「悼む」*あの方の 香典返しの 珈琲をすすりつ偲ぶ 在りし日々事先月逝ってしまったFBFひとってはかないものですねもう6月も半ばはやいものですでもあちらの世界で病から解放されて元気にお過ごしくださいと願っていまする。
「四月尽」*薄白く 暮れゆく庭を ただ見てる ひとり小寒し 雨のいち日GWこの頃はひっきーの習慣の役立たず忙しい時もあったけどそれは昔の話し後半もひっきーなわたしでーす。
「GW2024」*はる庭に 呆けてゆきたり 賑やかに われもわれもと 咲く花見つつ いっせいに咲き始める軽井沢の花たちすこし驚きます今年のGW石楠花、桜、桜草、雪柳、チューリップジューンベリー、ボケ、ニリンソウ、朴ノ木、プリムラすみれ、レンギョウ、ヂンチョウゲ、タイ
「偲ぶ紫」*お隣の おじさん植えし むらさき を のぞき偲べば 霧に濡れたりもう何年前か忘れてしまったでも残った花は毎年、そんな情景です。
「お悔やみ欄」*ちらりほら 同窓友が 散りて逝く 馴染みさくらが 吾ら見送る毎朝お悔やみ欄を見る今回、見落としていた電話で知らされて半信半疑見直したらホントに彼だった去来する往時、想い出すいくつかのこと待ってろよ、その内会おう。
「ぬばたまの~」*雲おほふ ぬばたま宙を さくら越し いずこ 探せど 月影のなし 満月コラボ4月のピンクムーン当日4/24は曇天霧雨真っ暗くら桜とコラボを撮りたかったけどお天気は人の都合などお構いなしそんなときもありまする。
「田切谷のハナワサビ」*藪深き 田切の谷の 花わさび 釣れずともよし ひとつ識りたり 佐久地方にたくさんある沢田切と言います平らな大地にできた自然のU字溝です2019年の台風の大水で根こそぎ流れてしまった数々のもの、特にお魚さんが――復活しているかと生態調査やはり
「目覚まし時計」*この頃は 目覚まし要らぬ 目覚めなり 寝ては居られぬ 花の報らせに現役の頃、目覚ましは必須今は不要なものに・・・年のせいを春の花に置き換えましてござるよ。
「春という天気」*時に雪 雨に曇天 風も吹く うん、春だもん そいうもんだね今朝も霧雨の朝春ってお天気が意外と不安定ですね以前連休中に雪がと記憶時々ストーブを点ける連休間近こぶしが咲き桜も咲き始めた軽井沢です。
「山鳩」*忘~亡~呆と とよもす鳥の ものがなし 雨の来るらし 春寒の径昨日曇天肌寒いなかカタクリはどんなかと行くと満開でした、でもうなだれて花は閉じ加減ボーボーと啼くやまばとの声がなんとももの哀しいですね・・・今朝は霧雨、庭がびしょ濡れです。
「ノラ猫白ちゃん」*ノラ白の 飼い手見つかり やや淋し 隣家倉庫に 棲みて半年日2.3度餌を求めて通ってきていました冬を無事に越して、春子どもが産まれたら大変だと家人が心配のあまり捕獲して避妊手術に医者へ連れて行ったら・・・オッドアイの白猫たちが避妊手術で近
「佐久の変貌」*変わったね~ 佐久の田畑が なんとまあ! 淺間変わらずお店どっさり新幹線効果でしようか佐久はすごい発展、変わり様ですあたらしくできた【フォレストモール佐久平】カインズ/蔦や書店/ダイソー/GU/ワークマン女子/くら寿司/Aコープ/アメドラ
「佐久羅」*倒るまで 老樹のさくら 花つけて それがつとめと 言ふを聴きたりやはり詠わずにはいられない桜大樹です、子どもの頃から見ています今さかりです。
「でっけ~虹鱒」*鉤くわえ 暴れあがきて 糸切りぬ 春、一番の 手応え嬉し!♪生態調査を勝手にしています軽井沢のお魚さんは?居なくなりましたね~・・・ある川で、いきなり太く重く元気のいいやつが!50㎝はあったかも♪サケみたいだった♪タモ持参しなかったので 当然取
「佐久にも桜がのニュース」*青む畦 佐久の平らに 春来たり 嶽も のどかに ぷうと煙あぐ残雪の淺間山ですがなんとなくしどけないお姿場所は五十貫の道から新子田を望むところです。
「有れば困ったかも・」*才もなく この世を生きて 平凡に 過ごすしあわせ 感じるべきか・・・凡人は幸せかもという発想ですなまじ才能、特殊能力、資産、執着があったらと、あれこれ考えてみたら、何かと苦労やトラブルにまきこまれて 大変だったかもねそんなこと想った
「言葉とは・・・」*吐き棄つる 言の葉重宝 またあはれ 罪深きものと この頃知りぬ不適切発言で知事辞任のニュース著名人たちの失言、コメントで消えてゆく人たちのなんと多いことかメデアも好んで取り上げる気にする人も多いそんなこといちいち、という意見もあけどかといっ
「ゆるむ」*ぐらりゆら 動く 置き石 直さむと 想ひて見れば 治まりて居る玄関脇の3段くらいの石積みが緩んでいるのを発見危ないよね・・・人が乗ったら崩れそうなので積み直してみましたふむふむ・・・素人の積み方はどこか抜けているなあ長い年月、崩れないお城などの石垣、
「ぶつぶつと・・・」*ひとなるは いきとまるまで ぶつぶつと どくをはきつつ いきるものかはいまわの際までしゃべれたら幸せですよね「ありがとう」「アイラブユー」「お先に~」などと挨拶したいものですかっこいい辞世の句でもいいたいですね♪
「出せば楽になるっちね」*身の不満 出でてどこへか 霧散する それでいいかも 害が無ければぶつぶつは王様の耳はロバの耳現象です俳句も短歌もツイッターも井戸端会議も、ここだけの話しもおまえだけにホントの話し・・・とか実は~も出たくてしょうがないンですねほんとに勝
「人は黙っていられない・・・」*百人も千人万人 億のひと 愚痴憂さ詠に つぶやききたり思えば愚痴や感動、不満、風刺、喜び哀しみを人は黙っていられないもの定型の57577に乗せてしゃべりたがるなあ・ツイッターXがはやるのも理解できるぼくもそうだなあ・・・。
「自虐/焚き火」*詠へども 所詮まねごと えせうたの 恥の上塗り 燃やすべきかも小雨決行火付け犯春は庭ゴミがたくさん出ます袋で処理も追いつかないついでに今まで作った短歌も燃やしたいという思いが・・・。*小雨降る、チャンス到来 火を放ち 濡るる厭わず 庭ゴミ灰に♪
「及ぶべくも無いけれど・・・」*方代や渡辺松男に なれませぬ 当たり前だよ われは凡人山崎方代さんは、山梨の歌人渡辺松男師は群馬前橋の人感心、尊敬する歌人がたくさんたくさんいます心に残る短歌の数々独特の感性そんな方々を詠ってみました。
「くろっかす」*四月庭 風に冷気を 感じつつ 先駆け花を 愛でて励ます桜のニュースばっかのテレビ長野県は仲間はずれでもいいんですなれています♪
「霧雨の日」*けふひと日 霧にけぶれて 夕になる むなしさ嘆く 為しこと無きを 小寒い曇天霧雨の日は外でなにもできない残りの庭ゴミも濡れてしまった内の中の片付けもかったるいボーとしてる時間が長い・・・そんな一日でした。
「反転遊び」№1*弥生雪 降りて真っ白 寒戻り 雪解け嶽の 汚れ隠せり№2*やよいゆき ふりてまつしろ かんもどり ゆきどけたけの よごれかくせり №3*きゆいよや ろしつまてりふ りどもんか のけたけどきゆ りせくかれごよ最後はアナグラム、暗号に似ている意味なし短
「春風邪」*かろうじて 保つ均衡 1.2℃の 熱の上下で もろく崩れし*なさけなや 思考も失せて 気力無し 惰性のままに 息をしているひとってもろい生き物と実感しています体温のわずかな上下で狂う体調と思考、気力ふう~・・・。
「はる呆け」*うすら寒 かすみ曇天 景色ぼけ つまらぬものよ 呆けのお写ん歩群馬方面からの投稿は花盛りなのにこちらはまだ冬の延長線上すこし微熱があるのでぼーっとしている私です・・・。
「野良猫保護その後」*映像に 興味津々 ねこパンチ 裏に回りて 探すかわゆさ家の中を自由に走り回っています先住ネコにうるさがられても何のそのドアの開け方もマスター馴染んでいます♪
「お写ん歩」*日(し)がながく なったもんだと しとり言 さて いくべかな 風にふかれて桜の開花宣言も続々と春らしいお天気花粉や黄砂も舞ってるらしいお天気4/1は普通、入社式感慨深いものがありますね・・・
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「悼む」*あの方の 香典返しの 珈琲をすすりつ偲ぶ 在りし日々事先月逝ってしまったFBFひとってはかないものですねもう6月も半ばはやいものですでもあちらの世界で病から解放されて元気にお過ごしくださいと願っていまする。
「アカシヤの花の天ぷら」*あかしやの 池面に垂れる 花房に いずるは昔 食べし天ぷら・・・勤めてた頃この時期になるとよくお昼に食べたあのお店はもうない少し苦みあるパリパリ食感あらためてまた食べたくなったけどどこでやっているかなあ?
「木漏れ日マジック」*木漏れ日に 車休ませ ふと見れば 新車に見えたよ 中古車なれど山道で駐車して戻って車をみたら初夏の木漏れ日になんかいい感じで待っていたぼくの車近くへ寄ってみれば擦り傷だらけ、それに洗ってもいないのによしっ、今度洗ってあげよう。
「馬路村ゆずジュース」*爺友に ゆずのドリンク 飲ませたら 旨し旨しと 弾む午後なり♪二人の写真家がボクを呼び止めたカメラを持ってない?庭につれ込んで何でと咎めたら写真の葉書を配っているそうです『シマリスの楽園』竹澤久夫写真展2024/7/4~7上田サントミューゼ彼の
「中西翁から♪」*老の身に 飲むべしこれをと ゆずエキス 翁に賜る 土佐をごっくん♪翁の親戚の青年が馬路村にいます村おこししているらしい高知工科大学卒業し大学と協力して数々の製品を♪ちなみに我が家の長女も同大学卒縁があるね翁よサンクス♪SUNX♪
「工夫って楽しいワン♪」*発展は 技術の証 それはまた 人たるゆえん 工夫は愉し♪丸い天板が壊れたので破棄しょうとしたらひらめいた家にあった燃やそうとした板切れで天板を、ニスを塗ってガーデンテーブル復活不格好な出来だけど満足感♪
「早苗田(さなえだ)」*淺間嶺の 早苗の面の 影求め かわず脅し 畦をさ迷ふ田んぼに浅間山が映り込む早苗田です日中もいいけど夕方がいいですよ♪鳥やカエルが鳴き空が茜に鴨たちが羽ばたき大空を横切ります時にはキツネもトコトコとあぜ道に撮影する人の影がちらほら暑くな
「ネコと徘徊していると・・・」*甲高く 木の葉隠れに 鳴く鳥の 姿を追へば 呆呆と失せたりこのところしきりに鳴くウグイスやカッコー日に3度4度ネコにせがまれて外へ縄張りに入るとケキョッケキョッと警告鳴き青葉若葉に紛れて姿が見えませんまるで忍者のようですよ。巣山師
「マイヅルソウ」*雪笹に 似てるね君は 白く咲く 舞鶴草の 初夏かるいさは初夏の風っていいですよね緑の草木に浄化されて吹いてくるそんな気がします。巣山師の書
「梅雨待ち」*森虫の 鳴き聲こだま 初鰹 皐月も過ぎて 次は梅雨待ち梅雨が過ぎるまでストーブは片付けられない軽井沢です外より部屋の中の方が寒い?何でだろう?巣山師の書
「サンショウバラが」*雨止まば 山椒ばらの花ひらき 蜂を集める お店開店 枝を伸ばして大きな木になってしまった今年も雨に打たれながらも可憐、妖艶な姿で蜂たちを♪巣山師の書
「ネコ脱走」*脱走し 遊び呆けし 戻りネコ まったくまったく 猫って奴は――事件ですぼくの不注意でせっかく保護したネコに逃げられました探して探して一昼夜夜中に窓の外に心配をよそに元気まだ自由を楽しみたい様子チョメです。なんとか家人がだましだまし家の中へお
「花たちって」*春の花 全て咲きたり 皐月尽 時を違(たが)えぬ 草木不思議時には間違えて季節外れに狂い咲きするけどそれもご愛敬♪ヒューマンエラーはしょっちゅうだけどフラワーエラーも度々あるねまるで人みたいでも咲く時を知っている花たちひとは知っているのかどうか
「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。巣山師の書
「一号台風」*こんな日は 珈琲・音楽 煙草増ゆ 一号台風 しとど雨降る崩れて熱帯性低気圧なに?根性無いなあでも雨が降ったりやんだり曇天こんな日は・・・です。巣山師の書
「サプリメント」*薄れゆく 髪と記憶に CMが やたら気になる 歳になにぬねの膝腰の痛みになんちゃら薄毛にかんちゃらなんちゃら不全にあんちゃら・・・人の弱みにつけこんでくるCM余計なお世話ありがた迷惑ご心配ありがとうね~♪このお花を小泉師が調べてくれのしたゲラニウ
「一日が長い春」*持てあます 春日のながき 昏れしぶり 夕日の中に 焦れて待ちたり 良寛さんじゃないけど春は一日が長い体力が持たない浅間山に沈む夕日を待っていましたなかなか陽が沈まない・・・暮れるのを渋っているかのよう♪巣山師の書
「皐月の異変」*大荒れの 皐月の異変 雨と風 しずく溜まるを ただただながむ各地で被害が・・・降ったんですね~風も!軽井沢は静かでしたが雨の日は風の日は人は花たちはうなだれてただ耐えるしかありまんねつぎは台風も来るって?巣山師の書
「ズミの花」*ずみよずみ ナゼに今年は 美事やね なにがあったや 妙に映え咲く毎年真っ白白に咲く木の花ズミまたはコナシ今年は殊の外きれいに感じましたが気のせいでしょうかあらためて注目しました。巣山師の書
「ウコンザクラ」*ぽたぽとん 房ごと 落ちくる 鬱金花 皐月のある日 春が過ぎゆく御衣黄?いつの間にか庭に桜が植えられて花が咲いていた聞けば鬱金桜と・・・その木の下がぼくの喫煙所この桜、ハラハラとは散らない花房ごと落ちてくるふーんそういう花なのね。巣山師の書
「ご近所徘徊/ヤマボウシ」*初夏の彩 届かぬ高さに 山法師 間近撮りたい 真白出で立ちこの時期、木々がまっしろに!ヤマボウシですね他の草木の花と少し遅れて野山に、吾ここに在りと主張している今日は昨日とうってかわって晴天はつ夏の風夏色の野山と空清々しい軽井沢で
「降ったり止んだり」*咲き萎る 梅雨の花たち 哀れみて 庭に居ずれば またぽつぽつと――梅雨の小雨を見ているしかない今日この頃です花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生サそんな言葉をつぶやいていますねん。巣山師の書
「短歌名言辞典を読んでますが・・・」*なむとなく 求めし古本 読み返し ふむふむふむ と 理解、 ありたりこの本600頁を越える分厚く重い寝る前に開いたところを読むのが寝る前の儀式不思議な本です、ふむふむと古今東西の蘊蓄が為になりますが寝て起きるとケロリ忘れてし
「同窓会余韻」*花を打つ 雨を見るのみ 梅雨の入り 電話のぬしも 余韻惜しめり 同窓会の後、友達らに電話した他の友からもかかってくるみんないい余韻にしたって居る様子話し足り無かったこと言いたかったこと想い出したことなどなどいろいろ♪巣山師の書
「望月で同窓会-3」*各々の 数多の稔り 持ち寄りし 喜寿の集いの 別れぞ哀しなんか別れるのが辛いなんでだろうねそれぞれの人生の稔り、経験、想い出、愛しき日々・・・お昼を食べておのおのの世界へ――。戻ってゆきました。巣山師の書
「望月で同窓会-2」*久久に 会えば今年は 喜寿だって!? なんや目出度や 乾杯我ら♪あの子もこの子も喜寿!はあ~・・・――時の早さが恨めしい終活の話をたくさん聞きました・・・ナニもしていないボクはちょっと焦るね同窓会している内に梅雨に・・・しょうがない雨でも
「望月で同窓会」*降りてくる 友ら見ていて ふと想う 『降りてゆく生き方』 将に そう しばらく滞っていたけど幹事長が元気そのものシナウィルスにやられても復活です♪巣山師の書
「淺間山雑感」*けむ見れば 想ふ天明 焼けくずれ 去にし災い うすれし おそれ火口が北側に向いているので煙や蒸気を上げているのがよく観察できるかってあの火口から――歴史に残る大きな噴火は685年の噴火は古事記に記され1108年に「天仁噴火」1783年に「天明の大噴火」
「明太子で喝!♪」*呆けんなと 辛き明太 贈られて 喝を入れらる 水無月珍事 ♪突然明太子がたくさん送られてきた!?何事かと慌てて福岡の友に電話したぼくの安否確認らしい♪ありがたく喜んで頂くことにしましたが――ぼくも心配される年ごろらしい、なんだかね~♪巣山師
「ご近所徘徊/オナガアゲハチョウ」*喪服調 尾長揚羽は黒ずくめ 弔問蝶と 呼んでもいいかな 見事に真っ黒な燕尾服初めて見ました翅が僧侶の着る薄物、絽みたい透けて涼しそう軽やかそして黒は誰にでもマッチするし黒は・・・百難隠す、のかもね。巣山師の書
「お月様」*何億回(否何兆回?) 欠けて満ちるを 経て来しや 水無月四日 空をあおげり当日はぼやぼやの満月昨日の深夜煌煌と天空を渡る月をみました思えば月って不思議な存在ですね平安の貴族達も見て詠った月が今も変わらず在ることを思うと一瞬でその場へ飛ぶような錯
「『ボタニカ』朝井まかて著」*植物の 鬼か仏か 奇人なり 希代のひと也 富太郎 牧野 小泉さんが貸してくれた本の読後感想です朝ドラ「らんまん」の主人公の評伝破天荒で並外れた行動力と経済感覚の欠如した男の一代記草木に憑依されたかのように植物学に捧げた偉人とその家
「ご近所徘徊/ハルゼミ」*はる蝉は 脱ぎし衣を 震わせて 雨止み嬉しか 頻り鳴くなり声はすれどもハルゼミもウグイスみたいになかなか見つからないもの抜け殻の上でしきりに鳴いているときにはうるさいほどの大合唱初夏の変わらぬ情景です。巣山師の書
「雨の大手毬」*ふり続く 庭にいち日 おお手まり ふくらみ重く たへるしかなく・・・昨日は軽井沢でも雨降りのいち日でしたが被害もなさそうで、安堵列島は大変な様子・・・今朝は薄曇り、道路も乾きはじめました。台風一過?暑くなる?徘徊は様子見ですね。巣山師の書
「五月尽」*延びあがる しろ花鉄仙 五月空 雲もゆくゆく 春もゆくかや 雨ですね~このまま梅雨入りなのかな早いものですもう春とは詠えない雨をながめてぶつぶつしてましょうか♪巣山師の書
「ご近所徘徊/コトラガ」*草むらを ゆけば飛び出す 小蟲たち 蝶かと紛う 蛾を見つけたり 初めて会った気がするボッ~と生きてきたからなあ・・・調べたらコトラ蛾というお腹のところが虎縞模様、なるほどね広げた翅がきれい、閉じたらそれが見えなくなる共に生きとし生ける
「ご近所徘徊/ハナヒョウタンボク」*木に真白 花ひょうたんが 一斉に 雪の記憶か 積もるがに咲くこの花も毎年詠わずにはいられない何処にでもあるという木ではないというそれがご近所に自生しているのを知ったのは最近のこと氷期から残る木というのも気に入っているですよ
「ご近所徘徊/ベニシジミ蝶」*歩くごと 撮って撮ってと 「紅しじみ」 行くて止まるよ 路傍の蝶は 時には人なつっこい蝶にゆきあうぼくのカメラ、レンズ、腕では小さな虫や蝶を巧く撮れませんたいがいスルーしてたけどこの時の蝶はまとわりついて子犬のよう♪巣山師の書
「旬のもの」*あを葉の候 深謝感謝で 舌鼓 土佐海幸の 稔り言祝ぐ初物を食せば寿命が延びるという高知に縁が出来て毎年登りカツオが♪海から遠い信州の山家にとってうれしい限り、感謝の極みでありまする。巣山師の書
「ヒトリシズカ/フタリシズカ」*ひと知れず 咲いては散れる 花を追い 老いて知りたり 押立て閑か静は源義経の彼女「吉野静」または静御前は歌舞で知られた女性義経を逃がすために白拍子で舞い、追っ手の時間を削いだ有名な悲恋物語、それにちなんだ名前?ふむふむ・・・教