chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
フォロー
住所
愛知県
出身
未設定
ブログ村参加

2013/10/01

arrow_drop_down
  • 楽書き雑記「桜の名所の豊後梅が満開です」

    時おり利用するバス路線で、この時期になると車窓から開花具合を見るのを楽しみにしている花木があります。名古屋の地下鉄新瑞橋駅近くの山崎川堤防にある豊後梅です。豊後梅はかつて加工食品用に各地で栽培されていましたが、近年では多くが姿を消し、山崎川堤防の豊後梅は名古屋でも珍しい存在です。27日午後出かけてきました。ちょうど満開。川面に白い姿を落としています。多くの花の開花が例年より10日、いや2週間は早いと話題になる今年の暖冬。ウエザーニュースによると、桜の開花予想は各地で記録的な早さになると見られ、名古屋は3月18日となっています。山崎川堤防と言えば、名古屋でも有数の花見どころ。「ひょっとしたら桜が1輪か2輪は咲いているかも」と堤防を少し歩いてみましたが、さすがに見当たりませんでした。楽書き雑記「桜の名所の豊後梅が満開です」

  • 「楽書き雑記「動物園でミモザ(ギンヨウアカシア)が満開」

    緑が多い名古屋の東山動物園には、季節を彩る花木もあります。いま咲いているのは「ギンヨウアカシア(別名・ミモザ)」です。北園のカバ舎とアフリカゾゾウ舎の間に4本。樹高6~8㍍。縦横に伸びた銀灰色の葉の枝を覆うように、ポンポンのような黄金色の花房をびっしり咲かせています。昔、アメリカ合衆国のネイティブ・アメリカンの人たちが意中の相手に愛を告白する際に手にしたと言われ、花言葉は「秘密の恋」とか。何組かのカップルがカメラを向けていました。「楽書き雑記「動物園でミモザ(ギンヨウアカシア)が満開」

  • 楽書き雑記「サーバルキャットとハクトウワシ。名古屋の東山動物園に新顔デビュー」

    名古屋・東山動物園で2種類の仲間がデビューしました。ネコのサーバルキャットのつがいと、ハクトウワシの1歳のオス。どちらもまだヒトや新しい住まいに慣れておらず、観覧者の視線を避けたり、隅っこに閉じこもったりで、この程度の写真しか撮れませんでした。サーバルキャットは南アフリカから来園。家庭のネコの倍以上の大きさでヒョウのような斑点模様があり、大きな耳を持ち聴力は抜群。全体にほっそりしてジャンプ力がありそうです。名前はオスが「ルイ」、メスが「アイ」。動物園生まれではないのでカメラやヒトの視線を浴びるのは初めてだそうです。住まいは素早い動きで人気のユキヒョウの隣。ユキヒョウは突然越してきて多くの観覧者を集めている隣が気になるのか壁側の金網の端に体を寄せて様子を伺っているようでしたが、サーバルキャット側はそれよりヒトの方...楽書き雑記「サーバルキャットとハクトウワシ。名古屋の東山動物園に新顔デビュー」

  • 楽描き水彩画「森の中の朽ちた土塀のアート」

    昨年暮れ、福井県あわら市にある「金津制作の森」の中を歩いていて出くわした朽ちた土塀です。塀はかなりの長さ。壁土のあちらこちらが崩れ落ち、内部の木材があばら骨のように覗いて歳月の経過を思わせます。こんな森の中に民家が以前あったのだろうかと一瞬思ったのですが、ここは創作の森。これもアートだろうと近づくと、作品であることを示すプレートが立っていました。それにしても見事。森の中にすっかり溶け込んでいます。「アート作品なんかを絵にするものではない」といった言葉も聞きますが、素直に感動した風景を描きました。サイズは10号です。楽描き水彩画「森の中の朽ちた土塀のアート」

  • 楽書き雑記「名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』が、『見ごろ』で開幕」

    名古屋市農業センターの「しだれ梅まつり」が22日から始まり、早速出かけてきました。暖冬のため1週間早めての開幕で、ちょうど「見ごろ」になったところ。初日はあいにく朝から怪しい空模様でしたが、傘を手にした熱心なしだれ梅ファンや写真愛好家らが訪れていました。しだれ梅まつりは3月15日(日)まで。園内のしだれ梅は12品種約700本。ほぼ満開の早咲き種がある一方で、2~3分咲きの品種も。全体としては6分咲きといったところでしょうか。蜜を求めて、ヒヨドリやメジロたちも飛び交っていました。例年通り期間中は茶席や青空市、産直市、大道芸人のフォーマンスなどがにぎやかに。雨粒がパラパラ落ちてきた中を、名古屋の農産物を両手に家路につきました。 しだれ梅とのコラボ。㊤スイセンと㊦ロウバイと楽書き雑記「名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』が、『見ごろ』で開幕」

  • 楽書き雑記「名古屋市立大学芸術工学部と大学院芸術工学科の卒業修了展へ」

      名古屋市立大学芸術工学部と大学院芸術工学科の卒業修了展を、市民ギャラリー矢田(地下鉄ナゴヤドーム前矢田下車)で見てきました。展覧会は24日(月・振替休日)まで。名古屋市立大の芸術工学部は1996年に発足。ホームページなどによると「デザインや芸術の感性と工学理論を身に付け、人間中心の考え方ができる総合デザイナーの育成」を目指しています。会場には7つの研究室のメンバーらの作品を展示。より良い暮らしや環境を目指したさまざまな提案が、模型や設計図とともに並んでいます。政治の象徴である国会議事堂の正面広場を公園化して、未来を担う子どもたちが楽しそうに駆け回る場にといった提案。増える母子家庭や父子家庭の親子の居場所となる施設づくりや、過疎地の無人駅を地域住民のたまり場に、といった案もありました。名古屋市立大学らしく、名...楽書き雑記「名古屋市立大学芸術工学部と大学院芸術工学科の卒業修了展へ」

  • 楽書き雑記「愛知県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科の修了制作展へ」

    愛知県美術館8階ギャラリーで開かれている、県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科の修了制作展を見てきました。いくつか陶器祭りや生産地に出かけても茶碗や皿、花瓶の安価品を買い求めるくらいで十分な知識はありませんが、学生たちの説明も受けて学ぶことの多い鑑賞になりました。展覧会は24日(月・振替休日)まで。瀬戸窯業高校のセラミック陶芸専攻科は1972年、高校を卒業して陶芸のプロフェッショナルを目指す人々のために設立。2年間の課程を今年度は10人が修了します。会場を回り2年間の集大成に驚きの連続でした。皿や湯吞など素人目にも作品の見事さを感じる一方で、現代アートを見るようないくつかのオブジェ作品に「これも陶器?!」と驚くばかり。着想はもちろん、さまざまな釉薬や成形方法などを重ね合わせて表現した作品、それらを照らす灯りにも...楽書き雑記「愛知県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科の修了制作展へ」

  • 楽書き雑記「名古屋造形大学の卒展へ」

    名古屋造形大学の第27回卒展と大学院造形研究科の第16回修了展を、愛知県美術館8階ギャラリーで見てきました。展覧会は24日(月・振替休日)まで。日本画、洋画、コンテンポラリーアート、アニメ、マンガ、グラフィックデザイン、建築デザインなど。どの分野でも練りに練ったテーマに挑んだ作品を楽しむことができました。会場に睨みをきかすように立つ鍾馗像が目に留まりました。「素材は何ですか」と傍にいた学生に尋ねました。先週、水彩画教室で出掛けた岐阜市で見た木と竹と粘土で作られた大仏を思い出したからです。「発泡スチロールです。ホームセンターで買ってきたスチロールを接着剤で貼り合わせて彫りました。石や木、金属などの彫刻もやってきましたが、これは発泡スチロールで彫りました。軽いから何処へでも運べ、置けますよ」と学生。他の作品もそうで...楽書き雑記「名古屋造形大学の卒展へ」

  • 楽描き水彩画「伊那部宿の酒屋・旧井澤家住家の屋内型つるべ井戸」

    以前出掛けた長野県伊那市の伊那街道伊那部宿にある、旧井澤家住家の鶴瓶井戸(つるべいど)です。井澤家は高遠藩(たかとおはん)屈指の豪農で、代々酒屋を営んでいたといい、2004年(平成16年)に解体復元された家屋は伊那市有形文化財に指定されています。驚いたのは、巨木の丸太を粗削りしたような豪快な材木が使われた梁。高遠梁と言われたそうで、さすが山と木の国の信州だと目を見張りました。それに広い土間の真ん中に井戸があるのも、あまり見かけたことがありません。屋内型井戸の上の天井部分にある滑車を切り取りました。一部に天窓からの光が当たって滑車を際立たせています。楽描き水彩画「伊那部宿の酒屋・旧井澤家住家の屋内型つるべ井戸」

  • 楽描き水彩画「岐阜城や岐阜大仏へ。岐阜での水彩画教室スケッチ取材②

    岐阜市へ出かけた水彩画教室スケッチ取材の2回目は、木材と竹材で骨格を組み粘土や金箔などで制作した巨大な「岐阜大仏」、岐阜城(稲葉山城)の足元にある岐阜公園、それに希望者だけが岐阜城にも登ってきました。岐阜大仏があるのは金鳳山正法寺。38年の歳月を重ね、1829年に完成した大仏は像高13.63㍍、顔の長さ3.63㍍、目の長さ0.85㍍、耳の長さ2.12㍍、鼻の高さ0.36㍍、口の幅1.30㍍。銅製の奈良の大仏などとは違って、岐阜大仏は全く違います。パンフレットなどによると、周囲1.8㍍の大イチョウを真柱にして、木材で骨格を組み、竹材で編んだ表層に粘土を塗布。その上に阿弥陀経や法華経、観音経などを重ね、漆を塗って金箔覆ってあるそうです。岐阜県の重要文化財。正面から背面を一回りして鑑賞でき、周りには500羅漢が並んで...楽描き水彩画「岐阜城や岐阜大仏へ。岐阜での水彩画教室スケッチ取材②

  • 楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチ取材で『麒麟が来る』の岐阜市へ①」

    水彩画教室のスケッチ取材で岐阜市へ行ってきました。岐阜は、放映が始まった戦国の武将・明智光秀の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の主要舞台。スケッチ取材もちょっとしたお祭り気分の城下町などを歩いてきました。スケッチ取材と言っても写真を撮ってイメージを膨らませ、帰ってから描きます。なのに、今回は持参したコンパクトカメラが故障して、スマホに切り替えたので写りも良くありませんが、コマ数だけは多かったので2回に分けて掲載します。1回目は「麒麟がくる」の旗で飾られたJR岐阜駅から、バスで長良川鵜飼いの船溜まりと岐阜城(稲葉山城)の城下にある川原町。鵜飼いの方はシーズンオフなので、船溜まりは覆いをかけた鵜舟が並ぶだけで全く動きはありません。でも、舟づくりの作業場は取材できました。古い町並みの川原町では、「麒麟がく...楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチ取材で『麒麟が来る』の岐阜市へ①」

  • 楽書き雑記「名古屋・東山植物園の大型サボテン『金鯱(きんしゃち)』の名の由来は?」

    名古屋・東山植物園の温室にある大型球形サボテン。傍のプレートに「金鯱(キンシャチ)」とあります。恥ずかしながら、僕はこの名前をてっきり東山植物園での愛称だと思っていました。名古屋で金鯱と言えば連想するのは、名古屋城天守閣の金の鯱(しゃちほこ)。かつて『名古屋金鯱軍(なごやきんこぐん)=1936―1940年』というプロ野球チームがあったし、最近は城の周りのキンシャチ横丁が大にぎわいです。レストランの名前や酒の銘柄、シャチホコ踊り・・・。名古屋城天守閣の木造化工事の寄付呼びかけも「金シャチ募金」です。「サボテンの愛称も市民から公募したのかな」「名古屋のベッドタウンで、サボテン生産地として知られる春日井市で開発された品種に命名された」「名古屋はこのサボテンの原産国・メキシコのメキシコ市と姉妹友好都市提携をしており、メ...楽書き雑記「名古屋・東山植物園の大型サボテン『金鯱(きんしゃち)』の名の由来は?」

  • 楽書き雑記「暖冬。名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』も予定を繰り上げ22日から開催」

    名古屋市農業センター恒例の「しだれ梅まつり」は、2月22日(土)から3月15日(日)まで開かれます。暖冬のため年間スケジュールの予定を、1週間繰り上げての開催です。9日午後、しだれ梅の様子を見てきました。農業センターのしだれ梅は12品種700本。ここ数日の気温の低下もあって全体としては「咲き始め」といったところですが、僕が勝手に標本木にしている木は2~3分咲き。園内を回ると、次々に1~3分咲きの枝垂れ梅が目に留まりました。天気予報だと、名古屋は今週後半には気温が上がる見込み。。約2週間後の開幕はちょうど見ごろで迎えることになりそうです。楽書き雑記「暖冬。名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』も予定を繰り上げ22日から開催」

  • 楽書き雑記「冷凍処理したチューリップも開花=名城公園の花壇」

    名古屋・名城公園のフラワープラザで開かれている梅まつりを見た後、プラザを囲む草花と花木の花壇へ。幅5メートルほどの半円形の花壇がフラワープラザを2重3重に囲むように造られており、花木類はまだまだの感じですが草花たちは春の訪れを楽しむように咲いていました。チューリップ、プリムラ、マーガレット、ビオラ、アリッサム、ミニストック、クリスマスローズ・・・。手入れが行き届き、我が家の小さな花壇とは違って伸び伸び育っています。目が引かれたのはチューリップ。説明プレートには「冷凍チューリップ」とあり、「チューリップは寒さを経験しないと開花のスイッチが入らないので、冷凍・冷蔵処理して冬を感じさせ、土に植えると春がきたと勘違いして早く花を咲かせる」としています。チューリップに限らず、暖かければ咲くわけではないのです。「暖冬なので...楽書き雑記「冷凍処理したチューリップも開花=名城公園の花壇」

  • 楽書き雑記「インスタ映えの梅も。名古屋・名城公園フラワープラザの梅まつりへ」

    名古屋・名城公園フラワープラで恒例の「梅まつり」を見てきました。展示されている梅は10種類以上約40本。会場は梅の香りに包まれています。9日(日)まで。梅はこの祭りのために3年計画で育てられており、乾燥を防ぐために根元をコモで巻いて会場へ。数日前から会場内のエアコンで蕾の状態を調整しており、赤・白・ピンク・紅色などの見ごろの梅が場内を包んでいます。中には「インスタ映えにお勧めの梅」として、赤や白の花を咲き分ける「思いのまま」という品種も。一本の木に接ぎ木で複数の色を咲かせる方法もありますが、この品種は正真正銘の咲き分け花梅とかでカメラに収めてきました。㊤㊦は赤と白の色を咲き分ける「思いのまま」楽書き雑記「インスタ映えの梅も。名古屋・名城公園フラワープラザの梅まつりへ」

  • 楽書き雑記「名古屋の土木・産業遺産『堀川運河』を知る企画展」

    名古屋城の築城と同時期に、名古屋の都心を貫く堀川運河が開設されて410年。この土木・産業遺産を新しい街づくりの核にしよう、と取り組んでいる地元や大学、経済団体、行政組織らで構成する「堀川まちづくりの会」の企画展が、名古屋市民ギャラリー栄で開かれています。9日まで。会場には物流の主役だった時代や、もう1本の運河である中川運河と直結するために造られた松重閘門の建設、運河の拡張・補強工事の歩み、地域住民の交通・交流の場でもあった橋などの資料を展示。運河沿いのさまざまな風景、木曽で切り出された材木を山積みした貯木場、運河に浮かぶ筏に乗った筏師たちが手際よく働く様子・・・。これらの貴重な写真、地元画家・藤弘幸氏(一水会)の50号と100号の油彩画も並んでいます。楽書き雑記「名古屋の土木・産業遺産『堀川運河』を知る企画展」

  • 楽書き雑記「子どもたちがカメラで捉えた大人たちの『はたらくすがた』展=名古屋市民ギャラリーで開催中」

    父や母、祖父母、そして地域のおっちゃん、おばちゃんらの働く姿を撮った第15回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の入選作品を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。働く大人に対する子どもたちの感動や尊敬、カメラに収まった大人たちの仕事への自信と誇り。例年楽しみにしている写真展のひとつです。9日(日)まで。総合人材サービス会社アイデムの主催、朝日新聞社など後援のコンテストに全国から寄せられた作品は8274点。うち50点の入賞・入選作品や団体奨励賞を受けた3校の作品などが展示されています。酪農家の祖母、コーヒーを入れる喫茶店のマスター、花屋さん、人形を作る職人、テレビ局のディレクター、地域を守る消防士、和箪笥職人、三味線奏者、紙芝居師・・・。さまざまな働く現場に出向き、子どもたちの目線で素直に捉えた写真が並びま...楽書き雑記「子どもたちがカメラで捉えた大人たちの『はたらくすがた』展=名古屋市民ギャラリーで開催中」

  • 楽書き雑記「これらも暖冬の賜物?ミニバラ、マリーゴールド、カラスウリ」

    2月というのに、名古屋の我が家では秋に咲き、年越しをした花がまだ枯れることなく残っています。屋外で鉢植しているミニバラの4輪と、露地植えのマリーゴールド。これも暖冬と穏やかな天候の賜物でしょう。ミニバラは植え替えた方がいいそうですが、我が家では2~3年おきに土を入れ替えるだけで10年以上同じ鉢で栽培。年末に剪定しますが、昨年末はまだ花が4輪残っていたのでその部分だけ剪定せずに残しておいたのです。2014年にも1輪だけ残り、これは3月まで咲き続けました。軒下で雨が当たらないこと、日陰なので活動が鈍いこと、それに今年はやはり天候でしょう。3月並みの気温、強い風もほとんどない毎日。それに名古屋ではいまだに降雪が無く、すでに初雪が一番遅かった記録(1901年1月21日)を119年ぶりに更新しているのです。露地植えで草丈...楽書き雑記「これらも暖冬の賜物?ミニバラ、マリーゴールド、カラスウリ」

  • 楽描き水彩画「地下水を分け合う円筒分水槽」

    山すその地下水を、農業用水として分け合うための分水槽です。以前、南アルプス山麓の長野県伊那市の近郊で見かけた直径6mほどのこれは、横井清水水利組合が管理する円筒分水槽。稲作には欠かせない水をめぐる集落間の争いを避けようと、ひとりの偉人が明治中期に造り上げ、125年後の今も健在です。水利組合のHPなどによると当時、水田を潤すため農民ら集落同士による水争いは深刻化する一方でした。そこで大工や養蚕を営んでいた「御子柴艶三郎」という実業家が地下水を集めて地下トンネルで運び、みんなで分け合えるようにと取り組んだのが分水槽の建設でした。工事は1895年(明治28年)に着手されましたが、水を流す地下トンネルづくりなど莫大な費用に。しかし、艶三郎は「実現できれば我が身は水神に差し上げる」と私財をなげうち5年ほどで完成、艶三郎は...楽描き水彩画「地下水を分け合う円筒分水槽」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、風の遊子さんをフォローしませんか?

ハンドル名
風の遊子さん
ブログタイトル
風の遊子の楽がきノート
フォロー
風の遊子の楽がきノート

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用