています。今年の2月に公表された業績予想の営業利益は△19億円でしたが、△48億円に大幅悪化。昨年が△56億円だったので改善幅も少ないです…これは主力の通販事業の改善が上手くいっていないことによります。そんな中、(業績下方修正の前ですが)500株に買い増しをし...
パン・パシフィック・インターナショナルHD PPIHの「三つのミ」
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532)は総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開。子会社に長崎屋、ユニー。ASEAN出店加速。■業績・参考指標24年6月期の売上高は2兆円超え、国内小売業5社目となります。35期連続の増収増益。と数値は申し分ないです。そんな中で中計「Visionary2025」を経たPPIHの「3つのミ」が紹介されています。①「身」に付いたもの・変化対応力・稼ぐ力「見」えてきたもの・国内の出店余地、PBの...
ジャパンクラフトホールディングス 構造改革完了、黒字体質確立
ジャパンクラフトホールディングス(7135)は手芸店「トーカイ」を全国展開。22年初持株会社に。手芸出版・教室も。ファンドと提携し再建中。■業績・参考指標最大の経営課題である構造改革については計画通り全項目対応が完了したとのことです。2025年6月期は黒転の計画としています。また増資により財務体力も増強されています。今後は成長戦略が肝となります。取り組み中の事項としてBtoB事業が挙げられています。DCM手芸売場の...
群馬県安中市 小分け3種ミックスナッツ 1kg(25g×40袋)
2024年10月に群馬県安中市にふるさと納税を実施しています。群馬県安中市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は8,000円の寄付を行い、「小分け3種ミックスナッツ 1kg(25g×40袋)」を選択しました。昨年もこちらに寄付を行い、同様の商品をいただいています。(該当の記事はこちら)小分けで会社でランチを食べる時間が短い時に重宝しています。ランチ代も浮くので一石二鳥?ところでこの寄付を行った時はJRE MALL...
スカラ(4845)はサイト内検索など、企業向けASPサービス展開。営業支援システムのソフトブレーンは売却。■業績・参考指標業績の振り返りです2021年6月期:M&Aと既存事業成長による増収増益2022年6月期:前期に買収した事業の収益化遅れによる減損影響で赤字化2023年6月期:一部事業が大型の自治体案件を獲得し増収増益2024年6月期:事業構造改革および合理化推進、来期リスクのある減損処理を最大限実施2025年6月期:事業構造改革...
テー・オー・ダブリュー リスクへの備え & iPad mini (A17 Pro)購入
テー・オー・ダブリュー(4767)はイベント企画運営大手。電通や博報堂など広告大手が主顧客。異業種とのコラボを積極展開。■業績・参考指標2024年6月期は通期を通して主力事業であるリアルイベント回帰の動きが本格化しました。飲料・化粧品等を中心に街頭プロモーションが活性化しました。業績が芳しくない業界が販促に力を掛け過ぎている?売上高・利益ともにコロナ禍前の水準に戻ってきました。一方でイベント・プロモーション...
アバントグループ(3836)は連結会計システム「ディーバ」で首位級。DX推進支援、経営情報管理ソフト「アバント」の3本柱。■業績・参考指標2024年6月期は中計「BE GLOBAL 2028」の初年度KPIを全て達成しました。売上高は14期連続増収、営業利益は9期連続増益。当期純利益はCAGR目標25%を上回る36%成長となりました。当期純利益は営業利益の伸長に加え、賃上げ減税による税制効果があります。次期に関しても売上高は+17.9%の増収...
CARTA HOLDINGS 2023年度をボトムに、成長と企業価値向上を図る
CARTA HOLDINGS(3688)は電通グループ傘下。ネット専業2社が統合。メディアプランニングや広告配信システムが柱。■業績・参考指標2024年12月期2Qの粗利は前期比+1.9%と記載があります。(売上高で見ると減収)販管費は昨年末の早期希望退職プログラム実施の影響により人件費が減少しています。経費削減がメインの利益創出なので手放しでは喜べませんが、悪くはないです。通期業績予想を見直し、営業利益を15億円から20億円へ上...
すかいらーくホールディングス 新規出店が全社の収益性の向上に寄与
すかいらーくホールディングス(3197)はファミレス最大手。主力は「ガスト」。中華「バーミヤン」や和食「夢庵」など多業態。14年に再上場。■業績・参考指標2024年度上半期は増収増益。既存店売上高は+12.5%、客数+9.2%、客単価+3.1%となっています。メニュー・プロモーション施策が来店を促したとの評価です。上半期の好調を踏まえ、通期の業績予想を上方修正しています。新規出店が全社の収益性の向上に寄与しているとし、以...
ホットランド(3196)はたこ焼き「築地銀だこ」が主柱。たい焼き「銀のあん」も展開。台湾、香港などアジア軸に海外進出。■業績・参考指標2024年12月期2Qの売上サマリーは以下の通りです。築地銀だこ事業:既存店売上高前年比106.7%(築地銀だこ業態106.7%、酒場業態106.8%) ・人気テレビアニメーション等、積極的なコラボ企画 ・キャンペーンにより好調な売上 ・『サッカー日本代表オフィシャルライセンス商品だんらんパッ...
神奈川県川崎市 ワイドハイターEX(本体560ml×16本)
2024年10月に神奈川県川崎市にふるさと納税を実施しています。神奈川県川崎市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は17,000円の寄付を行い、「ワイドハイターEX 本体560ml×16本」を選択しました。最近のふるさと納税は物価高対策として日用品を優先的に選択しています。優待ではワイドハイターは貰えないですからね。(ドラッグストアの優待で購入はできますが)エコに配慮するのであれば詰替用が良かったのです...
物語コーポレーション 経営理念は smile & Sexy
物語コーポレーション(3097)は中部地盤。直営・FCで郊外に出店。食べ放題「焼肉きんぐ」が主力。和食食べ放題やラーメンも。■業績・参考指標2024年6月期は増収増益。既存店売上高は前年比+8.1%でした。ラーメン部門とゆず庵部門が好調でした。新規出店は74店舗(海外17店舗を含む)。期末店舗数は720店舗(直営448店舗、FC244店舗、海外28店舗)とまだ勢いを感じます。出店が続いていますので営業CFは伸長していますが、投...
アルペン(3028)はスポーツ量販大手。スポーツデポ、ゴルフ5、アルペンが柱。近年はアウトドア専門店を拡大。■業績・参考指標2024年4月期は増収減益。売上高は前年比+3.4%、粗利率改善も経費の増加が響きました。経費の増加は新規出店、賃上げ、システム更新等によります。セグメント別売上高を見るとアウトドアの落ち込みが顕著です。アウトドアアパレル等は伸長もキャンプ用品の減速を補うに至らない状態です。某スノーピーク...
日本マクドナルドホールディングス 減益要素を増収と材料費でカバー
日本マクドナルドホールディングス(2702)は外食の国内大手。世界的ハンバーガーチェーン。■業績・参考指標2024年12月期の2Qは前期比増収増益。既存店売上高は+7.1%で35四半期連続増となっています。店舗数は新店39店舗で計2,971店舗です。店舗や人材、ITへの投資やマーケ投資の減益要素を売上高増と材料費でカバーしています。材料費は+33億円で大きな増益要因。CFを見るとそれなりの投資を継続しているのが分かります。今の状...
オオバ(9765)は調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が柱の建設コンサル。民需比率高い。好財務。■業績・参考指標2024年5月期は増収増益、利益率改善、増配の好決算(自称)でした。13期連続増配を達成し、中計初年度として順調なスタートを切っています。CFは売上債権の回収が進んでいないことでマイナスになっています。しかし平準化してみると問題はなく、資金は余り気味です。それもあって株主還元方針は配当性...
TAKARA & COMPANY 需要と供給の関係は?
TAKARA & COMPANY(7921)は上場企業向けディスクロージャー事業大手。傘下に宝印刷や通訳・翻訳老舗のサイマルなど。■業績・参考指標2024年5月期のトピックを紹介。・ディスクロージャー関連はWizLabo導入顧客数が増加、コンサル・ファイナンス関連の売上が利益を牽引・通訳・翻訳は経済活動正常化により増収も、販管費増と翻訳単価低下により減益四半期報告書の廃止により決算短信への一本化が始まっています。一方で決算情報と...
ツルハホールディングス(3391)はドラッグストア首位級。傘下にレデイ薬局、福太郎。ウエルシアHDと経営統合に向け協議中。■業績・参考指標2025年1Qの既存店売上高は前年比+2.3%で進捗しています。雑貨の粗利改善が寄与し、粗利率は0.2ポイント改善。経費コントロールにより販管費率は横ばいです。なお、当期は決算期変更により9.5ヶ月の変則決算です。5月15日という変わった決算期から小売業で一般的な2月末決算となります。同...
東武住販(3297)は山口、福岡県を地盤に中古住宅の再生販売事業を展開。販売価格1500万円以下の物件が中心。■業績・参考指標2024年5月期の売上高は前期比5.3%減少。利益面ではシステム関連費の増加や原価上昇が響き、大きく減益です。売上高は販売件数が大きく減少しています。平均販売価格は1,521万円から1,593万円と上昇も、原価を吸収できる範囲ではないのかな。ただし下半期は過去最高水準の売上、販売件数となっています。...
ニッケ(3201)は羊毛紡織の有力会社ながら利益柱は商業施設賃貸。スポーツや介護施設、売電などへも展開。■業績・参考指標2024年11月期がもう少しで終わりますが、決算説明資料のある2Qをベースにコメントします。2Qは前年同期比で減収、営業利益以下の各利益は増益でした。減収は人とみらい開発事業の通信・新規サービス分野を縮小した影響によります。これは収益性と事業リスクを考慮して判断したようです。売上高にこだわらず、...
ハニーズホールディングス アセアン生産を活用した「価格優位性」
ハニーズホールディングス(2792)は福島地盤のアパレル。SC軸に10~60代向け低価格婦人カジュアル展開。■業績・参考指標2024年5月期は前期比で増収減益。売上高はEC事業の伸長、客単価が上昇しました。一方で円安要因で仕入コストは増加、人件費の増分を吸収できず減益です。投資CFが増加しています。これは主に新規出店や改装、物流センター増築工事、ミャンマー第3工場建設等によります。ミャンマーからの仕入構成比は49.7%に...
アストロスケールホールディングス 決算に寄せられた質問と回答(一部)
アストロスケールホールディングス(186A)はスペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去や人工衛星の寿命延長のサービス等を開発するベンチャー。■業績・参考指標8月の急落時に拾ってみました。結果、今のところは成功しています。が、売り時が全く分かりません(苦笑)この記事を書くために色々と調べてみました(購入した時は…)。・決算短信にはプロジェクト収益という独自の指標が採用されている・通常プロジェクトと政府補助案件の会...
2024年10月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 39,081.25円月間で1,161円70銭(3%)高となりました。上昇は4ヵ月ぶり。米国経済が軟着陸するとの期待や為替の円安進行を背景に投資家心理が強気に傾きました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+0.8%、年初来損益で+4.7%となりました。最近私のポートフォリオの伸びがイマイチな原因が見えてきました。これは年末に改めて整理したいと思...
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スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標2025年2月期のエグゼクティブサマリーは以下の通り。・売上高、営業利益は概ね修正業績予想通り・4Qの新規顧客獲得人数は一部商品で改善の兆しが見られ、回復傾向に・FY2025途中から商品ラインナップの拡充に向け、商品企画に注力・2025年7月末までに中計を公表予定次期の業績予想は減...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社11社。M&A推進。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高は過去最高額を記録も、予算未達で着地・粗利は増収により増加も、価格競争のなか粗利率は-0.2%・販管費は予算内執行も、営業利益・経常利益は前年・予算を下回るという訳で、上記の文章は全て○○も、…という構文になりました。つまり、良いところもあったが...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。全店舗の約8割に調剤併設。ツルハHDと経営統合協議中。■業績・参考指標ツルハとウエルシアの経営統合の概要は以下の通りです。①2025年5月頃イオンによるツルハHD株式の追加取得持分比率19.7%→26.8%②2025年12月ツルハHD・ウエルシアHDによる株式交換効力発生③2025年12月上旬~2026年1月(予定)イオンによるツルハHDへのTOBイオンのツルハに対する持分比率:5...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・顧客単価の上昇を伴い増収、既存店の回復も顕著・原価上昇も、直営店舗の売上構成比が増加したことにより、粗利率は上昇・管理コストの上昇は継続も、増収の範囲内で推移会社別で見ると、日本レストランシステムの増益が目立ちます(+50.9%)。次期も増...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・住関連は増収、微減益・外食事業は増収増益・投資有価証券売却益により当期利益は増加住関連の売上高増はフレッシュハウスの子会社化及び新店が寄与しました。外食事業ではからやまの好調が継続しています。次期の業績予想は増収、経常利益は減益。住関連は大型のホ...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・気候変動による季節商品への影響や物価上昇での節約意識の高まりによる買い控え等により減益・粗利の増加と経費の抑制により営業利益は増加・特別利益の減少と特別損失の増加により、当期純利益は減益コロナ禍の特需が終わってからは、ほぼ右肩下がりの...
オンワードホールディングス(8016)はアパレル大手。百貨店、SC向けに展開。「23区」「J.プレス」など、中高価格帯ブランド軸。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高はブランド事業が好調に推移し増収・旧年品在庫高の調整により粗利率は低下、店舗運営効率化により販管費率は低下・営業利益は減益も、繰延税金資産の計上等により親会社利益は増益、計画達成昨年10月から新規連結対象となったウィゴー事...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・5月、12月の価格改定後も来店数が堅調に推移し、増収・原材料高騰(米、キャベツ等)、人件費の増加等を増収で吸収し、増益次期の業績は値上げ効果が一巡してきますが、一定の効果は見込めます。原価率は前期並みとし、増益を目指します。“Hiday Challenge”...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・対計画では、売上収益と粗利率は未達も、経費コントロールでコア営業利益は達成・営業利益以下はMCファッション買収に伴う負ののれん益が支えに・アパレルブランドの一部はMD課題を残すも、デジタルとプラットフォーム事業でリカバリ前期は決算期変更に伴う11ヵ月決...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・期末の店舗数は81店舗(前期比+1)・既存店の業態転換を進め、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」を9店舗まで拡大・増収増益、当期利益の黒転を達成もう少し規模拡大しないとダメなレベルですが、新規出店は進んでいません。立地の慎重な選定と...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・国内事業はEC堅調に推移も、SCブランドの苦戦や不採算整理により減収・販管費コントロールも、粗利減少をカバーしきれず・中国事業における持分法による投資損失24.3億円の影響により当期利益は赤転中国は合弁事業の株式譲渡を実施しています。これ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年2月期は修正計画を達成しています。前期比では国内外コンビニともに減益です。またSEI不採算店閉店($375M)やラストワンマイル戦略再構築に伴う損失等を計上しています。当社の注目点は今後のコーポレートアクションですね。まずは株主還元を強化します。配当は次期に+1...
DCMホールディングス(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は過去最高、営業利益、経常利益も過去最高を更新・親会社利益は前期の段階取得差益の影響を除いた場合は34億円の増益これはケーヨーとの統合により事業規模が拡大、収益性が向上したことが効いています。販管費も統合による削減効果を含め、計画比2.8%抑えることが...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・年商は5年ぶりの100億円超・既存店前年比は売上・客単価が堅調に推移するも、客数は前年を下回る結果・増収と営業利益の増益、繰延税金資産の計上により当期利益も増益商業施設、駅、空港などに出店を進めています。そのうえで地域に根差したスポーツ・事業等と協業することで...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等カジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標2025年2月期の売上高は過去最高となりました。一方で営業利益は計画未達、減益となっています。減益の要因は粗利率の悪化、海外事業と飲食事業のグループ会社の業績不振です。対応策は手早く、飲食子会社は新規出店抑制などによるコスト改善、米国事業は撤退します。米国事業から撤退し、東南アジ...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標2025年2月期は売上高、各段階利益で前年実績及び計画を上回りました。中国の代理商への商品全般の販売とスポーツ卸先へのフットボール商品の販売が好調でした。都市部はインバウンド増加により好調、地方は値上げによる需要減と購買力格差が出ています。タビオスポーツは生産能力の拡大により、売上牽引に...
2025年5月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 37,965.10円月間で1,919円(5%)高となりました。米中両政府が関税引き下げに合意したことを受け、貿易摩擦の激化への懸念が和らぎました。とはいえ、また雲行きが怪しくなっていますが…私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+3.0%、年初来損益で+2.0%となりました。日経平均には付いていけませんが、年初来ではプラスに転じています。<国内...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・増収増益、各段階利益は上場後の最高益を達成・既存店売上高前期比+4.0%、グループ全体も好業績を維持・2件のM&Aを実施4Qに2件のM&Aを実行したことにより、計画外の手数料等を計上しています。これにより計画比では若干下回る利益がありま...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。比マニラにも出店。■業績・参考指標2025年2月期の業績概要は以下の通り。・売上高は前年、修正計画を達成・営業利益は前年割れ、修正計画も未達営業利益の未達は大阪の旗艦店「XEX WEST」の収益力改善遅れ、費用増によるものです。楽観的な計画を出して未達になるのは当社の性なので、驚きはありません。決算説明資...
エディオン(2730)は家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年に店舗名を「エディオン」に統一。リフォームにも強い。■業績・参考指標PLは置いておいて、気になった点をピックアップします。2023年9月にプロサッカーチームのサンフレッチェ広島を連結子会社としています。クラブ設立時からスポンサーでしたが、まさかの展開!また家電に次ぐ第2の柱としてリフォーム事業に注力していますが、ここでもM&Aを実施しています。CFを見て...
エムスリー(2413)はソニーG関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等周辺分野開拓。■業績・参考指標24年3月期はCOVID関連以外の通常事業の売上は+11%の成長となりました。一方でCOVID期の一時的需要の剥落や製薬会社のコスト圧縮、海外治験事業の減速で減益となりました。これまで毎年10件程度のM&Aを実施しています。FY23はトータルで10件、FY24も当直連携基盤とメドケアの買収をすでに完了してい...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標24年3月期はすべての指標で前期を上回り、過去最高値を更新しました。インバウンド対策の強化や新ブランド出店、商品価格の改定が奏功しました。インバウンド売上は4Q単で初めて20億円を突破するなど好調です。またシュクレイが3つの新ブランドプロデュース、好立地への新規出店等で成長を牽引し...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2024年3月期の営業利益は増益となりました。原材料価格の高騰が続いていますが、増収や商品の内容量変更・価格改定により利益を確保しました。一方で粉末飲料部門や子会社にて固定資産の減損22億円を実施し、当期利益はマイナスとなりました。さて当社のPBRは0.6倍程度で推移しています(当社資料によ...
大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2024年3月期は減益も計画は上回って着地しました。八重洲を含む複数案件での損失引当や海外での貸倒引当により費用が増加しました。一方で国内土木や海外での手持工事の大幅な利益改善が大きく奏功しました。長期安定配当の維持を第一に、自己資本比率(DOE)を3%程度から5%程度に引き上げています。...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2年連続の増収、3年ぶり増益となっています。推移をまとめて興味深かったのがFCFの動きです。なんと過去5年間、ずっとFCFはマイナスです。営業CFもほぼマイナス。これは受取手形・完成工事未収入金等の増加によって運転資本が悪化しているのでしょう。この状態だとCashが必要になりますね...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社10社。■業績・参考指標2024年2月期は人件費の上昇等により販管費は増加したものの、既存店の好調や単価上昇により伸長。増収・2桁増益での着地となりました。次期も増収増益を見込んでいます。当社は安定的に成長はしていますが、ROEは6%台、PBRは1倍割れです。成長投資(特にM&A)による利益水準の向上を第一義に、ROE8%の実現を目指...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。調剤併設、24時間営業に強み。ツルハHDと経営統合協議開始。■業績・参考指標2024年2月期は調剤が好調でしたが、コロナ関連需要の反動減の影響で増収減益でした。次期は増収増益増配を見込んでいます。さて色々あった当社ですが気になる点をピックアップしておきます。・WAON POINTを中心としたポイントサービスへ移行ま、これは早々にやるべきことだったので...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標24年2月期の売上高は顧客単価の上昇を伴い、前年比で大きく改善しました。原価上昇も直営店舗の売上構成比が増加したこともあり、粗利率は上昇しています。管理コストの増加は増収に伴うコストコントロールの範囲内で推移しています。ブランド別でみると、ドトールとエクセルシオールの伸びが+2...
オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカー大手。「23区」「自由区」など、中高価格帯ブランド軸。百貨店向け中心に展開。■業績・参考指標2024年2月期の営業利益は2008年度以降で最高益となっています。要因は増収とグローバル事業構造改革の成果、商品サプライチェーン効率化等によるものです。2025年2月期は引き続き営業利益で最高益の更新を目論んでいます。前提は以下の通りです。・売上高:国内事業は堅調、海外...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標「事業計画及び成長可能性に関する事項」から気になる点をピックアップします。・24期で不採算店の撤退を完了し、てけてけ及び新業態を緩やかに出店・新規出店とともに既存店強化の取り組みによりトップラインの回復を図る・トップラインの回復と徹底したコスト管理により、26期に...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2024年2月期のサマリーは以下の通りです。・国内事業は粗利は増加も、販管費の増加をカバーしきれず、減益・海外事業は中国事業は回復も、米国事業のマイナス響く当初は現中計で3年をかけコロナ後の新常態を確立し、再び成長軌道に乗せる計画でした。しかし、国内外の業績苦戦を受け、飛躍...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標損益の推移をみていると2024年2月期で辛うじてプラスに転じています。と思っていたら、これが上場後の最高益なんですね。なんかすみません…店舗は2018年2月期に149店舗ありましたが、111店舗まで減少しています。関東の店舗も随分と減りました。まあ現状で地域を分散するより...
イオンモール(8905)はイオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営。海外は中国やベトナムなどで展開。■業績・参考指標中計数値の見直しを行っています。これは初年度である2024年2月期に回復が遅れ、営業利益で121億円の未達で着地しています。直近数年間は計画乖離が続いており、次年度以降はトレンド、リスクシナリオを加味しての見直しです。推移でみても売上高は伸びていますが、利益は減少トレンドです。今後の海...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2024年2月期は決算期変更に伴う11ヵ月決算でした。そのためPLよりもBS・CFにフォーカスを当ててみたいと思います。[BS]当期より永久劣後ローンの借換えを本格始動させています。これに伴い50億円が資本から借入金に振り替わったものの、D/Eレシオ1倍以下に改善。商品在庫の資金化は下期で大きく進展、ただ...
DCMホールディング(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開、傘下にケーヨー。■業績・参考指標売上高減少を粗利益率改善、経費削減でカバーできず減益となりました。なおケーヨーの3ヶ月分を連結として取り組んでいます。M&Aを推進し、「協働・共創」を通じた事業領域の拡大を図っています。今後はエリアの拡大と各種アライアンス・異業種連携や機能強化をターゲットとしています。ただし...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2024年の売上高2019年度比は81.1%、4Q単は87.0%でした。営業時間は4Q単で通常営業時間の91.0%、23時以降深夜帯の売上高はコロナ禍前比44.6%です。利益はコロナ禍以降初、全四半期で黒字化しました。という訳で新規出店を行っています。出店ターゲットを47都道府県に拡大し、厳選した200店舗体制を構築する計...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理などを直営・FCで展開。営業赤字続き立て直し中。■業績・参考指標業績の推移を見ると、まだまだ油断はできませんが最悪期は脱したようです。25年2月期の取り組みのうち、インバウンドと和食事業の強化に興味があります。和の鉄人・森本シェフによるプロデュース店は鉄板焼と鮨の業態で客単価を大幅にアップさせています。とんかつ業態の展開も個...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2024年2月期は以下の点から大きく利益を落としています。・天候不順・暖冬による季節商品の伸び悩み・物価高による顧客の買い控え・2024年問題によるコスト上昇・人件費の増加・新店投資に伴う減価償却費負担の増加2025年2月期の業績見通しも伸び悩みで、状況の改善を見込む状況ではありませ...
2024年5月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 38,487.90円月間で82円24銭(0.2%)高となりました。2カ月ぶりに上げましたが、上値は重かったです。3月期企業の決算発表で慎重な業績見通しが相次いだほか、日米の長期金利上昇も足かせになりました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+0.6%、年初来損益で+3.4%となりました。日経の月間の値幅は狭かったようですが、私のポートフォリオ...